JPH0736285B2 - 自在器 - Google Patents

自在器

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JPH0736285B2
JPH0736285B2 JP2340560A JP34056090A JPH0736285B2 JP H0736285 B2 JPH0736285 B2 JP H0736285B2 JP 2340560 A JP2340560 A JP 2340560A JP 34056090 A JP34056090 A JP 34056090A JP H0736285 B2 JPH0736285 B2 JP H0736285B2
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JP
Japan
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tightening
hole
shaft
rotating portion
screw
Prior art date
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JP2340560A
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JPH04209405A (ja
Inventor
陽介 正木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電気スタンド等に適用される自在器に関す
るものである。
〔従来の技術〕 第9図に示すように、器具本体50に自在器51を介して回
動自在にアーム52を取付け、アーム52の先端部に首振り
可能に灯具53を取付けた電気スタンドがある。
この自在器は、第10図および第11図に示すように、軸受
け孔54を有する回動部55と、この回動部55の両側面に対
向する一対の側片56を有し前記軸受け孔54に整合する一
対の軸孔57を前記側片56に形成した締付け金具58と、前
記軸孔57および軸受け孔54に通されて前記回動部55を回
動自在に支持するとともに締付けにより前記側片56を前
記回動部55の両側面に摩擦係止するつまみねじ59とを備
えている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、この自在器は、締付け金具58をつまみねじ59
で締付けてゆくと、最初は回動部55の両側面と側片56の
広い範囲で摩擦係止するが、強く締付けるにつれて第11
図に示すように軸孔57の縁部が変形して摩擦面が中心側
に移動し、締付け力が大きくなるにしたがって回動部55
と締付け金具58の摩擦面が回動中心部分だけになり、そ
のため保持力が不足してアーム52の首たれ現象を起こす
可能性があった。
また摩擦面を大きくするため第12図に示すように締付け
金具58を外側に大きく膨らませ軸孔57より大きく離れた
位置に摩擦面を形成し、軸孔57の付近で摩擦が生じるこ
とを防止しても、つまみねじ59を強く締付ければ第13図
のように側片56が変形することにより前記と同様の現象
が起こり、摩擦力が低下したり、締付け金具58の側片56
の反りによって接触面が中心方向に移動して保持力が低
下し、このため安定した保持力を得ることができなかっ
た。
さらに、回動部55の回動によりつまみねじ59が共回りし
てつまみねじ59が緩む心配があった。
したがって、この発明の目的は、締付け量に応じて保持
力を安定して大きくすることができる自在器を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の自在器は、軸受け孔を有する回動部と、この
回動部の前記軸受け孔の軸方向の両側面に対向する一対
の側片を有し前記軸受け孔に整合する一対の軸孔を前記
側片に形成しかつ前記側片の前記軸孔から離れた位置で
前記回動部の外側に一対の締付け用孔を形成した締付け
金具と、前記軸孔および前記軸受け孔に通されて前記回
動部を回動自在に支持する軸と、前記締付け用孔に通さ
れて前記一対の側片を前記回動部の前記両側面に挟圧す
ることにより摩擦係止する締付けねじとを備えたもので
ある。
〔作用〕
この発明の構成によれば、回動部は軸に支持されて回動
可能であるが、締付けねじを締めつけると側片が回動部
の両側面に摩擦係止するため回動が規制される。この場
合、締付けねじは軸と異なる位置に設けているため、締
付けねじを強く締付けても常に回動中心から離れた位置
に摩擦係止するので、締付け量に応じて大きい保持力が
安定して得られる。また回動部を回転しても締付けねじ
が共回りすることがなく締付けねじの緩みの心配がな
い。
〔実施例〕
この発明の第1の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。すなわち、この自在器は、回動部1と、締
付け金具2と、軸3と、締付けねじ4とを有する。
回動部1は軸受け孔5を有する。回動部1はアーム10の
一端部に設けられた円板形であり、しかもその半周部は
半径を小さくして一対の段差部11を形成している。
締付け金具2は、回動部1の軸受け孔5の軸方向の両側
面に対向する一対の側片6を有し、軸受け孔5に整合す
る一対の軸孔7を側片6に形成し、かつ側片6の軸孔7
から離れた位置で回動部1の外側に一対の締付用孔8,9
を形成している。締付け金具2はコ字形に折曲されてい
る。電気スタンドの場合、締付け金具2の底片12がアン
グル13にねじ(図示せず)により取付けられ、アングル
13の両側に略半円筒状の一対の本体14をねじ15により取
付けている。本体14の端部は1/4の球状をなし、アーム1
0が通過する部分に切欠25を形成しいる。またアングル1
3の下端部に底板16をねじ17により取付け、底板16を床
面に載置するベース19にねじ18により取付けている。ま
た締付け用孔9はねじ孔に形成している。24は本体14の
締付け用孔8に整合する位置に形成した締付け調整用
孔、26はねじ15の通し孔、27はねじ15のねじ孔、28はね
じ17のねじ孔、29はねじ17の通し孔、30はねじ18のねじ
孔、31はねじ18の通し孔である。
軸3は、軸孔7および軸受け孔5に通されて回動部1を
回動自在に支持する。実施例の軸3は頭部20を有し、先
端部に孔21を有し、孔21に抜止め用の松葉ピン22を係止
している。
締付けねじ4は、締付け用孔8,9に通されて締付けによ
り一対の側片6回動部1の両側面に挟圧することにより
摩擦係止する。実施例では締付けねじ4を締付け用孔8
から通して締付け用孔9にねじ込むことにより取付けて
いる。
第4図において、23はアーム10の先端部に首振り可能に
取付けられた灯具である。
この実施例によれば、回動部1は軸3に支持されて回動
可能であるが、締付けねじ4を締めつけると側片6が回
動部1の両側面に摩擦係止するため回動が規制される。
この場合、締付けねじ4は軸3と異なる位置に設けてい
るため、締付けねじ4を強く締付けても常に回動中心か
ら離れた位置に摩擦係止するので、締付け量に応じて大
きい保持力が安定して得られる。また回動部1を回転し
ても締付けねじ4が共回りすることがなく締付けねじ4
の緩みの心配がない。
この発明の第2の実施例を第5図に示す。すなわち、こ
の自在器は、第1の実施例において、締付けねじ4の位
置が回動部1の段差部11の回動軌跡内に位置するように
締付け用孔8,9を形成したものである。23は締付け金具
2をアングル13に取付けるねじである。このため、回動
部1が所定量以上回動すると段差部11が締付けねじ4に
係止して回動が規制される。すなわち締付けねじ4がス
トッパを兼用しているため、別にストッパ手段を設ける
必要がなく、コストを低下できるスペースを削減でき
る。
この発明の第3の実施例を第6図および第7図に示す。
すなわち、この自在器は、第2の実施例において、回動
部1の半径の小さい側の周面を半径R1の部分aと、半径
R2の部分bとし(R1>R2)、半径R1の周面が回動部1の
所定の回動位置で第7図に示すように締付けねじ4に摩
擦係止するようにしたものである。
アーム10を前方に傾けると灯具重量によるモーメントが
大きくなるため、回動部1の保持力はより大きく必要と
されるが、この位置で回動部1の半径R1の周囲が締付け
ねじ4に摩擦係止すると保持力が助長され、アーム10が
倒れにくくなる。その他は、第2の実施例と同様であ
る。
この発明の第4の実施例を第8図に示す。すなわち、こ
の自在器は、第2の実施例において、締付けねじ4を一
対の段差部11に対応して2箇所に設けたものである。ア
ーム10の前方の最大回動位置および後方の最大回動位置
のストッパ機能を果たすとともに、2点締めによってさ
らにアーム10の保持力を増大させることができる。
〔発明の効果〕
この発明の自在器によれば、締付けねじは軸と異なる位
置に設けているため、締付けねじを強く締付けても常に
回動中心から離れた位置に摩擦係止するので、締付け量
に応じて大きい保持力が安定して得られる。また回動部
を回転しても締付けねじが共回りすることがなく締付け
ねじの緩みの心配がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の分解斜視図、第2図
は自在器の断面図、第3図はその斜視図、第4図は電気
スタンドの斜視図、第5図は第2の実施例の断面図、第
6図は第3の実施例の断面図、第7図はその回動状態の
断面図、第8図は第4の実施例の断面図、第9図は従来
例を適用した電気スタンドの側面図、第10図はその自在
器の断面図、第11図は締付け金具の締付け時の変形状態
を示す断面図、第12図は締付け金具を大きく膨らませた
従来例の断面図、第13図はその締付け状態の断面図であ
る。 1……回動部、2……締付け金具、3……軸、4……締
付けねじ、5……軸受け孔、6……側片、7……軸孔、
8,9……締付け用孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受け孔を有する回動部と、この回動部の
    前記軸受け孔の軸方向の両側面に対向する一対の側片を
    有し前記軸受け孔に整合する一対の軸孔を前記側片に形
    成しかつ前記側片の前記軸孔から離れた位置で前記回動
    部の外側に一対の締付け用孔を形成した締付け金具と、
    前記軸孔および前記軸受け孔に通されて前記回動部を回
    動自在に支持する軸と、前記締付け用孔に通されて前記
    一対の側片を前記回動部の前記両側面に挟圧することに
    より摩擦係止する締付けねじとを備えた自在器。
JP2340560A 1990-11-30 1990-11-30 自在器 Expired - Fee Related JPH0736285B2 (ja)

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JP2340560A JPH0736285B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 自在器

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JPH04209405A JPH04209405A (ja) 1992-07-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518031Y2 (ja) * 1986-10-23 1993-05-13

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Publication number Publication date
JPH04209405A (ja) 1992-07-30

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