JPH0735155A - クラツチダイヤフラムスプリング - Google Patents
クラツチダイヤフラムスプリングInfo
- Publication number
- JPH0735155A JPH0735155A JP17682493A JP17682493A JPH0735155A JP H0735155 A JPH0735155 A JP H0735155A JP 17682493 A JP17682493 A JP 17682493A JP 17682493 A JP17682493 A JP 17682493A JP H0735155 A JPH0735155 A JP H0735155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- diaphragm spring
- foot
- shape
- leg part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/583—Diaphragm-springs, e.g. Belleville
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 足部に生じる振動が隣合う足部との間で共振
しないようにすること。 【構成】 ダイヤフラムスプリング（３）の足部（３
２，３３，３４，３５，３６）の形状を隣合う足部（３
２，３３，３４，３５，３６）毎に共振点が異なる形状
として、いずれかの足部に生じた振動が増幅してその他
の足部に伝わらないようにした。
しないようにすること。 【構成】 ダイヤフラムスプリング（３）の足部（３
２，３３，３４，３５，３６）の形状を隣合う足部（３
２，３３，３４，３５，３６）毎に共振点が異なる形状
として、いずれかの足部に生じた振動が増幅してその他
の足部に伝わらないようにした。
Description
【０００１】
【０００２】
【産業上の利用分野】本発明は、クラツチダイヤフラム
スプリングに関するものである。
スプリングに関するものである。
【０００３】
【従来の技術】従来、この種のクラツチダイヤフラムス
プリングとしては、実開昭６２−１４０２２６号公報に
示されるものが知られている。これは、クラツチカバー
に取り付けられプレツシヤプレートを押圧すると共にク
ラツチレリーズベアリングと当接するものであつて、ク
ラツチカバーに取り付けられプレツシヤプレートを押圧
する外周部と、外周部より中央に向かつて放射状に延在
しクラツチレリーズベアリングが当接する複数の足部を
有するものであつて、足部には制振材が固定されてお
り、この制振材によつて足部に生じるクラツチレリーズ
ベアリングとクラツチダイヤフラムスリングとの間の引
きずり摩擦による振動を規制していた。
プリングとしては、実開昭６２−１４０２２６号公報に
示されるものが知られている。これは、クラツチカバー
に取り付けられプレツシヤプレートを押圧すると共にク
ラツチレリーズベアリングと当接するものであつて、ク
ラツチカバーに取り付けられプレツシヤプレートを押圧
する外周部と、外周部より中央に向かつて放射状に延在
しクラツチレリーズベアリングが当接する複数の足部を
有するものであつて、足部には制振材が固定されてお
り、この制振材によつて足部に生じるクラツチレリーズ
ベアリングとクラツチダイヤフラムスリングとの間の引
きずり摩擦による振動を規制していた。
【０００４】
【発明が解決しよとする課題】しかし、上記した従来装
置では、制振材の付加によりコストアツプするばかりで
なく、振動規制能力にも限界があり、足部に生じる振動
を完全に規制することはできない。よつて、規制しきれ
ずに足部に生じた振動は隣合う足部との間で共振し、結
果、大きな異音を発生させることとなるものであつた。
置では、制振材の付加によりコストアツプするばかりで
なく、振動規制能力にも限界があり、足部に生じる振動
を完全に規制することはできない。よつて、規制しきれ
ずに足部に生じた振動は隣合う足部との間で共振し、結
果、大きな異音を発生させることとなるものであつた。
【０００５】故に、本発明は、足部に生じる振動が隣合
う足部との間で共振しないようにすることを、その技術
的課題とするものである。
う足部との間で共振しないようにすることを、その技術
的課題とするものである。
【０００６】
【発明の構成】
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、足部の形
状を隣合う前記足部毎に共振点が異なる形状としたこと
である。
るために本発明において講じた技術的手段は、足部の形
状を隣合う前記足部毎に共振点が異なる形状としたこと
である。
【０００８】
【作用】上記技術的手段によれば、足部に振動が生じて
も隣合う足部毎に共振点が異なることから、隣合う足部
との間で共振せず、いずれかの足部に生じた振動が増幅
してその他の足部に伝わらない。よつて、大きな異音の
発生が低減される。
も隣合う足部毎に共振点が異なることから、隣合う足部
との間で共振せず、いずれかの足部に生じた振動が増幅
してその他の足部に伝わらない。よつて、大きな異音の
発生が低減される。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【００１０】図１及び図２に示されるように、クラツチ
装置１は、アウトプツトシヤフト（図示せず）側のクラ
ツチデイスク（図示せず）とインプツトシヤフト（図示
せず）のフライホイール（図示せず）とを係脱作動させ
るプレツシヤプレート２、プレツシヤプレート２を押圧
するクラツチダイヤフラムスプリング３，これらプレツ
シヤプレート２及びクラツチダイヤフラムスプリング３
を収容するクラツチカバー４及びクラツチダイヤフラム
スプリング３を押圧解除変位させるクラツチレリーズベ
アリング５とから構成されている。クラツチカバー４
は、インプツトシヤフト（図示せず）側のフライホイー
ル（図示せず）に固定されている。プレツシヤプレート
２は、ストラツプ６を介してクラツチカバー４に支持さ
れており、軸方向に移動自在とされている。クラツチダ
イヤフラムスプリング３は、クラツチカバー４に取り付
けられており、ピボツトリング８を支点として変位自在
に支持されている。クラツチレリーズベアリング５は軸
方向に移動自在であつてアウトプツトシヤフト（図示せ
ず）上に軸方向に移動自在に配設されており、クラツチ
ダイヤフラムスプリング３と当接している。
装置１は、アウトプツトシヤフト（図示せず）側のクラ
ツチデイスク（図示せず）とインプツトシヤフト（図示
せず）のフライホイール（図示せず）とを係脱作動させ
るプレツシヤプレート２、プレツシヤプレート２を押圧
するクラツチダイヤフラムスプリング３，これらプレツ
シヤプレート２及びクラツチダイヤフラムスプリング３
を収容するクラツチカバー４及びクラツチダイヤフラム
スプリング３を押圧解除変位させるクラツチレリーズベ
アリング５とから構成されている。クラツチカバー４
は、インプツトシヤフト（図示せず）側のフライホイー
ル（図示せず）に固定されている。プレツシヤプレート
２は、ストラツプ６を介してクラツチカバー４に支持さ
れており、軸方向に移動自在とされている。クラツチダ
イヤフラムスプリング３は、クラツチカバー４に取り付
けられており、ピボツトリング８を支点として変位自在
に支持されている。クラツチレリーズベアリング５は軸
方向に移動自在であつてアウトプツトシヤフト（図示せ
ず）上に軸方向に移動自在に配設されており、クラツチ
ダイヤフラムスプリング３と当接している。
【００１１】図１に示されるように、クラツチダイヤフ
ラムスプリング３は、外周部３１及び中心に向かつて放
射状に延在する複数の足部３２，３３，３４とから構成
されている。クラツチダイヤフラムスプリング３は、外
周部３１の周縁でプレツシヤプレート２を押圧し、又、
足部３２，３３，３４でクラツチレリーズベアリング５
と当接する。
ラムスプリング３は、外周部３１及び中心に向かつて放
射状に延在する複数の足部３２，３３，３４とから構成
されている。クラツチダイヤフラムスプリング３は、外
周部３１の周縁でプレツシヤプレート２を押圧し、又、
足部３２，３３，３４でクラツチレリーズベアリング５
と当接する。
【００１２】クラツチダイヤフラムスプリング３の足部
３２は、両側に大きな張り出し部分３２ａを有する形状
を呈している。足部３３は、両側に張り出し部３２ａよ
り小さな張り出し部３３ａを有する形状を呈している。
又、足部３４は両側に張り出し部を有さないストレート
な形状を呈している。これにより、足部３２，３３，３
４は夫々質量の異なるものとされ夫々の共振点が異なる
ものとされている。尚、これら足部３２，３３，３４で
一組とされ、周方向において５組均等配置されている。
３２は、両側に大きな張り出し部分３２ａを有する形状
を呈している。足部３３は、両側に張り出し部３２ａよ
り小さな張り出し部３３ａを有する形状を呈している。
又、足部３４は両側に張り出し部を有さないストレート
な形状を呈している。これにより、足部３２，３３，３
４は夫々質量の異なるものとされ夫々の共振点が異なる
ものとされている。尚、これら足部３２，３３，３４で
一組とされ、周方向において５組均等配置されている。
【００１３】このように、共振点の異なる３種類の足部
３２，３３，３４とされているので、クラツチレリーズ
ベアリング５とクラツチダイヤフラムスプリング３との
間の引きずり摩擦によつて足部３２，３３，３４のいず
れかに振動が生じたとしても、隣合うその他の足部３
２，３３，３４との間で共振しない。よつて、いずれか
の足部３２，３３，３４に生じた振動が増幅してその他
の足部３２，３３，３４に伝わらない。結果、クラツチ
レリーズベアリング５とクラツチダイヤフラムスプリン
グ３との間の引きずり摩擦によつて生じる大きな異音が
低減される。又、制振材を用いることなく異音が確実に
低減されるので、制振材を廃止して安価となる。
３２，３３，３４とされているので、クラツチレリーズ
ベアリング５とクラツチダイヤフラムスプリング３との
間の引きずり摩擦によつて足部３２，３３，３４のいず
れかに振動が生じたとしても、隣合うその他の足部３
２，３３，３４との間で共振しない。よつて、いずれか
の足部３２，３３，３４に生じた振動が増幅してその他
の足部３２，３３，３４に伝わらない。結果、クラツチ
レリーズベアリング５とクラツチダイヤフラムスプリン
グ３との間の引きずり摩擦によつて生じる大きな異音が
低減される。又、制振材を用いることなく異音が確実に
低減されるので、制振材を廃止して安価となる。
【００１４】図３ないし図４に示されるように２種類の
足部３５，３６としてもよく、図３に示されるように、
足部３５の形状を先端が足部３６の先端より細くなるよ
うに呈して、足部３５と足部３６の質量を異ならせ、夫
々の共振点を異ならせてもよい。又、図４に示されるよ
うに、足部３６を穴３６ａが形成された形状とすると共
に足部３５に穴を形成しない形状として、足部３５と足
部３６の質量を異ならせ、夫々の共振点を異ならせても
よい。更に、図５に示されるように、足部３５の形状を
根本部分が足部３６の根本部分よりも太くなる形状とし
て、足部３５と足部３６の剛性を異ならせ、夫々の共振
点を異ならせてもよい。
足部３５，３６としてもよく、図３に示されるように、
足部３５の形状を先端が足部３６の先端より細くなるよ
うに呈して、足部３５と足部３６の質量を異ならせ、夫
々の共振点を異ならせてもよい。又、図４に示されるよ
うに、足部３６を穴３６ａが形成された形状とすると共
に足部３５に穴を形成しない形状として、足部３５と足
部３６の質量を異ならせ、夫々の共振点を異ならせても
よい。更に、図５に示されるように、足部３５の形状を
根本部分が足部３６の根本部分よりも太くなる形状とし
て、足部３５と足部３６の剛性を異ならせ、夫々の共振
点を異ならせてもよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、足部の形状を隣合う足
部毎に共振点が異なる形状とされているので、足部のい
ずれかに振動が生じても隣合う足部との間で共振せず、
いずれかの足部に生じた振動が増幅してその他の足部に
伝わらない。これにより、クラツチレリーズベアリング
とクラツチダイヤフラムスプリングとの間の引きずり摩
擦によつて生じる大きな異音を低減することができる。
部毎に共振点が異なる形状とされているので、足部のい
ずれかに振動が生じても隣合う足部との間で共振せず、
いずれかの足部に生じた振動が増幅してその他の足部に
伝わらない。これにより、クラツチレリーズベアリング
とクラツチダイヤフラムスプリングとの間の引きずり摩
擦によつて生じる大きな異音を低減することができる。
【図１】本発明に係るクラツチダイヤフラムスプリング
を採用したクラツチ装置の正面図である。
を採用したクラツチ装置の正面図である。
【図２】図１の軸方向断面図である。
【図３】本発明に係るクラツチダイヤフラムスプリング
の変形例を示す主要部拡大正面図である。
の変形例を示す主要部拡大正面図である。
【図４】本発明に係るクラツチダイヤフラムスプリング
の変形例を示す主要部拡大正面図である。
の変形例を示す主要部拡大正面図である。
【図５】本発明に係るクラツチダイヤフラムスプリング
の変形例を示す主要部拡大正面図である。
の変形例を示す主要部拡大正面図である。
２ プレツシヤプレート ３ クラツチダイヤフラムスプリング ４ クラツチカバー ５ クラツチレリーズベアリング ３１ 外周部 ３２，３３，３４，３５，３６ 足部
Claims (4)
- 【請求項１】 クラツチカバーに取り付けられプレツシ
ヤプレートを押圧すると共にクラツチレリーズベアリン
グと当接するクラツチダイヤフラムスプリングにおい
て、前記クラツチカバーに取り付けられ前記プレツシヤ
プレートを押圧する外周部と、該外周部より中央に向か
つて放射状に延在し前記クラツチレリーズベアリングが
当接する複数の足部とを有し、前記足部の形状が隣合う
前記足部毎に共振点が異なる形状とされたクラツチダイ
ヤフラムスプリング。 - 【請求項２】 前記足部の形状は全体で少なくとも３種
類以上の形状である請求項１記載のクラツチダイヤフラ
ムスプリング。 - 【請求項３】 前記足部の形状は隣合う前記足部毎に質
量を変更すべく一部分が切欠かれた形状である請求項１
記載のダイヤフラムスプリング。 - 【請求項４】 前記足部の形状は隣合う前記足部毎に剛
性を変更すべく根元部分が切欠かれた形状である請求項
１記載のダイヤフラムスプリング。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17682493A JP3198739B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | クラツチダイヤフラムスプリング |
| EP19940111155 EP0635652B1 (en) | 1993-07-16 | 1994-07-18 | Clutch diaphragm spring |
| DE1994620639 DE69420639T2 (de) | 1993-07-16 | 1994-07-18 | Kupplungstellerfeder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17682493A JP3198739B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | クラツチダイヤフラムスプリング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735155A true JPH0735155A (ja) | 1995-02-03 |
| JP3198739B2 JP3198739B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=16020487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17682493A Expired - Fee Related JP3198739B2 (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | クラツチダイヤフラムスプリング |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0635652B1 (ja) |
| JP (1) | JP3198739B2 (ja) |
| DE (1) | DE69420639T2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101622686B1 (ko) | 2015-06-10 | 2016-05-19 | 박종보 | 일회용 용기 밀폐장치 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4126216A (en) * | 1976-08-02 | 1978-11-21 | Federal-Mogul Corporation | Clutch pressure plate noise reduction |
| US4492293A (en) * | 1982-01-06 | 1985-01-08 | Luk Lamellen Und Kupplungsbau Gmbh | Diaphragm spring for use in friction clutches or the like |
| DE3528660C2 (de) * | 1985-08-09 | 1995-01-19 | Fichtel & Sachs Ag | Anschluß eines Ausrücktellers an die Membranfeder einer Membranfederkupplung |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP17682493A patent/JP3198739B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-07-18 DE DE1994620639 patent/DE69420639T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1994-07-18 EP EP19940111155 patent/EP0635652B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0635652A1 (en) | 1995-01-25 |
| DE69420639T2 (de) | 2000-04-13 |
| JP3198739B2 (ja) | 2001-08-13 |
| EP0635652B1 (en) | 1999-09-15 |
| DE69420639D1 (de) | 1999-10-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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