JPH0734447Y2 - 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置 - Google Patents

記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

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JPH0734447Y2
JPH0734447Y2 JP2666793U JP2666793U JPH0734447Y2 JP H0734447 Y2 JPH0734447 Y2 JP H0734447Y2 JP 2666793 U JP2666793 U JP 2666793U JP 2666793 U JP2666793 U JP 2666793U JP H0734447 Y2 JPH0734447 Y2 JP H0734447Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
display
display sheet
display device
recording medium
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2666793U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0684477U (ja
Inventor
沢 三千生 塩
Original Assignee
株式会社アルコ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アルコ filed Critical 株式会社アルコ
Priority to JP2666793U priority Critical patent/JPH0734447Y2/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、録音、録画テープカセ
ット、フロッピーディスク等の記録媒体内蔵ケースの外
面の消去、書き変え可能な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体内蔵ケースには、その記録内容
を表示しておく必要がある。従来は、この表示のため
に、裏面に接着層を有する表示シートを用意し、この表
示シートを記録媒体内蔵ケースの表面に貼着し、表示シ
ート表面に記録内容を記載することが行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この表示手段
によると、表示内容の変更や追加のためには、さきに表
示した内容を書き改めたり、削除したりする必要が生じ
る。これは、消去用の白インクで前の表示を消去し、そ
の上に新しく書き込むことによって行なわれる。しかし
ながら、これは、面倒な消去作業を必要とし、消去の跡
が見苦しくなるという問題がある。
【0004】この問題をなくすためには、表示シートに
消去性インクで表示を行なうことが考えられるが、消去
性インクは、擦ることにより消えてしまうので、表示を
長く保持することができない。
【0005】本考案は、上述の問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、表示内容の書き変えを簡単
で見苦しくなく行なうことができ、しかも表示内容が消
去されることがない記録媒体内蔵ケース外面の表示装置
を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案による記録媒体内
蔵ケース外面の表示装置は、記録媒体内蔵ケースの外面
に貼着された表示シートを有し、この表示シートは消去
性インクにより消去可能に表面に筆記可能なポリプロピ
レンシートにより構成され、表示シートの表面を密着状
に覆うように透視可能な可撓性被覆シートが設けられ、
この被覆シートは、その一側縁が表示シートの一側縁に
沿って接合されて、表示シート表面の筆記内容の追加、
変更時に表示シート表面を露出可能にめくることができ
るように構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】被覆シートをその一側縁と反対の側で表示シー
トから剥がしてめくり、表示シート表面の消去性インク
の表示を擦って消去し、次いで表示シート表面に新しい
表示を消去性インクで記載し、被覆シートを再び表示シ
ート表面に戻すと、被覆シートは新しい表示を覆ってそ
の消去を防止する。
【0008】
【実施例】以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。
【0009】図1は記録媒体内蔵ケースの一例としての
ビデオテープカセット2を示す。このビデオテープカセ
ット2は、公知のように、テープ送り出し及び巻取り用
のリール3,3を内蔵し、これらのリールは、カセット
の表面を構成する透明板4,4を通して見えるようにな
っている。透明板4,4の間には非透明板部分5があ
り、この非透明板部分5の表面に本考案の表示装置6が
設けられている。
【0010】表示装置6は、図2に示すように、非透明
板部分5の表面に例えば粘着剤を介して貼着された表示
シート7を有している。表示シート7は、消去性インク
により消去可能に表面に筆記可能なポリプロピレンシー
トにより構成されている。ポリプロピレンシートは、上
質紙またはコート紙の表面にポリプロピレンをコーティ
ングし、裏面に貼着剤を塗布したものにより構成するこ
とができる。消去性インクとしては、公知のアルコール
性顔料(または染料)インクを用いるのが適当である。
このような消去性インクは、ホワイトボード用のマーカ
ーに一般に用いられており、乾いたフェルトのようなイ
レーザにより擦ると直ちに消去することができる。この
ように消去性インクによる記載に適し、しかも擦るだけ
で簡単にインクを消去することを可能とする筆記面の材
質はポリプロピレンが最適である。
【0011】消去性インクとしては水性インクを用いる
こともできる。水性インクは濡れた布などで擦ると容易
に除去することができる。
【0012】以上のように構成された表示シート7の上
面には、透視可能な可撓性被覆シート8が密着状に設け
られている。被覆シート8は例えばポリプロピレンから
なり、表示シート7と同形、同寸法に形成される。好ま
しい形状は四角形である。被覆シート8は透明または半
透明で、着色することもできる。このような被覆シート
8により、表示シート7上の消去性インクによる記載は
被覆シート8を通して読み取ることができる。
【0013】被覆シート8はその一側縁が10で示すよ
うに表示シート7の一側縁に沿って接合されている。接
合は、接着、熱融着等の手段で行うことができる。この
接合部10で両シート7,8が接合されているので、表
示シート7上に通常密着させられている被覆シート8は
図2に示すように表示シート7から離れるようにめくり
上げることができる。被覆シート8をめくり上げて表示
シート7の表面を露出させ、表示シート7に消去性イン
クで記載を施すか、または今まであった消去性インクに
よる記載を擦って削除して新しい記載を消去性インクで
施し、次いで被覆シート8を元の位置に戻して表示シー
ト7の表面に密着させると、表示シート7上の記載は被
覆シート8で覆われて容易には消えることがなく、しか
も被覆シート8を通して見ることができる。
【0014】図1に示すように被覆シート8を所定の位
置へ戻した後は、接合部10の長さLが比較的長く、被
覆シート8の幅Dが比較的短い場合には、被覆シートの
復元性によって被覆シートは表示シート7の面に密着し
続ける。
【0015】以上のように、表示を記載することによっ
て、表示の内容は何回でも自由に書き改めることができ
る。そして、消え易い消去性インクの記載は、被覆シー
トにより常時覆われることになるので、簡単に消えるこ
とがなく、しかも被覆シートを通して見ることができ
る。
【0016】図3および図4は本考案の他の実施例によ
る表示装置6aを示す。この実施例では、表示装置6a
はカセット2の側面に設けられている。そして、細長い
側面の形状に応じて、表示シート7aおよび被覆シート
8aの形状も細長いものとなっている。また、被覆シー
ト8aは表示シート7aに短い一側縁に沿って接合部1
0aで接合されている。一方、短い他側縁の側で被覆シ
ート8aの裏面には粘着層11が設けられている。この
実施例では、被覆シート8aの幅Dが接合部10aの長
さLよりかなり長いので、被覆シート8aが自由に撓ん
で表示シート7aから離れようとする傾向が強い。しか
し、粘着層11を設けることにより、被覆シート8aを
表示シート7aに密着した状態に保つことができる。粘
着層11は、ポリプロピレンの表示シート7aに対する
粘着性はあるが、比較的簡単に剥離できる性質のものと
されている。
【0017】この実施例もさきの実施例と同じ効果があ
ることは明らかである。
【0018】本考案の両実施例とも、表示シート7,7
aと被覆シート8,8aは、図5および図6に示すよう
に、剥離紙13の面に粘着剤を介して数組粘着させた状
態で市場に出すことができる。剥離紙13から1組の表
示シートと被覆シートを剥がし、表示シート裏面の粘着
剤を利用して表示シートと剥離シートの対をカセットの
表面の所定位置へ接合する。これにより本考案の表示装
置が構成される。
【0019】図7および図8は、図3および図4の実施
例の変形実施例を示す。この実施例では、被覆シート8
aの先端側を表示シート7aに粘着により接合する代り
に、表示シート7aの端部に、被覆シート8aの先端を
挿入可能なベルト14を取付けている。ベルト14の裏
側への挿入を可能にするため、被覆シート8aの先端部
はやや細く形成されている。図7は被覆シート8aの先
端部をベルト14に挿入した状態を示し、図8は被覆シ
ート8aの先端部をベルト14から外した状態を示して
いる。
【0020】以上の実施例ではビデオカセットを例にと
って説明したが、フロッピーディスク等の他の記録媒体
内蔵ケースにも本考案を適用できることは明らかがあ
る。
【0021】
【考案の効果】以上に実施例について説明したところか
ら明らかなように、本考案によれば、表示シート上の記
載内容を消去性インクで記載したことにより簡単に消去
して新しく書き改めることができる。しかも、消え易い
記載内容は、その表面を常時透視可能な被覆シートで覆
っておくので、擦りなどにより簡単に消えることがなく
長く保持することができる。そして、被覆シートはめく
ることができ、めくっても一側縁が接合されているので
元へ戻せば再び最初の位置をとり、表示内容を保護し続
ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による表示装置を有するビデ
オカセットの斜視図。
【図2】図1の表示装置の被覆シートをめくった状態を
示す斜視図。
【図3】本考案の他の実施例による表示装置を有するビ
デオカセットの斜視図。
【図4】図3の表示装置の被覆シートをめくった状態を
示す斜視図。
【図5】図1の実施例の表示装置の市販状態を示す斜視
図。
【図6】図3の実施例の表示装置の市販状態を示す斜視
図。
【図7】図3の実施例の変形例を示す斜視図。
【図8】図7の表示装置の被覆シートをめくった状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
2 ビデオテープカセット 6,6a 表示装置 7,7a 表示シート 8,8a 被覆シート 10,10a 接合部 11 粘着層 13 剥離シート 14 ベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体内蔵ケースの外面に貼着された表
    示シートを有し、この表示シートは消去性インクにより
    消去可能に表面に筆記可能なポリプロピレンシートによ
    り構成され、表示シートの表面を密着状に覆うように透
    視可能な可撓性被覆シートが設けられ、この被覆シート
    は、その一側縁が表示シートの一側縁に沿って接合され
    て、表示シート表面の筆記内容の追加、変更時に表示シ
    ート表面を露出可能にめくることができるように構成さ
    れていることを特徴とする記録媒体内蔵ケース外面の表
    示装置。
  2. 【請求項2】被覆シートの前記一側縁の反対側の縁部
    が、表示シートの他側縁に沿って剥離可能に保持されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の記録媒体
    内蔵ケース外面の表示装置。
JP2666793U 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置 Expired - Lifetime JPH0734447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2666793U JPH0734447Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2666793U JPH0734447Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0684477U JPH0684477U (ja) 1994-12-02
JPH0734447Y2 true JPH0734447Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=12199761

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JP2666793U Expired - Lifetime JPH0734447Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

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