JPH0734511Y2 - 磁気ヘッド装置 - Google Patents
磁気ヘッド装置Info
- Publication number
- JPH0734511Y2 JPH0734511Y2 JP14066088U JP14066088U JPH0734511Y2 JP H0734511 Y2 JPH0734511 Y2 JP H0734511Y2 JP 14066088 U JP14066088 U JP 14066088U JP 14066088 U JP14066088 U JP 14066088U JP H0734511 Y2 JPH0734511 Y2 JP H0734511Y2
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- JP
- Japan
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- tape
- magnetic
- sliding contact
- control member
- magnetic head
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はテープレコーダ等の磁気ヘッド装置に関し、特
に磁気ヘッドの取付台に関する。
に磁気ヘッドの取付台に関する。
従来、この種の磁気ヘツド装置は第６図に示すように、
矩形状の枠体１と取付部２とテープガイド３とを一体に
形成した取付台４に磁気ヘツド５を取付けている。この
取付台４は、第５図に示すように枠体１の磁気テープ走
行方向両側側面1a,1aから延出してテープレコーダ等の
機器に取付ける取付穴2aを有した取付部２が設けられ、
また、取付台４の枠体１の磁気テープ走行方向両側両縁
部1b,1bから磁気ヘツド５のテープ摺接面5a方向にテー
プガイド3,3が形成されている。このテープガイド3,3
は、テープ摺接部６と爪7,8とから形成されている。そ
して、この爪7,8は、磁気ヘツド５のギヤツプ5bに対し
て磁気テープ９の走行方向が垂直になり、磁気テープ９
の幅方向の動きを規制するように形成されている。
矩形状の枠体１と取付部２とテープガイド３とを一体に
形成した取付台４に磁気ヘツド５を取付けている。この
取付台４は、第５図に示すように枠体１の磁気テープ走
行方向両側側面1a,1aから延出してテープレコーダ等の
機器に取付ける取付穴2aを有した取付部２が設けられ、
また、取付台４の枠体１の磁気テープ走行方向両側両縁
部1b,1bから磁気ヘツド５のテープ摺接面5a方向にテー
プガイド3,3が形成されている。このテープガイド3,3
は、テープ摺接部６と爪7,8とから形成されている。そ
して、この爪7,8は、磁気ヘツド５のギヤツプ5bに対し
て磁気テープ９の走行方向が垂直になり、磁気テープ９
の幅方向の動きを規制するように形成されている。
また、テープ摺接部６は磁気テープ９を円滑に摺接させ
て抵抗を小さくするために湾曲状に形成されている。
て抵抗を小さくするために湾曲状に形成されている。
また、テープガイド3,3の爪7,8はテープ摺接部６の上部
及び下部にそれぞれ設けているが、上部に設けた爪７は
テープ摺接部６に対して垂直に形成し、下部に設けた爪
８は、外側に開くように傾斜した傾斜面8aが形成されて
いる。上記のような構成でテープガイド3,3が形成され
ていることから、磁気テープ９に加わつている張力によ
り、磁気テープ９がテープガイド3,3のテープ摺接面に
押圧されることになる。この時、磁気テープ９のテープ
エツジ9aが、テープガイド3,3の下部に設けた爪8,8の傾
斜面8a,8aに摺接し、磁気テープ９は爪７に押上げられ
る力を受け、テープ摺接部6,6を介して上部に設けた爪
7,7に押圧され、磁気テープ９の走行方向がギヤツプ5a
に対して垂直になるため、テープレコーダ等に磁気ヘツ
ド５を取付ける時の磁気テープ９とギヤツプ5b角度との
調整（アジマス調整）を不要にしている。
及び下部にそれぞれ設けているが、上部に設けた爪７は
テープ摺接部６に対して垂直に形成し、下部に設けた爪
８は、外側に開くように傾斜した傾斜面8aが形成されて
いる。上記のような構成でテープガイド3,3が形成され
ていることから、磁気テープ９に加わつている張力によ
り、磁気テープ９がテープガイド3,3のテープ摺接面に
押圧されることになる。この時、磁気テープ９のテープ
エツジ9aが、テープガイド3,3の下部に設けた爪8,8の傾
斜面8a,8aに摺接し、磁気テープ９は爪７に押上げられ
る力を受け、テープ摺接部6,6を介して上部に設けた爪
7,7に押圧され、磁気テープ９の走行方向がギヤツプ5a
に対して垂直になるため、テープレコーダ等に磁気ヘツ
ド５を取付ける時の磁気テープ９とギヤツプ5b角度との
調整（アジマス調整）を不要にしている。
しかしながら上記の従来例では、第５図に示すように、
テープガイド３のテープ摺接部６の幅L1を、磁気テープ
９の幅L2よりも狭く構成し、テープガイド３のテープ摺
接部６に押圧される磁気テープ９のテープエツジ9aを常
に爪８の傾斜面8aに摺接させることにより、磁気テープ
９を爪７に押圧している為、傾斜面8aに摺接する磁気テ
ープ９のテープエツジ9aには折曲部9bができることにな
る。このテープエツジ9aの折曲部9bには、磁気テープ９
にかかつている張力によりテープガイド３のテープ摺接
部６に磁気テープ９を押圧する力が部分的に集中するこ
とになり、磁気テープ９の損傷や磁粉落ちがおこり、さ
らにテープエツジ9aの折曲部と摺接する爪８の傾斜面8a
の摩耗が、磁気テープ９が摺接する他の部分に比べて早
くなる偏摩耗が起こつていた。また、磁気テープ９の走
行方向をギヤツプ5bに対して垂直になるように制御する
爪7,7がギヤツプ5bから離れている為、ギヤツプ5b付近
における磁気テープ９の走行が不安定になりやすい等の
問題があつた。
テープガイド３のテープ摺接部６の幅L1を、磁気テープ
９の幅L2よりも狭く構成し、テープガイド３のテープ摺
接部６に押圧される磁気テープ９のテープエツジ9aを常
に爪８の傾斜面8aに摺接させることにより、磁気テープ
９を爪７に押圧している為、傾斜面8aに摺接する磁気テ
ープ９のテープエツジ9aには折曲部9bができることにな
る。このテープエツジ9aの折曲部9bには、磁気テープ９
にかかつている張力によりテープガイド３のテープ摺接
部６に磁気テープ９を押圧する力が部分的に集中するこ
とになり、磁気テープ９の損傷や磁粉落ちがおこり、さ
らにテープエツジ9aの折曲部と摺接する爪８の傾斜面8a
の摩耗が、磁気テープ９が摺接する他の部分に比べて早
くなる偏摩耗が起こつていた。また、磁気テープ９の走
行方向をギヤツプ5bに対して垂直になるように制御する
爪7,7がギヤツプ5bから離れている為、ギヤツプ5b付近
における磁気テープ９の走行が不安定になりやすい等の
問題があつた。
本考案はこのような点に鑑みて考案されたもので、磁気
テープを折曲したり、部分的な力が加わることなく磁気
テープの走行を制御する事ができる取付台を持つ磁気ヘ
ツド装置を提供することを目的としている。
テープを折曲したり、部分的な力が加わることなく磁気
テープの走行を制御する事ができる取付台を持つ磁気ヘ
ツド装置を提供することを目的としている。
従つて、本考案に係る磁気ヘッド装置においては、磁気
ヘッドのテープ摺接面上に突出し、ギャップに対し垂直
なテープ制御面を有するテープ制御部材を、磁気ヘッド
の取付台の枠の一端に備え、 前記取付台の枠の磁気テープ走行方向両側の枠端より磁
気ヘッドのテープ摺接面側へ延出した一対のテープガイ
ドのテープ摺接部が、テープ制御部材に対して、テープ
制御部材側が低くなるような傾斜と、テープ制御部材側
のテープ摺接部の間隔が反対側の間隔に比べて狭くなる
ような傾斜とを持ち、該テープガイドに磁気テープを摺
接させ、磁気テープを前記テープ制御部材のテープ制御
面へ押圧させることを特徴とする。
ヘッドのテープ摺接面上に突出し、ギャップに対し垂直
なテープ制御面を有するテープ制御部材を、磁気ヘッド
の取付台の枠の一端に備え、 前記取付台の枠の磁気テープ走行方向両側の枠端より磁
気ヘッドのテープ摺接面側へ延出した一対のテープガイ
ドのテープ摺接部が、テープ制御部材に対して、テープ
制御部材側が低くなるような傾斜と、テープ制御部材側
のテープ摺接部の間隔が反対側の間隔に比べて狭くなる
ような傾斜とを持ち、該テープガイドに磁気テープを摺
接させ、磁気テープを前記テープ制御部材のテープ制御
面へ押圧させることを特徴とする。
上記のように、一対のテープガイド18,18のテープ摺接
部18a,18aに、テープ制御部材17に対して、テープ制御
部材17側が低くなるような傾斜と、テープ制御部材17側
のテープ摺接部18a,18aの間隔が反対側の間隔に比べ狭
くなるような傾斜を持たせることにより、磁気テープ16
に折曲部を作つたり、力を部分的に集中させる事なく、
磁気テープ16をテープ制御部材17のテープ制御面17aに
押圧させる事ができる。また、テープ制御部材17を磁気
ヘツド11のギヤツプ12近傍に設けている為、ギヤツプ12
付近における磁気テープ17の走行の制御をより正確に行
うことができる。
部18a,18aに、テープ制御部材17に対して、テープ制御
部材17側が低くなるような傾斜と、テープ制御部材17側
のテープ摺接部18a,18aの間隔が反対側の間隔に比べ狭
くなるような傾斜を持たせることにより、磁気テープ16
に折曲部を作つたり、力を部分的に集中させる事なく、
磁気テープ16をテープ制御部材17のテープ制御面17aに
押圧させる事ができる。また、テープ制御部材17を磁気
ヘツド11のギヤツプ12近傍に設けている為、ギヤツプ12
付近における磁気テープ17の走行の制御をより正確に行
うことができる。
本考案の実施例を第１図〜第４図を用いて説明する。
第１図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第２図は取
付台13に磁気ヘツド11を取付けた状態を示す磁気ヘツド
装置の斜視図、第３図は同正面図、第４図は同側面図で
ある。
付台13に磁気ヘツド11を取付けた状態を示す磁気ヘツド
装置の斜視図、第３図は同正面図、第４図は同側面図で
ある。
図において、11は磁気ヘツドであり、11aは磁気ヘツド
のテープ摺接面、12は磁気ヘツド11のギヤツプである。
13は磁気ヘツド11を取付ける為の取付台であり、通常金
型を用いプラスチツク等の可塑材により形成されたり、
ステンレス等の板を打抜いて形成される。そして、取付
台13の矩形状に形成された枠体14に磁気ヘツド11を挿入
して、接着剤等により磁気ヘツド11を取付台13に固定す
る。また、取付台13の矩形状に形成された枠体14の枠面
14aの磁気テープ走行方向両側から延出させて、テープ
レコーダ等の機器に取付けるための取付穴15aを持つ取
付部15を持つ。
のテープ摺接面、12は磁気ヘツド11のギヤツプである。
13は磁気ヘツド11を取付ける為の取付台であり、通常金
型を用いプラスチツク等の可塑材により形成されたり、
ステンレス等の板を打抜いて形成される。そして、取付
台13の矩形状に形成された枠体14に磁気ヘツド11を挿入
して、接着剤等により磁気ヘツド11を取付台13に固定す
る。また、取付台13の矩形状に形成された枠体14の枠面
14aの磁気テープ走行方向両側から延出させて、テープ
レコーダ等の機器に取付けるための取付穴15aを持つ取
付部15を持つ。
また、枠体14の取付部15を持たない枠面14aの縁部14bよ
り、磁気テープ16のテープエツジが押圧されることによ
り、磁気テープ16の走行方向をギヤツプ12に対して垂直
になるようその走行を制御するテープ制御面17aを有す
る磁気ヘツド11のギヤツプ12側へ延出したＬ字形のテー
プ制御部材17が、磁気ヘツド11のテープ摺接面11aに当
接して形成されている。
り、磁気テープ16のテープエツジが押圧されることによ
り、磁気テープ16の走行方向をギヤツプ12に対して垂直
になるようその走行を制御するテープ制御面17aを有す
る磁気ヘツド11のギヤツプ12側へ延出したＬ字形のテー
プ制御部材17が、磁気ヘツド11のテープ摺接面11aに当
接して形成されている。
従ってテープ制御面17aはギャップ12に対し垂直に設定
する。
する。
さらに、テープ制御部材17を持つ枠体14の縁部14bの磁
気テープ走行方向両側の縁部14cには、磁気ヘツド11の
テープ摺接面11a側へ延出させた一対のテープガイド18,
18を持つ。このテープガイド18,18は、磁気テープ16を
円滑に摺接させる為に湾曲状に形成されたテープ摺接部
18a,18aを持ち、このテープ摺接部18a,18aが、第３図、
第４図に示すごとく、前記テープ制御部材17側のテープ
摺接部18a,18aの間隔が、反対側の間隔に比べ狭くなる
ような傾斜と、テープ制御部材17に対して、テープ制御
部材17側が低くなるような傾斜を有している。そして、
磁気テープ16にかかつている張力により磁気テープ16
が、上記のような傾斜を持つテープ摺接部18a,18aに押
圧されることにより、磁気テープ16は前記テープ制御部
材17側への力を受け、磁気テープ16のテープエツジがテ
ープ制御面17aに押圧されることになり、磁気テープ16
の走行方向がギヤツプ12に対して垂直になるような走行
の制御を行つており、磁気ヘツド11のギヤツプ12と磁気
テープ16のアジマス調整を不要にしている。
気テープ走行方向両側の縁部14cには、磁気ヘツド11の
テープ摺接面11a側へ延出させた一対のテープガイド18,
18を持つ。このテープガイド18,18は、磁気テープ16を
円滑に摺接させる為に湾曲状に形成されたテープ摺接部
18a,18aを持ち、このテープ摺接部18a,18aが、第３図、
第４図に示すごとく、前記テープ制御部材17側のテープ
摺接部18a,18aの間隔が、反対側の間隔に比べ狭くなる
ような傾斜と、テープ制御部材17に対して、テープ制御
部材17側が低くなるような傾斜を有している。そして、
磁気テープ16にかかつている張力により磁気テープ16
が、上記のような傾斜を持つテープ摺接部18a,18aに押
圧されることにより、磁気テープ16は前記テープ制御部
材17側への力を受け、磁気テープ16のテープエツジがテ
ープ制御面17aに押圧されることになり、磁気テープ16
の走行方向がギヤツプ12に対して垂直になるような走行
の制御を行つており、磁気ヘツド11のギヤツプ12と磁気
テープ16のアジマス調整を不要にしている。
このような構成になつている為、テープガイド18,18の
テープ摺接部18a,18aに磁気テープ16が摺接しても折曲
部ができず、磁気テープ16の損傷や磁粉落ち、さらにテ
ープ摺接部18a,18aの偏摩耗がおきない。また、ギヤツ
プ12近傍においてテープ制御部材17により磁気テープ16
の走行を制御している為、磁気テープ16のギヤツプ12近
傍における走行の制御が正確かつ確実になる。
テープ摺接部18a,18aに磁気テープ16が摺接しても折曲
部ができず、磁気テープ16の損傷や磁粉落ち、さらにテ
ープ摺接部18a,18aの偏摩耗がおきない。また、ギヤツ
プ12近傍においてテープ制御部材17により磁気テープ16
の走行を制御している為、磁気テープ16のギヤツプ12近
傍における走行の制御が正確かつ確実になる。
また、本実施例において、テープ制御部材17を磁気ヘツ
ド11のテープ摺接面11に当接させているので、磁気ヘツ
ド11を取付台13に取付ける際、専用の取付治具による磁
気ヘツド11を取付台13に挿入する際の挿入量の調整が不
要になり、工数の削減にもなる。
ド11のテープ摺接面11に当接させているので、磁気ヘツ
ド11を取付台13に取付ける際、専用の取付治具による磁
気ヘツド11を取付台13に挿入する際の挿入量の調整が不
要になり、工数の削減にもなる。
また、テープガイド18,18のテープ摺接部18a,18aに、テ
ープ制御部材17に対して、テープ制御部材17側が低くな
るような傾斜と、テープ制御部材17側のテープ摺接部18
a,18aの間隔が反対側の間隔に比べ狭くなるような傾斜
とを持たせたのは、前記２種類の傾斜のどちらか一方に
より磁気テープ16にテープ制御部材17へ押付ける力を与
える場合に比べ、前記２種類の傾斜により力を与えた方
が、テープ摺接部18a,18aの前記２種類の傾斜を小さく
する事ができ、磁気テープ16のテープ摺接部18a,18aに
よるねじれが少なくなり、磁気テープへの負荷を軽減す
ることができる。
ープ制御部材17に対して、テープ制御部材17側が低くな
るような傾斜と、テープ制御部材17側のテープ摺接部18
a,18aの間隔が反対側の間隔に比べ狭くなるような傾斜
とを持たせたのは、前記２種類の傾斜のどちらか一方に
より磁気テープ16にテープ制御部材17へ押付ける力を与
える場合に比べ、前記２種類の傾斜により力を与えた方
が、テープ摺接部18a,18aの前記２種類の傾斜を小さく
する事ができ、磁気テープ16のテープ摺接部18a,18aに
よるねじれが少なくなり、磁気テープへの負荷を軽減す
ることができる。
なお、テープガイド18やテープ制御部材17は、前記作用
を達成できればよく、その形状は本実施例に限定されな
い。
を達成できればよく、その形状は本実施例に限定されな
い。
本考案の磁気ヘツド装置は、以上述べたように、一対の
テープガイド18,18のテープ摺接部18a,18aに、テープ制
御部材17に対して、テープ制御部材17側が低くなるよう
な傾斜と、テープ制御部材17側の間隔が反対側の間隔に
比べ狭くなるような傾斜を持たせ、そのテープ摺接部18
a,18aに磁気テープ16を押圧して摺接させることによ
り、磁気テープ16のテープエツジをテープ制御面17aに
押圧している為、磁気テープ16に折曲部を作る必要がな
く、磁気テープ16の損傷等が起らず、テープ摺接部18a,
18aの偏摩耗も起きなくなる。また、磁気テープ16の走
行の制御を、磁気ヘツド11のギヤツプ12近傍に設けたテ
ープ制御部材17で行つている為、ギヤツプに対してより
正確かつ確実に、磁気テープ16の走行の制御ができる。
テープガイド18,18のテープ摺接部18a,18aに、テープ制
御部材17に対して、テープ制御部材17側が低くなるよう
な傾斜と、テープ制御部材17側の間隔が反対側の間隔に
比べ狭くなるような傾斜を持たせ、そのテープ摺接部18
a,18aに磁気テープ16を押圧して摺接させることによ
り、磁気テープ16のテープエツジをテープ制御面17aに
押圧している為、磁気テープ16に折曲部を作る必要がな
く、磁気テープ16の損傷等が起らず、テープ摺接部18a,
18aの偏摩耗も起きなくなる。また、磁気テープ16の走
行の制御を、磁気ヘツド11のギヤツプ12近傍に設けたテ
ープ制御部材17で行つている為、ギヤツプに対してより
正確かつ確実に、磁気テープ16の走行の制御ができる。
第１図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第２図は同
斜視図、第３図同正面図、第４図は同側面図、第５図は
従来の磁気ヘツド装置の斜視図、第６図は同側面図であ
る。 1,14…枠体、1a,14a…枠体側面、1b,14b,14c…枠体縁
部、2,15…取付部、2a,15a…取付穴、3,18…テープガイ
ド、4,13…取付台、5,11…磁気ヘツド、5a,11a…テープ
摺接面、5b,12…ギヤツプ、6,18a…テープ摺接部、7,8
…爪、8a…傾斜面、9,16…磁気テープ、9a…テープエツ
ジ、9b…折曲部、17…テープ制御部材、17a…テープ制
御面、L1…テープ摺接部６の幅、L2…磁気テープ９の幅
斜視図、第３図同正面図、第４図は同側面図、第５図は
従来の磁気ヘツド装置の斜視図、第６図は同側面図であ
る。 1,14…枠体、1a,14a…枠体側面、1b,14b,14c…枠体縁
部、2,15…取付部、2a,15a…取付穴、3,18…テープガイ
ド、4,13…取付台、5,11…磁気ヘツド、5a,11a…テープ
摺接面、5b,12…ギヤツプ、6,18a…テープ摺接部、7,8
…爪、8a…傾斜面、9,16…磁気テープ、9a…テープエツ
ジ、9b…折曲部、17…テープ制御部材、17a…テープ制
御面、L1…テープ摺接部６の幅、L2…磁気テープ９の幅
Claims (1)
- 【請求項１】磁気ヘッドのテープ摺接面上に突出し、ギ
ャップに対し垂直なテープ制御面を有するテープ制御部
材を、磁気ヘッドの取付台の枠の一端に備え、かつ、前
記テープ制御面がギャップ近傍に設けられるとともに、 前記取付台の枠の磁気テープ走行方向の上流及び下流側
の枠端より磁気ヘッドのテープ摺接面側へ延出した一対
のテープガイドのテープ摺接部が、テープ制御部材に対
してテープ制御部材方向に行くに従いテープ制御部材よ
り低くなるような傾斜と、テープ制御部材側のテープ摺
接部の間隔が反対側の間隔に比べ狭くなるような傾斜と
を持ち、前記テープガイドのテープ摺接部に磁気テープ
を摺接させ、磁気テープを前記テープ制御部材のテープ
制御面へ押圧させることを特徴とする磁気ヘッド装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14066088U JPH0734511Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 磁気ヘッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14066088U JPH0734511Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 磁気ヘッド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0265236U JPH0265236U (ja) | 1990-05-16 |
| JPH0734511Y2 true JPH0734511Y2 (ja) | 1995-08-02 |
Family
ID=31405038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14066088U Expired - Lifetime JPH0734511Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 磁気ヘッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0734511Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016141996A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 立川ブラインド工業株式会社 | 横型ブラインド |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP14066088U patent/JPH0734511Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016141996A (ja) * | 2015-01-30 | 2016-08-08 | 立川ブラインド工業株式会社 | 横型ブラインド |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0265236U (ja) | 1990-05-16 |
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