JPH0736415U - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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Publication number
JPH0736415U
JPH0736415U JP7110493U JP7110493U JPH0736415U JP H0736415 U JPH0736415 U JP H0736415U JP 7110493 U JP7110493 U JP 7110493U JP 7110493 U JP7110493 U JP 7110493U JP H0736415 U JPH0736415 U JP H0736415U
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JP
Japan
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gas
pipe
insulated transformer
tank
insulating gas
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Pending
Application number
JP7110493U
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English (en)
Inventor
清光 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
Original Assignee
Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takaoka Electric Mfg Co Ltd filed Critical Takaoka Electric Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス絶縁変圧器の巻線に均等に絶縁ガスが流
れる構成とし三相の各巻線の温度上昇の均衡がとれた熱
的に安定したガス絶縁変圧器とする。 【構成】 タンク１とガス送風機５とを接続する下部配
管７の途中に絞り配管部９ａのある共通配管９を設け、
その共通配管から各巻線に絶縁ガス８が流れるように配
管を３本分岐させ、その３本の分岐配管１０が三相の巻
線３の正面となるよう構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はガス絶縁変圧器に関する。
【０００２】
【従来の技術】
図２に従来のガス絶縁変圧器の一例を示し図２（Ａ）は平面図、図２（Ｂ）は 正面図である。これらの図において、タンク１内に、鉄心２と三相の巻線３から なる中身と、所定ガス圧力で絶縁ガス８を封入している。鉄心２と巻線３は、変 圧器の損失により発熱するため、タンク１の外部に冷却器４とガス送風機５を備 え、冷却器４により冷やされた絶縁ガス８をガス送風機５により、下部配管７を 経由してタンク１内に流し、鉄心２と巻線３を冷却している。従来の冷却系統は 、上部配管６によりタンク１と冷却器４を、下部配管７によりタンク１とガス送 風機５と冷却器４を直列に接続し、これを１系統として絶縁ガス８を循環させ、 ２系統で鉄心２と巻線３を冷却する構成としている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来のガス絶縁変圧器においては、タンク１に絶縁ガス８ が２箇所からしか入らず、これを三相の巻線３に分配しているため、三相の巻線 ３に均等に絶縁ガス８が流れなかった。そのため各巻線により温度のバラツキが でき、温度上昇の高い巻線が生じるため、絶縁物の熱劣化を生じていた。そこで 本考案は、ガス絶縁変圧器において三相の巻線３に均等に絶縁ガス８が流れるよ うにしたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、タンクとガス送風機と冷却器を接続する下部配管の途中に 、２系統を継ぐ中央部のみ断面積を小さくした共通配管を設け、その共通配管か ら各巻線に絶縁ガスが流れるよう配管を３本に分岐する構成とする。
【０００５】
【作用】
上記のように構成された、本考案のガス絶縁変圧器においては、共通配管から 分岐する３本の分岐配管により絶縁ガスが均等に分配され、三相の巻線に均等に 絶縁ガスを流すことができる。
【０００６】
【実施例】
図１は、本考案のガス絶縁変圧器の一例を示し図１（Ａ）は平面図、図１（Ｂ ）は正面図である。これらの図において、鉄心２、三相の巻線３を中身としタン ク１に収納する。タンク１の外部に冷却器４、ガス送風機５を配し上部配管６と 下部配管７で接続したものを１系統とし、それを２系統設置する。下部配管７の タンク１とガス送風機５の間に、中央部に配管断面積を小さくした絞り配管部９ ａのある共通配管９を設けて２系統の下部配管７を継ぎ、三相の巻線３の正面に 、共通配管９から分岐した３本の分岐配管１０を配置しタンク１に接続する。こ のとき、中央の巻線への分岐配管１０は共通配管９の絞り配管部９ａから分岐す るようにする。絶縁ガス８は２系統から共通配管９へ流れ込むが、分岐された３ 本の分岐配管１０のうち中央の配管には、左右両系統の絶縁ガス８が流れ込むた めに、中央の配管に多く流れようとする。そこで共通配管９の中央部に断面積の 小さい絞り配管部９ａを設けることにより、中央の配管に流れ込む絶縁ガス８の 量を絞り込み、３本の分岐配管１０に均等に絶縁ガス８を分配し、３本の分岐配 管１０を経由して絶縁ガス８が三相の巻線３の正面に均等に流れるようにする。
【０００７】
【考案の効果】
本考案によれば、上述したように三相の巻線３に均等に絶縁ガス８を流すこと ができるため、三相の巻線による温度のバラツキがなく熱的に安定したガス絶縁 変圧器とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本考案のガス絶縁変圧器の一例を示し
（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図である。
【図２】図２は従来のガス絶縁変圧器の一例を示し
（Ａ）は平面図、（Ｂ）は正面図である。
【符号の説明】
１ タンク ２ 鉄心 ３ 巻線 ４ 冷却器 ５ ガス送風機 ６ 上部配管 ７ 下部配管 ８ 絶縁ガス ９ 共通配管 ９ａ 絞り配管部 １０ 分岐配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 上部配管によりタンクと冷却器を、下部
    配管によりタンクとガス送風機と冷却器を直列に接続
    し、これを１系統として２系統で、絶縁ガスをガス送風
    機により循環させ、鉄心と巻線を冷却するガス絶縁変圧
    器において、下部配管の途中に、２系統を継ぐ中央部の
    み断面積を小さくした共通配管を設け、その共通配管か
    ら三相の巻線に絶縁ガスが流れるよう配管を３本に分岐
    することを特徴としたガス絶縁変圧器。
JP7110493U 1993-12-06 1993-12-06 ガス絶縁変圧器 Pending JPH0736415U (ja)

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JP (1) JPH0736415U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011082414A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toshiba Corp ガス絶縁変圧器
JP2015050251A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 三菱電機株式会社 乾式静止誘導器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011082414A (ja) * 2009-10-09 2011-04-21 Toshiba Corp ガス絶縁変圧器
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