JPH073556A - 細長化獣毛繊維およびその製法 - Google Patents
細長化獣毛繊維およびその製法Info
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Abstract
処理に付す。
Description
れた獣毛繊維、その製法、およびそれを配合して得られ
る紡績糸に関する。
化させている。この延伸の目的は繊維を細くするための
みでなく、分子を配向せしめ、その強度を向上さること
が主たる目的である。紡出した繊維は連続しており、そ
の点で延伸は容易である。
毛を用いた衣類の需要が延びている。しかしながら細番
手の獣毛は従来天然のものに依存するしかなく、しかも
細番手の獣毛は産毛量が極端に少なく、非常に高価であ
り、これを安価に供給しうる技術が望まれていた。
化するためには、例えば、獣毛繊維表面を溶解するか、
獣毛を延伸することが考えられるが、前者は獣毛の持つ
風合いや、特性、あるいは強度を本質的に損なう場合が
あるため、細くする限度があり、特殊な場合しか用いえ
ない。
り、平均繊維長、たとえばメリノー種は通常、50ー9
0mmであり、これを工業的規模で延伸することなど全く
考えられていなかった。事実、獣毛はそれ自体で十分な
実用強度を有するから、獣毛繊維を延伸処理すると言う
試みは今まで為されたことはなっかった。羊毛を延伸す
ることにより起る複雑な変化についての学問的研究はあ
るが(例えば、ジャーナル・オブ・ザ・テキスタイル・
インスチチュート(Journal of theTextileInstitu
te, Vol. 55, (1964−6) 324−33
2)、これは細長化された獣毛を工業的規模で提供する
技術とは無関係である。細長化された獣毛繊維をその状
態に固定化する技術も知られていない。
られている獣毛は天然物であり、その太さは限定されて
おり、細番手の獣毛の供給量は限定されている。本発明
は延伸処理により細長化された獣毛繊維、これを天然の
太い獣毛繊維から簡単に得る方法、およびこの繊維を用
いて膨らみのある獣毛紡績糸を得る技術を提供すること
を目的とする。
その断面積(100%として)の95から45%に細長化
した細長化獣毛繊維、および繊維軸を引き揃えた獣毛繊
維のスライバーを湿潤状態で加熱延伸処理に付す上記細
長化獣毛繊維の製法に関する。
ては、まず繊維軸を引き揃えた獣毛繊維のスライバーを
得る。このスライバーは従来一般に供給されている獣毛
のスライバーでよい。限定的ではないが、スライバーの
繊維配列程度は、ロータリーギルを用いて3倍程度ドラ
フトし、うすくひろげられたものが好ましい。使用しう
る獣毛繊維は典型的には羊毛であるが、アルパカ、モヘ
ア、アンゴラ、カシミアなどが例示される。もちろんこ
れに限定されるものではない。獣毛繊維のもとの太さの
平均直径は、通常13μmから38μmであり、いかな
る繊維直径を有する獣毛でも細長化可能である。
るのが好ましく、特に40mm以上が好ましい。繊維長が
30mmより短いとニップローラー間距離を30mm以下に
する必要があり、ロール径などの制約をうけやすく延伸
し難くなる。獣毛スライバーは湿潤状態で加熱延伸処理
する。湿潤状態は例えば水に獣毛を浸漬するなどの方法
によって行う。水には適当な混合剤、添加剤、水素結合
切断剤、架橋切断剤、疎水結合弛緩剤などを配合しても
よい。、配合剤としては水溶性有機溶剤、例えばメチル
アルコール、エチルアルコールなどの低級アルコール
類、エタノールアミンなどのアルコールアミン類添加剤
としては界面活性剤、例えばアルコールE.O付加型ノ
ニオン界面活性剤、アルキルフェニルエーテル系活性剤
などが例示される。水や上記配合剤または添加剤を配合
した水で湿潤した獣毛は細長化処理後、温熱水に浸漬す
るともとの長さに復元する。即ち、細長化は固定されて
いない。これは後述する膨らんだ獣毛紡績糸を製造する
うえで有用である。
合弛緩剤などは獣毛の水素結合や架橋結合を切断し、獣
毛の延伸はより効果的に達成される。これらの添加剤を
適当量使用し、開裂した架橋を再架橋すると細長化は固
定され、温熱水で処理してももとの太さには復元しな
い。
合切断剤、例えばチオグリコール酸、チオグリコール
類、アムモニウム塩、アルキルメルカプタン、メルカプ
トアルコール類、メルカプトアミン類などのチオール化
合物、含硫アミノ酸、亜硫酸ナトリウム、モノエタノー
ルアミンサルファイト、モノエタノールアミンバイサル
ファイトなどの還元剤が挙げられる。
ては尿素、フェノール、アセトアミド、ホルムアミド、
チオシアン酸ソーダ、サリチル酸ソーダ、臭化リチウム
などが、例示される。n−ブタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノールなどの低級アルコール類もこれら
の作用を有する。
ものではなく、また混合しても用いても良い。添加量は
使用する配合剤や添加剤の種類、使用目的により一概に
は言えないが、繊維内部への浸透効果を高める目的にお
いて、界面活性剤などでは、10g/l以下が適当であ
る。架橋結合切断剤では対称型の還元剤、チオグリコー
ル酸、メルカプトエタノールなどでは0.05〜10重
量%、より好ましくは0.1〜5重量%、水素結合切断
剤または疎水結合弛緩剤たとえば尿素では5モル%以
下、特に3モル%以下が好ましい。
ら沸騰条件まで任意に選定できる。スチームで湿潤させ
てもよい。湿潤用の液体のpHは弱アルカリ性から酸性
まで適当に選定すればよい。特に好ましくはpH2.5
からpH8.5である。湿潤時間は湿潤用の液体が獣毛
繊維の内部に十分均一に浸透すればよく、通常1分から
60分である。あらかじめ膨潤しやすいように架橋切断
剤などで前処理を行なっても良い。
てもよく湿潤と同時におこなってもよい。加熱温度は4
0℃から100℃、より好ましくは60℃から95℃で
ある。スチームで湿潤しながら同時に加熱してもよい。
湿潤と加熱を同時におこなうときは湿潤用液体自体を加
熱しておいてもよい。加熱は延伸雰囲気を熱風などで加
熱温度に保っておこなってもよく、加熱装置自体、例え
ば延伸ローラーなどを加熱してもよい。
う。延伸ローラーは図1に示すごとく、トップローラー
(31)〜(42)とボトムローラー(1)〜(24)とから構
成されており、トップローラーは少なくとも表面はゴム
製であるのが好ましい。好適な延伸ローラーの構成を図
1および図2にもとづいて以下に説明する。図1は前段
が湿潤工程で後段が加熱工程を有する延伸装置を示す。
浸漬槽(50)には湿潤用の液体(60)が入れてあり、ボ
トムローラー(1)〜(13)とトップローラー(31)〜
(36)からなるニップローラーにより獣毛繊維スライバ
ー(70)が浸漬槽中で湿潤されながら、同時に延伸さ
れる。浸漬槽(50)を出た獣毛繊維スライバーは次いで
加熱蒸気または熱風雰囲気にある加熱工程に運ばれて延
伸条件下に固定される。スライバーはトップローラー
(31)〜(42)とボトムローラー(1)〜(24)により押
圧される。トップローラーとボトムローラーの数は勿論
図1に示す数に限定されるものではない。押圧され延伸
される場所の数は、2個所以上で好ましくは4個所以上
である。4個所より少ないと延伸およびその固定が不十
分である場合が多い。しかしながら、後述のごとくふく
らみのある紡績糸を得るためには、意図的にその数を少
なくして部分的に細長化したり不十分な固定をした獣毛
を得てもよい。ボトムローラーの表面にはたとえば図2
に示すごとく横溝(80)が刻まれており、これに獣毛繊
維が噛みこまれ、各ロール間の回転速度を後になるほど
上げることによって延伸される。即ち、延伸は図1では
獣毛繊維がトップローラーと接していない部分、即ちボ
トムローラー(2,3)、(4,5)、(6,7)・・・・(22,
23)の各組合わせに於いて奇数番目のローラーの回転
速度を速くすることにより達成される。したがって、上
記組み合わせのローラー間の間隔は獣毛繊維の長さより
短くなければならない。搬送速度はそれぞれのローラー
の回転速度や半径を変えて調整すればよい。延伸倍率は
ボトムローラーの直径が同じであれば最初のローラー
(2)と最後のローラー(23)の回転速度の比にほぼ対応
する。即ち、延伸倍率を1.4倍から2.2倍にするため
にはローラー(2)とローラー(23)の回転速度を約1.
4倍から約2.2倍にする。
は図2(ボトムローラーの模式的部分拡大図)に示すごと
きスジローラーを用いるのが好ましい。スジローラーの
凸部と凹部それぞれの幅は前者約1.45mm、後者約2.
00mmが適当である。スジローラーの溝の深さは1mm前
後が適当である。しかしながらこれらに限定されるもの
ではない。またスジは平行であっても、スパイラルであ
っても良い。ボトムローラーの材質は特に限定的ではな
く、例えばステンレス、成型用プラスチック類などが例
示される。使用条件に応じて対薬品性、耐熱性を考慮す
ればよい。ボトムローラーの直径および軸間距離はそれ
ぞれトップローラーの直径、獣毛繊維の長さなどによっ
て選ばれる。直径はトップローラーの約1/2から約1
/3、通常20mmから28mm、が好ましく、軸間距離は
約22mmから約32mmが好ましい。
めに、トップローラーとボトムローラー間には20kgか
ら300kgの圧力をかけるのが好ましい。トップローラ
ー(31)〜(42)はその表面にゴム層を有するのが好ま
しい。ゴムの硬度は50゜から120゜、より好ましくは
65゜から85゜である。トップローラーの直径は40mm
から60mmが適当である。各トップローラー間の間隔は
トップローラーとボトムローラーの接点どうしの間隔が
獣毛繊維の長さより短くなるようにする。一般に繊維長
の約95%から50%程度にするのが好ましい。
2.2倍まで延伸できる(原毛断面積の45%で細長化さ
れる)。湿潤剤を用いず、水のみで湿潤した後延伸して
も約1.5倍程度の延伸が可能である。
かつ固定化を加熱のみでおこなった獣毛繊維は一時的に
固定化されているのみで、これを熱湯で処理すると元の
長さに復元する。この性質を利用して嵩高い、即ち膨ら
みのある獣毛紡績糸を得ることができる。
疎水結合弛緩剤などを用いておこなうと、細長化をある
程度固定化しうるが、さらに固定化後、過酸化水素、臭
素酸カリなどの酸化剤、ーSHブロック剤などで処理す
ると、その変形固定化はより完全であり、例えば、60
分間熱湯処理してもその変形はほぼ維持できる。このよ
うな過酸化水素などを用いる処理は緊張化でおこなって
もよいし、無緊張化でおこなっても良い。
ていない獣毛繊維やその他の繊維、例えばポリエステ
ル、ポリアミド、アクリル、綿などと混合して紡績し、
得られた紡績糸を温湯または熱湯で処理すると細長化獣
毛繊維は紡績糸の内部で元の長さに復元するため糸全体
が膨らみ嵩高い糸が得られる。このような紡績糸はクッ
ション材や特殊な風合のある織物や編み物を得ることが
できる。
最長155mm)の紡績用純毛スライバーを、ロータリー
ギルを用いて密度約18g/mの長尺スライバーを調製し
た。この調製スライバーを図1の延伸装置を用い、ニッ
プ圧160kg、供給速度5cm/min.で延伸した。湿潤は
80℃の水を用いた。
ムローラー: 24段、ステンレス製、直径20mm、働
き幅200mm、凹部幅2mm、凸部幅1.45mm、深さ1m
m。このボトムローラー24段の内12段までを湿潤液
に浸漬した。ボトムローラー(1,2); (3,4); (5,
6); (7,8);(9,10); (11,12)の各組合わせ
間の軸間距離はそれぞれ28mmであり、各一対ずつ同速
で回転させた。延伸はボトムローラー(2,3);(4,5);
(6,7); (8,9)間で行い、これらの軸間距離はそ
れぞれ24mmとした。回転速度はボトムローラー1で
0.8rpmであり、(2,3);・・・・・・・・(12,1
3)までの各速度比を前段に比して1.05倍づつ6段階
に増加した。ボトムローラー14から24までは同じく
延伸しながら固定化する工程であり、蒸気圧2kg/cm2
で加熱する。ボトムローラー(14,15); (16,1
7); (18,19); (20,21); (22,23)各間
の速度比はそれぞれ1.15倍、1.10倍、1.10
倍、1.05倍、および1.02倍であり、この間で1.
49倍延伸することになる。
り、直径は50mmで各ロール間隔は軸間52mmであっ
た。このようにして得た延伸処理スライバーを常温で風
乾した。得られたスライバーの単繊維の直径の平均は1
8.65ミクロンで繊維長は平均87mm、最長212mm
であった。
績して、極めて光沢のある紡績糸(メートル番手1/5
2、Z490)を得た。80℃で15分糸蒸しして、S
280で双糸加工したのち、100℃で30分熱水処理
した。この結果膨らみのあるメリヤス用紡績糸(2/4
8、Z520, S300)が得られた。JIS L−1
095に準じた嵩高性は8.4cm3/g(荷重10g/cm2)
であった。
ヤス用紡績糸(2/48,Z520,S300)を得た。実
施例1で得られた糸に比べてふくらみは無いことが触感
ではっきり確認できた。嵩高性は7.6cm3/gであっ
た。
施例1と同様にして延伸した。ただし湿潤用液体として
チオグリコール酸1.0%および尿素1.5molを含む水
溶液(25%アンモニア水でpH2.5に調整)を80℃に
加熱して用いた。
度比はそれぞれ1.02倍づつ増加させた。トップロー
ル14から23までの速度比は実施例1と同じにした。
この条件で延伸処理し、風乾したスライバーの平均繊維
直径は25.65ミクロンであった。このスライバーと
未処理スライバーを3:7で混合し紡績して1/7.5
(Z150)を得た。60℃で10分間糸蒸しした後、メ
ートル番手3/7.5(S85)の手編み毛糸を得た。カ
セ取りして常法によりカセ染めをおこなったところ、極
めて嵩高でへたれのない手編み毛糸3/6Nm(Z15
5,S90)であった。嵩高性は12.0cm3/gであっ
た。
クロン)のみを用い紡績して、手編み毛糸(メートル番手
3/6,Z155,S90)を得た。実施例2と同じ方法
で染色した。染色後も番手、ヨリの変化は殆どなく風合
は実施例2のものとは明らかに異なった。嵩高性は1
0.6cm3/gであった。
最長繊維長150mmのスライバーを用い実施例1の手順
で処理をおこなった。湿潤用液体としてチオグリコール
酸2.0重量%および尿素1.5molを含む水溶液のpHを
28%アンモニア水で3.7に調整したものを使用し
た。ロール間の速度比を以下のごとく設定した。 ロール番号 速度比 2ー3 1.02 4−5 1.02 6−7 1.08 8ー9 1.08 10ー11 1.02 12ー13 1.02 14−15 1.16 16−17 1.14 18ー19 1.10 20ー21 1.05 22ー23 1.02
機で10分間水洗し、1重量%過酸化水素水(pH7,
40℃)で10分間処理した。その後バックウオッシャ
ーで洗浄し、次いで乾燥した。
繊維長を未処理のものと比較し、これを以下に示す。 延伸処理 未処理 平均繊維直径 17.44μ 20.59μ 繊維長: 平均(本数当たり) 119mm 77mm (繊維直径) (17.01μ) (19.91μ) 最長部分 275mm 150mm (繊維直径) (16.19μ) (21.22μ) 短い部分 50mm 50mm (繊維直径) (18.25μ) (20.25μ) 以上のごとく細く長い羊毛単繊維が得られた。
て、極めて光沢のあるメートル番手1/100(Z90
0)の糸を得た。80℃で15分間糸蒸しした後、JI
S L−1095 7.24A法により熱水収縮率を測
定したところ、1.62%であった。この熱水収縮率の
数値は通常の紡績糸とほぼ同じである。
いメリノー種羊毛)のスライバーを用いメートル番手1
/100の紡績糸では糸切れが多く作成できなっかた。
と同様にして細長化された獣毛繊維を得た。湿潤用液体
としてチオグリコール酸0.5重量%および尿素1.6mo
lを含む、アンモニア水でpH7.5に調整した水溶液を
調製した。この水溶液はわずかにピンク色に着色してい
るため0.2molのEDTA−4Na水溶液を10g
/l添加し用いた。ロール間のニップ圧は120kgに調
整した。この条件下で処理された羊毛繊維は実施例3の
ものとほぼ同一であり、同様にして1/100(Z90
0)の紡績糸が得られた。
毛繊維を簡単に得ることができ、これを用いてふくらみ
のある獣毛紡績糸を得ることができる。
Claims (9)
- 【請求項1】 原毛をその断面積(100%として)の9
5%から45%に細長化した細長化獣毛繊維。 - 【請求項2】 細長化が実質上永久的に固定化されてい
る請求項1記載の細長化獣毛繊維。 - 【請求項3】 細長化が一時的に固定化されている請求
項1記載の細長化獣毛繊維。 - 【請求項4】 繊維軸を引き揃えた獣毛繊維のスライバ
ーを湿潤状態および湿膨潤状態で加熱延伸処理に付すこ
とを特徴とする細長化獣毛繊維の製法。 - 【請求項5】 湿潤を水または水素結合切断剤、架橋切
断剤、および/または疎水結合弛緩剤の水溶液でおこな
う請求項4記載の細長化獣毛繊維の製法。 - 【請求項6】 加熱処理を水蒸気でおこなう請求項4記
載の細長化獣毛繊維の製法。 - 【請求項7】 延伸処理をニップローラーでおこなう請
求項4記載の細長化獣毛繊維の製法。 - 【請求項8】 請求項3の一時固定細長化獣毛繊維と細
長化していない獣毛とを混合し紡績した後、細長化獣毛
繊維を元の長さに戻すことを特徴とする膨らみのある獣
毛紡績糸の製法。 - 【請求項9】 元の長さに戻すために混紡糸を熱水処理
する請求項8記載の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13831193A JP3188793B2 (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 細長化獣毛繊維およびその製法 |
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JPH073556A true JPH073556A (ja) | 1995-01-06 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6716256B2 (en) | 2001-09-13 | 2004-04-06 | Kurabo Industries Ltd. | Method for preparation of slenderized animal fiber |
CN102888691A (zh) * | 2012-10-15 | 2013-01-23 | 魏立奇 | 一种羊毛牵伸细化工艺 |
WO2013021751A1 (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-14 | 株式会社アイ.エス.テイ | 延伸縮径獣毛繊維の製造方法ならびに延伸復元獣毛紡績糸、延伸復元複合獣毛紡績糸、復元獣毛紡績糸、復元獣毛布帛、延伸縮径獣毛繊維束、獣毛繊維束、延伸固定獣毛繊維紡績糸および布帛 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13831193A patent/JP3188793B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPWO2013021751A1 (ja) * | 2011-08-09 | 2015-03-05 | 株式会社日興テキスタイル | 延伸縮径獣毛繊維の製造方法ならびに延伸復元獣毛紡績糸、延伸復元複合獣毛紡績糸、復元獣毛紡績糸、復元獣毛布帛、延伸縮径獣毛繊維束、獣毛繊維束、延伸固定獣毛繊維紡績糸および布帛 |
JP2016166440A (ja) * | 2011-08-09 | 2016-09-15 | 株式会社アイ.エス.テイ | 延伸復元獣毛紡績糸、延伸復元複合獣毛紡績糸、復元獣毛紡績糸、復元獣毛布帛、延伸縮径獣毛繊維束、獣毛繊維束、延伸固定獣毛繊維紡績糸および布帛 |
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