JPH0325460A - コロナ放電装置及びそれを有る画像形成装置 - Google Patents
コロナ放電装置及びそれを有る画像形成装置Info
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- JPH0325460A JPH0325460A JP16139489A JP16139489A JPH0325460A JP H0325460 A JPH0325460 A JP H0325460A JP 16139489 A JP16139489 A JP 16139489A JP 16139489 A JP16139489 A JP 16139489A JP H0325460 A JPH0325460 A JP H0325460A
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Landscapes
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利川分野)
本発明はコロナ放電装置及びそれを有する画像形成装置
に関する. (従来の技術) 例えば、電子写真●静電記録等の作像プロセスを利用し
た複写機●プリンタ●画像表示装′f!1等の画像形l
&装置は.′rri子写真感光体―静電記録誘電体等の
fI!担持体、転写材などの被帯電部材面を所要に均一
・に帯電処理(除電も含む、以下同じ)する工程手段機
器としてコロナ放電装置が一般的に利用されている. コロナ放電装置は放電電極とシールド電極の2部材,或
いはこれに更にグリッド電極をj4備させた3部材を基
本構成とするもので、画像形成装置の帯電処理工程手段
機器としてのコロナ放電装置は,一般に,像担持体等の
被帯′fTi部材との相対移動方向に対して直角の方向
を長手とする横長で、横断面略コ字形のチャンネル型シ
ールド電極或いは並行2枚の横長のシールド電極板の長
手両端部に絶縁ブロックを具備させ、その両絶縁ブロッ
ク間に放電電極としての1本ないし2本の帯電ワイヤを
,シールド電極内空或いはシールド電極板間に位置させ
て張設した形態のもの(コロトロン帯電器),或いは更
に該放t装置の放電開口部にグリンド電極を具備させた
形態のもの(スコロトロン帝電21)が多く用いられて
いる.スコロトロン舟電器はグリッド電極に対する印加
電圧のrv4御により放電特性を微妙にコントロールで
きる(グリッ ド効果). このようなコロナ放電装置は使用に伴なう放電電界の集
塵作用で経時的に汚れやすい.画像形成装置の場合はト
ナー●オイルミスト●紙粉などの機内粉じん等が集塵さ
れて付着して汚染され,放電電極としての帯電ワイヤの
汚染は像担持体等の被帯電体面の帯電を不均一化して出
力画像の画質に悪影響を及ぼすことが従来より問題とな
っていた.このために従来から、帯電ワイヤを空気流を
用いて清掃する方法や、借電ワイヤを機械的に清一する
力法などが用いられていた. 一方、帯電ワイヤ汚れに対しての電気的制御方法に関し
ては、感光体等の像担持体の近傍に該像担持体の表面電
位を検知する電位センサを設けそのセンサからの出力信
号に基づいて、一次帯′准器としてのコロナ放電装置の
放電特性等の画像形成条件を制御するものは知られてい
る(例えば特開閑53−37025号、同昭58−77
850号,同昭58−77851号公報参照). また、像担持体面に一様に電子写真プロセスにおける?
t’Fl形成がなされている場合においても現像器の現
像特性にまり像担持体の軸方向(作像手段#a器と像担
持体との相対移動方向に対して直角の力向)に対して出
力画像上濃度#iさや,ライン幅の非−様性が生じる場
合がある。そこで従来においては、現像器に関して画像
を一様化(像担持体の軸方向に対する現像特性の一様化
)するために現t器に現像剤攪拌板やオーガなどを具備
させる設計構成がとられていた. (発明が解決しようとする問題点) (1)コロナ放電装置について特に帯電ワイヤの清掃を
定期的に或いは必要時に行なって,又は自動的に行なわ
せて、帯電ワイヤを常に実質的に清浄に保たせることは
、それにより放電特性を一定に雑持させて画像形成装置
においては良好な画質画像の出力を安定に維持させる上
で非常に有効であるが、清掃工具により機械的に帯電ワ
イヤを清掃するため効果を期待して清掃間隔(動作間隔
)を短く設定した場合、その帯電ワイヤの機械的強度の
劣化を招いたり、またそのシーケンスによっては複写及
びプリントの妨げの割合が多くなっていた.特に1つの
プリントジョブが大きな高速プリンタにおいては,帯電
ワイヤ汚れもいちぢるしく.また清掃によるジョブの妨
げも頻度が高くなっていた.また、帯電ワイヤの汚れ方
は環境によっても異なることが従来より知られており、
総合的・に考えてみると帯電ワイヤの清掃のシーケンス
はかなり複雑とならざるを得なかった.(2)帯電ワイ
ヤ汚れに対しての前述のような電気的制御方法の場合は
、たとえば、帯電ワイヤ汚れが均一でなく長手方向に勾
配をもって汚染した場合には、その放電特性の制御は検
知器(電位センサ)のある像担持体部分に限られ,該像
担持体の阿端部付近においては,検知器からのフィード
バックによる放電特性の制御効果がほとんど期待できな
かった. (3)また、帯電ワイヤが汚染されていない場合におい
ても、帯電ワイヤが像担持体に対してその両端部が等し
い間隔で取りつけられていない場合には,前記の電気的
制御では制御がきかず初期より画像不良となる. (4)更に、現像器の現像特性に起因する前記のような
画像褒度やライン幅の非一様性の除去のために現像器に
攪拌板やオーガを具備させるのはその構成がどうしても
複雑となり、大きくなるという欠点があった. 本発明は上記(1)〜(4)のような問題点を解決した
,コロナ放電装置の構威、及びそれを有する画像形戊装
置の構成を提供することを目的とする. (問題点を解決するための手段) 即ち本発明は下記のような構成を特徴とするコロナ放電
装置ないしは画像形成装置である.(1)グリッドを具
備させたコロナ放電装置であり,グリッドは装置の放電
部長手方向に関して少なくとも2分割されてAmされ,
その個々の分謂グリッドに対する印加電圧を各々制御し
て装置の放電部長手に泊う放電特性を所定化するグリッ
ド制御手段を有することを特徴とするコロナ放電装置。
に関する. (従来の技術) 例えば、電子写真●静電記録等の作像プロセスを利用し
た複写機●プリンタ●画像表示装′f!1等の画像形l
&装置は.′rri子写真感光体―静電記録誘電体等の
fI!担持体、転写材などの被帯電部材面を所要に均一
・に帯電処理(除電も含む、以下同じ)する工程手段機
器としてコロナ放電装置が一般的に利用されている. コロナ放電装置は放電電極とシールド電極の2部材,或
いはこれに更にグリッド電極をj4備させた3部材を基
本構成とするもので、画像形成装置の帯電処理工程手段
機器としてのコロナ放電装置は,一般に,像担持体等の
被帯′fTi部材との相対移動方向に対して直角の方向
を長手とする横長で、横断面略コ字形のチャンネル型シ
ールド電極或いは並行2枚の横長のシールド電極板の長
手両端部に絶縁ブロックを具備させ、その両絶縁ブロッ
ク間に放電電極としての1本ないし2本の帯電ワイヤを
,シールド電極内空或いはシールド電極板間に位置させ
て張設した形態のもの(コロトロン帯電器),或いは更
に該放t装置の放電開口部にグリンド電極を具備させた
形態のもの(スコロトロン帝電21)が多く用いられて
いる.スコロトロン舟電器はグリッド電極に対する印加
電圧のrv4御により放電特性を微妙にコントロールで
きる(グリッ ド効果). このようなコロナ放電装置は使用に伴なう放電電界の集
塵作用で経時的に汚れやすい.画像形成装置の場合はト
ナー●オイルミスト●紙粉などの機内粉じん等が集塵さ
れて付着して汚染され,放電電極としての帯電ワイヤの
汚染は像担持体等の被帯電体面の帯電を不均一化して出
力画像の画質に悪影響を及ぼすことが従来より問題とな
っていた.このために従来から、帯電ワイヤを空気流を
用いて清掃する方法や、借電ワイヤを機械的に清一する
力法などが用いられていた. 一方、帯電ワイヤ汚れに対しての電気的制御方法に関し
ては、感光体等の像担持体の近傍に該像担持体の表面電
位を検知する電位センサを設けそのセンサからの出力信
号に基づいて、一次帯′准器としてのコロナ放電装置の
放電特性等の画像形成条件を制御するものは知られてい
る(例えば特開閑53−37025号、同昭58−77
850号,同昭58−77851号公報参照). また、像担持体面に一様に電子写真プロセスにおける?
t’Fl形成がなされている場合においても現像器の現
像特性にまり像担持体の軸方向(作像手段#a器と像担
持体との相対移動方向に対して直角の力向)に対して出
力画像上濃度#iさや,ライン幅の非−様性が生じる場
合がある。そこで従来においては、現像器に関して画像
を一様化(像担持体の軸方向に対する現像特性の一様化
)するために現t器に現像剤攪拌板やオーガなどを具備
させる設計構成がとられていた. (発明が解決しようとする問題点) (1)コロナ放電装置について特に帯電ワイヤの清掃を
定期的に或いは必要時に行なって,又は自動的に行なわ
せて、帯電ワイヤを常に実質的に清浄に保たせることは
、それにより放電特性を一定に雑持させて画像形成装置
においては良好な画質画像の出力を安定に維持させる上
で非常に有効であるが、清掃工具により機械的に帯電ワ
イヤを清掃するため効果を期待して清掃間隔(動作間隔
)を短く設定した場合、その帯電ワイヤの機械的強度の
劣化を招いたり、またそのシーケンスによっては複写及
びプリントの妨げの割合が多くなっていた.特に1つの
プリントジョブが大きな高速プリンタにおいては,帯電
ワイヤ汚れもいちぢるしく.また清掃によるジョブの妨
げも頻度が高くなっていた.また、帯電ワイヤの汚れ方
は環境によっても異なることが従来より知られており、
総合的・に考えてみると帯電ワイヤの清掃のシーケンス
はかなり複雑とならざるを得なかった.(2)帯電ワイ
ヤ汚れに対しての前述のような電気的制御方法の場合は
、たとえば、帯電ワイヤ汚れが均一でなく長手方向に勾
配をもって汚染した場合には、その放電特性の制御は検
知器(電位センサ)のある像担持体部分に限られ,該像
担持体の阿端部付近においては,検知器からのフィード
バックによる放電特性の制御効果がほとんど期待できな
かった. (3)また、帯電ワイヤが汚染されていない場合におい
ても、帯電ワイヤが像担持体に対してその両端部が等し
い間隔で取りつけられていない場合には,前記の電気的
制御では制御がきかず初期より画像不良となる. (4)更に、現像器の現像特性に起因する前記のような
画像褒度やライン幅の非一様性の除去のために現像器に
攪拌板やオーガを具備させるのはその構成がどうしても
複雑となり、大きくなるという欠点があった. 本発明は上記(1)〜(4)のような問題点を解決した
,コロナ放電装置の構威、及びそれを有する画像形戊装
置の構成を提供することを目的とする. (問題点を解決するための手段) 即ち本発明は下記のような構成を特徴とするコロナ放電
装置ないしは画像形成装置である.(1)グリッドを具
備させたコロナ放電装置であり,グリッドは装置の放電
部長手方向に関して少なくとも2分割されてAmされ,
その個々の分謂グリッドに対する印加電圧を各々制御し
て装置の放電部長手に泊う放電特性を所定化するグリッ
ド制御手段を有することを特徴とするコロナ放電装置。
(2)グリッドは少なくともななめに2分割したことを
特徴とする上記(1)項記載のコロナ放電装鐙. (3)上記(1)項又は(2)項記載のコロナ放電装置
を像担持体の帯電又は除電処理手段として有し,コロナ
放電装置の放電部長手に対応する像担持体軸方向の互い
に離れた少なくとも2ケ所部の像担持体表面電位を各々
検知する電位測定手段を有し,それ等の各電位測定手段
の電位測定検知情報をグリッド制御手段にフィードバッ
クして像担持体軸方向に表面電位の傾きを補正する方向
に個々の分割グリッドに対する印加電圧を各々制御する
ように構成したことを特徴とする画像形r&装置. (4)上記(1)項又は(2)項記俄のコロナ放電装置
を像担持体の帯電又は除電処理手段として有し,像担持
体面に形成された顕画像の像担持体軸方向の濾度勾配あ
るいはライン幅の違いを検知する手段を看し、該検知手
段の検知情報をグリッド制御手段にフィードバックして
顕画像の像担持体軸方向の褒度勾配あるいはライン幅の
違いを補正する方向に個々の分割グリッドに対する印加
電圧を各々制御するように構成したことを特徴とする画
像形成装置. (5)上記(1)項又は(2)項記載のコロナ放電装置
を像担持体の帯電又は除電処理手段としてイ1し,像担
持体面から転写された転写材上の転写顕画像の転写材軸
方向の濃度勾配あるいはライン幅の違いを検知する手段
を有し1該検知手段の検知情報をグリッド制御手段にフ
ィードバックして転写顕画像の転写材軸方向の濃度勾配
あるいはライン幅の違いを補正する方向に個々の分割グ
リッドに対する印加電圧を各々制御するように構成した
ことを特徴とする画像形成装置. (6)像担持体面又は転写材面に形成された顕画像の濃
度あるいはライン幅を検知する手段からの検知情報と1
オリジナル原稿の濃度あるいは像担持体に対する書き込
み画像信号とを比較してグリッド制御を行なうことを特
徴とする上記(4)項又は(5)項記藏の画像形成装置
. (7)上記( 1 ) 1M又は(2)項記載のコロナ
放電装置を像担持体面に形成担持されている顕画像を転
写材面に転写する転写手段として有することを特徴とす
る画像形成装置. (作 用) (a)放電電極汚れや、電極両端側の位置狂いなどでコ
ロナ放電装置の放電部長手に沿う放電特性に不整を生じ
ても、放電部長手方向に関して少な〈とも2分割して具
備させた個々の分割グリッドに対する印加電圧を芥々制
御する,即ち個々の分割グリー2ド効果を個別に手動的
にもしくは自動的に調整することで,放電部長手に沿う
放電特性の不整を補正して所定の放電特性状態に電気制
御的に容易に矯正することができる. 従って,ある程度の放電電極の汚れ状態や放電電極の位
置狂い状態は許容できるので、故?I!電極の清掃頻度
を大幅に低減化することが可能となり,又コロナ放it
装置自体のaJ&部品精度●組立て精度,画像形成装置
等の本体装置に対する該コロナ放電装置の組付け精度等
の初期設定精度も緩和することが可能となる. (b)グリッドはななめの分割形態にすることで個々の
分割グリッド相互にグリッド効果のオーバーラップ部を
存在させるなどの処理構成ができて放電部長手に沿う放
電特性の補正をより正確なものにすることが可能である
。
特徴とする上記(1)項記載のコロナ放電装鐙. (3)上記(1)項又は(2)項記載のコロナ放電装置
を像担持体の帯電又は除電処理手段として有し,コロナ
放電装置の放電部長手に対応する像担持体軸方向の互い
に離れた少なくとも2ケ所部の像担持体表面電位を各々
検知する電位測定手段を有し,それ等の各電位測定手段
の電位測定検知情報をグリッド制御手段にフィードバッ
クして像担持体軸方向に表面電位の傾きを補正する方向
に個々の分割グリッドに対する印加電圧を各々制御する
ように構成したことを特徴とする画像形r&装置. (4)上記(1)項又は(2)項記俄のコロナ放電装置
を像担持体の帯電又は除電処理手段として有し,像担持
体面に形成された顕画像の像担持体軸方向の濾度勾配あ
るいはライン幅の違いを検知する手段を看し、該検知手
段の検知情報をグリッド制御手段にフィードバックして
顕画像の像担持体軸方向の褒度勾配あるいはライン幅の
違いを補正する方向に個々の分割グリッドに対する印加
電圧を各々制御するように構成したことを特徴とする画
像形成装置. (5)上記(1)項又は(2)項記載のコロナ放電装置
を像担持体の帯電又は除電処理手段としてイ1し,像担
持体面から転写された転写材上の転写顕画像の転写材軸
方向の濃度勾配あるいはライン幅の違いを検知する手段
を有し1該検知手段の検知情報をグリッド制御手段にフ
ィードバックして転写顕画像の転写材軸方向の濃度勾配
あるいはライン幅の違いを補正する方向に個々の分割グ
リッドに対する印加電圧を各々制御するように構成した
ことを特徴とする画像形成装置. (6)像担持体面又は転写材面に形成された顕画像の濃
度あるいはライン幅を検知する手段からの検知情報と1
オリジナル原稿の濃度あるいは像担持体に対する書き込
み画像信号とを比較してグリッド制御を行なうことを特
徴とする上記(4)項又は(5)項記藏の画像形成装置
. (7)上記( 1 ) 1M又は(2)項記載のコロナ
放電装置を像担持体面に形成担持されている顕画像を転
写材面に転写する転写手段として有することを特徴とす
る画像形成装置. (作 用) (a)放電電極汚れや、電極両端側の位置狂いなどでコ
ロナ放電装置の放電部長手に沿う放電特性に不整を生じ
ても、放電部長手方向に関して少な〈とも2分割して具
備させた個々の分割グリッドに対する印加電圧を芥々制
御する,即ち個々の分割グリー2ド効果を個別に手動的
にもしくは自動的に調整することで,放電部長手に沿う
放電特性の不整を補正して所定の放電特性状態に電気制
御的に容易に矯正することができる. 従って,ある程度の放電電極の汚れ状態や放電電極の位
置狂い状態は許容できるので、故?I!電極の清掃頻度
を大幅に低減化することが可能となり,又コロナ放it
装置自体のaJ&部品精度●組立て精度,画像形成装置
等の本体装置に対する該コロナ放電装置の組付け精度等
の初期設定精度も緩和することが可能となる. (b)グリッドはななめの分割形態にすることで個々の
分割グリッド相互にグリッド効果のオーバーラップ部を
存在させるなどの処理構成ができて放電部長手に沿う放
電特性の補正をより正確なものにすることが可能である
。
(e)萌記(1)又は(2)のような構成のコロナ放電
装置を画像形成装置の像担持体の帯電又は除電処理手段
とし,且つ前記(3)項のように像担持体の表面電位測
定手段を具備させ,もしくは前記(4)項又は(5)項
のように*担持体面又は転写材面の形成担持顕画像の濃
度やライン帽の検知手段をJL備させ,該測定手段もし
くは検知手段の検知情報をグリッドυIg4手段にフィ
ードバックして、像担持体軸方向の表面電位の傾きを補
正する方向に、又は顕画像の像担持体軸線方向の濃度勾
配あるいはライン暢の違いを補正する方向に、個々の分
割グリッドに対する印加電圧を各々制御する構成とした
ことにより、コロナ放電装置の放?!電極の経時的汚染
に伴なう放電装置の放電ffll長手に沿う放電特性の
変化に拘らず,又前記(4)項又は(5)項の構成の場
合はこれに加えて現像器の現像特性のアンバランスもし
くは変化に拘らず、それ等の変化にリアルタイムに対応
して自動補正制御が実行され、常時適切な像担持体Lの
表面電位を得ることができ、安定した画像特性を得るこ
とができる. (d)像担持体面又は転写材面の形成担持画像の濃度や
ライン幅(例えばレーザビームプリンタのようなデジタ
ル疋査露光式画像形成装置における走査露光ライン幅)
を,オリジナルの角像濃度、ライン幅.あるいは画像出
力信号と比較して、上記に述べた構成のコロナ放電装置
を用いてMItt1特性を制御することによって像担持
体軸方向の画像に対しても均一なものが得られる.(e
)前記(1)項又は(2)項記俄のコロナ放電装置を像
担持体面に形成担持させた顧評軸像を転写材尚に転写す
る転写・F段とすることで、転写有効幅領域と非有効幅
領域とにおける転写コロナ電流場を適切に大小υ1御す
ることができ、転写手段としてコロナ放電装置を用いた
場合における通紙転写材サイズの大小にもとず〈所謂紙
跡発生現鉋もしくは全画像域にみたない小サイズ転写材
を通紙したときに生じる端部の画f!濃度変化現氷を効
果的に防止もしくは軽減することが可能である.このよ
うな紙跡発生現象等の防n−もしくは軽減は像相持体面
の一次帝電処理用のコロナ放電装置によっても可能とす
ることができる.(実 施 例) 実施例1(第1〜4図) 第2図は本発明に従うコロナ放電装置を像担持体の一次
帯電器として使用した画像形或装置例の概略構成図であ
る.本例の画像形成装置は電子写真プロセス(カールン
ンプロセス)を利用したレーザビームプリンタである. ■プリンタの全体概略構威 l6は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体
(例えば正電位のアモルファスシリコン感光体)であり
、軸16aを中心に所定の周速度(プロセススピード)
をもって矢示の時計方向に回転駆動される. 像担持体16はその回転過程で,一次帯電器3による一
様帯電処理,レーザ露光装l!8(レーザスキャナ)に
よるレーザビーム走査露光8a、を順次に受けることに
より、その周面に目的画像情報の静電潜像が形成されて
いく.レーザ露光装置8は不図示の電子計算機●画像読
取り装置●ワードプロセッサ等のホスト装置から入力さ
れる目的画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応
して変調されたレーザビームを出力して像担持体16の
一様帯電面を像担持体軸方向(ドラム母線方向)に主走
査露光する.像担持体面の形成潜像は次いで現像器9に
より現像剤(トナー)で顕画化(反転現像)されて転写
帯電器11部へ至る.一方、不図示の給紙部から転写材
Sが1枚宛給送されてガイド板lOを通して像担持体1
6と転写帯電器l1との間の転写部に像担持体の回転と
周期とりされて搬送され、該搬送転写材面に対してfI
l担持体l6面の顕画像(トナー画像)が順次に転写さ
れていく、像担写を受けた転写材は分離帯電器l2で像
担持体面から分離され.Wi送装置l3で不図示の定着
器へ導入されて像定着を受けてプリント物として出力さ
れる. 像転写後の像担持体l6はクリーナl4で転写残り現像
剤等の残留汚染物の除去、除電器l5で電気的な残留メ
モリの消去を受けて、繰返して作像に供される. ■一次帯電器3 第l図は一次帯電器3として使用した本発明に従うコロ
ナ放電装置の構成図であり、同図(a)はグリッド電極
部分の平面図、同図(b)はグリッド電極を設けた放電
開口部側を上向きにしてみせた斜視図と制御回路のブロ
ック図である.2はシールド電極であり、本例のものは
横断面略コ字形の横長のチャンネル型導電性部材である
.*担持体たるドラムl6の長さに略対応する長さ寸法
を有している.4はこのチャンネル型シールド電極2の
内空に電極長手方向に張設した放電電極としての帯電ワ
イヤ(一次帯電線)である.1a●lbはチャンネル型
シールド電極2の開放面である放電開口部にシールド電
極2とは絶縁部材(不図示)を介して電気的に絶縁して
配設したグリッド電極(以下グリッドと略記する)であ
る. グリッドla*lbは第1図(a)に示すように横長の
放電開口部の一対角線を境にしてななめに2分割して互
いに電気的に非導通である.ここで便宜的に第1図にお
いて一次帯電器3の左端側を画像形成装M(プリンタ)
の手前側とし、右端側を奥側とする. 分搦グリッドlaはその帽寸法が手前側が幅広で奥側へ
向うにつれて幅狭となる横長3角形状であり,グリッド
効果が帯電器3の手前側に主に有効に働く関係になる.
この分割グリッドlaをWII1分割グリッドとする. 分割グリッド1bは逆に奥側が幅広で手前側へ向うにつ
れて幅狭となる横長3角形状であり、グリッド効果が帯
電器3の奥側に主に有効に働く関係になる.この分割グ
リッド1bを第2分割グリッドとする. 第1及び第2分割グリッドla●lbは木例では作製の
容易さから夫々エッチング方式による2mmピッチのグ
リッドを用いた.金属細線を張設して構成することもで
きる. 第l及び第2の分割グリッドla●ibは夫々第1と第
2のグリッド用バイアス電源7a●7bに接続されてい
る.帯電ワイヤ4は高圧電源17に接続されている. 5a●5bは第2図示のようにレーザ露光装置8と現像
器9との間位置において、像担持体l6面に近接させて
像担持体軸方向の手前側と奥側の2個所部に間隔をおい
て配設した第1と第2の電位センサである.6は電位制
御回路であり,第1と第2の電位センサ5a◆5bから
の信号(検知電位信号)が入力し、それ等の入力信号に
もとずいてfIt担持体l6の軸方向手前側と奥側との
表面電位が同じになるように第1と第2のグリッド用ハ
イアス電源7a●7bを夫々コントロールシテ各電s7
a●7bから夫々第1と第2の分割グリッドla●1b
に対して適当なグリッド電圧を印加させるf@きをする
。
装置を画像形成装置の像担持体の帯電又は除電処理手段
とし,且つ前記(3)項のように像担持体の表面電位測
定手段を具備させ,もしくは前記(4)項又は(5)項
のように*担持体面又は転写材面の形成担持顕画像の濃
度やライン帽の検知手段をJL備させ,該測定手段もし
くは検知手段の検知情報をグリッドυIg4手段にフィ
ードバックして、像担持体軸方向の表面電位の傾きを補
正する方向に、又は顕画像の像担持体軸線方向の濃度勾
配あるいはライン暢の違いを補正する方向に、個々の分
割グリッドに対する印加電圧を各々制御する構成とした
ことにより、コロナ放電装置の放?!電極の経時的汚染
に伴なう放電装置の放電ffll長手に沿う放電特性の
変化に拘らず,又前記(4)項又は(5)項の構成の場
合はこれに加えて現像器の現像特性のアンバランスもし
くは変化に拘らず、それ等の変化にリアルタイムに対応
して自動補正制御が実行され、常時適切な像担持体Lの
表面電位を得ることができ、安定した画像特性を得るこ
とができる. (d)像担持体面又は転写材面の形成担持画像の濃度や
ライン幅(例えばレーザビームプリンタのようなデジタ
ル疋査露光式画像形成装置における走査露光ライン幅)
を,オリジナルの角像濃度、ライン幅.あるいは画像出
力信号と比較して、上記に述べた構成のコロナ放電装置
を用いてMItt1特性を制御することによって像担持
体軸方向の画像に対しても均一なものが得られる.(e
)前記(1)項又は(2)項記俄のコロナ放電装置を像
担持体面に形成担持させた顧評軸像を転写材尚に転写す
る転写・F段とすることで、転写有効幅領域と非有効幅
領域とにおける転写コロナ電流場を適切に大小υ1御す
ることができ、転写手段としてコロナ放電装置を用いた
場合における通紙転写材サイズの大小にもとず〈所謂紙
跡発生現鉋もしくは全画像域にみたない小サイズ転写材
を通紙したときに生じる端部の画f!濃度変化現氷を効
果的に防止もしくは軽減することが可能である.このよ
うな紙跡発生現象等の防n−もしくは軽減は像相持体面
の一次帝電処理用のコロナ放電装置によっても可能とす
ることができる.(実 施 例) 実施例1(第1〜4図) 第2図は本発明に従うコロナ放電装置を像担持体の一次
帯電器として使用した画像形或装置例の概略構成図であ
る.本例の画像形成装置は電子写真プロセス(カールン
ンプロセス)を利用したレーザビームプリンタである. ■プリンタの全体概略構威 l6は像担持体としての回転ドラム型の電子写真感光体
(例えば正電位のアモルファスシリコン感光体)であり
、軸16aを中心に所定の周速度(プロセススピード)
をもって矢示の時計方向に回転駆動される. 像担持体16はその回転過程で,一次帯電器3による一
様帯電処理,レーザ露光装l!8(レーザスキャナ)に
よるレーザビーム走査露光8a、を順次に受けることに
より、その周面に目的画像情報の静電潜像が形成されて
いく.レーザ露光装置8は不図示の電子計算機●画像読
取り装置●ワードプロセッサ等のホスト装置から入力さ
れる目的画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応
して変調されたレーザビームを出力して像担持体16の
一様帯電面を像担持体軸方向(ドラム母線方向)に主走
査露光する.像担持体面の形成潜像は次いで現像器9に
より現像剤(トナー)で顕画化(反転現像)されて転写
帯電器11部へ至る.一方、不図示の給紙部から転写材
Sが1枚宛給送されてガイド板lOを通して像担持体1
6と転写帯電器l1との間の転写部に像担持体の回転と
周期とりされて搬送され、該搬送転写材面に対してfI
l担持体l6面の顕画像(トナー画像)が順次に転写さ
れていく、像担写を受けた転写材は分離帯電器l2で像
担持体面から分離され.Wi送装置l3で不図示の定着
器へ導入されて像定着を受けてプリント物として出力さ
れる. 像転写後の像担持体l6はクリーナl4で転写残り現像
剤等の残留汚染物の除去、除電器l5で電気的な残留メ
モリの消去を受けて、繰返して作像に供される. ■一次帯電器3 第l図は一次帯電器3として使用した本発明に従うコロ
ナ放電装置の構成図であり、同図(a)はグリッド電極
部分の平面図、同図(b)はグリッド電極を設けた放電
開口部側を上向きにしてみせた斜視図と制御回路のブロ
ック図である.2はシールド電極であり、本例のものは
横断面略コ字形の横長のチャンネル型導電性部材である
.*担持体たるドラムl6の長さに略対応する長さ寸法
を有している.4はこのチャンネル型シールド電極2の
内空に電極長手方向に張設した放電電極としての帯電ワ
イヤ(一次帯電線)である.1a●lbはチャンネル型
シールド電極2の開放面である放電開口部にシールド電
極2とは絶縁部材(不図示)を介して電気的に絶縁して
配設したグリッド電極(以下グリッドと略記する)であ
る. グリッドla*lbは第1図(a)に示すように横長の
放電開口部の一対角線を境にしてななめに2分割して互
いに電気的に非導通である.ここで便宜的に第1図にお
いて一次帯電器3の左端側を画像形成装M(プリンタ)
の手前側とし、右端側を奥側とする. 分搦グリッドlaはその帽寸法が手前側が幅広で奥側へ
向うにつれて幅狭となる横長3角形状であり,グリッド
効果が帯電器3の手前側に主に有効に働く関係になる.
この分割グリッドlaをWII1分割グリッドとする. 分割グリッド1bは逆に奥側が幅広で手前側へ向うにつ
れて幅狭となる横長3角形状であり、グリッド効果が帯
電器3の奥側に主に有効に働く関係になる.この分割グ
リッド1bを第2分割グリッドとする. 第1及び第2分割グリッドla●lbは木例では作製の
容易さから夫々エッチング方式による2mmピッチのグ
リッドを用いた.金属細線を張設して構成することもで
きる. 第l及び第2の分割グリッドla●ibは夫々第1と第
2のグリッド用バイアス電源7a●7bに接続されてい
る.帯電ワイヤ4は高圧電源17に接続されている. 5a●5bは第2図示のようにレーザ露光装置8と現像
器9との間位置において、像担持体l6面に近接させて
像担持体軸方向の手前側と奥側の2個所部に間隔をおい
て配設した第1と第2の電位センサである.6は電位制
御回路であり,第1と第2の電位センサ5a◆5bから
の信号(検知電位信号)が入力し、それ等の入力信号に
もとずいてfIt担持体l6の軸方向手前側と奥側との
表面電位が同じになるように第1と第2のグリッド用ハ
イアス電源7a●7bを夫々コントロールシテ各電s7
a●7bから夫々第1と第2の分割グリッドla●1b
に対して適当なグリッド電圧を印加させるf@きをする
。
一次帯電器3は上記のように第1と第2の分割グリッド
la◆lbを設けた放電開口部を像相持体16面に接近
対向させて配設してあり、帯電ワイヤ4に対して高圧電
源17により高圧が印加(定電圧的又は定電流的)され
るとコロナ放電を生じて像担持体16面の帯電処理がな
される.グリッドla●lbに対する印加電圧の制御に
よりAil特性のコントロールがなされる.いま,帝電
ワイヤ4が像担持体l6に対して、軸方向の手前と奥と
も平行にとりつけられているとする.この時第1と第2
の電位センサ5a●5bの出力値(像担持体表面電位の
検出m)は同等となっている.この表面電位の軸方向で
の変位に対する値をグラフ化したものが第3図である.
これは,第1と第2の分割グリッド1a◆lbおのおの
単独による表面電位への変化と,両者la会lbを同時
に作用させた場合の表簡電位を示したものである. グリッドla@lbがない場合は第3図において直線H
のプロフィールを描くとする。そして第1分割グリッド
laのみを作用させた場合,第1図(a)に示した様な
グリッドの軸方向での非一様性から手前側が強くグリッ
ド効果を受ける.このために第3図の曲線Haの様にな
る.同様に第2分割グリッドtbによるグリッド効果は
曲kIAmbの様になる. 従って第1と第2の分割グリッド1a*lbを同時に作
用させて、各グリッドに同一バイアスを夫々第1と第2
のグリッド用バイアス電源7a◆7bにより印加した堝
合W43図曲線工の様に像担持体表面電位は該像担持体
軸方向変化位に対してフラットとなる.この時第lと第
2の電位センサ5a*5bの位置は第1と第2の分割グ
リッドla●1bの中央から等しい距離にあるものとす
る. 言換えれば、第1と第2の各電位センサ5a◆5bの検
知表面電位値が等しいときは従来と同等の作用をおよぼ
す. 次に、帯電ワイヤ汚れ、あるいは帯電ワイヤの傾きによ
り像担持体l6の表面電位が手前側と奥側で異なり傾い
ている場合について説明する.いま、第4図の■のプロ
フィールであるとする.この時第1の電位センサ5dの
読み取り偵は第2の電位センサ5bの読み取り偵よりも
高い.すなわちこれをフラットなプロフィールにするた
めには第lの分割グリッドlaに関してはグリッド効果
を強<(Va),第2の分割グリッド1bに関してはグ
リッド効果を弱<(Vb)Lなくてはならない.この計
算は電位制御回路6により行なう.こうして第1とm2
のグリッド用バイアス電源7a●7bによりフィードバ
ックががかったかたちで第1と第2の分割グリッド1a
●lbの夫々に適切な電圧が印加され、目的とするプロ
フィール■を得る. 本実施例においては、第2図の様なレーザビームプリン
タを用いて説明したが、本発明の論理は静電複写機にお
いても同様に成立することは自明である. なお.本実施例の変形として第1図(b)に2点鎖線回
路30として示したように、第1と第2の゛屯位センサ
5d◆5dからのフィードバックを第lと第2の分割グ
リッドla●1bのみで行なうのみならず、軸方向の傾
きのみを第1とf52の分列グリッド1a*1bで行な
わせ、絶対偵変化を高圧Tri源l7からの出力電圧―
電流で行なわせることも可能である。この場合、電位制
御回路6の信号は高圧電源17へも回路30を介して送
られ、高圧電$17は第1と第2のグリッド用バイアス
電源7a●7bと同様にソフト的に出力変更できること
が必要である.またこの時は第1と第2のグリッド用バ
イアス電源7a●7bは小型で済むというメリットがあ
る. 尚、本実施例では像担持体の表面電位を第1と第2の2
つの電位センサ5a●5bによりおこなったが、1つの
電位センサに駆動機構を設けて同時でなくとも,近接し
た時間内に軸方向上の2点の位!!(第1図(b)の■
●■点)で表面電位を検知することによりおこなっても
同様の効果が得られる. 実施例2(第5図) 本実施例は一次帯電器3(構成は第1図と同じ)の第1
と第2の分割グリッドla●1bに印加する電圧へのフ
ィードバックを現像器9より後流側に像担持体16に近
接して取りつけられた、第1と第2のライン幅濃度測定
装Wl 8 a●18bにより行なうものである. 本実施例は第1と第2の分割グリッドla◆lbに対す
る電圧制御を像担持体l6の前回転中に無転写状態でお
こなう.一次帯電器3により像相持体16上に帯電をお
こなう. 次にレーザ露光装!l8により一定のライン幅●画f!
濃度をもつ信号に同期して像担持体16を走査露光して
潜像を形成させる.引きつづきその潜像を現像器9によ
り電子写真用現像剤でトナー像として可視化させる. そこで、本実施例において具備された第1と第2のライ
ン幅濃度測定装M18aI1l8bにより像担持体に形
成されたトナー像の手前側と奥側のライン幅あるいは濃
度を比較する. 第5図においては,手前側に第1の測定装置18aが、
奥側に第2の測定装fil8bが設置されているものと
する. このライン幅,あるいは濃度の比較および一次帯電器3
のMlと第2のグリッド用バイアス電源7a●7bへの
フィードバックは比較制御回路l9によりおこなう.こ
の時たとえば手前側の濃度が低い場合には、手前側の濾
度が増加する方向へ制御を行なう.すなわち本実施例の
様な反転現像方式によるレーザビームプリンタにおいて
は、手前側の一次帯電後の像担持体上の表面電位が減少
する方向へ比較制御回路19が計算を行ない第1と第2
のグリッド用バイアス電源7a●7bへ指示を与える(
電源7aは手前側に、電源7bは奥側に相当している)
. こうして,手前側と奥側のライン幅あるいは濃度が略一
定となった時点でこの制御は完了する.尚、上記の制御
中は転写帯電器11および分離帯電器12には電圧は印
加しない.引きつづき,クリーナl4により像担持体l
6上の電子写真用現像剤は除去され、除電器15によっ
て該像担持体表面電位は一様に下げられる. 本実施例はとくに像担持体16上に情報光があたってか
らの減衰が遅く、現像器9位置で完全に該像担持体の残
留電位まで下がっていない系で特に有効である.すなわ
ち,この様な場合においては,一次帯電器3による受容
電位を変化させることで現像器9に印加する現像バイア
スと光が照射された像担持体の表面電位との間の電位差
(現像コントラスト)を変化させることができるからで
ある. また、本実施例は前述実施例lと異なり,現像器9の現
像特性による濃度かたむき,あるいはライン幅のかたむ
きに対しても有効に働くことはIJIらかである. 尚,本実施例の変形例として、像担持体16上の顕画像
を転写材に転写した後の出力(中間)画像に対して,本
実施例におけるライン幅,濃度測定装1118a●18
bを搬送装!!13に近接して具備させ出力画像自体の
ライン幅●濃度を測定して同様の制御を行なうことも可
能である.この場合は転写材が1度機外にテストプリン
トとして出力されるが、通常のテストプリントモードに
釦み込んで使用した場合,有効である.また、画像出力
信号とライン幅を比較して、望ましいライン幅にページ
内で一様に再現することがTi丁能である. 実施例3(第6〜9図) 本実施例は転写帯電器11による紙跡防止、あるいは全
画像域にみたない転写材を通紙した時に生じる端部の画
像濃度変化を防止するために転写材の大きさにより転写
コロナの転写ワイヤに平行な方向(軸方向)の像担持体
方向の成分を制御することを本発明で容易に実現できる
ことを示す. 従来は.OPC (有機光導電体)の特性から非通紙領
域において直接転写コロナを与えた場合、通紙領域との
転写電界からの差がそのまま潜像以後の電子写真プロセ
スに影響をおよぼし、紙跡等の現像があらわれていた. このため、機械的に非通紙領域にはシャッタなどを用い
て像担持体に転写コロナが照射されないようにしていた
.しかしこれらの方法は、機械的に行なうため、サイズ
の異なる転写材が交互に通紙された場合、制御が困難で
あった. 第6図に本発明のコロナ放電装置の構成を転写帯電器l
1に適用した場合の実施例を示す.ここでグリッド片2
0a●20bは転写シールド20dとは、電気的に絶縁
されている。
la◆lbを設けた放電開口部を像相持体16面に接近
対向させて配設してあり、帯電ワイヤ4に対して高圧電
源17により高圧が印加(定電圧的又は定電流的)され
るとコロナ放電を生じて像担持体16面の帯電処理がな
される.グリッドla●lbに対する印加電圧の制御に
よりAil特性のコントロールがなされる.いま,帝電
ワイヤ4が像担持体l6に対して、軸方向の手前と奥と
も平行にとりつけられているとする.この時第1と第2
の電位センサ5a●5bの出力値(像担持体表面電位の
検出m)は同等となっている.この表面電位の軸方向で
の変位に対する値をグラフ化したものが第3図である.
これは,第1と第2の分割グリッド1a◆lbおのおの
単独による表面電位への変化と,両者la会lbを同時
に作用させた場合の表簡電位を示したものである. グリッドla@lbがない場合は第3図において直線H
のプロフィールを描くとする。そして第1分割グリッド
laのみを作用させた場合,第1図(a)に示した様な
グリッドの軸方向での非一様性から手前側が強くグリッ
ド効果を受ける.このために第3図の曲線Haの様にな
る.同様に第2分割グリッドtbによるグリッド効果は
曲kIAmbの様になる. 従って第1と第2の分割グリッド1a*lbを同時に作
用させて、各グリッドに同一バイアスを夫々第1と第2
のグリッド用バイアス電源7a◆7bにより印加した堝
合W43図曲線工の様に像担持体表面電位は該像担持体
軸方向変化位に対してフラットとなる.この時第lと第
2の電位センサ5a*5bの位置は第1と第2の分割グ
リッドla●1bの中央から等しい距離にあるものとす
る. 言換えれば、第1と第2の各電位センサ5a◆5bの検
知表面電位値が等しいときは従来と同等の作用をおよぼ
す. 次に、帯電ワイヤ汚れ、あるいは帯電ワイヤの傾きによ
り像担持体l6の表面電位が手前側と奥側で異なり傾い
ている場合について説明する.いま、第4図の■のプロ
フィールであるとする.この時第1の電位センサ5dの
読み取り偵は第2の電位センサ5bの読み取り偵よりも
高い.すなわちこれをフラットなプロフィールにするた
めには第lの分割グリッドlaに関してはグリッド効果
を強<(Va),第2の分割グリッド1bに関してはグ
リッド効果を弱<(Vb)Lなくてはならない.この計
算は電位制御回路6により行なう.こうして第1とm2
のグリッド用バイアス電源7a●7bによりフィードバ
ックががかったかたちで第1と第2の分割グリッド1a
●lbの夫々に適切な電圧が印加され、目的とするプロ
フィール■を得る. 本実施例においては、第2図の様なレーザビームプリン
タを用いて説明したが、本発明の論理は静電複写機にお
いても同様に成立することは自明である. なお.本実施例の変形として第1図(b)に2点鎖線回
路30として示したように、第1と第2の゛屯位センサ
5d◆5dからのフィードバックを第lと第2の分割グ
リッドla●1bのみで行なうのみならず、軸方向の傾
きのみを第1とf52の分列グリッド1a*1bで行な
わせ、絶対偵変化を高圧Tri源l7からの出力電圧―
電流で行なわせることも可能である。この場合、電位制
御回路6の信号は高圧電源17へも回路30を介して送
られ、高圧電$17は第1と第2のグリッド用バイアス
電源7a●7bと同様にソフト的に出力変更できること
が必要である.またこの時は第1と第2のグリッド用バ
イアス電源7a●7bは小型で済むというメリットがあ
る. 尚、本実施例では像担持体の表面電位を第1と第2の2
つの電位センサ5a●5bによりおこなったが、1つの
電位センサに駆動機構を設けて同時でなくとも,近接し
た時間内に軸方向上の2点の位!!(第1図(b)の■
●■点)で表面電位を検知することによりおこなっても
同様の効果が得られる. 実施例2(第5図) 本実施例は一次帯電器3(構成は第1図と同じ)の第1
と第2の分割グリッドla●1bに印加する電圧へのフ
ィードバックを現像器9より後流側に像担持体16に近
接して取りつけられた、第1と第2のライン幅濃度測定
装Wl 8 a●18bにより行なうものである. 本実施例は第1と第2の分割グリッドla◆lbに対す
る電圧制御を像担持体l6の前回転中に無転写状態でお
こなう.一次帯電器3により像相持体16上に帯電をお
こなう. 次にレーザ露光装!l8により一定のライン幅●画f!
濃度をもつ信号に同期して像担持体16を走査露光して
潜像を形成させる.引きつづきその潜像を現像器9によ
り電子写真用現像剤でトナー像として可視化させる. そこで、本実施例において具備された第1と第2のライ
ン幅濃度測定装M18aI1l8bにより像担持体に形
成されたトナー像の手前側と奥側のライン幅あるいは濃
度を比較する. 第5図においては,手前側に第1の測定装置18aが、
奥側に第2の測定装fil8bが設置されているものと
する. このライン幅,あるいは濃度の比較および一次帯電器3
のMlと第2のグリッド用バイアス電源7a●7bへの
フィードバックは比較制御回路l9によりおこなう.こ
の時たとえば手前側の濃度が低い場合には、手前側の濾
度が増加する方向へ制御を行なう.すなわち本実施例の
様な反転現像方式によるレーザビームプリンタにおいて
は、手前側の一次帯電後の像担持体上の表面電位が減少
する方向へ比較制御回路19が計算を行ない第1と第2
のグリッド用バイアス電源7a●7bへ指示を与える(
電源7aは手前側に、電源7bは奥側に相当している)
. こうして,手前側と奥側のライン幅あるいは濃度が略一
定となった時点でこの制御は完了する.尚、上記の制御
中は転写帯電器11および分離帯電器12には電圧は印
加しない.引きつづき,クリーナl4により像担持体l
6上の電子写真用現像剤は除去され、除電器15によっ
て該像担持体表面電位は一様に下げられる. 本実施例はとくに像担持体16上に情報光があたってか
らの減衰が遅く、現像器9位置で完全に該像担持体の残
留電位まで下がっていない系で特に有効である.すなわ
ち,この様な場合においては,一次帯電器3による受容
電位を変化させることで現像器9に印加する現像バイア
スと光が照射された像担持体の表面電位との間の電位差
(現像コントラスト)を変化させることができるからで
ある. また、本実施例は前述実施例lと異なり,現像器9の現
像特性による濃度かたむき,あるいはライン幅のかたむ
きに対しても有効に働くことはIJIらかである. 尚,本実施例の変形例として、像担持体16上の顕画像
を転写材に転写した後の出力(中間)画像に対して,本
実施例におけるライン幅,濃度測定装1118a●18
bを搬送装!!13に近接して具備させ出力画像自体の
ライン幅●濃度を測定して同様の制御を行なうことも可
能である.この場合は転写材が1度機外にテストプリン
トとして出力されるが、通常のテストプリントモードに
釦み込んで使用した場合,有効である.また、画像出力
信号とライン幅を比較して、望ましいライン幅にページ
内で一様に再現することがTi丁能である. 実施例3(第6〜9図) 本実施例は転写帯電器11による紙跡防止、あるいは全
画像域にみたない転写材を通紙した時に生じる端部の画
像濃度変化を防止するために転写材の大きさにより転写
コロナの転写ワイヤに平行な方向(軸方向)の像担持体
方向の成分を制御することを本発明で容易に実現できる
ことを示す. 従来は.OPC (有機光導電体)の特性から非通紙領
域において直接転写コロナを与えた場合、通紙領域との
転写電界からの差がそのまま潜像以後の電子写真プロセ
スに影響をおよぼし、紙跡等の現像があらわれていた. このため、機械的に非通紙領域にはシャッタなどを用い
て像担持体に転写コロナが照射されないようにしていた
.しかしこれらの方法は、機械的に行なうため、サイズ
の異なる転写材が交互に通紙された場合、制御が困難で
あった. 第6図に本発明のコロナ放電装置の構成を転写帯電器l
1に適用した場合の実施例を示す.ここでグリッド片2
0a●20bは転写シールド20dとは、電気的に絶縁
されている。
本実施例では、通紙する転写材として41!Aの転写材
S+ (第6図)と[Bの転写材S2を用いた.この
場合グリッド片20a●20bの長さLは L2さ(B−A)/2 とした. グリッド片20a●20bは今までに述べた実施例1−
2のものと同様にグリッド用バイアス電W(不図示)に
接近されている. 今、転写材32 (幅B)が第7図の矢印のフj向へ
搬送されるものとする.この時、転写コロナは軸方向に
対して略全域照射される必要がある。
S+ (第6図)と[Bの転写材S2を用いた.この
場合グリッド片20a●20bの長さLは L2さ(B−A)/2 とした. グリッド片20a●20bは今までに述べた実施例1−
2のものと同様にグリッド用バイアス電W(不図示)に
接近されている. 今、転写材32 (幅B)が第7図の矢印のフj向へ
搬送されるものとする.この時、転写コロナは軸方向に
対して略全域照射される必要がある。
この時グリッド20al120bにバイアスを印加する
ことによってほぼフラットにすることができる.つまり
、像@持体方向に電流分血は軸方向で測定して第8図の
プロフィール■の様になっている.ここでは、グリッド
片20aI120bによる効果のためわずかであるがグ
リッド片20a・20bに相当する部分が減少している
.しかしながら、その減少量は少ないので転写には影響
を及ぼさない. 又,適切なバイアスを印加することでほぼフラットな分
市にすることも可能である.次に帽Aの転写材SLが同
様に転写帯電器l1の領域へ搬送されてくることを考え
る.この時グリッド片20aゆ20bはグリッド用バイ
アス電S(図示せず)によりバイアスが印加される.つ
まり第8図のプロフィール■の様になる.転写材の幅が
Aであるので全域転写が完了する.また、幅Bの転写材
S2が通紙された時には、グリッド片20a●20bに
印加するバイアスは幅Aの時よりも低い偵を用いて行な
う。
ことによってほぼフラットにすることができる.つまり
、像@持体方向に電流分血は軸方向で測定して第8図の
プロフィール■の様になっている.ここでは、グリッド
片20aI120bによる効果のためわずかであるがグ
リッド片20a・20bに相当する部分が減少している
.しかしながら、その減少量は少ないので転写には影響
を及ぼさない. 又,適切なバイアスを印加することでほぼフラットな分
市にすることも可能である.次に帽Aの転写材SLが同
様に転写帯電器l1の領域へ搬送されてくることを考え
る.この時グリッド片20aゆ20bはグリッド用バイ
アス電S(図示せず)によりバイアスが印加される.つ
まり第8図のプロフィール■の様になる.転写材の幅が
Aであるので全域転写が完了する.また、幅Bの転写材
S2が通紙された時には、グリッド片20a●20bに
印加するバイアスは幅Aの時よりも低い偵を用いて行な
う。
この時、非通紙部(すなわちB−Aの部分)の像担持体
の表面の電位は像担持体が転写コロナを少ししか受けて
いないためあまり上Hしない(絶対値で).このために
紙跡(lillJAとBによる差)が発生しない.これ
を第9図を用いて説明する.第9図は転写材のIIIl
lAとBを通紙した時の転写゛itt流(像担持体方向
)の差を横軸に像担持体の表面電位のA−Bilの差の
絶対値を縦軸にして描いた萌線である.ここで電位差H
1以下であれば紙跡(B−A差)は発生しない. すなわち転写電流差はT+であればよいことがわかる.
つまり第8図におけるプロフィール■では非通紙部の領
域は転写コロナの影響を直接に受け通紙部と非通紙部と
の電位差が大きくなる,これを肪ぐためには、非通紙部
の転写コロナの強さを弱める必要がある.すなわち、第
9図からH+以下にする必要がある.従ってT1に相当
した転写コロナの像担持体方向の′ItfILriにな
る様に第8図のT1を決定する必要がある.本発明は容
易にグリッド用バイアス電S(不図示)を用いてその出
力値を調整する事により可能としており転写材の幅が交
互に変化した場合でも良好な画像を{りることかできる
. また、この現象は転写材の種類、片而プリントー多fI
!プリン1− − 内面プリンl・によってもまた画像
形成装誼の使用環境によっても異なるが制御装置(不図
示)によっておのおの制御すれば良好な画像を得るこが
できる. 尚、本発明の論理は本実施例の様に画像形成装置の中心
基準に転写材を通紙させた場合のみならず,片側(手前
,奥のうちいずれか一方)規準においても適用できるこ
とはいうまでもない.実施例4(第10●11図) 実施例3では,いわゆる紙跡現象における本発明の応用
として転写帯電器1lについて適用した場合を述べた.
本実施例においては、紙跡現象を−次帯電器3への本発
明の適用という観点から述べる. 紙跡現象(ここでは転写材の通紙幅が異なる場合,通紙
枚数に従って顕著化してくるものが主)は転写帯電器l
1から放射されるコロナイオンが転写材のあるところと
転写材のないところで像担持体へ与える影響が異なって
おり(転写材がないところの方が影響が強い)、いわゆ
る暗電位と明電位に軸方向でムラが生じるために現象工
程において明確化するものである.反転現象方式による
画像形成装置においては一次帯電器3に印加する電圧の
極性と転写帯電器11に印加する極性は逆となっている
.以下第10図を用いて説明する.第10図は像担持体
軸方向の変位に対する表而電位を示したもので、図中の
VDは暗電位を、VLはIlj1電位を示している. 曲線■は従来のコロナ帯電器を使用した場合を示す.す
なわち、サイズがAの転写材を多く通紙した場合、除電
器によっても表面電位はフラットな分布とならず現象器
位置の暗電位は両端部が下がる.いいかえれば転写帯電
器の影響が残り、非通紙部の表面電位は下がっている.
同様なことが明電位についてもいえ、曲線Xの様になっ
ている. 本実施例ではこの分布をフラットにすることを一次帯電
器3で行なえることを示す.第11図に本実施例におけ
る一次帯電器3Aを示す.ここでグリッド片1a●1b
には第10図における曲線■が曲線■になる様にバイア
スが印加されている.従って明電位も、ほぼフラットな
状態となリ、曲線■の様になる.すなわれ,前実施例3
と同様に転写材の通紙サイズにより、グリット片1a●
1bに印加する電圧を変化させることにより転写材の通
紙幅に依存する紙跡を除き軽減することができる. (発明の効果) ■以上説明した様に,コロナ放電装置のなかで、特にグ
リッドを用いたいわゆるスコロトロン帯電器において,
グリッドを少なくとも2分割し、かつ、 l)像担持体の軸方向の表面電位を少なくとも2か所以
上測定、検知し、グリッドにフィードバックすることで
、 表面電位を常に安定とすることができる効果を有す. 2)現像後の像担持体上,あるいは、転写後画像のライ
ン幅、濃度を測定し、グリッド●バイアスへフィードバ
ックすることで、 均一なライン幅、濃度を得ることができる効果を有す. ■一次帯電器や転写帯電器に本発明の分割プリンド構成
を適用することでいわゆる紙跡現象を軽減することがで
きる効果を有す.
の表面の電位は像担持体が転写コロナを少ししか受けて
いないためあまり上Hしない(絶対値で).このために
紙跡(lillJAとBによる差)が発生しない.これ
を第9図を用いて説明する.第9図は転写材のIIIl
lAとBを通紙した時の転写゛itt流(像担持体方向
)の差を横軸に像担持体の表面電位のA−Bilの差の
絶対値を縦軸にして描いた萌線である.ここで電位差H
1以下であれば紙跡(B−A差)は発生しない. すなわち転写電流差はT+であればよいことがわかる.
つまり第8図におけるプロフィール■では非通紙部の領
域は転写コロナの影響を直接に受け通紙部と非通紙部と
の電位差が大きくなる,これを肪ぐためには、非通紙部
の転写コロナの強さを弱める必要がある.すなわち、第
9図からH+以下にする必要がある.従ってT1に相当
した転写コロナの像担持体方向の′ItfILriにな
る様に第8図のT1を決定する必要がある.本発明は容
易にグリッド用バイアス電S(不図示)を用いてその出
力値を調整する事により可能としており転写材の幅が交
互に変化した場合でも良好な画像を{りることかできる
. また、この現象は転写材の種類、片而プリントー多fI
!プリン1− − 内面プリンl・によってもまた画像
形成装誼の使用環境によっても異なるが制御装置(不図
示)によっておのおの制御すれば良好な画像を得るこが
できる. 尚、本発明の論理は本実施例の様に画像形成装置の中心
基準に転写材を通紙させた場合のみならず,片側(手前
,奥のうちいずれか一方)規準においても適用できるこ
とはいうまでもない.実施例4(第10●11図) 実施例3では,いわゆる紙跡現象における本発明の応用
として転写帯電器1lについて適用した場合を述べた.
本実施例においては、紙跡現象を−次帯電器3への本発
明の適用という観点から述べる. 紙跡現象(ここでは転写材の通紙幅が異なる場合,通紙
枚数に従って顕著化してくるものが主)は転写帯電器l
1から放射されるコロナイオンが転写材のあるところと
転写材のないところで像担持体へ与える影響が異なって
おり(転写材がないところの方が影響が強い)、いわゆ
る暗電位と明電位に軸方向でムラが生じるために現象工
程において明確化するものである.反転現象方式による
画像形成装置においては一次帯電器3に印加する電圧の
極性と転写帯電器11に印加する極性は逆となっている
.以下第10図を用いて説明する.第10図は像担持体
軸方向の変位に対する表而電位を示したもので、図中の
VDは暗電位を、VLはIlj1電位を示している. 曲線■は従来のコロナ帯電器を使用した場合を示す.す
なわち、サイズがAの転写材を多く通紙した場合、除電
器によっても表面電位はフラットな分布とならず現象器
位置の暗電位は両端部が下がる.いいかえれば転写帯電
器の影響が残り、非通紙部の表面電位は下がっている.
同様なことが明電位についてもいえ、曲線Xの様になっ
ている. 本実施例ではこの分布をフラットにすることを一次帯電
器3で行なえることを示す.第11図に本実施例におけ
る一次帯電器3Aを示す.ここでグリッド片1a●1b
には第10図における曲線■が曲線■になる様にバイア
スが印加されている.従って明電位も、ほぼフラットな
状態となリ、曲線■の様になる.すなわれ,前実施例3
と同様に転写材の通紙サイズにより、グリット片1a●
1bに印加する電圧を変化させることにより転写材の通
紙幅に依存する紙跡を除き軽減することができる. (発明の効果) ■以上説明した様に,コロナ放電装置のなかで、特にグ
リッドを用いたいわゆるスコロトロン帯電器において,
グリッドを少なくとも2分割し、かつ、 l)像担持体の軸方向の表面電位を少なくとも2か所以
上測定、検知し、グリッドにフィードバックすることで
、 表面電位を常に安定とすることができる効果を有す. 2)現像後の像担持体上,あるいは、転写後画像のライ
ン幅、濃度を測定し、グリッド●バイアスへフィードバ
ックすることで、 均一なライン幅、濃度を得ることができる効果を有す. ■一次帯電器や転写帯電器に本発明の分割プリンド構成
を適用することでいわゆる紙跡現象を軽減することがで
きる効果を有す.
第1図乃至第4図は第1の実施例を示すもので、第1図
(a)は一次帯電器のグリッド電極部分の平面図、同図
(b)はグリッド電極部分を上向きにしてみせた一次帯
電器の斜視図と制御回路ブロック図,第2図は画像形成
装置の一例(レーザビームプリンタ)の概略構成図,第
3図●第4図はグリッド効果を説明するグラフである.
第5図は第2の実施例としての画像形成装置(レーザビ
ームプリンタ)の概略構成図である.第6図乃至第9図
は第3の実施例を示すもので、第6図は転写帯電器の途
中省略斜視図、第7図は通紙される転写材の幅との関係
図、第8図はグリッド効果を示すグラフ,第9図はグリ
ッド条件を決めるために使用する転写電流差と像担持体
の表面電位差との相関グラフである.第10図・第11
図は第4の実施例を示すもので,第10図は像担持体軸
方向の表面電位グラフ、第11図は一・次帯電器の途中
省略斜視図である.l6は像担持体としての回転ドラム
型の電子写真感光体、3は一次帯電器,la●lbはそ
の第lと第2の分割グリッド電極、7a●7bは第1と
第2のグリッド用バイアス電源1 2はシールド電極、
4は放電電極(帯電ワイヤ)、5a●5bは第1と第2
の電位センサ、6は電位制御回路、8はレーザ露光装置
、9は現像器、1lは転写帯電器.12は分離帯電器、
l4はクリーナ、15は除Tti器、l7は高圧電源、
l9は比較制御回路.
(a)は一次帯電器のグリッド電極部分の平面図、同図
(b)はグリッド電極部分を上向きにしてみせた一次帯
電器の斜視図と制御回路ブロック図,第2図は画像形成
装置の一例(レーザビームプリンタ)の概略構成図,第
3図●第4図はグリッド効果を説明するグラフである.
第5図は第2の実施例としての画像形成装置(レーザビ
ームプリンタ)の概略構成図である.第6図乃至第9図
は第3の実施例を示すもので、第6図は転写帯電器の途
中省略斜視図、第7図は通紙される転写材の幅との関係
図、第8図はグリッド効果を示すグラフ,第9図はグリ
ッド条件を決めるために使用する転写電流差と像担持体
の表面電位差との相関グラフである.第10図・第11
図は第4の実施例を示すもので,第10図は像担持体軸
方向の表面電位グラフ、第11図は一・次帯電器の途中
省略斜視図である.l6は像担持体としての回転ドラム
型の電子写真感光体、3は一次帯電器,la●lbはそ
の第lと第2の分割グリッド電極、7a●7bは第1と
第2のグリッド用バイアス電源1 2はシールド電極、
4は放電電極(帯電ワイヤ)、5a●5bは第1と第2
の電位センサ、6は電位制御回路、8はレーザ露光装置
、9は現像器、1lは転写帯電器.12は分離帯電器、
l4はクリーナ、15は除Tti器、l7は高圧電源、
l9は比較制御回路.
Claims (7)
- (1)グリッドを具備させたコロナ放電装置であり、グ
リッドは装置の放電部長手方向に関して少なくとも2分
割されて具備され、その個々の分割グリッドに対する印
加電圧を各々制御して装置の放電部長手に沿う放電特性
を所定化するグリッド制御手段を有することを特徴とす
るコロナ放電装置。 - (2)グリッドは少なくともななめに2分割したことを
特徴とする請求項1記載のコロナ放電装置。 - (3)請求項1又は同2記載のコロナ放電装置を像担持
体の帯電又は除電処理手段として有し、コロナ放電装置
の放電部長手に対応する像担持体軸方向の互いに離れた
少なくとも2ケ所部の像担持体表面電位を各々検知する
電位測定手段を有し、それ等の各電位測定手段の電位測
定検知情報をグリッド制御手段にフィードバックして像
担持体軸方向に表面電位の傾きを補正する方向に個々の
分割グリッドに対する印加電圧を各々制御するように構
成したことを特徴とする画像形成装置。 - (4)請求項1又は同2記載のコロナ放電装置を像担持
体の帯電又は除電処理手段として有し、像担持体面に形
成された顕画像の像担持体軸方向の濃度勾配あるいはラ
イン幅の違いを検知する手段を有し、該検知手段の検知
情報をグリッド制御手段にフィードバックして顕画像の
像担持体軸方向の濃度勾配あるいはライン幅の違いを補
正する方向に個々の分割グリッドに対する印加電圧を各
々制御するように構成したことを特徴とする画像形成装
置。 - (5)請求項1又は同2記載のコロナ放電装置を像担持
体の帯電又は除電処理手段として有し、像担持体面から
転写された転写材上の転写顕画像の転写材軸方向の濃度
勾配あるいはライン幅の違いを検知する手段を有し、該
検知手段の検知情報をグリッド制御手段にフィードバッ
クして転写顕画像の転写材軸方向の濃度勾配あるいはラ
イン幅の違いを補正する方向に個々の分割グリッドに対
する印加電圧を各々制御するように構成したことを特徴
とする画像形成装置。 - (6)像担持体面又は転写材面に形成された顕画像の濃
度あるいはライン幅を検知する手段からの検知情報と、
オリジナル原稿の濃度あるいは像担持体に対する書き込
み画像信号とを比較してグリッド制御を行なうことを特
徴とする請求項4又は同5記載の画像形成装置。 - (7)請求項1又は同2記載のコロナ放電装置を像担持
体面に形成担持されている顕画像を転写材面に転写する
転写手段として有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16139489A JPH0325460A (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | コロナ放電装置及びそれを有る画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16139489A JPH0325460A (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | コロナ放電装置及びそれを有る画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325460A true JPH0325460A (ja) | 1991-02-04 |
Family
ID=15734259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16139489A Pending JPH0325460A (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | コロナ放電装置及びそれを有る画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325460A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04274466A (ja) * | 1991-03-01 | 1992-09-30 | Murata Mfg Co Ltd | グリッドバイアス回路 |
JPH04274465A (ja) * | 1991-03-01 | 1992-09-30 | Murata Mfg Co Ltd | グリッドバイアス回路 |
JP2019049668A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電装置および画像形成装置 |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP16139489A patent/JPH0325460A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04274466A (ja) * | 1991-03-01 | 1992-09-30 | Murata Mfg Co Ltd | グリッドバイアス回路 |
JPH04274465A (ja) * | 1991-03-01 | 1992-09-30 | Murata Mfg Co Ltd | グリッドバイアス回路 |
JP2019049668A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 帯電装置および画像形成装置 |
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