JPH07364Y2 - 補助制動灯 - Google Patents
補助制動灯Info
- Publication number
- JPH07364Y2 JPH07364Y2 JP10339991U JP10339991U JPH07364Y2 JP H07364 Y2 JPH07364 Y2 JP H07364Y2 JP 10339991 U JP10339991 U JP 10339991U JP 10339991 U JP10339991 U JP 10339991U JP H07364 Y2 JPH07364 Y2 JP H07364Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- housing
- holder
- flat portion
- substrate holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はハイマウントストップラ
ンプと称されている補助制動灯に関するものであり、詳
細には自動車のリアウインドに密着する状態で車室内側
に取付けられる形式とした補助制動灯に係るものであ
る。
ンプと称されている補助制動灯に関するものであり、詳
細には自動車のリアウインドに密着する状態で車室内側
に取付けられる形式とした補助制動灯に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の補助制動灯90の構成の
例を示すものが図4であり、この補助制動灯90のハウ
ジング91は例えば透明樹脂の押出成形でパイプ状に形
成されるものとされ、この形成時に例えば楕円の一部を
直線で切断した断面形状とされることで、前記したパイ
プ状の側面には平坦部91aが設けられるものとされ、
前記ハウジング91は前記平坦部91aを自動車のリア
ウインド10に密接して取付けられるものとされてい
る。
例を示すものが図4であり、この補助制動灯90のハウ
ジング91は例えば透明樹脂の押出成形でパイプ状に形
成されるものとされ、この形成時に例えば楕円の一部を
直線で切断した断面形状とされることで、前記したパイ
プ状の側面には平坦部91aが設けられるものとされ、
前記ハウジング91は前記平坦部91aを自動車のリア
ウインド10に密接して取付けられるものとされてい
る。
【0003】前記ハウジング91内にはLEDなど光源
92が搭載された光源基板93が収納されて前記光源9
2からの光を前記平坦部91aから前記リアウインド1
0を介して目的方向に照射させるものとされているが、
このときに、前記ハウジング91内で光源基板93を所
定位置に保持するために、外径側を前記ハウジング91
の内径に嵌合する形状に形成され、内径側に前記光源基
板93に対応するスリット94aと、前記平坦部91a
に向かい開口する窓部94bとが設けられたホルダ94
を介して取付けられるものとされている。
92が搭載された光源基板93が収納されて前記光源9
2からの光を前記平坦部91aから前記リアウインド1
0を介して目的方向に照射させるものとされているが、
このときに、前記ハウジング91内で光源基板93を所
定位置に保持するために、外径側を前記ハウジング91
の内径に嵌合する形状に形成され、内径側に前記光源基
板93に対応するスリット94aと、前記平坦部91a
に向かい開口する窓部94bとが設けられたホルダ94
を介して取付けられるものとされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
自動車への取付時においてはリアウインド10の傾斜に
は様々な角度のものがあり、これにより一種類のホルダ
94では対応不可能となり、前記ホルダ94に予めに光
源基板93の前記平坦部91aに対する角度が異なるも
のの複数種を用意しておき、生産時に目的車種に合わせ
てホルダ94の選択を行うなどの対応が必要となり、生
産工程を著しく煩雑化させるという問題点を生ずるもの
となり、この点の解決が課題とされるものとなってい
た。
自動車への取付時においてはリアウインド10の傾斜に
は様々な角度のものがあり、これにより一種類のホルダ
94では対応不可能となり、前記ホルダ94に予めに光
源基板93の前記平坦部91aに対する角度が異なるも
のの複数種を用意しておき、生産時に目的車種に合わせ
てホルダ94の選択を行うなどの対応が必要となり、生
産工程を著しく煩雑化させるという問題点を生ずるもの
となり、この点の解決が課題とされるものとなってい
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、パイプ状の長
軸側に沿う側面に平坦部が設けられた長尺なハウジング
が前記平坦部を密接させてリアウインドに取付けられ、
前記ハウジング内には光源を搭載した光源基板が収納さ
れ、前記光源からの光を前記平坦部から前記リアウイン
ドを介して目的方向に照射させる補助制動灯において、
前記光源基板の長手方向の適宜位置には前記光源の照射
方向を切欠いた円筒状の基板ホルダが嵌着され、前記ハ
ウジングには外径でこのハウジングに嵌合し内径で前記
基板ホルダに嵌合し前記平坦部に向かい開口する窓部が
設けられたホルダ受が嵌着され、前記基板ホルダは前記
ホルダ受に回動自在に承持されていることを特徴とする
補助制動灯を提供することで前記した従来の課題を解決
するものである。
課題を解決するための具体的手段として、パイプ状の長
軸側に沿う側面に平坦部が設けられた長尺なハウジング
が前記平坦部を密接させてリアウインドに取付けられ、
前記ハウジング内には光源を搭載した光源基板が収納さ
れ、前記光源からの光を前記平坦部から前記リアウイン
ドを介して目的方向に照射させる補助制動灯において、
前記光源基板の長手方向の適宜位置には前記光源の照射
方向を切欠いた円筒状の基板ホルダが嵌着され、前記ハ
ウジングには外径でこのハウジングに嵌合し内径で前記
基板ホルダに嵌合し前記平坦部に向かい開口する窓部が
設けられたホルダ受が嵌着され、前記基板ホルダは前記
ホルダ受に回動自在に承持されていることを特徴とする
補助制動灯を提供することで前記した従来の課題を解決
するものである。
【0006】
【実施例】つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1及び図2に符号1で示すものは
本考案に係る補助制動灯であり、この補助制動灯1のハ
ウジング2の側面には平坦部2aが設けられ、この平坦
部2aを密接してリアウインド10に取付けるものであ
る点は従来例のものと同様であるが、本考案により光源
3が搭載された光源基板4は基板ホルダ5とホルダ受6
とにより照射方向の調整を自在なものとされている。
て詳細に説明する。図1及び図2に符号1で示すものは
本考案に係る補助制動灯であり、この補助制動灯1のハ
ウジング2の側面には平坦部2aが設けられ、この平坦
部2aを密接してリアウインド10に取付けるものであ
る点は従来例のものと同様であるが、本考案により光源
3が搭載された光源基板4は基板ホルダ5とホルダ受6
とにより照射方向の調整を自在なものとされている。
【0007】ここで、前記補助制動灯1の構成を更に詳
細に示すものが図3であり、前記光源基板4の側には長
手方向の適宜位置、例えば左右端と中央の三個所には前
記光源基板4の光源3側を切欠いた略円筒状の基板ホル
ダ5が嵌着され、前記ハウジング2の側には外径側でこ
のハウジング2の内径に嵌合し、内径側には前記平坦部
2aに向かい開口するようにして設けた窓部6aと前記
基板ホルダ5の外径に嵌合する承部6bとが設けられた
ホルダ受6が前記基板ホルダ5が光源基板4に嵌着され
た位置に対応して嵌着されるものとされている。
細に示すものが図3であり、前記光源基板4の側には長
手方向の適宜位置、例えば左右端と中央の三個所には前
記光源基板4の光源3側を切欠いた略円筒状の基板ホル
ダ5が嵌着され、前記ハウジング2の側には外径側でこ
のハウジング2の内径に嵌合し、内径側には前記平坦部
2aに向かい開口するようにして設けた窓部6aと前記
基板ホルダ5の外径に嵌合する承部6bとが設けられた
ホルダ受6が前記基板ホルダ5が光源基板4に嵌着され
た位置に対応して嵌着されるものとされている。
【0008】上記のように光源基板4に嵌着された基板
ホルダ5と、ハウジング2に嵌着されたホルダ受6とは
嵌着されるが、この嵌着が行われた状態で前記基板ホル
ダ5の外径は円筒状とされ、ホルダ受6の承部6bはこ
の基板ホルダ5の外径と嵌合する形状とされていること
で、前記光源基板4はハウジング2内で回動自在な状態
で承持されるものとなる。
ホルダ5と、ハウジング2に嵌着されたホルダ受6とは
嵌着されるが、この嵌着が行われた状態で前記基板ホル
ダ5の外径は円筒状とされ、ホルダ受6の承部6bはこ
の基板ホルダ5の外径と嵌合する形状とされていること
で、前記光源基板4はハウジング2内で回動自在な状態
で承持されるものとなる。
【0009】尚、実際の実施に当り、前記ハウジング2
が例えば500mmと非常に長尺である場合には、その中
間位置に前記ホルダ受6を嵌着するのは困難となるの
で、例えば前記基板ホルダ5には溝5aを、前記ホルダ
受6にはリブ6cを設け(図3参照)て横方向のズレを
生じないようにして両者5、6を予めに嵌合させてお
き、この状態でのハウジング2内への挿入を可能とする
など適宜の設計変更を行うことは自由である。
が例えば500mmと非常に長尺である場合には、その中
間位置に前記ホルダ受6を嵌着するのは困難となるの
で、例えば前記基板ホルダ5には溝5aを、前記ホルダ
受6にはリブ6cを設け(図3参照)て横方向のズレを
生じないようにして両者5、6を予めに嵌合させてお
き、この状態でのハウジング2内への挿入を可能とする
など適宜の設計変更を行うことは自由である。
【0010】次いで、上記の構成とした補助制動灯1の
作用、効果について説明を行えば、前記基板ホルダ5と
ホルダ受6とで光源基板4をハウジング2に対して回動
自在に承持したことで、補助制動灯1はリアウインド1
0に取付けた後に光源基板4を所定の照射方向となるよ
うに回動させて調整が可能となり、前記リアウインド1
0の傾斜の度合いを問わずに設置可能なものとなる。
作用、効果について説明を行えば、前記基板ホルダ5と
ホルダ受6とで光源基板4をハウジング2に対して回動
自在に承持したことで、補助制動灯1はリアウインド1
0に取付けた後に光源基板4を所定の照射方向となるよ
うに回動させて調整が可能となり、前記リアウインド1
0の傾斜の度合いを問わずに設置可能なものとなる。
【0011】また、前記ハウジング2の左右端部には例
えばフック構造などで着脱を自在とするキャップ7が設
けられ(図1参照)、前記した照射方向の調整を行うと
きには取外して前記光源基板4に対する作業を容易なも
のとしている。
えばフック構造などで着脱を自在とするキャップ7が設
けられ(図1参照)、前記した照射方向の調整を行うと
きには取外して前記光源基板4に対する作業を容易なも
のとしている。
【0012】
【考案の効果】以上に説明したように本考案により、光
源基板の長手方向の適宜位置には光源の照射方向を切欠
いた円筒状の基板ホルダが嵌着され、ハウジングには外
径でこのハウジングに嵌合し内径で前記基板ホルダに嵌
合し前記平坦部に向かい開口する窓部が設けられたホル
ダ受が嵌着され、前記基板ホルダは前記ホルダ受に回動
自在に承持されている補助制動灯としたことで、光源基
板はハウジング内で照射方向を自在に調整でき車種によ
るリアウインドの傾斜の差を補正可能なものとなるの
で、この補助制動灯は一種類を生産すれば良いものとな
り、生産工程を単純化して生産性の向上に極めて優れた
効果を奏するものとなる。
源基板の長手方向の適宜位置には光源の照射方向を切欠
いた円筒状の基板ホルダが嵌着され、ハウジングには外
径でこのハウジングに嵌合し内径で前記基板ホルダに嵌
合し前記平坦部に向かい開口する窓部が設けられたホル
ダ受が嵌着され、前記基板ホルダは前記ホルダ受に回動
自在に承持されている補助制動灯としたことで、光源基
板はハウジング内で照射方向を自在に調整でき車種によ
るリアウインドの傾斜の差を補正可能なものとなるの
で、この補助制動灯は一種類を生産すれば良いものとな
り、生産工程を単純化して生産性の向上に極めて優れた
効果を奏するものとなる。
【図1】 本考案に係る補助制動灯の一実施例を要部で
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】 図1のA―A線に沿う断面図である。
【図3】 同じ実施例の要部を示す斜視図である。
【図4】 従来例を示す断面図である。
1……補助制動灯 2……ハウジング 2a……平坦部 3……光源 4……光源基板 5……基板ホルダ 5a……溝 6……ホルダ受 6a……窓部、6b……承部、6c……リブ 7……キャップ 10……リアウインド
Claims (2)
- 【請求項1】 パイプ状の長軸側に沿う側面に平坦部が
設けられた長尺なハウジングが前記平坦部を密接させて
リアウインドに取付けられ、前記ハウジング内には光源
を搭載した光源基板が収納され、前記光源からの光を前
記平坦部から前記リアウインドを介して目的方向に照射
させる補助制動灯において、前記光源基板の長手方向の
適宜位置には前記光源の照射方向を切欠いた円筒状の基
板ホルダが嵌着され、前記ハウジングには外径でこのハ
ウジングに嵌合し内径で前記基板ホルダに嵌合し前記平
坦部に向かい開口する窓部が設けられたホルダ受が嵌着
され、前記基板ホルダは前記ホルダ受に回動自在に承持
されていることを特徴とする補助制動灯。 - 【請求項2】 前記基板ホルダと前記ホルダ受とには、
お互いの横方向へのズレを生じないように、何れか一方
にリブを設け他の一方に前記リブと嵌合する溝が設けら
れていることを特徴とする請求項1記載の補助制動灯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339991U JPH07364Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 補助制動灯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339991U JPH07364Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 補助制動灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610053U JPH0610053U (ja) | 1994-02-08 |
JPH07364Y2 true JPH07364Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=14352983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339991U Expired - Lifetime JPH07364Y2 (ja) | 1991-11-20 | 1991-11-20 | 補助制動灯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07364Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007214094A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Mitsubishi Fuso Truck & Bus Corp | 車両用マーカーランプ |
-
1991
- 1991-11-20 JP JP10339991U patent/JPH07364Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610053U (ja) | 1994-02-08 |
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