JPH0736301U - 携帯電灯 - Google Patents

携帯電灯

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Publication number
JPH0736301U
JPH0736301U JP6720493U JP6720493U JPH0736301U JP H0736301 U JPH0736301 U JP H0736301U JP 6720493 U JP6720493 U JP 6720493U JP 6720493 U JP6720493 U JP 6720493U JP H0736301 U JPH0736301 U JP H0736301U
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JP
Japan
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infrared sensor
light
detection signal
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present
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Pending
Application number
JP6720493U
Other languages
English (en)
Inventor
巌 松永
Original Assignee
エルメック電子工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エルメック電子工業株式会社 filed Critical エルメック電子工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 暗闇において侵入者などの居場所を発見でき
るようにする。 【構成】 電球4を有する懐中電灯1に、被検知物の熱
を検知する赤外線センサ7を設ける。この赤外線センサ
7からの検知信号により点滅する発光ダイオード9を設
ける。 【効果】 電灯4を点灯しなくても、人体などの熱を赤
外線センサ7が検知し、暗闇の中で、被検知物である人
の存在を確認することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、携帯電灯に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の携帯電灯としては、本体内に電池を内臓し、前面に設けた光源から光 線を照射する懐中電灯等が知られている。そしてその懐中電灯は警備員の夜間の 巡回などに携帯され、光源からの光線で暗部を照射し、部外者の侵入や異常など の点検に使用されている。そして点検を容易に行えるように、光線の焦点を調整 して遠距離照射できるようにしたものなどが開発されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように遠距離照射を可能にしたものでは、視認による点検効率を高める ことができるものの、いずれも光線により暗部を照らし出すものであるため、そ の照射位置しか確認できず、物陰や光線の届かない場所の点検が不十分になるこ とが予想され、また、遠方の照射では光量が不十分であると共に、そのような薄 暗い箇所は視認だけでは十分な点検作業ができない場合がある。さらに警備員が 仮に巡回中に侵入者によるものだと思われる異音などを確認して光源を点灯して しまうと、その警備員の場所を侵入者に知らせてしまう結果となり、侵入者が隠 れたり逃走したりし易くなるなどの問題が生じる。
【0004】 そこで本考案は、従来の光線だけにより点検する場合の欠点を解消し、警備業 務などにおいて、暗闇の中で被検知物の居場所を確実に発見できる携帯電灯を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、被検知物を検知する赤外線センサと、この赤外線センサからの検知 信号により作動する報知手段と備えたものである。
【0006】
【作用】
電灯を点灯しなくても、人体などの被検知物を赤外線センサが検知し、これを 報知することにより、暗闇の中で人の居場所を確認することができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図3は本考 案の第1実施例を示し、同図において、1は携帯電灯である懐中電灯であり、こ の懐中電灯1は本体2の前面に、レンズ3を介して光源である電球4を設け、内 部に交換可能な電池4を内臓している。前記本体2の前面上部には、センサ取付 け部6が設けられ、このセンサ取付け部6内に、赤外線センサ7が設けられ、こ の赤外線センサ7は前方被検知物Aから発せられる熱線を検知して検知信号を出 力する。また前記赤外線センサ7と電気的に接続された制御回路などの制御手段 8は、前記検知信号により報知手段たる発光ダイオード9を制御して作動させる 。また、前記本体1のハンドル上部には、前後にスライドするスイッチ10が設け られている。
【0008】 前記赤外線センサ7は、良好な焦電性を有するポリフッ化ビニリデン樹脂を用 いた高分子系の焦電型赤外線センサであり、図2の断面図に示すように、基板11 上に端子12を介して、ポリフッ化ビニリデン樹脂をモノマーユニットとする結晶 性高分子からなるフィルム13を設け、これをシリコン膜14と容器15とにより密封 し、該容器14内部に窒素を封入したものが用いられる。そして前記結晶性高分子 が高い焦電性を有するためには、その結晶化度を高めることが重要であり、該結 晶化度を50パーセント以上、好ましくは90度以上とすることにより、熱的に 安定なポリマーが得られ、これによりキューリ温度以下では焦電性の劣化が抑え られ、かつ規則正しく双極子が配列されているため、高い焦電性が得られる。そ して特に結晶化度が90パーセント以上のものでは、単結晶やセラミックを用い たセンサと比べて、感度,雑音などの基本特性に優れ、また、軽量になると共に 、振動や衝撃に強く、さらに、セラミックに比較して熱伝導率が小さく、外乱光 による影響も少なく、20〜30メータ離れた人体などの熱を検知し、その方向 を知ることができる。
【0009】 前記発光ダイオード9は、前記本体2の後部上面に設けられ、前記電池5に電 気的に接続された前記制御手段8は、前記赤外線センサ7から検知信号が入力さ れると、発光ダイオード9を点滅表示する。また、前記スイッチ10は電球4の点 灯と、赤外線センサ7の作動を切替えるものであり、電球4の点灯と赤外線セン サ7との同時作動、電球4のみ点灯、全停、赤外線センサ7のみの作動、報知手 段の停止の5段階に切替え可能となっている。尚、赤外線センサ7の作動時には 、報知手段も作動可能となっている。
【0010】 次に前記懐中電灯1の使用方法に付き説明すると、例えば警備員や警察官が夜 間に巡回パトロールなどをする際に、前記懐中電灯1を携帯する。そして通常は 電球4を点灯し、光線の照射箇所の視認による点検を行う。一方物陰や光線の届 かない場所を点検する場合は、電球4を消灯してスイッチ10を赤外線センサ7の みの作動に合わせ、その物陰や光線の届かない場所に赤外線センサ7を向ける。 すると侵入者などがいる場合は、この被検知物Aである人体から発する熱を赤外 線センサ7が検知して検知信号を制御手段8に出力し、この検知信号を受けた制 御手段8が発光ダイオード9を点滅するように制御し、これにより、光線による 視認では発見しにくい物陰などに潜む侵入者を発見することができる。また、電 球4を点灯しないで赤外線センサ7のみを作動させた場合は、警備員は光線を発 しないため、侵入者に気付かれることなく、相手の位置を確認し対処することが できる。この場合、赤外線センサ7は、該センサ7が向いた前方の熱のみを検知 するため、図3の実線に示すように被検知物Aの方向に赤外線センサ7が向いた 時のみ発光ダイオード9が点滅し、鎖線に示すように、赤外線センサ7が他方を 向いた時は発光ダイオード9は点滅しない。尚、先に赤外線センサ7を使用した 後、電球4を点灯して点検するようにしてもよい。
【0011】 このように本実施例では、被検知物Aの熱を検知する赤外線センサ7と、この 赤外線センサ7からの検知信号により作動する報知手段たる発光ダイオード9と を備えたものであるから、従来の光源の点灯だけで行っていた警備業務などにお いて、警備員の視認では十分に確認できなかった被検知物Aの存在などを確認す ることができ、警備点検の信頼性を高めることができる。
【0012】 図4は本考案の第2実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付 し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では報知手段として前記本体 2に振動装置9Aを内臓したものであり、この振動装置9Aは、前記制御手段8 を介して前記電池5に接続されたモータなどの回転手段(図示せず)と、この回 転手段の回転軸に設けた偏心ウエート(図示せず)などからなる周知のものが用 いられ、赤外線センサ7が被検知物Aの熱を検知して検知信号を出力すると、制 御手段8が振動装置9Aを作動し、本体2が振動することにより、この本体2を 持つ手に振動が伝わり、前記被検知物Aの存在を報知するものである。
【0013】 そしてこの例では、検知物Aの熱により赤外線センサ7が検知信号を出力する と、これを振動により携帯者に報知し、この報知手段は光を発しないため、侵入 者などに携帯者の場所を気付かれることがない。
【0014】 図5は本考案の第3実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付 し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では前記赤外線センサ7を本 体2の後部に設けた例を示し、図5においては、発光ダイオード9の報知手段を 示しているが、前記第2実施例の振動装置9Aを報知手段として用いることもで きる。そしてこの例では、スイッチ10の切替えで、赤外線センサ7と電球4の単 独作動の他に、赤外線センサ7と電球4とを同時に作動できるようにも構成して おり、両者を同時に作動しながら、本体2を前後に持ち代えて、赤外線センサ7 と電球4の光線とを選択的に使用して点検作業を行うことができる。
【0015】 図6は本考案の第4実施例を示し、上記第1実施例と同一部分に同一符号を付 し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では携帯電灯である誘導灯21 に赤外線センサ7を設けたものであり、その誘導灯21は、下部に握り部22を備え 、この内部に電池5を収納し、握り部22の上部には、白や赤に着色された透光性 を有する筒状本体23が設けられ、この筒状本体23内に光源である電球4を複数設 け、また、上部には、センサ取付け部6を介して赤外線センサ7が設けられ、ス イッチ10の操作により、第1実施例と同様に電球4の点灯、赤外線センサ7の作 動とを切替えられるようになっており、被検知物Aである人体から発する熱を赤 外線センサ7が検知し、この検知信号により制御手段8がが発光ダイオード9を 点滅するように制御する。
【0016】 そして電球4を点灯して常法により図示しない車輌などの誘導を行い、また、 赤外線センサ7により、比較的離れた場所にいる被検知物Aを検知することがで き、例えば夜間に車輌の後退誘導、すなわちバックを誘導する場合、車輌後方に 赤外線センサ7を向け、人のいないことを確認した後、車輌を安全に誘導するこ とができる。また、警備員や警察官が使用すれば、車輌誘導中などにおいて、部 外者等の発見などにも用いることができる。
【0017】 尚、本考案の上記各実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲内 において種々の変形実施が可能である。例えば電灯は携帯式のものであれば、電 池により駆動する蛍光管を用いるものでもよい。また、赤外線センサは、高分子 系のものに限らず各種タイプのものを用いることができ、さらに赤外線センサの 取付け位置も適宜選定可能である。さらにまた、報知手段も発光式や振動式のも のに限らず、ブザーなどの警報音を発するものでもよい。また、制御手段は、赤 外線センサの検知信号によって、それまで消灯していた電球を点灯するように制 御してもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案は、被検知物を検知する赤外線センサと、この赤外線センサからの検知 信号により作動する報知手段とを備えたものであり、警備業務などにおいて、暗 闇の中で被検知物の居場所を確実に発見できる携帯電灯を提供することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す赤外線センサの断面
図である。
【図3】本考案の第1実施例を示す使用状態の平面図で
ある。
【図4】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す斜視図である。
【図6】本考案の第4実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 懐中電灯(電灯) 7 赤外線センサ 9 発光ダイオード(報知手段) 9A 振動装置(報知手段) 21 誘導灯(電灯)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検知物を検知する赤外線センサと、こ
    の赤外線センサからの検知信号により作動する報知手段
    とを備えたことを特徴とする携帯電灯。
JP6720493U 1993-12-16 1993-12-16 携帯電灯 Pending JPH0736301U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6720493U JPH0736301U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 携帯電灯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6720493U JPH0736301U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 携帯電灯

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0736301U true JPH0736301U (ja) 1995-07-04

Family

ID=13338154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6720493U Pending JPH0736301U (ja) 1993-12-16 1993-12-16 携帯電灯

Country Status (1)

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JP (1) JPH0736301U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005127868A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Takeshi Makitsubo 不審者検知装置
JP2020047396A (ja) * 2018-09-14 2020-03-26 マックス株式会社 携帯式照明装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005127868A (ja) * 2003-10-23 2005-05-19 Takeshi Makitsubo 不審者検知装置
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