JPH0734265Y2 - 空気調和装置の室外機ユニット - Google Patents

空気調和装置の室外機ユニット

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JPH0734265Y2
JPH0734265Y2 JP1989090587U JP9058789U JPH0734265Y2 JP H0734265 Y2 JPH0734265 Y2 JP H0734265Y2 JP 1989090587 U JP1989090587 U JP 1989090587U JP 9058789 U JP9058789 U JP 9058789U JP H0734265 Y2 JPH0734265 Y2 JP H0734265Y2
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heat
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和装置の室外機ユニットに係り、特
に、その構造の簡略化対策に関する。
(従来の技術) 現在、空気調和装置において、室外側に設置される室外
機の1つのタイプとして、複数の室外機を隣接して1台
の室外機ユニットとし、室内の空調負荷および室内機の
運転状態に応じ、室外機の運転を一部停止するなどして
室外機ユニット側の熱交換量を調整したり、複数台の室
内機と接続するようにしたものがある。このような室外
機ユニットは、実開昭61−41562号公報および第3図に
示すように構成されており、各々独立して構成された複
数台(第3図に示すものは2台)の室外機(b),
(b)を各々隔離した状態で隣接させた構成としてい
る。詳しくは、1台の室外機(b)は、床板(c)に複
数本の支柱(d),(d),…が立設されていて、該支
柱(d)で支持される複数枚の保護網(e),(e)…
および側板(f),(f),…を側壁とする内部空間が
形成され、その内部空間に、熱交換器(g)、圧縮機
(h)、アキュームレータ(i)、レシーバ(j)等が
配設されることで単独運転可能に構成されている。そし
て、この複数台の室外機(b),(b)が、室外機ユニ
ット(a)の天板(図示省略)から延びる隔離板(k)
によって隔離された状態で隣接されて室外機ユニット
(a)が構成されている。これにより、一方の室外機
(b)のみが運転される場合に他の室外機(b)の内部
空間から空気が導入されることがないようになってい
る。また、この室外機(b),(b)の接続部分にはそ
の接続を強固にするために新たな保護網(e′)および
側板(f′)を配設する場合がある。更に、この室外機
ユニット(a)は各室外機(b)毎に上記天板に排風の
排出口が形成され、該排出口にはファン(l)が取付け
られており、室外機ユニット(a)の運転時には、該フ
ァン(l)の回転に伴なって保護網(e)から室外機
(b)内に流入された外気が熱交換器(g)内の冷媒管
を流通している冷媒との間で熱交換を行った後、排出口
から排出されるようになっている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述したようなこれまでの室外機ユニット
は、略同部品点数から成る2台の独立した室外機を隣接
させたのみで構成されていたために、部品点数が多く製
造コストの増加に繋っているばかりでなく、組立て作業
が煩雑であって、予てより、部品点数の低減が要求され
ていた。
そこで、本考案は、複数の室外機を有する室外機ユニッ
トにおいて、特にケーシングの部品点数を低減させるこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案は複数台の室外機
が一箇所に設置されていることに着目し、複数の室外機
を一収容空間内に配設し、排出通路のみを隔離するよう
にした。そして、その具体的な構成は、以下に述べると
おりである。
先ず、請求項(1)記載の考案は、第1図に示すよう
に、前方から後方に空気が流通される熱交換器(10)お
よび該熱交換器(10)との間で熱交換された空気を排気
する排出口(6)を備えた室外機(3a),(3b)が複数
台配設されると共に、各室外機(3a),(3b)が各々独
立して作動するようにした空気調和装置の室外機ユニッ
トを前提としている。そして、上記複数の室外機(3
a),(3b)を、一つのケーシング(2)内に収容させ
る。また、各室外機(3a),(3b)の熱交換器(10
a),(10b)を、前面部(10e),(10f)及びその左右
両側から後方に折曲げられた一対の側面部(10g),(1
0h),(10i),(10j)を備えて略コ字状に夫々形成
し、各熱交換器(10a),(10b)を、一方の熱交換器
(10a)の一方の側面部(10h)と、他方の熱交換器(10
b)の一方の側面部(10i)とが隣接し、且つ各々の前面
部(10e),(10f)が各々の側面部(10g),(10h),
(10i),(10j)よりも前方に位置するように左右方向
に並設させる。更に、この互いに対向する側面部(10
h),(10i)の少なくとも一方(10i)を、後方に向っ
て相手側の側面部(10h)に近接するように傾斜配置さ
せて、相手側の側面部(10h)との間に空気流通空間
(C)を形成する。そして、各熱交換器(10a),(10
b)を流通する熱交換風の流通下流側としての背面側空
間(A),(B)と他の室外機の排出口(6)とを隔離
し且つ各熱交換器(10a),(10b)を流通する熱交換風
の流通上流側としての前面側空間と上記空気流通空間
(C)とを連通するように、各室外機(3a),(3b)の
熱交換器(10a),(10b)の背面側空間(A),(B)
の間に中央仕切り板(19)を配設した構成としている。
また、請求項(2)記載の考案は、上記請求項(1)記
載の空気調和装置の室外機ユニットにおいて、中央仕切
り板(19)はケーシング(2)の床板(4)と一体形成
された構成としている。
(作用) 上記の構成による本考案の作用は以下の如くである。
請求項(1)記載の考案にあっては、室外機(3)の駆
動と共に外気が導入され、この外気は熱交換器(10)を
通過する際に、該熱交換器(10)の冷媒管を流通する冷
媒との間で熱交換器を行った後、室外機(3)の背面側
空間(A)を経て排出口(6)から排気される。この
際、上記背面側空間(A)は他の室外機の排出口(6)
とは中央仕切り板(19)によって隔離されているため
に、他の背面側空間(B)から熱交換器によって熱交換
されない外気が背面側空間(A)へ流入することがな
く、他の室外機が運転停止状態にあっても、排出口
(6)から排出される空気は全て熱交換器(10)によっ
て熱交換された空気であり、室外機(3)の熱交換効率
を低下させることなしに、構成が簡略化された室外機ユ
ニットが得られる。また、並設された室外機(3a),
(3b)が共に運転している状況において、各熱交換器
(10a),(10b)の互いに隣接された側面部(10h),
(10i)に空気を導入するための空間が空気流通空間
(C)によって十分に得られているので、各熱交換器
(10a),(10b)に十分な吸入空気量を確保できて、熱
交換効率の向上を図ることができる。更に、一方の室外
機(3a)のみが運転されている状態にあっては、この運
転されている室外機(3a)の熱交換器(10a)には、該
熱交換器(10a)の前面側空間ばかりでなく他の室外機
(3b)の熱交換器(10b)の前面側空間からも空気流通
空間(C)を経て外気が導入されることになり、この場
合にも十分な吸入空気量を確保できる。
請求項(2)記載の考案にあっては、中央仕切り板(1
9)はケーシング(2)の床板(4)と一体形成されて
いることで、ケーシング(2)がより簡略化され、組立
て作業の工数が減少される。
(実施例) 次に、本考案における一実施例について図面に沿って説
明する。尚、本例では、熱交換器の前後と、室外機ユニ
ットの前後とを合わせるために、第1図における左奥側
および第2図における下側を前方として説明する。
第1図に示すように、本例における室外機ユニット
(1)は1つのケーシング(2)内に2つの独立して作
動する室外機(3a),(3b)が収容されたものである。
そして、上記ケーシング(2)は床板(4)、天板
(5)、複数枚の側板(7)および保護網(8)で形成
されている。
床板(4)は、室外機ユニット(1)の底部を形成する
矩形状の板材であって、その周縁には取付け用フランジ
(4a)が立設されている。
側板(7)は、上記床板(4)の側辺(4b),(4b)お
よび後辺(4c)に立設されている取付け用フランジ(4
a)にビス止め等によって取付けられて立設されてい
る。詳述すると、側辺(4b),(4b)に立設される左右
の側板(7a),(7b)は、室外機ユニット(1)の側壁
を形成するものであって、中央部分には、その剛性の向
上を図るために上下方向に延びる折曲部(7c),(7d)
が形成されている。また、この側板(7a),(7b)に
は、外部導入用の開口(7f),(7g)が形成されてい
る。また、後辺(4c)に立設される後側板(7e)は、こ
の後辺(4c)の中央部分に立設された支柱(9a)に支持
されながら床板(4)の取付け用フランジ(4a)に取付
けられる複数枚の板材で成っており、室外機ユニット
(1)の後壁を形成するものである。また、上記各側板
(7a),(7b),(7e)は各々当接部分がビス止め等の
手段により接続されている。
保護網(8)は、上記床板(4)の前辺(4d)の中央部
分に立設された支柱(9b)に支持されながら上記取付け
用フランジ(4a)に取付けられるものであって、室外機
ユニット(1)内部へ外気を導入可能としている。ま
た、上記側板(7a),(7b)の開口(7f),(7g)にも
保護網(8c),(8d)が取付けられている。
天板(5)は、上記各側板(7)および保護網(8)で
形成された箱体の蓋体となるものであって、各室外機
(3a),(3b)の配設位置に対応した位置に配設された
左右の2部材でなり、各々に排風の排出口(6a),(6
b)が開口されている。また、この排出口(6a),(6
b)には保護金網(6c),(6d)が設けられており、各
室外機(3a),(3b)内への異物の混入を防止してい
る。
そして、この室外機ユニット(1)の内部構造に関し、
左右の室外機(3a),(3b)は同一の構造となってい
る。この室外機(3a),(3b)の内部には上記保護網
(8a),(8b),(8c),(8d)に対面して、平面略コ
字状に形成された熱交換器(10a),(10b)が配設され
ている。この熱交換器(10a),(10b)は、図2にも示
すように、前面部(10e),(10f)及びその左右両側か
ら後方に折曲げられた一対の側面部(10g),(10h),
(10i),(10j)を備えて夫々形成されている。また、
この各熱交換器(10a),(10b)は、一方の熱交換器
(10a)の一方の側面部(10h)と、他方の熱交換器(10
b)の一方の側面部(10i)とが隣接し、且つ各々の前面
部(10e),(10f)が各々の側面部(10g),(10h),
(10i),(10j)よりも前方に位置するように、つまり
前方の保護網(8a),(8b)に夫々対向するように左右
方向に並設されている。そして、この互いに対向する側
面部(10h),(10i)のうち図2において右側に位置す
る側面部(10i)は、後方に向って相手側の側面部(10
h)に近接するように傾斜配置されて、この相手側の側
面部(10h)との間に空気流通空間(C)が形成されて
いる。また、この各熱交換器(10a),(10b)は、左右
の室外機(3a),(3b)の境界部において一端が近接し
た位置に配設されていると共に、右側熱交換器(10b)
の一端(10d)が左側熱交換器(10a)の一端(10c)よ
りやや前方側に位置していることで、各一端(10c),
(10d)は室外機ユニット(1)の前後方向において所
定寸法l(図1参照)を存している。また、上記床板
(4)には圧縮機(11a),(11b)、アキュームレータ
(12a),(12b)レシーバ(13a),(13b)が取付けら
れていて、各機器(10),(11),(12),(13)は各
々冷媒配管(14)によって接続され、冷凍回路の一部を
構成し、この冷媒配管(14)は室内機側へ延びている。
また、室外機ユニット(1)中央部で左右の室外機(3
a),(3b)の境界部には、その境界線に沿って上記支
柱(9a),(9b)に支持ビーム(15)が架設されてい
る。そして、上記排出口(6a),(6b)に近接した位置
において、この支持ビーム(15)と左右の側板(7a),
(7b)にはファン取付台(16a),(16b)が架設されて
おり、該ファン取付台(16a),(16b)にモータ(17
a),(17b)の駆動力によって回転自在なファン(18
a),(18b)が支持されている。
そして、本考案の特徴とする構成は、この両室外機の隔
離構造にある。
この隔離構造は、第2図に示すように、後側の支柱(9
a)と熱交換器(10)の一端部との間に配設された中央
仕切り板(19)によって成される。
この中央仕切り板(19)は、第1図からも解るように、
板材の折曲加工によって成形されており、仕切り板本体
部(19a)と分岐部(19b)とから成っている。本体部
(19a)は下端が上記床板(4)に溶接などの手段によ
り一体的に接続されていると共に、上端が上記天板
(5)まで延びて、上記支持ビーム(15)との干渉を回
避しながら該天板(5)に当接されている。また、後端
は上述したように、後側の支柱(9a)に当接されてい
る。そして、この仕切り板本体部(19a)の特徴は前端
位置にあり、この前端は図2における左側熱交換器(10
a)の一端(10c)に当接されている。一方、分岐部(19
b)は上記本体部(19a)の前後方向略中央部に溶着され
た鍵形の板材であって、その一端が右側熱交換器(10
b)の一端(10d)に当接されている。即ち、各熱交換器
(10a),(10b)の背面側空間としての外気流通下流側
の内部空間(A),(B)は、各熱交換器(10a),(1
0b)の各々の一端(10c),(10d)より後方側で、この
中央仕切り板(19)によって隔離された構成となってい
る。
このように構成された室外機ユニット(1)は、各室外
機(3a),(3b)の熱交換器(10a),(10b)におい
て、外気流通下流側のみが中央仕切り板(19)によって
隔離されているのみであって、外気流通上流側において
は隔離されず上記空気流通空間(C)を介して相互に外
気流通が可能となっている。
次に、上述の如く構成された室外機ユニット(1)の運
転時について説明する。この室外機ユニット(1)の運
転モードとしては、2つの室外機(3a),(3b)が共に
運転される状態と、片側のみが運転される状態の2モー
ドがある。
先ず、左右の2つの室外機(3a),(3b)が共に運転さ
れる場合、図2における左側室外機(3a)について説明
すれば、モータ(17a)の駆動によるファン(18a)の回
転に伴って左側保護網(8a),(8c)から外気が導入さ
れ、この外気は左側熱交換器(10a)を通過する際に、
該左側熱交換器(10a)の冷媒管を流通する冷媒との間
で熱交換を行った後、左側室外機(3a)の内部空間
(A)を経て左側排出口(6a)から排気される。このよ
うに、左側室外機(3a)の運転は、右側室外機(3b)と
無関係に運転される。また、右側室外機(3b)にあって
も同様に、左側室外機(3a)とは無関係に外気の流通作
用が行われる。そして、このような運転状態において、
各熱交換器(10a),(10b)の互いに隣接された側面部
(10h),(10i)に空気を導入するための空間が空気流
通空間(C)によって十分に得られているので、この各
側面部(10h),(10i)における吸入空気量が不足する
ようなことはなく、各熱交換器(10a),(10b)に十分
な吸入空気量を確保できて、熱交換効率の向上を図るこ
とができる。
次に、片側、例えば図2における左側の室外機(3a)の
みが運転され、右側の室外機(3b)が運転されない状態
においては、左側ファン(18a)のみが回転され、上述
した運転状態と同様に左側保護網(8a),(8c)から流
入された外気(矢印D,E参照)は左側排出口(6a)のみ
から排出される。この際、左側熱交換器(10a)の内部
空間(A)は上記中央仕切り板(19)によって隔離され
ているために、右側の内部空間(B)から外気が流入す
ることなく、左側排出口(6a)から排出される空気は全
て左側熱交換器(10a)によって熱交換された空気であ
る。また、この際、左側熱交換器(10a)には、右側保
護網(8b)を通過した空気も各熱交換器(10a),(10
b)間に形成されている空気流通空間(C)を経て導入
されることになり(矢印F参照)、十分な吸入空気量を
確保できて熱交換効率の向上が図れる。尚、右側室外機
(3b)のみの運転時においても同様のことが言える。
このように、本例の室外機ユニット(1)では、2台の
室外機(3a),(3b)を1つのケーシング(2)内に収
容し、熱交換器下流側の外気の流通路のみを中央仕切り
板(19)で形成するようにしたため、従来のように個別
のケーシングで成る室外機を隣接させる構成を採用する
ことなく、構造が簡略化されて部品点数が減少され、組
立て作業の簡略化が図れ、それでいて室外機としての機
能には何ら影響を及ぼさないものである。
尚、本例における室外機ユニット(1)の室外機(3)
は2台を収容したものであったが、この収容台数は適宜
変更可能である。
(考案の効果) 上述したように、本考案にあっては以下に述べるような
効果が発揮される。
請求項(1)記載の考案にあっては、1つの室外機の熱
交換器について、その背面側空間と他の室外機の排風口
とは中央仕切り板によって隔離されているために、他の
背面側空間から熱交換器によって熱交換されない外気が
背面側空間へ流入することがなく、排風口から排出され
る空気は全て熱交換器によって熱交換された空気であ
り、室外機の運転に支障を来たすことなしに、構成が簡
略化された室外機ユニットが得られ、従来のように個別
のケーシングで成る室外機を隣接させる構成を採用する
ことなく、部品点数が減少され、組立て作業性の向上が
図れる。また、熱交換器同士の間に空気流通空間を形成
し、熱交換器の前面側空間とこの空気流通空間とを連通
させたために、並設された室外機が共に運転している状
況において、各熱交換器の互いに隣接された側面部に空
気を導入するための空間が空気流通空間によって十分に
得られているので、各熱交換器に十分な吸入空気量を確
保できて、熱交換効率の向上を図ることができる。ま
た、一部の室外機のみが運転している状況においては、
この室外機の熱交換器には、該熱交換器の前面側空間ば
かりでなく他の停止状態にある室外機の熱交換器の前面
側空間からも空気流通空間を経て外気を導入できるの
で、この場合にも十分な吸入空気量を確保できて熱交換
効率の向上を図ることができる。
請求項(2)記載の考案にあっては、中央仕切り板はケ
ーシングの床板と一体形成されていることで、室外機ユ
ニットのケーシングがより簡略化され、組立て作業の工
数の減少が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し、第1図
は室外機ユニットの分解斜視図、第2図は室外機ユニッ
トの天板を外した状態の平面図である。第3図は従来の
室外機ユニットの第2図相当図である。 (1)……室外機ユニット (2)……ケーシング (3)……室外機 (4)……床板 (6)……排出口 (10)……熱交換器 (10e),(10f)……前面部 (10g)〜(10j)……側面部 (19)……中央仕切り板 (C)……空気流通空間

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前方から後方に空気が流通される熱交換器
    (10)および該熱交換器(10)との間で熱交換された空
    気を排気する排出口(6)を備えた室外機(3a),(3
    b)が複数台配設されると共に、各室外機(3a),(3
    b)が各々独立して作動するようにした空気調和装置の
    室外機ユニットであって、 上記複数の室外機(3a),(3b)は、一つのケーシング
    (2)内に収容されており、 各室外機(3a),(3b)の熱交換器(10a),(10b)
    は、前面部(10e),(10f)及びその左右両側から後方
    に折曲げられた一対の側面部(10g),(10h),(10
    i),(10j)を備えて略コ字状に夫々形成されており、 各熱交換器(10a),(10b)は、一方の熱交換器(10
    a)の一方の側面部(10h)と、他方の熱交換器(10b)
    の一方の側面部(10i)とが隣接し、且つ各々の前面部
    (10e),(10f)が各々の側面部(10g),(10h),
    (10i),(10j)よりも前方に位置するように左右方向
    に並設されており、 この互いに対向する側面部(10h),(10i)の少なくと
    も一方(10i)は、後方に向って相手側の側面部(10h)
    に近接するように傾斜配置されて、相手側の側面部(10
    h)との間に空気流通空間(C)が形成されており、 各熱交換器(10a),(10b)を流通する熱交換風の流通
    下流側としての背面側空間(A),(B)と他の室外機
    の排出口(6)とを隔離し且つ各熱交換器(10a),(1
    0b)を流通する熱交換風の流通上流側としての前面側空
    間と上記空気流通空間(C)とを連通するように、各室
    外機(3a),(3b)の熱交換器(10a),(10b)の背面
    側空間(A),(B)の間に中央仕切り板(19)が配設
    されていることを特徴とする空気調和装置の室外機ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】上記請求項(1)記載の空気調和装置の室
    外機ユニットにおいて、中央仕切り板(19)はケーシン
    グ(2)の床板(4)と一体形成されていることを特徴
    とする空気調和装置の室外機ユニット。
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