JPH0736361Y2 - 複写機の露光装置保護構造 - Google Patents

複写機の露光装置保護構造

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JPH0736361Y2
JPH0736361Y2 JP3882788U JP3882788U JPH0736361Y2 JP H0736361 Y2 JPH0736361 Y2 JP H0736361Y2 JP 3882788 U JP3882788 U JP 3882788U JP 3882788 U JP3882788 U JP 3882788U JP H0736361 Y2 JPH0736361 Y2 JP H0736361Y2
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optical system
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JPH01142956U (ja
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裕一 村山
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機の露光装置の温度を正常に制御するた
めの露光装置保護構造に関する。
〔従来の技術〕 複写機の露光装置においては、原稿を光学的に走査して
原稿の像を感光体に露光させる光学系が設けられてい
る。
第4図は、従来例における複写機の光学系の正面図を示
したものである。
複写機本体1の上部には、プラテンガラス2とプラテン
カバー3を備えたプラテン部20が設けられている。プラ
テン部20の下部には、プラテンガラス2に載置された原
稿aを光学的に走査するキャリッジ21が設けられてい
る。
このキャリッジ21には、原稿aを照射するためのランプ
等の光源5が設けられており、キャリッジ21が図面左右
方向に往復動し、光源5でプラテンガラス2に載置され
た原稿aを照射したときの反射光がミラー7,8,9、レン
ズ10及びミラー11を経て感光体12の露光部13を露光する
ようになっている。
そして、このキャリッジ21には、前記の光源5,ミラー7,
8,9,11,レンズ10,プラテンガラス2等を含む光学系ユニ
ット22を適温に保つための温度制御器としてのサーモス
タット6が取り付けられており、サーモスタット6周辺
温度が予め定めた温度を超えて上昇したときに、サーモ
スタット6が作動して光源5をオフ状態にするようにな
っている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の装置においては、第4図に示すように、光学
系ユニット22を冷却するための冷却ファン14が設けら
れ、冷却用空気がサーモスタット6の方向に吹き付けら
れている。このため、サーモスタット6がキャリッジ21
の光源5側やプラテンガラス2などの部分よりも強く冷
却され、光源5によって照射されるプラテンガラス2の
温度が過度に上昇していても、サーモスタット6が作動
しないという欠点があった。
これに対して、サーモスタット6の過冷却を防止するた
めに、第5図に示すように、サーモスタット6をカバー
23で覆うことが考えられる。しかし、同図のようにサー
モスタット6の前方及び上下方をカバー23で覆ってしま
うと、多数枚の連続複写時に、光源5からの熱影響によ
りサーモスタット6部の温度が上昇し、サーモスタット
6が作動して光源5がオフ状態になる、すなわち露光ラ
ンプが消えてしまうという欠点がある。
本考案は、上記の欠点を解消するためになされたもの
で、温度制御器を適切に冷却して温度制御器を正常に作
動させることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の複写機の露光装置保護構造は、その目的を達成
するために、光学系ユニットを冷却する冷却装置を備え
た複写機において、前記光学系ユニット内に原稿を走査
する光源と露光装置用温度制御器とを備えたキャリッジ
を設け、該キャリッジに前記冷却装置から前記露光装置
用温度制御器への空気流を遮断するカバーを設けると共
に、前記カバーの下部にキャリッジの移動方向で且つ前
記空気流の下流方向に向いて斜め下方に開口したルーバ
ーを設けたことを特徴とする。
〔作用〕
本考案の露光装置保護構造においては、温度制御器、た
とえばサーモスタットに、光学系ユニットを冷却するた
めの冷却ファンからの冷却用空気が直接触れないように
カバーを設けているので、サーモスタット取付け位置が
他の位置に比べて過冷却されることはない。従って、た
とえばプラテンガラスの温度が上昇しているにも拘らず
サーモスタットが作動しないということは起こらない。
また、キャリッジが冷却用の空気流の下流側に移動する
ときは、前記カバーの下部に設けられたルーバーを介し
てキャリッジ下方部の空気が前記カバー内に流入し、サ
ーモスタットを冷却する。従って、たとえば、連続複写
のために光源が連続点灯したような場合でも、サーモス
タット取付け位置の温度が高くなり過ぎることはない。
従って、連続複写時にサーモスタットが作動することは
なく、光源がオフになるということは起こらない。
サーモスタットが作動するのは、たとえば、キャリッジ
の停止中に何らかの理由により光源が連続点灯して光源
の周辺温度が過度に上昇したときのように、機器の異常
動作により光学系ユニットの温度が上昇したときのみで
あって、複写機が正常に動作しているときは、サーモス
タット取付け位置の温度が高くなってサーモスタットが
作動することはない。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら、実施例により本考案の特徴
を具体的に説明する。
第1図は、本考案実施例における複写機の光学系を示す
正面図であり、第2図は、第1図の部分拡大断面図であ
る。なお、第1図及び第2図において、第4図に示した
部材等に対応するものについては同一の符番で指示し、
詳細な説明は省略する。
本実施例においては、第1図及び第2図に示すように、
原稿aを走査する光源5と温度制御器であるサーモスタ
ット6を設けたキャリッジ4のサーモスタット6取付け
面の、冷却ファン14に対面する側(本実施例では図面右
側)に、冷却ファン14からの空気流を遮蔽するカバー15
を設けている。
このカバー15によって、冷却ファン14からの空気流はサ
ーモスタット6に直接触れることがなく、サーモスタッ
ト6取付け位置が他の位置に比べて過冷却されることは
ない。従って、たとえばプラテンガラス2の温度が上昇
しているにも拘らずサーモスタット6が作動しないとい
うことはない。
さらに、前記カバー15の下端とキャリッジ4の下端との
間に、キャリッジ4の移動方向で且つ冷却ファン14から
の空気流の下流方向(本実施例では図面左方向)に向い
て斜め下方に開口した複数の開口部17を有するルーバー
16を設けている。そして、このルーバー16は、第2図及
び第3図(ルーバー16の斜視図)に示すように、全幅方
向にわたる開口部17を有すると共に、カバー15の下端に
接続する前方部分に、開口部17の開口方向と同じ方向、
すなわち冷却ファン14からの空気流の下流方向に向いて
斜め下方に傾斜した傾斜部18を有している。
このルーバー16によって、キャリッジ4が原稿aの走査
のために図中破線矢印で示すように往復動する際、図面
左方向にキャリッジ4が移動するときに、開口部17から
光学系ユニット22内の空気がカバー15内に流入してカバ
ー15内、すなわちサーモスタット6取付け位置を冷却す
る。従って、連続複写時に光源5が連続点灯している場
合にあっても、キャリッジ4の移動によってサーモスタ
ット6取付け位置は冷却されて該位置の温度が光学系ユ
ニット22内の空気の温度以上に上昇することはない。従
って、複写機が正常に動作している限り、サーモスタッ
ト6が作動して光源5がオフになるということは起こら
ない。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、複写機の光
源と露光装置用温度制御器を設けたキャリッジに、光学
系ユニットを冷却するための空気流を遮蔽するカバー
と、キャリッジの移動時に光学系ユニット内の空気を取
り込むルーバーを設けて、温度制御器の過冷,過熱を防
止する構造とした。このため、温度制御器の取付け位置
が他の位置に比して過度に冷却されることがなく、たと
えばプラテンガラスの温度が上昇しているにも拘らず温
度制御器が作動しないということは起こらない。また、
連続複写時に光源が連続点灯していても、キャリッジが
移動するときにキャリッジ下方部の空気がルーバーから
カバー内に取り入れられ、温度制御器は適切に冷却され
るので、連続複写時に温度制御器が作動することはな
く、光源がオフになるということは起こらない。
このように本考案の保護構造によれば、露光装置用温度
制御器が過冷,過熱されて誤作動することがなく、露光
装置は適正な温度範囲に維持されて、常に正常な露光,
複写状態が持続される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例における複写機の光学系を示す正
面図、第2図は同第1図の部分拡大断面図、第3図は同
第2図のルーバーの斜視図であり、第4図は従来例にお
ける複写機の光学系の正面図、第5図は従来の問題点を
説明するための図である。 1:複写機本体、2:プラテンガラス 3:プラテンカバー、4:キャリッジ 5:光源、6:サーモスタット 7,8,9:ミラー、10:レンズ 11:ミラー、12:感光体 13:露光部、14:冷却ファン 15:カバー、16:ルーバー 17:開口部、18:傾斜部 20:プラテン部、21:キャリッジ 22:光学系ユニット、23:カバー a:原稿

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学系ユニットを冷却する冷却装置を備え
    た複写機において、前記光学系ユニット内に原稿を走査
    する光源と露光装置用温度制御器とを備えたキャリッジ
    を設け、該キャリッジに前記冷却装置から前記露光装置
    用温度制御器への空気流を遮蔽するカバーを設けると共
    に、前記カバーの下部にキャリッジの移動方向で且つ前
    記空気流の下流方向に向いて斜め下方に開口したルーバ
    ーを設けたことを特徴とする複写機の露光装置保護構
    造。
JP3882788U 1988-03-23 1988-03-23 複写機の露光装置保護構造 Expired - Lifetime JPH0736361Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01142956U JPH01142956U (ja) 1989-09-29
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