JPH0735450Y2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JPH0735450Y2
JPH0735450Y2 JP2072892U JP2072892U JPH0735450Y2 JP H0735450 Y2 JPH0735450 Y2 JP H0735450Y2 JP 2072892 U JP2072892 U JP 2072892U JP 2072892 U JP2072892 U JP 2072892U JP H0735450 Y2 JPH0735450 Y2 JP H0735450Y2
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橋 宏 幸 高
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子部品に関し、特に
たとえばセラミック共振子、セラミックフィルタあるい
は集積回路素子などのプレート状のエレメントを有する
電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図13および図14はこの考案の背景と
なるフィルタエレメントを示し、図13はその正面図で
あり、図14はその背面図である。この図13および図
14に示すフィルタエレメント10は、厚みすべり振動
モード(シェアモード)を利用するエネルギ閉じ込め形
圧電フィルタである。この考案は特にこのような圧電フ
ィルタに好適するので、ここで、この考案の理解に必要
な範囲でこのフィルタエレメントについて説明する。
【0003】エレメント10はたとえば圧電セラミック
からなる短冊状の圧電基板12を含み、この圧電基板1
2にはその上端から長手方向にそのほぼ中央にまでスリ
ット13が形成される。また、圧電基板12の一方主面
のスリット13で分割された左右両側には、1対の振動
電極14aおよび14c1と14bおよび14c2とが
それぞれ形成される。左右の振動電極のうち電極14c
1と14c2とは共通接続される。圧電基板12の他方
主面には、それぞれの振動電極14aおよび14c1と
14bおよび14c2とに対向して共通電極16aと1
6bとが形成される。
【0004】また、圧電基板12の一方主面には、振動
電極14aから圧電基板12の上端にまで延びる引出し
部18aが形成され、振動電極14bから圧電基板12
の上端にまで延びて引出し部18bが形成される。さら
に、圧電基板12の他方主面には、共通電極16aおよ
び16bに共通的に接続されて圧電基板12の下端にま
で延びる引出し部20が形成される。これら電極や引出
し部は、たとえば銀、ニッケルなどの蒸着やスパッタリ
ングによって形成される。
【0005】このようなフィルタエレメント10にリー
ド端子が接続される。すなわち、図15で示すように、
リード端子22が引出し部20に、リード端子24aが
引出し部18aに、リード端子24bが引出し部18b
に、それぞれ、たとえばはんだ付けで接続される。
【0006】さらに、図16で示すように、リード端子
22、24aおよび24bが接続されたフィルタエレメ
ント10が、たとえばシリコンゴムなどの弾性材26で
覆われ、さらに、たとえば樹脂などの外装材28で被覆
され、図17で示すような回路構成の圧電フィルタ30
として形成される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】この圧電フィルタ30
では、製造中はもちろん、完成後であってもフィルタエ
レメント10が弾性材26中に浮いている形となるた
め、外的な衝撃によってエレメント10が破壊されるこ
とがあった。特に、エレメント10の圧電基板12の中
央にスリット13が形成されている場合は顕著である。
【0008】このような圧電基板12のクラックないし
割れを防止するために、図18で示すように、補強基板
を用いることが提案されている。すなわち、絶縁材から
なる補強基板40の表面に図15のリード端子22、2
4aおよび24bのそれぞれの先端部分に相当する導体
パターン42、44aおよび44bが形成される。この
補強基板40の表面にフィルタエレメント10が載置さ
れ、それぞれの導体パターン42、44aおよび44b
のそれぞれの一端がエレメント10の引出し部20、1
8aおよび18bにたとえばはんだ付けされる。そし
て、導体パターン42、44aおよび44bのそれぞれ
の他端に、リード端子22、24aおよび24bがたと
えばはんだ付けされる。
【0009】この従来技術では、エレメントの割れなど
が生じない程度にその機械的強度は大きくなるが、所定
の導体パターンが形成された補強基板を別部品として準
備する必要があり、部品点数が増加するだけでなく、は
んだ付けする個所が増えてその製造工程も煩雑になる。
その結果、コスト高になる。さらに、補強基板に導体パ
ターンを形成する必要があるので補強基板をエレメント
より小さくできないため、圧電フィルタの小型化にも問
題がある。
【0010】それゆえに、この考案の主たる目的は、機
械的強度が向上されしかも簡単な構成でかつ製造時のは
んだづけ性を向上できる構造上の特徴を有する電子部品
を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案は、プレート状
のエレメントを、このエレメントとほぼ同じ形状でほぼ
同じ大きさの金属板によって全体的に支持し、1つのリ
ード端子がこの金属板から延びて形成され、別のリード
端子がエレメントの引出し部に接続された電子部品にお
いて、金属板側に面するエレメント主面上に電極が形成
されるとともに、金属板に貫通孔が形成され、貫通孔を
介して金属板と電極とがはんだづけされるものとし、こ
のとき貫通孔周縁がテーパ状になっており、貫通孔の周
縁を規定する金属板のテーパ面上にはんだづけ性のよい
メッキ膜が施されているのを特徴としている。
【0012】
【作用】金属板の一方主面にプレート状のエレメントが
全体的に支持され、したがって、この金属板から延びる
リード端子がエレメントの引出し部に接続される。一
方、別のリード端子がエレメントの引出し部に接続され
る。貫通孔を介して金属板と電極とがはんだで接続され
るわけであるが、貫通孔周縁に地金が露出していないの
で金属板の表面側と電極とがはんだで確実に接続され
る。このようにして、リード端子間に抵抗、コンデン
サ、フィルタあるいは集積回路などのエレメントが接続
される。
【0013】
【考案の効果】この考案によれば、金属板によってエレ
メントを全体的に支持しているため、従来のようにエレ
メントを弾性材で覆っただけのものに比べて耐衝撃性が
向上し、エレメントのクラックや割れを有効に防止する
ことができる。しかも、その金属板はリード端子と一体
になっているため、従来の補助基板を用いるものに比べ
て、構造が簡単になる。すなわち、図18に示す従来の
ものは補強用の基板とリード端子とが別々になっていた
ので、図15に示す従来のものに対して部品点数の増加
や工程の煩雑さを招来した。これに対して、この考案で
は、補強用の金属板はリード端子と一体になっているた
め、補強基板を用いるものと同等以上の機械的強度を有
し、しかも別部品を準備する必要もなく、さらに、はん
だ付けなどの工数の増加もない。また、金属板とリード
端子とをたとえばプレス加工により同時に成形すること
ができるので、工程はさらに簡単になる。
【0014】さらに、この考案によれば金属板がシール
ド板として有効に作用する場合がある。すなわち、たと
えば図13および図14に示すような圧電フィルタエレ
メントを有する電子部品では、フィルタの入力側と出力
側とがストレイ容量を介して直接結合されてしまい、し
たがって減衰域でのスプリアス特性がよくなかった。と
ころが、この考案の金属板を用いてそれを接地すれば、
入出力間にシールド板が介在されたと同じ効果があり、
そのため、この考案によれば、入出力間のアイソレーシ
ョンがよくなる。実施例として図13および図14に示
す圧電フィルタエレメントにこの考案を適用した場合に
は、減衰域でのスプリアス特性が従来のものと比べてた
とえば5dB改善される。
【0015】さらに、この考案によれば製造過程におけ
るエレメントの保持が簡単になる。すなわち、図15に
示す従来の構造ではリード端子によってエレメントを挟
持できず、リード端子をはんだ付けする前に仮固定して
保持しておくことができないし、図18に示す従来の構
造ではエレメントと補強基板との一体保持が困難であっ
た。これに対して、この考案によれば、エレメントが全
面的に金属板上に支持されるので、金属板と別のリード
端子とによってエレメントを挟持して仮固定(仮保持)
することができ、特に、電子部品を自動組立て装置を用
いてつくる場合、非常に便利である。
【0016】そしてこの考案によれば、貫通孔を介して
金属板と電極とがはんだづけされるわけであるが、貫通
孔周縁に地金が露出していないので金属板の表面側と電
極とがはんだで確実に接続される。
【0017】この考案の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0018】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示す正面図であ
る。図2は図1実施例に用いられる金属板およびリード
端子を示す正面図である。図3は図1実施例の側面図で
ある。この実施例では、図13および図14に示す圧電
フィルタエレメント10が用いられるが、この考案は、
他の圧電セラミックを用いたエレメントたとえばセラミ
ック共振子など、水晶その他の単結晶圧電体、あるいは
圧電体以外の集積回路など、任意の電子部品に適用され
得るものであることを、予め指摘しておく。
【0019】図2を参照して、金属板21は、たとえば
洋白、真鍮あるいは42ニッケル(42%のニッケルを
含むニッケル−鉄の合金)などの金属からなり、エレメ
ント10とほぼ同じ形状でほぼ同じ大きさに形成され
る。そしてこの金属板21には、図2に示すように、エ
レメント10の引出し部20に対応する位置に、貫通孔
21aが形成される。この貫通孔21aは、そこを通し
て金属板21とエレメント10との位置的なずれを目視
により確認ができ、またエレメント10と金属板21と
のはんだ付けのために必要なものである。
【0020】金属板21の下端中央から下方に延びてリ
ード端子22が形成される。このリード端子22はフレ
ーム25から上方に延びて形成される。また、リード端
子24aおよび24bが、リード端子22の両側に所定
間隔を隔てて平行にフレーム25から上方に延びて形成
される。したがって、金属板21とリード端子22、2
4aおよび24bとは、フレーム25から延びて一体的
に形成され、いわゆるフープ材として構成される。さら
に、リード端子24aおよび24bの自由端は互いに内
方に折り曲げられて折曲部24a1および24b1とし
て形成され、この折曲部24a1および24b1は金属
板21側に折り曲げて金属板21に重なるように形成さ
れる。この折曲部24a1および24b1は、金属板2
1上に図13および図14に示すエレメント10を載せ
た場合、引出し部18aおよび18bとそれぞれ対応す
る。
【0021】図1および図3を参照して、金属板21の
表面には、エレメント10(図13および図14参照)
が載置される。この場合、エレメント10は、金属板2
1と折曲部24a1および24b1とで挟持され、仮固
定された状態となる。すなわち、金属板21によってエ
レメント10が全面的に支持され、エレメント10の上
端部分の主面に折曲部24a1および24b1が載せら
れる。リード端子24aおよび24bのそれぞれはフレ
ーム25から一体的に延びているためばね性を有する。
このリード端子24aおよび24bのばね性によって、
エレメント10が金属板21との間に挟持され得るので
ある。
【0022】ついで、リード端子22、24aおよび2
4bとエレメント10とが接続される。まず、エレメン
ト10の引出し部20が、特に図4に示すように、貫通
孔21aを介して金属板21の表面部分にはんだ付けに
よって電気的に接続されかつ機械的に固定される。この
場合、金属板21は、はんだ濡れ性や耐候性を向上させ
るためにはんだや銀などを金属板材地金にメッキした
後、金型にて所望の形状に打ち抜いて製造される。する
と、金型で打ち抜かれてできた貫通孔21aのせん断面
にはメッキがほどこされておらず、金属板材地金が露出
したままになっている。このため、貫通孔21aを介し
てエレメント10の引出し部20と金属板21(正確に
はメッキ膜)とをはんだづけするとき、大部分は図4に
示すようにエレメント10の引出し部20と金属板21
とが電気的に接続されかつ機械的に固定されるが、まれ
に、図5に示すようにはんだづけ不良が発生することも
ある。これは、はんだ濡れ性のあまりよくない金属板材
地金が露出している個所がはんだブリッヂ経路に存在し
ているためはんだがエレメント10の引出し部20への
びず、はんだ濡れ性のよいメッキ膜面上にのびるためで
ある。なお、図において、51と52は金属板21の表
・裏面上のメッキ膜、53は貫通孔21aの側周面とな
るせん断面、54ははんだである。そこで、本考案で
は、実施例としては図6に示すように、貫通孔21aの
周囲部分にタタキ加工をほどこし、地金が貫通孔21a
の側周面にできるかぎりないしはほとんど露出しないよ
うにした。いわば貫通孔21aの周縁がテーパ状になっ
ており、貫通孔21aの周縁を規定する金属板21のテ
ーパ面55上にメッキがほどこされている状態になって
いるといえる。すると、はんだづけの際、なめらかには
んだが貫通孔21a内に拡散するから、エレメント10
の引出し部20と金属板21とが確実に電気的に接続さ
れるとともに機械的に固着されることになる。つまり、
この構造だと、金属板とこれとはんだづけされるべき電
極とのはんだづけ性が向上し、したがって製品の歩留ま
りや信頼性が向上する。そして、エレメント10の引出
し部18aおよび18bが、それぞれ、リード端子24
aおよび24bの折曲部24a1および24b1にはん
だ付けによって電気的に接続されかつ機械的に固定され
る。
【0023】その後、リード端子22、24aおよび2
4bが接続された状態でエレメント10の周囲がたとえ
ばシリコンゴムなどの弾性材(図示せず)で覆われ、さ
らにその周囲にはたとえば樹脂などの外装材(図示せ
ず)が形成される。
【0024】最後に、リード端子22、24aおよび2
4bがフレーム25から切り離されて図16に示すよう
な圧電フィルタ30として完成される。
【0025】図7は圧電フィルタの周波数特性を示すグ
ラフであり、実線がこの実施例の特性を示し、点線が従
来例の特性を示す。
【0026】図7から明らかなように、この実施例の圧
電フィルタ30は、図15や図18に示す従来の圧電フ
ィルタに比べてその減衰域でのスプリアス特性が約5d
B改善されている。これは、金属板21がシールド板と
して作用したからである。すなわち、この実施例の圧電
フィルタ30では、金属板21が図17で示す回路構成
の入出力間に存在することになるので、この金属板21
が接地されることによって入出力間のシールド板として
作用するため、入出力間のアイソレーションが改善さ
れ、フィルタとしてのスプリアス特性が改善されるので
ある。
【0027】なお、金属板21やリード端子22、24
aおよび24bの材料として42ニッケルを用いた場
合、その他の一般的な材料たとえば洋白や真鍮を用いた
場合に比べて、圧電フィルタ30の温度特性が向上され
得る。これは、42ニッケルが、次表1からわかるよう
に、圧電基板12とほぼ同等の線膨張係数やヤング率を
有するからである。
【0028】
【表1】
【0029】基板12すなわちエレメント10と金属板
21との線膨張率などがあまり大きく違うと、中心周波
数が温度変化によって大きく変化してしまうばかりか、
ヒートショックによる応力増大にともなって、圧電基板
12と金属板21やリード端子22、24aおよび24
bとの接合部分に破壊を生じたり圧電基板12にクラッ
クを生じることがあるが、42ニッケルの場合にはその
ような電気的特性の変化や機械的強度の劣化が有効に防
止されるのである。
【0030】考案者等の実験によれば、たとえば洋白の
場合にはフィルタの中心周波数の温度特性はN30pp
m/℃であるのに対して、42ニッケルを用いた場合の
中心周波数の温度特性はN10ppm/℃と低かった。
【0031】図8および図9はエレメントの他の例を示
し、図8はその正面図であり、図9はその背面図であ
る。このエレメント10は厚みたて振動モードを利用し
たエネルギ閉じ込め形の圧電フィルタエレメントであ
る。
【0032】図10は図8および図9のエレメントを用
いる場合の金属板およびリード端子を示す正面図であ
る。金属板21は図8および図9に示すエレメント10
とほぼ同じ形状でほぼ同じ大きさに形成され、その下部
中央に貫通孔21aが形成される。貫通孔21aは、エ
レメント10を金属板21に重ねた状態で、エレメント
10の引出し部20に対応する位置に形成される。さら
に、金属板21の中央の左右の2箇所には貫通孔21a
1および21a2が形成される。貫通孔21a1および
21a2のそれぞれは、エレメント10を金属板21に
重ねた状態で、共通電極16aおよび16bに対応する
位置に形成され、振動電極14a、14c1および14
b、14c2部分に空隙部を形成するのに利用される。
【0033】図8および図9に示すエレメント10が図
11の点線で示すように、図10に示す金属板21上に
取り付けられる。エレメント10の引出し部20が貫通
孔21aの周辺の金属板21にたとえばはんだ付けさ
れ、さらに、リード端子24aおよび24bが引出し部
18aおよび18bにそれぞれたとえばはんだ付けされ
る。
【0034】その後、図12に示すように、詳しくは特
公昭45−22384号公報に開示してあるように、振
動電極14a、14b、14c1および14c2と共通
電極16aおよび16bとの周辺にはたとえば一定の大
きさにワックス層を形成したうえで、たとえばエポキシ
樹脂などの外装材28を付着する。この外装材28を加
熱硬化するとき、ワックスが外装材28にしみ込んで図
12で示す空隙26が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】図1に示す実施例に用いられるフープ材を示す
正面図である。
【図3】図1に示す実施例の側面図である。
【図4】この考案の先行例における要部断面図である。
【図5】この考案の先行例における要部断面図である。
【図6】この考案の一実施例における要部断面図であ
る。
【図7】周波数特性を示すグラフであり、実線が図1に
示す実施例の特性を示し、点線が従来例の特性を示す。
【図8】エレメントの他の例を示す正面図である。
【図9】エレメントの他の例を示す背面図である。
【図10】図8および図9に示すエレメントに用いられ
るフープ材を示す正面図である。
【図11】図8および図9に示すエレメントが図10に
示すフープ材に取り付けられた状態を示す斜視図であ
る。
【図12】別の実施例を示す断面図である。
【図13】この考案の背景となりかつこの考案に用いら
れ得る圧電フィルタエレメントの一例を示す正面図であ
る。
【図14】この考案の背景となりかつこの考案に用いら
れ得る圧電フィルタエレメントの一例を示す背面図であ
る。
【図15】図13および図14に示したエレメントにリ
ード端子が取り付けられた正面図である。
【図16】従来の圧電フィルタの一例を示す断面図であ
る。
【図17】図16に示す圧電フィルタの回路図である。
【図18】従来の圧電フィルタの他の例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10 圧電フィルタエレメント 12 圧電基板 14a、14b、14c1、14c2 振動電極 16a、16b 共通電極 18a、18b、20 引出し部 21 金属板 22、24a、24b リード端子 30 圧電フィルタ 54 はんだ 55 テーパ面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート状のエレメント、前記エレメン
    トとほぼ同じ形状でほぼ同じ大きさに形成され、前記エ
    レメントの主面がその一方主面上に支持される金属板、
    前記金属板から延びて形成されるリード端子、前記エレ
    メントの引出し部に接続される別のリード端子、および
    前記金属板側に面する前記エレメントの主面上に形成さ
    れる電極を有し、前記電極の位置に関連して前記金属板
    に貫通孔が形成され、前記貫通孔の周縁がテーパ状に形
    成され、前記貫通孔の周縁を規定する前記金属板のテー
    パ面上にはんだづけ性のよいメッキ膜が施され、前記貫
    通孔を介して前記金属板と前記電極とがはんだづけされ
    る、電子部品。
JP2072892U 1992-03-05 1992-03-05 電子部品 Expired - Lifetime JPH0735450Y2 (ja)

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