JPH0616585Y2 - 汚水用フイルタ - Google Patents

汚水用フイルタ

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Publication number
JPH0616585Y2
JPH0616585Y2 JP1987194649U JP19464987U JPH0616585Y2 JP H0616585 Y2 JPH0616585 Y2 JP H0616585Y2 JP 1987194649 U JP1987194649 U JP 1987194649U JP 19464987 U JP19464987 U JP 19464987U JP H0616585 Y2 JPH0616585 Y2 JP H0616585Y2
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JP
Japan
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filter
tank
sewage
washing
pump
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1987194649U
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JPH0199353U (ja
Inventor
浩二 陶山
明義 吉田
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は食器、その他の被洗浄物を洗浄する各種の洗浄
機等に使用される汚水用フィルタに関する。
(従来技術) フィルタの一種類として、汚水を貯溜するタンクの内部
に配置されて同タンクの底部または側部に設けた流出口
を覆蓋し前記汚水を透過して流出させる汚水用フィルタ
があり、その一例である食器洗浄機に使用されるフィル
タが実開昭62−23554号公報に示されている。当
該フィルタは同公報に示されているごとき椀状、筒状、
箱状を呈していて、タンクの底部に載置されて流出口を
覆蓋している。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、当該フィルタを使用する場合においては、汚
水がフィルタを透過する際汚水中の夾雑物が分離してフ
ィルタの外側に付着し、その後脱落してタンクの底部に
溜まる。このため、洗浄のためフィルタを取出すと夾雑
物が流出口から排出され、吸引用にポンプを使用してい
る場合には同ポンプに侵入するという問題があり、また
タンクの清掃に長時間を要するという問題があった。
従って、本考案の目的は、汚水中から分離した夾雑物を
タンク底部に溜まることがないようにして上記各問題を
解消することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、汚水を貯溜するタンクの内部に配置されて同
タンクの底部に設けた流出口を覆蓋し、前記汚水を透過
して流出させる汚水用フィルタであり、当該フィルタは
下端が下方へ開口するとともに上方へ突出する略逆凹状
のフィルタ部と、このフィルタ部の下端に前記フィルタ
部の下端開口に略一致する開口を中央部に有するととも
に周縁部に前記フィルタ部より低い起立壁を有する皿体
を固着して形成した凹溝部を備えていることを特徴とす
るものである。
(考案の作用・効果) かかる構成のフィルタにおいては、汚水中から分離され
た夾雑物はフィルタ部の外側から脱落した後凹溝部に溜
まる。このため、フィルタ部にて分離された夾雑物は当
該フィルタをタンクから取出す際同フィルタと一体的に
取出され、上記夾雑物によるタンクの汚れが無く、タン
クの清掃に時間を要しない。また、フィルタを取出して
も分離した夾雑物がタンクの流出口から排出されるよう
なことはなく、例えば吸引用のポンプに侵入して同ポン
プを損傷させるようなこともない。
また、本考案によるフィルタにおいては、フィルタ部の
下端開口に略一致する開口を中央部に有するとともに周
縁部にフィルタ部より低い起立壁を有する皿体をフィル
タ部に下端に固着することにより凹溝部が形成されてい
るため、フィルタ部の下端部でも汚水は的確に浄化さ
れ、フィルタ部は全体が有効に機能して汚水を効率よく
浄化することができる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明するに、第1
図には本考案の第1実施例に係るフィルタが示されてい
る。当該フィルタ10Aは、第2図および第3図に示す
食器洗浄機20のフィルタとして使用されるもので、タ
ンクの底部に配置して使用される。
食器洗浄機20においては、機体21の上部に設けた底
板22上に箱状の天板体23が組付けられており、これ
ら両部材22,23により前側に開口する洗浄室Rを形
成している。この底板22の略中央部には、洗浄室Rの
底部にて開口するタンク24が形成されている。また、
底板22の前部には扉体25がヒンジ25aを介して回
動可能に組付けられていて、同扉体25は洗浄室Rの開
口部23aを開閉する。
洗浄室Rにおいては、その上部および下部にそれぞれ一
対の洗浄ノズル31とすすぎノズル32が配設されてい
る。洗浄ノズル31に対してはタンク24内に貯溜する
洗浄水が供給されるもので、洗浄水は吸込パイプ33を
通して洗浄ポンプ34により吸引されて洗浄ノズル31
に供給され、洗浄ノズル31から噴出される。また、す
すぎノズル32に対しては貯湯タンク35内に貯溜する
清浄な温水が供給されるもので、温水は吸込パイプ36
を通してすすぎポンプ37により吸引されてすすぎノズ
ル32に供給され、すすぎノズル32から噴出される。
なお、洗浄室Rに対しては各種の食器類を収納したラッ
クが入出されて食器類が洗浄され、また洗浄終了後タン
ク24内の洗浄使用後の水が排水パイプ38から排出さ
れる。
しかして、フィルタ10Aは第1図および第4図に示す
ようにフィルタ部11、凹溝部12および取手部13に
て構成されている。フィルタ部11はパンチングメタル
からなる箱状のもので、その下端が下方に開口してい
る。凹溝部12はフィルタ部11の下端開口に略一致す
る開口を中央部に有するとともに周縁部にフィルタ部1
1より低い起立壁を有する皿体をフィルタ部11の下端
に固着して形成されていて、上方に開口するとともにフ
ィルタ部11の下端縁にて全外周に沿って位置してい
る。取手部13はコ字状を呈していて、その両脚部にて
フィルタ部11の両側に固着されて上方へ突出してい
る。
当該フィルタ10Aは第4図に示すようにタンク24の
底部に載置され、その流出口24aを貫通して固着させ
た流出管24bを覆蓋している。この流出管24bには
吸込パイプ33が連結されており、洗浄ポンプ34の駆
動によりタンク24内の洗浄水はフィルタ10Aのフィ
ルタ部11を透過して吸込パイプ33に流出し、洗浄ポ
ンプ34を経て洗浄ノズル31から洗浄室R内に噴出さ
れる。洗浄室R内に噴出された洗浄水は食器類と接触し
た後、タンク24の上端開口部に組付けた第2のフィル
タ39を透過して同タンク24内に還流される。洗浄水
が還流する間、タンク24内の洗浄水中に混在する夾雑
物はフィルタ10Aにて分離され、また食器類等から洗
浄されて脱落させた残菜等のほとんどのものは第2のフ
ィルタ39にて分離される。
ところで、タンク24内の洗浄水中の夾雑物は同洗浄水
がフィルタ10Aのフィルタ部11を透過する間フィル
タ部11の外側に付着し、洗浄ポンプ34の停止時同ポ
ンプ34による吸引力の消失により、また洗浄ノズル3
1側からの洗浄水のタンク24内への逆流によりフィル
タ部11から脱落して凹溝部12に溜まる。従って、フ
ィルタ10Aの取手部13を治具にて引掛けて同フィル
タ10Aをタンク24から取出せば、分離した夾雑物D
は凹溝部12に溜まった状態のまま取出され、タンク2
4内の清掃が短時間で済むとともに、上記夾雑物が洗浄
ポンプ34側へ流出して同ポンプ34に侵入するような
ことは無い。また、フィルタ10Aをタンク24から取
出す前においても、脱落した夾雑物Dがフィルタ10A
とタンク24底部間を通って洗浄ポンプ34側へ流出す
るようなこともない。また、本実施例によるフィルタ1
0Aにおいては、フィルタ部11の下端開口に略一致す
る開口を中央部に有するとともに周縁部にフィルタ部1
1より低い起立壁を有する皿体をフィルタ部11の下端
に固着することにより凹溝部12が形成されているた
め、フィルタ部11の下端部でも汚水は的確に浄化さ
れ、フィルタ部11は全体が有効に機能して汚水を効率
よく浄化することができる。なお、本実施例において
は、タンク24の流出口24aに流出管24bを嵌着し
この流出管24bにフィルタ10Aを外嵌しているの
で、フィルタ10Aが横ずれしてもフィルタとしての機
能が損なわれることはない。
第5図には本考案に係るフィルタの第2実施例が示され
ている。当該フィルタ10Bは角筒状のフィルタ部1
4、凹溝部15および取手部16からなり、凹溝部15
はフィルタ部14の背部を除く三方向に形成されてい
る。また、当該フィルタ10Bは、その背面がタンク2
4の側壁に密着するようにして取付けられるものであ
り、タンク24の側壁に固着されている取付金具に上方
から嵌着するための切欠が背部に設けられている。
なお、本考案に係るフィルタは上記2つの実施例に限ら
ず椀形状、半球状等適宜の形状に構成し得るとともに、
食器洗浄機の洗浄水用タンクのフィルタに限らず各種洗
浄機等の汚水用フィルタとして採用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るフィルタの第1実施例を示す斜視
図、第2図は同フィルタを使用する食器洗浄機の縦断側
面図、第3図は同縦断背面図、第4図は同フィルタの拡
大縦断側面図、第5図はフィルタの第2実施例を示す斜
視図である。 符号の説明 10A,10B……フィルタ、11,14……フィルタ
部、12,15……凹溝部、13,16……取手部、2
0……食器洗浄機、24……タンク、24a……流出
口、24b……流出管、31,32……ノズル、33…
…吸込パイプ、34……洗浄ポンプ、R……洗浄室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】汚水を貯溜するタンクの内部に配置されて
    同タンクの底部に設けた流出口を覆蓋し、前記汚水を透
    過して流出させる汚水用フィルタであり、当該フィルタ
    は下端が下方へ開口するとともに上方へ突出する略逆凹
    状のフィルタ部と、このフィルタ部の下端に前記フィル
    タ部の下端開口に略一致する開口を中央部に有するとと
    もに周縁部に前記フィルタ部より低い起立壁を有する皿
    体を固着して形成した凹溝部を備えていることを特徴と
    する汚水用フィルタ。
JP1987194649U 1987-12-22 1987-12-22 汚水用フイルタ Expired - Lifetime JPH0616585Y2 (ja)

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JPH0199353U JPH0199353U (ja) 1989-07-04
JPH0616585Y2 true JPH0616585Y2 (ja) 1994-05-02

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JP1987194649U Expired - Lifetime JPH0616585Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22 汚水用フイルタ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58112272U (ja) * 1982-01-22 1983-08-01 松下冷機株式会社 食器洗浄機等のフイルタ−装置

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JPH0199353U (ja) 1989-07-04

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