JPH071658Y2 - 名称用ラベル - Google Patents

名称用ラベル

Info

Publication number
JPH071658Y2
JPH071658Y2 JP6125990U JP6125990U JPH071658Y2 JP H071658 Y2 JPH071658 Y2 JP H071658Y2 JP 6125990 U JP6125990 U JP 6125990U JP 6125990 U JP6125990 U JP 6125990U JP H071658 Y2 JPH071658 Y2 JP H071658Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
name
label
sheet
lower sheet
upper sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6125990U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0420081U (ja
Inventor
康弘 城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MU Ltd
Original Assignee
MU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MU Ltd filed Critical MU Ltd
Priority to JP6125990U priority Critical patent/JPH071658Y2/ja
Publication of JPH0420081U publication Critical patent/JPH0420081U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071658Y2 publication Critical patent/JPH071658Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ビデオテープケース、ビデオテープの収納ケ
ースやファイル等に使用して名称を記載するための名称
用ラベルに関する。
[従来の技術] 従来、ビデオテープ等の名称は直接該ビデオテープのケ
ースにマジックインキで書いたり、或いはビデオテープ
等の収納ケースに貼着するラベルが使用されている。即
ち、ラベルの名称欄に鉛筆、ボールペン等で名称を記載
した後、収納ケースの本体の背表紙に予めラベル裏面に
添着されている接着剤で貼着している。又、ファイルに
おいても同様に、背表紙に直接名称を記載したり或いは
上記のラベルを使用している。
[考案が解決しようとする課題] ビデオテープのケースに直接名称を記載した後、内容物
を再録画したとき名称が書けない場合が生じ困ることが
ある。又ファイルにおいても同様のことが生ずる。一
方、ラベルを使用するときでも再録画したビデオテープ
を既に名称が記載してあるラベルが貼着してある収納ケ
ースに収納する場合には、ラベルに記載された名称を抹
消して書き直したり、ラベルを剥がして新たに貼着した
り、或いは重ねて張りつけることが必要である。名称を
抹消して書き直すことは美感を損ね、且全ての名称を書
き切れない不都合が生じる。ラベルを剥がして新たにラ
ベルを貼着することは、ラベルをうまく剥がすことがで
きない場合がある。又ラベルを重ねて張りつけることは
美感を損ねるという問題点がある。
そこで、本考案は係る不都合を解消する名称用ラベルを
提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するため本考案は次のように構成す
る。
即ち、請求項第1項の名称用ラベルは、下シール表面の
名称欄を粘着性に形成し、該下シート表面に半透明な上
シートを重ね合わせて外周部を接着し、上シートと下シ
ートとで名称欄上に密接空間を形成し、且つ上シートの
端部に開口部を設けたものである。
請求項第2項の名称用ラベルは、下シート表面の名称欄
を粘着性に形成し、該下シート表面に透明な上シートを
重ね合わせて外周部を接着し、上シートと下シートとで
名称欄上に密接空間を形成し、且つ名称欄外となる位置
に該密接空間と連通する空気保持部と減圧部を形成した
ことを要旨とするものである。
又、請求項第3項の名称用ラベルは、請求項第1項及び
第2項の下シートに替えて被貼着体とする。即ち、上シ
ートだけの名称用ラベルである。
[作用] 下シート表面と上シート裏面とは、名称欄上において密
接空間、即ち薄い空気層が形成されている。この状態に
おいて、下シートの色は半透明色の上シートからは透か
して見ることができない。しかし、名称欄上の上シート
に細い棒等で押圧しながら文字等を記載すると、該押圧
された箇所は下シートの粘着性により上シートと密着保
持されて空気層が消滅する。そのため、該箇所は半透明
の上シートを透かして下シートの色が浮かび上がり、所
謂文字等として判読できる状態が保持される。上記は請
求項第1〜4項とも同じである。
反対に、該名称を消す場合には、請求項第1項において
は、開口部から薄板等を挿入する。その結果、名称欄上
の上シートと下シートの密着はなくなりその間に空気層
が生じる。その結果、下シートの色彩が上シートを透か
しては見えなくなり文字は消えた状態になる。請求項第
2項においては、指先で空気が収納されている空気保持
部から名称欄上の上シートを押圧しながら空気を反対の
端部に設けられた空気減圧部に向かって送る。そのた
め、上シートと下シート間に空気層が生じ、上記と同様
になり、名称欄上に書かれた文字は消える。そこで、再
度細い棒等で名称欄に文字等を書くことができる。尚、
請求項第3項の場合には、其々上記の請求項第1項、第
2項に対応する。
[実施例] (第1実施例) 請求項第1項の名称用ラベル15を第1、2図を参照して
説明する。第1図は名称用ラベル15と該名称用ラベル15
を貼着する収納ケース本体1の全体斜視図である。名称
用ラベル15は第2図の断面図(第1図A〜A)で示すよ
うに、主要部材として下シート6と上シート2とで形成
されている。上シート2は半透明色として乳白色の塩化
ビニール等の薄肉樹脂で長方形状に制作されていて、端
部には開口部20が形成されている。なお、開口部20の平
面形状は長方形状より三か月形状の方が後述する文字等
を消す場合に用いる薄板25等を容易に挿入することがで
きる。又、開口部20の周縁部21の断面形状を球状に形成
して強度を持たせている。一方、下シート6表面の名称
欄3は粘着性に形成されている。その為には、図示した
ように下シート6としてクラフト紙、ポリ塩化ビニール
等の材質を用いて該名称欄3上にゴム、合成樹脂等の黒
色、緑色、橙色等の粘着剤10を添着して形成したり、或
いは下シート6自身を上記した色の粘着性を有する材質
を用いる。本例の名称用ラベルは、これら上シート2の
裏面と下シート6の表面を名称欄3上で接して密接空間
5、即ち空気層を形成するように外周部8を上記した開
口部20を除いて、外周部8を接着剤で貼着して形成され
ている。又、該下シート6の裏面11には収納ケース1に
貼着できるように接着剤が添着されている。
次に、上記の構成の作用について説明する。名称欄3上
に細い棒等で名称を記載すると、上シート2と下シート
6とは下シートの粘着性により該部分は密着保持されて
空気層が消滅し、該場所は上シート2を透かして下シー
ト6の色が、即ち文字等が浮かび上がる。反対に、名称
欄上の文字を消す場合には、開口部20から第2図に示す
ように薄板25等を上シート2と下シート6表面の間に挿
入する。その結果、上シート2と下シート6表面の間に
空気層が生じ、下シート6の色彩が上シート2を透かし
ては見えなくなり文字は消えた状態になる。従って、繰
り返して文字等を書くことができる。なお、本実施例の
名称用ラベルはビデオテープのカセットケースに直接貼
着して使用しても上シートが剥離することがないためカ
セットデッキ内でのトラブルの発生を防止できる。
(第2実施例) 本実施例は請求項第2項に該当し、第3、4図を参照し
て説明する。第3図は名称用ラベル15aの平面図、第4
図はB〜B断面図である。本実施例の上シート2a、下シ
ート6aは第1実施例とほぼ同じである。しかし、上シー
ト2aの名称欄3外の両端部には略半楕円球形の空気保持
部7aと減圧部7bとが其々形成され、上シート2aと下シー
ト6aは外周部8(第3図、鎖線と外周縁の間)で貼着さ
れている。ここで、空気保持部7aとは上シート2aを下シ
ート6aに貼着したとき空気を保持している状態、即ち上
シート2aが膨らんでいる状態をいい、減圧部7bとは空気
の量が少ない、即ち上シート2aが所謂萎んでいる状態を
いう。空気保持部7aと密接空間部5とは通路が狭められ
た連通部9aを介して連通し、同様に減圧部7bと密接空間
部5も連通部9aを介して連通している。
次に、上記の構成の作用について説明する。名称欄3上
に細い棒等で名称を記載すると、上シート2aと下シート
6aの表面は下シートの粘着性により該箇所が密着して空
気層が消滅し、該場所は上シート2aを透かして下シート
6aの色が、即ち文字等が浮かび上がる。反対に、名称欄
3に記載された文字、記号を消す場合には、空気保持部
7aを指で押すと、空気保持部7a内の空気は狭い連通部9a
から密接空間部5へ流入する。そして、更に指で名称欄
3を押圧していくと、該空気は上シート2aと下シート6a
の表面の間において空気層を形成しながら連通部9bを通
って減圧部7bに流入し、減圧部7bは膨らんでいく。即
ち、上シート2aと下シート6aの表面の間に空気層が形成
され、下シート6aの色は上シート2aを透かして見えなく
なる。その結果、名称欄3上に書かれてあった文字等は
消えた状態になる。このため、再度、名称欄3に文字を
書くことができる。書かれた文字を更に消す場合には、
上記とは反対の減圧部7b(上記から明らかな様に膨らん
でいる)を押圧して、空気を空気保持部7aに流入させ
る。この様に、繰り返すことによって簡便に文字の書き
替えができる。なお、狭い連通部9aを形成することは空
気の流速を早め密接空間部10へより均一に流れ易くする
ためである。また、上記実施例では空気保持部7aと減圧
部7bとを相対向する位置に設けたが、名称欄3の形状に
よって異なる位置に設けることができるし、設置する数
及び容積も任意に選択できる。なお、本実施例の名称用
ラベルは第1実施例と異なり文字等を消す場合に薄板等
を必要としない点が優れている。
(第3実施例) 次に、第5図(断面図)に示す名称用ラベル15bは請求
項第3項のうち請求項第2項に使用した上シート2aに該
当するものである。即ち、本実施例の名称用ラベル15b
は第2実施例のラベル15aとは下シート6aが無い点が相
違する。即ち、下シート6aの替わりに被貼着体を使用す
る。被貼着体として、例えば第1図に示す収納ケース本
体1の1部である背表紙4を用いる。従って、本実施例
の名称用ラベル15bを使用する場合には、予め背表紙4
(被貼着体)に図示するように粘着剤10を添着した後或
いは粘性体で形成した背表紙に、外周部8の箇所で貼着
して使用する。但し、名称ラベル15bを貼着するとき、
空気保持部7aを膨らませた状態に、一方減圧部7bは萎ま
せた状態で貼ることが必要である。即ち、名称ラベル15
bを貼った状態は上記した第2実施例と同じ状態にして
使用する。このため、本実施例の作用、効果等は上記し
た第2実施例と同じであるため省略する。なお、請求項
第3項の請求項第1項に該当する名称用ラベルは第2図
に示す上シート2で構成されていて、使用方法、作用等
は上述した第1実施例と同じであるため省略する。
[考案の効果] 本考案の収納ケースの名称用ラベルは、簡便に製作する
ことができ、且つ名称欄に記載された文字等を容易に消
すことができるため名称の書き替えができる。又、本考
案は表ラベルが剥離することがないため、ビデオテープ
のカセットケースに直接貼着して使用してもカセットデ
ッキ内でのトラブルを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す図であり、第1図〜2図は
第1実施例を示す図であり、第1図は名称用ラベルと該
名称用ラベルを貼着する収納ケース本体の全体斜視図、
第2図は第1図A〜Aの断面図、第3図、第4図は第2
実施例の図であり、第3図は平面図、第4図は第3図の
B〜B断面図、第5図は第3実施例の断面図である。 1……収納ケース本体(被貼着体) 2、2a……上シート、3……名称欄 4……背表紙、5……密接空間 6、6a……下シート、7a……空気保持部 7b……減圧部、10……粘着剤 15、15a、15b……名称用ラベル

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下シート表面の名称欄を粘着性に形成し、
    該下シート表面に半透明な上シートを重ね合わせて外周
    部を接着し、上シートと下シートとで名称欄上に密接空
    間を形成し、且つ上シートの端部に開口部を設けたこと
    を特徴とする名称用ラベル。
  2. 【請求項2】下シート表面の名称欄を粘着性に形成し、
    該下シート表面に半透明な上シートを重ね合わせて外周
    部を接着し、上シートと下シートとで名称欄上に密接空
    間を形成し、且つ名称欄外となる位置に該密接空間と連
    通する空気保持部と減圧部を形成したことを特徴とする
    名称用ラベル。
  3. 【請求項3】下シートを被貼着体とすることを特徴とす
    る請求項第1項、第2項の名称用ラベル。
JP6125990U 1990-06-08 1990-06-08 名称用ラベル Expired - Lifetime JPH071658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125990U JPH071658Y2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 名称用ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6125990U JPH071658Y2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 名称用ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0420081U JPH0420081U (ja) 1992-02-19
JPH071658Y2 true JPH071658Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=31589354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6125990U Expired - Lifetime JPH071658Y2 (ja) 1990-06-08 1990-06-08 名称用ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071658Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0420081U (ja) 1992-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4589685A (en) Changeable labelling system
US4757901A (en) Erasable label kit
US6481127B1 (en) Erasable product
JPH05502537A (ja) 記録媒体構造物用変更可能ラベル表示システム
EP0588918B1 (en) A label
JPS62298981A (ja) 消去可能な見出し装置
JPH071658Y2 (ja) 名称用ラベル
US4911476A (en) Information pad for checkbooks
US5087079A (en) Watertight note card assembly
US20030184082A1 (en) Label
JPH0622867Y2 (ja) ラベル
GB2241922A (en) A cover for a memo pad with self-adhesive sheets
JPH0734447Y2 (ja) 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置
JPH0248860Y2 (ja)
JP3050380U (ja) 筆記具不要型メモ用紙
JP3005383U (ja) カセットテープの背表紙シール
JPS6030773Y2 (ja) 複写式ラベル
JPH0220198Y2 (ja)
JP3050290U (ja) 複写紙一体型メモ用紙
JPH0726860U (ja) 見出し用ラベル
JPH0331587Y2 (ja)
JPS6122995A (ja) 書込みカ−ド
JPH0643671U (ja) ラ ベ ル
CA2033661A1 (en) Cover for a tack memo pad
NZ238561A (en) Erasable/rewritable multi-layered label erased by wiping a finger or thumb across the top layer