JPH0735492A - ガスタービンの流路構造 - Google Patents

ガスタービンの流路構造

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JPH0735492A
JPH0735492A JP5184073A JP18407393A JPH0735492A JP H0735492 A JPH0735492 A JP H0735492A JP 5184073 A JP5184073 A JP 5184073A JP 18407393 A JP18407393 A JP 18407393A JP H0735492 A JPH0735492 A JP H0735492A
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flow
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tube
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弘隆 熊倉
Tosaku Takamura
東作 高村
Masatoshi Iio
雅俊 飯尾
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    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/026Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits
    • F28F9/0265Header boxes; End plates with static flow control means, e.g. with means for uniformly distributing heat exchange media into conduits by using guiding means or impingement means inside the header box
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D9/00Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
    • F28D9/0062Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by spaced plates with inserted elements
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F2250/00Arrangements for modifying the flow of the heat exchange media, e.g. flow guiding means; Particular flow patterns
    • F28F2250/10Particular pattern of flow of the heat exchange media
    • F28F2250/104Particular pattern of flow of the heat exchange media with parallel flow

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タービロータからの排気ガスをディフューザ
を介して熱交換器に導入するガスタービンの流路構造に
おいて、耐久性および効率を改善する。 【構成】 吸気流路21を画成する複数のチューブエレ
メント2と、互いに積層されたチューブエレメント2の
間に画成される排気流路22と、タービンから出た排気
ガスを排気流路22に導入するディフューザ24と、デ
ィフューザ24の内側において各チューブエレメント2
の上流端部2fに間隙9をもって対峙する整流プレート
7とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスタービンの流路構
造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のガスタービンの流路構造として、
例えば図23に示すようなものがある(特開平2−23
8132号公報、参照)。
【0003】これについて説明すると、図中61は排気
ガスによって吸気を加熱する熱交換器であり、62はタ
ービン63から出た排気ガスをこの熱交換器61に導入
するディフューザである。
【0004】ディフューザ62は、その流路断面積が上
流側から下流側にかけて次第に大きくなり、タービン6
3から排出される排気ガスを熱交換器61の全域に導入
させる働きをする。
【0005】ところが、タービン63と熱交換器61が
接近して、ディフューザ62の通路長が十分に得られな
い場合、タービンから出た排気ガスの流速分布を均一化
することができず、熱交換器61の中央部に向かう勢力
が大きくなる。
【0006】また、例えば実開昭61−200409号
公報に開示された排気流路構造にあっては、図24に示
すように、ディフューザ72の内側に3つの筒状をした
ルーバー73が支柱74を介して設けられ、このルーバ
ー73により熱交換器71に流入する排気ガスの流速分
布の均一化がはかられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディフューザ72の内側にルーバー73が介
装される排気流路構造をガスタービンに適用する場合、
ルーバー73がタービンから排出される燃焼ガスからの
熱的影響または圧力変動に伴う加振力を受けるため、こ
れらに対して十分な耐熱性や強度を確保することが難し
いという問題点がある。
【0008】また、ルーバー73を支持する支柱74が
排気ガスの流れに直接さらされる構造のため、支柱74
によって圧力損失が増大するばかりか、支柱74の耐熱
性や強度を確保するうえで構造の複雑化を招くという問
題点がある。
【0009】本発明は上記の問題点に着目し、タービロ
ータからの排気ガスをディフューザを介して熱交換器に
導入するガスタービンの流路構造において、耐久性およ
び効率を改善することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
吸気が流れる吸気流路を画成する複数のチューブエレメ
ントと、互いに積層されたチューブエレメントの間に画
成される排気流路と、タービンから出た排気ガスを排気
流路に導入するディフューザと、ディフューザの内側に
おいて各チューブエレメントの上流端部に間隙をもって
対峙する整流プレートとを備える。
【0011】請求項2記載の発明は、前記吸気流路に対
して前記排気流路を挟んで二方向から吸気を流入させる
2つの入口流路を備える一方、前記整流プレートを各入
口流路の間に位置する排気流路の断面形を二等分する中
心線に沿って配置する。
【0012】請求項3記載の発明は、前記整流プレート
に前記チューブエレメントの上流端部に着座する突起部
を形成し、突起部をチューブエレメントに締結する締結
具を前記排気流路を貫通させて配設する。
【0013】請求項4記載の発明は、前記各チューブエ
レメントを収装するハウジングを備えるとともに、各チ
ューブエレメントの周縁部とハウジングの間に介装され
る支持枠を備え、前記整流プレートをこの支持枠を介し
てハウジングに支持する。
【0014】
【作用】ディフューザの通路長が十分に得られないガス
タービンにあっては、整流プレートが設けられない場
合、ディフューザを介してチューブエレメント間の排気
流路を流れる排気ガスの速度分布の均一化が十分にはか
られず、各チューブエレメントの中央部に向かう勢力が
大きくなる。
【0015】本発明は、各チューブエレメントの上流端
部に間隙をもって対峙する整流プレートが設けられるこ
とにより、ディフューザを通って各チューブエレメント
の中央部に向かう排気ガスの流れは、整流プレートに衝
突し、チューブエレメントの周辺部に分散するととも
に、その一部が整流プレートの背後に回り込んで間隙か
らチューブエレメントの中央部に分散する。これによ
り、高温排気ガスが各チューブエレメントの中央部に集
中して流入することがなく、チューブエレメントの耐熱
性を高められる。
【0016】また、整流プレートがチューブエレメント
の直上流側に配置されることにより、タービンから排出
される燃焼ガスの温度不均一によるヒートスポットがチ
ューブエレメントに直接当たることを防止できるととも
に、燃焼器における着火ミス時にタービンを経てディフ
ューザに排出される未燃焼燃料がチューブエレメントに
直接付着することを防止できる。
【0017】請求項2記載の発明においては、吸気流路
において2つの入口流路から流入する吸気の流れが大き
く曲げられることにより、2つの入口流路の間に位置す
るチューブエレメントの中央部に吸気の流れが淀む滞留
部が生じる。
【0018】整流プレートを各入口流路の間に位置する
排気流路の断面形を二等分する中心線に沿って配置する
ことにより、高温排気ガスが各チューブエレメントの中
央部に集中して流入することがなく、チューブエレメン
トの外側における排気ガスの速度分布を、チューブエレ
メントの内側における吸気の速度分布に比例するように
設定して、チューブエレメントの中央部から流出する吸
気の温度が局部的に高くなることを抑制して熱交換効率
を高められる。
【0019】請求項3記載の発明においては、整流プレ
ートはこれに形成された突起部をチューブエレメントの
上流端部に着座させて支持される構造のため、従来のル
ーバーのようにタービンから排出される排気ガスの流れ
に影響する加振力を受けて、整流プレートまたは突起部
にフラッタが生じることがなく、その耐久性を高められ
る。
【0020】さらに、突起部をチューブエレメントに締
結する締結具を排気流路を貫通させて配設することによ
り、締結具が排気ガスの流れに付与する圧力損失を小さ
く抑えられる。
【0021】また、締結具はチューブエレメントのロウ
付け後に組み付けられるため、チューブエレメントのロ
ウ付け時に締結具を介して不均一な力が働かず、チュー
ブエレメントの変形を来したり、ロウ付けによる結合不
良部が発生することを回避できる。
【0022】請求項4記載の発明においては、各チュー
ブエレメントの周縁部とハウジングの間に介装される支
持枠を介して整流プレートを支持する構造により、十分
な強度が確保される。
【0023】また、チューブエレメントのロウ付け時に
支持枠を介して不均一な力が働かず、チューブエレメン
トの変形を来したり、ロウ付けによる結合不良部が発生
することを回避できる。
【0024】
【実施例】本発明の第一実施例を添付図面に基づいて説
明する。
【0025】図2に示すように、ガスタービンに備えら
れる積層型熱交換器は、ハウジング6により排気ガスB
が流れる排気流路22が画成され、ハウジング6の内部
にアウターフィン1を介して複数のチューブエレメント
2が積層される。
【0026】ハウジング6の一端には排気流路22のデ
ィフューザ(入口ダクト)24が、他端には出口ダクト
25がそれぞれ形成される。図示しないタービンから出
た排気ガスBは図中矢印で示すようにディフューザ24
から排気流路22に流入し、各チューブエレメント2の
周囲をアウターフィン1を介して流れて出口ダクト25
へと排出される。
【0027】図1に示すように、各チューブエレメント
2の内部に吸気Aが流れる吸気流路21が画成されてい
る。
【0028】各チューブエレメント2に吸気流路21に
対して排気流路22を挟んで二方向から吸気Aを流入さ
せる2つの入口流路4と、各チューブエレメント2から
吸気Aを排気流路22を挟んで二方向から流出させる2
つの出口流路5がアウターフィン1の側部1aから外側
に突出して形成される。
【0029】図示しないコンプレッサから送られる吸気
Aは図中矢印で示すように各入口流路4の上端から流入
し、各入口流路4から各吸気流路21に流入し、各吸気
流路21を流れる過程で排気ガスBとの間で熱交換が行
われた後に各出口流路5の上端から流出し、図示しない
燃焼器へと送られる。
【0030】図3(A)にも示すように、チューブエレ
メント2は箱形のアッパープレート26とロアプレート
27が組み合わせられ、アッパープレート26とロアプ
レート27の間にインナーフィン3が介装される。
【0031】アッパープレート26とロアプレート27
は互いに接合する周縁部26bと27bを有し、一方の
周縁部27bが他方の周縁部26bを包むように折り返
されてカシメ固定され、これにより略四角形の枠状をし
た周縁固定部10が形成される。
【0032】アッパープレート26とロアプレート27
にはそれぞれボス26aと27aが突出形成され、ボス
26aと27aが互いに嵌合することにより入口流路4
が画成される。入口流路4および出口流路5が各チュー
ブエレメント2の4隅に配置されているため、各チュー
ブエレメント2の位置決め精度が高められる。
【0033】チューブエレメント2の内側にはアッパー
プレート26とロアプレート27の間に入口流路4を囲
むようにスペーサ14が介装されるとともに、各チュー
ブエレメント2の間にはボス26aと27aを囲むよう
にスペーサ15が介装される。
【0034】スペーサ14は、図3(B)に示すよう
に、C字形に形成される。スペーサ15は、図3(C)
に示すように、O字形に形成される。
【0035】出口流路5のまわりも、上記入口流路4の
まわりと同様に各チューブエレメント2は互いにボス2
6aと27aが嵌合し、各チューブエレメント2の内外
に出口流路5を囲むようにスペーサ14,15が介装さ
れている。各チューブエレメント2は互いに積層された
状態で、4隅に配置されたボス26aと27aが嵌合す
ることにより、組み付け精度を十分に確保することがで
きる。
【0036】各チューブエレメント2の4隅には、各入
口流路4の外壁2aと、各出口流路5の外壁2bが、ア
ウターフィン1の側部1aから外側に突出して形成され
る。したがって、各チューブエレメント2の側部には各
外壁2a,2bの間に凹部12が窪んで形成される。
【0037】ハウジング6の側部を構成するサイドプレ
ート8は、各外壁2a,2bに沿って湾曲する凸部8
a,8bが形成される。サイドプレート8は各凸部8
a,8bの間に凹部8cが窪んで形成される。各チュー
ブエレメント2の外壁2a,2bとサイドプレート8の
凸部8a,8bをそれぞれ湾曲して形成することによ
り、両者の間に画成される間隙11は大きく湾曲する部
位13を有しているため、排気流路22を流れる排気ガ
スBに付与される流路抵抗が間隙11の大きく湾曲する
部位13で局部的に高められ、間隙11を迂回してアウ
ターフィン1の間を流れる流量が増し、吸気Aと排気ガ
スBの熱交換が促進される。
【0038】インナーフィン3とアウターフィン1はそ
れぞれ波板状に形成され、それぞれの折り目が互いに平
行になるように配置される。各入口流路4が排気流路2
2の出口ダクト25に近接し、かつ各出口流路5がディ
フューザ24に近接するように配置され、インナーフィ
ン3によって導かれる吸気Aの流れ方向をアウターフィ
ン1によって導かれる排気ガスBの流れ方向に対向させ
る構成とする。
【0039】図2に矢印で示すように、吸気Aは各入口
流路4からチューブエレメント2に流入し、インナーフ
ィン3に沿って流れた後、各出口流路5へと流出する一
方、排気ガスBはハウジング6の入口に設けられるディ
フューザ24から流入し、アウターフィン1に沿って流
れて吸気Aとの間で熱交換が行われた後、出口ダクト2
5から流出する。
【0040】インナーフィン3によって導かれる吸気A
の流れ方向をアウターフィン1によって導かれる排気ガ
スBの流れ方向に対向させる構成とすることにより、各
チューブエレメント2の温度分布を均一化して熱交換効
率を高められ、熱交換器の小型化がはかられる。
【0041】ディフューザ24はその上流端24aが図
示しないタービンハウジングに接合され、タービンから
排出される排気ガスBを各チューブエレメント2の間に
導入する。ディフューザ24は、その流路断面積が上流
端24aから下流側にかけて次第に大きくなり、タービ
ンから排出される排気ガスBを各チューブエレメント2
の全域に導入させる働きをする。
【0042】ディフューザ24の内側には各チューブエ
レメント2およびアウターフィン1の各上流端2f,1
fに間隙9をもって平行に対峙する整流プレート7が設
けられる。
【0043】図4に示すように、長円形をした整流プレ
ート7は、耐熱部部材からなり、各チューブエレメント
2およびアウターフィン1の各上流端2f,1fの中央
部に対峙して配置される。
【0044】整流プレート7はその長径が各チューブエ
レメント2内に画成される吸気流路21および各チュー
ブエレメント2間に画成される排気流路22と直交する
ように配置される。
【0045】図9に示すように、各入口流路4および出
口流路5の間に位置する前記排気流路22の断面形を二
等分する直線を中心線Oとすると、長円形をした整流プ
レート7の長径はこの中心線Oに沿って配置される。チ
ューブエレメント2の横方向の幅Lは各チューブエレメ
ント2を積層した高さHより長く形成されており、中心
線Oはチューブエレメント2の幅Lを二等分してい
る。、整流プレート7の面積はディフューザ24によっ
て画成される流路断面積の1/3〜1/4の範囲に設定
される。
【0046】図5、図6にも示すように、整流プレート
7に形成されてチューブエレメント2の上流端部2fに
着座する突起部として、チューブエレメント2に4つの
脚部31が一体形成されるとともに、その中央部から突
出するスペーサ30が固着される。整流プレート7はこ
の各脚部31およびスペーサ30を各チューブエレメン
ト2およびアウターフィン1の上流端部2f,1fに接
合させることにより、これらの間に所定の間隙9が画成
される。
【0047】図7に示すように、各脚部31をチューブ
エレメント2に締結する締結具として、ワイヤー33が
設けられる。各脚部31のチューブエレメント2に対す
る接合部にはワイヤー33を挿通させる穴32が形成さ
れる。穴32を挿通するワイヤー33は、各チューブエ
レメント2およびアウターフィン1の間の排気流路22
を貫通して、それぞれの端部が出口ダクト25側で互い
に結ばれることにより、締結部34が設けられる。
【0048】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0049】吸気Aは吸気流路21において2つの入口
流路4から入口空間16を経てインナーフィン3の間に
流入する際に、その流線が図1に矢印で示すよう大きく
曲げられ、入口空間16の中央部に吸気Aの流れが淀む
滞留部が生じる。
【0050】図8は入口空間16における吸気Aの流速
分布を測定した結果を示しており、入口空間16の中央
部には入口空間16における平均流速の10%以下の流
速が分布する領域と、その外側に平均流速の25%以下
の流速が分布する領域が生じる。
【0051】上記入口空間16における流速分布の影響
により、インナーフィン3の間に画成される流路、およ
び出口流路5につながる出口空間17においても、入口
流路4および出口流路5から遠い中央部に位置する領域
の流速が、入口流路4および出口流路5に近い周辺部に
位置する領域の流速より低くなる。
【0052】一方、ディフューザ24の通路長が十分に
得られないガスタービンにあっては、整流プレート7が
設けられない場合、ディフューザ24を介してチューブ
エレメント2間の排気流路22を流れる排気ガスBの速
度分布の均一化が十分にはかられず、各チューブエレメ
ント2の中央部に向かう勢力が大きくなる。
【0053】このように、各チューブエレメント2の中
央部ではその内側を流れる吸気Aの速度分布が小さくな
る一方、整流プレート7が設けられない場合にその外側
を流れる排気ガスBの速度分布が大きくなるため、その
温度分布が局所的に高くなり、図9に示すように、チュ
ーブエレメント2の中央部に高温部分が生じる可能性が
ある。この高温部分はチューブエレメント2の幅Lが各
チューブエレメント2を積層した高さHより長い場合、
チューブエレメント2の幅Lを二等分し、アウターフィ
ン1によって画成される流路方向と直交する中心線Oの
付近に生じる。この結果、熱交換効率が低下するととも
に、チューブエレメント2等の耐熱性が低下する。
【0054】本発明は、各チューブエレメント2の直上
流側に間隙9をもって対峙する整流プレート7が設けら
れることにより、ディフューザ24を通って各チューブ
エレメント2の中央部に向かう排気ガスBの流れは、図
10に矢印で示すように、整流プレート7に衝突し、チ
ューブエレメント2の周辺部に分散するとともに、その
一部が整流プレート7の背後に回り込んで間隙9からチ
ューブエレメント2の中央部に分散し、各チューブエレ
メント2の中央部に流入する排気ガスBの速度分布が周
辺部より小さくなる。
【0055】長円形の整流プレート7の長径がディフュ
ーザ24の長手方向の幅Lを二等分する中心線O上に配
置されているため、図9に示すように各チューブエレメ
ント2の温度分布が局所的に高くなる可能性がある領域
に流入する排気ガスBの流量を低減して、チューブエレ
メント2等に熱損傷が生じることを有効に防止できる。
【0056】整流プレート7の面積、間隙9の大きさを
変えることにより、整流プレート7の背後に回り込んで
チューブエレメント2の中央部に流入する排気ガスBの
速度分布を任意に設定することが可能となる。これによ
り、チューブエレメント2の外側における排気ガスBの
速度分布を、チューブエレメント2の内側における吸気
Aの速度分布に比例するように設定して、チューブエレ
メント2の中央部から流出する吸気Aの温度が局部的に
高くなることを抑制して熱交換効率を高められる。
【0057】整流プレート7がチューブエレメント2の
直上流側に配置されているため、タービンから排出され
る燃焼ガスの温度不均一によるヒートスポットがチュー
ブエレメント2またはアウターフィン1等に直接当たる
ことを防止できる。また、燃焼器における着火ミス時に
タービンを経てディフューザ24に排出される未燃焼燃
料がチューブエレメント2またはアウターフィン1に付
着することを防止できる。これに対して、ディフューザ
24の上流側に設けられる従来のルーバー等にあって
は、未燃焼燃料がチューブエレメント2またはアウター
フィン1に付着する可能性があった。
【0058】また、整流プレート7はその背後に突出し
た各脚部31およびスペーサ30を各チューブエレメン
ト2およびアウターフィン1の上流端部2f,1fに接
合させて支持される構造のため、従来のルーバーのよう
にタービンから排出される排気ガスBの流れに影響する
加振力を受けることが少なく、整流プレート7または脚
部31等にフラッタが生じることを防止して、その耐久
性を高められる。
【0059】さらに、整流プレート7およびその脚部3
1等は、従来のルーバーのようにディフューザ24の上
流側でタービンから排出される流速の高い排気ガスに直
接さらされることがなく、十分な耐熱性を確保できる。
【0060】整流プレート7は各脚部31の各穴32を
挿通するワイヤー33を介して各チューブエレメント2
に縛り付けられる構造のため、ワイヤー33が排気ガス
Bの流れに付与する圧力損失を小さく抑えられる。
【0061】また、整流プレート7の支持部材を各チュ
ーブエレメント2およびアウターフィン1の間に介装
し、ロウ付けにより固着する構造も考えられるが、薄い
板金からなるチューブエレメント2およびアウターフィ
ン1の間に剛性の高い支持部材が介在することにより、
ロウ付け時に不均一な力が働き、チューブエレメント2
の変形を来したり、ロウ付けによる結合不良部が発生す
る可能性がある。
【0062】ワイヤー33は各チューブエレメント2お
よびアウターフィン1のロウ付け後に組み付けられる構
造のため、ワイヤー33によりロウ付け不良部等が発生
することを回避できる。
【0063】次に、図11に示す他の実施例について説
明する。なお、図1〜9との対応部分には同一符号を用
いて説明する。
【0064】整流プレート7は円盤状に形成され、各チ
ューブエレメント2およびアウターフィン1の各上流端
2f,1fの中央部に対峙して配置される。
【0065】図12、図13にも示すように、整流プレ
ート7に形成されてチューブエレメント2の上流端部2
fに着座する突起部として、チューブエレメント2に4
つの脚部31が一体形成されるとともに、その中央部か
らX字状に隆起する凸部35が一体形成される。整流プ
レート7はこの各脚部31および凸部35を各チューブ
エレメント2およびアウターフィン1の上流端部2f,
1fに接合させることにより、これらの間に所定の間隙
9が画成される。
【0066】各脚部31をチューブエレメント2に締結
する締結具として、ワイヤー33が設けられる。各脚部
31のチューブエレメント2に対する接合部にはワイヤ
ー33を挿通させる穴32が形成される。穴32を挿通
するワイヤー33は、各チューブエレメント2およびア
ウターフィン1の間の排気流路22を貫通して、それぞ
れの端部が出口ダクト25側で互いに結ばれる。
【0067】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0068】ディフューザ24を通って各チューブエレ
メント2の中央部に向かう排気ガスBの流れは、整流プ
レート7に衝突し、チューブエレメント2の周辺部に分
散するとともに、その一部が整流プレート7の背後に回
り込んで間隙9からチューブエレメント2の中央部に分
散し、各チューブエレメント2の中央部に流入する排気
ガスBの速度分布が周辺部より小さくなる。
【0069】X字状に隆起する凸部35のチューブエレ
メント2およびアウターフィン1の上流端部2f,1f
に対する接触面積は小さく、上記整流プレート7の背後
に回り込んで間隙9からチューブエレメント2の中央部
に流入する排気ガスBの流れを妨げることはほとんどな
い。
【0070】また、整流プレート7はX字状に隆起する
凸部35を各チューブエレメント2およびアウターフィ
ン1の上流端部2f,1fに対して広い範囲で接合させ
て支持される構造のため、十分な支持剛性が得られると
ともに、整流プレート7自体の剛性が高められることに
より、排気ガスBの流れに影響する加振力を受けて整流
プレート7等にフラッタが生じることがなく、その耐久
性を高められる。
【0071】次に、図14、図15に示したさらに他の
実施例は、整流プレート7に形成されてチューブエレメ
ント2の上流端部2fに着座する突起部として、チュー
ブエレメント2に4つの脚部31が一体形成されるとと
もに、その中央部から突出するスペーサ36が別体で設
けられるものである。
【0072】整流プレート7は各脚部31およびスペー
サ36を各チューブエレメント2およびアウターフィン
1の上流端部2f,1fに接合させることにより、これ
らの間に所定の間隙9が画成される。
【0073】次に、図16に示すさらに他の実施例につ
いて説明する。
【0074】整流プレート7の各脚部31をチューブエ
レメント2に締結する締結具として、パイプ41が設け
られる。
【0075】パイプ41は各チューブエレメント2およ
びアウターフィン1の間の排気流路22を貫通して、両
端部42が図17に示すようにカシメて広げられること
により、その抜け止めが行われる。
【0076】パイプ41はその端部42がチューブエレ
メント2の上流端部2fに当接して抜け止めが行われる
ことにより、パイプ41に加わる引張力により端部42
からチューブエレメント2の端部に加わる力を小さく抑
えられる。また、パイプ41の端部42とチューブエレ
メント2の端部の間にワッシャ等を介装してもよい。
【0077】また、パイプ41はチューブエレメント2
のロウ付け後に組み付けられるため、チューブエレメン
ト2のロウ付け不良等を来すことがない。
【0078】次に、図18、図19に示すさらに他の実
施例について説明する。
【0079】各チューブエレメント2の周縁部に形成さ
れたフランジ46とハウジング6の間に介装される支持
枠43が設けられる。
【0080】図20にも示すように、四角形をした支持
枠43の上辺部44と下辺部45に渡って平板状の整流
プレート47が一体形成される。
【0081】支持枠43はハウジング6とフランジ46
の間に挟持され複数の穴48に通される図示しないボル
トを介して締結される。このように、支持枠43はチュ
ーブエレメント2のロウ付け後に組み付けられるため、
チューブエレメント2のロウ付け不良等を来すことがな
い。
【0082】整流プレート47の中央部からX字状に隆
起する凸部49が一体形成される。整流プレート7はこ
の各脚部31および凸部49を各チューブエレメント2
およびアウターフィン1の上流端部2f,1fに接合さ
せることにより、これらの間に所定の間隙9が画成され
る。
【0083】この場合も、整流プレート47がチューブ
エレメント2の中央部に配置されることにより、チュー
ブエレメント2の外側における排気ガスBの速度分布
を、チューブエレメント2の内側における吸気Aの速度
分布に比例するように設定して、チューブエレメント2
の中央部から流出する吸気Aの温度が局部的に高くなる
ことを抑制して熱交換効率を高められる。
【0084】次に、図21に示すさらに他の実施例につ
いて説明する。
【0085】図中、51はタービロータ、52はタービ
ロータ51の上流側に設けられるステータである。
【0086】タービロータ51の直下流側には整流コー
ン53が、タービロータ51と同軸上に並んで設けられ
る。
【0087】整流プレート57は環状に形成され、各チ
ューブエレメント2およびアウターフィン1の各上流端
部2f,1fの中央部に配置される。
【0088】図22にも示すように、整流プレート57
に形成されてチューブエレメント2の上流端部2fに着
座する突起部として、チューブエレメント2に4つの脚
部59が一体形成されるとともに、その中央部から有底
円筒状に隆起する4つの凸部55が一体形成される。整
流プレート57はこの各脚部59および凸部55を各チ
ューブエレメント2およびアウターフィン1の上流端部
2f,1fに接合させることにより、これらの間に所定
の間隙9が画成される。
【0089】各脚部31をチューブエレメント2に締結
する締結具として、ワイヤー33が設けられる。各脚部
31のチューブエレメント2に対する接合部にはワイヤ
ー33を挿通させる穴32が形成される。穴32を挿通
するワイヤー33は、各チューブエレメント2およびア
ウターフィン1の間の排気流路22を貫通して、それぞ
れの端部が出口ダクト2側で互いに結ばれる。
【0090】タービロータ51から排出される排気ガス
Bは、整流コーン53を介してディフューザ24に流入
し、その一部は整流プレート57に衝突し、チューブエ
レメント2の周辺部に分散するとともに、その一部が整
流プレート57の背後に回り込んで間隙9からチューブ
エレメント2の中央部に分散し、各チューブエレメント
2の中央部に流入する排気ガスBの速度分布が周辺部よ
り小さくなる。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、吸気流路を画成する複数のチューブエレメントと、
互いに積層されたチューブエレメントの間に画成される
排気流路と、タービンから出た排気ガスを排気流路に導
入するディフューザと、ディフューザの内側において各
チューブエレメントの上流端部に間隙をもって対峙する
整流プレートとを備えたため、ディフューザを通って各
チューブエレメントの中央部に向かう排気ガスの流れが
各チューブエレメントの中央部に集中して流入すること
がなく、チューブエレメントの耐熱性を高められ、ター
ビンから排出される燃焼ガスのヒートスポットや未燃焼
燃料がチューブエレメントに直接当たることを防止で
き、チューブエレメントの耐久性を高めれる。
【0092】請求項2記載の発明は、前記吸気流路に対
して前記排気流路を挟んで二方向から吸気を流入させる
2つの入口流路を備える一方、前記整流プレートを各入
口流路の間に位置する排気流路の断面形を二等分する中
心線に沿って配置したため、チューブエレメントの外側
における排気ガスの速度分布を、チューブエレメントの
内側における吸気の速度分布に比例するように設定し
て、チューブエレメントの中央部から流出する吸気の温
度が局部的に高くなることを抑制して熱交換効率を高め
られる。
【0093】請求項3記載の発明は、前記整流プレート
に前記チューブエレメントの上流端部に着座する突起部
を形成し、突起部をチューブエレメントに締結する締結
具を前記排気流路を貫通させて配設したため、従来のル
ーバーのようにタービンから排出される排気ガスの流れ
に影響する加振力を受けて、整流プレートまたは突起部
にフラッタが生じることが防止され、また締結具による
圧力損失を低減することができる。
【0094】請求項4記載の発明は、前記各チューブエ
レメントを収装するハウジングを備えるとともに、各チ
ューブエレメントの周縁部とハウジングの間に介装され
る支持枠を備え、前記整流プレートをこの支持枠を介し
てハウジングに支持するため、整流プレートの支持強度
が十分に確保されるとともに、チューブエレメントのロ
ウ付け時に支持枠を介して不均一な力が働くことがな
く、チューブエレメントの変形を来したり、ロウ付けに
よる結合不良部が発生することを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における熱交換器の断面図。
【図2】同じく熱交換器の断面図。
【図3】同じく熱交換器の横断面図。
【図4】同じく熱交換器の流路構成を示す斜視図。
【図5】同じく整流プレートの平面図。
【図6】同じく図5のA−A線に沿う断面図。
【図7】同じくチューブエレメントおよび整流プレート
等の断面図。
【図8】同じく吸気流路における吸気の流速分布を示す
図。
【図9】同じくチューブエレメントにおける温度分布を
示す図。
【図10】同じく排気流路における排気ガスの流れを示
す図。
【図11】他の実施例を示す整流プレートおよびチュー
ブエレメントの正面図。
【図12】同じくチューブエレメントおよび整流プレー
ト等の断面図。
【図13】同じく整流プレートおよびワイヤーの斜視
図。
【図14】さらに他の実施例を示す整流プレートの正面
図。
【図15】同じく図14のA−A線に沿う断面図。
【図16】さらに他の実施例を示すチューブエレメント
および整流プレート等の断面図。
【図17】同じくパイプの斜視図。
【図18】さらに他の実施例を示す整流プレートおよび
チューブエレメントの正面図。
【図19】同じくチューブエレメントおよび整流プレー
ト等の断面図。
【図20】同じく整流プレートの斜視図。
【図21】さらに他の実施例を示すチューブエレメン
ト、整流プレートおよびタービロータ等の断面図。
【図22】同じく整流プレートの斜視図。
【図23】従来例を示す熱交換器の断面図。
【図24】従来例を示す排気流路構造の断面図。
【符号の説明】
1 アウターフィン 2 チューブエレメント 3 インナーフィン 4 入口流路 5 出口流路 6 ハウジング 7 整流プレート 9 間隙 16 入口空間 17 出口空間 21 吸気流路 22 排気流路 24 ディフューザ 31 脚部(突起部) 32 スペーサ(突起部) 23 ワイヤー(締結具) 43 支持枠 47 整流プレート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気が流れる吸気流路を画成する複数の
    チューブエレメントと、互いに積層されたチューブエレ
    メントの間に画成される排気流路と、タービンから出た
    排気ガスを排気流路に導入するディフューザと、ディフ
    ューザの内側において各チューブエレメントの上流端部
    に間隙をもって対峙する整流プレートとを備えたことを
    特徴とするガスタービンの流路構造。
  2. 【請求項2】 前記吸気流路に対して前記排気流路を挟
    んで二方向から吸気を流入させる2つの入口流路を備え
    る一方、前記整流プレートを各入口流路の間に位置する
    排気流路の断面形を二等分する中心線に沿って配置した
    ことを特徴とする請求項1記載のガスタービンの流路構
    造。
  3. 【請求項3】 前記整流プレートに前記チューブエレメ
    ントの上流端部に着座する突起部を形成し、突起部をチ
    ューブエレメントに締結する締結具を前記排気流路を貫
    通させて配設したことを特徴とする請求項1または2記
    載のガスタービンの流路構造。
  4. 【請求項4】 前記各チューブエレメントを収装するハ
    ウジングを備えるとともに、各チューブエレメントの周
    縁部とハウジングの間に介装される支持枠を備え、前記
    整流プレートをこの支持枠を介してハウジングに支持し
    たことを特徴とする請求項1または2記載のガスタービ
    ンの流路構造。
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