JPH0735376Y2 - 電流検出トランス - Google Patents

電流検出トランス

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JPH0735376Y2
JPH0735376Y2 JP1236190U JP1236190U JPH0735376Y2 JP H0735376 Y2 JPH0735376 Y2 JP H0735376Y2 JP 1236190 U JP1236190 U JP 1236190U JP 1236190 U JP1236190 U JP 1236190U JP H0735376 Y2 JPH0735376 Y2 JP H0735376Y2
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JP
Japan
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conductor
bobbin
groove
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flange
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JP1236190U
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JPH03102720U (ja
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幸平 岡野
武 目黒
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Tamura Corp
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Tamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はスイッチング電源などに用いられる電流検出ト
ランスに関する。
(従来の技術) この種のトランスの先行例としては、例えば実開昭61−
17724号が存在する。このトランスのボビンには一次巻
線となるU字状の導体を埋設し、かつ胴部に二次巻線を
巻回するように構成されている。
(考案が解決しようとする課題) この場合、上記先行例における導体は太めのものを単に
U字状に成形加工しただけで、かつ丸ピン状になってお
り、これをボビンの溝内に単に挿入するだけであるた
め、挿入しやすい反面、導体をボビンに固定するには別
途導体の抜止めの工夫をしなければならず、組立性に問
題があった。
また、導体はボビンの下部から突出した構成であり、面
実装には不向きである、といった課題もあった。
本考案は上記のことに鑑み提案されたもので、その目的
とするところは、組立てが容易で、かつ面実装に適した
電流検出トランスを提供することにある。
(課題を解決するための手段) すなわち、本考案は、角ピン状であって略コ字形に成形
された一次巻線としての導体(1)と、この導体(1)
が端部に形成されたフランジ(3)の溝(4)内に嵌着
され、かつ胴部(5)に二次巻線が巻回されるボビン
(2)とを備え、前記導体(1)の側部には折曲部(1
b)が形成されているとともに、下端部(1c)は外側に
折曲され、前記ボビン(2)のフランジ(3)の溝
(4)内には前記折曲部(1b)と係合する突部(4a)を
形成することにより、上記目的を達成している。
(作用) 上記のように、本考案の導体(1)は角ピン状をなし、
かつ確実に嵌め込むための折曲部(1b)を形成し、ボビ
ン(2)のフランジ(3)側にはこれと対応して突部
(4a)を形成し、導体(1)をフランジ(3)の溝
(4)内に押し込み、折曲部(1b)を突部(4a)に係合
させるだけで簡単に、かつ確実に導体(1)を取付・固
定できるようにし、組立性の向上を図っている。
また、導体(1)は角ピン状で、かつ下端部は外側に折
曲しており、取付面が平らであるため、取付の安定性が
得られ、基板側導体との接触面積も大きくなり、面実装
に適したものとしている。
(実施例) 第1図ないし第3図(a)、(b)は本考案の一実施例
で、第1図は分解斜視図、第2図(a)〜(f)は本考
案のボビン、第3図(a)、(b)は本考案の導体を示
す。
しかして、本考案においては、第1図に示すように、ワ
ンターンの一次巻線兼端子として機能する導体(1)を
ボビン(2)の両側のフランジ(3)の導体取付用の溝
(4)に嵌め込むだけで簡単、かつ容易に導体(1)を
取付けることができ、しかもその抜けを防止するように
したとともに、導体(1)として断面矩形の角ピン状の
ものを用い、かつその下方部を外側に折曲し、面実装に
適するようにしている。
すなわち、導体(1)は、第1図および第3図(a)、
(b)に示すように、電流容量を大きくとれるよう太い
角ピン状のものを略コ字形に成形して構成されている。
この場合、導体(1)の両側部(1a)には、その略中央
部からやや下方にかけて外側に折曲した折曲部(1b)が
それぞれ形成され、かつ下端部(1c)は面実装に適する
ように外側直交方向に折曲されている。
一方、ボビン(2)は、第1図および第2図(a)〜
(f)に示すように、二次巻線が巻回される胴部(5)
の両側にフランジ(3)がそれぞれ形成され、このフラ
ンジ(3)には導体取付用の溝(4)がそれぞれ形成さ
れている。この場合、溝(4)内には、第2図(a)、
(d)および(f)に示すように、折曲部(1b)と対応
する形状に形成され、かつ折曲部(1b)と係合する突部
(4a)が形成され、導体(1)を取付けた場合に、抜け
出せないように構成されている。なお、突部(4a)の上
部は導体(1)を嵌め込みやすくするためにテーパ状に
なっている。
また、一方のフランジ(3)の下方には外側に延設され
た肉厚部(3a)が形成され、この肉厚部(3a)の外端部
には二次巻線用の略コ字形の端子(6)が設けられ、導
体(1)をボビン(2)に取付けた場合、導体(1)の
下面(1d)と端子(6)の下面(6a)とが略面一になる
ように構成されている。また、肉厚部(3a)の、端子
(6)の近傍であって内側には、第2図(c)、(d)
に示すように、胴部(5)に巻回された二次巻線(図示
せず)を外部に引出すための切溝(3b)が形成され、端
子(6)の配線部(6b)に切溝(3b)介し引出された引
出線を絡げ付けるようになっている。
しかして、組立てにあたっては、導体(1)を導体取付
用の溝(4)に押し込んでゆけば、突部(4a)の部分で
導体(1)は多少材質に起因するバネ性を有するため、
押し広げられ、かつさらに下方に押し込めば導体(1)
の折曲部(1b)が突部(4a)にカチッと嵌まり、確実に
取付・固定することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、導体が角ピン状になって
いるため、導体(1)の折曲部(1b)とボビン側の突部
(4a)との係合が良好で、かつ寸法精度が良く、よって
容易に導体(1)をボビン(2)に取付けることがで
き、また、取付後、抜けを防止でき、組立性に優れてい
る利点を有する。
また、上記のように導体(1)が角ピン状で取付面が平
らであるため、面実装に際して取付状態が安定するとと
もに、プリント基板側の導体との接触面積が大きくな
る、といった利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の分解斜視図、第2図(a)は本考案に
用いられるボビンの側面図、(b)は平面図、(c)は
正面図、(d)は(a)中A−A線断面図、(e)は
(a)中B−B線断面図、(f)は(a)中C−C線断
面図、第3図(a)は本考案に用いられる導体の正面
図、(b)は同上の側面図である。 1……導体 1b……折曲部 1c……下端部 2……ボビン 3……フランジ 4……溝 4a……突部 5……胴部 6……端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】角ピン状であって略コ字形に成形された一
    次巻線としての導体(1)と、この導体(1)が端部に
    形成されたフランジ(3)の溝(4)内に嵌着され、か
    つ胴部(5)に二次巻線が巻回されるボビン(2)とを
    備え、前記導体(1)の側部には折曲部(1b)が形成さ
    れているとともに、下端部(1c)は外側に折曲され、前
    記ボビン(2)のフランジ(3)の溝(4)内には前記
    折曲部(1b)と係合する突部(4a)が形成されているこ
    とを特徴とした電流検出トランス。
JP1236190U 1990-02-09 1990-02-09 電流検出トランス Expired - Fee Related JPH0735376Y2 (ja)

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JPH03102720U JPH03102720U (ja) 1991-10-25
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