JPH073562U - 食器乾燥器 - Google Patents

食器乾燥器

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JPH073562U
JPH073562U JP3428593U JP3428593U JPH073562U JP H073562 U JPH073562 U JP H073562U JP 3428593 U JP3428593 U JP 3428593U JP 3428593 U JP3428593 U JP 3428593U JP H073562 U JPH073562 U JP H073562U
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JP
Japan
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cutting board
temperature sensor
timer
warm air
tableware
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JP3428593U
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JP2595754Y2 (ja
Inventor
三三夫 大島
悦郎 山根
晃 佐々井
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 まな板表面の滅菌率の高い食器乾燥器を提供
することである。 【構成】 乾燥ケース2の内壁面にまな板15の表面と
接触するまな板温度センサー16を設け、そのまな板温
度センサー16の検知出力により作動を開始するタイマ
ーを設け、該タイマーによって設定された一定時間の経
過後ヒータ9への通電を遮断することにより、まな板1
5の表面を60℃で30分間維持せしめ、99%の滅菌
率が得られるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は食器乾燥器に関し、特に、その温度制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
食器乾燥器の室内温度及び乾燥時間の制御は従来から種々な方法で行なわれて いる。また食器乾燥器の内部には、通常の食器類の他にまな板も収納され、食器 類と共にまな板も乾燥することが一般に行われている。まな板には木製のもの、 プラスチック製のものがあるが、まな板は単に乾燥させるだけでなく、表面に付 着した細菌を死滅させることが望まれる。細菌は、一般に60℃の雰囲気内で約 30分経過すると99%滅菌されることが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来は乾燥ケース内の温風の温度と温風送風器の作動時間を制御す るようにしていたので、まな板の滅菌が不十分であったり、逆に必要以上に長く 乾燥してしまうことがあった。
【0004】 そこで、この考案はまな板の滅菌が必要十分な範囲で達成しうる食器乾燥器を 提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案に係る食器乾燥器は、温風送風機と連 通した温風吹出口を有す乾燥ケースの内壁面にまな板の表面と接触するまな板温 度センサーを設け、上記まな板温度センサーの検知出力により作動を開始するタ イマーを設け、上記タイマーによって設定された一定時間の経過後、前記温風送 風機のヒータへの通電を遮断するようにした構成としたものである。
【0006】
【作用】 乾燥ケース内に食器類を収納すると共に、まな板を該乾燥ケースの内壁面に沿 って収納すると、まな板はまな板温度センサーに接触する。温風送風機の作動に より、食器類及びまな板を乾燥させ、まな板の表面温度が一定温度(例えば60 ℃)に達すると、まな板温度センサーがこれを検知し、タイマーが作動を開始す る。タイマーの一定の設定時間(例えば約30分)が経過すると温風送風機のヒ ータへの通電が遮断される。
【0007】
【実施例】
実施例の食器乾燥器は、図1及び図2に示すように、上面開放の長方体の本体 ケース1内に上面開放の乾燥ケース2を収納し、その乾燥ケース2の外周縁を本 体ケース1の上端縁に嵌合させる。該乾燥ケース2の両側部後端にヒンジ3によ り蓋4が取付けられ、この蓋4により乾燥ケース2を開閉するようになっている 。上記の乾燥ケース2には、食器かご5が出し入れ自在に収納される。
【0008】 本体ケース1の内底面にはモータ6、ファン7、送風口8及び該送風口8の内 部に設けられたヒータ9とからなる温風送風機10が設けられ、その送風口8は 乾燥ケース2の底面に設けられた温風吹出口11に挿入される(図2参照)。
【0009】 上記の温風吹出口11の上方には吹出口カバー12が取付けられ、これにより 温風を食器かご5の底面に分散して吹出すようにしている。
【0010】 上記食器かご5の後端部には、乾燥ケース2の後壁13に沿ったまな板支持部 14が設けられる。このまな板支持部14は、図2に示すように、若干後方へ傾 斜しており、この上に載せたまな板15が若干後方へ傾斜するようになっている 。
【0011】 乾燥ケース2の後壁13には、まな板温度センサー16が取付けられ、前記の まな板支持部14に載せられたまな板15が該まな板温度センサー16に接触す るようになっている。
【0012】 本体ケース1の内側面には、制御装置17が設けられ、その制御装置17にタ イマー(図示省略)が内蔵される。該タイマーの作動時間は約30分に設定され る。
【0013】 また、前記の温風吹出口11に対向した吹出口カバー12の下面に温風温度セ ンサー18が設けられる。
【0014】 前記の温風温度センサー18の出力は制御装置17に入力され、該制御装置1 7によりヒータ9の温度を制御する。
【0015】 前記のまな板温度センサー16の出力は制御装置17に入力され、検知温度が 60℃になると該制御装置17がタイマーの作動を開始させる。タイマーは所定 の作動時間を経過すると停止し、同時に制御装置17がヒータ9への通電を遮断 する。
【0016】 実施例の食器乾燥器は以上のごときものであり、食器類19と、まな板15等 を内部に収納して電源スイッチ又はスタートスイッチを投入すると、温風送風機 10が作動され、その温風の温度が所定の設定温度になるよう温風温度センサー 18の出力に基づきヒータ9の温度が制御される。まな板15の乾燥が進み、そ の表面温度が約60℃に達すると、まな板温度センサー16がその温度を検知し 、これによりタイマーが作動を開始する。ヒータ9の制御は維持され、これによ りまな板15の表面温度は約60℃に維持される。
【0017】 このようにして30分の時間が経過すると、タイマーが作動を停止し、同時に ヒータ9への通電が遮断される。その後、ファン7のみを作動させて冷風を送っ てまな板15を冷却させるか、又はファン7を停止させてまな板15を自然冷却 させるかして、まな板15の温度を下げて取出しやすくする。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、この考案はまな板温度センサー、該まな板温度センサーが所定 の設定温度に達すると作動を開始するタイマーをそれぞれ設け、そのタイマーに よって設定された一定時間経過後、ヒータへの通電を遮断するようにしたので、 まな板表面を一定温度(例えば60℃)で一定時間(例えば30分間)維持する ことができ、高い滅菌率(例えば99%)を達成することができる。また、まな 板温度センサー及びタイマーの設定値により、必要以上に乾燥時間が長すぎたり 、或いは短かすぎるといった不都合を無くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】同上の断面図
【符号の説明】
1 本体ケース 2 乾燥ケース 3 ヒンジ 4 蓋 5 食器かご 6 モータ 7 ファン 8 送風口 9 ヒータ 10 温風送風機 11 温風吹出口 12 吹出口カバー 13 後壁 14 まな板支持部 15 まな板 16 まな板温度センサー 17 制御装置 18 温風温度センサー 19 食器類

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温風送風機と連通した温風吹出口を有す
    乾燥ケースの内壁面にまな板の表面と接触するまな板温
    度センサーを設け、上記まな板温度センサーの検知出力
    により作動を開始するタイマーを設け、上記タイマーに
    よって設定された一定時間の経過後、上記温風送風機の
    ヒータへの通電を遮断するようにした食器乾燥器。
JP1993034285U 1993-06-24 1993-06-24 食器乾燥器 Expired - Lifetime JP2595754Y2 (ja)

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JPH073562U true JPH073562U (ja) 1995-01-20
JP2595754Y2 JP2595754Y2 (ja) 1999-06-02

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ID=12409892

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50136894A (ja) * 1974-04-20 1975-10-30
JP2019118829A (ja) * 2017-12-29 2019-07-22 エシコン・インコーポレイテッドEthicon, Incorporated 滅菌用トレイ

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JPS50136894A (ja) * 1974-04-20 1975-10-30
JP2019118829A (ja) * 2017-12-29 2019-07-22 エシコン・インコーポレイテッドEthicon, Incorporated 滅菌用トレイ

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JP2595754Y2 (ja) 1999-06-02

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