JPH0736449A - 電子楽器の音色選択装置 - Google Patents

電子楽器の音色選択装置

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JPH0736449A
JPH0736449A JP5200376A JP20037693A JPH0736449A JP H0736449 A JPH0736449 A JP H0736449A JP 5200376 A JP5200376 A JP 5200376A JP 20037693 A JP20037693 A JP 20037693A JP H0736449 A JPH0736449 A JP H0736449A
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JP
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tone color
switch
tone
timbre
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JP5200376A
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English (en)
Inventor
Yoshibumi Kira
義文 吉良
Kazunori Matsuda
寿徳 松田
Takeshi Koike
剛 小池
Junichi Takano
純一 高野
Takayo Hosoda
恭代 細田
Satoshi Fujimoto
諭 藤本
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は所望の音色を選択する電子楽器の音色
選択装置に関し、限られた数のスイッチによって、多数
の音色の中から好みの音色を、より簡単な操作で瞬時に
選択できる電子楽器の音色選択装置を提供することを目
的とする。 【構成】複数の音色を有し、各音色は固有の音色指定情
報で指定される電子楽器であって、前記音色の数より少
ない数のスイッチが集合して成る音色選択スイッチ16
と、該音色選択スイッチの各スイッチに対応せしめて音
色指定情報が記憶される書換可能記憶手段20と、該書
換可能記憶手段に記憶された音色指定情報を書き換える
書換手段19と、前記音色選択スイッチの何れかのスイ
ッチの投入に応じて、該スイッチに対応する前記書換可
能記憶手段中の音色指定情報を読み出して音色指定を行
う制御手段1とにより構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め用意された多数の
音色の中から所望の音色を選択する電子楽器の音色選択
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば電子ピアノ、電子オルガン
等といったアンサンブル鍵盤楽器としての電子楽器が開
発され実用に供されている。かかる従来の電子楽器の概
略構成を図8のブロック図に示す。
【0003】図8において、10は鍵盤であり、演奏者
が楽音の音程を指示するために使用される。この鍵盤1
0は複数の鍵を有して構成されており、各鍵には押鍵又
は離鍵に連動してオン/オフするキースイッチが設けら
れている。この鍵盤10から出力される各鍵のオン/オ
フ状態を示す信号(より具体的には各キースイッチのオ
ン/オフ状態を示す信号)は、中央処理装置(以下、
「CPU」という)1の押鍵検出部11に送られる。
【0004】押鍵検出部11は、例えばCPU1の処理
により実現されるものであり、鍵盤10から受け取った
各鍵のオン/オフ状態を示す信号から、イベントの有
無、イベントの種類(オンイベント又はオフイベント)
を検出する他、イベントのあった鍵のキーナンバ、押鍵
の強さ(速さ)を示すタッチデータ等(以下、「楽音デ
ータ」と総称する)を検出するものである。この押鍵検
出部11で検出された楽音データは、CPU1の発音チ
ャンネル割当部12に送られる。
【0005】発音チャンネル割当部12は、押鍵された
鍵に対応する楽音を発生するための発音チャンネルを割
り当てる処理、離鍵された鍵に対応する楽音に割り当て
られている発音チャンネルを解放する処理等を行うもの
である。この発音チャンネル割当部12は、例えばCP
U1の処理により実現されている。この発音チャンネル
割当部12で割り当てられた発音チャンネル(より具体
的には楽音発生部13のオシレータ)に上記楽音データ
が送られる。
【0006】音色選択スイッチ16は、操作パネル2に
設けられているスイッチであり、当該電子楽器に用意さ
れている複数の音色の中から所定の音色を選択するため
に使用される。この音色選択スイッチ16で選択された
音色は、音色番号データとして楽音信号発生部13に送
られる。
【0007】楽音信号発生部13は、所謂「音源」の中
核をなすものであり、上記発音チャンネル割当部12で
割り当てられた発音チャンネル(オシレータ)を使用し
て、上記発音チャンネル割当部12から送られてくる楽
音データ及び音色選択スイッチ16から送られてくる音
色番号データに基づき楽音信号を生成するものである。
【0008】即ち、楽音信号発生部13は、発音チャン
ネル割当部12から送られてくる楽音データ中のキーナ
ンバに対応する音高、タッチデータに対応する音量、並
びに音色選択スイッチ16から送られてくる音色番号に
対応する音色、を有する楽音信号を生成する。なお、電
子楽器によっては、キーナンバやタッチデータ等によっ
ても音色を変えるように構成されているものもある。こ
の楽音信号発生部13で発生された楽音信号は増幅器1
4に送られる。
【0009】増幅器14は、入力された楽音信号を所定
の増幅率で増幅して出力する。この増幅器14で増幅さ
れた楽音信号は、スピーカ15に送られる。
【0010】スピーカ15は、電気信号としての楽音信
号を音響信号に変換する周知のものである。このスピー
カ15により、鍵盤10の押鍵に対応した音高・音量の
楽音が、音色選択スイッチ16で選択された音色、例え
ばピアノの音色で放音されることになる。
【0011】ところで、上記のように構成される従来の
電子楽器は、上述したように複数の音色で楽音発生でき
るようになっているのが一般的である。かかる複数の音
色の中から所望の1音色を選択するために、従来の電子
楽器における音色選択スイッチ16は、各音色に1対1
に対応させたスイッチの集合により構成されている。演
奏者は、複数のスイッチの中から所望の音色に対応する
スイッチを押すことにより、簡単且つ迅速に音色の選択
ができるようになっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年の電子
楽器の高性能・高機能化に伴い、電子楽器が有する音色
の数は増加傾向にある。例えば、最近の新しい音楽に関
する規格であるGM(General MIDI)に対応する
ためには、音源として128音色を備える必要がある。
このように、電子楽器が有する音色の数が増加すると、
その分だけ音色選択用のスイッチの数を増やす必要があ
る。
【0013】しかしながら、電子楽器上で操作パネルが
占めることができる面積にも制限があることから、搭載
できるスイッチの数にも自ずと限界があり、音色数の増
加に伴う音色選択用のスイッチを増やすことができない
という問題があった。また、スイッチの数が増えると電
子楽器全体のコストアップにもつながり、好ましくない
という問題もあった。
【0014】かかる問題点を解消するものとして、例え
ば、バリュースイッチとインクリメントダイヤル等を用
いて音色番号を数値で入力することにより音色を選択す
るようにしたものも開発されている。しかしながら、こ
の方法による音色選択は、所望の音色を探すのに手間が
かかるので、瞬時に音色を選択しなければならないアン
サンブル楽器には不向きであった。
【0015】また、例えばシンセサイザの類の電子楽器
においては、各プログラムナンバに所定の音色を割り当
てて使用するものが知られているが、GM音源等のよう
に各プログラムナンバと各音色の対応が決められている
音源には適用できず、また、各セクションパートに所定
の音色を割り当てて使用するものもあるが、MIDIの
エクスクルーシブメッセージ等の受信により音色割り当
てが変わってしまうという問題があった。
【0016】また、電子ピアノ等のアンサンブル楽器で
は、複雑な設定操作を行うことなく、電源投入直後から
直ちに演奏状態に入れることが要望されている。
【0017】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は、限られた数のスイッチによって、多
数の音色の中から好みの音色を、より簡単な操作で瞬時
に選択できる電子楽器の音色選択装置を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電子楽器の音色選択装置は、複数の音色を
有し、各音色は固有の音色指定情報で指定される電子楽
器であって、前記音色の数より少ない数のスイッチが集
合して成る音色選択スイッチと、該音色選択スイッチの
各スイッチに対応せしめて音色指定情報が記憶される書
換可能記憶手段と、該書換可能記憶手段に記憶された音
色指定情報を書き換える書換手段と、前記音色選択スイ
ッチの何れかのスイッチの投入に応じて、該スイッチに
対応する前記書換可能記憶手段中の音色指定情報を読み
出して音色指定を行う制御手段、とを具備したことを特
徴とする。
【0019】また、同様の目的で、本発明の音色選択装
置は、上記の構成に加え、前記音色選択スイッチの各ス
イッチに対応せしめて所定の音色指定情報が記憶された
読出専用記憶手段と、該読出専用記憶手段又は前記書換
可能記憶手段の何れかを選択する選択手段とを有し、前
記制御手段は、前記音色選択スイッチの何れかのスイッ
チの投入に応じて、該スイッチに対応する前記選択手段
で選択されている前記読出専用記憶手段又は前記書換可
能記憶手段中の音色指定情報を読み出して音色指定を行
うことを特徴とする。
【0020】また、同様の目的で、本発明の音色選択装
置は、前記書換可能記憶手段を不揮発性の記憶手段で構
成したことを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明においては、音色選択スイッチとして、
本電子楽器が有する音色の数より少ない数のスイッチを
設けると共に、各スイッチに対応させて音色指定情報、
例えば音色番号を書換可能記憶手段に記憶させておく。
そして、音色選択スイッチの何れかのスイッチが投入さ
れた場合は、そのスイッチに対応する音色番号を書換可
能記憶手段から読み出して、例えば音源に与えることに
より発音すべき音色を決定する。
【0022】また、上記書換可能記憶手段に記憶された
音色番号は、書換手段を用いて任意に書き換えることが
できる。このことは、音色選択スイッチの各スイッチに
任意の音色番号を割り当てることができることを意味す
る。
【0023】一般に、多種類の音色を有する電子楽器で
あっても、演奏者が所定の曲を演奏するときに用いる音
色の数は限られている。従って、演奏開始に先立って、
書換可能記憶手段の内容を変更することにより当該曲の
演奏に必要な音色を音色選択スイッチの各スイッチに割
り当てておけば、音色を選択するためのスイッチの数が
限られていても、多数の音色の中から必要な音色を、ス
イッチを押下するという簡単な操作で瞬時に選択でき
る。
【0024】また、本発明においては、音色選択スイッ
チの各スイッチと音色指定情報(音色番号)との対応を
書換可能記憶手段に記憶させる他、読出専用記憶手段に
記憶せしめておき、何れの記憶手段の音色指定情報を用
いるかは選択手段で選択するようにしている。そして、
音色選択スイッチの何れかのスイッチが投入された場合
は、そのスイッチに対応する音色番号を、その時点で選
択されている読出専用記憶手段又は書換可能記憶手段の
何れかから読み出して、例えば音源に与えることにより
発音すべき音色を決定する。
【0025】これにより、読出専用記憶手段に一般の演
奏で必要と思われる音色指定情報(初期音色指定情報)
を記憶せしめておけば、書換可能記憶手段の内容に従っ
て音色選択スイッチに各音色を割り当てて使用している
場合であっても、選択手段を操作することにより、簡単
に読出専用記憶手段の内容に従って音色選択スイッチに
各音色を割り当てるように変更できるので、音色選択ス
イッチの割り当てを初期状態に戻すことが簡単且つ迅速
にできるものとなっている。
【0026】また、前記書換可能記憶手段を不揮発性の
記憶手段で構成しているので、書換可能記憶手段の内容
は電源を遮断しても消失しない。従って、次回に電源を
投入した場合に、電源遮断時の音色選択スイッチの割当
状態で直ちに演奏を開始できるので、使い勝手に優れた
ものとなっている。
【0027】
【実施例】以下、本発明の電子楽器の音色選択装置の実
施例につき図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明に係る音色選択装置が適用
された電子楽器の概略構成を示すブロック図である。な
お、以下においては、「従来の技術」の欄で図8を参照
しながら説明した構成要素と同一又は相当する構成要素
には同一符号を付して説明を省略乃至簡略化する。ま
た、本実施例における電子楽器は、音色指定情報として
の音色番号0〜127で指定される128音色を有する
ものとする。但し、本発明が適用される音色選択装置の
音色の数は上記に限定されるものではない。
【0029】図1において、CPU1は、ソフトウエア
の機能、又はソフトウエア及びハードウエアの双方の機
能により実現される押鍵検出部11、発音チャネル割当
部12、音色スイッチ番号記憶部17、スイッチ音色割
当読出部18及び割当切換部22を有している。各構成
要素の詳細については後述する。
【0030】操作パネル2は、電子楽器に各種指示を与
えるために使用されるものであり、例えば図2(A)に
示されるように、音色選択スイッチ16、音色割当制御
スイッチ19、システムスイッチ26及び表示器25等
が設けられている。なお、この操作パネル2には、上記
以外の各種スイッチ、表示器等が搭載されているが、本
発明とは直接は関係しないので図示していない。
【0031】操作パネル2の音色選択スイッチ16は、
本電子楽器に用意されている128音色の中から所定の
音色を選択するために使用される。この音色選択スイッ
チ16は、例えば図2(A)に示されるように、16個
の独立した押釦スイッチから構成されている。
【0032】各押釦スイッチには「0〜15」の番号が
付されており、この番号は「音色スイッチ番号(TON
ESW)」に対応している。この音色選択スイッチ16
の何れかの押釦スイッチが押されると、その押下に係る
押釦スイッチの音色スイッチ番号が生成され、音色スイ
ッチ番号記憶部17に送られる。
【0033】音色スイッチ番号記憶部17は、CPU1
の制御下にある図示しないランダムアクセスメモリ(以
下、「RAM」という)に設けられるものであり、上記
押釦スイッチが押されることにより生成された音色スイ
ッチ番号を一時記憶するために使用される。この音色ス
イッチ番号記憶部17の内容は、スイッチ音色割当読出
部18に送られる。
【0034】スイッチ音色割当読出部18は制御手段に
対応するものであり、例えばCPU1のソフトウエア機
能により実現されている。スイッチ音色割当読出部18
は、上記音色スイッチ番号記憶部17から受け取った音
色スイッチ番号に応じて、後述するスイッチ音色割当メ
モリ20又は21の何れかから割当切換部22を経由し
て音色番号を読み出す処理を行う。このスイッチ音色割
当読出部18によって読み出された音色番号は楽音信号
発生部13に送られる。
【0035】また、スイッチ音色割当読出部18は、ス
イッチ音色割当メモリ20又は21から読み出した音色
番号、及びその音色番号に対応する音色名を示すデータ
を操作パネル2の表示器25に送る。
【0036】表示器25は、例えば文字、数字、記号等
を表示できるLCD表示器で構成されており、音色選択
スイッチ16により所定の音色が選択された場合に、上
記スイッチ音色割当読出部18の制御により、選択され
た音色の音色番号と音色名とを対にして表示する。これ
により、現在どの音色が選択されているかを演奏者が確
認できるようになっている。
【0037】操作パネル2の音色割当制御スイッチ19
は書換手段に対応するものであり、後述するスイッチ音
色割当メモリ20の内容を変更するために使用される。
この音色割当制御スイッチ19は、例えば図2(A)に
示されるように、押釦スイッチINCと押釦スイッチD
ECとから構成されている。押釦スイッチINCは、ス
イッチ音色割当メモリ20に記憶されている音色番号を
インクリメントするために使用され、押釦スイッチDE
Cは、スイッチ音色割当メモリ20に記憶されている音
色番号をデクリメントするために使用される。
【0038】システムスイッチ26は選択手段の一部に
対応するものであり、本電子楽器をシステム設定モード
に移行させるためのスイッチである。このシステムスイ
ッチ26の押下によりシステム設定モードにされた状態
で、電子楽器の種々の動作を規定する種々のパラメータ
が設定されるようになっている。この発明で使用する割
当モードフラグのセット又はクリアも、このシステム設
定モードにおける所定のパネル操作によって行われる。
【0039】スイッチ音色割当メモリ(TONEBU
F)20は書換可能記憶手段に対応するものであり、例
えばRAMで構成されている。このスイッチ音色割当メ
モリ20は、図3に示されるように、音色スイッチ番号
に対応した16個の記憶領域を有しており、各記憶領域
には「0〜127」の何れかの音色番号が記憶されるよ
うになっている。このスイッチ音色割当メモリ20に記
憶されている音色番号は、スイッチ音色割当読出部18
によって読み出される。
【0040】また、このスイッチ音色割当メモリ20
は、バッテリ30によりバックアップされており、本電
子楽器の電源が遮断されても、その記憶内容を保持する
ようになっている。これにより、本電子楽器の電源を一
旦遮断し、その後、再度電源を投入した場合に、電源遮
断直前の音色選択スイッチ16の音色割当状態が保持さ
れるという機能が実現されている。
【0041】スイッチ音色割当メモリ(TONETB
L)21は読出専用記憶手段に対応するものであり、例
えばリードオンリメモリ(以下、「ROM」という)で
構成されている。このスイッチ音色割当メモリ21は、
図3に示されるように、音色スイッチ番号に対応した1
6個の記憶領域を有しており、それぞれの記憶領域には
予め定められた所定の音色番号が記憶されている。
【0042】例えば、スイッチ音色割当メモリ21の各
記憶領域には、図3に示されるような所定の音色番号が
記憶されており、これにより音色選択スイッチ16の各
押釦スイッチには、例えば図2(B)に示されるような
16種類の音色がそれぞれ固定的に割り当てられてい
る。このスイッチ音色割当メモリ21の内容は、スイッ
チ音色割当読出部18によって読み出される。
【0043】割当切換部22は選択手段の一部に対応す
るものであり、CPU1のソフトウエア機能により実現
されるものである。この割当切換部22は、音色スイッ
チ番号と音色番号とを対応付けるデータとして、スイッ
チ音色割当メモリ20の内容を用いるか、又はスイッチ
音色割当メモリ21の内容を用いるかを切り換えるもの
であり、操作パネル2のシステムスイッチ26の押下に
より本電子楽器がシステム設定モードにされた状態で割
当モードフラグをセット又はクリアすることにより制御
される(詳細は後述する)。
【0044】次に、上記の構成において本実施例の動作
につき、図4〜図7に示したフローチャートを参照しな
がら、音色選択の動作を中心に詳細に説明する。
【0045】図4は、本発明に係る電子楽器の処理を示
すメインフローチャートであり、電源投入により起動さ
れる。
【0046】即ち、電源が投入されると、先ず、初期化
処理が行われる(ステップS10)。この初期化処理で
は、CPU1のレジスタやフラグに対する初期値設定処
理、図示しないRAMに定義されるレジスタ、フラグ、
バッファ或いはテーブル等に対する初期値設定処理、楽
音信号発生部13に所定のデータを送って不要な音が発
音されるのを防止する処理等が行われる。
【0047】本実施例で使用する割当モードフラグは、
この初期化処理において「0」にクリアされる。ここに
割当モードフラグとは、図示しないRAMに定義される
フラグであり、割当切換部22の機能を実現するために
使用されるものである。即ち、割当モードフラグが
「0」の場合は、図1における割当切換部22を構成す
る切換スイッチの可動接点がB側に接続された場合と同
等の機能が実現され、スイッチ音色割当メモリ21の内
容がスイッチ音色割当読出部18に送られる。一方、割
当モードフラグが「1」の場合は、A側に接続された場
合と同等の機能が実現され、スイッチ音色割当メモリ2
0の内容がスイッチ音色割当読出部18に送られる。
【0048】この割当モードフラグは、初期化処理の場
合を除き、システムスイッチ26によって移行されるシ
ステム設定モードにおいて、所定のパネル操作を行うこ
とによってセット又はクリアされる。
【0049】次いで、鍵盤イベント処理が行われる(ス
テップS11)。この鍵盤イベント処理は、鍵盤10の
鍵操作に応じた発音又は消音を行わせる処理である。
【0050】この鍵盤イベント処理では、先ず、押鍵検
出部11によって鍵盤10をスキャンすることにより、
鍵盤イベントの有無が調べられる。ここで鍵盤イベント
がなかった旨が認識されると、何等の処理をも行うこと
なくこの鍵盤イベント処理を終了する。
【0051】一方、鍵盤イベントがあったことが判断さ
れると、イベントの種類、つまりその鍵盤イベントは押
鍵イベントであるか離鍵イベントであるかが調べられ、
押鍵イベントであることが判断されると押鍵処理が行わ
れる。
【0052】即ち、押鍵検出部11は、鍵盤10をスキ
ャンして得られた各鍵のオン/オフ状態を示す信号から
楽音データ(イベントのあった鍵のキーナンバ、タッチ
データ等)を検出し、発音チャンネル割当部12に送
る。発音チャンネル割当部12は、所定のアルゴリズム
を用いて発音に供するチャンネルを割り当て、割り当て
られた発音チャンネル(具体的には楽音発生部13の割
り当てられたオシレータ)に上記楽音データが送られ
る。
【0053】一方、スイッチ音色割当読出部18は、そ
の時点での割当モードフラグの状態に応じてスイッチ音
色割当メモリ20又はスイッチ音色割当メモリ21の何
れかから読み出した音色番号を楽音信号発生部13に送
る。
【0054】これにより、楽音信号発生部13で所定の
楽音信号が発生されることになる。即ち、楽音信号発生
部13は、押鍵検出部11から発音チャンネル割当部1
2を経由して送られてくるキーナンバに応じた音高及び
タッチデータに応じた音量、並びにスイッチ音色割当読
出部18から送られてくる音色番号に応じた音色を有す
る楽音信号が生成する。この楽音信号発生部13で生成
された楽音信号は増幅器14に送られ、更にスピーカ1
5に送られて放音される。
【0055】上記イベントの種類の判断で離鍵イベント
であることが認識されると、離鍵処理が行われる。この
離鍵処理は、鍵盤10の離鍵された鍵に対応する発音を
中止する処理である。これは、発音チャンネル割当部1
2で離鍵された鍵に対応する発音チャンネルを検索し、
検索された発音チャンネル(具体的には楽音発生部13
の検索されたオシレータ)に所定のデータを送って発音
中の楽音信号を消滅させることにより実現される。
【0056】以上の鍵盤イベント処理(押鍵又は離鍵処
理)が終了すると、次いで、パネルイベント処理が行わ
れる(ステップS12)。このパネルイベント処理で
は、操作パネルの各種スイッチの操作に対応する処理が
行われる。このパネルイベント処理の詳細は、図5のフ
ローチャートに示されている。
【0057】パネルイベント処理では、先ず、パネルス
キャン処理が行われる(ステップS20)。即ち、操作
パネル2をスキャンして、各スイッチの設定状態を示す
パネルデータを読み込む(これを「新パネルデータ」と
いう)。これにより、音色選択スイッチ16の各押釦ス
イッチ、音色割当制御スイッチ(押釦スイッチINC/
DEC)、或いは、システムスイッチ26のオン/オフ
状態を示すデータが、新パネルデータとして取り込まれ
る。
【0058】次いで、パネルイベントの有無が調べられ
る(ステップS21)。即ち、前回のパネルスキャン処
理で上記と同様にして読み込んだパネルデータ(これを
「旧パネルデータ」といい、既に図示しないRAMに記
憶されている)と上記新パネルデータとを比較し、相違
するビットをオンにしたパネルイベントマップを作成す
る。そして、パネルイベントの有無は、このパネルイベ
ントマップを調べることにより行われる。
【0059】即ち、上記ステップS21でパネルイベン
トマップ中にオンになっているビットが存在しないこと
が判断されると、本パネルイベント処理ルーチンからリ
ターンしてメインルーチンに戻る。
【0060】一方、上記ステップS21でパネルイベン
トマップ中にオンになっているビットが存在することが
判断されると、次いで、システムスイッチ26のオンイ
ベントであるか否かが調べられる(ステップS22)。
これは、上記パネルイベントマップ中のシステムスイッ
チ26に対応するビットがオンになっており、且つ、上
記新パネルデータのシステムスイッチ26に対応するビ
ットがオンになっているか否かを調べることにより行わ
れる。
【0061】ここで、システムスイッチ26のオンイベ
ントであることが判断されると、システム設定処理が行
われる(ステップS23)。システム設定処理とは、例
えば図示しないバリュースイッチとインクリメントダイ
ヤル等を用いて本電子楽器の演奏に必要な種々のパラメ
ータを設定する処理である。このシステム設定処理の一
環として、所定のパネル操作により割当モードフラグが
「1」にセットされる。なお、割当モードフラグを
「0」にクリアする処理も、このシステム設定処理にお
ける他のパネル操作によって行われるが、ここではセッ
トされる場合のみを示している。
【0062】これにより、以降においては、割当モード
で動作することになる。つまり、割当切換部22を構成
する切換スイッチの可動接点がB側に接続された場合と
同等に作用し、スイッチ音色割当メモリ20の記憶内容
に従って音色選択スイッチ16の各押釦スイッチに音色
が割り当てられて動作することになる。その後、このパ
ネルイベント処理ルーチンからリターンしてメインルー
チンに戻る。
【0063】一方、上記ステップS22でシステムスイ
ッチ26のオンイベントでないことが判断されると、次
いで、音色選択スイッチ16のオンイベントであるか否
かが調べられる(ステップS24)。これは、上記パネ
ルイベントマップ中の音色選択スイッチ16に対応する
16ビットの何れかがオンになっており、且つ、上記新
パネルデータの対応するビットがオンになっているか否
かを調べることにより行われる。
【0064】そして、音色選択スイッチ16のイベント
であることが判断されると、音色選択スイッチ処理が行
われる(ステップS25)。この音色選択スイッチ処理
の詳細については、図6のフローチャートに示されてい
る。
【0065】音色選択スイッチ処理では、先ず、音色ス
イッチ番号を所定のバッファにセットする処理が行われ
る(ステップS30)。即ち、音色選択スイッチ16中
の押下に係る押釦スイッチの番号が算出され、所定のバ
ッファにセットされる。
【0066】次いで、割当モードであるか否かが調べら
れる(ステップS31)。これは、割当モードフラグが
「1」であるか否かを調べることにより行われる。ここ
で、割当モードでない、つまり割当モードフラグが
「0」であることが判断されると、音色番号の設定が行
われる(ステップS32)。即ち、図3に示されるよう
に、音色スイッチ番号TONESWとスイッチ音色割当
メモリ21の先頭アドレスTONETBLとを加算した
記憶領域から音色番号を読み出し、音色バッファTON
Eにセットする。
【0067】一方、上記ステップS31で、割当モード
である、つまり割当モードフラグが「1」であることが
判断されると、音色番号の設定が行われる(ステップS
33)。即ち、図3に示されるように、音色スイッチ番
号TONESWとスイッチ音色割当メモリ20の先頭ア
ドレスTONEBUFとを加算した記憶領域から音色番
号を読み出し、音色バッファTONEにセットする。
【0068】次いで、上記ステップS32又はS33で
音色バッファTONEにセットされた音色番号は、音源
としての楽音信号発生部13に書き込まれる(ステップ
S34)。これにより、以降の発音に際しては、上記で
設定された音色番号に対応する音色が用いられることに
なる。
【0069】次いで、音色表示処理が行われる(ステッ
プS35)。即ち、音色選択スイッチ16で選択された
音色の音色番号と音色名とが対になった情報が表示器2
5に表示される。これにより、現在どの音色が選択され
ているかを演奏者が確認できるようになっている。その
後、この音色選択スイッチ処理ルーチンからリターン
し、更にパネルイベント処理ルーチンもリターンしてメ
インルーチンに戻る。
【0070】パネルイベント処理ルーチンのステップS
24で、音色選択スイッチ16のイベントでないことが
判断されると、次いで、音色割当制御スイッチ19のオ
ンイベントであるか否かが調べられる(ステップS2
6)。これは、上記パネルイベントマップ中の音色割当
制御スイッチ19に対応する2ビットの何れかがオンに
なっており、且つ、上記新パネルデータの対応するビッ
トがオンになっているか否かを調べることにより行われ
る。
【0071】ここで、音色割当制御スイッチ19のイベ
ントであることが判断されると、次いで、割当モードで
あるか否かが調べられる(ステップS27)。これは、
上述したように割当モードフラグを調べることにより行
われる。そして、割当モードでないことが判断される
と、本パネルイベント処理ルーチンからリターンしてメ
インルーチンに戻る。即ち、音色割当制御スイッチ19
は、割当モード以外では無視されることになる。
【0072】一方、割当モードであることが判断される
と、音色割当制御スイッチ処理が行われる(ステップS
28)。この音色選択スイッチ処理の詳細については、
図7のフローチャートに示されている。
【0073】音色割当制御スイッチ処理では、先ず、音
色番号読出処理が行われる(ステップS40)。即ち、
図3に示されるように、音色スイッチ番号TONESW
とスイッチ音色割当メモリ20の先頭アドレスTONE
BUFとを加算した記憶領域から音色番号を読み出し
て、バッファBrにセットする。
【0074】次いで、押下された音色割当制御スイッチ
19は押釦スイッチINCであるか、又は押釦スイッチ
DECであるかが調べられる(ステップS41)。そし
て、押釦スイッチINCであることが判断されると、バ
ッファBrにセットされている音色番号をインクリメン
トする(ステップS43)。
【0075】そして、上記インクリメントの結果、音色
番号が「7FH」(末尾の「H」は16進数であること
を示す。以下、同じ)より大きいか否かが調べられ(ス
テップS43)、大きいことが判断されると、音色番号
を「00H」にセットする(ステップS44)。一方、
大きくないことが判断されると、ステップS44はスキ
ップされる。これにより、音色番号が循環して順次イン
クリメントされる機能が実現されている。その後、ステ
ップS48に分岐する。
【0076】一方、上記ステップS41で、押釦スイッ
チDECであることが判断されると、バッファBrにセ
ットされている音色番号をデクリメントする(ステップ
S45)。
【0077】そして、上記デクリメントの結果、音色番
号が「00H」より小さいか否かが調べられ(ステップ
S46)、小さいことが判断されると、音色番号を「7
FH」にセットする(ステップS47)。一方、小さく
ないことが判断されると、ステップS47はスキップさ
れる。これにより、音色番号が循環して順次デクリメン
トされる機能が実現されている。その後、ステップS4
8に進む。
【0078】ステップS48では音色番号格納処理が行
われる(ステップS48)。即ち、バッファBrにロー
ドされ、音色割当制御スイッチ19を用いて変更(イン
クリメント又はデクリメント)された音色番号が、元の
位置(スイッチ音色割当メモリ20の先頭アドレスTO
NEBUFに音色スイッチ番号TONESWを加算した
記憶領域)に格納される。これにより、音色スイッチ番
号と音色の対応が変更されたことになる。
【0079】次いで、音色番号の設定が行われる(ステ
ップS49)。即ち、バッファBrにセットされている
音色番号が音色バッファTONEにセットされる。
【0080】次いで、この音色バッファTONEにセッ
トされている音色番号が、音源としての楽音信号発生部
13に書き込まれる(ステップS50)。これにより、
以降の発音に際しては、上記で設定された音色番号に対
応する音色が用いられることになる。
【0081】次いで、音色表示処理が行われ(ステップ
S35)、その後、この音色選択スイッチ処理ルーチン
からリターンし、更にパネルイベント処理ルーチンもリ
ターンしてメインルーチンに戻る。
【0082】パネルイベント処理ルーチンのステップS
26で、音色割当制御スイッチ19のイベントでないこ
とが判断されると、次いで、「その他のスイッチ処理」
が行われる(ステップS29)。この「その他のスイッ
チ処理」は、操作パネルに設けられた上記以外のスイッ
チ操作に対する処理である。
【0083】例えば、リズム選択スイッチの操作に対応
するリズム選択処理、効果選択スイッチの操作に対応す
る効果選択処理、音量スイッチの操作に対応する音量変
更処理等が行われる。各スイッチに対応する処理の内容
は、本発明とは直接関係しないので説明は省略する。そ
の後、このパネルイベント処理ルーチンからリターンし
てメインルーチンに戻る。
【0084】メインルーチンでは、「その他の処理」が
行われる(ステップS13)。この「その他の処理」で
は、例えば、図示しないMIDIインタフェース回路を
介してMIDIデータの送受信処理等が行われる。その
後、ステップS11に戻り、以下同様の処理を繰り返
す。
【0085】上記ステップS11〜S13の繰り返し実
行の過程で、パネル操作、鍵操作等に応じたイベントが
発生すると、そのイベントに対応する処理を行うことに
より電子楽器の各種機能が実現されることになる。
【0086】以上のように、本実施例においては、音色
選択スイッチ16として、本電子楽器が有する音色数1
28より少ない16個の押釦スイッチを用意すると共
に、各押釦スイッチ毎の音色番号をRAMで構成される
スイッチ音色割当メモリ20に記憶させておく。そし
て、音色選択スイッチ16の何れかの押釦スイッチが押
下された場合は、その押釦スイッチに対応する音色番号
をスイッチ音色割当メモリ20から読み出して、例えば
音源としての楽音信号発生部13に与えることにより発
音すべき音色を決定する。
【0087】また、上記スイッチ音色割当メモリ20に
記憶された音色番号は、音色割当制御スイッチ19を用
いて任意に書き換えることができる。このことは、音色
選択スイッチ16を構成する各押釦スイッチに任意の音
色番号を割り当てることができることを意味する。
【0088】一般に、多数の音色を有する電子楽器であ
っても、演奏者が所定の曲を演奏するときに用いる音色
の数は限られている。従って、演奏開始に先立って、ス
イッチ音色割当メモリ20の内容を変更することにより
当該曲の演奏に必要な音色を音色選択スイッチ16の各
押釦スイッチに割り当てておけば、音色選択スイッチ1
6を構成する押釦スイッチの数が限られていても、多数
の音色の中から好みの音色を、押釦スイッチを押下する
という簡単な操作で瞬時に選択できる。
【0089】また、本実施例においては、音色選択スイ
ッチ16の各押釦スイッチと音色番号との対応を上記ス
イッチ音色割当メモリ20に記憶させる他、ROMで構
成されるスイッチ音色割当メモリ21に記憶せしめてお
く。そして、スイッチ音色割当メモリ20又はスイッチ
音色割当メモリ21の何れに記憶されている音色番号を
用いるかはシステム設定モードで切り換えられる割当切
換部22で選択するようにしている。
【0090】そして、音色選択スイッチ16の何れかの
押釦スイッチが押下された場合は、その押釦スイッチに
対応する音色番号を、その時点で選択されているスイッ
チ音色割当メモリ20又はスイッチ音色割当メモリ21
の何れかから読み出して、例えば音源としての楽音信号
発生部13に与えることにより発音すべき音色を決定す
る。
【0091】これにより、スイッチ音色割当メモリ21
に通常の演奏で必要と思われる音色番号を記憶せしめて
おけば、スイッチ音色割当メモリ20を用いて音色選択
スイッチ16の割り当てを変更した場合であっても、シ
ステム設定モードで割当モードフラグをセット又はクリ
アすることにより容易に音色選択スイッチ16の音色割
当を初期状態に戻すことができる。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、限られた数のスイッチによって、多数の音色の中か
ら好みの音色を、より簡単な操作で瞬時に選択できる電
子楽器の音色選択装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る音色選択装置が適用された電子楽
器の概略構成を示すブロック図である。
【図2】(A)は本発明に係る音色選択スイッチ及び音
色割当制御スイッチの一例を示す図であり、(B)は通
常モードにおける音色割当の一例を示す図である。
【図3】本発明に係るスイッチ音色割当メモリの構成の
一例を示す図である。
【図4】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(メインルーチン)である。
【図5】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(パネルイベント処理ルーチン)である。
【図6】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(音色選択スイッチ処理ルーチン)である。
【図7】本発明の実施例の動作を示すフローチャート
(音色割当制御スイッチ処理ルーチン)である。
【図8】従来の電子楽器の音色選択装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
10 鍵盤 11 押鍵検出部 12 発音チャンネル割当部 13 楽音信号発生部 14 増幅器 15 スピーカ 16 音色選択スイッチ 17 音色スイッチ番号記憶部 18 スイッチ音色割当読出部 19 音色割当制御スイッチ 20 スイッチ音色割当メモリ(RAM) 21 スイッチ音色割当メモリ(ROM) 22 切換スイッチ 25 表示器 26 システムスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 純一 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 細田 恭代 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内 (72)発明者 藤本 諭 静岡県浜松市寺島町200番地 株式会社河 合楽器製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音色を有し、各音色は固有の音色
    指定情報で指定される電子楽器であって、 前記音色の数より少ない数のスイッチが集合して成る音
    色選択スイッチと、 該音色選択スイッチの各スイッチに対応せしめて音色指
    定情報が記憶される書換可能記憶手段と、 該書換可能記憶手段に記憶された音色指定情報を書き換
    える書換手段と、 前記音色選択スイッチの何れかのスイッチの投入に応じ
    て、該スイッチに対応する前記書換可能記憶手段中の音
    色指定情報を読み出して音色指定を行う制御手段、 とを具備したことを特徴とする電子楽器の音色選択装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の構成に加え、前記音色
    選択スイッチの各スイッチに対応せしめて所定の音色指
    定情報が記憶された読出専用記憶手段と、 該読出専用記憶手段又は前記書換可能記憶手段の何れか
    を選択する選択手段とを有し、 前記制御手段は、前記音色選択スイッチの何れかのスイ
    ッチの投入に応じて、該スイッチに対応する前記選択手
    段で選択されている前記読出専用記憶手段又は前記書換
    可能記憶手段中の音色指定情報を読み出して音色指定を
    行うことを特徴とする電子楽器の音色選択装置。
  3. 【請求項3】 前記書換可能記憶手段は不揮発性の記憶
    手段であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の電子楽器の音色選択装置。
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