JPH0734402A - 鉄道軌道の道床のバラスト除去用、土壌の溝掘り用、土地整地用及び宅地造成のための法面の段切り用等のためのバラスト・土壌の掘り出し方法 - Google Patents

鉄道軌道の道床のバラスト除去用、土壌の溝掘り用、土地整地用及び宅地造成のための法面の段切り用等のためのバラスト・土壌の掘り出し方法

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JPH0734402A
JPH0734402A JP18852992A JP18852992A JPH0734402A JP H0734402 A JPH0734402 A JP H0734402A JP 18852992 A JP18852992 A JP 18852992A JP 18852992 A JP18852992 A JP 18852992A JP H0734402 A JPH0734402 A JP H0734402A
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Abstract

(57)【要約】 鉄道軌道の道床のバラスト除去用土木機装置と、整地の
ための抜根等を含む土地整正用土木機装置と、宅地造成
のための法面(ノリメン)の段切り用土木機装置とを兼
用する装置として、本発明者が初めて、多目的土木機装
置(特公平4−14215号)を発明したのであるが、
この多目的土木機装置は、鉄道軌道などのスペースの狭
小な現場での作業を行うに当っては、不十分な点がある
ことを見い出した。本発明はこの問題点を解決せんとす
ることを目的とする。 【構成】多目的土木機装置1に、移動自在に設けられ
た、エンドレス移動帯の案内盤体12を断面逆ヘ字状と
なすと共に、エンドレスチェーン帯の移動速度を約2米
/秒以上の高速となして、バラスト土壌の掘り出しをす
る方法

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄道軌道の道床のバラス
ト除去用、土壌の溝掘り用、土地整地用及び宅地造成の
ための法面の段切り用等のためのバラスト・土壌の掘り
出し方法に関する。
【0002】従来は、鉄道軌道の道床のバラスト除去用
土木機装置と、整地のための抜根等を含む土地整正用土
木機装置と、宅地造成のための法面(ノリメン)の段切
り用土木機装置とは、夫々別個の機械装置であり、これ
らを兼用する装置は存在しなかったのであるが、本発明
者は、これらを兼用する多目的土木機装置を発明した、
特公平4−14215号(鉄道軌道の道床のバラスト除
去用、土壌の溝掘り用、整地のための抜根等を含む土地
整地用及び宅地造成のための法面の段切り用等の多目的
土木機装置)が夫れである。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】然し乍ら、本発明者
は、この多目的土木機装置を鉄道軌道などのスペースの
狭小な現場で所定の作業を行うに当り、不充分な点があ
ることを見い出した。本発明はこの問題点を解決せんと
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、エンドレス移動帯を使用するバラスト・土壌
の掘り出し方法に於て、前記エンドレスチェーン帯を支
承し案内するチェーン帯案内溝のある相当長の案内盤体
を断面逆ヘ字状となすと共に、エンドレスチェーン帯の
移動速度を約2米/秒以上の高速となしたことを特徴と
するバラスト・土壌の掘り出し方法を提供したのであ
る。
【0005】前記のバラスト・土壌の掘り出し方法に於
て、エンドレスチェーン帯の移動速度を約3乃至5米/
秒の範囲となすことが好ましい。
【0006】前記のバラスト・土壌の掘り出し方法に於
て、前記エンドレスチェーン帯の張度調節手段として、
該チェーン帯の駆動のためのスプロケットの軸受を支承
するブラケットを前記案内盤体のカッターフレーム部
に、長手方向に摺動自在に遊嵌せしめ、且つブラケット
を長手方向に押圧するように弾性体を介して調整自在な
押圧手段をカッターフレーム部に装着するものとする。
【0007】前記のバラスト・土壌の掘り出し方法に於
て、前記の逆ヘ字状の案内盤体を支承し且つ上下と左右
方向に、移動せしめるための油圧手段を有する作業台
が、これを案内盤体のバラスト・土壌に接触する部分を
長手方向に移動せしめ得る油圧シリンダ体にて支承せし
められて、バラスト・土壌の掘り出しの進み具合に従っ
て作業台を漸次前記長手方向に移動せしめるものである
ことが好ましい。
【0008】而して、前記のバラスト・土壌の掘り出し
方法に於て、前記エンドレスチェーン帯が長円状鎖環を
組合せてなるものとなし、該長円状鎖環のうちの所要数
の長円状鎖環は、バラスト・土壌掻き出し用突起体付き
の広幅板体を固着したるものとなし、而かも該掻き出し
用突起体は、斜め上向きの錐状突起体、水平向きの錐状
突起体、斜め下向き錐状突起体が順次に固着されている
ものであることがバラスト・土壌の掘り出しに当り、最
も適切である。
【0009】
【作用】本発明方法は、例えば、図1(多目的土木機装
置全体の側面図)と図2(同上の正面図)と図3(同上
の平面図)に示される多目的土木機装置1に於て、バラ
スト・土壌の掘り出し手段を備えたエンドレスチェーン
帯10を支承し案内するチェーン帯案内溝11のある逆
ヘ字状案内盤体12の先端部15を、掘り出しすべき個
所、例えば鉄道の枕木13の下方のバラスト層14の少
許側方の所に接触させ油圧シリンダ体9の操作により掘
り出すべき個所の方に案内盤体12を漸次移動させると
同時にエンドレスチェーン帯10を約2米/秒以上の高
速で運転しバラスト・土壌を掻き出すのである。
【0010】この際案内盤体12は逆ヘ字状であるの
で、バラスト層14内に突入する部分は案内盤体12の
水平部分16であって、バラストの掻き出しに好都合で
あると共に、掻き出されたバラストは、機体2の側方で
地面より相当離れた処に位置する掻き出し物放出部17
に於て案内盤体12より放出され、ベルトコンベヤ3,
4,5で所望の個所に移され、例えばトラックの荷台な
どに集められ得て甚だ便利である。この目的のために、
案内盤体12の上端部52付近をカバーするように放出
物を集めるためのカバー体18を装着する。(図5と図
1と図3参照)
【0011】本発明方法に於て、バラスト・土壌の掘り
出しと掻き出しに当りエンドレスチェーン帯10の移動
速度を約2米/秒以上の高速となしたのは、これ以下の
低速では充分な掘り出しと掻き出しが困難であること
を、本発明者が見い出したからである。更に、この移動
速度を約3乃至5米/秒の範囲とすることは最も好まし
いものである。これ以上の高速にするとエンドレスチェ
ーン帯10の掻き出しのための部材の磨耗を早めること
になり好ましくないのである。
【0012】本発明に於て、エンドレスチェーン帯10
は常に適切な張度の状態であることが好ましい。図8と
図9に図示のように、エンドレスチェーン帯10の張度
調節手段として、該チェーン帯10の駆動のためのスプ
ロケット19の軸受21を支承するブラケット22を前
記案内盤体12のカッターフレーム部20に、長手方向
に摺動自在に遊嵌せしめ、且つブラケット22を長手方
向に押圧するように弾性体23を介して調整自在な押圧
手段53をカッターフレーム部20に装着するのであ
る。
【0013】本発明方法を実施する多目的土木機装置に
於ては、前記の作業を円滑に遂行するために、逆ヘ字状
の案内盤体12を支承し且つ上下と左右方向に移動せし
めるための油圧手段(48,49,50)を有する作業
台8が、これを案内盤体12のバラスト・土壌に接触す
る部分を長手方向に移動せしめ得る油圧シリンダ体9に
て支障せしめられて、バラスト・土壌の掘り出しの進み
具合に従って作業台8を漸次前記長手方向に移動せしめ
るものである。
【0014】本発明方法を実施する多目的土木機装置に
於ては、図6と図7に示されるように、エンドレスチェ
ーン帯10が長円状鎖環24,24,24を組合せてな
るものとなし、該長円状鎖環のうちの所要数の長円状鎖
環24は、バラスト・土壌掻き出し用突起体25付きの
広幅板体26を固着したるものとなし、而かも該掻き出
し用突起体26は、斜め上向きの錐状突起体26a、水
平向きの錐状突起体26b、斜め下向き錐状突起体26
cが順次に固着されているものであるようにする構成で
あることに依って、効率の良い掘り出しができるのであ
る。
【0015】
【実施例】図1乃至図3に、本発明方法を実施するため
の多目的土木機装置1にて枕木13の下方のバラスト層
14に対する掘り出しを行う実施例が図示される。その
機体2がレール6上に、油圧シリンダ体27,28にて
夫々上下動するレール用車輪の前輪29、後輪31によ
り、走行可能の形で乗っている状態が、図1に図示され
る。この際には、機体2を一般道路上で移動させるため
のキャタピラ走行機30はレール6より所要距離だけ上
方位置にあるように吊支されている。
【0016】該キャタピラ走行機30は、機体2の中央
下面に油圧回動軸32を介して、前記前輪29と後輪3
1との略々中間に装着される。機体2が一般道路上を走
行するときには、前記の前輪29と後輪31とが図1の
二点鎖線で示された上昇位置33,34にあるようにし
てキャタピラ走行機30上に機体2が乗っている状態と
なすものである。道路上からレール6上に移るときには
前記油圧回動軸32を回動させることで機体2をレール
6上に移すことになる。レール6上から道路上に移ると
きは、この逆の動作をする。
【0017】図3に於て、35は油圧シリンダ体であ
る。図3中でベルトコンベヤ5がレール6に平行な場合
と斜め方向にある場合との二種類の位置が假想線で図示
されているのは、この二種類のどちらかの都合の良い方
を採用すると云う趣旨である。図1乃至図3に於て、7
は操作室であって、その前方と側方にガラス窓36,3
7を設ける。
【0018】図4に逆ヘ字状案内盤体12及びこれを支
承する作業台8並びに該作業台8の位置と向きとの操作
をする油圧シリンダ手段(48,49,50)などが図
示される。同図に於て、38はエンドレスチェーン帯1
0を駆動する油圧モータであって、前記操作室7内の操
作員がその回転速度を制御するのである。
【0019】図5は前記案内盤体12とカバー体18と
ベルトコンベヤ33などの関連関係を図示したものであ
る。図6はエンドレスチェーン帯10の一部拡大図であ
って、図示のようにエンドレスチェーン帯10は長円状
鎖環24,24,24を組合せてなり、該長円状鎖環の
うち2個に1個の割合のものである案内盤体12のチェ
ーン案内溝11内に摺動自在に嵌入されている。該長円
状鎖環24,24,24のうち2個に1個の割合で長円
状鎖環24にバラスト・土壌掻き出し用突起体25付き
の広幅板体26を固着する。該掻き出し用突起体25
は、斜め上向きの錐状突起体25a、水平向きの錐状突
起体25b、斜め下向き錐状突起体25cが順次に固着
されているようにする。図中、54は前記広幅板体26
の長円状鎖環24への固着のための取付ボルトである。
【0020】図7は、前記掻き出し用突起体25を突設
した広幅板体26とその支承部29などの拡大図であ
る。同図に、3種類の突起体、即ち、斜め上向きの錐状
突起体25a,水平向きの錐状突起体25b、斜め下向
き錐状突起体25c、及びボルト取付孔41が示され
る。これらの錐状突起体25a,25b,25cで掻き
出したバラストなどを広幅板体26と26の間に挟むよ
うにしてエンドレスチェーン帯10で案内盤体上端部5
2迄運ぶのである。
【0021】図8と図9に図示のように、エンドレスチ
ェーン帯10の張度調節手段として、該チェーン帯10
の駆動のためのスプロケット19の軸受21を支承する
ブラケット22を、前記案内盤体のカッターフレーム部
20に、長手方向に摺動自在に遊嵌せしめ、且つブラケ
ット22を長手方向に押圧するように弾性体23を介し
て調整自在な押圧手段53をカッターフレーム部20に
装着するのであって、図8の実施例は、押圧手段53と
して、ボルト42の頭部43で前記弾性体23を押圧す
る方式を採用したものであって、図中、44は固定用ナ
ット、45はカッターフレーム部20の固定壁板51に
穿設された螺孔であって、該螺孔45にボルト42が螺
入され、ボルト頭部43が適切な押圧力で弾性体23を
押圧した状態でボルト42を固定するように固定用ナッ
ト44を設けるのである。図9の実施例は、押圧手段5
3として、押圧用油圧シリンダ体46を採用したもので
あって、ピストン頭部47で弾性体23を押圧するので
ある。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は鉄道軌道
の道床のバラスト除去用、土壌の溝掘り用、整地のため
の抜根等を含む土地整正用、及び宅地造成のための法面
の段切り用等のためのパラスト・土壌の掘り出しにまこ
とに優れた方法であり、特に、鉄道軌道などのスペース
が狭小な現場での作業に適し、パンドール締結枕木の下
方のバラスト層及びポイント部のバラスト層の掘り出し
を高効率で遂行し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施例する多目的土木機装置の側面図
【図2】同上の正面図
【図3】同上の平面図
【図4】同上に於ける案内盤体及び作業台とこれの位置
と向きとの操作をする油圧シリンダ体などの正面図
【図5】同上の案内盤体とカバー体とベルトコンベヤな
どの関連関係を示した一部切欠の斜面図
【図6】エンドレスチェーン帯の一部拡大平面図
【図7】エンドレスチェーン帯に装着される広幅板体の
斜面図
【図8】エンドレスチェーン帯の張度調整手段の第一実
施例の正面断面図
【図9】エンドレスチェーン帯の張度調整手段の第二実
施例の正面断面図
【符号の説明】
1 多目的土木機装置 2 機体 3 ベルトコンベヤ(第1) 4 ベルトコンベヤ(第2) 5 ベルトコンベヤ(第3) 6 軌条(レール) 7 操作室 8 作業台 9 油圧シリンダ体 10 エンドレスチェーン帯 11 チェーン帯案内溝 12 案内盤体 13 枕木 14 バラスト層 15 案内盤体先端部 16 案内盤体水平部分 17 掻き出し物放出部 18 カバー体 19 スプロケット 20 カッターフレーム部 21 軸受 22 ブラケット 23 弾性体 24 長円状鎖環 25 突起体 25a 斜め上向きの錐状突起体 25b 水平向きの錐状突起体 25c 斜め下向きの錐状突起体 26 広幅板体 27 油圧シリンダ体 28 油圧シリンダ体 29 レール用車輪(前輪) 30 キャタピラ走行機 31 レール用車輪(後輪) 32 油圧回動軸 33 前輪の不使用時の上昇位置 34 後輪の不使用時の上昇位置 35 油圧シリンダ体 36 ガラス窓 37 ガラス窓 38 油圧モータ 39 板体支承部 40 予備エンジン 41 ボルト取付孔 42 ボルト 43 ボルト頭部 44 ナット 45 螺孔 46 押圧用油圧シリンダ体 47 ピストン頭部 48 油圧シリンダ体 49 油圧シリンダ体 50 油圧シリンダ体 51 固定壁板 52 案内盤体上端部 53 調整自在な押圧手段 54 取付ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年8月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本発明方法を実施する多目的土木機装置に
於ては、図6と図7に示されるように、エンドレスチェ
ーン帯10が長円状鎖環24,24,24を組合せてな
るものとなし、該長円状鎖環のうちの所要数の長円状鎖
環24は、バラスト・土壌掻き出し用突起体25付きの
広幅板体26を固着したるものとなし、而かも該掻き出
し用突起体25は、斜め上向きの錐状突起体26a、水
平向きの錐状突起体26b、斜め下向き錐状突起体26
cが順次に固着されているのであるようにする構成であ
ることに依って、効率の良い掘り出しができるのであ
る。図1に示されるように機体2の下部中央附近に、一
般道路運行用のキャタピラ走行機30を油圧回動軸32
を介して取付けると共に、機体2の下部にレール上走行
用の前輪29、後輪31を、油圧手段で上下動し得るよ
うに設けるに於て、該両輪29,31が上昇位置にある
ときは前記キャタピラ走行機30が機体2を支承して走
行し得ると共に、該両輪29,31が下降位置にあると
きは前記キャタピラ走行機30はレール又は道路より上
方位置にあって該両輪29,31にて機体2を支承して
走行し得るものであるようにする構成によって、機体2
を一般道路上からレール6上に移すときは所要箇所で油
圧回動軸32を回動させることで機体2をレール6上に
移し得るのであり、レール6上から道路上に移すときは
この逆の動作をするのであって、特別の道具を必要とし
ないので取扱上甚だ好都合である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図8と図9に図示のように、エンドレスチ
ェーン帯10の強度調節手段として、該チェーン帯10
の駆動のためのスプロケット19の軸受21を支承する
ブラケット22を、前記案内盤体のカッターフレーム部
20に、長手方向に摺動自在に遊嵌せしめ、且つブラケ
ット22を長手方向に押圧するように弾性体23を介し
て調整自在な押圧手段53をカッターフレーム部20に
装着するのであって、図8の実施例は、押圧手段53と
して、ボルト42の頭部43で前記弾性体23を押圧す
る方式を採用したものであり、図中、44は固定用ナッ
ト、45はカッターフレーム部20の固定壁板51に穿
設された螺孔であって、該螺孔45にボルト42が螺入
され、ボルト頭部43が適切な押圧力で弾性体23を押
圧した状態でボルト42を固定するように固定用ナット
44を設けるのである。図9の実施例は、押圧手段53
として、押圧用油圧シリンダ体46を採用したものであ
って、ピストン頭部47で弾性体23を押圧するのであ
る。(以上が第一実施例である。) 図10乃至図12に、本発明方法を実施するための多目
的土木機装置1にて枕木13の下方のバラスト層14に
対する掘り出しを行う第二実施例が図示される。この第
二実施例の前記第一実施例との相違点は、第一実施例で
は掘り出されたバラスト等を所要箇所に運ぶためのベル
トコンベヤが4個(3,4,5,5′)であったもの
を、第二実施例では5個(55,56,57,58,5
9)となした点である。その他は全く同様である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図3に於て、35は油圧シリンダ体であ
る。図3中でベルトコンベヤ5′がレール6に平行な場
合と斜め方向にある場合との二種類の位置が假想線で図
示されているのは、この二種類のどちらかの都合の良い
方を採用すると云う趣旨である。図1乃至図3に於て、
7は操作室であって、その前方と側方にガラス窓36,
37を設ける。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は鉄道軌道
の道床のバラスト除去用、土壌の溝掘り用、整地のため
の抜根等を含む土地整正用、及び宅地造成のための法面
の段切り用等のためのバラスト・土壌の掘り出しにまこ
とに優れた方法であり、特に、鉄道軌道などのスペース
が狭小な現場での作業に適し、パンドロール締結枕木の
下方のバラスト層及びポイント部のバラスト層の掘り出
し等を高効率で遂行し得るものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】追加
【補正内容】
【図10】本発明を実施する多目的土木機装置の第二実
施例の側面図
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】追加
【補正内容】
【図11】第二実施例の正面図
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図12
【補正方法】追加
【補正内容】
【図12】第二実施例の平面図
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図6】
【図11】
【図3】
【図4】
【図8】
【図5】
【図7】
【図9】
【図10】
【図12】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレス移動帯を使用するバラスト・
    土壌の掘り出し方法に於て、前記エンドレスチェーン帯
    を支承し案内するチェーン帯案内溝のある相当長の案内
    盤体を断面逆ヘ字状となすと共に、エンドレスチェーン
    帯の移動速度を約2米/秒以上の高速となしたことを特
    徴とするバラスト・土壌の掘り出し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバラスト・土壌の掘り出
    し方法に於て、エンドレスチェーン帯の移動速度を約3
    乃至5米/秒の範囲となしたことを特徴とするバラスト
    ・土壌の掘り出し方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のバラスト・土壌の掘り出
    し方法に於て、前記エンドレスチェーン帯の張度調節手
    段として、該チェーン帯の駆動のためのスプロケットの
    軸受を支承するブラケットを前記案内盤体のカッターフ
    レーム部に、長手方向に摺動自在に遊嵌せしめ、且つブ
    ラケットを長手方向に押圧するように弾性体を介して調
    整自在な押圧手段をカッターフレーム部に装着したこと
    を特徴とするバラスト・土壌の掘り出し方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のバラスト・土壌の堀り出
    し方法に於て、前記の逆ヘ字状の案内盤体を支承し且つ
    上下と左右方向に移動せしめるための油圧手段を有する
    作業台が、これを案内盤体のバラスト・土壌に接触する
    部分を長手方向に移動せしめ得る油圧シリンダ体にて支
    承せしめられて、バラスト・土壌の掘り出しの進み具合
    に従って作業台を漸次前記長手方向に移動せしめるもの
    であることを特徴とするバラスト・土壌の掘り出し方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のバラスト・土壌の掘り出
    し方法に於て、前記エンドレスチェーン帯が長円状鎖環
    を組合せてなるものとなし、該長円状鎖環のうちの所要
    数の長円状鎖環は、バラスト・土壌掻き出し用突起体付
    きの広幅板体を固着したるものとなし、而かも該掻き出
    し用突起体は、斜め上向きの錐状突起体、水平向きの錐
    状突起体、斜め下向き錐状突起体が順次に固着されてい
    るものであることを特徴とするバラスト・土壌の掘り出
    し方法。
JP18852992A 1992-06-08 1992-06-08 鉄道軌道の道床のバラスト除去用、土壌の溝掘り用、土地整地用及び宅地造成のための法面の段切り用等のためのバラスト・土壌の掘り出し方法。 Expired - Lifetime JP3500469B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000064206A (ja) * 1998-08-25 2000-02-29 Komatsu Ltd 道床のバラスト除去機械
CN107012750A (zh) * 2017-05-22 2017-08-04 中铁四局集团有限公司 一种铁路有砟、无砟轨道铺设一体式长钢轨牵引车
JP2020148052A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 保線機器整備株式会社 アンダーカッター用アダプタおよび道床堀削機

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