JPH0734536U - 水平二点切断路器 - Google Patents
水平二点切断路器Info
- Publication number
- JPH0734536U JPH0734536U JP6881893U JP6881893U JPH0734536U JP H0734536 U JPH0734536 U JP H0734536U JP 6881893 U JP6881893 U JP 6881893U JP 6881893 U JP6881893 U JP 6881893U JP H0734536 U JPH0734536 U JP H0734536U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixed
- fixed contact
- contact
- contact portion
- insulator
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転がいしの回転力を軽減し、かつ、支持が
いしへの衝撃の伝達を軽減させることにより、支持がい
しの機械的強度を向上させるようにする。 【構成】 固定接触部3には、一端が連結ピン14によ
り連結されて、く字形状に形成された二つの固定接触子
10,10aと、一端がピン9により連結されて、固定
接触子10,10aに対向するく字形状に形成され、か
つ他端がこれにそれぞれ接続ピン13,13aにより接
続された二つのリンク12,12aと、接続ピン13,
13a間に取付けられた引張りスプリング16とを設け
る。可動接触部7には、固定接触子10,10aを把持
するフィンガ11,11aと、閉路操作時にリンク1
2,12aに当接して、固定接触子10,10aを逆方
向のく字形状に反転させる可動接触子ボルト8と、開路
操作時に固定接触子10,10aに当接して、これを元
のく字形状に復帰させる突起17,17aとを設ける。
いしへの衝撃の伝達を軽減させることにより、支持がい
しの機械的強度を向上させるようにする。 【構成】 固定接触部3には、一端が連結ピン14によ
り連結されて、く字形状に形成された二つの固定接触子
10,10aと、一端がピン9により連結されて、固定
接触子10,10aに対向するく字形状に形成され、か
つ他端がこれにそれぞれ接続ピン13,13aにより接
続された二つのリンク12,12aと、接続ピン13,
13a間に取付けられた引張りスプリング16とを設け
る。可動接触部7には、固定接触子10,10aを把持
するフィンガ11,11aと、閉路操作時にリンク1
2,12aに当接して、固定接触子10,10aを逆方
向のく字形状に反転させる可動接触子ボルト8と、開路
操作時に固定接触子10,10aに当接して、これを元
のく字形状に復帰させる突起17,17aとを設ける。
Description
【0001】
本考案は水平二点切断路器に関する。
【0002】
従来の水平二点切断路器は、ベースの中央部に回転可能に支持された回転がい しと、ベースの両端部に支持された支持がいしとで1相を構成しており、回転が いしの上部に取付けられたブレードの両先端部には、ブレードコンタクトが取付 けられ、支持がいしの上部には、フィンガコンタクトが取付られる。 回転がいしが回転すると、回転がいしから伝達された駆動力が、I字レバーを 介して直接ブレードに伝達され、ブレードノックピンを固定接触部ストッパにぶ つけることにより、その衝撃でブレードが長軸のまわりに90度捻回しながら挿 入され、フィンガコンタクトとブレードコンタクトとが線接触する。
【0003】
上述した従来の水平二点切断路器では、閉路動作時に、ブレードノックピンを 固定接触部ストッパにぶつけることによる衝撃により、ブレードを長軸のまわり に90度捻回させながら挿入し、フィンガコンタクトとブレードコンタクトとを 線接触させるため、ブレードを捻回させるための回転がいしの回転力が必要であ り、かつ、ブレードノックピンを固定接触部ストッパにぶつけることにより生じ る衝撃が支持がいしに直接伝達されるため、支持がいしの機械的強度が低下する 。 そこで本考案は、回転がいしの回転力を軽減し、かつ、支持がいしへの衝撃の 伝達を軽減させることにより、支持がいしの機械的強度を向上させるようにする ものである。
【0004】
ベースの両端部にそれぞれ支持された支持がいしの上部にそれぞれ取付けられ た固定接触部と、前記ベースの中央部に回転可能に支持された回転がいしの上部 に取付られたブレードの両側先端部に装着された可動接触部とを備える。 前記固定接触部には、一端が連結ピンにより連結されて、く字形状に形成され た二つの固定接触子と、一端がピンにより連結されて、前記固定接触子に対向す るく字形状に形成され、かつ他端が前記固定接触子にそれぞれ接続ピンにより接 続された二つのリンクと、前記接続ピン間に取付けられた引張りスプリングとを 有する。 前記可動接触部には、前記固定接触子を把持するフィンガと、閉路操作時に前 記リンクに当接して、前記固定接触子を逆方向のく字形状に反転させる可動接触 子ボルトと、開路操作時に前記固定接触子に当接して、前記固定接触子を元のく 字形状に復帰させる突起とを有する。
【0005】
閉路動作時に、可動接触子ボルトをリンクに押しつけることにより、固定接触 子をフィンガに把持させるので、回転がいしの回転力が軽減可能になり、かつ、 支持がいしへの衝撃の伝達を軽減することができ、支持がいしの機械的強度が向 上する。
【0006】
図1は本考案の水平二点切断路器の一実施例を示す正面図、図2はその閉路操 作途中における要部を示す図である。 ベース1の両端部には支持がいし2がそれぞれ支持され、支持がいし2の上部 には固定接触部3がそれぞれ取付けられる。固定接触部3には、リンク構造のく 字形コンタクト4が取付けられる。く字形コンタクト4は、図2にその詳細を示 すように、二つの固定接触子10,10aの一端が連結ピン14により連結され て、く字形状に形成され、取付板15に取付けられる。二つのリンク12,12 aの一端は、ピン9により連結されて、固定接触子10,10aに対向するく字 形状に形成される。リンク12,12aの他端は、接続ピン13,13aにより 固定接触子10,10aの他端にそれぞれ接続される。また、引張りスプリング 16は接続ピン13,13a間に取付けられる。
【0007】 ベース1の中央部には、回転がいし5が回転可能に支持されており、回転がい し5の上部には、ブレード6が取付けられる。ブレード6の両端には、可動接触 部7がそれぞれ取付られる。可動接触部7には、図2に示すように、固定接触子 10,10aを把持するフィンガ11,11aが設けられる。また、閉路操作時 に、リンク12,12aに当接して、固定接触子10,10aを逆方向のく字形 状に反転させる可動接触子ボルト8が設けられる。さらに、開路操作時に、固定 接触子10,10aに当接して、これを元のく字形状に復帰させる突起17,1 7aがフィンガ11,11aの先端部にそれぞれ設けられる。
【0008】 図3は上述した本考案の水平二点切断路器の閉路動作過程の状態を示すもので ある。 開路状態において、図示されない操作装置により回転がいし5を回動して、閉 路操作が行われると、ブレード6と一体に可動接触部7が回動する。可動接触部 7がく字形コンタクト4の近傍に到達すると、固定接触子10,10aの先端部 がフィンガ11,11a内に挿入されるとともに、リンク12,12aが可動接 触子ボルト8に当接する。この状態を図3(a)に示す。
【0009】 この状態で、ブレード6とともに可動接触部7がさらに回動すると、上記の如 く可動接触子ボルト8がリンク12,12aに当接しているので、リンク12, 12aが押し広げられ、これにより固定接触子10,10aが引張スプリング1 6に抗して広がり始める。この状態を図3(b)に示す。
【0010】 固定接触子10,10aが広がり、固定接触子10と固定接触子10aとが一 直線になる状態を越えると引張りスプリング16により、固定接触子10,10 aが逆方向のく字に反転し、固定接触子10,10aがフィンガ11,11aに 把持された状態で、適宜のストッパ(図示せず)によって停止し、水平二点切断 路器の閉路動作が終了する。なお、上記過程において、突起17,17aは固定 接触子10,10aの右側位置から左側位置に移動する。この状態を図3(c) に示す。
【0011】 開路操作を行うには、回転がいし5を介して、ブレード6を上記閉路操作とは 逆の方向に回動すると、可動接触部7が移動するので、突起17,17aが固定 接触子10,10aに当接する。そして、上記閉路操作とは全く逆に、固定接触 子10,10aを反転させて、元のく字形状に復帰させる。この後、フィンガ1 1,11aが固定接触子10,10aから離脱して、開路操作が行われる。
【0012】
本考案によれば、従来の水平二点切断路器のように固定接触部ストッパとブレ ードノックピンとをぶつけることなく、可動接触子ボルトをリンクに押しつける ことにより固定接触子をフィンガに把持させるので、衝撃の伝達を軽減させるこ とができ、支持がいしの機械的強度の向上および回転がいしの回転力を軽減する ことが可能になる。
【図1】本考案の水平二点切断路器の実施例を示す正面
図である。
図である。
【図2】その閉路操作途中における要部を示す図であ
る。
る。
【図3】その閉路動作過程の状態を示す図である。
1 ベース 2 支持がいし 3 固定接触部 4 くの字形コンタクト 5 回転がいし 6 ブレード 7 可動接触部 8 可動接触子ボルト 9 ピン 10,10a 固定接触子 11,11a フィンガ 12,12a リンク 13,13a 接続ピン 14 連結ピン 15 取付板 16 引張りスプリング 17,17a 突起
Claims (1)
- 【請求項1】ベースの両端部にそれぞれ支持された支持
がいしの上部にそれぞれ取付けられた固定接触部と、前
記ベースの中央部に回転可能に支持された回転がいしの
上部に取付られたブレードの両側先端部に装着された可
動接触部とを備え、 前記固定接触部には、一端が連結ピンにより連結され
て、く字形状に形成された二つの固定接触子と、一端が
ピンにより連結されて、前記固定接触子に対向するく字
形状に形成され、かつ他端が前記固定接触子にそれぞれ
接続ピンにより接続された二つのリンクと、前記接続ピ
ン間に取付けられた引張りスプリングとを有し、 前記可動接触部には、前記固定接触子を把持するフィン
ガと、閉路操作時に前記リンクに当接して、前記固定接
触子を逆方向のく字形状に反転させる可動接触子ボルト
と、開路操作時に前記固定接触子に当接して、前記固定
接触子を元のく字形状に復帰させる突起とを有する、 水平二点切断路器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6881893U JPH0734536U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 水平二点切断路器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6881893U JPH0734536U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 水平二点切断路器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734536U true JPH0734536U (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=13384684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6881893U Pending JPH0734536U (ja) | 1993-12-01 | 1993-12-01 | 水平二点切断路器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734536U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071910A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Ngk Insulators Ltd | 断路器の接触子構造 |
JP6067182B1 (ja) * | 2015-11-16 | 2017-01-25 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
-
1993
- 1993-12-01 JP JP6881893U patent/JPH0734536U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005071910A (ja) * | 2003-08-27 | 2005-03-17 | Ngk Insulators Ltd | 断路器の接触子構造 |
JP6067182B1 (ja) * | 2015-11-16 | 2017-01-25 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
WO2017085764A1 (ja) * | 2015-11-16 | 2017-05-26 | 三菱電機株式会社 | 開閉器 |
US10256058B2 (en) | 2015-11-16 | 2019-04-09 | Mitsubishi Electric Corporation | Switchgear |
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