JPH0736931A - 画像検索表示装置 - Google Patents

画像検索表示装置

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JPH0736931A
JPH0736931A JP5180335A JP18033593A JPH0736931A JP H0736931 A JPH0736931 A JP H0736931A JP 5180335 A JP5180335 A JP 5180335A JP 18033593 A JP18033593 A JP 18033593A JP H0736931 A JPH0736931 A JP H0736931A
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JP5180335A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Tanaka
博文 田中
Hidetaka Oto
英隆 大戸
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、高速一定速度で画像データの連続
表示を行ない、快適なページめくり検索を実現する画像
検索表示装置を提供することを目的とする。 【構成】 スケジュール表作成手段106は、表示画像決
定手段102が決定した順序付けされたn個の画像群につ
いて、各画像の読込み順序と読込み開始時刻と所在情報
とを1つの組とするn組の読込みスケジュール表と、各
画像の表示順序と表示開始時刻と表示情報とを1つの組
とするn組の表示スケジュール表とを作成する。これら
のスケジュール表をもとに、スケジュール表実行手段10
7は、読込み順に、読込み開始時刻となった画像の所在
情報を指定して画像入力手段104を起動することによっ
てメディア上の画像データを読込み、表示順に、表示開
始時刻となった画像の表示情報を指定して画像出力手段
105を起動することによって画像データを表示装置に表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル静止画像を
検索するために、画像を一定の時間間隔で連続的に表示
する画像検索表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、書換え型光磁気ディスクの普及や
オフィス内の省スペース化のニーズ等により、スキャナ
から読み取った画像データに検索条件を付けて光磁気デ
ィスクに登録し、必要に応じてコンピュータで検索して
目的とする画像データを取りだし、ディスプレイへの表
示やプリンタへの印刷等を行なう画像検索表示装置(い
わゆる電子ファイルシステム)が広く利用されている。
このような画像検索表示装置では、登録時の検索条件付
けの労力を減らすため、検索条件が大まかであっても目
的とする画像データを容易に取りだすための、画像デー
タの連続表示機能(いわゆるページめくり検索機能)が
必要とされている。
【0003】図23は、従来技術の画像検索表示装置の
構成を示す図である。同図においてイベント受付手段2
301は、オペレータが電子ペンなどの入力装置を介し
て入力した画像表示に関するイベントを受け付ける。表
示画像決定手段2302は、イベント受付手段2301
が受け付けたイベントを解析し、順序どおり連続表示す
る第1の画像から第nの画像までのn個の画像群を決定
する。
【0004】メディア管理手段2303は、磁気ディス
クなどのメディア上に蓄積された画像データについて、
メディア上の位置やサイズなどの所在情報と、解像度な
どの表示情報とを管理する。画像入力手段2304は、
所在情報をもとにメディア上の画像データをメモリに読
込む。
【0005】画像出力手段2305は、画像入力手段2
304と並列に動作し、表示情報をもとにメモリ上の画
像データを表示装置に表示する。画像連続表示手段23
06は、表示画像決定手段2302が決定した順序付け
されたn個の画像群について、表示順に、各画像の所在
情報と表示情報を指定して、画像入力手段2304と画
像出力手段2305を起動し、画像データの読込みと表
示とをパイプライン処理させることによって画像の連続
表示を行なう。
【0006】以上のように構成された従来の画像検索表
示装置について、以下その動作を説明する。図24は従
来の画像検索表示装置の一例におけるメディア管理手段
2303が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情
報とを管理するテーブルの説明図である。イベント受付
手段2301が受け付けたイベントを表示画像決定手段
2302が解析した結果、図24に示す画像IDが1、
3、5の3つの画像を、1、3、5の順序で連続表示す
る場合を考える。
【0007】まず、画像連続表示手段2306は、画像
IDが1の画像の読込みのために画像入力手段2304を
起動する。次に、読込み処理が完了した時点で、画像ID
が1の画像の表示のために画像出力手段2305を起動
し、同時に画像IDが2の画像の読込みのために画像入力
手段2304を起動する。さらに、読込み処理と表示処
理が共に完了した時点で、画像IDが2の画像の表示のた
めに画像出力手段2305を起動し、同時に画像IDが3
の画像の読込みのために画像入力手段2304を起動す
る。そして、読込み処理と表示処理が共に完了した時点
で、画像IDが3の画像の表示のために画像出力手段23
05を起動することによって、画像の連続表示を行な
う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来技術の画像検索表示装置によれば、画像データは一般
に容量が大きいので磁気ディスク等のメディア上では圧
縮して格納されているが、画像の性質によって圧縮率が
異なるため、メディアからの画像データの読込み処理や
表示の際の伸張処理に、画像毎にかなりのばらつきが生
じ、画像を連続表示した場合に、表示速度が一定しない
という問題点を有していた。
【0009】特に、毎秒数枚程度の高速連続表示を行な
うページめくり検索において、この表示速度のばらつき
は、視認性を極めて悪くするという問題がある。本発明
はかかる問題点に点に鑑み、高速一定速度で画像データ
の連続表示を行ない、快適なページめくり検索を実現す
る画像検索表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の画像検索表示装置は、画像データを多数蓄
積する画像記憶装置から、複数の画像を読込んで所定の
時間間隔で順に表示する画像検索表示装置であって、画
像記憶装置上の各画像に対応させて、画像の記憶場所と
サイズを含む所在情報を記憶する画像管理手段と、指定
された所在情報に対応する画像データを、画像記憶装置
から読み込む画像入力手段と、画像入力手段により読み
込まれた画像データのうち、指定された画像データをを
表示する画像出力手段と、メディア管理手段が管理する
画像のうち、第1の画像から第nの画像まで順番に表示
すべきn(nは整数)個の画像を指示する表示画像決定
手段と、n個の各画像について、読込順序、読込開始時
刻、前記所在情報とを1つの組にして保持する領域を有
する読込スケジュール保持手段と、n個の各画像につい
て、表示順序、所定の時間間隔で予め設定された表示開
始時刻、前記表示情報とを1つの組にして保持する領域
を有する表示スケジュール保持手段と、読み込みスケジ
ュール保持手段及び表示スケジュール保持手段に対し
て、読込順序と表示順序には、表示画像決定手段により
指示された順序を設定し、読込開始時刻には、その画像
の表示開始時刻より前記所定の時間だけ早い時刻を設定
するスケジュール表作成手段と、読込スケジュール表を
参照して、読込順序の順に読込開始時刻となった画像の
所在情報を指定して画像入力手段を起動することによっ
て、画像記憶手段から対応する画像データを読み込ま
せ、表示スケジュール表を参照して、表示順序の順に表
示開始時刻となった画像を指定して画像出力手段を起動
することによって、読み込まれた画像データを表示させ
る制御をするスケジュール表実行手段とを備えている。
【0011】また、前記画像検索表示装置は更に、n個
の各画像について、読込順序が第i(i=1〜nの整
数)の画像の所在情報と、第i−1の画像の所在情報を
もとに第iの画像の読込完了時間を求め、読込完了時間
をこの画像の読込開始時刻に加算して第iの画像の読込
完了時刻を算出する完了時刻算出手段と、n個の各画像
について、第i+1の画像の読込開始時刻から第iの画
像の読込完了時刻を減算した第iの画像の読込空き時間
を算出する空き時間算出手段と、n個の各画像につい
て、第iの画像の読込開始時刻を、第i−1の画像の読
込完了時刻に変更する開始時刻設定手段と、読込スケジ
ュール表を読込順に1組づつ、空き時間算出手段を起動
して各画像の読込空き時間を算出させ、算出結果の読込
空き時間が負となった第xの画像について、この画像の
1つ前に読込む第x−1の画像から読込順序とは逆順
に、各画像の読込空き時間を第xの画像の読込空き時間
に加算していき、加算結果が負ではなくなるまで、もし
くは、所定の画像数分になるまで行い、最後に加算した
空き時間に対応する第yの画像を求めるスケジュール表
検査手段と、前記第yの画像の1つ後に読込むべき第y
+1の画像から、表示順に前記第xの画像まで、開始時
刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定させ
るスケジュール表設定手段とを備えていてもよい。
【0012】前記画像検索表示手段は更に、n個の画像
群に含まれる読込順序が第sの画像から読込順序が第t
までの画像が指示されると、これらの各画像の所在情報
をもとに、画像記憶装置へのアクセス時間のオーバーヘ
ッドが最小となるように読込順序を並び替え、開始時刻
設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定させる
読込順ソート手段と、n個の画像群に含まれる読込順序
が第uの画像から読込順序が第vの各画画像が指示され
ると、完了時刻算出手段を起動して読込完了時刻を算出
させ、読込完了時刻がその画像の表示開始時刻より大き
い、読込順序が第wの画像について、読込完了時刻が表
示開始時刻より大きくない読込順序にwを繰り上げ、繰
り上げた結果の読込順序の次の読込順序を前記sとし、
vを前記tとして指示して読込順ソート手段を起動する
読込順補正手段と、読込空き時間が負であった第xの画
像から所定の画像数分前に表示する第yの画像までにつ
いて、yを前記s、xを前記tとして指示して読込順ソ
ート手段を起動し、更に、yを前記u、xを前記vとし
て指示して読込順補正手段を起動して読込順序を最適化
するスケジュール表最適化手段とを備えていてもよい。
【0013】前記画像検索表示手段は更に、n個の画像
群に含まれる読込順が第sの画像から読込順が第tの各
画像が指示されると、これらの各画像の所在情報をもと
に、各画像間のメディア上の位置の差を算出し、この差
が所定の差以下である画像群の読込処理が画像数より小
さい回数で済むようにブロック化し、開始時刻設定手段
を起動して各画像の読込開始時刻を設定する読込単位ブ
ロック化手段と、読込空き時間が負であった第xの画像
から所定の画像数分前に表示する第yの画像までについ
て、yをs、xをtとして読込単位ブロック化手段を起
動して読込処理をブロック化するスケジュール表ブロッ
ク化手段とを備えていてもよい。
【0014】また、前記画像検索表示装置は更に、n個
の画像群に含まれる読込順が第sの画像から読込順が第
tの各画像が指示されると、各画像の所在情報が示す画
像の全体サイズに対する実際の読込サイズの比率である
表示率が、所定の値に平準化されるように実際の読込サ
イズを減らす表示率平準化手段と、空き時間算出時間に
より得られた読込空き時間が負であった第xの画像のy
個前に読込む第x−yの画像から第xの画像のz個後に
読込む第x+zの画像までについて、x−yを前記s、
x+zを前記tとして表示率平準化手段を起動して表示
率を平準化させるスケジュール表平準化手段とを備えて
いてもよい。
【0015】
【作用】上記の手段により本発明の画像検索表示装置
は、スケジュール表作成手段が、表示画像決定手段が決
定した順序付けされたn個の画像について、読込みスケ
ジュール保持手段、表示スケジュール保持手段に対し
て、各画像の読込み順序と表示順序には、表示画像決定
手段が決定した順序を設定し、各画像の読込み開始時刻
には、1つ前に表示すべき画像の表示開始時刻と同じ時
刻を設定する。これらのスケジュール表をもとに、スケ
ジュール表実行手段は、読込み順に、読込み開始時刻と
なった画像の所在情報を指定して画像入力手段を起動す
ることによってメディア上の画像データをメモリに読込
み、表示順に、表示開始時刻となった画像を指定して画
像出力手段を起動することによって画像データを表示装
置に表示する。これにより、所定の時間間隔で連続的に
n個の画像データが表示される。
【0016】
【実施例】
(第1実施例)図1は、本発明の第1の実施例における
画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図
において101はイベント受付手段であり、オペレータ
が、電子ペンなどの入力装置を介して入力された画像表
示を指示するイベントを受け付ける。
【0017】102は表示画像決定手段であり、イベン
ト受付手段が受け付けたイベントを解析し、第1の画像
から第nの画像までの順序どおり連続表示すべきn個の
画像群を決定する。103はメディア管理手段であり、
磁気ディスクなどのメディア上に蓄積された画像データ
毎に、メディア上の位置やサイズを示す所在情報と、解
像度などの表示情報とを管理する。図6にメディア管理
手段103が管理する情報を保持するテーブルの一例を
示す。図6において、「画像ID」は各画像を識別・特定
するための固有の番号であり、「所在情報」は磁気ディ
スク上における画像の「位置」及び「サイズ」をセクタ
で示し、「表示情報」は画像の解像度を画像密度(dpi:d
ot per inch)で示している。
【0018】104は画像入力手段であり、各画像の所
在情報をもとにメディア上の画像データをメモリ(図
外)に読み出す。105は画像出力手段であり、画像入
力手段と並列に動作し、表示情報をもとにメモリ上の画
像データを表示装置に表示する。106はスケジュール
表作成手段であり、表示画像決定手段102が決定した
順序付けされたn個の画像群について、各画像の「読込
み順序」と「読込み開始時刻」と「所在情報」とを1つ
の組とするn組の読込みスケジュール表と、各画像の
「表示順序」と「表示開始時刻」と「表示情報」とを1
つの組とするn組の表示スケジュール表とを作成する。
これらの表において、各画像の「読込み順序」と「表示
順序」には、表示画像決定手段により決定された順序を
設定し、各画像の「読込み開始時刻」には、1つ前に表
示すべき画像の「表示開始時刻」と同じ時刻を設定す
る。
【0019】107はスケジュール表実行手段であり、
これらのスケジュール表をもとに、「読込み順序」に従
って「読込み開始時刻」となった画像の「所在情報」を
指定して画像入力手段を起動することによってメディア
上の画像データをメモリに読込ませ、「表示順序」に従
って「表示開始時刻」となった画像の「表示情報」を指
定して画像出力手段を起動することによってメモリ上の
画像データを表示装置に表示させる。
【0020】実際にはこれ以外にも、画像データの圧
縮、伸張などを行なう画像処理機能なども必要である
が、本発明の主眼ではないので省略する。以上のように
構成された第1の実施例の装置について、以下その動作
を説明する。
【0021】具体的な例として、イベント受付手段10
1が受け付けたイベントを表示画像決定手段102が解
析した結果、図6に示す画像IDが1、3、5、7、9の
5つの画像を、1、3、5、7、9の順序で連続表示す
る場合を考える。まず、スケジュール表作成手段106
は、連続表示すべき各画像に関して、読込みスケジュー
ル表、表示スケジュール表を作成する。これらの表の例
を図7に示す。図7において、読込みスケジュール表
は、各画像の「画像ID」、「読込み順序」、「読込み開
始時刻」、「所在情報」を1つの組とするn組の読み込
みスケジュールを表す。表示スケジュール表は、各画像
の「画像ID」、「表示順序」、「表示開始時刻」、「表
示情報」を1つの組とするn組の表示スケジュールを表
す。
【0022】より詳しくいうと、これらの表は次のよう
にして作成される。スケジュール表作成手段106は、
読込みスケジュール表の「読込み順序」、及び表示スケ
ジュール表の「表示順序」については、表示画像決定手
段102により決定された表示順を設定する。表示スケ
ジュール表の「表示開始時刻」については、スケジュー
ル表実行手段107が両スケジュール表の実行を開始す
る時刻を0mSとして、予め決められた連続表示の時間間
隔である200mSを表示順に加算した時刻を設定する。
読込みスケジュール表の「読込み開始時刻」について
は、1つ前に表示すべき画像の「表示開始時刻」と同じ
時刻(ただし、1番目に表示する、画像IDが1の画像の
「読込み開始時刻」には、スケジュール表の実行を開始
する時刻である0mS)を設定する。さらに、スケジュー
ル表作成手段106は、メディア管理手段103を参照
して、読み込みスケジュール表に各画像の「所在情報」
を、表示スケジュール表に各画像の「表示情報」を書き
込む。こうして図7に示す読込みスケジュール表と表示
スケジュール表が完成する。
【0023】次に、スケジュール表実行手段107は、
読込みスケジュール表、表示スケジュール表に従って画
像入力手段104、画像出力手段105を起動すること
によって読込み及び表示を実行する。すなわち、時刻0
mSで、画像IDが1の画像読込みのために画像入力手段1
04を起動し、200mSで、画像IDが1の画像表示のた
めに画像出力手段105を起動し、画像IDが3の画像読
込みのために画像入力手段104を起動して画像読み込
み及び画像表示を実行させる。以下同様に、400mS
で、画像IDが3の画像表示、画像IDが5の画像読込み、
600mSで、画像IDが5の画像表示、画像IDが7の画像
読込み、800mSで、画像IDが7の画像表示、画像IDが
9の画像読込み、1000mSで、画像IDが9の画像表示
が行われる。
【0024】これにより、あらかじめ設定された一定の
時間(例えば、200mS)間隔でページめくり検索を実
現することができる。なお、第1の実施例においてはス
ケジュール表作成手段106が作成する表示スケジュー
ル表の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となっている
が、連続表示中にオペレータからの指示等によって動的
に変更してもよい。 (第2実施例)図2は本発明の第2の実施例における画
像検索表示装置の構成を示すブロック図である。
【0025】同図において、201〜207は、第1の
実施例における同じ名称の構成要素(101〜107)
と同じであるので説明を省略する。208は完了時刻算
出手段であり、(数1)を用いて読み込み完了時刻を算
出する。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 =読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) ------数1 すなわち、空き時間算出手段209の指示に従って、読
込みスケジュール表のn個の画像群のそれぞれの画像に
ついて、所在情報に基づいて読込み完了時間(読込みに
要する時間)を求め、読込み開始時刻に読込み完了時間
を加算して読込み完了時刻を算出する。(数1)により
第i(i=1〜n)の画像の読込み完了時刻が算出され
る。
【0026】空き時間算出手段209は、スケジュール
表検査手段211の指示に従って(数2)により、第i
+1の画像の読込み開始時刻から第iの画像の読込み完
了時刻を減算した第iの画像の読込み空き時間を算出す
る。 読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 ----------数2 210は開始時刻設定手段であり、スケジュール表設定
手段212の指示により、第iの画像の読込み開始時刻
を、第i−1の画像の読込み完了時刻に変更する。
【0027】スケジュール表検査手段211は、読込み
スケジュール表の1組ずつについて読込み順に空き時間
算出手段209を起動して得た各画像の読込み空き時間
に基いて、読込み空き時間が負となった第xの画像につ
いて、この画像の1つ前に読込むべき第x−1の画像か
ら読込み順とは逆順に、各画像の読込み空き時間を第x
の画像の読込み空き時間に加算していき、その和が負で
なくなる時点まで加算する。もしくは、所定の画像数分
の空き時間を加算するようにしてもよい。
【0028】スケジュール表設定手段212は、スケジ
ュール表検査手段211の結果を受けて、第xの画像の
読込み空き時間が負ではなくなった時点、もしくは、所
定の画像数分の読込み空き時間の加算処理を行なった時
点の、第yの画像の1つ後に読込むべき第y+1の画像
から表示順に第xの画像まで、開始時刻設定手段210
を起動して各画像の読込み開始時刻を変更させる。
【0029】以上のように構成された第2の実施例の装
置について、以下その動作を説明する。具体的な例とし
て、メディア管理手段203が保持する、画像データ毎
の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの一例を図
8に示す。イベント受付手段201が受け付けたイベン
トを表示画像決定手段202が解析した結果、図8に示
す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、1、
3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考える。ま
た画像入力手段204が磁気ディスク上の画像データを
メモリに読込む場合の転送レートは100セクタ/20
0mSであり、シーク時間と回転待ち時間は無視できるも
のとする。
【0030】まず、スケジュール表作成手段206は、
第一の実施例と同様にして、読込みスケジュール表、表
示スケジュール表を作成する。図8中の上記画像IDが
1、3、5、7、9の5つの画像についてスケジュール
表作成手段206により作成された読込みスケジュール
表、表示スケジュール表を図9に示す。次に、スケジュ
ール表検査手段211は、図9の読込みスケジュール表
中の各画像の読込み空き時間を算出するために空き時間
算出手段209を起動する。さらに空き時間算出手段2
09は、各画像の読込み完了時刻を算出するために完了
時刻算出手段208を起動する。このとき完了時刻算出
手段208は、所在情報に基づいて(数1)により読込
み完了時刻を算出する。算出された読込み完了時刻に基
づいて、空き時間算出手段209は(数2)によって各
画像の読込み空き時間を算出する。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) -------数1 読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 -----------数2 図9の読み込みスケジュール表の場合、各画像の読込み
完了時間、読込み空時間の算出結果は、以下のようにな
る。
【0031】 読込み完了時刻(数1)、読込み空時間(数2)、 画像IDが1の画像: 200mS、 0mS、 画像IDが3の画像: 300mS、 +100mS、 画像IDが5の画像: 420mS、 +180mS、 画像IDが7の画像: 1000mS、 −200mS、 画像IDが9の画像: 1000mS、 0mS。
【0032】この算出結果に基づいて、スケジュール表
検査手段211は、画像IDが7の画像の読込み空き時間
が負であることを検出し、その値に空き時間を遡って加
算していく。つまり、この画像の1つ前に読込むべき画
像IDが5の画像の画像の読込み空き時間180mSを加算
すると、−200mSが−20mSとなり、まだ負のままで
あるので、もう1つ前に読込む画像IDが3の画像の読込
み空き時間100mSを加算すると、−20mSが+80mS
となる。その結果、スケジュール表検査手段211は、
加算結果が負でなくなるのは画像IDが3の画像の読込み
空き時間を加算した時点であることから、画像IDが5の
画像以降の読込み開始時間を早めるべきであると判断す
る。
【0033】この判断結果は、スケジュール表検査手段
211からスケジュール表設定手段212に通知され
る。スケジュール表設定手段212は、画像IDが5の画
像と画像IDが7の画像について、開始時刻設定手段21
0を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数1)に
よって得られた1つ前に読込むべき画像の読込み完了時
刻と同じ時刻に変更する。図10にスケジュール表設定
手段212に設定された読込みスケジュール表を示す。
図10と元の図9の読み込みスケジュール表を比べる
と、画像IDが3、4の画像の読込み開始時刻が早められ
ていることがわかる。
【0034】この後、スケジュール表実行手段207
は、図10の読込みスケジュール表、図9の表示スケジ
ュール表の読込み順、表示順に従って実行を開始し、第
1の実施例と同様に、画像入力手段204、画像出力手
段205を起動していくことによって、時刻0mSで、画
像IDが1の画像の読込み、200mSで、画像IDが1の画
像の表示、画像IDが3の画像の読込み、300mSで、画
像IDが5の画像の読込み、320mSで、画像IDが7の画
像の読込み、400mSで、画像IDが3の画像の表示、6
00mSで、画像IDが5の画像の表示、800mSで、画像
IDが7の画像の表示、画像IDが9の画像の読込み、10
00mSで、画像IDが9の画像の表示を実行させる。
【0035】その結果、あらかじめ設定された一定速度
で高速に、かつ、読込み空き時間を有効利用して、画像
の連続表示が行われる。なお、第2の実施例においては
スケジュール表作成手段206が作成する表示スケジュ
ール表の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となってい
るが、連続表示中にオペレータからの指示等によって動
的に変更してもよい。 (第3実施例)図3は、本発明の第3の実施例における
画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図
において301〜312は、第2の実施例における同じ
名称の構成要素(201〜212)と同様であるので説
明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0036】308は完了時刻算出手段であり、第2の
実施例とで、完了時刻の算出に(数3)を用いる点が異
なる。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 =読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) +(|前画像の画像位置−画像位置|×シーク時間)---数3 すなわち、読込みスケジュール表のn個のそれぞれの画
像について、読込み順序が第i(i=1〜n)の画像の
所在情報と第i−1の画像(前画像)の所在情報とに基
づいて、第iの画像の読込み完了時間を求め、この画像
の読込み開始時刻に読込み完了時間を加算して第iの画
像の読込み完了時刻を算出する。
【0037】313は読込み順ソート手段であり、n個
の画像群に含まれる読込み順序が第sの画像から読込み
順序が第tの各画像について、これらの各画像の所在情
報をもとに、メディアのアクセス時間のオーバーヘッド
が最小となるように読込み順序をソートし、開始時刻設
定手段310を起動して各画像の読込み開始時刻を設定
する。
【0038】314は読込み順補正手段であり、n個の
画像群に含まれる読込み順序が第uの画像から読込み順
序が第vの各画像について、完了時刻算出手段308を
起動して読込み完了時刻を算出し、読込み完了時刻がそ
の画像の表示開始時刻より大きい、読込み順序が第wの
画像について、読込み完了時刻が表示開始時刻より大き
くない読込み順序にwを繰り上げ、繰り上げた画像より
読み込み順序が大きい画像について(つまり、繰り上げ
た画像の次の読込み順序をsとし、vをtとして)、読
込み順ソート手段313を起動する。
【0039】315はスケジュール表最適化手段であ
り、読込み空き時間が負であった第xの画像から所定の
画像数分前に表示する第yの画像までについて、yを
s、xをtとして読込み順ソート手段313を起動し、
yをu、xをvとして読込み順補正手段314を起動し
て読込み順序を最適化する。以上のように構成された第
3の実施例の装置について、以下その動作を説明する。
【0040】具体的な例として、メディア管理手段30
3が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを
管理するテーブルの説明図を図11に示す。イベント受
付手段301が受け付けたイベントを表示画像決定手段
302が解析した結果、図11に示す画像IDが1、3、
5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序
で連続表示する場合を考える。また、画像入力手段30
4が磁気ディスク上の画像データをメモリに読込む場合
の転送レートは100セクタ/200mSであり、シーク
時間は磁気ディスクのヘッド移動距離に比例し、10mS
/1000セクタ(1000セクタ未満は無視)であ
り、回転待ち時間は無視できるものとし、磁気ディスク
のヘッドは、最初0セクタに位置するものとする。
【0041】まず、スケジュール表作成手段306は、
第1、2の実施例と同様にして、読込みスケジュール
表、表示スケジュール表を作成する。図11中の上記画
像IDが1、3、5、7、9の5つの画像についてスケジ
ュール表作成手段206により作成された読込みスケジ
ュール表、表示スケジュール表を図12に示す。次に、
スケジュール表検査手段311は、図12の読込みスケ
ジュール表中の各画像についての読込み空き時間を算出
するため空き時間算出手段309を起動する。起動がか
かると空き時間算出手段309は、読み込み時間の算出
に先立って、各画像の読込み完了時刻を算出するため、
完了時刻算出手段308を起動する。
【0042】すなわち、完了時刻算出手段308は、所
在情報をもとに、(数3)によって読込み完了時刻を算
出する。この読込み完了時刻を基いて、空き時間算出手
段309は、(数2)によって各画像の読込み空き時間
を算出する。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) +(|前画像の画像位置−画像位置|×シーク時間) ----数3 読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 ----------数2 図12の読み込むスケジュール表の場合、読込み完了時
刻、読込み空き時間の算出結果は、以下のようになる。
【0043】 読込み完了時刻(数3)、読込み空き時間(数2)、 画像IDが1の画像: 140mS、 +60mS、 画像IDが3の画像: 380mS、 +20mS、 画像IDが5の画像: 560mS、 +40mS、 画像IDが7の画像: 720mS、 +80mS、 画像IDが9の画像: 1400mS、 −400mS。
【0044】この算出結果に基づいてスケジュール表検
査手段311は、第2の実施例と同様にして、画像IDが
3、5、7、9の各画像について、開始時刻設定手段3
10を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数3)
によって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻
と同じ時刻に設定する。スケジュール表設定手段312
により設定された読込みスケジュール表を図13に示
す。図13の読込みスケジュール表は、元の図12と比
べると画像IDが3以降の読み込む開始時刻が早められて
いる。
【0045】この後、スケジュール表最適化手段315
は、読込み順ソート手段313を起動する。順ソート手
段313は、図13の読込みスケジュール表に示した読
込み順(画像IDが、1、3、5、7、9の順)を、シー
ク時間が最も少なくなるように、画像の位置が近いもの
から順に並び変え(画像IDが、1、5、9、7、3の
順)、画像IDが1、5、9、7、3の各画像について、
開始時刻設定手段310を起動する。これにより開始時
刻設定手段310は、各画像の読込み開始時刻を(数
3)により得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時
刻と同じ時刻に設定する。
【0046】スケジュール表最適化手段315は、読込
み順補正手段314を起動し、読込み順補正手段314
は、画像IDが1、5、9、7、3の画像について、完了
時刻算出手段308を起動し、完了時刻算出手段308
は、(数3)によって各画像の読込み完了時刻を算出さ
せる(画像IDが1、5、9、7、3の順に、140mS、
200mS、700mS、720mS、800mS)。 画像ID、読込み順、読込み完了時刻、読込み完了時刻(数3)、 1 1 mS、 140mS、 3 5 mS、 800mS、◆「900」ちゃうか 5 2 mS、 200mS、 7 4 mS、 720mS、◆「820」ちゃうか 9 3 mS、 700mS、 このとき、表示順が2番目の、画像IDが3の画像の読込
み完了時刻(800mS)が、表示開始時刻(400mS)
より大きくなるので、スケジュール表最適化手段315
は、この画像の読込み順を3番目に繰り上げる。
【0047】繰り上げた画像より後の読込み順を、読込
み順ソート手段313を起動して並び変え、読込み順
は、画像IDが1、5、3、7、9の順になり、画像IDが
3、7、9の各画像について、開始時刻設定手段310
を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数3)によ
って得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同
じ時刻に設定する。その結果、図14に示す読込みスケ
ジュール表となる。図14の読み込みスケジュール表
は、元の図13と比べると読込み順、読込み開始時刻が
スケジュール表最適化手段315によって最適化されて
いる。
【0048】次に、スケジュール表実行手段307は、
図14に示した読込みスケジュール表、図12に示した
表示スケジュール表に従って、読込み順、表示順に実行
を開始する。具体的にはスケジュール表実行手段307
が、時刻0mSで、画像IDが1の画像の読込みのために画
像入力手段304を起動し、140mSで、画像IDが5の
画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、2
00mSで、画像IDが1の画像の表示のために画像出力手
段305を起動し、画像IDが3の画像の読込みのために
画像入力手段304を起動し、380mSで、画像IDが7
の画像の読込みのために画像入力手段304を起動し、
400mSで、画像IDが3の画像の表示のために画像出力
手段305を起動し、画像IDが9の画像の読込みのため
に画像入力手段304を起動し、600mSで、画像IDが
5の画像の表示のために画像出力手段305を起動し、
800mSで、画像IDが7の画像の表示のために画像出力
手段305を起動し、1000mSで、画像IDが9の画像
の表示のために画像出力手段305を起動することによ
って、これらの画像が連続的に表示される。
【0049】これにより、あらかじめ設定された一定速
度で、また、読込み空き時間を有効利用して高速に、さ
らに、シーク時間が大きいメディアであっても、ヘッド
移動のオーバーヘッド削減によって高速に画像を連続表
示することが可能となる。 (第4実施例)図4は、本発明の第4の実施例における
画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図
において401〜412は、第2の実施例における同じ
名称の構成要素(201〜212)と同様であるので説
明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0050】408は完了時刻算出手段であり、第2の
実施例の完了時刻算出手段208と、完了時刻の算出に
(数4)を用いる点が異なる。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 =読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) +回転待ち時間 ------------------数4 すなわち、読込みスケジュール表のn個の画像群に含ま
れる読込み順序が第iの画像の所在情報と第i−1の画
像の所在情報とに基づいて、第iの画像の読込み完了時
間を求め、この画像の読込み開始時刻に読込み完了時間
を加算して第iの画像の読込み完了時刻を算出する。
【0051】413は読込み単位ブロック化手段であ
り、n個の画像群に含まれる読込み順が第sの画像から
読込み順が第tの各画像について、これらの各画像の所
在情報に基づいて、各画像間のメディア上の位置の差を
算出し、この差が所定の差以下である画像群の読込み処
理が画像数より小さい回数で済むようにブロック化し、
開始時刻設定手段410を起動して各画像の読込み開始
時刻を設定する。
【0052】414は読込みスケジュール表ブロック化
手段であり、読込み空き時間が負であった第xの画像か
ら所定の画像数分前に表示する第yの画像までについ
て、yをs、xをtとして読込み単位ブロック化手段4
13を起動して読込み処理をブロック化する。以上のよ
うに構成された第4の実施例の装置について、以下その
動作を説明する。
【0053】具体的な例として、メディア管理手段40
3が保持する、画像データ毎の所在情報と表示情報とを
管理するテーブルの一例を図15に示す。イベント受付
手段401が受け付けたイベントを表示画像決定手段4
02が解析した結果、図15に示す画像IDが1、3、
5、7、9の5つの画像を、1、3、5、7、9の順序
で連続表示する場合を考える。
【0054】また、画像入力手段404が磁気ディスク
上の画像データをメモリに読込む場合の転送レートは1
00セクタ/200mSであり、回転待ち時間は磁気ディ
スクのヘッド位置によらず一定で30mSであり、シーク
時間は無視できるものとする。まず、スケジュール表作
成手段406は、第一の実施例と同様にして、読込みス
ケジュール表、表示スケジュール表を作成する。図15
中の上記画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像につ
いてスケジュール表作成手段406により作成された読
込みスケジュール表、表示スケジュール表を図16に示
す。
【0055】次に、スケジュール表検査手段411は、
図16の読込みスケジュール表中の各画像についての読
込み空き時間を算出するため空き時間算出手段409を
起動する。起動がかかると空き時間算出手段409は、
読み込み時間の算出に先立って、各画像の読込み完了時
刻を算出するため、完了時刻算出手段409を起動す
る。
【0056】すなわち、完了時刻算出手段408は、所
在情報をもとに、(数4)によって読込み完了時刻を算
出する。この読込み完了時刻に基いて、空き時間算出手
段409は、(数2)によって各画像の読込み空き時間
を算出する。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) +回転待ち時間 ------------------数4 読込み空き時間=次画像の読込み開始時刻−読込み完了時刻 ----------数2 図16の読み込むスケジュール表の場合、読込み完了時
刻、読込み空き時間の算出結果は、以下のようになる。
【0057】 読込み完了時刻(数4)、読込み空き時間(数2)、 画像IDが1の画像: 170mS、 +30mS、 画像IDが3の画像: 310mS、 +90mS、 画像IDが5の画像: 590mS、 +10mS、 画像IDが7の画像: 730mS、 +70mS、 画像IDが9の画像: 1090mS、 −290mS。
【0058】この算出結果に基づいて、スケジュール表
検査手段411は、画像IDが9の画像の読込み空き時間
が負であることを検出し、この画像の1つ前に読込む画
像IDが7の画像の画像の読込み空き時間を加算すると、
−290mSが−220mSとなり、まだ負のままであるの
で、もう1つ前に読込む画像IDが5の画像の読込み空き
時間を加算すると、−220mSが−210mSとなり、ま
だ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが3
の画像の読込み空き時間を加算すると、−210mSが−
120mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前
に読込む画像IDが1の画像の読込み空き時間を加算する
と、−120mSが−90mSとなる。
【0059】スケジュール表設定手段412は、画像ID
が3と5と7と9画像について、開始時刻設定手段41
0を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数4)に
よって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と
同じ時刻に設定する。スケジュール表設定手段412に
よって設定された読み込みスケジュール表を図14に示
す。元の図16と比べると画像IDが3以降の読み込む開
始時刻が早められている。
【0060】次に、スケジュール表ブロック化手段41
4は、読込み単位ブロック化手段413を起動する。起
動された読込み単位ブロック化手段413は、図17の
読込みスケジュール表に示す、画像IDが1と3と5と7
の画像の磁気ディスク上の画像位置の差が所定の差以下
(この場合は0セクタ)であるので、読込み処理が1回
で行なえるように、これらの画像群をブロック化する。
さらに、スケジュール表ブロック化手段414は、開始
時刻設定手段410を起動する。起動された開始時刻設
定手段410は、画像IDが9の画像の読込み開始時刻
を、(数4)によって得られる1つ前に読込む画像の読
込み完了時刻と同じ時刻に設定する。その結果、図18
に示す読込みスケジュール表となる。
【0061】次に、スケジュール表実行手段407は、
読込み順、表示順に読込みスケジュール表、表示スケジ
ュール表の実行を開始し、時刻0mSで、画像IDが1と3
と5と7の画像を1回で読込むために画像入力手段40
4を起動し、200mSで、画像IDが1の画像の表示のた
めに画像出力手段405を起動し、400mSで、画像ID
が3の画像の表示のために画像出力手段405を起動
し、510mSで、画像IDが9の画像の読込みのために画
像入力手段404を起動し、600mSで、画像IDが5の
画像の表示のために画像出力手段405を起動し、80
0mSで、画像IDが7の画像の表示のために画像出力手段
405を起動し、1000mSで、画像IDが9の画像の表
示のために画像出力手段405を起動することによっ
て、画像の連続表示を行なう。
【0062】これにより、あらかじめ設定された一定速
度で、また、読込み空き時間を有効利用して高速に、さ
らに、回転待ち時間が大きいメディアであっても、読込
み単位のブロック化による読込み回数の削減によって高
速に画像を連続表示することが可能となる。なお、第4
の実施例においてはスケジュール表作成手段406が作
成する表示スケジュール表の、各画像の表示開始時刻は
一定間隔となっているが、連続表示中にオペレータから
の指示等によって動的に変更してもよい。 (第5実施例)図5は、本発明の第5の実施例における
画像検索表示装置の構成を示すブロック図である。同図
において501〜512は、第2の実施例における同じ
名称の構成要素(201〜212)と同様であるので説
明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0063】508は完了時刻算出手段であり、第2の
実施例と異なる点は、完了時刻の算出に(数1)を用い
る点である。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+読み込み完了時間 読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送レート) -------数1 513は表示率平準化手段であり、n個の画像群に含ま
れる読込み順が第sの画像から読込み順が第tの各画像
までについて、各画像の所在情報が示す画像の全体サイ
ズに対する実際の読込みサイズである表示率(数5)
が、所定の値に平準化されるように実際の読込みサイズ
を減らす。 表示率=(各画像の画像サイズの和−(負の空き時間×転送レート)) /各画像の画像サイズの和 ----------数5 514はスケジュール表平準化手段であり、読込み空き
時間が負であった第xの画像のy個前に読込む第x−y
の画像から第xの画像のz個後に読込む第x+zの画像
までについて、x−yをs、x+zをtとして表示率平
準化手段を起動して表示率を平準化させる。
【0064】以上のように構成された第5の実施例の装
置について、以下その動作を説明する。具体的な例とし
て、メディア管理手段503が保持する、画像データ毎
の所在情報と表示情報とを管理するテーブルの一例を図
19に示す。イベント受付手段501が受け付けたイベ
ントを表示画像決定手段502が解析した結果、図19
に示す画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像を、
1、3、5、7、9の順序で連続表示する場合を考え
る。
【0065】また、画像入力手段504が磁気ディスク
上の画像データをメモリに読込む場合の転送レートは1
00セクタ/200mSであり、シーク時間と回転待ち時
間は無視できるものとする。まず、スケジュール表作成
手段506は、第一の実施例と同様にして、読込みスケ
ジュール表、表示スケジュール表を作成する。図19中
の上記画像IDが1、3、5、7、9の5つの画像につい
てスケジュール表作成手段506により作成された読込
みスケジュール表、表示スケジュール表を図20に示
す。
【0066】次に、スケジュール表検査手段511は、
図20の読込みスケジュール表中の各画像の読込み空き
時間を算出するために空き時間算出手段509を起動
し、空き時間算出手段509は、各画像の読込み完了時
刻を算出するために完了時刻算出手段508、及び、空
き時間算出手段509を起動して所在情報をもとに、
(数1)、(数2)によって読込み完了時刻、空き時間
を算出する。★図12の読み込むスケジュール表の場
合、読込み完了時刻、読込み空き時間の算出結果は、以
下のようになる。
【0067】 読込み完了時刻(数2)、読込み空き時間(数2)、 画像IDが1の画像: 150mS、 +50mS、 画像IDが3の画像: 360mS、 +40mS、 画像IDが5の画像: 580mS、 +20mS、 画像IDが7の画像: 760mS、 +40mS、 画像IDが9の画像: 1200mS、 −400mS。
【0068】この算出結果に基づいて、スケジュール表
検査手段511は、画像IDが9の画像の読込み空き時間
が負であることを検出し、この画像の1つ前に読込む画
像IDが7の画像の画像の読込み空き時間を加算すると、
−400mSが−360mSとなり、まだ負のままであるの
で、もう1つ前に読込む画像IDが5の画像の読込み空き
時間を加算すると、−360mSが−340mSとなり、ま
だ負のままであるので、もう1つ前に読込む画像IDが3
の画像の読込み空き時間を加算すると、−340mSが−
300mSとなり、まだ負のままであるので、もう1つ前
に読込む画像IDが1の画像の読込み空き時間を加算する
と、−300mSが−250mSとなる。
【0069】スケジュール表設定手段512は、画像ID
が3と5と7と9画像について、開始時刻設定手段51
0を起動して、各画像の読込み開始時刻を、(数1)に
よって得られる1つ前に読込む画像の読込み完了時刻と
同じ時刻に設定する。こうして、図21で示す読込みス
ケジュール表となる。次に、スケジュール表平準化手段
514は、表示率平準化手段513を起動する。表示率
平準化手段513は、画像IDが1、3、5、7、9の各
画像について、(数5)による表示率が80%であると
して、画像IDが1の画像の読込みサイズを75セクタか
ら60セクタとし、画像IDが3の画像の読込みサイズを
80セクタから64セクタとし、画像IDが5の画像の読
込みサイズを90セクタから72セクタとし、画像IDが
7の画像の読込みサイズを80セクタから64セクタと
し、画像IDが9の画像の読込みサイズを300セクタか
ら240セクタとする。
【0070】さらに、スケジュール表平準化手段514
は、開始時刻設定手段510を起動する。起動される
と、開始時刻設定手段510は、画像IDが3、5、7、
9の画像読込み開始時刻を(数1)によって得られる1
つ前に読込む画像の読込み完了時刻と同じ時刻に設定す
る。これにより、図22に示す読込みスケジュール表と
なる。 読込み完了時刻=読込み開始時刻+(画像サイズ/転送
レート) -------数1 この後、スケジュール表実行手段507は、読込み順、
表示順に読込みスケジュール表、表示スケジュール表の
実行を開始し、時刻0mSで、画像IDが1の画像の読込み
のために画像入力手段504を起動し、120mSで、画
像IDが3の画像の読込みのために画像入力手段504を
起動し、200mSで、画像IDが1の画像の表示のために
画像出力手段505を起動し、248mSで、画像IDが5
の画像の読込みのために画像入力手段504を起動し、
392mSで、画像IDが7の画像の読込みのために画像入
力手段504を起動し、400mSで、画像IDが3の画像
の表示のために画像出力手段505を起動し、520mS
で、画像IDが9の画像の読込みのために画像入力手段5
04を起動し、600mSで、画像IDが5の画像の表示の
ために画像出力手段505を起動し、800mSで、画像
IDが7の画像の表示のために画像出力手段505を起動
し、1000mSで、画像IDが9の画像の表示のために画
像出力手段505を起動する。その結果、画像の連続表
示が行われる(この場合、画像出力手段505は、画像
入力手段504が実際に読込んだ画像データ分を表示す
る)。
【0071】これにより、予め設定された一定速度で、
また、読込み空き時間を有効利用して高速に、さらに、
各画像の表示率を平準化して、画像を連続表示すること
が可能となる。なお、第5の実施例においてはスケジュ
ール表作成手段506が作成する表示スケジュール表
の、各画像の表示開始時刻は一定間隔となっているが、
連続表示中にオペレータからの指示等によって動的に変
更してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の画像表
示装置によれば、スケジュール表作成手段により作成さ
れた読込みスケジュール表、表示スケジュール表に基づ
いて、スケジュール表実行手段が、画像入力手段、画像
出力手段を起動することによって、メモリ上の圧縮率が
異なる画像データに対して、予め設定された一定の表示
速度でばらつきなく画像を連続表示することができ、視
認性の良い快適なページめくり検索を実現することがで
きるという効果がある。
【0073】さらに二次的な効果として第1に、空き時
間算出手段により算出された空き時間に基づいて、スケ
ジュール表検査手段が開始時刻設定手段を起動して各画
像の読込み開始時刻を設定することによって、読込み空
き時間を有効利用することができるという効果がある。
第2に、スケジュール表最適化手段が、読込み順ソート
手段と読込み順補正手段とを起動して読込み順序を最適
化することによって、シーク時間が大きいメディアであ
っても、ヘッド移動のオーバーヘッド削減して読み出す
ことができるという効果がある。
【0074】第3に、スケジュール表ブロック化手段が
読込み単位ブロック化手段を起動して、メディア上の位
置が近接する画像の読込み処理をブロック化することに
よって、回転待ち時間が大きいメディアであっても、読
込み単位のブロック化による読込み回数の削減によって
高速に画像を読み出すことができる。第4に、スケジュ
ール表平準化手段が、表示率平準化手段を起動して画像
の表示率を平準化させることによって、空き時間を利用
して各画像の表示率を平準化して、画像を読み込むこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1における実施例の画像検索表示装
置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2における実施例の画像検索表示装
置の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3における実施例の画像検索表示装
置の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4における実施例の画像検索表示装
置の構成を示す図である。
【図5】本発明の第5における実施例の画像検索表示装
置の構成を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるメディア管理手
段103が管理する情報を保持するテーブルの一例であ
る。
【図7】同実施例におけるスケジュール表作成手段10
6により作成された読込みスケジュール表、表示スケジ
ュール表の一例である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるメディア管理手
段203が保持する画像データ毎の所在情報と表示情報
とを管理するテーブルの一例である。
【図9】同実施例におけるスケジュール表作成手段20
6により作成された読込みスケジュール表と表示スケジ
ュール表の説明図である。
【図10】同実施例におけるスケジュール表設定手段2
12動作後の読込みスケジュール表である。
【図11】本発明の第3の実施例におけるメディア管理
手段303が保持する、画像データ毎の所在情報と表示
情報とを管理するテーブルの説明図であり、
【図12】同実施例におけるスケジュール表作成手段3
06が作成する、読込みスケジュール表と表示スケジュ
ール表の説明図である。
【図13】同実施例におけるスケジュール表設定手段3
12動作後の読込みスケジュール表である。
【図14】同実施例におけるスケジュール表最適化手段
315動作後の読込みスケジュール表である。
【図15】本発明の第4の実施例におけるメディア管理
手段403が保持する、画像データ毎の所在情報と表示
情報とを管理するテーブルの説明図である。
【図16】同実施例におけるスケジュール表作成手段が
作成する、読込みスケジュール表と表示スケジュール表
の説明図である。
【図17】同実施例におけるスケジュール表設定手段動
作後の読込みスケジュール表である。
【図18】同実施例におけるスケジュール表ブロック化
手段動作後の読込みスケジュール表である。
【図19】本発明の第5の実施例におけるメディア管理
手段503が保持する、画像データ毎の所在情報と表示
情報とを管理するテーブルの説明図である。
【図20】同実施例におけるスケジュール表作成手段5
06が作成する、読込みスケジュール表と表示スケジュ
ール表の説明図である。
【図21】同実施例におけるスケジュール表設定手段5
12動作後の読込みスケジュール表である。
【図22】同実施例におけるスケジュール表平準化手段
514動作後の読込みスケジュール表である。
【図23】従来技術における画像検索表示装置の構成を
示す図である。
【図24】従来技術におけるの画像検索表示装置のメデ
ィア管理手段2303が保持する、画像データ毎の所在
情報と表示情報とを管理するテーブルの説明図である。
【符号の説明】
101 イベント受付手段 102 表示画像決定手段 103 メディア管理手段 104 画像入力手段 105 画像出力手段 106 スケジュール表作成手段 107 スケジュール表実行手段 201 イベント受付手段 202 表示画像決定手段 203 メディア管理手段 204 画像入力手段 205 画像出力手段 206 スケジュール表作成手段 207 スケジュール表実行手段 208 完了時刻算出手段 209 空き時間算出手段 210 開始時刻設定手段 211 スケジュール表検査手段 212 スケジュール表設定手段 301 イベント受付手段 302 表示画像決定手段 303 メディア管理手段 304 画像入力手段 305 画像出力手段 306 スケジュール表作成手段 307 スケジュール表実行手段 308 完了時刻算出手段 309 空き時間算出手段 310 開始時刻設定手段 311 スケジュール表検査手段 312 スケジュール表設定手段 313 読込み順ソート手段 314 読込み順補正手段 315 スケジュール表最適化手段 401 イベント受付手段 402 表示画像決定手段 403 メディア管理手段 404 画像入力手段 405 画像出力手段 406 スケジュール表作成手段 407 スケジュール表実行手段 408 完了時刻算出手段 409 空き時間算出手段 410 開始時刻設定手段 411 スケジュール表検査手段 412 スケジュール表設定手段 413 読込み単位ブロック化手段 414 スケジュール表ブロック化手段 501 イベント受付手段 502 表示画像決定手段 503 メディア管理手段 504 画像入力手段 505 画像出力手段 506 スケジュール表作成手段 507 スケジュール表実行手段 508 完了時刻算出手段 509 空き時間算出手段 510 開始時刻設定手段 511 スケジュール表検査手段 512 スケジュール表設定手段 513 表示率平準化手段 514 スケジュール表平準化手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを多数蓄積する画像記憶装置
    から、複数の画像を読込んで所定の時間間隔で順に表示
    する画像検索表示装置であって、 画像記憶装置上の各画像に対応させて、画像の記憶場所
    とサイズを含む所在情報を記憶する画像管理手段と、 指定された所在情報に対応する画像データを、画像記憶
    装置から読み込む画像入力手段と、 画像入力手段により読み込まれた画像データのうち、指
    定された画像データをを表示する画像出力手段と、 メディア管理手段が管理する画像のうち、第1の画像か
    ら第nの画像まで順番に表示すべきn(nは整数)個の
    画像を指示する表示画像決定手段と、 n個の各画像について、読込順序、読込開始時刻、前記
    所在情報とを1つの組にして保持する領域を有する読込
    スケジュール保持手段と、 n個の各画像について、表示順序、所定の時間間隔で予
    め設定された表示開始時刻、前記表示情報とを1つの組
    にして保持する領域を有する表示スケジュール保持手段
    と、 読み込みスケジュール保持手段及び表示スケジュール保
    持手段に対して、読込順序と表示順序には、表示画像決
    定手段により指示された順序を設定し、読込開始時刻に
    は、その画像の表示開始時刻より前記所定の時間だけ早
    い時刻を設定するスケジュール表作成手段と、 読込スケジュール表を参照して、読込順序の順に読込開
    始時刻となった画像の所在情報を指定して画像入力手段
    を起動することによって、画像記憶手段から対応する画
    像データを読み込ませ、表示スケジュール表を参照し
    て、表示順序の順に表示開始時刻となった画像を指定し
    て画像出力手段を起動することによって、読み込まれた
    画像データを表示させる制御をするスケジュール表実行
    手段とを備えたことを特徴とする画像検索表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画像検索表示装置は更に、 n個の各画像について、読込順序が第i(i=1〜nの
    整数)の画像の所在情報と、第i−1の画像の所在情報
    をもとに第iの画像の読込完了時間を求め、読込完了時
    間をこの画像の読込開始時刻に加算して第iの画像の読
    込完了時刻を算出する完了時刻算出手段と、 n個の各画像について、第i+1の画像の読込開始時刻
    から第iの画像の読込完了時刻を減算した第iの画像の
    読込空き時間を算出する空き時間算出手段と、 n個の各画像について、第iの画像の読込開始時刻を、
    第i−1の画像の読込完了時刻に変更する開始時刻設定
    手段と、 読込スケジュール表を読込順に1組づつ、空き時間算出
    手段を起動して各画像の読込空き時間を算出させ、算出
    結果の読込空き時間が負となった第xの画像について、
    この画像の1つ前に読込む第x−1の画像から読込順序
    とは逆順に、各画像の読込空き時間を第xの画像の読込
    空き時間に加算していき、加算結果が負ではなくなるま
    で、もしくは、所定の画像数分になるまで行い、最後に
    加算した空き時間に対応する第yの画像を求めるスケジ
    ュール表検査手段と、 前記第yの画像の1つ後に読込むべき第y+1の画像か
    ら、表示順に前記第xの画像まで、開始時刻設定手段を
    起動して各画像の読込開始時刻を設定させるスケジュー
    ル表設定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の画像検索表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画像検索表示手段は更に、 n個の画像群に含まれる読込順序が第sの画像から読込
    順序が第tまでの画像が指示されると、これらの各画像
    の所在情報をもとに、画像記憶装置へのアクセス時間の
    オーバーヘッドが最小となるように読込順序を並び替
    え、開始時刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻
    を設定させる読込順ソート手段と、 n個の画像群に含まれる読込順序が第uの画像から読込
    順序が第vの各画画像が指示されると、完了時刻算出手
    段を起動して読込完了時刻を算出させ、読込完了時刻が
    その画像の表示開始時刻より大きい、読込順序が第wの
    画像について、読込完了時刻が表示開始時刻より大きく
    ない読込順序にwを繰り上げ、繰り上げた結果の読込順
    序の次の読込順序を前記sとし、vを前記tとして指示
    して読込順ソート手段を起動する読込順補正手段と、 読込空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数
    分前に表示する第yの画像までについて、yを前記s、
    xを前記tとして指示して読込順ソート手段を起動し、
    更に、yを前記u、xを前記vとして指示して読込順補
    正手段を起動して読込順序を最適化するスケジュール表
    最適化手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載の
    画像検索表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画像検索表示手段は更に、 n個の画像群に含まれる読込順が第sの画像から読込順
    が第tの各画像が指示されると、これらの各画像の所在
    情報をもとに、各画像間のメディア上の位置の差を算出
    し、この差が所定の差以下である画像群の読込処理が画
    像数より小さい回数で済むようにブロック化し、開始時
    刻設定手段を起動して各画像の読込開始時刻を設定する
    読込単位ブロック化手段と、 読込空き時間が負であった第xの画像から所定の画像数
    分前に表示する第yの画像までについて、yをs、xを
    tとして読込単位ブロック化手段を起動して読込処理を
    ブロック化するスケジュール表ブロック化手段とを備え
    たことを特徴とする請求項2又は3記載の画像検索表示
    装置。
  5. 【請求項5】 n個の画像群に含まれる読込順が第sの
    画像から読込順が第tの各画像が指示されると、各画像
    の所在情報が示す画像の全体サイズに対する実際の読込
    サイズの比率である表示率が、所定の値に平準化される
    ように実際の読込サイズを減らす表示率平準化手段と、 空き時間算出時間により得られた読込空き時間が負であ
    った第xの画像のy個前に読込む第x−yの画像から第
    xの画像のz個後に読込む第x+zの画像までについ
    て、x−yを前記s、x+zを前記tとして表示率平準
    化手段を起動して表示率を平準化させるスケジュール表
    平準化手段とを備えたことを特徴とする請求項2乃至4
    記載の何れかの画像検索表示装置。
JP5180335A 1993-07-21 1993-07-21 画像検索表示装置 Pending JPH0736931A (ja)

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JP5180335A JPH0736931A (ja) 1993-07-21 1993-07-21 画像検索表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002091989A (ja) * 2000-05-23 2002-03-29 Navigation Technol Corp 空間的に組織された地理データをブロックでアクセスするシステム及びその方法

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