JPH0733938B2 - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

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JPH0733938B2
JPH0733938B2 JP60071742A JP7174285A JPH0733938B2 JP H0733938 B2 JPH0733938 B2 JP H0733938B2 JP 60071742 A JP60071742 A JP 60071742A JP 7174285 A JP7174285 A JP 7174285A JP H0733938 B2 JPH0733938 B2 JP H0733938B2
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temperature
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一寛 ▲吉▼井
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • Y02A30/274Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine

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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はエンジンのジャケット内の温水の熱を活用して
運転する吸収冷凍機(以下、この種の吸収冷凍機とい
う)の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 この種の吸収冷凍機の従来の技術として、例えば特開昭
52−133631号公報や実開昭57−5677号公報などにみられ
るように、エンジンのジャケットとこの種の吸収冷凍機
の発生器とを結んだ温水回路に発生器をバイパスする流
量制御弁付きの温水流路を設けたものがある。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 上記のような従来の吸収冷凍機においては、エンジンの
回転数を減少させること〔エンジンの駆動力を弱めるこ
と〕によってジャケットから流出する温水の温度および
エンタルピーが低下した場合、発生器に流す温水の流量
を少くする一方で発生器をバイパスする温水の流量を多
くすることにより、ジャケットへ戻る温水の温度降下す
なわちエンジンの冷え過ぎを容易に防ぐことができる。
しかし、この場合、発生器に供給される温水の温度が低
い上にその量が減じられてエンタルピーも小さくなるの
で、温水の熱の大部分が発生器内の吸収液の昇温のため
に消費されてその濃縮〔冷媒の発生〕が不十分となり、
この種の吸収冷凍機の運転効率が著しく悪くなる問題点
を有していた。
本発明は、このような従来の吸収冷凍機の問題点に鑑
み、エンジンの駆動力を変化させた場合にも、エンジン
の冷え過ぎや過熱を軽微にすることができると共に運転
効率を良好に維持することができるこの種の吸収冷凍機
の提供を目的としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本発明は、問題点を解決する手段として、エンジンの回
転数を検知する検出装置と、この検出装置の信号により
吸収器から発生器への吸収液の送り量を調節する制御装
置とをこの種の吸収冷凍機に備える構成としたものであ
る。
(ホ) 作用 本発明の吸収冷凍機においては、例えばエンジンの駆動
力が弱められて発生器に加熱源として供給される温水の
エンタルピーが小さくなった際にはこれに応じて発生器
へ送る吸収液の流量を減らすことにより、吸収液が沸騰
温度まで昇温するための熱量消費(顕熱消費)を少なく
して温水の熱の大部分を吸収液の濃縮〔冷媒蒸気の発
生〕に消費させることができるので、その運転効率〔成
績係数〕の悪化を防ぐことが可能であり、かつ、発生器
での吸収液の濃縮の度合(吸収液の濃度)をエンジンの
駆動力の弱められる以前と同程度に保つことも可能とな
る。
このように、本発明においては、エンジンの駆動力の大
小に応じて発生器へ送る吸収液の流量を増減調節するこ
とにより、この種の吸収冷凍機の運転効率を良好に保つ
機能(作用)と発生器内の吸収液の濃度をほぼ一定に保
つ機能とをこの種の吸収冷凍機にもたせることが可能と
なる。そして、発生器内の吸収液の濃度をほぼ一定に保
つ機能により、発生器内の吸収液の沸騰温度(吸収液の
温度)がほぼ所定値に維持されるので、発生器から流出
する温水すなわちジャケットへ戻る温水がほぼ所定温度
に保たれ、エンジンの冷え過ぎや過熱を防止することが
できる。
また、本発明においては、発生器の加熱源の温水の温度
およびエンタルピーの変化の起因となるエンジンの駆動
力を検知して発生器への吸収液の送り量を制御している
ので、この種の吸収冷凍機の運転効率およびジャケット
への温水の戻り温度に対する制御の応答速度が早くなる
機能をこの種の吸収冷凍機にもたせ得る。そして、この
機能により、運転効率の悪化を迅速に防止でき、かつ、
エンジンの冷え過ぎや過熱を的確に防ぎ得る。
(ヘ) 実施例 図面は本発明によるこの種の吸収冷凍機の一実施例を示
した概略構成説明図であり、(1)は発生器(G)およ
び凝縮器(Con)より成る発生凝縮器、(2)は蒸発器
(Eva)および吸収器(A)より成る蒸発吸収器、(H
ex)は溶液熱交換器、(P)は冷媒液用ポンプ、(P
)は吸収液用のポンプで、これらは冷媒液の流下する
管(3)、冷媒液の還流する管(4)、(5)、吸収液
の送られる管(6)、(7)、(8)および吸収液の流
れる管(7′)、(8′)により接続されて冷媒〔水〕
と吸収液〔臭化リチウム水溶液〕の循環路を構成してい
る。
(9)、(10)、(11)および(12)はそれぞれ発生器
(G)、凝縮器(Con)、蒸発器(Eva)および吸収器
(A)に内蔵した熱交換器である。(13)、(14)は熱
交換器(11)と接続した冷水の流れる管、(15)、(1
6)、(17)は熱交換器(12)、(10)と接続した冷却
水の流れる管である。そして、(V)は管(7)に備え
た流量制御弁である。なお、(18)は不凝縮ガスの抽気
装置である。
(E)は発電プラントなどの設備に用いられているエン
ジンで、このエンジンのジャケット(図示せず)と吸収
冷凍機の発生器(G)内の熱交換器(9)とを管(19)
およびポンプ(P)付きの管(20)により結んで温水
〔エンジン用冷却水〕の循環路が構成されている。
(S)はエンジンの回転数を検知する検出装置である。
この検出装置はエンジン(E)の駆動力の増減と関連し
て増減する物理量であるエンジン(E)の回転数を測る
タコメータやこのタコメータの測定値を電気信号として
発信する電気回路など(図示せず)で構成されている。
また、(C)は検出装置(S)からの信号を受けて流量
制御弁(V)の開度または吸収液用ポンプ(P)の吐
出量を調節する制御装置である。
次に、このように構成されたこの種の吸収冷凍機(以
下、本機という)の動作例を説明する。
今、本機の運転中にエンジン(E)側の負荷(例えば電
力需要)が減り、このためエンジン(E)の駆動力を弱
めてその回転数が減らされた場合、それに伴ないエンジ
ン(E)の発熱量が減少してそのジャケットから発生器
(G)へ供給される温水の温度およびエンタルピーが低
下するため、これをそのまま放置すると発生器(G)の
加熱量不足により吸収液の濃縮〔冷媒蒸気の発生〕が十
分なされずに本機の運転効率の悪化を引き起こすと同時
にジャケットへの温水の戻り温度も低くなってエンジン
(E)の冷え過ぎを引き起こす。
このような場合、本機においては、エンジン(E)の回
転数を検知する検出装置(S)の信号により制御装置
(C)を介して吸収液用ポンプ(P)の吐出量または
流量制御弁(V)の開度が直ちに減じられ、発生器
(G)へ送られる吸収液の量が減らされる。その結果、
発生器(G)内の吸収液の顕熱消費量〔吸収液を沸騰温
度まで昇温させるのに必要な熱量〕が少なくなり、その
分、温水の熱の多くが吸収液から冷媒を分離させる〔吸
収液を濃縮する〕のに消費(以下、吸収液の潜熱消費と
いう)されることになる。このため、本機においては、
良好に冷媒蒸気を発生させて吸収液を濃縮することがで
き、運転効率すなわち成績係数の低下を防ぐことができ
る。かつまた、吸収液の濃縮の度合をエンジン(E)の
回転数の減少以前と同程度にすることも可能となる。こ
のように発生器(G)内の吸収液濃度をほぼ一定に保じ
つことによって、吸収液の沸騰温度すなわち発生器
(G)の吸収液温度をほぼ所定値に保ち得るので、発生
器(G)から流出する温水を所定の温度に維持できる。
したがって、エンジン(E)のジャケットへ戻る温水の
温度降下が防止され、エンジン(E)の冷え過ぎを引き
起こすこともない。
そして、逆にエンジン(E)の回転数が増やされた場合
にはこれに応じて直ちに発生器(G)への吸収液の送り
量が増大するよう制御することにより、温水のエンタル
ピーの上昇に応じて吸収液の顕熱消費量を調整しつつ温
水の熱量に対する吸収液の潜熱消費量の割合をエンジン
(E)の回転数の増加以前とほぼ同程度にすることが可
能となる。その結果、発生器(G)内の吸収液の濃縮の
度合と沸騰温度とをほぼ所定値に保つことができ、発生
器(G)から流出する温水の過度の温度上昇を防いでエ
ンジン(E)の過熱防止することができる。
また、本機においては、温水の温度およびエンタルピー
の変化ひいてはエンジン(E)の発熱の起因となるエン
ジン(E)の回転数(エンジンの駆動力)を検知して制
御しているので、温水の温度などを検知して制御するも
のにくなべ、制御の応答速度が早くなる。したがって、
本機においては、エンジン(E)のジャケットから流出
する温水の温度を検知して制御するものにくらべ、エン
ジン(E)の回転数〔駆動力〕の変動に対して発生器
(G)から流出する温水の温度の変動〔ハンチング〕を
早く小さくすることができ、エンジンの冷え過ぎや過熱
を的確に軽減することができる。そして、エンジン
(E)の回転数の減少〔駆動力の低下〕に対しても運転
効率の悪化を迅速に防止することができる。
(ト) 発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、エンジン側の駆動力の
低下に対してこの種の吸収冷凍機の運転効率の悪化を迅
速に防ぐことのできる効果をもたらし、かつ、エンジン
の駆動力の変動に対してこの種の吸収冷凍機の発生器か
ら流出する温水すなわちエンジンのジャケットへ戻る温
水の温度変動を小さくし、エンジンの冷え過ぎや過熱を
迅速、的確に軽減することのできる効果をもたらす。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明によるこの種の吸収冷凍機の一実施例を示
した概略構成説明図である。 (G)……発生器、(Con)……凝縮器、(Eva)……
蒸発器、(A)……吸収器、(P)……吸収液用ポン
プ、(7)……管、(V)……流量制御弁、(9)……
熱交換器、(E)……エンジン、(19)、(20)……
管、(S)……検出装置、(C)……制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのジャケットから流出する温水を
    発生器の加熱源として用いた後エンジンのジャケットへ
    戻すようにした吸収冷凍機において、エンジンの回転数
    を検知する検出装置と、この検出装置の信号により吸収
    器から発生器への吸収液の送り量を調節する制御装置と
    が備えられていることを特徴とした吸収冷凍機。
JP60071742A 1985-04-04 1985-04-04 吸収冷凍機 Expired - Fee Related JPH0733938B2 (ja)

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