JPH0736739A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0736739A
JPH0736739A JP5181282A JP18128293A JPH0736739A JP H0736739 A JPH0736739 A JP H0736739A JP 5181282 A JP5181282 A JP 5181282A JP 18128293 A JP18128293 A JP 18128293A JP H0736739 A JPH0736739 A JP H0736739A
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JP
Japan
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data
memory
address
bus
comparison circuit
Prior art date
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Withdrawn
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JP5181282A
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English (en)
Inventor
Kenji Oikawa
賢治 及川
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ比較処理系および状態変化データの書
き込み処理系等、状態変化検出の主要部分のハードウェ
ア化を実現し、状態変化検出処理の高速化を図る。 【構成】 2つのメモリ16、17から同時にリードし
たデータをそれぞれ比較回路19に送り、比較回路19
の比較結果をアドレスカウンタ20に入力する。アドレ
スカウンタ20は、比較回路19によりデータ不一致が
検出されない限り第2メモリ18にアドレスバス14上
の最新アドレス情報をこれが指示するアドレスに上書き
する。またデータ不一致が検出されると、アドレス値を
1加算して第2メモリ18に出力し、且つ検出後所定の
タイミングでメモリライト信号37を第2メモリ18に
出力する。同時に第2メモリ18のデータ入力端子の接
続先をデータバス15側に切り換える。これによりデー
タバス15上の不一致データを第2メモリ18上にこの
不一致データのアドレス情報に続いて書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、状態変化検出を行うデ
ータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5はある監視対象の時系列上の状態変
化を監視するシステムの全体構成を示している。同図に
おいて、100は監視センターである。この監視センタ
ー100はマイクロプロセッサおよび複数のメモリ等に
よりデータ処理装置を構成してなる。監視センター10
0には点在する複数の局200が通信回線やケーブル等
のデータ通信媒体300を通じて接続されている。
【0003】個々の局200からの転送データは監視セ
ンター100内の受信設定されたひとつのメモリに保存
される。マイクロプロセッサはこのメモリに保存された
最新データと他のメモリに保存されたデータ(1転送サ
イクル前の最新データ)とを比較し、データ不一致を検
出すると、その不一致データおよびこれを記憶している
メモリアドレスを専用メモリに状態変化データとして書
き込む。そして状態変化データの書き込み終了後、最新
データを受信保存するメモリの切り換えを行う。 この
処理はデータ処理装置内の状態変化検出プログラムに従
って実行される。すなわち、マイクロプロセッサは、各
メモリのデータをそれぞれ内部レジスタに読み込んで比
較演算を実行し、不一致データを検出するとメモリアド
レスをデータに置き換え、これを専用メモリに書き込ん
でいた。このため、比較するデータ量が多くなってくる
と、当然ながら状態変化検出処理そのものに長時間を要
するようになり、システムの性能が著しく劣化してしま
うと言う問題が発生していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のデー
タ処理装置は、その大部分をプログラムに依存して状態
変化検出を実行する形式のものが主流であり、このため
状態変化検出処理には長時間を要することが必至とされ
ていた。
【0005】本発明はこのような課題を解決すべくなさ
れたもので、状態変化検出処理における主要部分のハー
ドウェア化により、処理時間の大幅短縮を図ることので
きるデータ処理装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ処理装置
は上記した目的を達成するために、マイクロプロセッサ
と、マイクロプロセッサとデータバス、アドレスバスお
よびコントロールバスを通じてそれぞれ接続された複数
の第1記憶素子と、少なくともデータバスおよびアドレ
スバスに接続されたデータ入力端子を有する第2記憶素
子と、複数のデータ入力端子を有し、これらデータ入力
端子より入力した各データを比較する比較回路と、マイ
クロプロセッサからアドレスバスおよびコントロールバ
スを通じ各第1記憶素子に共通のアドレスおよびメモリ
リード信号を同時送信することで各第1記憶素子に対す
るメモリリードアクセスを同時に行うメモリアクセス手
段と、各第1記憶素子の各データ出力端子と比較回路の
各データ入力端子とを個々に接続してなり、メモリアク
セス手段によって各第1記憶素子より同時にリードアク
セスされた各データをそれぞれ比較回路に同時伝送する
ための複数のデータ伝送路と、メモリアクセス手段によ
ってリードアクセスされた各第1記憶素子のうち、デー
タバスにリードデータを送出すべき唯一の第1記憶素子
を選択する選択手段と、比較回路によりデータ不一致が
検出された場合、データバス上の不一致データおよびア
ドレスバス上の不一致データのアドレスを第2記憶素子
に書き込むよう制御を行うメモリ制御回路とを具備して
なるものである。
【0007】
【作用】すなわち、本発明は、データの比較処理系およ
び不一致データのアドレス書き込み処理系等、状態変化
検出の主要部分のハードウェア化を実現したものであ
る。すなわち、マイクロプロセッサからのリードアドレ
スおよびメモリリード信号によって各第1記憶素子より
同時にリードアクセスされた各データを、それぞれ専用
のデータ伝送路を通じて比較回路に同時伝送する。これ
により各データの比較が速やかに実行される。この比較
結果、データ不一致が検出された場合、メモリ制御回路
は、そのときのデータバス上の不一致データおよびアド
レスバス上の不一致データのアドレスを第2記憶素子に
書き込むよう単独で制御を実行する。
【0008】制御回路は例えばアドレスカウンタで構成
される。アドレスカウンタは、比較回路によりデータ一
致が検出された場合、現在のカウント値をアドレスとし
て第2記憶素子に出力する。これにより第2記憶素子に
アドレスバス上のアドレスを書き込む。また、データ不
一致が検出された場合、アドレスカウンタはカウントア
ップしてこのカウント値をアドレスとして第2記憶素子
に出力し、第2記憶素子にデータバス上の不一致データ
を書き込む。そして書き込み終了後、再びカウントアッ
プする。これにより、第2記憶素子に不一致データのメ
モリアドレスとその不一致データとが状態変化データと
して交互に書き込まれる。
【0009】このように本発明では、データの比較処理
系および状態変化データの書き込み処理系等、状態変化
検出の主要部分のハードウェア化を実現したことで、従
来のプログラムを用いて同等の状態変化検出処理を実行
する方式に比べて状態変化検出に要する処理時間を大幅
に短縮することが可能になる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0011】図1は本発明に係る一実施例の状態変化検
出を行うデータ処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0012】同図において、11はマイクロプロセッ
サ、12はマイクロプロセッサバスである。マイクロプ
ロセッサバス12は、マイクロプロセッサ11から出力
される各種コントロール信号の転送に供されるコントロ
ールバス13、マイクロプロセッサ11から出力される
アドレス転送に供されるアドレスバス14、およびデー
タ転送用のデータバス15からなる。
【0013】16および17はそれぞれ比較対象となる
データが記憶される第1メモリおよひ第1′メモリ、例
えばRAMである。18は状態変化データが記憶される
第2メモリ、例えばRAMである。19は第1メモリ1
6および第1′メモリ17の各データを比較するための
比較回路である。この比較回路19と第1メモリ16お
よび第1′メモリ17とはそれぞれマイクロプロセッサ
バス12とは独立した専用のデータ伝送路16a、17
aを介して直結されている。20は比較回路19の比較
結果を基に状態変化データを第2メモリ18に書き込む
ための制御、例えば第2メモリ18のライトアドレス生
成等を行うアドレスカウンタである。
【0014】21は第1メモリ16からデータバス15
に送出するリードデータを一時的に保持するバッファで
ある。22は第1′メモリ17からデータバス15に送
出するリードデータを一時的に保持するバッファであ
る。23は第2メモリ18に書き込まれるアドレスバス
14上のアドレス情報を一時的に保持するアドレスバッ
ファである。24は第2メモリ18に書き込まれるデー
タバス15上のデータ(不一致データ)を一時的に保持
するデータバッファである。25はアドレスカウンタ2
0のカウント値(アドレス値)を保持するバッファであ
る。26はデレイ回路であり、マイクロプロセッサ11
から第1および第1′メモリ16、17に出力される、
メモリリードアクセスを指示するメモリリード信号31
を一定時間遅延してアドレスカウンタ20に出力する。
【0015】32はマイクロプロセッサ11から各バッ
ファ21、22に選択的に出力されるリードデータ選択
信号である。本実施例では、最新のデータを記憶してい
る側のメモリに対応するバッファに対してのみリードデ
ータ選択信号32が出力される。すなわち、バッファ2
2へはインバータ回路27を通じてリードデータ選択信
号32が供給され、例えば“H”レベルのリードデータ
選択信号32を入力した側のバッファがアクティブ状態
となって保持データをデータバス15に送出するように
してある。
【0016】33はアドレスカウンタ20を初期化する
ためのイニシャライズ信号である。このイニシャライズ
信号33は状態変化検出処理を開始する直前にマイクロ
プロセッサ11からアドレスカウンタ20に出力され
る。34はバッファ25に対してアドレスカウンタ20
のアドレス値の読み出しを指示するリード信号である。
35はアドレスカウンタ20からアドレスバッファ23
またはデータバッファ24に対し選択的に出力されるラ
イトデータ選択信号である。このライトデータ選択信号
35はインバータ回路36を介してデータバッファ24
に供給されるようになっており、例えば“H”レベルの
ライトデータ選択信号35を入力した側のバッファがア
クティブ状態となって保持データを第2メモリ18に送
出するようにしてある。
【0017】37はアドレスカウンタ20から第2メモ
リ18に出力される、メモリライトアクセスを指示する
メモリライト信号である。38はアドレスカウンタ20
から第2メモリ18のアドレス入力端子に出力されるア
ドレスである。
【0018】次に、本実施例の動作を図2のタイミング
チャートを参照しながら説明する。なお、第1メモリ1
6および第1′メモリ17には、図示しない外部装置よ
り転送されたデータが交互に書き込まれるようになって
いる。
【0019】まず状態変化検出を開始する前に、マイク
ロプロセッサ11からアドレスカウンタ20にイニシャ
ライズ信号33を出力する。これによりアドレスカウン
タ20がリセットされる。
【0020】次にマイクロプロセッサ11は、最新デー
タを記憶しているメモリ(第1メモリ16または第1′
メモリ17)からのリードデータのみをデータバス14
上に送出するようにリードデータ選択信号32を出力
し、さらに各メモリ(16および17)に対して共通の
アドレス(図2のA)およびメモリリード信号31(図
2のD)を同時出力し、各メモリ16、17に対するメ
モリリードアクセスを同時に行う。
【0021】ここで、第1メモリ16に最新データが記
憶されているとすると、第1メモリ16からリードされ
たデータは、バッファ21を介してデータバス15(図
2のB)に送出されるとともに、専用データ伝送路16
aを通じて比較回路19に伝送される。同時に第1′メ
モリ17からリードされたデータはデータバス15には
送出されないが、専用データ伝送路17aを通じて比較
回路19に伝送される。 比較回路19は各データを比
較し、各データが一致する場合は図2のFの如く“H”
レベル信号を、不一致の場合は“L”レベル信号をアド
レスカウンタ20に供給する。
【0022】一方、マイクロプロセッサ11から第1メ
モリ16および第1′メモリ17に対して出力されたメ
モリリード信号31はデレイ回路26に入力され、図2
のEの如く一定時間遅延してアドレスカウンタ20に送
られる。
【0023】アドレスカウンタ20は、比較回路19の
出力信号レベルをデレイ回路26の出力信号の立下りの
タイミングで捕える。この結果、“H”レベル信号を検
出すると、アドレスカウンタ20は現在のカウント値を
アドレス(図2のG)として第2メモリ18のアドレス
入力端子に出力する。
【0024】ここで、アドレスカウンタ20から第2メ
モリ18のライトイネーブル端子には、比較結果によら
ず、所定のタイミングでメモリライト信号37(図2の
IのI1 、I2 、I3 )が出力されている。したがっ
て、アドレスカウンタ20が比較回路19からの“L”
レベル信号を検出しない限り、第2メモリ18にはアド
レスバス14上の最新のアドレス情報がアドレスカウン
タ20が指示するアドレスにメモリライト信号37に従
ってその都度上書きされて行く。
【0025】なお、この間、アドレスカウンタ20のラ
イトデータ選択信号35はアドレスバッファ23に出力
され、アドレスバス14が第2メモリ18のデータ入力
端子と接続されている。
【0026】またアドレスカウンタ20は、比較回路1
9からの“L”レベル信号(データ不一致)を検出する
と、アドレス値を1加算してこれを第2メモリ18のア
ドレス入力端子に出力するとともに、検出後所定のタイ
ミングでメモリライト信号37(図2のIのIa 、Ib
)を第2メモリ18のライトイネーブル端子に出力す
る。さらにこれと同時に、ライトデータ選択信号35の
出力先をデータバッファ24側に切り換えて第2メモリ
18のデータ入力端子の接続先をデータバス15側に切
り換える。これにより図2のHに示すように、データバ
ス15上のデータつまり不一致データが第2メモリ18
上に、この不一致データのアドレス情報に続いて書き込
まれる。
【0027】不一致データの書き込み終了後、アドレス
カウンタ20はアドレス値をさらに1加算し、ライトデ
ータ選択信号35をアドレスバッファ23に出力して、
第2メモリ18のデータ入力端子の接続先をアドレスバ
ス14側に切り替える。
【0028】このような動作を繰り返すことによって、
第2メモリ18には、不一致データのメモリアドレスと
その不一致データとが状態変化データとして交互に書き
込まて行く。
【0029】すべてのデータについての状態変化検出の
終了後、マイクロプロセッサ11からバッファ25にリ
ード信号34を出力する。バッファ25にはアドレスカ
ウンタ20からの最新のアドレス値が逐次転送され保持
されており、リード信号34を入力することでバッファ
25のアドレス値がデータバス15に送出される。マイ
クロプロセッサ11はデータバス15を通じてこのアド
レス値を取り込み、例えば表示装置等を通じてこれを視
覚的に出力する。これにより、ユーザは状態変化の検出
回数を確認する。
【0030】かくして本実施例のデータ処理装置によれ
ば、データの比較処理系および状態変化データの書き込
み処理系等、状態変化検出処理における主要部分のハー
ドウェア化を実現したことで、従来のプログラムを用い
て同等の状態変化検出処理を実行する方式に比べて処理
速度を飛躍的に向上させることができる。
【0031】次に本発明の他の実施例を説明する。
【0032】図3はこの実施例のデータ処理装置の構成
を示すブロック図である。同図において、41はマイク
ロプロセッサ、42はマイクロプロセッサバスである。
マイクロプロセッサバス42は、マイクロプロセッサ4
1から出力される各種コントロール信号の転送に供され
るコントロールバス43、マイクロプロセッサ41から
出力されるアドレス転送に供されるアドレスバス44、
およびデータ転送用のデータバス45からなる。
【0033】46および47はそれぞれ比較対象となる
データが記憶される第1メモリおよひ第1′メモリ、例
えばRAMである。48は状態変化データが記憶される
第2メモリ、例えばRAMである。49は第1メモリ4
6および第1′メモリ47の各データを比較する比較回
路である。この比較回路49と第1メモリ46および第
1′メモリ47とはそれぞれ専用のデータ伝送路46
a、47aを介して直結されている。50は比較回路4
9の比較結果を基に状態変化データを第2メモリ48に
書き込むための制御、例えば第2メモリ48のライトア
ドレス生成等を行うアドレスカウンタである。
【0034】51は第2メモリ48に書き込まれるアド
レスバス44上のアドレス情報を一時的に保持するアド
レスバッファである。52はアドレスカウンタ50のカ
ウント値(アドレス値)を一時的に保持するバッファで
ある。53はデレイ回路であり、マイクロプロセッサ4
1から第1および第1′メモリ46、47に出力され
る、メモリリードアクセスを指示するメモリリード信号
61を一定時間遅延してアドレスカウンタ50に出力す
る。
【0035】62はアドレスカウンタ50を初期化する
ためのイニシャライズ信号である。このイニシャライズ
信号62は状態変化検出処理を開始する直前にマイクロ
プロセッサ41からアドレスカウンタ50に出力され
る。63はバッファ52に対してアドレスカウンタ50
のアドレス値の読み出しを指示するリード信号である。
64はアドレスカウンタ50から第2メモリ48に出力
される、メモリライトアクセスを指示するメモリライト
信号である。65はアドレスカウンタ50から第2メモ
リ48のアドレス入力端子に出力されるアドレスであ
る。
【0036】次に、本実施例の動作を図4のタイミング
チャートを参照しながら説明する。アドレスカウンタ5
0のリセット後、マイクロプロセッサ41は、各メモリ
(46および47)に対して共通のアドレス(図4の
A)およびメモリリード信号61(図4のD)を同時出
力し、各メモリ46、47に対するメモリリードアクセ
スを同時に行う。
【0037】各メモリ46、47からそれぞれリードさ
れたデータはそれぞれ、専用データ伝送路46a、47
aを通じて比較回路49に伝送される。
【0038】比較回路49は各データを比較し、各デー
タが一致する場合は図4のFの如く“H”レベル信号
を、不一致の場合は“L”レベル信号をアドレスカウン
タ50に出力する。
【0039】一方、マイクロプロセッサ41から第1メ
モリ46および第1′メモリ47に対して出力されたメ
モリリード信号61はデレイ回路53に入力され、図4
のEの如く一定時間遅延してアドレスカウンタ50に送
られる。
【0040】アドレスカウンタ50は、比較回路49の
出力信号レベルをデレイ回路53の出力信号の立下りの
タイミングで捕える。そして“H”レベル信号を検出し
た場合、アドレスカウンタ50は現在のカウント値をア
ドレス(図4のG)として第2メモリ48のアドレス入
力端子に供給する。
【0041】ここで、アドレスカウンタ50から第2メ
モリ48のライトイネーブル端子には、比較結果によら
ず、所定のタイミングでメモリライト信号64(図4の
I)が出力されている。したがって、アドレスカウンタ
50が比較回路49からの“L”レベル信号を検出しな
い限り、第2メモリ48にはアドレスバス44上の最新
のアドレス情報がアドレスカウンタ50が指示するアド
レスにメモリライト信号64に従ってその都度上書きさ
れて行く。
【0042】またアドレスカウンタ50は、比較回路4
9からの“L”レベル信号(データ不一致)を検出する
と、この不一致データのアドレス情報が第2メモリ48
に書き込まれた後、アドレス値を1加算する。これによ
り、次のメモリライト信号64(図4のI)のタイミン
グでは、第2メモリ48上の次のアドレスに次のリード
データのアドレス情報が比較回路49の比較結果によら
ず書き込まれる。
【0043】以降、この動作を繰り返すことによって、
第2メモリ48には、不一致データのメモリアドレスが
状態変化データとして書き込まれる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明のデータ処理
装置によれば、データの比較処理系および状態変化デー
タの書き込み処理系等、状態変化検出の主要部分のハー
ドウェア化を実現したことで、従来のプログラムを用い
て同等の状態変化検出処理を実行する方式に比べて状態
変化検出に要する処理時間を大幅に短縮することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例のデータ処理装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明するための各部のタイ
ミングチャートである。
【図3】本発明の他の実施例のデータ処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図4】図3の装置の動作を説明するための各部のタイ
ミングチャートである。
【図5】従来のデータ処理装置を用いた状態変化監視シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…マイクロプロセッサ、12…マイクロプロセッサ
バス、13…コントロールバス、14…アドレスバス、
15…データバス、16…第1メモリ、17…第1′メ
モリ、16a、17a…専用データ伝送路、18…第2
メモリ、19…比較回路、20…アドレスカウンタ、2
1〜25…バッファ、26…デレイ回路、32…リード
データ選択信号、33…イニシャライズ信号、34…リ
ード信号、35…ライトデータ選択信号、37…メモリ
ライト信号、38…アドレス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサとデータバス、アドレスバスお
    よびコントロールバスを通じてそれぞれ接続された複数
    の第1記憶素子と、 少なくとも前記データバスおよび前記アドレスバスに接
    続されたデータ入力端子を有する第2記憶素子と、 複数のデータ入力端子を有し、これらデータ入力端子よ
    り入力した各データを比較する比較回路と、 前記マイクロプロセッサから前記アドレスバスおよびコ
    ントロールバスを通じ前記各第1記憶素子に共通のアド
    レスおよびメモリリード信号を同時送信することで前記
    各第1記憶素子に対するメモリリードアクセスを同時に
    行うメモリアクセス手段と、 前記各第1記憶素子の各データ出力端子と前記比較回路
    の前記各データ入力端子とを個々に接続してなり、前記
    メモリアクセス手段によって前記各第1記憶素子より同
    時にリードアクセスされた各データをそれぞれ前記比較
    回路に同時伝送するための複数のデータ伝送路と、 前記メモリアクセス手段によってリードアクセスされた
    前記各第1記憶素子のうち、前記データバスに前記リー
    ドデータを送出すべき唯一の第1記憶素子を選択する選
    択手段と、 前記比較回路によりデータ不一致が検出された場合、前
    記データバス上の不一致データおよび前記アドレスバス
    上の前記不一致データのアドレスを前記第2記憶素子に
    書き込むよう制御を行うメモリ制御回路とを具備するこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ処理装置におい
    て、 前記メモリ制御回路はアドレスカウンタであり、前記比
    較回路によりデータ一致が検出された場合、現在のカウ
    ント値をアドレスとして前記第2記憶素子に出力して前
    記第2記憶素子に前記アドレスバス上のアドレスを書き
    込み、且つ、前記比較回路によりデータ不一致が検出さ
    れた場合、カウントアップしてこのカウント値をアドレ
    スとして前記第2記憶素子に出力して前記第2記憶素子
    に前記データバス上の不一致データを書き込み、書き込
    み終了後、再びカウントアップしてなることを特徴とす
    るデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 マイクロプロセッサと、 前記マイクロプロセッサとデータバス、アドレスバスお
    よびコントロールバスを通じてそれぞれ接続された複数
    の第1記憶素子と、 少なくとも前記アドレスバスに接続されたデータ入力端
    子を有する第2記憶素子と、 複数のデータ入力端子を有し、これらデータ入力端子よ
    り入力した各データを比較する比較回路と、 前記マイクロプロセッサから前記アドレスバスおよびコ
    ントロールバスを通じ前記各第1記憶素子に共通のアド
    レスおよびメモリリード信号を同時送信することで前記
    各第1記憶素子に対するメモリリードアクセスを同時に
    行うメモリアクセス手段と、 前記各第1記憶素子の各データ出力端子と前記比較回路
    の前記各データ入力端子とを個々に接続してなり、前記
    メモリアクセス手段によって前記各第1記憶素子より同
    時にリードアクセスされた各データをそれぞれ前記比較
    回路に同時伝送するための複数のデータ伝送路と、 前記比較回路によりデータ不一致が検出された場合、前
    記アドレスバス上の不一致データのアドレスを前記第2
    記憶素子に書き込むよう制御を行うメモリ制御回路とを
    具備することを特徴とするデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のデータ処理装置におい
    て、 前記メモリ制御回路はアドレスカウンタであり、前記比
    較回路によりデータ一致が検出された場合、現在のカウ
    ント値をアドレスとして前記第2記憶素子に出力して前
    記第2記憶素子に前記アドレスバス上のアドレスを書き
    込み、且つ、前記比較回路によりデータ不一致が検出さ
    れた場合、この不一致データのアドレス書き込み終了
    後、カウントアップしてなることを特徴とするデータ処
    理装置。
JP5181282A 1993-07-22 1993-07-22 データ処理装置 Withdrawn JPH0736739A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6332152B1 (en) 1997-12-02 2001-12-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Arithmetic unit and data processing unit

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