JPH0736547B2 - ワードインターリーブ方式多重信号の分離装置 - Google Patents

ワードインターリーブ方式多重信号の分離装置

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JPH0736547B2
JPH0736547B2 JP3039359A JP3935991A JPH0736547B2 JP H0736547 B2 JPH0736547 B2 JP H0736547B2 JP 3039359 A JP3039359 A JP 3039359A JP 3935991 A JP3935991 A JP 3935991A JP H0736547 B2 JPH0736547 B2 JP H0736547B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードインタリーブ方
式により多重化された高次群信号を低次群信号に分離す
るワードインタリーブ方式多重信号の分離装置に関し、
特にかかる分離を行う際の低次群信号の誤同期防止技術
に関する。かかる分離装置は例えばワードインタリーブ
方式多重変換装置などに用いられる。
【0002】近年、宛先制御形の通信方式などのフレキ
シブルなネットワークを構築するために、多重化は低次
群信号をワード単位に多重化して高次群信号を形成する
ワードインタリーブ方式が主流となっている。
【0003】
【従来の技術】図11にはワードインタリーブ方式多重
信号のフォーマットの一例が示される。図中、TRB1
〜TRBnはn個の低次群信号、HDS1はこれらの低
次群信号TRB1〜TRBnをワード単位に多重化した
高次群信号である。各低次群信号TRB1〜TRBnは
各々1ワードを構成するフレーム同期ワードFAW(Fla
me Alignment Word)とそれに続く複数のデータワードD
W-1、DW-2・・・からなり、高次群信号HDS1はこ
れら各低次群信号TRB1〜TRBnのフレーム同期ワ
ードFAWをフレームの先頭部分に集め、その後に各低
次群信号TRB1〜TRBnのデータワードDW1、D
W2・・・を順番に続けて多重化したフォーマットとな
る。
【0004】また図12にはワードインタリーブ方式多
重信号のフォーマットの他の例が示される。この例では
低次群信号TRB1〜TRBnの1ワードは24B1P
符号形式となっており、24ビットのデータビットと1
ビットのパリティビットからなる25ビットで1ワード
が形成される。フレーム同期ワードFAWは1ワード長
よりも短く、フレーム同期ワードFAWを収容する先頭
ワードでは残りビット部分にデータDW-0が挿入され
る。高次群信号HDS2は前述同様に上記低次群信号T
RB1〜TRBnをワード単位に多重化するものである
から、高次群信号HDS2のフレームの先頭部分にはフ
レーム同期ワードFAW、データワードDW-0、パリテ
ィビットPからなる各低次群信号TRB1〜TRBnの
先頭ワードが集められて多重化されこれに続いて各低次
群信号TRB1〜TRBnのデータワードが順次に多重
化されたフォーマットとなる。
【0005】このワードインタリーブ方式で多重化され
た図11の高次群信号HDS1から各低次群信号TRB
1〜TRBnを分離する方法を図13を参照して以下に
説明する。なお、この例では説明を簡単にするために、
低次群信号TRBの数を「3」としている。
【0006】図示するように、受信側で、高次群信号H
DS1中における目的とする低次群信号TRBのワード
(フレーム同期ワードFAWと各データワードDW-1、
DW-2・・・)に同期したウィンドウWD1〜WD3を
各低次群信号TRB1〜TRB3についてそれぞれ発生
する。各ウィンドウWD1〜WD3の幅はワード長とな
る。ここでウィンドウWD1は低次群信号TRB1の分
離用、ウィンドウWD2は低次群信号TRB2の分離
用、ウィンドウWD3は低次群信号TRB3の分離用の
ものである。
【0007】これらのウィンドウWD1〜WD3はロー
アクティブとなっており、“L”期間中は高次群信号H
DS1を通し、“H”期間中は遮断することで、高次群
信号HDS1から低次群信号TRB1〜TRB3を分離
する。つまりウィンドウWD1によって高次群信号HD
S1から低次群信号TRB1(すなわちフレーム同期ワ
ードFAW1、データワードDW1-1、DW1-2、DW
1-3・・・)が分離され、ウィンドウWD2によって高
次群信号HDS1から低次群信号TRB2(すなわちフ
レーム同期ワードFAW2、データワードDW2-1、D
W2-2、DW2-3・・・)が分離され、同様にウィンド
ウWD3によって低次群信号TRB3が分離される。
【0008】同じように、図12のフォーマットの高次
群信号HDS2も、図14に示されるように同様なウィ
ンドウWD1〜WD3を用いて低次群信号TRB1〜T
RB3に分離される。
【0009】このようなウィンドウを作成するために
は、高次群信号HDS中の各低次群信号TRB1〜TR
B3のフレーム同期ワードFAW1〜FAW3を検出す
る必要がある。すなわち1ワードのビット数とビットレ
ートは既知であるからウィンドウのパターンは作成でき
るので、各低次群信号TRB1〜TRB3のフレーム同
期ワードFAW1〜FAW3を検出することでその位相
にウィンドウの位相を合わせればよい。
【0010】従来、インタリーブ方式多重信号を分離す
る分離装置におけるこのようなフレーム同期ワードFA
Wを検出する回路は高次群信号を処理する回路側に設け
られている。すなわち既知のフレーム同期ワードFAW
のパターンと高次群信号HDSを比較し、一致した時に
フレーム同期ワードFAWを検出したものとし、その位
相にウィンドウの位相を合わせるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、高次
群信号を処理する回路側において、高速な高次群信号H
DSから直接にフレーム同期ワードFAWの検出を行っ
ている。したがってその検出回路としては高速動作の可
能な高速回路が必要となる。しかしながら、かかる高速
回路は消費電力が大きい。また、かかる高速回路は比較
的に高価であり、回路規模も大きなものとなる。
【0012】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、フレーム同期ワード
の検出回路を低次群信号処理回路側に設けるという構想
に基づき、ワードインタリーブ方式の高次群信号の分離
を行う分離装置の消費電力低減を図ることにある。また
本発明はかかる分離装置における低次群信号分離の際の
誤同期を防止することも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る原理
説明図である。本発明に係るワードインタリーブ方式多
重信号の分離装置は、第1の形態として、図1の〔A〕
に示されるように、ワードインタリーブ方式で多重化さ
れた高次群信号から低次群信号を分離するための所定パ
ターンのウィンドウを発生するウィンドウ発生部101
と、ウィンドウ発生部101からのウィンドウを用いて
高次群信号から低次群信号を分離するデマルチプレクサ
102と、デマルチプレクサ102で分離された分離信
号中からフレーム同期信号を検出するフレーム同期信号
検出部103とを備え、ウィンドウ発生部101はフレ
ーム同期信号検出部103でフレーム同期信号が検出さ
れていない期間中その発生するウィンドウの位相を周期
的にシフトし、フレーム同期信号が検出された時にその
シフトを停止するように構成される。
【0014】また本発明に係るワードインタリーブ方式
多重信号の分離装置は、第2の形態として、上述の分離
装置において、ウィンドウ発生部101からデマルチプ
レクサ102に供給するウィンドウの長さを、フレーム
同期信号検出部103でフレーム同期信号が検出されて
いない期間中はフレーム同期信号長とし、フレーム同期
信号が検出された時に低次群信号のワード長とするウィ
ンドウ幅変更部104を更に備えて構成される。
【0015】また本発明に係るワードインタリーブ方式
多重信号の分離装置は、第3の形態として、図1の
〔B〕に示されるように、ワードインタリーブ方式で多
重化された高次群信号から低次群信号を分離するための
所定パターンのウィンドウを発生するウィンドウ発生部
101と、ウィンドウ発生部101からのウィンドウを
用いて高次群信号から低次群信号を分離するデマルチプ
レクサ102と、デマルチプレクサ102で分離された
分離信号中からフレーム同期信号を検出するフレーム同
期信号検出部103と、デマルチプレクサ102で分離
された分離信号中のエラー検出信号を用いて低次群信号
のエラー検出を行うエラー検出部105と、フレーム同
期信号検出部103とエラー検出部105の検出信号に
基づいて同期状態を検出する同期検出部106とを備
え、ウィンドウ発生部101は同期検出部106で同期
状態が検出されていない期間中その発生するウィンドウ
の位相を周期的にシフトし、同期状態が検出された時に
そのシフトを停止するように構成される。
【0016】また本発明に係るワードインタリーブ方式
多重信号の分離装置は、上述の各形態の分離装置におい
て、ウィンドウ発生部101におけるウィンドウ位相の
周期的なシフトが、高次群信号のビットクロックとは独
立的に所定周期のシフト信号を発生するシフト信号発生
部からのシフト信号により行われるように構成される。
【0017】
【作用】第1の形態の分離装置では、低次群信号の処理
側にフレーム同期信号検出部103が置かれており、デ
マルチプレクサ102で高次群信号から低次群信号への
分離に用いるウィンドウ発生部101からのウィンドウ
の位相を、フレーム同期信号検出部103によりフレー
ム同期信号が検出されるまで、周期的に位相シフトさせ
ている。そしてフレーム同期信号検出部103でフレー
ム同期信号が検出された時には、フレーム同期がとれた
ものとしてウィンドウ発生部101におけるウィンドウ
位相のシフトを停止させている。
【0018】また、第2の形態の分離装置では、フレー
ム同期信号の長さが低次群信号の1ワード長よりも短い
多重信号を分離する際の誤同期を防止するために、ウィ
ンドウの幅をウィンドウ幅変更部104により、同期が
とれるまではフレーム同期信号の長さとして誤同期を防
止し、同期がとれた後は低次群信号の1ワード長として
いる。
【0019】また、第3の形態の分離装置では、上述同
様フレーム同期信号の長さが低次群信号の1ワード長よ
りも短い多重信号を分離する際の誤同期を防止するため
に、デマルチプレクサ102で分離された分離信号が正
常か否かをエラー検出部105で検出し、このエラー検
出部105とフレーム同期信号検出部103の検出信号
に基づき同期がとれた状態を検出し、この同期検出部1
06の検出結果に基づき同期がとれるまではウィンドウ
発生部101のウィンドウ位相を周期的にシフトさせ、
同期がとれた時にはシフトを停止している。ウィンドウ
発生部101におけるウィンドウ位相の周期的なシフト
は、高次群信号のビットクロックとは独立的に所定周期
で発生されるシフト信号発生部からのシフト信号により
行うことができ、これによりシフト信号を高次群信号の
ビットクロックを分周して得る場合に比べて回路規模を
小さくできる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。なお以下の各図において同一の参照符号は同一の
回路要素を表すものとする。図2には本発明の一実施例
としてのインタリーブ方式分離装置が示される。この実
施例では説明を簡単にするため高次群信号HDSは3つ
の低次群信号TRB1〜TRB3を多重化したものとし
ている。また多重信号としては図11のフォーマットの
ものが用いられる。
【0021】図中、1はデマルチプレクサであり、高次
群信号HDS1が入力され、それを後述のウィンドウ発
生器2からのウィンドウWD1〜WD3を用いて多重化
前の低次群信号TRB1〜TRB3に分離する回路であ
る。ここでは、デマルチプレクサ1で分離された低次群
信号TRB1に関する分離信号をDM1、低次群信号T
RB2に関する分離信号をDM2、低次群信号TRB3
に関する分離信号をDM3とする。
【0022】デマルチプレクサ1の各分離信号DM1〜
DM3は副デマルチプレクサ3〜3にそれぞれ別々
に入力されて処理されて低次群信号TRB1〜TRB3
となる。各副デマルチプレクサ3〜3は同一の構成
であり、それぞれフレーム同期ワード検出回路4、各種
の付加ビット分離回路5、受信チャネル盤6等からな
る。
【0023】フレーム同期ワード検出回路4は分離信号
DM中からフレーム同期ワードFAWの検出を行う回路
であり、フレーム同期ワードFAWを検出した時にFA
W検出信号DETを出力してウィンドウ発生器2に与え
る。なお、このフレーム同期ワード検出回路4は所定段
数の後方同期保護を行っており、フレーム同期ワードF
AWを所定回数検出した時に初めてFAW検出信号DE
Tを出力するものである。
【0024】付加ビット分離回路5は分離信号DM中の
各種の付加ビットを分離する回路である。また受信チャ
ネル盤6はそれに入力される分離信号DMが付加ビット
分離回路5で分離されたビットに相当する部分が歯抜け
状態になっているので、その部分をPLL等で再生して
平滑化する回路である。
【0025】ウィンドウ発生器2は高次群信号HDS1
のビットクロックCLKを取り込み、これを分周して前
述のウィンドウWD1〜WD3を生成してデマルチプレ
クサ1に与える回路である。ビットクロックCLKは高
次群信号HDS1をPLL回路などに入力して生成す
る。生成されるウィンドウWD1〜WD3はそのままで
は低次群信号TRB1〜TRB3の各ワード(フレーム
同期ワードFAWや各データワードDW等)に同期して
いないので、ウィンドウ発生器2は各副デマルチプレク
サ3〜3からFAW検出信号DET1〜DET3を
受信し、これらのFAW検出信号DET1〜DET3に
基づいて、高次群信号HDS1中の各ワードの位相と各
ウィンドウWD1〜WD3の位相とを合わせる機能を持
っている。
【0026】図3にはウィンドウ発生器2の詳細な構成
例が示される。図示のように、高次群信号HDS1から
抽出されたビットクロックCLKはクロック禁止回路2
2を経て分周&ウィンドウ生成回路21に入力され、こ
の分周&ウィンドウ生成回路21で分周されて各ウィン
ドウWD1〜WD3が生成される。また各副デマルチプ
レクサ3〜3からのFAW検出信号DET1〜DE
T3はオアゲート23に入力されて論理和がとられる。
オアゲート23は各FAW検出信号DET1〜DET3
が同時に入力された時にシフト禁止信号SIを生成して
シフト禁止回路24に送出する。
【0027】シフトトリガ発生回路25は高次群信号H
DS1のビットクロックCLKを多段にわたり分周して
所定周期Ts のシフトパルスSPを生成する回路であ
る。このシフトパルスSPの発生周期Ts は高次群信号
HDS1の1フレーム長以上(通常、数フレーム長であ
り、フレーム同期ワード検出回路4における保護段数以
上)である。シフトパルスSPはシフト禁止回路24を
経てクロック禁止回路22に供給される。クロック禁止
回路22はシフトパルスSPが入力された時にはビット
クロックCLKの通過を1ビットだけ禁止し(すなわち
高次群信号HDS1のビットクロックCLKを1ビット
だけ抜き取って出力する)、それにより分周&ウィンド
ウ生成回路21で生成されるウィンドウWD1〜WD3
を1ビット分の位相だけシフトさせる。
【0028】シフト禁止回路24はオアゲート23から
シフト禁止信号SIを受け取っていない時(すなわち何
れかの副デマルチプレクサ3〜3におけるフレーム
同期ワード検出回路4がフレーム同期ワードFAWを検
出していない時)にはシフトトリガ発生回路25からの
シフトパルスSPをそのままクロック禁止回路22に通
過させる。一方、シフト禁止信号SIを受け取った時
(すなわち各副デマルチプレクサ3〜3におけるフ
レーム同期ワード検出回路4が全てフレーム同期ワード
FAWを検出した時)にはシフトパルスSPの通過を禁
止し、クロック禁止回路22によるウィンドウWD1〜
WD3の1ビットシフト動作を停止させる。
【0029】図4には受信チャネル盤6の詳細な構成例
が示される。受信チャネル盤6はメモリ部61、コード
変換部62、書込みクロックタイミング部63、読出し
クロックタイミング部64、PLL部65等を含み構成
される。入力データはメモリ部61に書込みクロックW
CLKで書き込まれ、この書込みクロックで動作するP
LL部65の出力に基づき生成される読出しクロックR
CLKでメモリ部61から読み出される。受信チャネル
盤6への入力信号は付加ビット分離回路5で各種付加ビ
ットが分離されているため書込みクロックは歯抜けにな
っているが、PLL部65の介在で読出しクロックは平
滑化され、分離信号の歯抜け部分が修復される。コード
変換部62は修復後の分離信号を、低次群のハイアラー
キによって決まるコード例えば140Mbps ではCMI
(Coded Mark Inversion)に変換して低次群信号TRB
として出力する。
【0030】この実施例の分離装置の動作が以下に説明
される。高次群信号HDS1がデマルチプレクサ1に入
力されると、デマルチプレクサ1では、ウィンドウ発生
器2から供給される各ウィンドウWD1〜WD3の部分
だけ高次群信号HDS1をそれぞれ通過させることによ
り、分離信号DM1〜DM3をそれぞれ生成して出力す
る。この場合、最初は各ウィンドウWD1〜WD3が高
次群信号HDS1中の各低次群信号TRB1〜TRB3
の各ワードに位相同期していないため、各低次群信号T
RB1〜TRB3のフレーム同期ワードFAW1〜FA
W3は不完全な形でしか分離できず、したがって各副デ
マルチプレクサ3〜3におけるフレーム同期ワード
検出回路4はフレーム同期ワードFAWを検出すること
ができず、ウィンドウ発生器2にはFAW検出信号DE
T1〜DET3は入力されない。
【0031】この結果、ウィンドウ発生器2は、シフト
パルスSPの発生周期Ts (一般には高次群信号HDS
1の数フレーム長)ごとに、その生成するウィンドウW
D1〜WD3の位相を高次群信号HDS1の1ビットク
ロック分ずつ逐次に位相シフトさせていく。このウィン
ドウの1ビット位相シフト動作を発生周期Ts で繰り返
すことにより、やがてウィンドウ発生器2が生成するウ
ィンドウWD1〜WD3の位相が高次群信号HDS1中
における各低次群信号TRB1〜TRB3のワード位相
と一致する。すると、各副デマルチプレクサ3〜3
における各フレーム同期ワード検出回路4は、デマルチ
プレクサ1で分離された各分離信号DM1〜DM3中か
らフレーム同期ワードFAW1〜FAW3をそれぞれ検
出することになり、このフレーム同期ワード検出を所定
の保護段数分だけ行うと、それぞれFAW検出信号DE
T1〜DET3をウィンドウ発生器2に出力する。
【0032】すると、ウィンドウ発生器2においては、
オアゲート23からシフト禁止信号SIが発生され、こ
のシフト禁止信号SIによりシフト禁止回路24がシフ
トトリガ発生回路25からのシフトパルスSPの通過を
禁止し、クロック禁止回路22によるウィンドウWD1
〜WD3の位相シフト動作を停止させる。この結果、生
成されるウィンドウWD1〜WD3の位相は高次群信号
HDS1中の低次群信号TRB1〜TRB3のワード位
相に一致したままで固定され、以降、フレーム同期状態
が維持されてデマルチプレクサ1は低次群信号TRB1
〜TRB3を正しい位相で分離することができる。
【0033】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えば前述の実施例では、ウィンドウW
D1〜WD3を1ビットずつシフトさせる周期Ts を定
めるためのシフトパルスSPを発生するシフトトリガ発
生回路を、高次群信号HDS1のビットクロックCLK
を分周する回路により構成した。しかし、この周期Ts
はクロックCLKの周期に比べて極めて長いので、分周
回路としてはかなり多段分周のものが必要となり、その
回路規模が大きくなる。そこで、シフトリトガ発生回路
としては、高次群信号HDS1のクロックCLKを多段
に分周する分周回路のかわりに、周期Ts のシフトパル
スSPを独立的に発生するパルス発生器を用いるもので
あってもよい。このパルス発生器が発生する周期Ts は
高次群信号HDS1のクロックCLKとは同期していな
いが、ウィンドウの位相シフトは高次群信号HDS1の
クロックCLKに同期する必要はないので、非同期でも
十分であり、かかるパルス発生器を使用したことでフレ
ーム同期検出に支障が生じることはない。そして、かか
るパルス発生器は高次群信号HDS1のクロックCLK
を分周するシフトトリガ発生回路25よりも回路規模を
小さくすることができる。
【0034】図5には本発明の他の変形例が示される。
上述の実施例の分離装置は図11に示されるフォーマッ
トの高次群信号HDS1に対しては有効に動作するもの
であるが、図12のフォーマットの高次群信号HDS2
に対しては誤動作を生じる可能性がある。
【0035】すなわち、図12のフォーマットの高次群
信号HDS2では、フレーム同期ワードFAWの長さが
低次群信号TRBの1ワード長よりも短くなっているの
で、図15に示されるように、ウィンドウWDの位相が
低次群信号TRBのワード位相と完全に一致していない
状態でも(図15にはウィンドウが半ワード長ずれた状
態が示されている)、デマルチプレクサ1はその分離信
号DM中にフレーム同期ワードFAWを完全な形で分離
することができる。したがって副デマルチプレクサ3
〜3におけるフレーム同期ワード検出回路4はウィン
ドウ位相と高次群信号HDS2中の低次群信号TRB1
〜TRB3のワード位相が一致していない状態でもフレ
ーム同期ワードFAW1〜FAW3を検出してFAW検
出信号DET1〜DET3を出力することになる。
【0036】この結果、ウィンドウ発生器2はウィンド
ウ位相とワード位相が一致していない状態すなわち誤同
期状態でも、ウィンドウの位相シフト動作を停止してし
まい、よってデマルチプレクサ1で高次群信号HDS2
から各低次群信号TRB1〜TRB3が適切に分離され
ていないにもかかわらず、その状態がそのまま維持され
てしまう。
【0037】図5の変形例装置はかかる問題を解決した
ものであり、図12のフォーマットの高次群信号HDS
2に対しても正しく動作する回路である。この変形例装
置が前述の実施例装置と相違する点は、各副デマルチプ
レクサ3〜3にディジタルエラー検出回路8と同期
検出回路9が備えられていることである。
【0038】ディジタルエラー検出回路8は図12のフ
ォーマットの低次群信号中に含まれるパリティビットP
を用いて、デマルチプレクサ1で分離した分離信号DM
のパリティチェックを行う回路である。すなわち、本例
では低次群信号TRB1〜TRB3が24B1P符号形
式であり24ビットのデータビットと1ビットのパリテ
ィビットPで1ワードを形成しており、多重化はこのワ
ード単位で行われて高次群信号HDS2が形成されてい
る。パリティビットPはワード中の“1”の数が偶数に
なるように付されている。したがってデマルチプレクサ
1においてウィンドウにより高次群信号HDS2が適切
な位相でワード単位に正しく区切られていれば、伝送路
障害などがない限り、パリティエラーは検出されない
が、ウィンドウが図16のように適切な位相からずれて
いる場合には、ワードの後半から次のワードの前半まで
を切り出すことになり、この中の“1”の数が偶数であ
るとは限らないから頻繁にパリティエラーが発生するこ
とになる。ディジタルエラー検出回路8はかかるパリテ
ィエラーの発生を検出しその回数を計数するものであ
り、単位時間あたりのパリティエラーの発生回数が多く
異常であり同期がとれていないと判断される場合に同期
エラー信号ERRを出力するよう構成される。この同期
エラー信号ERRはパリティエラーの検出回数が大の時
に“H”レベル、小である時に“L”レベルとなる。
【0039】同期検出回路9は図6に示されるようにD
形フリップフロップで構成されており、そのデータ入力
端子Dには正極電源電圧Vccすなわち“H”レベル信号
が入力され、そのクロック入力端子CKにはディジタル
エラー検出回路8からの同期エラー信号ERRが入力さ
れ、そのリセット入力端子RSTにはフレーム同期ワー
ド検出回路4からフレーム同期ワードFAWを検出した
時に発生されるFAW検出信号DETが入力される。こ
の例ではこのFAW検出信号DETはフレーム同期ワー
ドFAWを検出した時に“L”、検出していない時に
“H”となるものとする。D形フリップフロップは
“H”のFAW検出信号DET(すなわちリセット入力
RST)の“L”から“H”への立上がりでリセットさ
れる。したがって、同期検出回路9は同期エラー信号E
RR(すなわちクロック入力CK)の“L”から“H”
への立上がりでデータ入力D(すなわち“H”レベル)
を取り込んでデータ出力Qとして出力し、FAW検出信
号DETが“H”へ立ち上がることでデータ出力Qを
“L”にリセットするように動作する。このデータ出力
Qは同期検出信号SYNCとして前述の実施例のFAW
検出信号DETの代わりにウィンドウ発生器2に送られ
る。
【0040】この変形例装置の動作が図7を参照して以
下に説明される。ここで図7は同期検出回路9の各部信
号のタイムチャートである。いまデマルチプレクサ1に
おける高次群信号HDS2の分離にあたって、ウィンド
ウ発生器2からのウィンドウの位相がずれているものと
する。この場合、ディジタルエラー検出回路8はパリテ
ィエラーを連続して検出するため、パリティエラー検出
を示す“H”レベルの同期エラー信号ERRを出力す
る。一方、ウィンドウ位相がずれている場合でも、図1
6に示されるように、デマルチプレクサ1で分離された
分離信号DMの1ワード長の中にフレーム同期ワードF
AWが入っている場合には、フレーム同期ワード検出回
路4はフレーム同期ワードFAWを検出することができ
るので、“L”のFAW検出信号DETを出力すること
になるが、この状態は誤同期状態である。この場合、F
AW検出信号DETは同期エラー発生器9にリセット入
力RSTとして入力され、ディジタルエラー検出回路8
からの周期エラー信号ERRは“H”であるので、その
データ出力Q(すなわち同期検出信号SYNC)は
“L”に維持される。
【0041】各副デマルチプレクサ3〜3における
同期検出信号SYNC1〜SYNC3が“L”である時
には、前述の実施例で説明したように、ウィンドウ発生
器2においてウィンドウWD1〜WD3が定期的に1ビ
ットずつシフトされていくので、やがて高次群信号HD
S2中の各低次群信号TRB1〜TRB3のワード位相
とウィンドウの位相とが一致する。すると、分離信号D
M中のパリティエラーは減少するので、ディジタルエラ
ー検出回路8からの周期エラー信号ERRはエラー検出
回数が少ないことを表す“L”となる。なお、この周期
エラー信号ERRはそのかわり目で最初は若干ばたつい
て“L”と“H”を繰り返す。この時の周期エラー信号
ERRの立上がりで同期検出回路9から出力される同期
検出信号SYNCは“H”となり、同期引込み状態とな
る。
【0042】各副デマルチプレクサ3〜3の同期検
出信号SYNC1〜SYNC3が“H”となると、ウィ
ンドウ発生器2は前述同様の動作によりウィンドウの位
相シフトを停止する。これにより図12のフォーマット
の高次群信号HDS2であっても正しい位相でフレーム
同期をとりつつ低次群信号TRB1〜TRB3を分離す
ることができる。
【0043】なお、正しい位相でフレーム同期がとられ
ている状態であっても伝送路障害などによりパリティエ
ラーは発生し得る。例えば図7中の同期エラー信号ER
Ru の場合である。しかしこの場合でも、フレーム同期
ワード検出回路4がフレーム同期ワードFAWを検出し
ている限りそのFAW検出信号DETは“L”であり、
よって同期検出回路9はリセットされることはなく、そ
の出力の同期検出信号SYNCは“H”が継続されるの
で、ウィンドウ発生器2でウィンドウ位相が誤ってシフ
トされることはない。
【0044】伝送路障害が更に進行してしまった場合に
は、周期エラー信号ERRは連続的に“H”となり、ま
たフレーム同期ワード検出回路4もフレーム同期ワード
検出不能となってそのFAW検出信号DETを“H”に
する。このFAW検出信号DETの立上がりで同期検出
回路9はリセットされてその出力の同期検出信号SYN
Cを“L”とする。すなわち同期外れ状態となる。する
と、この状態ではウィンドウ発生器2におけるウィンド
ウ位相シフト動作が再開され、再び同期引込みを行うよ
うにウィンドウ位相を定期的にシフトさせていく。
【0045】図8には本発明の更に他の変形例が示され
る。この変形例装置も前述の図5の変形例装置と同様に
図12のフォーマットの多重信号HDS2を正しく分離
するためのものである。この変形例装置の基本的構成は
図2に示したものと同様であるが、ウィンドウ発生器2
の構成が図8に示されるようにウィンドウ発生器20に
変更されている点が異なる。すなわち、図8において、
ウィンドウ発生器20における分周&ウィンドウ生成回
路21、クロック禁止回路22、オアゲート23、シフ
ト禁止回路24、シフトトリガ発生回路25の構成は前
述の図3で説明したものと同じであるが、相違点とし
て、分周&ウィンドウ生成回路21で生成された各ウィ
ンドウWD1〜WD3が更にウィンドウ幅変更回路26
〜26にそれぞれ入力され、このウィンドウ幅変更
回路26〜26から出力されたウィンドウ*WD1
〜*WD3がデマルチプレクサ1に入力されるようにな
っており、このウィンドウ幅変更回路26〜26は
位相の同期時と非同期時で出力するウィンドウ*WD1
〜*WD3の幅を変更するように構成されている。
【0046】各ウィンドウ幅変更回路26〜26は
分周&ウィンドウ生成回路21からのウィンドウWDが
入力されるシフトレジスタ27と、そのシフトレジスタ
27のmビット目のシフト出力Qm とシフト禁止信号S
Iが入力されるNORゲート28と、シフトレジスタ2
7の0ビット目のシフト出力QoとNORゲート28の
出力S28が入力されるORゲート29を含み構成され
ており、ORゲート29の出力がウィンドウ*WDとし
てデマルチプレクサ1へ送出されるようになっている。
シフトレジスタ27は入力されたウィンドウWDをシフ
ト出力Qo からそのまま出力すると共に、シフト出力Q
m からはそのウィンドウWDをmビット分遅延させて出
力することになる。ここで高次群信号HDS2中の各低
次群信号TRB1〜TRB3の1ワード長はnビットで
あり、フレーム同期ワードFAWの長さをmビットであ
り、図12で説明したようにn>mである。
【0047】以下、この変形例装置の動作が図9、図1
0を参照して説明される。まず、全体的な動作について
図9を参照して説明する。ウィンドウ発生器2における
分周&ウィンドウ生成回路21によりウィンドウWD1
〜WD3が生成され、このウィンドウWD1〜WDの位
相が非同期時(すなわちウィンドウ位相が高次群信号H
DS2中の低次群信号TRB1〜TRB3のワードの先
頭位相に一致していない時)に1ビットずつ定期的にシ
フトされていく動作は図2の実施例で説明したのと同様
である。ただし、この非同期時においては、分周&ウィ
ンドウ生成回路21で生成されるウィンドウWD1〜W
D3の幅はnビットであるが、デマルチプレクサ1に供
給されるウィンドウ*WD1〜*WD3の幅は図9に示
されるようにウィンドウ幅変更回路26〜26によ
ってmビットに狭められている。
【0048】このようにデマルチプレクサ1に供給され
るウィンドウ*WD1〜*WD3の幅がフレーム同期ワ
ードFAW1〜FAW3の幅であるmビットに一致して
いる場合には、各副デマルチプレクサ3〜3におけ
るフレーム同期ワード検出回路4でフレーム同期ワード
FAW1〜FAW3が検出されたタイミングでは、デマ
ルチプレクサ1に供給されるウィンドウ*WD1〜*W
D3の先頭位相は高次群信号HDS2中の各低次群信号
TRB1〜TRBnのワードの先頭位相と正しく一致す
ることになり、フレーム同期がとれた状態となる。
【0049】そこで、このフレーム同期がとれた時点
で、ウィンドウ発生器20によるウィンドウ位相のシフ
ト動作を停止し、かつデマルチプレクサ1に供給される
ウィンドウ*WD1〜*WD3の幅を、ウィンドウ幅変
更回路26〜26によりワード長である元のnビッ
トに変更する。このようにすれば、以降はデマルチプレ
クサ1はnビットワード幅のウィンドウ*WD1〜*W
D3により高次群信号HDS2から各低次群信号TRB
1〜TRBnを分離することができ、同期引込みが完了
したことになる。
【0050】このウィンドウ幅変更回路26〜26
の詳細な動作が図10を参照して以下に説明される。ま
ず同期がとれていない状態では、ORゲート23からシ
フト禁止信号SIが出力されておらず、この場合、NO
Rゲート28からはシフトレジスタ27でmビット遅延
されたウィンドウWDがそのままORゲート29に出力
される。ORゲート29では、このNORゲート28と
シフトレジスタ27のシフト出力Qo とを比較し、両者
が“L”である区間だけ“L”レベルのウィンドウ*W
Dを出力する。したがって図10からも分かるように、
このウィンドウ*WDの幅はmビットすなわちフレーム
同期ワードFAWの幅となる。
【0051】一方、ウィンドウ位相が順次にシフトされ
た結果、同期がとれた状態となった時には、各副デマル
チプレクサ3〜3のフレーム同期ワード検出回路4
から同期検出信号DET1〜DET3が出力されてOR
ゲート23からシフト禁止信号SIが出力されることに
なり、その結果、NORゲート28はシフトレジスタ2
7からのシフト出力Qm の通過を禁止し、常に“L”を
出力するようになる。すると、ORゲート29はNOR
ゲート28とシフトレジスタ27のシフト出力Qo が共
に“L”の区間(すなわち図10に示されるようにnビ
ット幅)のウィンドウ*WDを生成してデマルチプレク
サ1に送出する。これによりウィンドウ*WDの幅は非
同期時と同期時でmビットからnビットに変更される。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、フレーム同期ワードの検出回路を低次群信号処理回
路側に設けることにより、かかるフレーム同期ワード検
出回路での消費電力を低減することができる。また回路
規模の縮小やコストダウンも可能となる。また図5また
は図8の変形例に示されるような構成とすることにより
図12のようなフォーマットの高次群信号HDS2に対
しても誤同期を起こすことなく正しく低次群信号を分離
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としてのワードインタリーブ
方式多重信号の分離装置を示すブロック図である。
【図3】実施例装置におけるウィンドウ発生器の詳細構
成を示すブロック図である。
【図4】実施例装置における受信チャネル盤の詳細構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の変形例を示すブロック図である。
【図6】変形例装置における同期検出回路の詳細構成を
示す図である。
【図7】変形例装置における同期検出回路の各部信号の
タイムチャートである。
【図8】本発明の他の変形例を示すブロック図である。
【図9】他の変形例装置の動作を説明するためのタイム
チャートである。
【図10】他の変形例装置のウィンドウ発生器の各部信
号のタイムチャートである。
【図11】ワードインタリーブ方式多重信号のフォーマ
ットの一例を示す図である。
【図12】ワードインタリーブ方式多重信号のフォーマ
ットの他の例を示す図である。
【図13】図11のフォーマットの多重信号の分離方法
を説明する図である。
【図14】図12のフォーマットの多重信号の分離方法
を説明する図である。
【図15】図12フォーマットの多重信号の分離におけ
る問題点を説明する図である。
【符号の説明】
1 デマルチプレクサ 2、20 ウィンドウ発生器 3、3、3 副デマルチプレクサ 4 フレーム同期ワード検出回路 5 各種付加ビット分離回路 6 受信チャネル盤 8 ディジタルエラー検出回路 9 同期検出回路 21 分周&ウィンドウ生成回路 22 クロック禁止回路 23、29 ORゲート 24 シフト禁止回路 25 シフトトリガ発生回路 26〜26 ウィンドウ幅変更回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワードインタリーブ方式で多重化された
    高次群信号から低次群信号を分離するための所定パター
    ンのウィンドウを発生するウィンドウ発生部(101)
    と、該ウィンドウ発生部からのウィンドウを用いて該高
    次群信号から低次群信号を分離するデマルチプレクサ
    (102)と、該デマルチプレクサで分離された分離信
    号中からフレーム同期信号を検出するフレーム同期信号
    検出部(103)とを備え、該ウィンドウ発生部は該フ
    レーム同期信号検出部でフレーム同期信号が検出されて
    いない期間中その発生するウィンドウの位相を周期的に
    シフトし、フレーム同期信号が検出された時にそのシフ
    トを停止するように構成されたワードインタリーブ方式
    多重信号の分離装置。
  2. 【請求項2】 上記ウィンドウ発生部から上記デマルチ
    プレクサに供給するウィンドウの長さを、上記フレーム
    同期信号検出部でフレーム同期信号が検出されていない
    期間中はフレーム同期信号長とし、フレーム同期信号が
    検出された時に低次群信号のワード長とするウィンドウ
    幅変更部(104)を更に備えた請求項1記載のワード
    インタリーブ方式多重信号の分離装置。
  3. 【請求項3】 ワードインタリーブ方式で多重化され
    た高次群信号から低次群信号を分離するための所定パタ
    ーンのウィンドウを発生するウィンドウ発生部(10
    1)と、該ウィンドウ発生部からのウィンドウを用いて
    該高次群信号から低次群信号を分離するデマルチプレク
    サ(102)と、該デマルチプレクサで分離された分離
    信号中からフレーム同期信号を検出するフレーム同期信
    号検出部(103)と、上記デマルチプレクサで分離さ
    れた分離信号中のエラー検出信号を用いて低次群信号の
    エラー検出を行うエラー検出部(105)と、該フレー
    ム同期信号検出部と該エラー検出部の検出信号に基づい
    て同期状態を検出する同期検出部(106)とを備え、
    該ウィンドウ発生部は該同期検出部で同期状態が検出さ
    れていない期間中その発生するウィンドウの位相を周期
    的にシフトし、同期状態が検出された時にそのシフトを
    停止するように構成されたワードインタリーブ方式多重
    信号の分離装置。
  4. 【請求項4】 上記ウィンドウ発生部におけるウィンド
    ウ位相の周期的なシフトは、上記高次群信号のビットク
    ロックとは独立的に所定周期のシフト信号を発生するシ
    フト信号発生部からのシフト信号により行われるように
    構成された請求項1〜3の何れかに記載のワードインタ
    リーブ方式多重信号の分離装置。
JP3039359A 1990-02-14 1991-02-08 ワードインターリーブ方式多重信号の分離装置 Expired - Lifetime JPH0736547B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-33191 1990-02-14
JP3319190 1990-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04211532A JPH04211532A (ja) 1992-08-03
JPH0736547B2 true JPH0736547B2 (ja) 1995-04-19

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