JPH0734616Y2 - 自動車シートに使用されるシート・クッション・フレーム - Google Patents
自動車シートに使用されるシート・クッション・フレームInfo
- Publication number
- JPH0734616Y2 JPH0734616Y2 JP12542689U JP12542689U JPH0734616Y2 JP H0734616 Y2 JPH0734616 Y2 JP H0734616Y2 JP 12542689 U JP12542689 U JP 12542689U JP 12542689 U JP12542689 U JP 12542689U JP H0734616 Y2 JPH0734616 Y2 JP H0734616Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- frame member
- seat cushion
- stopper
- cushion frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、自動車シートに使用されるシート・クッシ
ョン・フレームに関する。
ョン・フレームに関する。
背景技術および目的・課題 高級自動車シートでは、フレームにばね体構造が採用さ
れ、パッドを厚くして掛け心地を良くする反面、シート
・クッションやシート・バックが重くなるので、激しい
振動下では、シート・クッション・フレームの弾性変形
が大きくなり、また、そのシート・バックがそのシート
・クッション・フレームのストッパに支えられなくなる
虞れがあった。
れ、パッドを厚くして掛け心地を良くする反面、シート
・クッションやシート・バックが重くなるので、激しい
振動下では、シート・クッション・フレームの弾性変形
が大きくなり、また、そのシート・バックがそのシート
・クッション・フレームのストッパに支えられなくなる
虞れがあった。
そこで、この考案の目的・課題は、激しい振動や衝撃下
における弾性変形を小さくし、シート・バックを確実に
支持可能にし、そして、そのシート・バックの外れを防
止して安全性を確保するところの自動車シートに使用さ
れるシート・クッション・フレームの提供にある。
における弾性変形を小さくし、シート・バックを確実に
支持可能にし、そして、そのシート・バックの外れを防
止して安全性を確保するところの自動車シートに使用さ
れるシート・クッション・フレームの提供にある。
具体例の説明 以下、図面に示された具体例に基づいて、この考案の自
動車シートに使用されるシート・クッション・フレーム
を説明するに、第1および2図は、乗用車のリア・シー
ト30に適用されたこの考案の自動車シートに使用される
シート・クッション・フレームの具体例10を部分的に示
し、このシート・クッション・フレーム10では、補強ワ
イヤ19が、前方および後方横フレーム・メンバ11、12よ
りも下方に大部分を折り曲げ、ストッパ18に関連した位
置においてその前方横フレーム・メンバ11に前端を、そ
のストッパ18に近接した位置において、その後方横フレ
ーム・メンバ12に後端をそれぞれ溶接し、そして、その
後端から伸張され、折り曲げられてそのストッパ18に位
置されたシート・バック支え20をその後方横フレーム・
メンバ12に溶接された。
動車シートに使用されるシート・クッション・フレーム
を説明するに、第1および2図は、乗用車のリア・シー
ト30に適用されたこの考案の自動車シートに使用される
シート・クッション・フレームの具体例10を部分的に示
し、このシート・クッション・フレーム10では、補強ワ
イヤ19が、前方および後方横フレーム・メンバ11、12よ
りも下方に大部分を折り曲げ、ストッパ18に関連した位
置においてその前方横フレーム・メンバ11に前端を、そ
のストッパ18に近接した位置において、その後方横フレ
ーム・メンバ12に後端をそれぞれ溶接し、そして、その
後端から伸張され、折り曲げられてそのストッパ18に位
置されたシート・バック支え20をその後方横フレーム・
メンバ12に溶接された。
特に、そのシート・バック支え20は、シート・バック
(図示せず)を受けるので、高さが、そのストッパ18の
それよりも低くされてある。
(図示せず)を受けるので、高さが、そのストッパ18の
それよりも低くされてある。
このシート・クッション・フレーム10で、通常に具体化
されてあって、その補強ワイヤ19に密接に関連するその
ストッパ18は、その後方横フレーム・メンバ12の左右の
両側にそれぞれ溶接され、そのシート・バックを止めさ
せる。
されてあって、その補強ワイヤ19に密接に関連するその
ストッパ18は、その後方横フレーム・メンバ12の左右の
両側にそれぞれ溶接され、そのシート・バックを止めさ
せる。
また、このシート・クッション・フレーム10において、
13は縦フレーム・メンバ、14、15は縦フレーム・ワイ
ヤ、そして、16、17はフロア・ストッパである。
13は縦フレーム・メンバ、14、15は縦フレーム・ワイ
ヤ、そして、16、17はフロア・ストッパである。
したがって、そのシート・クッション・フレーム10は、
その前方および後方横フレーム・メンバ11、12の両端間
のそれぞれにその縦フレーム・メンバ13、13を溶接し、
所定の位置において、その前方および後方横フレーム・
メンバ11、12間にその縦フレーム・ワイヤ13、13および
補強ワイヤ19を溶接し、全体的にフラット型に製作さ
れ、そして、そのフロア・ストッパ16、17がその前方横
フレーム・メンバ11の左右の両側に、そのストッパ18お
よびシート・バック支え20がその後方横フレーム・メン
バ12左右の両側にそれぞれ溶接されて組み立てられた。
その前方および後方横フレーム・メンバ11、12の両端間
のそれぞれにその縦フレーム・メンバ13、13を溶接し、
所定の位置において、その前方および後方横フレーム・
メンバ11、12間にその縦フレーム・ワイヤ13、13および
補強ワイヤ19を溶接し、全体的にフラット型に製作さ
れ、そして、そのフロア・ストッパ16、17がその前方横
フレーム・メンバ11の左右の両側に、そのストッパ18お
よびシート・バック支え20がその後方横フレーム・メン
バ12左右の両側にそれぞれ溶接されて組み立てられた。
そして、そのシート・クッション・フレーム10には、メ
イン・クッション31が載せられ、そして、そのストッパ
18にシート・バック・フレーム(図示せず)を止めてそ
のシート・バックがそのシート・バック支え20に載せら
れた。
イン・クッション31が載せられ、そして、そのストッパ
18にシート・バック・フレーム(図示せず)を止めてそ
のシート・バックがそのシート・バック支え20に載せら
れた。
そのように構成されたそのシート・クッション・フレー
ム10は、激しい振動や衝撃に対して上方に反る撓みが非
常に小さくなり、そのシート・バックがそのストッパ18
から外れ落ちなくなった。
ム10は、激しい振動や衝撃に対して上方に反る撓みが非
常に小さくなり、そのシート・バックがそのストッパ18
から外れ落ちなくなった。
考案の利便・利益 この考案によれば、補強ワイヤが、前方および後方横フ
レーム・メンバよりも下方に部分的に折り曲げられ、ス
トッパに関連してその前方横フレーム・メンバに前端
を、そのストッパに近い位置でその後方横フレーム・メ
ンバに後端をそれぞれ固定的に接合し、そして、その後
端から伸張され、折り曲げられてそのストッパに位置さ
れるシート・バックを支えを有するので、シート・クッ
ション・フレームの剛性が向上され、激しい振動や衝撃
に対して上方に反るシート・クッション・フレームの撓
みが小さくなり、すなわち、シート・クッション・フレ
ームの弾性変形が小さくなり、シート・バックがそのス
トッパから外れずにそのストッパに確実に支持され、安
全性が確保され、実用的になる。
レーム・メンバよりも下方に部分的に折り曲げられ、ス
トッパに関連してその前方横フレーム・メンバに前端
を、そのストッパに近い位置でその後方横フレーム・メ
ンバに後端をそれぞれ固定的に接合し、そして、その後
端から伸張され、折り曲げられてそのストッパに位置さ
れるシート・バックを支えを有するので、シート・クッ
ション・フレームの剛性が向上され、激しい振動や衝撃
に対して上方に反るシート・クッション・フレームの撓
みが小さくなり、すなわち、シート・クッション・フレ
ームの弾性変形が小さくなり、シート・バックがそのス
トッパから外れずにそのストッパに確実に支持され、安
全性が確保され、実用的になる。
考案と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこの考案の
具体例からして、この考案の属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることであり、さらには、この考案の
内容が、その考案の課題を遂行ならしめる考案の成立に
必須であり、その考案の性質であるその考案の技術的本
質に由来し、そして、それを内在させると客観的に認め
られる態様に容易に置き換えられる。
具体例からして、この考案の属する技術の分野における
通常の知識を有する者にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることであり、さらには、この考案の
内容が、その考案の課題を遂行ならしめる考案の成立に
必須であり、その考案の性質であるその考案の技術的本
質に由来し、そして、それを内在させると客観的に認め
られる態様に容易に置き換えられる。
第1図はこの考案の自動車シートに使用されるシート・
クッション・フレームを用いた乗用車のリア・シートの
部分側面図、および、第2図は、第1図に示すシート・
クッション・フレームの部分斜視図である。 19…補強ワイヤ、20…シート・バック支え。
クッション・フレームを用いた乗用車のリア・シートの
部分側面図、および、第2図は、第1図に示すシート・
クッション・フレームの部分斜視図である。 19…補強ワイヤ、20…シート・バック支え。
Claims (1)
- 【請求項1】前方横フレーム・メンバ、シート・バック
を止めるストッパを有する後方横フレーム・メンバ、お
よび、それら横フレーム・メンバの両端間にそれぞれ接
合される縦フレーム・メンバから枠組みされてシート・
クッションを支えるものにおいて、 補強ワイヤが、その前方および後方横フレーム・メンバ
よりも下方に部分的に折り曲げられ、そのストッパに関
連してその前方横フレーム・メンバに前端を、そのスト
ッパに近い位置でその後方横フレーム・メンバに後端を
それぞれ固定的に接合し、そして、その後端から伸張さ
れ、折り曲げられてそのストッパに位置されるシート・
バック支えを有する ところに特徴がある自動車シートに使用されるシート・
クッション・フレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12542689U JPH0734616Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 自動車シートに使用されるシート・クッション・フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12542689U JPH0734616Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 自動車シートに使用されるシート・クッション・フレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0364540U JPH0364540U (ja) | 1991-06-24 |
JPH0734616Y2 true JPH0734616Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31673296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12542689U Expired - Lifetime JPH0734616Y2 (ja) | 1989-10-26 | 1989-10-26 | 自動車シートに使用されるシート・クッション・フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734616Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-26 JP JP12542689U patent/JPH0734616Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0364540U (ja) | 1991-06-24 |
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