JPH0735269Y2 - 温度スイッチ - Google Patents

温度スイッチ

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JPH0735269Y2
JPH0735269Y2 JP7399289U JP7399289U JPH0735269Y2 JP H0735269 Y2 JPH0735269 Y2 JP H0735269Y2 JP 7399289 U JP7399289 U JP 7399289U JP 7399289 U JP7399289 U JP 7399289U JP H0735269 Y2 JPH0735269 Y2 JP H0735269Y2
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JP
Japan
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temperature
electrode
temperature switch
recess
heat
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Application number
JP7399289U
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JPH0313646U (ja
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正昭 笠原
文男 横田
英彰 宮越
照夫 岡野
美陸 金盛
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Taisei Co Ltd
Original Assignee
Taisei Co Ltd
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  • Thermally Actuated Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は所定の温度で接点の開閉を行なう温度スイッチ
に関するものである。
(従来の技術) 出願人はこの種の温度スイッチとして、実願平1−4389
7号を先に提案している。
この温度スイッチは、熱膨脹収縮性及び導電性の熱応動
体のほぼ中心部に作動孔を形成し、該作動孔に非接触状
態で第1の電極を挿通配置すると共に、前記熱応動体に
第2の電極を接続して構成されており、周囲の温度上昇
に伴う熱応動体の膨張によって作動孔を縮径させ、該作
動孔の内面が第1の電極に接触した時点で該第1の電極
と第2の電極を熱応動体を介して導通させている。
この温度スイッチでは、温度スイッチ自体の外観寸法を
変更することなく、作動孔と第1の電極との隙間間隔を
調整することでスイッチの作動温度を任意に設定するこ
とができる利点を有している。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、前述の温度スイッチでは、導電性の熱応
動体を介して第1,第2の電極を導通させていることもあ
って、作動孔と第1の電極との接触状態如何で導通時の
電気抵抗が変化するために、所定の温度を厳密に検知す
る場合にはブリッジ回路等の抵抗判別回路を併用しなけ
ればならないという問題があった。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、温度スイ
ッチ自体の外観寸法を変更することなく、スイッチの作
動温度を任意に設定することができることに加え、抵抗
判別回路を要せず所定の温度を正確に検知することがで
きる温度スイッチを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、熱膨脹収縮性の熱
応動体と、該熱応動体の一部に形成された形成凹部と、
前記熱応動体を収容保持するケーシングと、前記作動凹
部の内側に所定間隔をおいて対向配置された第1,第2電
極とから温度スイッチを構成している。
(作用) 本考案によれば、周囲の温度上昇に伴う熱応動体の膨脹
によって作動凹部の凹部幅が縮小する。この凹部幅の縮
小によって作動凹部の内側に対向配置された第1,第2電
極が接近し、所定の温度に達した時点で両電極が接触し
て導通する。また、この熱応動体は周囲の温度降下に伴
って収縮し、作動凹部は元の状態に戻って第1,第2電極
は導通を解かれる。
この温度スイッチの検知温度は第1電極と第2電極との
距離に依存し、つまり温度スイッチの検知温度は両電極
間の距離を調整することで任意に設定される。
(実施例) 第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は温度スイッチの一部破断斜視図、第2図は温度ス
イッチの横断面図、第3図は動作説明図である。
図において、1は有底円筒状の下ケーシングで、熱伝導
性に優れたアルミニウム等の金属からなる。この下ケー
シング1は後述する熱応動体3の外形に一致する凹みを
有している。
2は前記下ケーシング1と同一材料からなる有底筒状の
上ケーシンングで、前記下ケーシング1に上方から外嵌
し固定されている。
3は前記上・下ケーシング1,2内に収容された円板状の
熱応動体で、該熱応動体3は収納状態で外周面及び下面
を下ケーシング1内面に、また上面を上ケーシング2内
面に夫々保持されている。この熱応動体3は熱膨張収縮
性材料、例えば温度変化ち対して熱膨脹収縮が直線的に
現われるシリコーンゴムから形成されており、該熱応動
体3にはその中心から外周縁に向かって角度θで開口す
る扇形の作動凹部3aが形成されている。
4,5はアルミニウム等の導電材料からなる第1,第2電極
部材であり、該各第1,第2電極部材4,5は前記作動凹部3
aの内面夫々に間隔Lをおいて対向配置されている。こ
の第1,第2電極部材4,5は半球状の接点を夫々有してお
り、また図示を省略したが第1,第2電極部材4,5夫々に
はリード線が接続されている。
次に、第3図を参照して本実施例の温度スイッチの動作
について説明する。
周囲の温度が上昇すると、上・下ケーシング1,2を通じ
て熱応動体3に熱が伝導される。この熱伝導によって熱
応動体3は上・下ケーシング1,2内において膨脹しよう
とするが、該熱応動体3はその上面を上・下ケーシング
1,2に保持されているため、この膨脹は自由端である作
動凹部3aに現われる。即ち、熱応動体3の膨脹では作動
凹部3aの凹部幅が縮小することになり、この凹部幅の縮
小によって第1,第2電極部材4,5が接近し、所定の温度
に達した時点で両電極4,5が接触し導通する。
また、周囲の温度降下に伴って熱応動体3が収縮する
と、作動凹部3aは元の状態に戻って第1,第2電極部材4,
5は離反しその導通を解かれる。
このように本実施例の温度スイッチによれば、熱応動体
3の作動凹部3aの内側に対向配置された第1,第2電極部
材4,5を直接接触させることによって導通を得ているの
で、導通時の電気抵抗が接触状態で変化するようなこと
がなく、両電極部材4,5間の距離Lに対応した所定の温
度を正確に検知することができる。
また、この温度スイッチの検知温度が、作動凹部3aの内
側に対向配置された第1電極4と第2電極5との距離L
に依存することから、両電極間4,5の距離Lを調整する
ことで温度スイッチの検知温度を任意に設定することが
できるので、検知温度にかかわらず温度スイッチ自体の
外観寸法を一定に保つことができる。
更に、温度スイッチ自体が円盤形に形成されていること
から、広い伝熱面積で周囲の熱を効率よく吸収して熱応
動体3に伝えることができるので、所定の温度を遅延な
く検知することができる。
尚、前記実施例では円板状の熱応動体3に扇形の作動凹
部3aを形成したものを示したが、該作動凹部の形状は第
4図(a)に示すようにU字形のもの(3a1)であった
り、或いは第4図(b)に示すように断面矩形状の穴や
孔(3a2)であってもよい。また、熱応動体の形状や円
板状に限らず、矩形板状,立方形状,柱状,球状等に変
更してもよい。更に、第1,第2電極部材の形態は、接点
の開閉を行なえるものであれば図示例に限らず種々採用
できる。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、熱応動体の作動
凹部の内側に対向配置された第1,第2電極を直接接触さ
せることによって導通を得ているので、導通時の電気抵
抗が接触状態で変化するようなことがなく、両電極間の
距離に対応した所定の温度を正確に検知することができ
る。また、第1電極と第2電極との距離を調整すること
で検知温度を任意に設定することができるので、検知温
度にかかわらず温度スイッチ自体の外観寸法を一定に保
つことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すもので、第
1図は温度スイッチの一部破断斜視図、第2図は温度ス
イッチの横断面図、第3図は動作説明図、第4図
(a),(b)は本考案の他の実施例を示す熱応動体の
上面図である。 1……下ケーシング、2……上ケーシング、3……熱応
動体、3a……作動凹部、4……第1電極部材、5……第
2電極部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 宮越 英彰 埼玉県秩父郡吉田町大字下吉田6972 株式 会社タイセー内 (72)考案者 岡野 照夫 埼玉県本庄市柏1―8―10 (72)考案者 金盛 美陸 東京都多摩市和田3―1―9―302 (56)参考文献 特開 平1−95430(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱膨脹収縮性の熱応動体と、 該熱応動体の一部に形成された作動凹部と、 前記熱応動体を収容保持するケーシングと、 前記作動凹部の内側に所定間隔をおいて対向配置された
    第1,第2電極とを具備した ことを特徴とする温度スイッチ。
JP7399289U 1989-06-23 1989-06-23 温度スイッチ Expired - Lifetime JPH0735269Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7399289U JPH0735269Y2 (ja) 1989-06-23 1989-06-23 温度スイッチ

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JP7399289U JPH0735269Y2 (ja) 1989-06-23 1989-06-23 温度スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0313646U JPH0313646U (ja) 1991-02-12
JPH0735269Y2 true JPH0735269Y2 (ja) 1995-08-09

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ID=31613293

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