JP3149677B2 - Ｙ／ｃ分離装置 - Google Patents
Ｙ／ｃ分離装置Info
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
- H04N9/78—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＮＴＳＣ方式の複合カ
ラーテレビジョン信号から輝度信号と搬送色信号を分離
するＹ／Ｃ分離装置に関するものである。
ラーテレビジョン信号から輝度信号と搬送色信号を分離
するＹ／Ｃ分離装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、デジタル信号処理技術の発達にと
もない、複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と搬
送色信号に分離するＹ／Ｃ分離装置においては、着目す
る信号と水平もしくは垂直方向近傍点との相関の有無に
応じて複数のフィルタを選択する適応型Ｙ／Ｃ分離装置
が用いられている。
もない、複合カラーテレビジョン信号から輝度信号と搬
送色信号に分離するＹ／Ｃ分離装置においては、着目す
る信号と水平もしくは垂直方向近傍点との相関の有無に
応じて複数のフィルタを選択する適応型Ｙ／Ｃ分離装置
が用いられている。
【０００３】以下、図面を参照しながら、従来のＹ／Ｃ
分離装置について説明する。図４は従来のＹ／Ｃ分離装
置のブロック図である。
分離装置について説明する。図４は従来のＹ／Ｃ分離装
置のブロック図である。
【０００４】図４において、４０１、４０２は入力信号
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、４０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、４０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、４０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、４０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、４０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、４０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
【０００５】４０６は入力信号と入力信号を１水平期間
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、４０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路、４０８は前記相関検出回路の出力
に基ずいて前記各フィルタの出力を選択する選択器、４
０９は前記選択器の出力を帯域制限する第２のＢＰＦ、
４１０は前記ＢＰＦ４０９の出力である色信号を入力信
号を１水平期間遅延させた信号より減算することにより
輝度信号を求める輝度信号分離回路である。
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、４０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路、４０８は前記相関検出回路の出力
に基ずいて前記各フィルタの出力を選択する選択器、４
０９は前記選択器の出力を帯域制限する第２のＢＰＦ、
４１０は前記ＢＰＦ４０９の出力である色信号を入力信
号を１水平期間遅延させた信号より減算することにより
輝度信号を求める輝度信号分離回路である。
【０００６】以上のように構成されたＹ／Ｃ分離回路に
ついて、その動作を説明する。入力された複合カラーテ
レビジョン信号は１Ｈラインメモリー４０１、４０２に
てそれぞれ遅延させられる。１Ｈラインメモリー４０１
の出力が着目信号となる。着目信号とそれぞれ１水平期
間離れた信号とでコムフィルタ４０４、４０５を形成す
る。コムフィルタは着目信号から１水平期間離れた信号
を減算することで色信号成分を得ることが出来る。また
着目信号はそのままＢＰＦ４０３にて色信号成分が抽出
される。
ついて、その動作を説明する。入力された複合カラーテ
レビジョン信号は１Ｈラインメモリー４０１、４０２に
てそれぞれ遅延させられる。１Ｈラインメモリー４０１
の出力が着目信号となる。着目信号とそれぞれ１水平期
間離れた信号とでコムフィルタ４０４、４０５を形成す
る。コムフィルタは着目信号から１水平期間離れた信号
を減算することで色信号成分を得ることが出来る。また
着目信号はそのままＢＰＦ４０３にて色信号成分が抽出
される。
【０００７】相関検出回路４０６、４０７で着目信号と
それぞれ１水平期間離れた信号との相関有無を、例えば
２つの信号の色信号成分の差の絶対値を平滑し相関値を
求めてあるレベルと比較することで検出する。相関検出
回路４０６、４０７の出力に応じて各フィルタを選択す
る。例えば着目信号と１Ｈ前の信号の相関がある場合は
コムフィルタ４０４を１Ｈ後の信号と相関がある場合は
コムフィルタ４０５を、前後共に相関がない場合はＢＰ
Ｆ４０３を選択器４０８で選択する。相関を検出するこ
とで最適なフィルタを適用することが出来る。選択器４
０８の出力をＢＰＦ４０９で色の帯域制限することで色
信号を得ることができる。また、入力信号を１Ｈ遅らせ
て時間補償した信号より色信号を減算することで輝度信
号を得ることができる。
それぞれ１水平期間離れた信号との相関有無を、例えば
２つの信号の色信号成分の差の絶対値を平滑し相関値を
求めてあるレベルと比較することで検出する。相関検出
回路４０６、４０７の出力に応じて各フィルタを選択す
る。例えば着目信号と１Ｈ前の信号の相関がある場合は
コムフィルタ４０４を１Ｈ後の信号と相関がある場合は
コムフィルタ４０５を、前後共に相関がない場合はＢＰ
Ｆ４０３を選択器４０８で選択する。相関を検出するこ
とで最適なフィルタを適用することが出来る。選択器４
０８の出力をＢＰＦ４０９で色の帯域制限することで色
信号を得ることができる。また、入力信号を１Ｈ遅らせ
て時間補償した信号より色信号を減算することで輝度信
号を得ることができる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、相関検出で誤検出してコムフィルタを
適用した場合、着目信号が黒レベルのであるとドット妨
害が目立ってしまう。
ような構成では、相関検出で誤検出してコムフィルタを
適用した場合、着目信号が黒レベルのであるとドット妨
害が目立ってしまう。
【０００９】本発明は、上記課題に鑑み、相関検出で誤
検出してもドット妨害が目立たないＹ／Ｃ分離装置を提
供するものである。
検出してもドット妨害が目立たないＹ／Ｃ分離装置を提
供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のＹ／Ｃ分離装置の第１の手段は、複合カラ
ーテレビジョン信号を入力として垂直方向に遅延させる
第１の遅延器と、前記第１の遅延器の出力を着目信号と
し、前記着目信号に対して垂直方向に遅延させる第２の
遅延器と、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関を求
める相関検出回路と、前記着目信号の黒信号を検出する
黒レベル検出回路と、複合カラーテレビジョン信号から
色信号を分離する複数のフィルタ回路と、前記黒レベル
検出回路の出力と前記相関検出回路の出力に応じて複数
のフィルタの出力を選択する選択器とから構成される。
に、本発明のＹ／Ｃ分離装置の第１の手段は、複合カラ
ーテレビジョン信号を入力として垂直方向に遅延させる
第１の遅延器と、前記第１の遅延器の出力を着目信号と
し、前記着目信号に対して垂直方向に遅延させる第２の
遅延器と、前記着目信号と垂直方向近傍点との相関を求
める相関検出回路と、前記着目信号の黒信号を検出する
黒レベル検出回路と、複合カラーテレビジョン信号から
色信号を分離する複数のフィルタ回路と、前記黒レベル
検出回路の出力と前記相関検出回路の出力に応じて複数
のフィルタの出力を選択する選択器とから構成される。
【００１１】また、本発明のＹ／Ｃ分離装置の第２の手
段は、複合カラーテレビジョン信号を入力として垂直方
向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅延器の出
力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直方向に遅
延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直方向近傍
点との相関を求める相関検出回路と、前記着目信号の垂
直近傍点の黒信号を検出する黒レベル検出回路と、複合
カラーテレビジョン信号から色信号を分離する複数のフ
ィルタ回路と、前記黒レベル検出回路の出力と前記相関
検出回路の出力に応じて複数のフィルタの出力を選択す
る選択器とから構成される。
段は、複合カラーテレビジョン信号を入力として垂直方
向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅延器の出
力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直方向に遅
延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直方向近傍
点との相関を求める相関検出回路と、前記着目信号の垂
直近傍点の黒信号を検出する黒レベル検出回路と、複合
カラーテレビジョン信号から色信号を分離する複数のフ
ィルタ回路と、前記黒レベル検出回路の出力と前記相関
検出回路の出力に応じて複数のフィルタの出力を選択す
る選択器とから構成される。
【００１２】更に、本発明のＹ／Ｃ分離装置の第３の手
段は、複合カラーテレビジョン信号を入力として垂直方
向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅延器の出
力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直方向に遅
延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直方向近傍
点との相関を求める相関検出回路と、前記着目信号の黒
信号を検出する第１の黒レベル検出回路と、前記着目信
号の垂直近傍点の黒信号を検出する第２の黒レベル検出
回路と、複合カラーテレビジョン信号から色信号を分離
する複数のフィルタ回路と、前記第１の黒レベル検出回
路の出力と前記第２の黒レベル検出回路の出力と前記相
関検出回路の出力に応じて複数のフィルタの出力を選択
する選択器とから構成される。
段は、複合カラーテレビジョン信号を入力として垂直方
向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅延器の出
力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直方向に遅
延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直方向近傍
点との相関を求める相関検出回路と、前記着目信号の黒
信号を検出する第１の黒レベル検出回路と、前記着目信
号の垂直近傍点の黒信号を検出する第２の黒レベル検出
回路と、複合カラーテレビジョン信号から色信号を分離
する複数のフィルタ回路と、前記第１の黒レベル検出回
路の出力と前記第２の黒レベル検出回路の出力と前記相
関検出回路の出力に応じて複数のフィルタの出力を選択
する選択器とから構成される。
【００１３】
【作用】以上のように、本発明によれば、黒レベル検出
回路を設けることにより、相関検出回路が誤検出して
も、黒レベルにおけるドット妨害が目立たないＹ／Ｃ分
離ができる。
回路を設けることにより、相関検出回路が誤検出して
も、黒レベルにおけるドット妨害が目立たないＹ／Ｃ分
離ができる。
【００１４】
（実施例１）まず、本発明の第１の実施例について図１
を用いて説明する。図１は本発明の第１の実施例におけ
るＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示すものである。
を用いて説明する。図１は本発明の第１の実施例におけ
るＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示すものである。
【００１５】図１において、１０１、１０２は入力信号
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、１０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、１０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、１０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、１０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、１０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、１０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
【００１６】１０６は入力信号と入力信号を１水平期間
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、１０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路、１０８は入力信号を１水平期間遅
延させた信号の黒レベルを検出する黒レベル検出回路、
１０９は前記相関検出回路の出力と黒レベル検出回路の
出力に基ずいて前記各フィルタの出力を選択する選択器
である。
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、１０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路、１０８は入力信号を１水平期間遅
延させた信号の黒レベルを検出する黒レベル検出回路、
１０９は前記相関検出回路の出力と黒レベル検出回路の
出力に基ずいて前記各フィルタの出力を選択する選択器
である。
【００１７】１１０は前記選択器の出力を帯域制限する
第２のＢＰＦ、１１１は前記ＢＰＦ１１０の出力である
色信号を入力信号を１水平期間遅延させた信号より減算
することにより輝度信号を求める輝度信号分離回路であ
る。
第２のＢＰＦ、１１１は前記ＢＰＦ１１０の出力である
色信号を入力信号を１水平期間遅延させた信号より減算
することにより輝度信号を求める輝度信号分離回路であ
る。
【００１８】以上のように構成されたＹ／Ｃ分離装置に
ついて、以下図１を用いてその動作を説明する。
ついて、以下図１を用いてその動作を説明する。
【００１９】入力されたコンポジット信号は１Ｈライン
メモリー１０１、１０２にて夫々遅延させられる。１Ｈ
ラインメモリー１０１の出力が着目信号となる。着目信
号とそれぞれ１水平期間離れた信号とでコムフィルタ１
０４、１０５を形成する。コムフィルタは着目信号から
１水平期間離れた信号を減算することで色信号成分を得
ることが出来る。また着目信号はそのままＢＰＦ１０３
にて色信号成分が抽出される。
メモリー１０１、１０２にて夫々遅延させられる。１Ｈ
ラインメモリー１０１の出力が着目信号となる。着目信
号とそれぞれ１水平期間離れた信号とでコムフィルタ１
０４、１０５を形成する。コムフィルタは着目信号から
１水平期間離れた信号を減算することで色信号成分を得
ることが出来る。また着目信号はそのままＢＰＦ１０３
にて色信号成分が抽出される。
【００２０】相関検出回路１０６、１０７で着目信号と
それぞれ１水平期間離れた信号との相関有無を、例えば
２つの信号の色信号成分の差の絶対値を平滑し相関値を
求めてあるレベルと比較することで検出する。黒レベル
検出回路１０８で着目信号の黒レベルを検出する。黒レ
ベル検出は例えばサブキャリア１周期の期間にわたって
信号のレベルがある閾値以下であった場合を黒レベルと
する。
それぞれ１水平期間離れた信号との相関有無を、例えば
２つの信号の色信号成分の差の絶対値を平滑し相関値を
求めてあるレベルと比較することで検出する。黒レベル
検出回路１０８で着目信号の黒レベルを検出する。黒レ
ベル検出は例えばサブキャリア１周期の期間にわたって
信号のレベルがある閾値以下であった場合を黒レベルと
する。
【００２１】相関検出回路１０６、１０７の出力に応じ
て各フィルタを選択する。例えば着目信号と１Ｈ前の信
号の相関がある場合はコムフィルタ１０４を１Ｈ後の信
号と相関がある場合はコムフィルタ１０５を、前後共に
相関がない場合はＢＰＦ１０３を選択器１０９で選択す
る。相関を検出することで最適なフィルタを適用するこ
とが出来るが、相関検出に誤検出が生じてコムフィルタ
を適用した場合はドット妨害となる。すなわち着目信号
が黒レベルでコムフィルタを形成するラインが色信号の
場合、着目信号にはコムフィルタを形成するラインの色
信号成分の１／２のレベルのドット妨害が現れることと
なる。
て各フィルタを選択する。例えば着目信号と１Ｈ前の信
号の相関がある場合はコムフィルタ１０４を１Ｈ後の信
号と相関がある場合はコムフィルタ１０５を、前後共に
相関がない場合はＢＰＦ１０３を選択器１０９で選択す
る。相関を検出することで最適なフィルタを適用するこ
とが出来るが、相関検出に誤検出が生じてコムフィルタ
を適用した場合はドット妨害となる。すなわち着目信号
が黒レベルでコムフィルタを形成するラインが色信号の
場合、着目信号にはコムフィルタを形成するラインの色
信号成分の１／２のレベルのドット妨害が現れることと
なる。
【００２２】このとき原信号が黒であるので黒でない場
合に比べてドット妨害が目立つ。ここで着目信号が黒レ
ベルの場合強制的に前記選択器１０９でＢＰＦ１０３の
出力を選択するようにする。選択器１０９の出力をＢＰ
Ｆ１１０で色の帯域制限することで色信号を得ることが
できる。また、入力信号を１Ｈ遅らせて時間補償した信
号より色信号を輝度信号分離回路１１１で減算すること
で輝度信号を得ることができる。
合に比べてドット妨害が目立つ。ここで着目信号が黒レ
ベルの場合強制的に前記選択器１０９でＢＰＦ１０３の
出力を選択するようにする。選択器１０９の出力をＢＰ
Ｆ１１０で色の帯域制限することで色信号を得ることが
できる。また、入力信号を１Ｈ遅らせて時間補償した信
号より色信号を輝度信号分離回路１１１で減算すること
で輝度信号を得ることができる。
【００２３】（実施例２）以下、本発明の第２の実施例
について図２を用いて説明する。図２は本発明の第２の
実施例におけるＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示すもの
である。
について図２を用いて説明する。図２は本発明の第２の
実施例におけるＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示すもの
である。
【００２４】図２において、２０１、２０２は入力信号
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、２０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、２０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、２０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、２０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、２０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、２０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
【００２５】２０６は入力信号と入力信号を１水平期間
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、２０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路、２０８は入力信号の黒レベルを検
出する黒レベル検出回路、２０９は入力信号を２水平期
間遅延させた信号の黒レベルを検出する黒レベル検出回
路、２１０は前記相関検出回路の出力と黒レベル検出回
路の出力に基ずいて前記各フィルタの出力を選択する選
択器、２１１は前記選択器の出力を帯域制限する第２の
ＢＰＦ、２１２は前記ＢＰＦ２１１の出力である色信号
を入力信号を１水平期間遅延させた信号より減算するこ
とにより輝度信号を求める輝度信号分離回路である。
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、２０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路、２０８は入力信号の黒レベルを検
出する黒レベル検出回路、２０９は入力信号を２水平期
間遅延させた信号の黒レベルを検出する黒レベル検出回
路、２１０は前記相関検出回路の出力と黒レベル検出回
路の出力に基ずいて前記各フィルタの出力を選択する選
択器、２１１は前記選択器の出力を帯域制限する第２の
ＢＰＦ、２１２は前記ＢＰＦ２１１の出力である色信号
を入力信号を１水平期間遅延させた信号より減算するこ
とにより輝度信号を求める輝度信号分離回路である。
【００２６】第１の実施例では着目信号の黒レベルを検
出したが、第２の実施例では着目信号と１水平期間はな
れた垂直近傍点の黒レベルを検出して選択器の制御を行
っている。着目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の
黒レベルを検出しても第１の実施例と同様の効果が得ら
れる。
出したが、第２の実施例では着目信号と１水平期間はな
れた垂直近傍点の黒レベルを検出して選択器の制御を行
っている。着目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の
黒レベルを検出しても第１の実施例と同様の効果が得ら
れる。
【００２７】（実施例３）次に、本発明の第３の実施例
について図３を用いて説明する。図３は本発明の第３の
実施例におけるＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示すもの
である。
について図３を用いて説明する。図３は本発明の第３の
実施例におけるＹ／Ｃ分離装置のブロック図を示すもの
である。
【００２８】図３において、３０１、３０２は入力信号
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、３０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、３０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、３０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
（複合カラーテレビジョン信号）を１水平期間遅延させ
る１Ｈラインメモリー、３０３は前記入力信号を１水平
期間遅延させた信号より色信号を分離する第１のＢＰ
Ｆ、３０４は入力信号と入力信号を１水平期間遅延させ
た信号より色信号を分離するコムフィルタ、３０５は入
力信号を１水平期間遅延させた信号と入力信号を２水平
期間遅延させた信号より色信号を分離するコムフィルタ
である。
【００２９】３０６は入力信号と入力信号を１水平期間
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、３０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路である。
遅延させた信号との相関の有無を検出する相関検出回
路、３０７は入力信号を１水平期間遅延させた信号と入
力信号を２水平期間遅延させた信号との相関の有無を検
出する相関検出回路である。
【００３０】３０８は入力信号の黒レベルを検出する黒
レベル検出回路、３０９は入力信号を１水平期間遅延さ
せた信号の黒レベルを検出する黒レベル検出回路、３１
０は入力信号を２水平期間遅延させた信号の黒レベルを
検出する黒レベル検出回路、３１１は前記相関検出回路
の出力と黒レベル検出回路の出力に基ずいて前記各フィ
ルタの出力を選択する選択器、３１２は前記選択器の出
力を帯域制限する第２のＢＰＦ、３１３は前記ＢＰＦ３
１２の出力である色信号を入力信号を１水平期間遅延さ
せた信号より減算することにより輝度信号を求める輝度
信号分離回路である。
レベル検出回路、３０９は入力信号を１水平期間遅延さ
せた信号の黒レベルを検出する黒レベル検出回路、３１
０は入力信号を２水平期間遅延させた信号の黒レベルを
検出する黒レベル検出回路、３１１は前記相関検出回路
の出力と黒レベル検出回路の出力に基ずいて前記各フィ
ルタの出力を選択する選択器、３１２は前記選択器の出
力を帯域制限する第２のＢＰＦ、３１３は前記ＢＰＦ３
１２の出力である色信号を入力信号を１水平期間遅延さ
せた信号より減算することにより輝度信号を求める輝度
信号分離回路である。
【００３１】第３の実施例のごとく着目信号の黒レベル
と着目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の黒レベル
を検出して総合的に選択器の制御を行うことによりさら
に精度の高いＹ／Ｃ分離が可能となる。
と着目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の黒レベル
を検出して総合的に選択器の制御を行うことによりさら
に精度の高いＹ／Ｃ分離が可能となる。
【００３２】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項１によれ
ば、着目信号の黒信号を検出する黒レベル検出回路を１
回路追加するだけで、相関検出回路が誤検出しても、黒
レベルにおけるドット妨害が目立たないＹ／Ｃ分離がで
きる。
ば、着目信号の黒信号を検出する黒レベル検出回路を１
回路追加するだけで、相関検出回路が誤検出しても、黒
レベルにおけるドット妨害が目立たないＹ／Ｃ分離がで
きる。
【００３３】また、本発明の請求項２によれば、前記着
目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の黒レベルを検
出する黒レベル検出回路を２回路追加するだけで、相関
検出回路が誤検出しても、黒レベルにおけるドット妨害
が更に目立たないＹ／Ｃ分離ができる。
目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の黒レベルを検
出する黒レベル検出回路を２回路追加するだけで、相関
検出回路が誤検出しても、黒レベルにおけるドット妨害
が更に目立たないＹ／Ｃ分離ができる。
【００３４】更に、本発明の請求項３によれば、前記着
目信号の黒レベルを検出する第１の黒レベル検出回路と
着目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の黒レベルを
検出する第２の黒レベル検出回路の３回路が要るが、相
関検出回路が誤検出しても、黒レベルにおけるドット妨
害を最も精度良く抑制するＹ／Ｃ分離ができる。
目信号の黒レベルを検出する第１の黒レベル検出回路と
着目信号と１水平期間はなれた垂直近傍点の黒レベルを
検出する第２の黒レベル検出回路の３回路が要るが、相
関検出回路が誤検出しても、黒レベルにおけるドット妨
害を最も精度良く抑制するＹ／Ｃ分離ができる。
【図１】本発明の第１の実施例におけるＹ／Ｃ分離装置
のブロック図
のブロック図
【図２】本発明の第２の実施例におけるＹ／Ｃ分離装置
のブロック図
のブロック図
【図３】本発明の第３の実施例におけるＹ／Ｃ分離装置
のブロック図
のブロック図
【図４】従来のＹ／Ｃ分離装置のブロック図
１０１、１０２、２０１、２０２ １Ｈラインメモリー ３０１、３０２、４０１、４０２ １Ｈラインメモリー １０３、１１０、２０３、２１１ ＢＰＦ ３０３、３１２、４０３、４０９ ＢＰＦ １０４、１０５、２０４、２０５ コムフィルタ ３０４、３０５、４０４、４０５ コムフィルタ １０６、１０７、２０６、２０７ 相関検出回路 ３０６、３０７、４０６、４０７ 相関検出回路 １０８、２０８、２０９、３０８ 黒レベル検出回路 ３０９、３１０ 黒レベル検出回路 １０９、２１０、３１１、４０８ 選択器 １１１、２１２、３１３、４１０ 輝度信号分離回路
Claims (3)
- 【請求項１】 複合カラーテレビジョン信号を入力とし
て垂直方向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅
延器の出力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直
方向に遅延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直
方向近傍点との相関を求める相関検出回路と、前記着目
信号の黒信号を検出する黒レベル検出回路と、複合カラ
ーテレビジョン信号から色信号を分離する複数のフィル
タ回路と、前記黒レベル検出回路の出力と前記相関検出
回路の出力に応じて複数のフィルタの出力を選択する選
択器とを備えたことを特徴とするＹ／Ｃ分離装置。 - 【請求項２】 複合カラーテレビジョン信号を入力とし
て垂直方向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅
延器の出力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直
方向に遅延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直
方向近傍点との相関を求める相関検出回路と、前記着目
信号の垂直近傍点の黒信号を検出する黒レベル検出回路
と、複合カラーテレビジョン信号から色信号を分離する
複数のフィルタ回路と、前記黒レベル検出回路の出力と
前記相関検出回路の出力に応じて複数のフィルタの出力
を選択する選択器とを備えたことを特徴とするＹ／Ｃ分
離装置。 - 【請求項３】 複合カラーテレビジョン信号を入力とし
て垂直方向に遅延させる第１の遅延器と、前記第１の遅
延器の出力を着目信号とし、前記着目信号に対して垂直
方向に遅延させる第２の遅延器と、前記着目信号と垂直
方向近傍点との相関を求める相関検出回路と、前記着目
信号の黒信号を検出する第１の黒レベル検出回路と、前
記着目信号の垂直近傍点の黒信号を検出する第２の黒レ
ベル検出回路と、複合カラーテレビジョン信号から色信
号を分離する複数のフィルタ回路と、前記第１の黒レベ
ル検出回路の出力と前記第２の黒レベル検出回路の出力
と前記相関検出回路の出力に応じて複数のフィルタの出
力を選択する選択器とを備えたことを特徴とするＹ／Ｃ
分離装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08309594A JP3149677B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | Ｙ／ｃ分離装置 |
| US08/413,344 US5508753A (en) | 1994-04-21 | 1995-03-30 | Luminance and chrominance signal separating apparatus |
| GB9507978A GB2288704B (en) | 1994-04-21 | 1995-04-19 | Luminance and chrominance signal separating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08309594A JP3149677B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | Ｙ／ｃ分離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07298291A JPH07298291A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3149677B2 true JP3149677B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=13792631
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08309594A Expired - Fee Related JP3149677B2 (ja) | 1994-04-21 | 1994-04-21 | Ｙ／ｃ分離装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5508753A (ja) |
| JP (1) | JP3149677B2 (ja) |
| GB (1) | GB2288704B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| JPH09224260A (ja) * | 1996-02-19 | 1997-08-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ｙ／ｃ分離装置 |
| US6384873B1 (en) | 1999-12-03 | 2002-05-07 | Thomson Licensing S.A. | Vector magnitude control of a comb filter |
| US7310119B1 (en) * | 2004-06-07 | 2007-12-18 | Cirrus Logic, Inc. | Adaptive circuit for Y-C separation |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6448589A (en) * | 1987-08-18 | 1989-02-23 | Mitsubishi Electric Corp | Image correlation correspondence luminance signal/ chrominance signal separating filter |
| JPS6471288A (en) * | 1987-09-10 | 1989-03-16 | Mitsubishi Electric Corp | Luminance signal and chrominance signal separation filter corresponding to picture correlation |
| KR930003177B1 (ko) * | 1990-06-29 | 1993-04-23 | 삼성전자 주식회사 | 휘도신호와 색신호 분리용 패턴 적응형 디지탈 콤 필터 |
| JP3263791B2 (ja) * | 1992-09-30 | 2002-03-11 | ソニー株式会社 | Ｙｃ分離回路 |
-
1994
- 1994-04-21 JP JP08309594A patent/JP3149677B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-03-30 US US08/413,344 patent/US5508753A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-04-19 GB GB9507978A patent/GB2288704B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| GB9507978D0 (en) | 1995-06-07 |
| GB2288704B (en) | 1998-07-22 |
| JPH07298291A (ja) | 1995-11-10 |
| GB2288704A (en) | 1995-10-25 |
| US5508753A (en) | 1996-04-16 |
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