JPH0734582U - 電子機器用接栓 - Google Patents

電子機器用接栓

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JPH0734582U
JPH0734582U JP5396993U JP5396993U JPH0734582U JP H0734582 U JPH0734582 U JP H0734582U JP 5396993 U JP5396993 U JP 5396993U JP 5396993 U JP5396993 U JP 5396993U JP H0734582 U JPH0734582 U JP H0734582U
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JP
Japan
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plug
insulator
connector
outer conductor
seat
Prior art date
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Pending
Application number
JP5396993U
Other languages
English (en)
Inventor
利夫 永倉
彰一 斉藤
Original Assignee
八木アンテナ株式会社
小峰無線電機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部導体内に中心コンタクト及び接栓絶縁体
を容易に収容、固定でき、且つケーブルと接栓接続プラ
グの取付け状態が悪くても所期の性能を得る。 【構成】 接栓座外部導体11内に形成した接栓座内容
物収容部の底部にストッパを設ける。接栓座内容物13
は、中心コンタクト16及びこの中心コンタクト16を
保持する接栓絶縁体15からなり、接栓絶縁体15の端
部に上記ストッパに嵌合する切欠き部を設ける。また、
接栓絶縁体15の先端部に外部導体11内より突出して
外部導体11の端面に係合する爪18を形成し、接栓座
内容物13を外部導体11に固定する。更に、接栓絶縁
体15の接栓接続プラグ取付側に凹面19を形成し、ケ
ーブル絶縁体8aが接栓接続プラグ7の内面より出っ張
っていても、接栓絶縁体15に当たらないようにし、接
栓絶縁体15及びケーブル絶縁体8aの損傷を防止す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信信号やテレビ信号などを伝送する電子機器に用いられる電子機 器用接栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通信信号やテレビ信号などを伝送する電子機器のケースに設けられる電 子機器用接栓としては、一般に図5に示すF型接栓座1が用いられている。この F型接栓座1は、アース及び接栓接続プラグの固定を目的とした金属からなる外 部導体2と、ケーブル等で伝送されてくる電気信号をプリント基板や他のケーブ ルに接続するための中心コンタクト3、及びこの中心コンタクト3が外部導体2 に接触してショートすることを防止するための主にプラスチックからなる接栓絶 縁体4の3つの要素からなっている。
【0003】 従来、上記のように構成された接栓座1の外部導体2に接栓絶縁体4を固定す る方法として、図5に示すように外部導体2をカシメ止め5により固定するか、 図6に示すように外部導体2と接栓絶縁体4との間にリング6を圧入することに より固定している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、カシメ止め5により接栓絶縁体4を固定する方法は、加工比の上昇を 招き、カシメ具合によっては接栓絶縁体4に無理な力が加わり、シーズンクラッ クの入る恐れや、接栓絶縁体4が変形してしまう恐れがある。また、リング6を 用いる方法は、部材費及び組込費の上昇を招くという問題がある。
【0005】 また、F型接栓座1とケーブルを接続するために図7に示すように接栓接続プ ラグ7を使用するが、ケーブル(主に同軸ケーブル)8に接栓接続プラグ7を取 り付ける際に、ケーブル8の加工状態が悪いと、ケーブル8の絶縁体8aが接栓 接続プラグ7の内面より出っ張ることがある。なお、図7において、8bはケー ブル8の編組線、8cは外被、8dは中心コンタクトである。
【0006】 上記のようにケーブル8の絶縁体8aが接栓接続プラグ7の内面より出っ張る と、この出っ張り部9が極端に大きければ、加工不良として工事者が修正するが 、出っ張り部9が僅かであれば工事者が気付かずに接栓座に接続してしまうこと がある。このような場合には、図8に示すように接栓座の内容物である接栓絶縁 体4にケーブル8の絶縁体8aが当たり、ケーブル中心導体と中心コンタクト8 dとの接触不良を招いたり、接栓絶縁体4やケーブル8の絶縁体8aが損傷する 恐れがある。
【0007】 本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、F型接栓座の中心コンタクト及び 接栓絶縁体を容易に収容、固定できると共に、ケーブルと接栓接続プラグの取付 け、加工状態が悪くても、所期の性能を得ることができる電子機器用接栓を提供 することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る電子機器用接栓は、F型接栓座外部導体と、この外部導体の内側 に形成された接栓座内容物収容部と、収容部の底部に設けられたストッパと、上 記接栓座内容物収容部に収容され、中心コンタクト及びこの中心コンタクトを保 持する接栓絶縁体からなる接栓座内容物と、上記接栓絶縁体の端部に形成され、 上記ストッパに嵌合する切欠き部と、上記接栓絶縁体の先端部に形成され、上記 外部導体内より突出して外部導体の端面に係合する爪とを具備したことを特徴と する。
【0009】 また、本考案は、電子機器のケースに設けられる電子機器用接栓において、中 心コンタクトを保持する接栓絶縁体の接栓接続プラグ取付側に凹面を形成したこ とを特徴とする。
【0010】
【作用】
接栓座内容物は、外部導体の収容部内に収容した際に、切欠き部がストッパに 嵌合し、押し込まれる方向の動きと回転方向の動きを規制すると共に、爪が外部 導体の端面に係止され、接栓座内容物が抜ける方向への動きを規制する。これに より中心コンタクト及び接栓絶縁体からなる接栓座内容物を容易に収容し、確実 に固定することができる。
【0011】 また、接栓絶縁体の接栓接続プラグ取付側に凹面を形成したことにより、ケー ブルと接栓接続プラグの取付け、加工状態が悪く、ケーブル絶縁体が接栓接続プ ラグの内面より出っ張っていても、接栓絶縁体に当たることはなく、所期の性能 を得ることができる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。 図1は、本考案の一実施例に係るF型接栓座の構成を示すもので、(a)は接 栓座外部導体11と接栓座内容物13とを分解して示す図、(b)は外部導体1 1の背面図である。図2は、上記外部導体11内の接栓座内容物収容部12に接 栓座内容物13を収容した状態を示すもので、(a)は断面図、(b)は背面図 である。上記外部導体11は、電子機器ケース10に設けられるもので、円筒形 状をなし、その内側が接栓座内容物収容部12となっている。そして、この収容 部12の底部に例えば三日月状のストッパ14を設けている。接栓座内容物13 は、円筒状の接栓絶縁体15により中心コンタクト16を保持するもので、図3 に示すように構成されている。
【0013】 図3は、上記接栓座内容物13の詳細な構成を示すもので、(a)は側面図、 (b)は平面図、(c)は正面図、(d)は背面図、(e)は(a)におけるA −A線矢視断面図である。接栓座内容物13は、円筒状の接栓絶縁体15により 中心コンタクト16を保持すると共に、収容部12内に挿入する接栓絶縁体15 の先端側上下に上記ストッパ14に対応する切欠き部17を設ける共に、先端の 左右に爪18を設けている。更に、接栓座内容物13は、接栓絶縁体15の後端 、つまり、接続プラグ取付面方向に凹面19を形成すると共に、この凹面19の 中央部に図7に示した接続プラグ7の中心コンタクト8dを挿通させるための透 孔20を設けている。
【0014】 上記接栓座内容物13は、図2に示すように外部導体11の収容部12内に収 容した際に、切欠き部17がストッパ14に嵌合し、押し込まれる方向の動き( ア)と回転方向の動き(ウ)を規制する。また、接栓絶縁体15の先端に形成し た爪18が外部導体11より外部に突出し、その弾性力により電子機器ケース1 0の壁面、即ち、外部導体11の端面に係止され、接栓座内容物13が抜ける方 向への動き(イ)を規制する。
【0015】 従って、外部導体11の収容部12内に中心コンタクト16及び接栓絶縁体1 5からなる接栓座内容物13を容易に収容できると共に確実に固定することがで きる。
【0016】 図4は、上記のようにして構成されたF型接栓座21に上記図7に示した接栓 接続プラグ7を接続した状態を示している。接栓接続プラグ7には、ケーブル8 が取付けられている。
【0017】 上記の構成とすることにより、ケーブル8に接栓接続プラグ7を取付ける際、 ケーブル8の加工状態が悪く、ケーブル絶縁体8aが接栓接続プラグ7の内面よ り出っ張っていたとしても、接栓絶縁体15に設けた凹面19の作用により、接 栓座21に接栓接続プラグ7を取付けた際にケーブル絶縁体8aが接栓絶縁体1 5に当たることはない。従って、ケーブル中心導体と中心コンタクト8dとの接 触不良を招くことや、接栓絶縁体15及びケーブル絶縁体8aの損傷を防ぐこと ができる。
【0018】
【考案の効果】 以上詳記したように本考案によれば、F型接栓座外部導体内の接栓座内容物収 容部にストッパを設けると共に、接栓の内容物である接栓絶縁体に上記ストッパ と嵌合する切欠き部を設け、更に、接栓絶縁体の先端に固定用の爪を設けている ので、外部導体内に中心コンタクト及び接栓絶縁体からなる接栓座内容物を容易 に収容して確実に固定できると共に、安価に構成し得るものである。
【0019】 また、上記接栓絶縁体の接栓接続プラグ取付側に凹面を設けているので、ケー ブルと接栓接続プラグとの取付け及び加工状態が悪く、ケーブル絶縁体が接栓接 続プラグの内面より出っ張っていても、接栓絶縁体に当たることはなく、接触不 良や接栓絶縁体及びケーブル絶縁体の損傷を防止して所期の性能を得ることがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電子機器用接栓を分解
して示す構成図。
【図2】図1における接栓座外部導体内に接栓座内容物
を収容した状態を示す構成図。
【図3】図1における接栓座内容物の詳細な構成を示す
図。
【図4】本考案に係る接栓座に接栓接続プラグを接続し
た状態を示す断面図。
【図5】従来の電子機器用接栓の構成例を示す断面図。
【図6】従来の電子機器用接栓の他の構成例を示す断面
図。
【図7】接栓接続プラグとケーブルとの接続状態を示す
一部断面図。
【図8】従来の電子機器用接栓に接栓接続プラグを接続
した状態を示す断面図。
【符号の説明】
7 接栓接続プラグ 8 ケーブル 8a ケーブル絶縁体 10 電子機器ケース 11 外部導体 12 接栓座内容物収容部 13 接栓座内容物 14 ストッパ 15 接栓絶縁体 16 中心コンタクト 17 切欠き部 18 爪 19 凹面 20 透孔 21 F型接栓座

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 F型接栓座外部導体と、この外部導体の
    内側に形成された接栓座内容物収容部と、収容部の底部
    に設けられたストッパと、上記接栓座内容物収容部に収
    容され、中心コンタクト及びこの中心コンタクトを保持
    する接栓絶縁体からなる接栓座内容物と、上記接栓絶縁
    体の端部に形成され、上記ストッパに嵌合する切欠き部
    と、上記接栓絶縁体の先端部に形成され、上記外部導体
    内より突出して外部導体の端面に係合する爪とを具備し
    たことを特徴とする電子機器用接栓。
  2. 【請求項2】 電子機器のケースに設けられる電子機器
    用接栓において、中心コンタクトを保持する接栓絶縁体
    の接栓接続プラグ取付側に凹面を形成したことを特徴と
    する電子機器用接栓。
JP5396993U 1993-10-05 1993-10-05 電子機器用接栓 Pending JPH0734582U (ja)

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JP5396993U JPH0734582U (ja) 1993-10-05 1993-10-05 電子機器用接栓

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JP5396993U JPH0734582U (ja) 1993-10-05 1993-10-05 電子機器用接栓

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Publication Number Publication Date
JPH0734582U true JPH0734582U (ja) 1995-06-23

Family

ID=12957493

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JP5396993U Pending JPH0734582U (ja) 1993-10-05 1993-10-05 電子機器用接栓

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225484B2 (ja) * 1983-12-14 1987-06-03 Ryobi Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225484B2 (ja) * 1983-12-14 1987-06-03 Ryobi Ltd

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