JPH073514U - 化粧品等の収納容器 - Google Patents

化粧品等の収納容器

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JPH073514U
JPH073514U JP8187592U JP8187592U JPH073514U JP H073514 U JPH073514 U JP H073514U JP 8187592 U JP8187592 U JP 8187592U JP 8187592 U JP8187592 U JP 8187592U JP H073514 U JPH073514 U JP H073514U
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cosmetics
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多門 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】蓋部材本体の外蓋体に内蓋体を挿入する際に、
外蓋体内部に残った空気を効率よく外部に排出して作業
の効率を良くする。 【構成】外蓋体13の奥上端部内径寸法を口元開孔部1
6の内径寸法よりも若干小径とした縮径部15を形成
し、さらにこの縮径部15には軸心方向の排気溝18を
形成している。また、外蓋体13Aの内面にほぼ全長に
及ぶ軸心方向の排気溝18Aを形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は化粧品等の収納容器に関するものであり、なかでも気密を必要とする 化粧品等の収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の気密を必要とする化粧品等の収納容器はハカマ部材と、上端部が開孔さ れこのハカマ部材に回動可能ではあるが抜出不能に係止された外筒部材と、この 外筒部材を回動させる事によって外筒部材内に収納された化粧品を外筒部材の上 端開孔部より出没させることのできる出没機構と、この外筒部材の上端開孔部を 密閉状態で覆うことのできる蓋部材とから構成され、さらに蓋部材本体は外蓋体 と、この外蓋体の奥部に挿入固定され内面が前記外筒部材の上端外周と気密状態 で嵌合するとともに口元外周は前記外筒体の内径寸法とほぼ同寸法の薄肉状の環 状舌片が形成された軟質材の内蓋体とから構成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように構成された化粧品等の収納容器においては、容器の組み立て工程に おいて外蓋体の内部に内蓋体を挿入する際に、外蓋体内部に残った空気を外部に 排出することが難しく、外蓋体内部の圧力が高くなってしまうので内蓋体を挿入 固定しづらく、作業の効率が悪いという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、外蓋体の奥上端部内径寸法を口元開 孔部の内径寸法よりも若干小径とした縮径部を形成しさらにこの縮径部には軸心 方向の排気溝を形成するという手段を用いている。また、外蓋体の内面にほぼ全 長に及ぶ軸心方向の排気溝を形成するという手段を用いている。
【0005】
【作用】 以上のように構成された化粧品等の収納容器においては、容器の組み立て工程 において外蓋体の内部に内蓋体を挿入する際に、外蓋体内部に残った空気を外蓋 体に形成された排気溝を通って外部へ導くことができる。
【0006】
【実施例】
図1ないし図5、図6ないし図9に示す実施例により本考案を詳細に説明する 。
【0007】 図1ないし図5に示す実施例において1はハカマ部材で、このハカマ部材上部 には蓋部材本体2を着脱自在に嵌合する蓋部材本体嵌合部3が形成されている。
【0008】 4は外筒部材で、この外筒部材本体は上端が開孔された上端開孔部5が形成さ れ、さらにこの外筒部材4は前記ハカマ部材1に回動可能ではあるが抜出不能に 係止されている。
【0009】 6は棒状の化粧品7を保持し前記外筒部材4内を上下移動する皿部材である。
【0010】 8は前記ハカマ部材1と外筒部材4を回動させることによって前記皿部材6を 上下移動させ、化粧品7を外筒部材4の上端開孔部5より出没させることのでき る出没機構である。
【0011】 本説明において出没機構8は、ハカマ部材1に立設されたネジ棒9と、皿部材 6に垂下されたメネジ10を噛み合わせ、さらに皿部材6の下部に設けられた係 合ピン11と、外部材4に形成された軸心方向の切欠溝12とを係合させること によって形成している。
【0012】 2は蓋部材で、この蓋部材本体2は外蓋体13と、その内部に挿入され接着あ るいは両面粘着テープ等によって外蓋体13と固定された内蓋体14とから構成 されている。
【0013】 この外蓋体13は奥の端部に縮径部15が形成され、この縮係部15の内径寸 法は外蓋体13の口元開孔部16の内径寸法より若干小径になるように形成され ている。
【0014】 前記内蓋体14は内面が前記外筒部材4の上部外周と気密状態で嵌合し、化粧 品7の気密を保つように構成されている。
【0015】 さらにこの内蓋体14は軟質のゴムあるいはプラスチック材で形成され口元外 周には薄肉状の環状舌片17が形成されている。
【0016】 さらにこの環状舌片17はその外径寸法が、前記外蓋体13に形成された縮径 部15の内面寸法とほぼ同寸法となり、さらに外蓋体13の口元開孔部16の内 径寸法よりは小さくなるように形成されている。
【0017】 18は前記外蓋体13の縮径部15に設けられた排気溝で、この排気溝18は ほぼ縮径部15の全長に渡って、軸心方向に形成されている。
【0018】 このように構成された化粧品等の収納容器20においては、蓋部本体2の組立 を行う際に図4及び図5に示すように排気溝18の作用によって、外蓋体内部に 残った空気を外部に排出することできが効率よく組立を行うことができる。
【0019】
【異なる実施例】
次に図6ないし図9に示す考案の異なる実施例につき説明する。 なお、この実施例の説明にあたって、前記実施例と同一構成部分には同一符号を 付して重複する説明を省略する。
【0020】 図6ないし図9に示す実施例において、前記考案の実施例と主に異なる点は外 蓋体13Aと内蓋体14Aで、この外蓋体13Aはその内面にほぼ全長に渡る軸 心方向の排気溝18Aが形成されている。
【0021】 さらに内蓋体14Aに形成された薄肉状の環状舌片17Aはその外径寸法が外 蓋体14Aの内径寸法とほぼ同寸法となるように構成されている。 このように構成された化粧品等の収納容器20Aとしてもよい。
【0022】 なお、以上の説明で出没機構8はネジ棒9、メネジ10、係合ピン11、切欠 溝12を使用するものについて説明したが、本考案はこれに限らず外筒部材4を 回動させることによって出没をおこなうことのできるものなら何でもよい。
【0023】 さらに説明では排気溝18、18Aの数を4本のものについて説明したが、こ れに限らず何本であってもよい。
【0024】
【考案の効果】
以上で説明したように本考案の化粧品等の収納容器は、蓋部材本体を組立てる 際に、外蓋体に内蓋体を挿入する際に外蓋体内部に残った空気を効率よく外部へ 排出することができるので、外蓋体内部の圧力が高くなってしまうということが ない。
【0025】 それによって内蓋体を挿入固定しづらいと言うことがなく、作業の効率を良く することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】考案の断面図である。
【図2】蓋本体の断面図である。
【図3】蓋本体を下から見た図である。
【図4】内蓋体を挿入する際の空気の流れを示す断面図
である。
【図5】内蓋体を挿入する際の空気の流れを示す断面図
である。
【図6】異なる実施例を示す断面図である。
【図7】異なる実施例の蓋本体の断面図である。
【図8】異なる実施例の蓋本体を下から見た図である。
【図9】異なる実施例の内蓋体を挿入する際の空気の流
れを示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハカマ部材 2 蓋部材本体 3 蓋部材本体嵌合部 4 外筒部材 5 上端開孔部 6 皿部材 7 化粧品 8 出没機構 9 ネジ棒 10 メネジ 11 係合ピン 12 切欠溝 13、13A 外蓋体 14、14A 内蓋体 15 縮径部 16 口元開孔部 17、17A 環状舌片 18、18A 排気溝 20、20A 化粧品等の収納容器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハカマ部材1と、上端部が開孔されこのハ
    カマ部材に回動可能ではあるが抜出不能に係止された外
    筒部材4と、この外筒部材4を回動させる事によって外
    筒部材4内に収納された化粧品7を外筒部材4の上端開
    孔部5より出没させることのできる出没機構8と、この
    外筒部材4の上端開孔部5を密閉状態で覆うことのでき
    る蓋部材本体2とから構成される化粧品等の収納容器2
    0において、前記蓋部材本体2を、奥上端部内径寸法を
    口元開孔部16の内径寸法よりも若干小径とした縮径部
    15を形成しさらにこの縮径部15には軸心方向の排気
    溝18を形成した構造の外蓋体13と、この外蓋体13
    の縮径部15に挿入固定され内面が前記外筒部材4の上
    部外周と気密状態で嵌合するとともに口元外周は前記外
    蓋体13の縮径部15の内径寸法とほぼ同寸法の薄肉状
    の環状舌片17が形成された軟質材の内蓋体14とから
    構成したことを特徴とする気密化粧品等の収納容器。
  2. 【請求項2】ハカマ部材1と、上端部が開孔されこのハ
    カマ部材に回動可能ではあるが抜出不能に係止された外
    筒部材4と、この外筒部材4を回動させる事によって外
    筒部材4内に収納された化粧品7を外筒部材4の上端開
    孔部5より出没させることのできる出没機構8と、この
    外筒部材4の上端開孔部5を密閉状態で覆うことのでき
    る蓋部材本体2とから構成される化粧品等の収納容器2
    0において、前記蓋部材本体を内面にほぼ全長に及ぶ軸
    心方向の排気溝18Aを形成した構造の外蓋体13A
    と、この外蓋体13Aの奥部に挿入固定され内面が前記
    外筒部材4の上端外周と気密状態で嵌合するとともに口
    元外周は前記外筒体13Aの内径寸法とほぼ同寸法の薄
    肉状の環状舌片17Aが形成された軟質材の内蓋体14
    Aとから構成したことを特徴とする気密化粧品等の収納
    容器。
JP1992081875U 1992-10-14 1992-10-14 化粧品等の収納容器 Expired - Lifetime JP2578633Y2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214939A (ja) * 1995-02-10 1996-08-27 Takeuchi Kogyo Kk 口紅等の収納容器
JP2001520062A (ja) * 1997-10-21 2001-10-30 カラー アクセス,インコーポレイティド ベローズを備えた気密化粧ケース
JP6807130B1 (ja) * 2019-11-13 2021-01-06 株式会社エイエムジー 化粧品容器
JP2021078800A (ja) * 2019-11-20 2021-05-27 株式会社カツシカ 気密性棒状化粧料繰り出し容器

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