JPH07336717A - 色輪郭補正回路 - Google Patents

色輪郭補正回路

Info

Publication number
JPH07336717A
JPH07336717A JP6151801A JP15180194A JPH07336717A JP H07336717 A JPH07336717 A JP H07336717A JP 6151801 A JP6151801 A JP 6151801A JP 15180194 A JP15180194 A JP 15180194A JP H07336717 A JPH07336717 A JP H07336717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
correlation amount
carrier color
signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6151801A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Yonezawa
直樹 米沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP6151801A priority Critical patent/JPH07336717A/ja
Publication of JPH07336717A publication Critical patent/JPH07336717A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色輪郭補正された搬送色信号中に偽信号の混
入が生じない色輪郭補正回路を提供する。 【構成】 複合映像信号から直接分離した輝度信号中の
高域成分のレベルが所定値を超えたことをレベル検出回
路11で検出し、複合映像信号から分離した連続する複
数ラインの搬送色信号についてライン間の相関量を演算
回路6において演算して最小相関量データを出力すると
共に最小相関量を呈したのと同一のラインの搬送色信号
を実質的に相加平均した演算搬送色信号を出力し、演算
搬送色信号中の高域成分をエッジ抽出回路8において抽
出し、出力された最小相関量データが複数画素にわたっ
て連続して同一であることが相関連続検出回路7にて検
出され、かつレベル検出回路11からの検出出力が送出
されているときのみ、出力されている演算搬送色信号と
エッジ抽出回路8にて抽出した高域成分とを加算器13
にて加算し色輪郭補正がされた搬送色信号として出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像の色輪郭が補正され
る色輪郭補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の色輪郭補正回路は図4に示すごと
く構成されていた。すなわち、複合映像信号をバンドパ
スフィルタ11に供給して搬送色信号成分(B0)を抽
出する。一方、複合映像信号を1水平走査期間遅延させ
る遅延回路12に供給して1水平走査期間遅延させた複
合映像信号をバンドパスフィルタ13に供給して搬送色
信号成分(B1)を抽出する。遅延回路12から出力さ
れた複合映像信号を1水平走査期間遅延させる遅延回路
14に供給し、2水平走査期間遅延させた複合映像信号
をバンドパスフィルタ15に供給して搬送色信号成分
(B2)を抽出する。
【0003】バンドパスフィルタ11、13および15
によって抽出された現ライン、1ライン前、2ライン前
の搬送色信号成分(B0)、(B1)および(B2)を
受けて演算回路20において、上2ラインによる演算搬
送色信号{(1/2)・(B1−B0)}、下2ライン
による演算搬送色信号{(1/2)・(B1−B
2)}、3ラインによる演算搬送色信号[(1/2)・
{(B1−(1/2)・(B0+B2)}]、1ライン
による演算搬送色信号(B1)を演算し、さらに、上2
ライン間の相関量{B1+B0−(1/2)・B2}、
下2ライン間の相関量{B1+B2−(1/2)・B
0}、3ライン間の相関量{B1+(1/2)・(B0
+B2)}、1ラインの相関量{(1/2)・B1+B
0+B2}を演算して最小の相関量を検出し、最小の相
関量を呈した対応する演算搬送色信号を送出する。
【0004】演算回路20から出力された演算搬送色信
号を、遅延回路12の出力複合映像信号から減算器21
において減算して輝度信号成分を得ると共に、ハイパス
フィルタからなるエッジ抽出回路23に供給して輝度信
号成分中の高域成分を抽出する。一方、演算回路20か
ら出力された演算搬送色信号はハイパスフィルタからな
るエッジ抽出回路22に供給して演算搬送色信号成分中
の高域成分を抽出する。エッジ抽出回路23において抽
出された輝度信号成分中の高域成分のレベルに基づく増
幅度に制御される増幅器に、エッジ抽出回路22からの
出力を供給して増幅し、演算搬送色信号成分中の増幅さ
れた高域成分と演算回路20からの出力演算搬送色信号
とを加算器25において加算して色輪郭補正がされた搬
送色信号として送出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の色輪郭補正回路によるときは、Y/C分
離された輝度信号成分中から抽出した高域成分のレベル
に基づいて利得が変更される増幅器で、演算搬送色信号
成分中から抽出された高域成分を増幅し、演算搬送色信
号成分中の増幅された高域成分を演算搬送色信号成分に
加えて色輪郭補正がされた搬送色信号としている。この
ために、バンドパスフィルタによってレベルが低下させ
られた搬送色信号成分中の高域成分がY/C分離された
輝度信号成分中に漏れ込むことになって、輝度信号成分
中の高域成分の抽出に際して高域成分の誤検出が生じ
て、また搬送色信号のライン相関が一定でないとき色輪
郭補正された搬送色信号に偽信号が混入することになっ
て、色輪郭補正が正しく行われないという問題点があっ
た。
【0006】本発明は、色輪郭補正された搬送色信号中
に偽信号の混入が生じない色輪郭補正回路を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の色輪郭補正回路
は、複合映像信号から輝度信号を分離するフィルタと、
前記フィルタによって分離された輝度信号中の高域成分
を抽出する第1エッジ抽出回路と、第1エッジ抽出回路
によって抽出された高域成分のレベルが所定値を超えた
ことを検出するレベル検出回路と、複合映像信号から分
離した連続する複数ラインの搬送色信号についてライン
間の相関量を演算し演算相関量中の最小相関量を検出し
て検出した最小相関量に基づく最小相関量データを出力
すると共に最小相関量を呈したのと同一のラインの搬送
色信号を実質的に相加平均した演算搬送色信号を出力す
る演算手段と、演算手段から出力された演算搬送色信号
中の高域成分を抽出する第2エッジ抽出回路と、演算手
段から出力される最小相関量データが複数画素にわたっ
て連続して同一であることを検出する相関連続検出手段
と、レベル検出回路からの出力と相関連続検出手段から
の出力が共に出力されているとき演算手段から出力され
ている演算搬送色信号と第2エッジ抽出回路から抽出さ
れている高域成分とを加算して色輪郭補正がされた搬送
色信号として出力する加算器とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明の色輪郭補正回路は、演算手段から複数
ライン間の搬送色信号についてライン間の相関量中の最
小の相関量が検出され、検出された最小の相関量に基づ
く最小相関量データが出力されると共に、最小の相関量
を呈したのと同一のラインの搬送色信号が実質的に相加
平均された演算搬送色信号が出力され、第2エッジ抽出
回路によって演算搬送色信号中の高域成分が抽出され、
最小相関量データが複数画素にわたって連続して同一で
あることが相関連続検出手段によって検出され、かつ輝
度信号中の高域成分のレベルが所定レベル以上であると
レベル検出回路によって検出されたときに、演算搬送色
信号と第2エッジ抽出回路によって抽出された高域成分
とが加算器によって加算されて、色輪郭補正がされた搬
送色信号として出力される。
【0009】したがって、輝度信号中の高域成分の抽出
は複合映像信号から抽出した輝度信号から行われるため
に、搬送色信号の抽出のために搬送色信号中の高域成分
のレベルが低下していても輝度信号の高域成分の抽出に
際して誤検出が行われることが少なくなり、さらに、搬
送色信号のライン間の相関量から検出した最小相関量デ
ータが連続して複数画素にわたって同一であったときお
よび輝度信号中の高域成分のレベルが所定レベル以上の
ときにのみ搬送色信号の高域成分による補正が行われる
ため、色輪郭補正された搬送色信号中に偽信号が混入す
ることはなくなり、正しく色輪郭補正がなされることに
なる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明にかかる色輪郭補正回路の一実施例の構成を示
すブロック図であり、図1においては輝度信号の分離に
ついての構成も示してある。
【0011】本一実施例の色輪郭補正回路30は、色副
搬送波周波数fscの4倍の周波数を有するサンプリン
グパルスによってサンプリングされ、デジタル化された
複合映像信号(以下、デジタル化複合映像信号と記す)
はデジタルバンドトラップフィルタからなる輝度信号分
離回路9に入力して搬送色信号成分を除去し、デジタル
化複合映像信号から輝度信号成分を抽出する。輝度信号
分離回路9によって抽出された輝度信号成分はハイパス
フィルタからなるエッジ抽出回路10に供給して輝度信
号成分中の高域成分を抽出する。エッジ抽出回路10に
よって抽出された輝度信号成分中の高域成分はレベル検
出回路11に供給し、輝度信号成分中の高域成分のレベ
ルが所定レベル以上であることを検出する。
【0012】一方、色輪郭補正回路30においては、デ
ジタル化複合映像信号はデジタルバンドパスフィルタ1
に供給して搬送色信号成分(B0)を抽出する。デジタ
ル化複合映像信号は入力を1水平走査期間遅延させる遅
延回路2に供給して1水平走査期間遅延し、遅延回路2
からの出力デジタル化複合映像信号はデジタルバンドパ
スフィルタ3に供給して搬送色信号成分(B1)を抽出
する。したがってデジタルバンドパスフィルタ1から出
力される搬送色信号(B0)より1ライン期間前の搬送
色信号成分(B1)がデジタルバンドパスフィルタ3か
ら出力されることになる。遅延回路2から出力されるデ
ジタル化複合映像信号は入力を1水平走査期間遅延させ
る遅延回路4に供給してさらに1水平走査期間遅延さ
せ、遅延回路4からの出力デジタル化複合映像信号はデ
ジタルバンドパスフィルタ5に供給して搬送色信号成分
(B2)を抽出する。したがってデジタルバンドパスフ
ィルタ1から出力される搬送色信号成分(B0)より2
ライン期間前の搬送色信号成分(B2)がバンドパスフ
ィルタ5から出力されることになる。
【0013】搬送色信号B0、B1、B2は、搬送色信
号B0、B1、B2のライン間の相関量を演算する相関
量演算回路61と、相関量演算回路61において演算さ
れた相関量中の最小の相関量を検出する最小相関量検出
回路62と、搬送色信号B0、B1、B2を受けてライ
ン間の搬送色信号を演算しかつ最小の相関量を呈した演
算搬送色信号を選択して送出する搬送色信号演算・選択
回路63とを備えた演算回路6に供給する。演算回路6
における演算は演算回路20における場合と同じ演算を
行う。
【0014】したがって、搬送色信号成分(B0)、
(B1)および(B2)を受けて搬送色信号演算・選択
回路63において、上2ラインによる演算搬送色信号α
={(1/2)・(B1−B0)}、下2ラインによる
演算搬送色信号β={(1/2)・(B1−B2)}、
3ラインによる演算搬送色信号γ=[(1/2)・
{(B1−(1/2)・(B0+B2)}]、1ライン
による演算搬送色信号δ=(B1)がそれぞれ演算され
る。また、搬送色信号成分(B0)、(B1)および
(B2)を受けて相関量演算回路61において、上2ラ
イン間の相関量a={B1+B0−(1/2)B2}、
下2ライン間の相関量b={B1+B2−(1/2)B
0}、3ライン間の相関量c={B1+(1/2)・
(B0+B2)}、1ラインの相関量d={(1/2)
・B1+B0+B2}がそれぞれ演算される。上記各相
関量a〜dに対する名称、例えば1ラインの相関量等は
仮煮付けた名称である。
【0015】ここで、相関量演算回路61は複合映像信
号から分離した連続する複数ラインの搬送色信号につい
てライン間の相関量を演算しており、最小相関量検出回
路62は、演算相関量中の最小相関量を検出して検出さ
れた最小相関量に基づく最小相関量データを出力してお
り、搬送色信号演算・選択回路63は、最小相関量を呈
したのと同一のラインの搬送色信号を実質的に相加平均
した演算搬送色信号を出力していて、演算回路6は演算
手段に対応している。
【0016】相関量演算回路61において演算された相
関量中の最小の相関量が最小相関量検出回路62におい
て検出され、検出された最小相関量に基づく最小相関量
データを相関連続検出回路7に供給する。最小相関量検
出回路62において検出された最小の相関量を参照し
て、搬送色信号演算・選択回路63は最小の相関量を呈
した対応する演算搬送色信号を、デジタルハイパスフィ
ルタからなるエッジ抽出回路8に送出する。ここで、最
小相関量に対して本実施例においては、例えば図2に示
すように2ビットのデータが割り当ててあり、最小相関
量検出回路62によって検出された最小相関量に基づい
て、図2に示す2ビットのデータが最小相関量データと
して、最小相関量検出回路62から相関連続検出回路7
に送出される。したがって、例えば最小相関量が3ライ
ン間の相関量cであった場合には最小相関量データ(1
1)が相関連続検出回路7へ送出される。
【0017】相関量連続検出回路7は図3に示すごと
く、最小相関量データを1サンプリングパルスの1周期
の期間それぞれ遅延させるタンデムに接続された遅延回
路71、72、73、74と、最小相関量検出回路62
から出力される最小相関量データ、遅延回路71、7
2、73、74から出力される最小相関量データのそれ
ぞれが3ライン間の相関量である最小相関量データ(1
1)と一致するかを検出する一致検出回路75、76、
77、78と、一致検出回路75、76、77、78の
検出出力を入力とするアンドゲート70とを備え、アン
ドゲート70の出力はレベル検出回路11の出力と共に
アンドゲート12に供給する。
【0018】したがって、最小相関量検出回路62から
最小相関量データとして最小相関量データ(11)が少
なくとも5画素分連続して送出されたとき、一致検出回
路75、76、77および78の全てが一致を検出し、
アンドゲート70、すなわち相関量連続検出回路7から
連続相関検出出力が送出される。この結果、連続して少
なくとも5画素にわたって同じ最小相関量データ(1
1)が最小相関量検出回路62から出力されたときは、
アンドゲート12のゲートは開かれて、エッジ抽出回路
10において抽出されたエッジ成分のレベルが所定レベ
ル以上であることを検出したレベル検出回路11からの
出力が、アンドゲート12から送出される。
【0019】搬送色信号演算・選択回路63においては
前記の如く演算搬送色信号α、β、γ、δが演算され、
かつ最小相関量検出回路62において相関量が最小と検
出された相関量a、b、c、dを呈する相関量に対応す
る演算搬送色信号α、β、γ、δがエッジ抽出回路8に
送出されて、その高域成分が抽出される。したがって、
例えば最小の相関量が3ライン間の相関量cであった場
合には、3ラインによる演算搬送色信号γがエッジ抽出
回路8に送出されて、高域成分が抽出されることにな
る。最小の相関量が他のラインの相関量の場合において
も同様であって、上2ラインの相関量aが最小の相関量
の場合には上2ラインによる演算搬送色信号αが送出さ
れて高域成分が抽出されることになる。他の場合も同様
である。
【0020】相関連続検出回路7において、最小相関量
データ(11)が5画素にわたって連続したと検出さ
れ、かつレベル検出回路11から検出出力が送出されて
いるときは、アンドゲート12からの出力が送出されて
加算器13における加算の実行がなされて、エッジ抽出
回路8において抽出された高域成分と高域成分の抽出の
元になった演算搬送色信号とが加算されて演算搬送色信
号の高域が増強され、色輪郭補正がされた搬送色信号と
して送出される。本実施例においては、3ラインの演算
搬送色信号に3ラインの演算搬送色信号中の高域成分が
加算されて、色輪郭補正された搬送色信号として送出さ
れる。
【0021】エッジ抽出回路10から出力される輝度信
号成分中の高域成分のレベルが所定未満のレベルのと
き、または相関連続検出回路7から最小相関量データ
(11)が5画素以上にわたって連続したと検出されな
いときは、アンドゲート12からは出力が送出されず、
加算器13における加算は行われず、搬送色信号演算・
選択回路63において演算され、選択された演算搬送色
信号がそのまま加算器13を介して色輪郭補正がされた
搬送色信号として出力されることになる。
【0022】なお、加算器13の出力、すなわち色輪郭
補正がされた搬送色信号は、遅延回路2から出力される
デジタル化複合映像信号から減算器14において減算さ
れて、輝度信号が減算器14から分離されて送出され
る。この場合において、輝度信号の分離は輪郭補正がな
された搬送色信号に基づいてなされるため、搬送色信号
成分抽出のためのバンドパスフィルタによって搬送色信
号成分中の高域成分のレベルが低下していても分離され
た輝度信号成分に影響を与えることはない。
【0023】また、上記した一実施例において、最小相
関量が3ライン間の相関量cであることが5画素以上連
続した場合を例示して説明したが、例えば4画素以上連
続した場合に相関が連続したとしてもよい。この場合は
遅延回路74および一致検出回路78を省略することが
できる。なお以上において、最小相関量が3ライン間の
相関量cの場合について説明した。これはこの場合が最
良の色輪郭補正がなされるためであるが、これ以外の最
小相関量が検出される場合であってもよい。
【0024】なお、上記した実施例において、入力され
る複合映像信号が周波数4fscのサンプリングパルス
によってサンプリングされデジタル化された複合映像信
号の場合を例示したが、サンプリングパルスの周波数が
4fscに限る必要はなく、他の周波数であっても差し
支えない。さらにデジタル化複合映像信号に代わってア
ナログ複合映像信号の場合でも同様である。アナログ複
合映像信号の場合には、遅延回路2、4、75、76、
77、78には遅延線を用いることができ、さらに最小
相関量に対して2ビットの最小相関量データを割り当て
ることに代わって、例えばレベルの異なる電圧を割り当
てることによって対応することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の色輪郭補正
回路によれば、輝度信号中の高域成分の抽出は複合映像
信号から直接分離した輝度信号から行われるため、搬送
色信号の抽出のために搬送色信号中の高域成分のレベル
が低下していていても輝度信号の高域成分の抽出に際し
て誤検出が行われることが少なく、さらに、搬送色信号
のライン間の相関量から検出した最小の相関が連続して
複数画素にわたって同一であったときおよび輝度信号中
の高域成分のレベルが所定レベル以上のときにのみ搬送
色信号の高域成分による補正が行われるため、色輪郭補
正された搬送色信号中に偽信号が混入することはなくな
り、正しく色輪郭補正がなされる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる色輪郭補正回路の一実施例の構
成を示すブロック図である。
【図2】本発明にかかる色輪郭補正回路の一実施例にお
ける最小相関量と最小相関量に割り当てた最小相関量デ
ータとの関係を示す図である。
【図3】本発明にかかる色輪郭補正回路の一実施例にお
ける相関連続検出回路の構成を示すブロック図である。
【図4】従来の色輪郭補正回路の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1、3および5 デジタルバンドパスフィルタ 2および4 遅延回路 6 演算回路 7 相関連続検出回路 8および10 エッジ抽出回路 9 輝度信号分離回路 11 レベル検出回路 12 アンドゲート 13 加算器 14 減算器 30 色輪郭補正回路 61 相関量演算回路 62 最小相関量検出回路 63 搬送色信号演算・選択回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】したがって、搬送色信号成分(B0)、
(B1)および(B2)を受けて搬送色信号演算・選択
回路63において、上2ラインによる演算搬送色信号α
={(1/2)・(B1−B0)}、下2ラインによる
演算搬送色信号β={(1/2)・(B1−B2)}、
3ラインによる演算搬送色信号γ=[(1/2)・
{(B1−(1/2)・(B0+B2)}]、1ライン
による演算搬送色信号δ=(B1)がそれぞれ演算され
る。また、搬送色信号成分(B0)、(B1)および
(B2)を受けて相関量演算回路61において、上2ラ
イン間の相関量a={B1+B0−(1/2)B2}、
下2ライン間の相関量b={B1+B2−(1/2)B
0}、3ライン間の相関量c={B1+(1/2)・
(B0+B2)}、1ラインの相関量d={(1/2)
・B1+B0+B2}がそれぞれ演算される。上記各相
関量a〜dに対する名称、例えば1ラインの相関量等は
につけた名称である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合映像信号から輝度信号を分離するフィ
    ルタと、前記フィルタによって分離された輝度信号中の
    高域成分を抽出する第1エッジ抽出回路と、第1エッジ
    抽出回路によって抽出された高域成分のレベルが所定値
    を超えたことを検出するレベル検出回路と、複合映像信
    号から分離した連続する複数ラインの搬送色信号につい
    てライン間の相関量を演算し演算相関量中の最小相関量
    を検出して検出した最小相関量に基づく最小相関量デー
    タを出力すると共に最小相関量を呈したのと同一のライ
    ンの搬送色信号を実質的に相加平均した演算搬送色信号
    を出力する演算手段と、演算手段から出力された演算搬
    送色信号中の高域成分を抽出する第2エッジ抽出回路
    と、演算手段から出力される最小相関量データが複数画
    素にわたって連続して同一であることを検出する相関連
    続検出手段と、レベル検出回路からの出力と相関連続検
    出手段からの出力が共に出力されているとき演算手段か
    ら出力されている演算搬送色信号と第2エッジ抽出回路
    から抽出されている高域成分とを加算して色輪郭補正が
    された搬送色信号として出力する加算器とを備えたこと
    を特徴とする色輪郭補正回路。
JP6151801A 1994-06-10 1994-06-10 色輪郭補正回路 Pending JPH07336717A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6151801A JPH07336717A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 色輪郭補正回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6151801A JPH07336717A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 色輪郭補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07336717A true JPH07336717A (ja) 1995-12-22

Family

ID=15526602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6151801A Pending JPH07336717A (ja) 1994-06-10 1994-06-10 色輪郭補正回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07336717A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6915023B2 (en) 1999-11-30 2005-07-05 Sharp Kabushiki Kaisha Contour correction device
US7095438B2 (en) * 1997-04-11 2006-08-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image signal processing device for minimizing false signals at color boundaries

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095438B2 (en) * 1997-04-11 2006-08-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image signal processing device for minimizing false signals at color boundaries
US6915023B2 (en) 1999-11-30 2005-07-05 Sharp Kabushiki Kaisha Contour correction device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09224260A (ja) Y/c分離装置
US4639767A (en) Apparatus for detecting movement in a television signal based on taking ratio of signal representing frame difference to signal representing sum of picture element differences
JPH06125567A (ja) 輝度・色分離装置
JP3263791B2 (ja) Yc分離回路
JP2002027493A (ja) 3ライン相関検出装置
JPH07336717A (ja) 色輪郭補正回路
US20020149702A1 (en) Decoder for composite video signals
JPH0714220B2 (ja) Y/c分離回路
JPS6285593A (ja) ビデオ信号処理装置
US4682213A (en) Magnitude independent hanging dot detector
JP3149677B2 (ja) Y/c分離装置
KR100251536B1 (ko) 수직 해상도가 보정된 휘도 및 색 신호 분리 방법 및 이를 수행하기 위한 휘도 및 색 신호 분리 회로
JPH062382Y2 (ja) 適応型輪郭強調y/c分離回路
KR0126803B1 (ko) 휘도신호와 색신호 분리회로
JP4531217B2 (ja) Pal信号の位相歪み補正回路、方法及びpal信号のy/c分離回路、方法
JPH09102891A (ja) ノイズ低減装置
JP2596739B2 (ja) 画像相関対応輝度信号色信号分離フイルタ
KR100238800B1 (ko) 휘도 및 색 신호 분리 방법 및 이를 수행하기 위한 휘도 및 색 신호 분리 회로
KR0141132B1 (ko) 휘도신호/색신호 분리장치
KR940000581B1 (ko) 휘도 및 색신호 분리 회로
JP2596737B2 (ja) 画像相関対応輝度信号色信号分離フイルタ
KR19980079065A (ko) 휘도 및 색 신호 분리 방법 및 이를 수행하기 위한 휘도 및 색 신호 분리 회로
JPH0923357A (ja) ノイズ低減装置
JPH0644220Y2 (ja) 輝度/色度分離回路
JPH0564224A (ja) 色信号分離回路