JPH07359Y2 - アームレスト用灰皿 - Google Patents
アームレスト用灰皿Info
- Publication number
- JPH07359Y2 JPH07359Y2 JP1988021068U JP2106888U JPH07359Y2 JP H07359 Y2 JPH07359 Y2 JP H07359Y2 JP 1988021068 U JP1988021068 U JP 1988021068U JP 2106888 U JP2106888 U JP 2106888U JP H07359 Y2 JPH07359 Y2 JP H07359Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ashtray
- armrest
- main body
- inner cavity
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Passenger Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、航空機、車両又は船舶用座席等の各種座席の
アームレストに内蔵する灰皿に係り、特に引き出し式の
灰皿に関するものである。
アームレストに内蔵する灰皿に係り、特に引き出し式の
灰皿に関するものである。
従来より、各座席のサイドアームレスト又はセンターア
ームレスト(以下「アームレスト」という。)には個人
用の灰皿が内蔵されている。このアームレストに内蔵し
た灰皿は、第3図に示すように、アームレスト51の前端
面上部51aの開口部52を設け、該開口部52からアームレ
スト51の後方に向けて構成した内腔部53に、該内腔部53
と略同形状を有する灰皿本体54を出退自在に内挿して成
るものである。また、この灰皿本体54のアームレスト51
外へ露出する端面55の中央部には、灰皿本体54を開口部
52から引き出すためのツマミ56を突設してある。
ームレスト(以下「アームレスト」という。)には個人
用の灰皿が内蔵されている。このアームレストに内蔵し
た灰皿は、第3図に示すように、アームレスト51の前端
面上部51aの開口部52を設け、該開口部52からアームレ
スト51の後方に向けて構成した内腔部53に、該内腔部53
と略同形状を有する灰皿本体54を出退自在に内挿して成
るものである。また、この灰皿本体54のアームレスト51
外へ露出する端面55の中央部には、灰皿本体54を開口部
52から引き出すためのツマミ56を突設してある。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、アームレスト51に内蔵した灰皿本体54の端面55
に突設したツマミ56が、突起状となっているため、アー
ムレスト51前端面における意匠上の一体感を損なうもの
であり、更に、このツマミ56が突起物であるために、ア
ームレスト51の前方を通行する着座者の衣服に引っ掛か
り易く大変危険であり、かつ邪魔であるという問題を有
していた。
に突設したツマミ56が、突起状となっているため、アー
ムレスト51前端面における意匠上の一体感を損なうもの
であり、更に、このツマミ56が突起物であるために、ア
ームレスト51の前方を通行する着座者の衣服に引っ掛か
り易く大変危険であり、かつ邪魔であるという問題を有
していた。
また、従来の灰皿の抜け止め手段は、灰皿の底面に凹設
したストッパ孔にアームレスト内の内腔部に構成したバ
ネ材等により付勢された突起部に嵌脱自在に嵌合固定す
るものは灰皿が内腔部内に密着固定されていないため、
車両走行中に所謂ビビリ音が発生するという問題も有し
ていた。
したストッパ孔にアームレスト内の内腔部に構成したバ
ネ材等により付勢された突起部に嵌脱自在に嵌合固定す
るものは灰皿が内腔部内に密着固定されていないため、
車両走行中に所謂ビビリ音が発生するという問題も有し
ていた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、ア
ームレストの外側へ突出する突起物を無くして、灰皿を
アームレストと一体化させ、そのアームレストのデザイ
ンの自由度を高めると共に、車両走行中に生じるビビリ
音の発生を防止し得るアームレスト用灰皿を提供するこ
とを目的とするものである。
ームレストの外側へ突出する突起物を無くして、灰皿を
アームレストと一体化させ、そのアームレストのデザイ
ンの自由度を高めると共に、車両走行中に生じるビビリ
音の発生を防止し得るアームレスト用灰皿を提供するこ
とを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本考案に係るアームレスト
用灰皿は、航空機又は車両等の各種座席のアームレスト
の前端面上部に開口部を設け、該開口部からアームレス
トの後方に向けて開口した内腔部に、該内腔部と略同形
状を有する灰皿本体を出退自在に内挿すると共に、該開
口部外へ露出する灰皿本体の端面がアームレストの前端
面と面一になるように構成し、上記内腔部に弾性力を有
する係止突起を設け、該係止突起と係脱自在に嵌合して
灰皿本体の抜出を防止する凹陥状に形成されたストッパ
孔を該灰皿本体に設け、上記内腔部の奥底には上記灰皿
本体の端面に吸着するプッシュON・OFF式マグネットロ
ックを配置したことを要旨とするものである。
用灰皿は、航空機又は車両等の各種座席のアームレスト
の前端面上部に開口部を設け、該開口部からアームレス
トの後方に向けて開口した内腔部に、該内腔部と略同形
状を有する灰皿本体を出退自在に内挿すると共に、該開
口部外へ露出する灰皿本体の端面がアームレストの前端
面と面一になるように構成し、上記内腔部に弾性力を有
する係止突起を設け、該係止突起と係脱自在に嵌合して
灰皿本体の抜出を防止する凹陥状に形成されたストッパ
孔を該灰皿本体に設け、上記内腔部の奥底には上記灰皿
本体の端面に吸着するプッシュON・OFF式マグネットロ
ックを配置したことを要旨とするものである。
上記構成に成る灰皿は、灰皿本体をゆっくり押し込め
ば、灰皿本体が内腔部内に収納された状態で、その奥底
に配置したマグネットロックを構成する磁石の磁力によ
り吸着された状態に成りアームレストの前方へ飛び出す
ことはなく、また、車両走行中に生じるビビリ音の発生
もない。
ば、灰皿本体が内腔部内に収納された状態で、その奥底
に配置したマグネットロックを構成する磁石の磁力によ
り吸着された状態に成りアームレストの前方へ飛び出す
ことはなく、また、車両走行中に生じるビビリ音の発生
もない。
一方、灰皿を使用するときは、灰皿本体を内腔部の奥へ
強く押し込むと、マグネットロックの吸着が解除され、
その弾性部材の反発力により、灰皿本体をアームレスト
の前方へ押圧し、該灰皿本体の前端部をアームレストの
前方へ突出させる。
強く押し込むと、マグネットロックの吸着が解除され、
その弾性部材の反発力により、灰皿本体をアームレスト
の前方へ押圧し、該灰皿本体の前端部をアームレストの
前方へ突出させる。
以下、本考案に係るアームレスト用灰皿の実施例を図面
に従って説明する。
に従って説明する。
図面において、1は航空機、車両又は船舶用座席等の各
種座席の両側に取り付けられるサイドアームレスト(以
下「アームレスト」という。)、2は内部にクッション
を充填して成る肘掛、3はアームレスト1の前端面上部
1aに開設した開口部である。この開口部3からアームレ
スト1の後方に向けて内腔部4を構成する。この内腔部
4は、略直方体形状を成し、これと同形状を有する灰皿
本体5を出退自在に内挿するものである。6は凹陥状に
形成されたストッパ孔であり、灰皿本体5を内腔部4か
ら引き出した使用位置において開口部3外への抜け落ち
を防止するために、上記内腔部4の下部等の適宜位置に
設けた係止突起7が係脱自在に嵌合するものである。な
お、使用後の灰皿本体5内の吸殻を捨てる場合には、灰
皿本体5を強く引き抜けば、上記ストッパ孔6は、係止
突起7から容易に開放されて、開口部3から抜き出すこ
とができる。
種座席の両側に取り付けられるサイドアームレスト(以
下「アームレスト」という。)、2は内部にクッション
を充填して成る肘掛、3はアームレスト1の前端面上部
1aに開設した開口部である。この開口部3からアームレ
スト1の後方に向けて内腔部4を構成する。この内腔部
4は、略直方体形状を成し、これと同形状を有する灰皿
本体5を出退自在に内挿するものである。6は凹陥状に
形成されたストッパ孔であり、灰皿本体5を内腔部4か
ら引き出した使用位置において開口部3外への抜け落ち
を防止するために、上記内腔部4の下部等の適宜位置に
設けた係止突起7が係脱自在に嵌合するものである。な
お、使用後の灰皿本体5内の吸殻を捨てる場合には、灰
皿本体5を強く引き抜けば、上記ストッパ孔6は、係止
突起7から容易に開放されて、開口部3から抜き出すこ
とができる。
また、アームレスト1の内腔部4の奥底4aにはマグネッ
トロック8を設け、灰皿本体5を、該マグネットロック
8を構成する磁石9の磁力により、金属製の灰皿本体5
の端面5a又は該端面5aが非磁性体である場合には、その
端面に貼着した金属板5aに当接させることにより吸着固
定する。而して、灰皿本体5はアームレスト1の前端面
に飛び出すことはない。一方、所望により灰皿本体5を
使用するときは、灰皿本体5を奥へ押し込むと、マグネ
ットロック8を構成する磁石9の係止が開放されて弾性
部材等(図示していない。)の反発力により灰皿本体5
はアームレスト1の開口部3から押し出されて使用位置
に引き出すことができるのである。
トロック8を設け、灰皿本体5を、該マグネットロック
8を構成する磁石9の磁力により、金属製の灰皿本体5
の端面5a又は該端面5aが非磁性体である場合には、その
端面に貼着した金属板5aに当接させることにより吸着固
定する。而して、灰皿本体5はアームレスト1の前端面
に飛び出すことはない。一方、所望により灰皿本体5を
使用するときは、灰皿本体5を奥へ押し込むと、マグネ
ットロック8を構成する磁石9の係止が開放されて弾性
部材等(図示していない。)の反発力により灰皿本体5
はアームレスト1の開口部3から押し出されて使用位置
に引き出すことができるのである。
なお、上述の実施例では、マグネットロック8をアーム
レスト1の内腔部4の奥底4aに設けてあるが、逆に灰皿
本体5側に設けることもできる。
レスト1の内腔部4の奥底4aに設けてあるが、逆に灰皿
本体5側に設けることもできる。
本考案に係るアームレスト用灰皿は、以上のように構成
したから、灰皿を使用したいときは、軽く灰皿本体を奥
へ押し込むと、灰皿本体がアームレストの開口部から飛
び出して引き出し可能となり、また使用後はその灰皿本
体をゆっくりと押し込むとその後端面がマグネットロッ
クに吸着され所定位置で係止されて収納状態を維持す
る。特に、灰皿本体はマグネットロックによって密着固
定されているため、車両走行中にビビリ音が発生するこ
とがない。
したから、灰皿を使用したいときは、軽く灰皿本体を奥
へ押し込むと、灰皿本体がアームレストの開口部から飛
び出して引き出し可能となり、また使用後はその灰皿本
体をゆっくりと押し込むとその後端面がマグネットロッ
クに吸着され所定位置で係止されて収納状態を維持す
る。特に、灰皿本体はマグネットロックによって密着固
定されているため、車両走行中にビビリ音が発生するこ
とがない。
例えば、本考案に係るアームレスト用灰皿を車両用回転
腰掛に構成した場合は、腰掛の回転時に不用意に灰皿が
飛び出すという不具合がなくなる。
腰掛に構成した場合は、腰掛の回転時に不用意に灰皿が
飛び出すという不具合がなくなる。
また、灰皿本体の端面がアームレストの前端面と面一に
なると共に、灰皿本体の端面に突起物がないので、アー
ムレストの意匠構成上の制約が無くなるという特徴を有
するものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大
きい。
なると共に、灰皿本体の端面に突起物がないので、アー
ムレストの意匠構成上の制約が無くなるという特徴を有
するものであり、本考案実施後の実用的効果は極めて大
きい。
第1図は本考案に係るアームレスト用灰皿の灰皿本体を
取り出した状態を示す斜視図、 第2図は同じく要部側面図、 第3図は従来のアームレスト用灰皿を示す斜視図であ
る。 1……アームレスト、3……開口部 4……内腔部、5……灰皿本体 8……マグネットロック 9……磁石
取り出した状態を示す斜視図、 第2図は同じく要部側面図、 第3図は従来のアームレスト用灰皿を示す斜視図であ
る。 1……アームレスト、3……開口部 4……内腔部、5……灰皿本体 8……マグネットロック 9……磁石
Claims (1)
- 【請求項1】航空機又は車両等の各種座席のアームレス
トの前端面上部に開口部を設け、 該開口部からアームレストの後方に向けて開口した内腔
部に、該内腔部と略同形状を有する灰皿本体を出退自在
に内挿すると共に、該開口部外へ露出する灰皿本体の端
面がアームレストの前端面と面一になるように構成し、 上記内腔部に弾性力を有する係止突起を設け、該係止突
起と係脱自在に嵌合して灰皿本体の抜出を防止する凹陥
状に形成されたストッパ孔を該灰皿本体に設け、 上記内腔部の奥底には上記灰皿本体の端面に吸着するプ
ッシュON・OFF式マグネットロックを配置したことを特
徴とするアームレスト用灰皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988021068U JPH07359Y2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | アームレスト用灰皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988021068U JPH07359Y2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | アームレスト用灰皿 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01125235U JPH01125235U (ja) | 1989-08-25 |
JPH07359Y2 true JPH07359Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31237975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988021068U Expired - Lifetime JPH07359Y2 (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | アームレスト用灰皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07359Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5718952Y2 (ja) * | 1980-05-07 | 1982-04-20 | ||
DE3300926C2 (de) * | 1983-01-13 | 1986-11-13 | Audi AG, 8070 Ingolstadt | Ablagebehälter, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
-
1988
- 1988-02-19 JP JP1988021068U patent/JPH07359Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01125235U (ja) | 1989-08-25 |
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