JPH0736369Y2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0736369Y2
JPH0736369Y2 JP10308689U JP10308689U JPH0736369Y2 JP H0736369 Y2 JPH0736369 Y2 JP H0736369Y2 JP 10308689 U JP10308689 U JP 10308689U JP 10308689 U JP10308689 U JP 10308689U JP H0736369 Y2 JPH0736369 Y2 JP H0736369Y2
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JP
Japan
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photosensitive drum
image forming
potential sensor
photoconductor drum
surface potential
Prior art date
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JP10308689U
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JPH0342165U (ja
Inventor
兼行 阪本
義弘 中嶋
晃宏 高田
Original Assignee
三田工業株式会社
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複写機およびレーザビームプリンタ等の画像形
成装置に関するものである。更に、詳しくは、感光体ド
ラムの帯電電位を測定するための表面電位センサーを有
する画像形成装置に関するものである。
(従来技術) 一般に、複写機の画像形成装置においては画像形成プロ
セスとして以下のカールソン法を採用しているものがあ
る。すなわち、光導電性を有する感光体表面を一様にコ
ロナ帯電し、その後、複写原稿を露光して感光体表面上
に静電潜像を形成し、この静電潜像を着色粒子により現
像する。そして、現像により可視化された像を転写紙に
転写・定着することにより複写物を得るというものであ
る。
ところで、このプロセスにおいては、感光体表面の帯電
電位が設定電位に対して僅かでも増減すると、得られる
複写画像に濃度不良等の不具合が生じることがある。そ
のため、従来から感光体ドラムの帯電電位を測定するた
めの表面電位センサーを帯電装置と露光装置の間に配置
して、感光体の帯電電位を管理するようにしていた。
この時、第3図(A)に示すように、表面電位センサー
(8)は、例えば、帯電装置(3)チャージケースの感
光体ドラム(1)回転方向の下流側の側面のほぼ中央付
近に取り付けるようにしたものがある。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記した装置によれば、感光体ドラム(1)
の帯電電位を管理することが可能であるが、表面電位セ
ンサー(8)通過後の感光体ドラム(1)の長手方向の
帯電電位の分布が均一にならず、画像不良を生じること
がわかった。
更に、詳しく述べると、本願出願人が実験を行ったとこ
ろ、帯電電位を800ボルトに設定した場合、表面電位セ
ンサー(8)が位置する感光体ドラム(1)の中央部は
850ボルトの値を示し、他の部分(800ボルト)に比べて
高い電位を取ることが明らかになった。
これは、以下の要因によるものと考えられる。
すなわち、帯電装置(3)のチャージワイヤ(2)によ
り帯電された感光体ドラム(1)表面は、コロナ放電に
より発生した無数のコロナイオンが積載した状態で帯電
されており、感光体ドラム(1)が回転することにより
感光体ドラム(1)表面上のコロナイオンのイオン風が
生じる。
つまり、帯電電位を表面電位センサー(8)により測定
する際に、感光体ドラム(1)の中央付近では、表面電
位センサー(8)の下面によって感光体ドラム(1)表
面の上方が遮蔽されるため、感光体ドラム(1)の中央
付近のイオン風(A)は逃げ場所が無くなる。この時、
中央付近以外のイオン風(B)は上方に発散する。この
ため、長手方向の他の部分に比べて、中央付近の帯電電
位が高くなるものと推察される。
この問題点を解決するために、表面電位センサー(8)
を感光体ドラム(1)表面から遠ざけることが考えられ
るが、この場合、感光体ドラム(1)表面上の帯電電位
の正確な測定という点で支障をきたし、更には、感光体
ドラム(1)表面から遠ざけたところでもイオン風の影
響は無視することができないために根本的な解決策とは
言い難い。
本考案は、上記した問題点を考慮してなされたものであ
り、感光体ドラムの長手方向の全長にわたって均一な帯
電を得ることのできる画像形成装置を提供することを目
的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の画像形成装置は、静電潜像を形成する感光体ド
ラムと、この感光体ドラム表面を一様に帯電するための
帯電装置と、この帯電装置により帯電された感光体ドラ
ムの表面電位を測定するための表面電位センサーとを有
する画像形成装置において、感光体ドラム表面上に発生
するコロナイオン風の発散を防止するための遮蔽板を、
この遮蔽板と表面電位センサーとにより形成される被覆
面が感光体ドラム長手方向全長にわたって矩形状となる
ように形成すると共に、前記被覆面と感光体ドラム表面
との距離が被覆面の全領域において一定になるように配
置したものである。
(作用) 本考案の画像形成装置によれば、遮蔽板と表面電位セン
サーとにより形成される被覆面は感光体ドラム長手方向
全長にわたって矩形状であり、さらに、この被覆面と感
光体ドラム表面との距離は被覆面全領域において一定で
ある。
このことにより、表面電位センサーにより表面電位を測
定する際に、感光体ドラム表面上に発生するコロナイオ
ン風は、感光体ドラムの移動方向において感光体ドラム
の長手方向の全長にわたって表面電位センサー下面と遮
蔽板により均一に感光体ドラム上方への発散が遮蔽され
るため、感光体ドラムの長手方向にわたって均一な帯電
を得ることができる。
(実施例) 本考案の画像形成装置の一実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。
第1図は本考案の画像形成装置の一実施例を示す断面
図、第2図は本実施例の要部の斜視図である。
本実施例の画像形成装置は、装置本体内に回転可能(図
中、時計廻りの方向)に設けられる感光体ドラム(1)
と、この感光体ドラム(1)の上方に配置されてチャー
ジワイヤ(2)により感光体ドラム(1)を一様に帯電
するための帯電装置(3)と、この帯電装置(3)から
感光体ドラム(1)回転方向の下流側に配置される露光
装置(4)と、露光装置(4)により感光体ドラム
(1)表面上に形成された静電潜像を現像するための現
像装置(5)とを有するものである。なお、露光装置
(4)は、図示しない原稿を照射するための光源(6)
と、照射した原稿の反射光を感光体ドラム(1)上に集
束させるためのレンズアレイ(7)を有するものであ
る。
この時、感光体ドラム(1)の帯電電位を測定するため
の表面電位センサー(8)は、帯電装置(3)チャージ
ケースの感光体ドラム(1)回転方向の下流側の側部の
中央付近に取りつけられている。さらに、前記側部に
は、感光体ドラム(1)の回転方向における表面電位セ
ンサー(8)と同幅(第2図中a)の遮蔽板(9)が、
感光体ドラム(1)長手方向のセンサー取り付け面を除
く全長にわたって一体的に設けられている。なお、この
遮蔽板(9)の下面と感光体ドラム(1)表面との距離
は、表面電位センサー(8)下面と感光体ドラム(1)
表面との距離と等しくなるように設定されている。
引き続いて、本実施例の画像形成装置の作用について説
明する。
表面電位センサー(8)により感光体ドラム(1)の帯
電電位を測定する際に、この測定面の長手方向の全長に
わたって上方には、同幅(第2図中a)を有する表面電
位センサー(8)と遮蔽板(9)が、測定面から等しい
距離に位置している。
このことにより、表面電位センサー(8)により表面電
位を測定する際に、感光体ドラム(1)表面上のイオン
風は、表面電位センサー(8)の幅方向(第2図中a)
において感光体ドラム(1)の長手方向の全長にわたっ
て均一に遮蔽されるため、常に、感光体ドラム(1)の
長手方向にわたって均一な帯電を得ることができる。
なお、本実施例においては、遮蔽板(9)が表面電位セ
ンサー(8)と同幅を有するものについて説明したが、
これに限らず、遮蔽板(9)がその一部に切欠きを有す
る例えばコの字状の矩形板であり、前記切欠きに表面電
位センサー(8)を嵌め込むようなものとすることも可
能であり、遮蔽板(9)と表面電位センサー(8)とに
より感光体ドラム(1)上に形成される被覆面が感光体
ドラム(1)長手方向全長にわたって矩形状となるよう
に遮蔽板(9)が形成されておれば良い。
また、本実施例では、表面電位センサー(8)の配置
は、帯電装置(3)チャージケースの側部としたが、何
らこれに限定されるものではなく、帯電装置(3)と露
光装置(4)の間であれば良く、例えば、レンズアレイ
(7)の露光装置側の側部に取り付けても良く、また遮
蔽板(9)を一体的に取り付けて単独で配置しても良
い。
(効果) 本考案の像形成装置によれば、表面電位センサーにより
表面電位を測定する際に、感光体ドラム表面上のコロナ
イオン風は、表面電位センサーと遮蔽板によって形成さ
れる被覆面が矩形状を有し、感光体ドラム表面と被覆面
との距離が一定であるために、感光体ドラムの長手方向
の全長にわたって均一に遮蔽される。このことにより、
極めて簡単な構成により感光体ドラムの長手方向にわた
って均一な帯電を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の画像形成装置の一実施例を示す断面
図、第2図は本実施例の要部の斜視図、第3図は従来の
画像形成装置を示す斜視図である。 1……感光体ドラム、2……チャージワイヤ、3……帯
電装置、8……表面電位センサー、9……遮蔽板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像を形成する感光体ドラムと、この
    感光体ドラム表面を一様に帯電するための帯電装置と、
    この帯電装置により帯電された感光体ドラムの表面電位
    を測定するための表面電位センサーとを有する画像形成
    装置において、 感光体ドラム表面上に発生するコロナイオン風の発散を
    防止するための遮蔽板を、この遮蔽板と表面電位センサ
    ーとにより形成される被覆面が感光体ドラム長手方向全
    長にわたって矩形状となるように形成すると共に、前記
    被覆面と感光体ドラム表面との距離が被覆面の全領域に
    おいて一定になるように配置したことを特徴とする画像
    形成装置。
JP10308689U 1989-08-31 1989-08-31 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0736369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10308689U JPH0736369Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 画像形成装置

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JP10308689U JPH0736369Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 画像形成装置

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JPH0342165U JPH0342165U (ja) 1991-04-22
JPH0736369Y2 true JPH0736369Y2 (ja) 1995-08-16

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JP10308689U Expired - Lifetime JPH0736369Y2 (ja) 1989-08-31 1989-08-31 画像形成装置

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