JPH07336956A - ブラシホルダ - Google Patents

ブラシホルダ

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Publication number
JPH07336956A
JPH07336956A JP13162394A JP13162394A JPH07336956A JP H07336956 A JPH07336956 A JP H07336956A JP 13162394 A JP13162394 A JP 13162394A JP 13162394 A JP13162394 A JP 13162394A JP H07336956 A JPH07336956 A JP H07336956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcoat
brush
brush holder
outer jacket
constitution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13162394A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Miyaura
正人 宮浦
Yukihisa Sato
幸久 佐藤
Tsutomu Akitake
勉 秋武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYABI KK
Ryobi Ltd
Original Assignee
MIYABI KK
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIYABI KK, Ryobi Ltd filed Critical MIYABI KK
Priority to JP13162394A priority Critical patent/JPH07336956A/ja
Publication of JPH07336956A publication Critical patent/JPH07336956A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブラシホルダの生産効率の向上を図るととも
に、不良品の割合を減少させる。 【構成】 外套を構成する外套構成部材11,11は少
なくとも2つに分割して構成されている。この外套構成
部材の分割端面を係合させ、溶剤等で一体に結合するこ
とにより、ブラシガイドの外周に外套が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシホルダに係り、特
にこのブラシホルダの外套の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、実公昭56−22628号公報
に記載されているように、電動機整流子用のカーボンブ
ラシを保持するためにブラシホルダが使用されている。
【0003】このようなブラシホルダを製造する場合、
まず、カーボンブラシを貫挿する貫通孔を有する金属製
のブラシガイドを引き抜き加工によって形成する。そし
て、このブラシガイドを外套を形成する金型内に載置、
保持した後、金型を閉める。この金型内に絶縁性樹脂を
注入、冷却し、ブラシガイドの外周面に外套が形成され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な製造では、生産サイクルが長いため、生産効率が悪い
といった問題点がある。また、成形時に、樹脂が金属部
に付着して電気的導通不良を起こす場合があるため、樹
脂の付着状況を検査し、樹脂の付着状況が悪ければ、そ
の除去作業をしなければならず、さらにブラシガイドの
保持状況が悪い場合には、成形不良品となってしまうと
いった問題点がある。
【0005】本発明は上述のような問題点に鑑みてさな
れたものであり、生産効率を向上させることができると
もとに、不良品の割合を減少させることができるブラシ
ホルダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動機整流子
用のカーボンブラシが挿入されるブラシガイドと、この
ブラシガイドの外周面を包む外套とを有するブラシホル
ダにおいて、上記外套は少なくとも2つに予め分割形成
された外套構成部材の分割端面を一体に結合することに
より形成されていること;外套構成部材は、同一形状を
呈していることを特徴とする。
【0007】
【作用】予め射出成形や圧縮加熱成形などによって製造
しておいた外套構成部材でブラシガイドの外周面を覆
い、各外套構成部材の分割端面を結合し、外套が形成さ
れ、ブラシホルダが構成される。このブラシホルダの金
属製の貫通孔内にカーボンブラシを挿入保持する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の一実施例
について説明する。図1は本発明におけるブラシホルダ
の正面図、図2は図1中II−II断面矢視図である。図2
中符号1はブラシガイドであり、両端が開口した真鍮等
の金属管によって形成されている。このブラシガイド1
には貫通孔1aが形成されており、この貫通孔1a内に
カーボンブラシ2が摺動可能に収納される。ブラシガイ
ド1の対向する両側壁には外方に膨出する膨出部1bが
形成され、ばね3の収容空間が形成されている。また、
膨出部1bの外面には、ブラシガイド1の軸方向に沿う
平坦面1cが形成され、この平坦面1cの先端に平板状
の電線接続用端子4が接着されている。そして、ブラシ
ガイド1および端子4の外周には、これらブラシガイド
1および端子4の基端を覆うように絶縁性有機材料の外
套5が設けられている。この外套5の一端側からは端子
4の先端が突出され、外套5の他端側にはブラシガイド
1の開口部に対応してキャップ6(図1及び図3)が設
けられている。また、図3においてこのキャップ6には
受金7が設けられており、ブラシガイド1に接触して電
気的に導通されている。さらに、受金7は金属索8を介
してカーボンブラシ2に電気的に導通されており、ばね
3をキャップ6とカーボンブラシ2との間に介在せし
め、カーボンブラシ2をモータ回転子(図示せず)に圧
接している。
【0009】図4は本発明におけるブラシホルダに使用
される外套5を構成する外套構成部材11,11を示す
図である。本実施例における外套構成部材11は図2中
線l 1 で外套5を分割したものである。そして、外套構
成部材11の分割端面には位置決め凸部11aと位置決
め凹部11bとが夫々形成されており、この凸部11a
と凹部11bとをそれぞれ係合させることにより、外套
5が形成されるように構成されている。そして、係合後
は、摩擦若しくは超音波による溶着、又は溶剤若しくは
接着剤による接着によって固着している。
【0010】このように外套5を2つの外套構成部材1
1に分割して成形するようにしたため、外套構成部材1
1は通常の成形手段によってブラシガイド1を金型内に
載置することなく形成することができ、生産効率の向上
を図ることができる。また、外套5のブラシガイド1に
対する取付は溶着、接着としたので、成形不良の発生率
の減少を図ることができる。
【0011】図5は外套構成部材の他の実施例を示す図
である。本実施例の外套構成部材21は、図2中線l2
で外套5を分割したものであり、該外套構成部材21の
分割端面には上述実施例の位置決めが単なる凸部11a
と凹部11bとであったのに対して、凸部21aにフッ
ク部21cを形成し、凹部21bにフック部21cが係
止する係止部21dを夫々形成するようにしたものであ
る。そして、フック部21cを係止部21dに弾性変形
させて係合させることにより、接着する以前であっても
外れることがなく、接着作業が容易である。
【0012】なお、上述各実施例においては、2つの外
套構成部材に分割したものについて示したが、必ずしも
2分割である必要はなく、3分割以上に分割するように
しても良い。また、位置決め用の凸部11a,21a、
凹部11b,21bを有するものについて説明したが、
必ずしも凸部11a,21a、凹部11b,21bは必
要とせず、端面相互を治具などにより位置決めして一体
に結合させても良い。さらに、分割線は図2中l1 ,l
2 に限定されるものではなく、例えばl3 で分割するよ
うにしても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明は上述のように構成することによ
り、外套構成部材を通常の射出成形などによって予め形
成することができ、生産効率の向上を図ることができ
る。また、ブラシガイドに対する外套の形成は外套構成
部材を溶着、接着、圧着又は係合により結合することに
より可能としたので、生産効率を向上させることができ
ると共に成形不良の発生率の減少を図ることができる。
さらに、各外套構成部材が対称形状である場合には、単
一の型で成形することができ、しかも、保存管理が容易
である等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるブラシホルダの正面図である。
【図2】図1中II−II矢視図である。
【図3】図1中 III−III 矢視図である。
【図4】本発明のブラシホルダに使用される外套構成部
材を示す図である。
【図5】本発明におけるブラシホルダに使用される外套
構成部材の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…ブラシガイド 2…カーボンブラシ 5…外套 11…外套構成部材 21…外套構成部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋武 勉 兵庫県宍粟郡山崎町船元225−1 株式会 社ミヤビ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機整流子用のカーボンブラシが挿入
    されるブラシガイドと、このブラシガイドの外周面を包
    む外套とを有するブラシホルダにおいて、上記外套は少
    なくとも2つに予め分割形成された外套構成部材の分割
    端面を一体に結合することにより形成されていることを
    特徴とするブラシホルダ。
  2. 【請求項2】 外套構成部材は、同一形状を呈している
    ことを特徴とする請求項1記載のブラシホルダ。
JP13162394A 1994-06-14 1994-06-14 ブラシホルダ Pending JPH07336956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13162394A JPH07336956A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ブラシホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13162394A JPH07336956A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ブラシホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07336956A true JPH07336956A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15062388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13162394A Pending JPH07336956A (ja) 1994-06-14 1994-06-14 ブラシホルダ

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