JPH0735737A - キャピラリーカラム用リードパイプ付カラムホルダー - Google Patents
キャピラリーカラム用リードパイプ付カラムホルダーInfo
- Publication number
- JPH0735737A JPH0735737A JP22404493A JP22404493A JPH0735737A JP H0735737 A JPH0735737 A JP H0735737A JP 22404493 A JP22404493 A JP 22404493A JP 22404493 A JP22404493 A JP 22404493A JP H0735737 A JPH0735737 A JP H0735737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- column
- lead pipe
- holder
- gas chromatograph
- glass capillary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/60—Construction of the column
- G01N30/6034—Construction of the column joining multiple columns
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
- G01N30/02—Column chromatography
- G01N30/60—Construction of the column
- G01N30/6047—Construction of the column with supporting means; Holders
Landscapes
- Treatment Of Liquids With Adsorbents In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ガスクロマトグラフ用ガラスキャピラリーカラ
ムの取り付け使用方法に関し、その破損防止とフェラル
やナットを使用することなしに装着作業のワンタッチ化
を実現できるよう、リードパイプ付カラムホルダーを提
供する。その波及効果としてガスクロマトグラフ装置の
カラム恒温槽の内容積を小さくすることが可能となるの
で、省スペース省エネルギー形のガスクロマトグラフの
開発が具体化できる。さらに装着作業の自動化を推し進
めることも可能となり、カラムの製造ラインにおいても
省力化が期待できる。 【構成】円筒型カラムホルダー（１）の円周部外側に、
円周を挾む平行な接線上に沿って延長ガイド（２）を２
本設ける。リードパイプ（３）を延長ガイド（２）上に
それぞれ固定する。円筒型カラムホルダー（１）を外側
から覆うように円筒型の外カバー（４）を被せる。材質
はステンレス又はアルミとし、ガラスキャピラリーカラ
ム（５）に接する内面には防振用のパッキング（１１）
を施す。
ムの取り付け使用方法に関し、その破損防止とフェラル
やナットを使用することなしに装着作業のワンタッチ化
を実現できるよう、リードパイプ付カラムホルダーを提
供する。その波及効果としてガスクロマトグラフ装置の
カラム恒温槽の内容積を小さくすることが可能となるの
で、省スペース省エネルギー形のガスクロマトグラフの
開発が具体化できる。さらに装着作業の自動化を推し進
めることも可能となり、カラムの製造ラインにおいても
省力化が期待できる。 【構成】円筒型カラムホルダー（１）の円周部外側に、
円周を挾む平行な接線上に沿って延長ガイド（２）を２
本設ける。リードパイプ（３）を延長ガイド（２）上に
それぞれ固定する。円筒型カラムホルダー（１）を外側
から覆うように円筒型の外カバー（４）を被せる。材質
はステンレス又はアルミとし、ガラスキャピラリーカラ
ム（５）に接する内面には防振用のパッキング（１１）
を施す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスクロマトグラフ
用ガラスキャピラリーカラムの取り付け使用方法に関す
るものである。
用ガラスキャピラリーカラムの取り付け使用方法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】ガスクロマトグラフ用ガラスキャピラリ
ーカラムは簡単なガイドに巻いて、カラム両端の形状を
原形のまま直接フェラルとナットを用いてインジエクタ
ーやディテクター部に接続して利用している。従ってガ
スクロマトグラフカラム恒温槽の内容積は両手で作業可
能な大きさを確保しているのが現状である。また現状で
は破損防止のための被服材を施したものが主流である
が、耐熱性には限界もあり高温域での利用が難しい状況
である。
ーカラムは簡単なガイドに巻いて、カラム両端の形状を
原形のまま直接フェラルとナットを用いてインジエクタ
ーやディテクター部に接続して利用している。従ってガ
スクロマトグラフカラム恒温槽の内容積は両手で作業可
能な大きさを確保しているのが現状である。また現状で
は破損防止のための被服材を施したものが主流である
が、耐熱性には限界もあり高温域での利用が難しい状況
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 （イ）材質が細いガラスであるためガスクロマトグラフ
装置への取り付け作業時には破損防止のために細心の注
意を払う必要があった。 （ロ）軟弱なカラム材料の端末をそのままにして、フェ
ラルとナットとを用いて接続作業をするため、作業には
両手を使わねばならずガスクロマトグラフカラム恒温槽
の大きさも小さくできなかった。 （ハ）従ってカラムのワンタッチ装着や取り付け作業の
自動化が難しい状況であった。 （ニ）カラムへの充填剤コーティング時にも同様の状況
であった。 （ホ）破損防止のための被服材を施したものにも、管径
の太いものではなお破損の心配があった。 本発明はガラスキャピラリーカラムのこれ等の使い勝手
の悪さを解消し、加えてガスクロマトグラフ装置への装
着のワンタッチ化と自動化に備えようとするものであ
る。
があった。 （イ）材質が細いガラスであるためガスクロマトグラフ
装置への取り付け作業時には破損防止のために細心の注
意を払う必要があった。 （ロ）軟弱なカラム材料の端末をそのままにして、フェ
ラルとナットとを用いて接続作業をするため、作業には
両手を使わねばならずガスクロマトグラフカラム恒温槽
の大きさも小さくできなかった。 （ハ）従ってカラムのワンタッチ装着や取り付け作業の
自動化が難しい状況であった。 （ニ）カラムへの充填剤コーティング時にも同様の状況
であった。 （ホ）破損防止のための被服材を施したものにも、管径
の太いものではなお破損の心配があった。 本発明はガラスキャピラリーカラムのこれ等の使い勝手
の悪さを解消し、加えてガスクロマトグラフ装置への装
着のワンタッチ化と自動化に備えようとするものであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】円筒型カラムホルダー
（１）の底面部円周外側に、円周を挾む平行な接線上に
沿って延長ガイド（２）を２本設ける。リードパイプ
（３）を延長ガイド（２）上にそれぞれ固定する。円筒
型カラムホルダー（１）を外側から覆うように円筒型の
外カバー（４）を被せる。材質はステンレス又はアルミ
とし、ガラスキャピラリーカラムに接する内面には波板
状に成型した円筒状のアルミ箔等を防振用バッキング
（１１）として施す。本発明は、以上のような構成より
なるキャピラリーカラムホルダーである。
（１）の底面部円周外側に、円周を挾む平行な接線上に
沿って延長ガイド（２）を２本設ける。リードパイプ
（３）を延長ガイド（２）上にそれぞれ固定する。円筒
型カラムホルダー（１）を外側から覆うように円筒型の
外カバー（４）を被せる。材質はステンレス又はアルミ
とし、ガラスキャピラリーカラムに接する内面には波板
状に成型した円筒状のアルミ箔等を防振用バッキング
（１１）として施す。本発明は、以上のような構成より
なるキャピラリーカラムホルダーである。
【０００５】
【作用】次に本発明の作用を述べると。リング状に成型
されたガラスキャピラリーカラム（５）をカラムホルダ
ー（１）のパッキング（１１）を施した外周部に巻きつ
けるように設置する。ガラスキャピラリーカラム（５）
の両端をそれぞれ別のリードパイプ（３）の基部に接着
剤（１２）にて接続する。リードパイプ（３）をカラム
ホルダー（１）上の２本の延長ガイド（２）上にそれぞ
れ固定する。リング状に設置されたガラスキャピラリー
カラム（５）を覆うように円筒型のパッキング（１１）
を施し円筒型の外カバー（４）を被せる。このようにし
て組立られたキャピラリーカラム用リードパイプ付カラ
ムホルダーはカセット状になっているので、ガスクロマ
トグラフ装置への取り付け取外し作業時にはガラスキャ
ピラリーカラム（５）自体に直接ふれることがない。ま
たリードパイプ（３）とガラスキャピラリーカラム
（５）とのガス流路接続部あるいはリードパイプ（３）
内部のガス流路の接続部は、流路の芯に内径と同等程度
の太さのリン青銅線（６）等をそれぞれの部材を貫いて
挿入したまま、接続部にテフロンパッキン（７）等を挾
んでネジ締め圧着固定し、固定後にリン青銅線（６）等
を引き抜くことで、デッドボリュウムのない流路内面と
して成型される。
されたガラスキャピラリーカラム（５）をカラムホルダ
ー（１）のパッキング（１１）を施した外周部に巻きつ
けるように設置する。ガラスキャピラリーカラム（５）
の両端をそれぞれ別のリードパイプ（３）の基部に接着
剤（１２）にて接続する。リードパイプ（３）をカラム
ホルダー（１）上の２本の延長ガイド（２）上にそれぞ
れ固定する。リング状に設置されたガラスキャピラリー
カラム（５）を覆うように円筒型のパッキング（１１）
を施し円筒型の外カバー（４）を被せる。このようにし
て組立られたキャピラリーカラム用リードパイプ付カラ
ムホルダーはカセット状になっているので、ガスクロマ
トグラフ装置への取り付け取外し作業時にはガラスキャ
ピラリーカラム（５）自体に直接ふれることがない。ま
たリードパイプ（３）とガラスキャピラリーカラム
（５）とのガス流路接続部あるいはリードパイプ（３）
内部のガス流路の接続部は、流路の芯に内径と同等程度
の太さのリン青銅線（６）等をそれぞれの部材を貫いて
挿入したまま、接続部にテフロンパッキン（７）等を挾
んでネジ締め圧着固定し、固定後にリン青銅線（６）等
を引き抜くことで、デッドボリュウムのない流路内面と
して成型される。
【０００６】
（イ）リードパイプ（２）の先端外周部を耐熱樹脂でコ
ーティングする。スプリング付フック（８）をガスクロ
マトグラフ装置パネル（９）に設置し、カセット状のリ
ードパイプ付カラムホルダーをフック（８）に掛けてス
プリングの力により引き付ければ、リードパイプ（２）
の先端部を装置側に設けたロート状の流路受け口（１
０）に対し圧接することができ、流体から受ける圧力面
積が極小にできるため、フェラルとナットを使わずにガ
ス漏れのない接続をすることができる。（ロ）ガラスキ
ャピラリーカラム（５）の巻き形状をフロッピーディス
クのような平板状としカセット状リードパイプ付カラム
ホルダー全体の形状を平板状とすると、ガスクロマトグ
ラフカラム恒温槽を小型化できる。
ーティングする。スプリング付フック（８）をガスクロ
マトグラフ装置パネル（９）に設置し、カセット状のリ
ードパイプ付カラムホルダーをフック（８）に掛けてス
プリングの力により引き付ければ、リードパイプ（２）
の先端部を装置側に設けたロート状の流路受け口（１
０）に対し圧接することができ、流体から受ける圧力面
積が極小にできるため、フェラルとナットを使わずにガ
ス漏れのない接続をすることができる。（ロ）ガラスキ
ャピラリーカラム（５）の巻き形状をフロッピーディス
クのような平板状としカセット状リードパイプ付カラム
ホルダー全体の形状を平板状とすると、ガスクロマトグ
ラフカラム恒温槽を小型化できる。
【０００７】
（イ）作業者がガラスキャピラリーカラム自体に直接触
れることがないので、破損の心配がない。 （ロ）破損防止のための被服材を施さずに済むため、耐
熱性が向上する。 （ハ）カラム両端部を丈夫で細いリードパイプへ接続し
てしまうことで、カラムホルダー全体をカセット化し
て、フェラルとナットを使用せずにガスクロマトグラフ
装置への装着作業ができる。 （ニ）カセット状のリードパイプ付カラムホルダーのガ
スクロマトグラフ装置への装着作業のワンタッチ化が実
現でき、また装着作業の自動化が可能となり、カセット
状リードパイプ付カラムホルダー自動装填式装置の開発
に結び付く。 （ホ）充填剤コーティング作業時にも作業の自動化が期
待できる。 （ヘ）カラム恒温槽の内容積を小さくでき、ガスクロマ
トグラフ装置の小型化と消費電力の削減に繋がり、省エ
ネルギー形装置の開発に結び付く。 （ト）さらに電磁加熱等の方法を採用すれば、カセット
状リードパイプ付カラムホルダー自体を加熱体とするガ
スクロマトグラフ装置の開発も期待できる。
れることがないので、破損の心配がない。 （ロ）破損防止のための被服材を施さずに済むため、耐
熱性が向上する。 （ハ）カラム両端部を丈夫で細いリードパイプへ接続し
てしまうことで、カラムホルダー全体をカセット化し
て、フェラルとナットを使用せずにガスクロマトグラフ
装置への装着作業ができる。 （ニ）カセット状のリードパイプ付カラムホルダーのガ
スクロマトグラフ装置への装着作業のワンタッチ化が実
現でき、また装着作業の自動化が可能となり、カセット
状リードパイプ付カラムホルダー自動装填式装置の開発
に結び付く。 （ホ）充填剤コーティング作業時にも作業の自動化が期
待できる。 （ヘ）カラム恒温槽の内容積を小さくでき、ガスクロマ
トグラフ装置の小型化と消費電力の削減に繋がり、省エ
ネルギー形装置の開発に結び付く。 （ト）さらに電磁加熱等の方法を採用すれば、カセット
状リードパイプ付カラムホルダー自体を加熱体とするガ
スクロマトグラフ装置の開発も期待できる。
【図１】本発明の分解斜視図
【図２】本発明の要部縦断面図
【図３】本発明のリードパイプ組み立て時の斜視図
【図４】本発明の実施例（イ）を示す一部縦断面図
【図５】本発明の実施例（ロ）を示す斜視図
１ カラムホルダー ２ 延長ガイド ３ リードパイプ ４ 外カバー ５ ガラスキャピラリーカラム ６ リン青銅線 ７ テフロンパッキン ８ スプリング付フック ９ ガスクロマトグラフ装置パネル １０ 流路受け口 １１ 防振用パッキング １２ 接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】 円筒型カラムホルダー（１）の円周部外
側に、円周を挾む平行な接線上に沿って延長ガイド
（２）を２本設ける。リードパイプ（３）を延長ガイド
（２）上にそれぞれ固定する。円筒型カラムホルダー
（１）を外側から覆うように円筒型の外カバー（４）を
被せる。以上の如く構成された、キャピラリーカラム用
リードパイプ付カラムホルダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22404493A JPH0735737A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | キャピラリーカラム用リードパイプ付カラムホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22404493A JPH0735737A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | キャピラリーカラム用リードパイプ付カラムホルダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735737A true JPH0735737A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16807722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22404493A Pending JPH0735737A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | キャピラリーカラム用リードパイプ付カラムホルダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735737A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1016403C2 (nl) * | 2000-10-13 | 2002-04-16 | Varian B V | Informatiedrager voor een chromatografie kolom. |
| JP2010518373A (ja) * | 2007-02-01 | 2010-05-27 | コンセプト・トゥ・ボリューム・ベスローテン・フェンノートシャップ | キャピラリークロマトグラフィー装置および当該装置の製造方法 |
| CN104914197A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-16 | 无锡市稼宝药业有限公司 | 带色谱毛细管固定器的气相色谱仪进样器 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP22404493A patent/JPH0735737A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1016403C2 (nl) * | 2000-10-13 | 2002-04-16 | Varian B V | Informatiedrager voor een chromatografie kolom. |
| EP1197752A2 (en) * | 2000-10-13 | 2002-04-17 | Varian B.V. | Carrier for a chromatographic column |
| EP1197752A3 (en) * | 2000-10-13 | 2004-03-24 | Varian B.V. | Carrier for a chromatographic column |
| US6730216B2 (en) | 2000-10-13 | 2004-05-04 | Varian, B.V. | Carrier for a chromatographic column |
| JP2010518373A (ja) * | 2007-02-01 | 2010-05-27 | コンセプト・トゥ・ボリューム・ベスローテン・フェンノートシャップ | キャピラリークロマトグラフィー装置および当該装置の製造方法 |
| CN104914197A (zh) * | 2015-07-03 | 2015-09-16 | 无锡市稼宝药业有限公司 | 带色谱毛细管固定器的气相色谱仪进样器 |
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