JPH073489B2 - 光ファイバ心線対照装置 - Google Patents

光ファイバ心線対照装置

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JPH073489B2
JPH073489B2 JP63334058A JP33405888A JPH073489B2 JP H073489 B2 JPH073489 B2 JP H073489B2 JP 63334058 A JP63334058 A JP 63334058A JP 33405888 A JP33405888 A JP 33405888A JP H073489 B2 JPH073489 B2 JP H073489B2
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JP
Japan
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optical fiber
signal
optical
fiber core
core wire
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JP63334058A
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比呂志 陳之内
通 伊原
正夫 田中
義春 宇波
敏行 早川
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、光ファイバ線路の布設やその保守の作業時
に使用される光ファイバ心線対照装置に関する。
【従来の技術】
光ファイバケーブルは通常多数の光ファイバ心線を包含
し、しかも1本で数kmにも及ぶほど長いものであるか
ら、それらを接続したりするとき、光ファイバケーブル
の両端において多数の光ファイバ心線の1本ずつを対照
させる作業が必要である。 このための光ファイバ心線対照装置として、従来では、
第3図に示すようなものが使用されていた。光源31とし
ては低周波信号で変調された光信号を発生するものを使
用し、この変調光信号を光ファイバ心線32の一端に入射
する。この光ファイバ心線32の他端側には、曲げ付加装
置33が配置され、これによって光ファイバ心線32が所定
の曲率半径に曲げられ、漏洩光が生じるようにされる。
すなわち、光ファイバ心線32に伝搬している光信号が漏
洩させられる。この漏洩光は光電変換素子34に受光され
るようになっており、電気信号に変換させられる。この
電気信号は狭帯域の交流増幅回路35で増幅される。この
交流増幅回路35の周波数特性は上記の変調周波数成分の
みを増幅するように狭い巾のバンドパスフィルタ特性と
なっており、これにより、上記の変調周波数成分のみが
取り出され、これが交流・直流変換回路36で直流信号に
変換される。この直流信号によって光ファイバ心線の対
照が確認されるわけである。 ここで、変調光を使用するのは、受信される光信号のパ
ワーがきわめて小さいため、無変調光ではS/N比が十分
にとれず、ダイナミックレンジの低下、信頼性の低下を
招くという理由による。変調周波数としては、光測定器
において光源の変調周波数として広く使用されている27
0Hzが用いられるのが普通である。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の光ファイバ心線対照装置では、上
記のように、変調光の変調周波数は光測定器に広く用い
られている周波数であるから、心線対照作業時に、同時
に、別個の光測定器により他の光ファイバ心線について
測定を行なわなければならないような場合には、受信し
た光信号が、心線対照装置の光送信器からの信号である
か、他の光測定器からの信号であるかの判別がつかず、
誤った心線対照を行なう可能性が高いという問題があ
る。 また、受信側においては、単に270Hzの周波数成分のみ
を捉えるようにしているため、その周波数成分を有する
雑音を心線対照用信号と誤認してしまうこともあり得、
信頼性に欠けるという点も問題である。 これらの誤動作は、心線の対照ができていないにもかか
わらず、対照ができたと判断されるという方向に働くた
め、問題は非常に深刻である。 この発明は、光ファイバ心線対照の信頼性を向上させ、
確実で間違いのない心線対照を保証できる、光ファイバ
心線対照装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明による光ファイバ心
線対照装置においては、光ファイバ心線に光信号を入射
する光送信器と、光ファイバ心線に伝搬している光信号
を受信する光受信器とが備えられており、上記の光送信
器は、所定の時間間隔で断続する、所定周波数で変調さ
れた光信号を光ファイバ心線に入射することを特徴と
し、上記の光受信器は、光ファイバ心線に伝搬している
光信号を受光して電気信号を得る受光手段と、該受光手
段からの電気信号の上記の変調周波数成分を取り出す手
段からなることを特徴とする。
【作用】
光送信器から光ファイバ心線に入射する光信号は、所定
の周波数で変調された光信号であるとともに、この光信
号が所定の時間間隔で断続するものとされている。 他方、光信号受信側では、光ファイバ心線に伝搬してい
る光信号を受光して電気信号を得、この電気信号のうち
上記の変調周波数成分を取り出すようにしている。 したがって、上記の光送信器からの光信号が受信されて
いるのであれば、取り出された変調周波数成分は所定の
時間間隔で断続しているはずであるから、上記の光送信
器からの光信号であるか、あるいは他からの光信号であ
るかは、その断続状態を作業者が観察したり、あるいは
回路的に自動判別したりして、容易に、且つ確実に判別
できる。そのため、光ファイバ心線の対照を間違いなく
確実に行なうことができる。
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図において、発振回路11はたとえば270H
zの低周波信号を発生し、この低周波信号が交流増幅回
路12で増幅された後、スイッチング回路13でスイッチン
グされる。このスイッチング回路13は制御回路14により
制御されており、たとえば5秒間隔でオン、オフを繰り
返している。このようにしてスイッチングされた低周波
信号で発光素子15が駆動される。この発光素子15からの
光は光ファイバ心線16の一端に入射される。 光ファイバ心線16の他端側には曲げ付加装置17が配置さ
れており、光ファイバ心線16の一部が一時的に所定の曲
率半径に曲げられる。このようにして曲げられることに
より、光ファイバ心線16中に伝搬している光が外部に漏
洩することになる。この漏洩光は光電変換素子18に受光
されるようになっており、この光電変換素子18より電気
信号が得られる。この電気信号は上記の270Hzがピーク
となるようなバンドパスフィルタ特性を有する狭帯域交
流増幅回路19に送られ、その出力が交流・直流変換回路
20を経て判別回路21に送られる。 この実施例では、発光素子15から光ファイバ心線16の一
端に入射され、この心線16によって伝搬される光信号
は、第2図Aのように270Hzの変調光が5秒間隔で発
光、消光を繰り返しているものとなっている。そのた
め、曲げ付加装置17を装着した光ファイバ心線16が、発
光素子15により光信号の入射が行なわれている心線であ
るとすれば、光電変換素子18の出力信号も第2図Aのよ
うな波形となっており、この信号を狭帯域交流増幅回路
19及び交流・直流変換回路20を通して得た信号は第2図
Bのように5秒間隔で高電圧と低電圧とを繰り返すもの
となる。したがって、たとえば、このような波形に応じ
て表示用発光ダイオードを発光、消光させてこれを作業
者が観測することにより発光素子15からの心線対照用の
信号であることが判断できる。ここでは判別回路21によ
り高電圧となっている時間と低電圧になっている時間と
を計測し、それらが5秒間隔で繰り返されていることに
より、心線対照用の信号の受信がなされていることを自
動判別するようにしている。 したがって、他の光測定器からの270Hzの変調光を受信
したような場合と確実に区別できることになる。つま
り、同じ周波数の変調光を受信したとしても、心線対照
用の信号以外には、その変調光が5秒間隔で発光と消光
とを繰り返している可能性はきわめて低いからである。 また、このような変調光を断続させており、変調周波数
成分の抽出に加えて断続をも捉えているので、ノイズな
どに対する信頼性も高いものとなっている。すなわち、
ノイズに270Hzの成分が含まれていたとしても、断続の
パターンが心線対照用信号と同じになることはまずあり
えないと考えられるからである。発光素子15からの心線
対照用信号を受信しているときに、270Hzの成分を有す
るノイズが混入した場合は、発光時間と消光時間とが5
秒間隔で繰り返されるというパターンでないパターンと
なるため、心線の対照ができていないと判断されること
になる。そのため、ノイズによる誤動作が安全側に働
き、この意味でも信頼性が高い。 なお、上記の実施例は説明の便宜のためのものであり、
周波数や発光時間、消光時間等の数値は一例に過ぎず、
他のものとすることができることは勿論である。
【発明の効果】
この発明の光ファイバ心線対照装置によれば、変調光を
所定間隔で断続させているので、その変調周波数成分の
検出に加えて、その断続時間間隔を捉えることにより心
線対照用の信号と判別するので、信頼性が格段に向上
し、他の光測定器からの信号を誤認してしまうおそれは
解消される。また、光送信側では単に変調光を断続させ
るための構成を付加すればよいだけであるし、光受信側
でも取り出した変調周波数成分の信号の断続時間を測定
するだけであるから、構成が簡単であり、安価に実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図は同
実施例の動作を説明するためのタイムチャート、第3図
は従来例のブロック図である。 11……発振回路、12……交流増幅回路、13……スイッチ
ング回路、14……制御回路、15……発光素子、16、32…
…光ファイバ心線、17、33……曲げ付加装置、18、34…
…光電変換素子、19、35……狭帯域交流増幅回路、20、
36……交流・直流変換回路、21……判別回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 正夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)発明者 宇波 義春 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)発明者 早川 敏行 東京都江東区木場1丁目5番1号 藤倉電 線株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバ心線に所定の時間間隔で断続す
    る、所定周波数で変調された光信号を入射する光送信器
    と、光ファイバ心線に伝搬している光信号を受光して電
    気信号を得る受光手段と、該受光手段からの電気信号の
    上記の変調周波数成分を取り出す手段とからなる光受信
    器とを備える光ファイバ心線対照装置。
JP63334058A 1988-12-28 1988-12-28 光ファイバ心線対照装置 Expired - Lifetime JPH073489B2 (ja)

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JP63334058A JPH073489B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 光ファイバ心線対照装置

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JP63334058A JPH073489B2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 光ファイバ心線対照装置

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JPH02178605A JPH02178605A (ja) 1990-07-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63212907A (ja) * 1987-03-02 1988-09-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバ心線対照方法および装置

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