JPH0734711B2 - 切身表皮剥離装置 - Google Patents

切身表皮剥離装置

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JPH0734711B2
JPH0734711B2 JP4321400A JP32140092A JPH0734711B2 JP H0734711 B2 JPH0734711 B2 JP H0734711B2 JP 4321400 A JP4321400 A JP 4321400A JP 32140092 A JP32140092 A JP 32140092A JP H0734711 B2 JPH0734711 B2 JP H0734711B2
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roller
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shoe
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ホルスト・ヘルベルト・ブレーガー
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Nordischer Maschinenbau Rud Baader GmbH and Co KG
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    • A22C25/00Processing fish ; Curing of fish; Stunning of fish by electric current; Investigating fish by optical means
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    • Y10T83/929Tool or tool with support
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転駆動する表皮巻込み
ローラと、表皮巻込みローラの外周面に対する押え面を
有しローラとの間にギャップを設けた押えシューと、表
皮巻込みローラの外周面にある距離で対向する切れ刃を
有して往復する剥離ナイフからなる切身表皮剥離装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】そのような表皮剥離装置は例えばドイツ
特許3700324 号で知られている。この周知の装置では、
表皮剥離ナイフは押えシューのスロットで案内される。
そのナイフの切り刃の位置は、押えシューの鋭くない刃
とされた先端に対してフェザーキーの形の案内部材で決
められている。案内部材は剥離ナイフの対応するリセス
と係合して切り刃が前記押えシューの先端のわずかに上
流ないし先にあるようにする。なお本明細書において上
流とは魚が供給される側である。カレイなどの偏平な魚
の切身の表皮を剥離するため特に設計されたこの装置
は、この種の魚特有で細かい腱に起因する皮と筋肉の密
接で強力な結合を問題なく切断できることから、優れた
結果をもたらし、非常に信頼性があることが分かってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの設計を適用
すると、この装置で得られる切身の肉の歩留まりに関し
て所定の欠点が生じる。そのような欠点は、表皮を剥離
した切身に特有の性質であるいわゆる「シルバーミラー
(silver mirror) 」が切身の表面でなくなっている点
で視覚的に既に明かとなる。これが生じる原因は、この
表皮剥離手法は皮を含む均一な厚さの層に切っているこ
とにある(その厚さはセッティングないし調節により事
前に決めることができる)。そのような手法では、他の
部分よりも皮が薄い部分では、肉の層したがってシルバ
ーミラーの切り離しを避けることができない。
【0004】偏平な魚の切身の場合、限定された鋭さを
持つ固定的に配設したナイフを用いるとシルバーミラー
を残すことができることが知られているが、それでは一
定した信頼性のある操作を行うことはできない。最後
に、尾部が背骨の線に沿って分かれ、剥離した切身は品
質的に劣ると考えられる扇形になるという更なる欠点が
ある。従って本発明の主要な目的は従来装置の欠点を取
り除くことであり、シルバーミラーを維持しながら偏平
な魚の切身の表皮を剥離することができる装置を提案す
る。更に本発明の別の重要な目的は、尾部の分割を避け
ることができる装置を提案することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】回転駆動する表皮巻込み
ローラと、表皮巻込みローラの外周面に対する押え面を
有しローラとの間にギャップを設けた押えシューと、表
皮巻込みローラの外周面にある距離で対向する切れ刃を
有して往復する剥離ナイフとからなる装置で、押え面の
入口端を切り刃として配設し、それと剥離ナイフの切り
刃を、1つの終端位置では剥離ナイフの切り刃が押え面
の切り刃の上流に配置され、別の終端位置では2つの切
り刃の相対的な位置が逆になるように互いに関して移動
するように取り付けることで上記の目的を達成する。本
発明にしたがって設計した装置の実施例によると、それ
らの位置は、押えシューを表皮剥離ローラの回転軸の回
りを調節可能な旋回角に旋回できるように取り付けるこ
とができる。その剥離ナイフを押え要素内に形成した案
内スロットで案内する刃として設計でき、その刃には案
内手段により係合する軸方向のリセスを設けることが望
ましい。そのような構成で、案内手段は保持ブラケット
に取り付けることが出来、その各々は剥離ナイフの面内
の前記押えシューに固定的に関連した摺動ガイド内で摺
動し、固定的に配設されたカム経路と係合するように案
内する。
【0006】
【作用】取り除く皮が押えシューと前記巻込みローラの
外周面との間のギャップに入り込むと、前記要素の締め
付け適合巻込みにより都合よく押えシューの旋回が生じ
る。そのような装置による得られる積極的な効果は、剥
離するカレイなどの偏平な魚の切身を尾部を前にして供
給したときに示され、特に皮と筋肉の間の密接な結合の
ある尾部区域を「引き」カットにより分離し、その後、
移動しない固定されたナイフで残りの切身部分から剥離
するという点にある。1つの種類の剥離から他の種類の
剥離への変換は自動的に生じ、その発生時間は押えシュ
ーの巻込みに反作用を生じさせるバネの力を変えること
によりカットの開始に関し所定の限度内で変えることが
できる。
【0007】
【実施例】図に付いて本発明の実施例を説明する。図
1、2は魚の切身、特にカレイ類の切身の表皮剥離器で
ある。図示しないフレームにエンドレス供給コンベヤ1
の流出側偏向ローラ2と、表皮巻込みローラ3とが取り
付けられており、それらのローラは同一方向に回転する
ように適切な方法で駆動されている。表皮巻込みローラ
3にはその外周面4に周知の方法で軸方向の溝5が設け
られている。この表皮巻込みローラ3の外周面4はその
流出側あるいは外部区域で、押えシュー6ないし押え面
7を持つ類似の押え要素に対している。この対向構造で
は、押え面7と外周面4の間にギャップ8を設ける。押
え面7の曲率半径は実質的に表皮巻込みローラ3の外周
面4のものと対応する。実質的に表皮巻込みローラ3の
全長にわたって広がっている押えシュー6は、表皮巻込
みローラ3の回転軸9を中心として旋回するように取り
付けられており、旋回角はそれぞれ上部及び下部ストッ
プないし当て10、11で制限している。バネ力を適切な方
法で調節できるバネ12により、押えシュー6を上部スト
ップ10に当たる位置で保持する。
【0008】押えシュー6は側では、表皮巻込みローラ
3の外周面4に平行に延び、押え面7の上端部域とで切
り刃13を形成する裏面14により制限される。裏面14はカ
バー15を担持し、カバー15は凹所ないしオフセッティン
グを有し、裏面14とともに適切な形で往復するように駆
動され、スチールバンドから製造されたナイフ刃の形を
有する剥離ナイフ17を案内する案内スロット16を形成し
ている。このナイフ刃には上向きにナイフ・チャンファ
(傾斜面)18が形成された切り刃19が付いている。カバ
ー15には表皮巻込みローラ3に面するその表面部分にチ
ャンファないし刃かど20が設けられており、チャンファ
20は剥離ナイフ17が案内スロット16から少なくともその
ナイフ・チャンファ18が突出するように実際上連続して
いる。それに関連して、押えシュー6の切り刃13はその
前進した位置で、小さい範囲で剥離ナイフ17の切り刃19
の後ろに引き下がっているように配置されている。剥離
ナイフ17は、その両端部に形成させたリセス23と係合す
る案内要素22を備えた案内手段21によって説明した位置
に保持される。双方の案内要素22は、押えシュー6に取
り付けられた摺動ガイド25内で摺動するように取り付け
られた保持ブラケット24形成されている。摺動ガイド25
の構造は、保持ブラケット24が裏面14に実質的に平行に
延長した面内で摺動できるようになっている。後ろに延
びている保持ブラケット24の自由端には、各々がフレー
ムに固定的に取り付けられたカムないし曲線経路27で案
内されるカム・ローラ26が設けられている。
【0009】次に上記の装置の作動に付いて説明する。
剥離する切身28をその皮側を下向きにし、その尾部を前
にして供給ベルト1により表皮巻込みローラ3の外周面
4に供給し、更にそのローラで搬送する。この作動中、
尾部は表皮巻込みローラ3の軸方向溝5に入り込み、剥
離ナイフ17の切り刃19の下に到着し、表皮と肉との間を
切る。その後、分離した皮29は押え面7と表皮巻込みロ
ーラ3の外周面4の間のギャップ8に入り込みむ。それ
は自然に各々の切り離した皮29の確実で正確な搬送係合
をもたらす。この作動で、押えシュー6は、バネ12の力
をこえる巻き込む巻込みトルクないし力を受ける。それ
により押えシュー6は表皮巻込みローラ3の回転方向に
旋回するように押される。それによりストップ11に当た
るまで表皮巻込みローラ3の軸9の回りの旋回が生じ
る。すなわち図2で一点鎖線で示した位置に到着する。
この位置から分かるように、押えシュー6のそのような
変位により、剥離ナイフ17を定位置に保持する案内手段
21も移動する。すなわち保持ブラケット24に取り付けら
れたカム・ローラ26が曲線経路27にしたがって移動する
ようになる。その結果、剥離ナイフ17を案内する案内要
素22が移動し、剥離ナイフ17はその切り刃19が切り刃13
の後ろになる位置まで移動する。したがって、その後は
切り刃19に代わって切り刃13が皮の剥離を行う(図3を
参照)。剥離過程が終り、あるいは皮29が押え面7と表
皮巻込みローラ3の外周面4のギャップ8を出ると、バ
ネ12により押えシュー6はその最初に位置に戻る。
【0010】往復する剥離ナイフ17の後退時間ないし固
定切り刃13による剥離過程への変更は、バネ12の力を変
えることにより一定限度内に限定することができる。ギ
ャップが拡大するするように、表皮巻込みローラ3に対
して半径方向のバネ力に抗して離すことができるよう
に、押えシュー6を図示しない従来の方法でベアリング
に取り付けることで、分離する皮29の厚さの高度の独立
性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 単純化し重要部分に集中した軸測投像表現に
よる本発明の装置の部分図である。
【図2】 ナイフ構造が休止位置にある図1の断面図の
拡大、部分切欠き図である。
【図3】 往復剥離ナイフがその引き込み位置にある図
2から取った断面図である。
【符号の説明】
3 表皮巻込みローラ 4 外周面 6 押えシュー 7 押え面 13 第2の切り刃 17 剥離ナイフ 19 第1の切り刃

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動する表皮巻込みローラ3と、前
    記表皮巻込みローラ3の外周面4に対する押え面7を有
    し前記ローラとの間にギャップ8を設けた押え要素6
    と、往復するように駆動し前記表皮巻込みローラ3の外
    周面4にある距離で対向する第1の切り刃19を有する剥
    離ナイフ17とからなり、前記押え面7の入口端は第2の
    切り刃13として設計し、この第2の切り刃ならびに前記
    剥離ナイフ17の前記第1の切り刃19は、1つの終端位置
    で前記第1の切り刃19が前記第2の切り刃13の上流に配
    置され、別の終端位置では前記第2の切り刃13が前記第
    1の切り刃19の上流に配置されるよう互いに関して移動
    されるように取り付けられることを特徴とする切身表皮
    剥離装置。
JP4321400A 1991-11-06 1992-11-06 切身表皮剥離装置 Expired - Lifetime JPH0734711B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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DE4136459A DE4136459C1 (ja) 1991-11-06 1991-11-06
DE4136459.7 1991-11-06

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JPH05192073A JPH05192073A (ja) 1993-08-03
JPH0734711B2 true JPH0734711B2 (ja) 1995-04-19

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US (1) US5288264A (ja)
EP (1) EP0540917B1 (ja)
JP (1) JPH0734711B2 (ja)
CA (1) CA2082117C (ja)
DE (2) DE4136459C1 (ja)
DK (1) DK0540917T3 (ja)
ES (1) ES2069358T3 (ja)
IS (1) IS1619B (ja)
NO (1) NO175761C (ja)
RU (1) RU2043045C1 (ja)

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