JPH0736027U - 光電検出器の清浄器 - Google Patents

光電検出器の清浄器

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JPH0736027U
JPH0736027U JP7185193U JP7185193U JPH0736027U JP H0736027 U JPH0736027 U JP H0736027U JP 7185193 U JP7185193 U JP 7185193U JP 7185193 U JP7185193 U JP 7185193U JP H0736027 U JPH0736027 U JP H0736027U
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JP
Japan
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air
photoelectric detector
receiving surface
purifier
light emitting
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Pending
Application number
JP7185193U
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English (en)
Inventor
孝明 岩崎
貴夫 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少量のエアで投受光面の汚れを抑制して、光
電検出器の誤動作を防止し得る光電検出器の清浄器を提
供する。 【構成】 光電検出器1の投受光面11aを形成する窓
材11の外表面に沿ってエアAを膜状に吹き出すエアノ
ズル21を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光電検出器の投受光面を形成する窓材の汚れを防止する光電検出器 の清浄器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光電検出器を粉塵や蒸気等が舞う悪環境で使用する場合には、光電検出器の投 受光面に汚れが付着して、誤動作を招くことがある。そこで、従来は、図6のよ うに、光電検出器1の投受光面11aを形成する窓材11の外表面(11a)に 向って、エアノズル50からエアAを常時吹き付けることで、投受光面11aに 付着した汚れを除去している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来技術では、エアAを投受光面11aに吹き付けるので、雰囲 気中の埃やミストが窓材11に当って付着する。
【0004】 また、エアノズル50は、断面円形の吹出口50aからエアAを吹き出すので 、エアAのうち一部のエアは窓材11に導かれない。したがって、効率が悪く、 エアAの消費量が大きくなる。
【0005】 本考案は上記従来の課題に鑑みてなされたもので、少量のエアで投受光面の汚 れを抑制して、光電検出器の誤動作を防止し得る光電検出器の清浄器を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
上記目的を達成するために、本考案の光電検出器の清浄器は、光電検出器の投 受光面を形成する窓材の外表面に沿ってエアを膜状に吹き出すエアノズルを備え ている。
【0007】 本考案によれば、窓材の外表面つまり投受光面に沿ってエアを吹き出すので、 ミストや粉塵などが投受光面に接近しても、エアの膜状(カーテン状)の流れに よって、ミストや粉塵が投受光面に付着するのを防止し得るとともに、エアを投 受光面に向って吹き付けるものではないから、ミストなどが窓材に当って付着す るおそれもない。しかも、エアを投受光面に沿って膜状に吹き出すので、投受光 面の汚れを全面に渡って防止し得るとともに、吹き出したエアの多くが有効に働 くから、エアの消費量も少なくなる。
【0008】 上記エアノズルは投受光面に近接して設けるのが好ましい。
【0009】 また、上記エアノズルを取付ブロックに形成し、この取付ブロックを光電検出 器と共に機器に共締めすれば、エアノズルの取付工数を省くことができるととも に、エアノズル用の取付ブラケットも不要になる。
【0010】 また、取付ブロックでマニホールドを構成し、エアノズルに連通するエア供給 口を上記マニホールドに複数個設けるのが好ましい。
【0011】 さらに、窓材を上方または斜め上方に向けて配設した場合には、取付ブロック における窓材よりも上方の上面を、光電検出器から遠ざかるに従い斜め下方に向 う傾斜面とするのが好ましい。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にしたがって説明する。 図1ないし図4は、本考案の第1実施例を示す。 図1において、光電検出器1は投受光面11aを備えている。ここで、投受光 面11aとは、投光面と受光面が共通になっている面、投光面または受光面の3 種類を含む。上記投受光面11aには、開口が細長いエアノズル21が近接して 配設されている。このエアノズル21は投受光面11aに沿う方向に長くなって おり、上記投受光面11aに沿って、つまり、上記投受光面11aを形成する窓 材11の外表面に沿って、エアAを膜状に吹き出すものである。上記エアノズル 21は、取付ブロック2に形成されている。
【0013】 図2において、上記取付ブロック2は、光電検出器1と共に、機器のフレーム 3などに、ボルト4およびナット(図示せず)によって共締めされて固定される 。なお、5はボルト4の挿通孔である。
【0014】 図3のように、上記フレーム3には、上記膜状のエアAの流れを妨げないよう に、エアAの流通孔31が形成されている。
【0015】 上記取付ブロック2は、マニホールドを構成しており、図4に明示するように 、十字状の導入路22を介して、上記エアノズル21に、たとえば3つのエア供 給口23,24,25が連通している。上記3つのエア供給口23,24,25 には雌ねじが形成されており、そのうちの2つのエア供給口23,25にはプラ グ6がねじ込まれている。残りの1つのエア供給口24には、エア供給管7の雄 ねじ部がねじ込まれて、エア供給管7が連通している。こうして、エアノズル2 1には、導入路22およびエア供給管7を介して、図示しないエア源からエアが 導入される。
【0016】 上記構成において、この清浄器は、図1のように、投受光面11aに沿ってエ アAを吹き出すので、ミストや粉塵などが投受光面11aに接近しようとしても 、エアAの膜状の流れによって、ミストや粉塵が投受光面11aに付着するのを 防止できるとともに、エアAを投受光面11aに向って吹き付けるものではない から、ミストなどが窓材11に当って付着するおそれもない。しかも、エアAを 投受光面11aに沿って膜状(カーテン状)に吹き出すので、投受光面11aの 汚れを全面に渡って防止し得る。
【0017】 また、この清浄器は、細長いエアノズル21からエアAを投受光面11aに沿 って膜状に吹き出すので、吹き出したエアAの多くが有効に働く。したがって、 エアAの消費量が少なくなる。
【0018】 また、この実施例では、エアノズル21を形成した取付ブロック2を光電検出 器1と共にフレーム3(図2)に共締めしているので、取付ブロック2の取付工 数を省くことができるとともに、エアノズル21の取付ブラケットを別途設ける 必要がないから、部品点数も減少する。
【0019】 ところで、光電検出器1は、狭い場所に取り付けられる場合が多く、そのため 、図4のエア供給管7に接続するエアホース(図示せず)を、限られたスペース で配管する必要が生じることがある。これに対し、この実施例では、複数のエア 供給口23〜25を備えているので、そのうちの1つのエア供給口を選択して配 管を施すことができる。したがって、エア供給管7およびエアホースの配管が容 易になる。
【0020】 また、取付ブロック2のエア供給口23〜25に雌ねじを形成しているので、 エア供給管7の接続が容易になる。
【0021】 なお、エア供給口23〜25は、1つまたは2つ以上設けてもよく、また、エ ア供給口23〜25に、必ずしも雌ねじを形成する必要はない。さらに、エアノ ズル21を取付ブロック2に形成する必要はなく、エアノズル21を形成したパ イプ材を光電検出器1とは別に機器に取り付けてもよい。
【0022】 また、図1の第1実施例では、投受光面11aが側方に向っているが、投受光 面11aは上方、下方、斜め上方または斜め下方に向けて配設してもよい。なお 、投受光面11aが上方または斜め上方に向って配設されている場合には、投受 光面11aが汚れ易いので、より効果的である。
【0023】 図5は第2実施例を示す。 図5(a)において、この第2実施例では、投受光面11aが上方に向けて配 設されている。取付ブロック2における窓材11よりも上方の上面26は、光電 検出器1から遠ざかるに従い斜め下方に向う傾斜面とされている。なお、図5( b),(c)に示すように、光電検出器1および取付ブロック2を図示しない機 器のフレームに取り付けるブラケット8は、エアAが流通する部分が切欠された 形状になっている。
【0024】 図5(a)において、取付ブロック2の上面26には、水滴などが溜る場合が あり、この水滴などが取付ブロック2の上面26から投受光面11aに垂れると 、投受光面11aが汚れる。ここで、この第2実施例は、上記取付ブロック2の 上面26が傾斜面とされているので、上面26に溜った水滴は投受光面11aの 反対側に垂れる。したがって、投受光面11aが汚れるのを防止し得る。また、 水滴で光が反射されて誤動作を招くおそれもない。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、投受光面にエアを当てるのではなく、 投受光面に沿って膜状にエアを吹き出すので、光電検出器の誤動作の原因となる 投受光面汚れを全面に渡って防止し得るとともに、エアの消費量も少なくなる。
【0026】 また、エアノズルを形成した取付ブロックを光電検出器と共に機器に共締めす れば、エアノズルの取付工数を省くことができるとともに、エアノズル用の取付 ブラケットも不要になる。
【0027】 さらに、取付ブロックでマニホールドを構成し、エアノズルに連通するエア供 給口を上記マニホールドに複数個設ければ、任意のエア供給口に配管材を接続す ることができるので、配管材の取り廻しが容易になる。
【0028】 また、窓材を上方または斜め上方に向けて配設した場合に取付ブロックにおけ る窓材よりも上方の上面を、光電検出器から遠ざかるに従い斜め下方に向かう傾 斜面とすれば、取付ブロックの上面に溜った水滴が光電検出器の反対側に垂れ落 ちる。したがって、投受光面には水滴が垂れないので、投受光面の汚れを防止し 得るとともに、水滴で光が反射されて誤動作を招くおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す光電検出器および清
浄器の斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】同縦断面図である。
【図4】清浄器の断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示し、(a)は斜視図、
(b)は正面図、(c)は一部断面した側面図である。
【図6】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:光電検出器 11:窓材 11a:投受光面 2:取付ブロック 21:エアノズル 23〜25:エア供給口 26:上面 A:エア

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電検出器の投受光面を形成する窓材の
    外表面に沿ってエアを膜状に吹き出すエアノズルを備え
    た光電検出器の清浄器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記エアノズルが、
    上記投受光面に近接して配設されている光電検出器の清
    浄器。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、上記エア
    ノズルが取付ブロックに形成され、この取付ブロックが
    上記光電検出器と共に機器に共締めされて固定される光
    電検出器の清浄器。
  4. 【請求項4】 請求項3において、上記取付ブロックが
    マニホールドを構成し、このマニホールドが上記エアノ
    ズルに連通するエア供給口を複数個有している光電検出
    器の清浄器。
  5. 【請求項5】 請求項3もしくは4において、上記窓材
    が上方または斜め上方に向って配設されているととも
    に、上記取付ブロックにおける窓材よりも上方の上面
    が、上記光電検出器から遠ざかるに従い斜め下方に向う
    傾斜面とされている光電検出器の清浄器。
JP7185193U 1993-12-10 1993-12-10 光電検出器の清浄器 Pending JPH0736027U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002127178A (ja) * 2000-10-24 2002-05-08 Keyence Corp 雌ネジを備えた樹脂成型品及びその製造方法並びにこれに使用する雌ネジ部材
JP2005334642A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Uhlmann Visiotec Gmbh 錠剤機
JP2019063750A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 オムロン株式会社 エアパージユニット
EP3932571A4 (en) * 2019-02-26 2022-12-21 OMRON Corporation AIR PURIFICATION UNIT

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