JPH0733968B2 - レーザー墨出し器のアダプター - Google Patents

レーザー墨出し器のアダプター

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JPH0733968B2
JPH0733968B2 JP28185992A JP28185992A JPH0733968B2 JP H0733968 B2 JPH0733968 B2 JP H0733968B2 JP 28185992 A JP28185992 A JP 28185992A JP 28185992 A JP28185992 A JP 28185992A JP H0733968 B2 JPH0733968 B2 JP H0733968B2
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JP
Japan
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laser
adapter
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laser light
marking device
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JP28185992A
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春男 高木
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TOOYOO TEKUNO KK
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TOOYOO TEKUNO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の内装工事など
に用いられるレーザー墨出し器のアダプターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレーザー墨出し器の斜視
図を図5に示す。1はレーザー光源と発光ダイオードを
内蔵した本体であり、三脚2により支持されている。三
脚2はその調整リング3を回すことにより長さが調整可
能である。レーザー墨出し器本体1の頂部には、本体内
部のレーザー光源から鉛直方向に射出されるレーザー光
34を90°屈折してさらに水平方向に5のように射出す
るためのペンタプリズムを内蔵した慣用の水平アダプタ
ー6が水平に回転可能に装着される。本体1のスイッチ
を入れると、建築物の室内の壁面には本体1の上面の射
出口1aからレーザー光源による水平なレーザースポッ
ト光5が投射され、床面には本体1の下面の射出口から
発光ダイオードによる下部スポット光31が投射され
る。水平アダプター6を回転させると、レーザースポッ
ト光5の指示が水平に移動し、水平点を移設することが
できる。
【0003】しかしながら、この従来のレーザー墨出し
器では、壁面に水平方向の墨出しはできるが、壁面や天
井に垂直方向の墨出しをすることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、建築
物の内装工事などの際に天井や壁面に垂直方向の墨出し
ができるレーザー墨出し器のアダプターを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるレーザー墨出し器のアダプターは、
レーザー墨出し器本体のレーザー光射出口に、この射出
口からの鉛直な第一の光路に沿ったレーザー光を90°屈
折させるためのペンタプリズムを第一の光路に沿って内
蔵する第一のプリズムホルダーを第一の光路を中心とし
て回転可能に取り付け、前記第一のプリズムホルダー
に、水平な第二の光路に沿った屈折したレーザー光をさ
らに90°屈折させるためのペンタプリズムを第二の光路
に沿って内蔵するヘッドを第二の光路を中心として回転
可能に取り付けたことを特徴とする。
【0006】さらに、本発明のレーザー墨出し器のアダ
プターに、前記第一のプリズムホルダーのレーザー光入
射口に第一の光路に沿って同軸におよび第二のプリズム
ホルダーのレーザー光射出口に第三の光路に沿って同軸
にそれぞれウエッジプリズムを取り付ければ、後述する
理由から好都合である。
【0007】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。図1と2に、本発明による建築物の内装工
事用のレーザー墨出し器のアダプター10を示す。この
アダプター10は、レーザー墨出し器本体1の上面のレ
ーザー光射出口1a(図5)に取り付けられる第一のプ
リズムホルダー12を有し、このプリズムホルダー12
はレーザー光射出口1aに装着される円形の凹部13を
有する。第一のプリズムホルダー12の側面の下部にね
じ込まれている固定ねじ11(図2)を締めつけること
により第一のプリズムホルダー12をレーザー墨出し器
本体1に固定できる。図2の左側半分の断面から明らか
なように、第一のプリズムホルダー12の円柱段部12
aの上には、さらに上方へ突出する二つの対向する突起
15、15が形成され、これらの突起の互いに平行な対
向する平面15a、15aの間に第一のペンタプリズム
14が両側から当て板16、16を介してねじ17、1
7′により保持される。さらに、第一のプリズムホルダ
ー12には、第一のペンタプリズム14をおおうように
カバー18が嵌めこまれてねじ19により固定されてい
る。さらに、第一のペンタプリズム14の製作誤差によ
る偏差を補正するために、第一のプリズムホルダー12
には、鉛直な第一の光路L1 に沿ってあけられた孔12
bに第一のウエッジプリズム19を有する補正リング2
0がねじこまれている。このウエッジプリズム19は周
知であり、平行でない二つの平面を有する円形のプリズ
ムで、これをねじなどによって回転させることにより、
第一のペンタプリズム14に入射するレーザー光の方向
に対して偏向を加減して補正することができる。
【0008】第一のプリズムホルダー12には、第一の
ペンタプリズム14により光路L1に対し90°屈折して
水平方向に射出されるレーザー光の光路L2 に沿ってあ
けられた孔21aを有するアーム21がねじこまれてい
る。このアーム21の先端部分の円筒状凹部21bに
は、第二のプリズムホルダー22の先端の環状突起22
aを嵌入した後リングナット23をねじ込むことにより
第二のプリズムホルダー22が回転可能に取り付けられ
ている。第二のプリズムホルダー22は第二の光路L2
に沿った孔22b、22cを有し、これらの孔の終わる
端面22dから水平方向に突出する二つの突起23、2
3の互いに平行な平面23a、23aの間に第二のペン
タプリズム24が両側から当て板25、25を介してね
じ26により保持される。第二のプリズムホルダー22
には、第二のペンタプリズム24をおおうように円筒状
のヘッド27が嵌めこまれて止めねじ28により固定さ
れている。前と同様に、第二のペンタプリズム24の製
作誤差による偏差を補正するために、円筒形ヘッド27
の側面には、ウエッジプリズム29を有する第二の補正
リング30が、第二のペンタプリズム24により第二の
光路L2 に対し90°屈折されて鉛直方向に射出されるレ
ーザー光の第三の光路L3 と同軸にねじこまれている。
【0009】このように構成されたアダプター10を内
装工事の墨出しに使用する際の操作方法を説明する。本
発明のアダプター10をレーザー墨出し器本体1の上面
のレーザー光射出口1aに装着して、固定ねじ11( 図
2)を締めつける。垂直墨出しをする際には、レーザー
墨出し器本体1のスイッチを入れると、図3に示すよう
に、床面に墨出し器本体1の下面から発光ダイオードに
よる下部スポット光31が投射されるので、この下部ス
ポット光を目印にして、床面にすでにけがいてある基準
墨32から一定の距離dを置いて墨出し器本体1を配置
する。墨出し器本体1の水平レベルをその上面の水準器
1b(図5)を見ながら、三脚2の調整リング3を回し
て調整する。ヘッド27を回してレーザースポット光3
3が床面基準墨32の線上を移動するように、墨出し器
本体1の位置およびアダプター10の向きを調整する。
引き続き、ヘッド27を回すことにより、レーザースポ
ット光33の指示が壁面から天井へ向かって垂直に移動
し、壁面の垂直墨および天井の基準墨を出すことができ
る。 また、床面に円墨出しをするには、図4に示すよ
うにアダプター10のヘッド27を回してレーザースポ
ット光33を床面に投射する。下部スポット光31の指
示を円墨出しの中心点に合わせる。三脚2の調整リング
3を回して墨出し器本体1の水平レベルを調整する。ヘ
ッド27を回してレーザースポット光33の指示を円墨
出しのための所望の半径まで移動させる。固定ねじ11
(図2)をゆるめてアダプター10全体を水平に回転さ
せると、レーザースポット光33の指示は床面に円を描
く。また、天井に墨出しをするには、アダプター10を
取り付ける前に、墨出し器本体1のレーザー光射出口1
aからのレーザー光34の指示を円墨出しの中心点35
に合わせておく。その後、墨出し器本体1をそのままに
して墨出し器本体1にアダプター10を取り付け、ヘッ
ド27を回してレーザースポット光36の指示を所望の
半径に合わせ、アダプター10全体を水平に回転させる
と円を描く。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、レーザー墨出し器
本体に本発明のアダプターを取り付けるだけで、室内の
内装工事などの際に壁面や天井に垂直墨出しをかつ床面
や天井に円墨出しを容易にかつ正確に行うことができ、
しかも内装工事の垂直や円墨出し作業時間を大幅に短縮
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザー墨出し器本体に取り付けて使用される
垂直墨出しのためのアダプターの縦断面図である。
【図2】中心線の左側半分は図1の線II-II に沿って切
断した横断面図で、右側半分は図1の線III-III に沿っ
て切断した横断面図である。
【図3】本発明のアダプターを備えたレーザー墨出し器
を用いて壁面や天井に垂直墨出しをする際の説明図であ
る。
【図4】本発明のアダプターを備えたレーザー墨出し器
を用いて床面や天井に円墨出しをする際の説明図であ
る。
【図5】従来のアダプターと共にレーザー墨出し器本体
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 レーザー墨出し器本体 1a レーザー光射出口 10 アダプター L1 第一の光路 L2 第二の光路 L3 第三の光路 12 第一のプリズムホルダー 14 第一のペンタプリズム 19,29 ウエッジプリズム 20,30 補正リング 22 第二のプリズムホルダー 27 第二のペンタプリズム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザー光源を内蔵するレーザー墨出し
    器本体から鉛直方向に射出されるレーザー光の射出方向
    を周方向に沿って調整できるように変えるためのレーザ
    ー墨出し器のアダプターにおいて、レーザー墨出し器本
    体のレーザー光射出口に、この射出口からの鉛直な第一
    の光路に沿ったレーザー光を90°屈折させるための第一
    のペンタプリズムを第一の光路に沿って内蔵する第一の
    プリズムホルダーを第一の光路を中心として回転可能に
    取り付け、前記第一のプリズムホルダーに、水平な第二
    の光路に沿った屈折したレーザー光をさらに90°屈折さ
    せるためのペンタプリズムを第二の光路に沿って内蔵す
    る第二のプリズムホルダーを第二の光路を中心として回
    転可能に取り付けたことを特徴とするレーザー墨出し器
    のアダプター。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第一のプリズムホルダーの
    レーザー光入射口に第一の光路に沿って同軸におよび第
    二のプリズムホルダーのレーザー光射出口に第三の光路
    に沿って同軸にそれぞれウエッジプリズムを有する補正
    リングを取り付けたことを特徴とする請求項1のレーザ
    ー墨出し器のアダプター。
JP28185992A 1992-10-20 1992-10-20 レーザー墨出し器のアダプター Expired - Lifetime JPH0733968B2 (ja)

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JP28185992A JPH0733968B2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 レーザー墨出し器のアダプター

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JPH06129853A JPH06129853A (ja) 1994-05-13
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JP5079149B1 (ja) * 2012-01-29 2012-11-21 功 中野 簡易距離表示装置

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JPH06129853A (ja) 1994-05-13

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