JPH057966Y2 - - Google Patents

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JPH057966Y2
JPH057966Y2 JP1988117842U JP11784288U JPH057966Y2 JP H057966 Y2 JPH057966 Y2 JP H057966Y2 JP 1988117842 U JP1988117842 U JP 1988117842U JP 11784288 U JP11784288 U JP 11784288U JP H057966 Y2 JPH057966 Y2 JP H057966Y2
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armrest
cocktail tray
cocktail
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tray
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、航空機、船舶その他各種車両用座席
に係り、特にコンソールボツクス、テレビ受像機
等の多機能装置を組み込んだ座席のアームレスト
に設けた格納式のカクテルトレイに関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来より、第14図に示すように、航空機、船
舶その他各種乗物用座席において、乗客の飲食時
等に際し、飲食物や小物類を置くために使用する
カクテルトレイ51は、センターアームレスト又
はサイドアームレスト等のアームレスト52の前
端上面に構成したり、第15図に示すようにカク
テルトレイ53をアームレスト52の前部に挿抜
自在に構成し、使用時にアームレスト52の内部
から引き出して使用するスライド式カクテルトレ
イ53を設けた座席が提供されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、昨今は、アームレスト52にコンソー
ルボツクスやテレビ受像機等の各種装置を付設す
るため、カクテルトレイ51やスライド式カクテ
ルトレイ53の取付場所が制約され、カクテルト
レイ51の使用中はテレビ受像機を使用できず、
テレビ受像機の使用時には、カクテルトレイ5
1,53上面においてテレビ受像機又はその保持
機構が干渉しあつて、カクテルトレイ上にカツプ
等を載置できないという問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、コンソールボツクス、テレビ受像機等の各
種装置の使用中にも、カクテルトレイを使用する
ことができるカクテルトレイ付アームレストを提
供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係るカク
テルトレイ付アームレストは、航空機、船舶その
他各種車両用座席に構成するアームレストの前端
上部にカクテルトレイと略同大同形状の凹部を形
成し、該凹部内上方に該カクテルトレイを水平支
持したときに、該カクテルトレイの後端縁が挿抜
自在に嵌合する嵌合溝を形成し、かつ該カクテル
トレイの両側部にその前後方向へ延びるように長
孔を形成し、該長孔にステイの上端部を摺動自在
に係合すると共に、下端側を上記凹部の下部側壁
に回動自在に軸着し、さらにカクテルトレイをア
ームレストの前端上部に水平支持したときに、上
記ステイの下端部が上記凹部の端面に当接して、
該ステイの過回転を防止する傾斜面を該ステイの
下端部に形成することを要旨とするものである。
また、カクテルトレイを常時格納方向へ張引す
るように構成することもできる。
更に、ステイの下端部適宜位置にアームレスト
内へ突出する係合縁を形設し、該係合縁の先端を
アームレスト内面に構成したバネに係合させ、該
バネによりステイを常時上方向へ持ち上げるよう
に付勢することもできる。
〔作用〕
而して、上記構成によれば、カクテルトレイを
アームレストの前端上部において、ステイと共に
傾斜上昇させ、長孔の形成長さ一杯にカクテルト
レイを引き上げた後、カクテルトレイを水平に回
転し、かつ該カクテルトレイの後端縁を凹部内に
形成した嵌合溝に嵌合させ、カクテルトレイを水
平姿勢に支持することができる。
また、カクテルトレイの使用後は、上述とは逆
にカクテルトレイをアームレストの前方へ引き出
し、該カクテルトレイの後端縁を嵌合溝から離脱
させた後、該カクテルトレイをステイ方向に引き
戻させて、凹部内に格納し、マグネツトキヤツチ
等により固定させることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るカクテルトレイ付アームレ
ストの実施例を図面に従つて説明する。
図面において、1は、航空機、船舶その他各種
車両用座席のアームレストであり、2は、このア
ームレスト1の前端において格納自在に配設した
グラス、カツプ等を置くカクテルトレイである。
3は、アームレスト1の前端上部にカクテルトレ
イ2と略同大同形状に形成した凹部であり、該凹
部3内上方には、該カクテルトレイ2を水平支持
したときに、該カクテルトレイ2の後端縁が挿抜
自在に嵌合する嵌合溝4を水平方向に形成する。
該カクテルトレイ2の両側部には、それぞれカ
クテルトレイ2の長手方向へ延びる長孔5,5を
形成し、該長孔5,5内にはステイ6,6の上端
部6a,6aをピン7,7を介して、摺動自在に
係合させてある。該ステイ6,6の下端部6b,
6bは、上記凹部3の下端側壁に回動自在に軸着
し、該ステイ6,6をアームレスト1に対して前
方方向への傾斜させ得るようになつている。ま
た、凹部3の端面に対向するステイ6,6の下端
部6b,6bには、カクテルトレイ2をアームレ
スト1の前端上部に水平支持したときに、該下端
部6b,6bが上記凹部3の端面に当接して、そ
の過回転を防止する傾斜面8,8を形設する。
9,9は、カクテルトレイ2の逆方向への回転
止めである。これは、カクテルトレイ2を引き出
すときに、カクテルトレイ2が上下逆転すること
を防止するために、一方又は両方のステイ6に内
方に向けて形成したフランジである。
第4図及び第5図は、カクテルトレイの構造を
示すものであり、2aは、カバー2bを被蓋する
カクテルトレイ本体であり、このカクテルトレイ
本体2a内部には、略コ字形状に構成して成る部
材2cを摺動自在に内挿してある。この部材2c
は、カクテルトレイ2のグリツプ2d側へコイル
バネ2eを介して張引され、該部材2cの両端2
f,2fが、上記長孔5を介して、ピン7,7に
よりステイ6の上端部6a,6aに軸着され常時
この軸着部を格納方向側(矢印A方向)へ引張す
るように成る。
次に、上記構成のカクテルトレイ2の動作を説
明する。
使用時にカクテルトレイ2をアームレスト1の
前端上部において、ステイ6と共に傾斜上昇さ
せ、カクテルトレイ2をステイ6,6のピン7,
7に対し、長孔5,5内一杯に引き上げた後、水
平に支持し、カクテルトレイ2の後端縁をアーム
レスト1側の凹部3に形成した嵌合溝4に嵌合さ
せ、水平姿勢に支持することができる。ステイ6
の上端部6aは、アームレスト1は、上記コイル
バネ2eにより、ステイ6の上端部6aに対し、
アームレスト1側、即ち格納方向(矢印A方向)
へ常時張引されているので、その水平状態を維持
できると共に、使用中にこのカクテルトレイ2に
手又は足が触れても、カクテルトレイ2後端縁2
aが簡単に嵌合溝4から離脱することはない。
また、カクテルトレイ2の使用後は、水平に支
持されているカクテルトレイ2をアームレスト1
の前方方向(矢印B方向)を引き出し、カクテル
トレイ2の後端縁を嵌合溝4から離脱させ、次い
で該カクテルトレイ2を回転させてステイ6と平
行に支持し、その状態のまま、バネ2eの張引力
でステイ6の下端部方向、即ち格納方向へ引き下
げる。最後に凹部3にカクテルトレイ2を格納し
た後、後述するグリツプ2d近傍に付設したマグ
ネツトキヤツチプレート10をマグネツトキヤツ
チ11に吸着させて固定させる。
第6図及び第7図は、カクテルトレイの係止構
造に関する実施例を示すものであり、12は、ス
テイ6の下端部6bの適宜位置に突設した係止縁
である。該係止縁12は、アームレスト1内へ突
出し、その先端12aをアームレスト1の上方
(矢印C方向)へ押し上げるように板バネ13を
掛合させてある。このように構成すれば、カクテ
ルトレイ2を凹部3内に格納した状態で上方へ押
上げ、その上端を凹部3上端内壁に当接させて格
納姿勢を保持することができる。
第8図乃至第10図は、同じくカクテルトレイ
2をアームレスト1の凹部内において格納保持す
るためのマグネツトキヤツチ及びマグネツトキヤ
ツチプレートの他の実施例を示すものであり、ア
ームレスト1の凹部3上端面に、マグネツトキヤ
ツチ11を装着すると共に、カクテルトレイ2の
グリツプ2d近傍の前端面にマグネツトキヤツチ
プレート10を貼着して成るものである。また、
第9図及び第10図に示すように、アームレスト
1の凹部3上部内部に、マグネツトキヤツチ11
を装着すると共に、カクテルトレイ2の前部上面
にマグネツトキヤツチプレート10を貼着するこ
とができる。
第11図乃至第13図は、カクテルトレイ2を
アームレスト1の凹部3内において格納保持する
ための他の実施例を示すものであり、カクテルト
レイ2に、両長孔5,5に挿通したピン14にカ
クテルトレイ2内の前端側と後端側それぞれから
バネ15a,15bを張設したものである。これ
は、カクテルトレイ2内において略中間位置で、
バネ15a,15bの引張方向が変化するように
構成したものである。而して、カクテルトレイ2
の使用時は、第12図に示すように、バネ15a
のみが作用して矢印D方向に押圧し、カクテルト
レイ2を水平に維持することができる。また、カ
クテルトレイ2の格納時は、第13図に示すよう
に、バネ15bのみが作用して上方へカクテルト
レイ2を押し上げ、凹部3内上部アームレスト1
側のアゴ部16に当接してカクテルトレイ2が脱
落することを防止することができる。
このように構成すると、前述されているように
マグネツトキヤツチのような特別なストツパが不
要になる。
なお、上記各実施例においては、カクテルトレ
イ2を構成するアームレスト1としてセンターア
ームレストによる実施例を示しているが、必ずし
もセンターアームレストに限定されるものではな
く、サイドアームレストに構成することも可能で
ある。
また、アームレストの座席の前端部に凹部を形
設してあるが、アームレストの内側面に凹部を形
設してカクテルトレイを構成することもできる。
〔考案の効果〕
本考案に係るカクテルトレイ付アームレスト
は、以上のように構成したから、カクテルトレイ
の非使用時には、カクテルトレイをアームレスト
前面の狭いスペースに構成してあるため、該アー
ムレストに付設するテレビ受像機、コンソールボ
ツクス等の他の装置に影響されることがなく、簡
単にカクテルトレイを使用状態に構成し得ること
ができると共に、コンソールボツクス、テレビ受
像機等の全ての装置を同時に使用することができ
る。
また、カクテルトレイを格納しているときは、
カクテルトレイ表面がアームレスト側に向いてい
るため、その表面が汚れにくく、格納中はカクテ
ルトレイの裏面が見えているので、その裏面にア
ームレストと同一材質、色彩を施すことができ
る。
更に、構造が簡単であるため、従来のスライド
式カクテルトレイに比較して大幅に製作コストを
低減することができる等本考案実施後の実用上の
効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るカクテルトレイ付アーム
レストからカクテルトレイを引き出す状態を示す
斜視図、第2図は同じく要部側断面図、第3図は
ステイ下端部の要部拡大側面図、第4図はカクテ
ルトレイの側断面図、第5図は同じく分解斜視
図、第6図はカクテルトレイの係止構造の実施例
を示す要部側断面図、第7図は同じくステイの係
止縁の要部斜視図、第8図は同じくマグネツトの
取付位置を示す斜視図、第9図は同じくマグネツ
トの取付位置の他の実施例を示す要部断面図、第
10図は同じくマグネツトの取付位置を示すカク
テルトレイの要部斜視図、第11図はカクテルト
レイの他の実施例を示すカクテルトレイ本体の要
部斜視図、第12図は同じく要部側断面図、第1
3図は同じく要部側断面図、第14図は従来のカ
クテルトレイが取り付けられたアームレストを示
す斜視図、第15図は従来のスライド式カクテル
トレイが取り付けられたアームレストを示す斜視
図である。 1……アームレスト、2……カクテルトレイ、
3……凹部、4……嵌合溝、5,5……長孔、
6,6……ステイ、9,9……回転止め、12…
…係止縁、13……板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 航空機、船舶その他各種車両用座席に構成す
    るアームレストの前端上部にカクテルトレイと
    略同大同形状の凹部を形成し、該凹部内上方に
    該カクテルトレイを水平支持したときに該カク
    テルトレイの後端縁が挿抜自在に嵌合する嵌合
    溝を形成し、かつ該カクテルトレイの両側部に
    その前後方向へ延びるように長孔を形成し、該
    長孔にステイの上端部を摺動自在に係合すると
    共に、下端側を上記凹部の下部側壁に回動自在
    に軸着し、さらにカクテルトレイをアームレス
    トの前端上部に水平支持したときに、上記ステ
    イの下端部が上記凹部の端面に当接して、該ス
    テイの過回転を防止する傾斜面を該ステイの下
    端部に形成したことを特徴とするカクテルトレ
    イ付アームレスト。 (2) カクテルトレイを常時格納方向へ張引するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1記載の
    カクテルトレイ付アームレスト。 (3) ステイの下端部適宜位置にアームレスト内へ
    突出する係合縁を形設し、該係合縁の先端をア
    ームレスト内面に構成したバネに係合させ、該
    バネによりステイを常時上方向へ持ち上げるよ
    うに付勢したことを特徴とする請求項1記載の
    カクテルトレイ付アームレスト。
JP1988117842U 1988-09-09 1988-09-09 Expired - Lifetime JPH057966Y2 (ja)

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