JP2991880B2 - 電子機器筐体 - Google Patents

電子機器筐体

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JP2991880B2
JP2991880B2 JP4351555A JP35155592A JP2991880B2 JP 2991880 B2 JP2991880 B2 JP 2991880B2 JP 4351555 A JP4351555 A JP 4351555A JP 35155592 A JP35155592 A JP 35155592A JP 2991880 B2 JP2991880 B2 JP 2991880B2
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hollow insulator
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和美 田續
朋春 松木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同軸ケーブル接続用の接
栓機構を有する電子機器筐体に係り、接栓の中心導体の
方向性を一定とするための機構を提供する。
【0002】
【従来の技術】電子機器用の筐体内の回路基板に対する
接栓の中心導体取付方向を一定にする機構としては特開
平4─10368号において、接栓における外部導体内
に収納する絶縁体を外側と内側の絶縁体に二分し、該内
側の絶縁体に内部導体の取付方向が一定となる機構を備
えさせたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来一般の同軸ケーブ
ル接栓機構では、中心導体部の取付方向を一定とするこ
とが困難であるという問題があった。特開平4─103
68号はこの問題を解消するものとして提案されたもの
であるが、これによっても(1)中心導体の取付方向を
一定とするためには絶縁体の挿入方向を制約しなければ
ならない、(2)絶縁体が二分されるので組立工程が嵩
む、(3)外部導体への絶縁体の挿入は筐体内側から行
わねばならず作業が容易でないなどの問題が生じ、結
局、取付作業が煩雑であると共にコストアップとなって
しまうものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き従来
技術の問題点を解消するように検討を重ねて創案された
ものであって、以下の如くである。
【0005】(1) 筐体の壁面に突出して一体的に形
成された筒状外部導体部の筒状体内に一端側が回路基板
と接続される平坦なピン部とされた中心導体部を保持固
定した中空状絶縁体を設けた同軸ケーブル接続用接栓座
を形成したものにおいて、前記外部導体部の筒状体内壁
における筐体側開口部に三角状段部を対設した係合突部
を形成し、前記中空状絶縁体にすり割を形成して弾性片
を設け、該弾性片には前記係合突部の開口端部に係止す
る第1の突部と該係合突部における対設された三角状段
部間に係止する第2の突部とを形成したことを特徴とす
る電子機器筐体。
【0006】
【作用】外部導体部の筒状体内壁における筐体側開口部
に三角状段部を対設した係合突部を形成してあるので、
筒状外部導体内に中空状絶縁体を挿入する途中で、中空
状絶縁体の弾性片に形成された第1の突部先端部分が筒
状外部導体内壁に設けられた三角状段部の辺上を滑接
し、それに従って所定の位置に導かれこととなるので中
心導体の取付け方向が常に一定となる。
【0007】中空状絶縁体にすり割を形成して弾性片を
設け、該弾性片には前記係合突部の開口端部に係止する
第1の突部と該係合突部における対設された三角状段部
間に係止する第2の突部とを形成することで、中空状絶
縁体を外部導体に挿入すると該弾性片に設けられた第
1、第2の突部は筒状体内壁に形成された環状突部に嵌
合されることとなり、中空状絶縁体は接栓座の開口端部
に係止固定される。また、中空状絶縁体の他端部に環状
接合部を設け、さらに、略中央部に接合突部を対設する
ことで、中空状絶縁体が筒状外部導体内壁に接合された
状態となる。従って、挿入後の押圧力や引抜き力、さら
に中心ズレに充分耐える構造となる。
【0008】上記のように、中空状絶縁体の挿入角度如
何にかかわらず中心導体が一定の位置に導かれるので、
挿入作業を簡易且つ的確に行うことができ、従って、中
心導体端子部を受け入れる回路基板のスリット部も小さ
なものとなし得る。
【0009】また、比較的簡易な構造であることから、
同軸ケーブル用接栓機構の組立工数を少なくし、半田付
け作業も簡易化できると共に、従来品と同等以上の機能
を有するものとできる。
【0010】
【実施例】上記したような本発明の具体的実施態様を添
附する図面に従って説明すると以下の如くである。即
ち、図1は本発明による同軸ケーブル接続用接栓機構を
採用した場合の中心導体端子部4が回路基板2に接続さ
れた状態を示す斜視図であって、筐体1に基板固定ピン
6によって固定された回路基板2に対して接栓座である
外部導体5に挿入された絶縁体3の中心導体端子部4が
所定位置で接続されている状態を示している。
【0011】本発明において、中心導体端子部4が必ず
所定位置に導かれる関係を説明したのが図2〜図6であ
り、外部導体部(接栓座)5の筺体1側内壁には三角状
段部7が形成されており、中心導体4を内装した中空状
絶縁体3を開口部11から挿入すると、中空状絶縁体3
においてすり割り14によって形成された弾性片13の
先端が該三角状段部7の斜辺である滑面8によって導か
れ、最終的には係合突部9または対設された三角状段部
7、7の裾部が第1、第2の突部15、16の間に嵌合
されて係止固定されることになる。このとき、滑面8が
図2に示されている如く筒状外部導体内壁にあることか
ら中空状絶縁体3にひねりを加えるように形成されるの
で、外部導体部5の開口部11に対する挿入角度の如何
にかかわらず弾性片13に形成された第1の突部15の
先端部を斜辺である滑面8に案内させて一定の位置に導
くこととなり、結果として中心導体先端部4は常に外部
導体部5の円周方向における一定の位置に導かれること
となる。
【0012】図示の構成の場合には、滑面8に導かれた
第1の突部15が開口端部10に形成されている係合突
部9を乗り越えると第2の突部16は係合突部9に突き
当たることとなり、その結果、係合突部9は第1の突部
15と第2の突部16の間に嵌合されるのは図3に示す
とおりであり、中空状絶縁体3と筐体1はこの嵌合によ
って強固に係止され、挿入後の押圧力や引張力に充分耐
えるものとなる。然し場合によっては係合突部9を傾斜
水平化した三角状段部7の裾部自体としてもよく、この
場合には係合突部9を特別に形成することなく、少なく
とも対設された三角状段部7、7の中間で分離してよ
い。
【0013】図4、図5に示すように三角状段部7は筒
状外部導体5の内壁の筐体1側の開口端部10近傍に上
下に対設して形成する。即ち、このように形成すること
で中空状絶縁体3の挿入方向がずれても第1の突部15
の先端部分の何れかは必ず三角状段部7の滑面8、8に
ガイドされることになるので、中空状絶縁体3は所定の
位置に導かれることとなり、従って中心導体端子部4の
方向および位置も常に一定のものとなる。
【0014】従って、図7に示すように筒状外部導体5
に挿入された中空状絶縁体3は必ず一定の位置・方向に
導かれることとなり、中心導体端子部(平坦なピン部)
4の回路基板2に対する位置関係も常に一定のものとな
るので、その接続関係も確実なものとなる。また、第
1、第2の突部15、16によって係合突部9が嵌合係
止されるので、中空状絶縁体3に対する挿入後の押圧
力、引張力に対しても充分に耐える構造となる。さら
に、中空状絶縁体3の他端部に環状接合部17を設け、
また略中央部に接合突部18、18を設けることによ
り、筒状外部導体5の内壁に接合された状態となり、中
心ずれを防ぎ、中心導体端子部4の回路基板2に対する
接続関係は良好に維持される。
【0015】図8、図9は本発明における中空状絶縁体
3の構造を示すもので、すり割り14によって形成した
弾性片13の先端に第1の突部15を形成し、中空状絶
縁体3を筒状外部導体5に挿入すると該第1の突部15
の先端部分が三角状段部7の滑面8に接触した後に所定
の位置に導かれ、環状突部9を第2の突部16との間に
嵌合係止することは前述したとおりである。
【0016】
【発明の効果】以上のような本発明によると、筒状外部
導体内に中空状絶縁体を挿入する場合に、筐体の外部か
ら単に挿入するだけで内装された中心導体の位置・方向
を常に一定とすることができ、中空状絶縁体の筒状外部
導体に対する挿入方向を全く考慮する必要がないと共に
挿入後の押圧力や引張力に対して中心導体の回路基板に
対する接続関係を良好に保つことが可能であり、更に接
栓内部機構が簡略化されることによる組立作業簡易化を
も達成されるなど工業的にその効果の大きな発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の同軸ケーブル接続用接栓機構における
中心導体端子部の回路基盤への接続状態を示す斜視図で
ある。
【図2】 中空状絶縁体と筒状外部導体の接続関係を示す
拡大説明図である。
【図3】 中空状絶縁体が筒状外部導体と完全に接続され
た状態を示す断面的説明図である。
【図4】 筒状外部導体を中空状絶縁体の装入口側から見
た説明図である。
【図5】 筒状外部導体の縦断面図である。
【図6】 筒状外部導体の横断面図である。
【図7】 本発明により形成される中心導体端子部と回路
基盤との接続状態を示す断面的説明図である。
【図8】 中空状絶縁体の説明図である。
【図9】 図8とは別の角度から見た中空状絶縁体の説明
図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 回路基板 3 中空状絶縁体 4 平坦なピン部である中心導体端子部 5 筒状外部導体 6 基板固定ピン 7 三角状段部 8 滑面 9 係合突部 10 開口端部 11 開口部 13 弾性片 14 すり割り 15 第1の突部 16 第2の突部 17 環状接合部 18 接合突部 19 ピン受入開口部 20 中心導体 21 係止部 22 ピン接合部 23 スリット部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/73 H01R 17/04 501

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の壁面に突出して一体的に形成され
    た筒状外部導体部の筒状体内に一端側が回路基板と接続
    される平坦なピン部とされた中心導体部を保持固定した
    中空状絶縁体を設けた同軸ケーブル接続用接栓座を形成
    したものにおいて、 前記外部導体部の筒状体内壁における筐体側開口部に三
    角状段部を対設した係合突部を形成し、 前記中空状絶縁体にすり割を形成して弾性片を設け、該
    弾性片には前記係合突部の開口端部に係止する第1の突
    部と該係合突部における対設された三角状段部間に係止
    する第2の突部とを形成したことを特徴とする電子機器
    筐体。
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