JPH0684477U - 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置 - Google Patents

記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

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JPH0684477U
JPH0684477U JP2666793U JP2666793U JPH0684477U JP H0684477 U JPH0684477 U JP H0684477U JP 2666793 U JP2666793 U JP 2666793U JP 2666793 U JP2666793 U JP 2666793U JP H0684477 U JPH0684477 U JP H0684477U
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JP2666793U
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JPH0734447Y2 (ja
Inventor
沢 三千生 塩
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株式会社アルコ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオテープカセット、フロッピーディスク
等の記録内容表示を簡単に書き改めうるようにし、しか
も容易には消えないようにすること。 【構成】 裏面に粘着剤を添付した表示シート7,7a
をビデオテープカセット2等の外面に貼着する。表示シ
ート7,7aは表面にポリプロピレンをコーティングし
てあり、その面に記録内容を消去性インクにより消去可
能に記載できるようになっている。記載内容の書きかえ
を行うには、表示シート7,7aの一側縁に沿って接合
されて表示シートを覆う被覆シート8,8aをめくって
表示シートの面を露出させる。記録内容は、被覆シート
8,8aが透視可能になっていることにより読みとるこ
とができ、消去不能となる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、録音、録画テープカセット、フロッピーディスク等の記録媒体内蔵 ケースの外面の消去、書き変え可能な表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体内蔵ケースには、その記録内容を表示しておく必要がある。従来は、 この表示のために、裏面に接着層を有する表示シートを用意し、この表示シート を記録媒体内蔵ケースの表面に貼着し、表示シート表面に記録内容を記載するこ とが行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、この表示手段によると、表示内容の変更や追加のためには、さきに表 示した内容を書き改めたり、削除したりする必要が生じる。これは、消去用の白 インクで前の表示を消去し、その上に新しく書き込むことによって行なわれる。 しかしながら、これは、面倒な消去作業を必要とし、消去の跡が見苦しくなると いう問題がある。
【0004】 この問題をなくすためには、表示シートに消去性インクで表示を行なうことが 考えられるが、消去性インクは、擦ることにより消えてしまうので、表示を長く 保持することができない。
【0005】 本考案は、上述の問題を解決するためになされたもので、その目的は、表示内 容の書き変えを簡単で見苦しくなく行なうことができ、しかも表示内容が消去さ れることがない記録媒体内蔵ケース外面の表示装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による記録媒体内蔵ケース外面の表示装置は、記録媒体内蔵ケースの外 面に貼着された表示シートを有し、この表示シートは消去性インクにより消去可 能に表面に筆記可能なポリプロピレンシートにより構成され、表示シートの表面 を密着状に覆うように透視可能な可撓性被覆シートが設けられ、この被覆シート は、その一側縁が表示シートの一側縁に沿って接合されて、表示シート表面の筆 記内容の追加、変更時に表示シート表面を露出可能にめくることができるように 構成されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
被覆シートをその一側縁と反対の側で表示シートから剥がしてめくり、表示シ ート表面の消去性インクの表示を擦って消去し、次いで表示シート表面に新しい 表示を消去性インクで記載し、被覆シートを再び表示シート表面に戻すと、被覆 シートは新しい表示を覆ってその消去を防止する。
【0008】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を説明する。
【0009】 図1は記録媒体内蔵ケースの一例としてのビデオテープカセット2を示す。こ のビデオテープカセット2は、公知のように、テープ送り出し及び巻取り用のリ ール3,3を内蔵し、これらのリールは、カセットの表面を構成する透明板4, 4を通して見えるようになっている。透明板4,4の間には非透明板部分5があ り、この非透明板部分5の表面に本考案の表示装置6が設けられている。
【0010】 表示装置6は、図2に示すように、非透明板部分5の表面に例えば粘着剤を介 して貼着された表示シート7を有している。表示シート7は、消去性インクによ り消去可能に表面に筆記可能なポリプロピレンシートにより構成されている。ポ リプロピレンシートは、上質紙またはコート紙の表面にポリプロピレンをコーテ ィングし、裏面に貼着剤を塗布したものにより構成することができる。消去性イ ンクとしては、公知のアルコール性顔料(または染料)インクを用いるのが適当 である。このような消去性インクは、ホワイトボード用のマーカーに一般に用い られており、乾いたフェルトのようなイレーザにより擦ると直ちに消去すること ができる。このように消去性インクによる記載に適し、しかも擦るだけで簡単に インクを消去することを可能とする筆記面の材質はポリプロピレンが最適である 。
【0011】 消去性インクとしては水性インクを用いることもできる。水性インクは濡れた 布などで擦ると容易に除去することができる。
【0012】 以上のように構成された表示シート7の上面には、透視可能な可撓性被覆シー ト8が密着状に設けられている。被覆シート8は例えばポリプロピレンからなり 、表示シート7と同形、同寸法に形成される。好ましい形状は四角形である。被 覆シート8は透明または半透明で、着色することもできる。このような被覆シー ト8により、表示シート7上の消去性インクによる記載は被覆シート8を通して 読み取ることができる。
【0013】 被覆シート8はその一側縁が10で示すように表示シート7の一側縁に沿って 接合されている。接合は、接着、熱融着等の手段で行うことができる。この接合 部10で両シート7,8が接合されているので、表示シート7上に通常密着させ られている被覆シート8は図2に示すように表示シート7から離れるようにめく り上げることができる。被覆シート8をめくり上げて表示シート7の表面を露出 させ、表示シート7に消去性インクで記載を施すか、または今まであった消去性 インクによる記載を擦って削除して新しい記載を消去性インクで施し、次いで被 覆シート8を元の位置に戻して表示シート7の表面に密着させると、表示シート 7上の記載は被覆シート8で覆われて容易には消えることがなく、しかも被覆シ ート8を通して見ることができる。
【0014】 図1に示すように被覆シート8を所定の位置へ戻した後は、接合部10の長さ Lが比較的長く、被覆シート8の幅Dが比較的短い場合には、被覆シートの復元 性によって被覆シートは表示シート7の面に密着し続ける。
【0015】 以上のように、表示を記載することによって、表示の内容は何回でも自由に書 き改めることができる。そして、消え易い消去性インクの記載は、被覆シートに より常時覆われることになるので、簡単に消えることがなく、しかも被覆シート を通して見ることができる。
【0016】 図3および図4は本考案の他の実施例による表示装置6aを示す。この実施例 では、表示装置6aはカセット2の側面に設けられている。そして、細長い側面 の形状に応じて、表示シート7aおよび被覆シート8aの形状も細長いものとな っている。また、被覆シート8aは表示シート7aに短い一側縁に沿って接合部 10aで接合されている。一方、短い他側縁の側で被覆シート8aの裏面には粘 着層11が設けられている。この実施例では、被覆シート8aの幅Dが接合部1 0aの長さLよりかなり長いので、被覆シート8aが自由に撓んで表示シート7 aから離れようとする傾向が強い。しかし、粘着層11を設けることにより、被 覆シート8aを表示シート7aに密着した状態に保つことができる。粘着層11 は、ポリプロピレンの表示シート7aに対する粘着性はあるが、比較的簡単に剥 離できる性質のものとされている。
【0017】 この実施例もさきの実施例と同じ効果があることは明らかである。
【0018】 本考案の両実施例とも、表示シート7,7aと被覆シート8,8aは、図5お よび図6に示すように、剥離紙13の面に粘着剤を介して数組粘着させた状態で 市場に出すことができる。剥離紙13から1組の表示シートと被覆シートを剥が し、表示シート裏面の粘着剤を利用して表示シートと剥離シートの対をカセット の表面の所定位置へ接合する。これにより本考案の表示装置が構成される。
【0019】 図7および図8は、図3および図4の実施例の変形実施例を示す。この実施例 では、被覆シート8aの先端側を表示シート7aに粘着により接合する代りに、 表示シート7aの端部に、被覆シート8aの先端を挿入可能なベルト14を取付 けている。ベルト14の裏側への挿入を可能にするため、被覆シート8aの先端 部はやや細く形成されている。図7は被覆シート8aの先端部をベルト14に挿 入した状態を示し、図8は被覆シート8aの先端部をベルト14から外した状態 を示している。
【0020】 以上の実施例ではビデオカセットを例にとって説明したが、フロッピーディス ク等の他の記録媒体内蔵ケースにも本考案を適用できることは明らかがある。
【0021】
【考案の効果】
以上に実施例について説明したところから明らかなように、本考案によれば、 表示シート上の記載内容を消去性インクで記載したことにより簡単に消去して新 しく書き改めることができる。しかも、消え易い記載内容は、その表面を常時透 視可能な被覆シートで覆っておくので、擦りなどにより簡単に消えることがなく 長く保持することができる。そして、被覆シートはめくることができ、めくって も一側縁が接合されているので元へ戻せば再び最初の位置をとり、表示内容を保 護し続ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による表示装置を有するビデ
オカセットの斜視図。
【図2】図1の表示装置の被覆シートをめくった状態を
示す斜視図。
【図3】本考案の他の実施例による表示装置を有するビ
デオカセットの斜視図。
【図4】図3の表示装置の被覆シートをめくった状態を
示す斜視図。
【図5】図1の実施例の表示装置の市販状態を示す斜視
図。
【図6】図3の実施例の表示装置の市販状態を示す斜視
図。
【図7】図3の実施例の変形例を示す斜視図。
【図8】図7の表示装置の被覆シートをめくった状態を
示す斜視図。
【符号の説明】
2 ビデオテープカセット 6,6a 表示装置 7,7a 表示シート 8,8a 被覆シート 10,10a 接合部 11 粘着層 13 剥離シート 14 ベルト

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体内蔵ケースの外面に貼着された表
    示シートを有し、この表示シートは消去性インクにより
    消去可能に表面に筆記可能なポリプロピレンシートによ
    り構成され、表示シートの表面を密着状に覆うように透
    視可能な可撓性被覆シートが設けられ、この被覆シート
    は、その一側縁が表示シートの一側縁に沿って接合され
    て、表示シート表面の筆記内容の追加、変更時に表示シ
    ート表面を露出可能にめくることができるように構成さ
    れていることを特徴とする記録媒体内蔵ケース外面の表
    示装置。
  2. 【請求項2】被覆シートの前記一側縁の反対側の縁部
    が、表示シートの他側縁に沿って剥離可能に保持されて
    いることを特徴とする請求項1または2記載の記録媒体
    内蔵ケース外面の表示装置。
JP2666793U 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置 Expired - Lifetime JPH0734447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2666793U JPH0734447Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

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JP2666793U JPH0734447Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0684477U true JPH0684477U (ja) 1994-12-02
JPH0734447Y2 JPH0734447Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=12199761

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JP2666793U Expired - Lifetime JPH0734447Y2 (ja) 1993-05-21 1993-05-21 記録媒体内蔵ケース外面の表示装置

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JPH0734447Y2 (ja) 1995-08-02

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