JP2823495B2 - 動き検出回路及びテレビジョン受信機 - Google Patents

動き検出回路及びテレビジョン受信機

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JP2823495B2 JP26914493A JP26914493A JP2823495B2 JP 2823495 B2 JP2823495 B2 JP 2823495B2 JP 26914493 A JP26914493 A JP 26914493A JP 26914493 A JP26914493 A JP 26914493A JP 2823495 B2 JP2823495 B2 JP 2823495B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン信号の画
像の動き検出に関するものであり、特に、NTSC方式
のような飛び越し走査された画像の動き検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン信号の動き検出の方
法としては、例えば、特開昭58−130685号公報
(H04N9/02)に示されているようになもの、即
ち、1フレーム間差を検出して動きを検出する方法がよ
く知られている。
【0003】この1フレーム間差の検出は、図3に示す
ようなものである。フレームメモリ16を介して1フレ
ーム分遅延したコンポジットビデオ信号と遅延しないコ
ンポジット信号を減算器17で減算することにより動き
検出信号(MD信号)aを得ていた。
【0004】このような回路での動き検出信号を抽出す
るフィルタ特性としては、図4に示すような時間軸と水
平周波数との2次元特性図からみると時間軸15Hzを
中心に幅を持ち水平周波数方向に広がったaのような特
性となっていた。
【0005】したがって、単に1フレーム差だけをとれ
ば、その色信号成分まで通過させてしまいこれが原因で
誤動作を生じてしまう。
【0006】そこで、これを解消するための減算器17
の後に水平LPF18と垂直LPF19とを挿入して色
信号成分の影響を防止したフィルタ特性になるようにし
たものがある。
【0007】図3には、その回路構成を示している。そ
して、水平LPF18と垂直LPF19とを挿入するこ
とにより図4に示すcのように水平周波数を制限するこ
とにより斜線部分bのみを通過するフィルタ特性とな
る。
【0008】しかしながら、多重色信号成分の水平方向
及び垂直方向の帯域が広い場合、図5で示すように色信
号成分がフィルタ特性内bに入ってしまうなど問題が生
じていた。即ち、図5に示す水平周波数方向と垂直方向
の2次元特性図においては、単に垂直方向fと水平方向
eに広がる色信号成分は関係ないが、gのような広い帯
域をもつ色信号成分は、フィルタ特性b内に一部dが入
ってしまい色信号成分の影響により誤動作が生ずる。
【0009】さらに、このような特性であると動きの検
出領域が狭くなり、動いている映像にも係わらず静止画
と判定してしまうという問題が生じてくる。即ち、図6
に示すように3.58MHzの高域での変化j(例え
ば、縦じまで左右に動いているような映像)があるにも
係わらず特性b内には入らず動きが検出されない。尚、
低域での変化iのみ検出される。
【0010】そこで、これを解決するために2フレーム
の差信号と1フレームの差信号とを使用した動き検出が
行われている。これを図7に示す。
【0011】図7において、3、4はフレームメモリ、
9、10は減算器、11、12は絶対値化回路(AB
S)、13は水平LPF、14は垂直LPF、15は最
大値選択回路(MAX)、8はビット変換回路である。
【0012】次に、この回路の動作を説明すると、コン
ポジットビデオ信号が入力されるとフレームメモリ3で
1フレーム分遅延して減算器10で減算される。そし
て、絶対値化回路12で絶対値をとり、水平LPF1
3、垂直LPF14を介して最大値選択回路15に入力
される。
【0013】一方、1フレーム遅延されたコンポジット
ビデオ信号は、フレームメモリ4で2フレーム遅延され
た後、減算器9で減算し、絶対値化回路11で絶対値を
とって最大値選択回路15に入力される。
【0014】この1フレーム分差のフィルタ特性は、図
8のbに示す如き特性となり、2フレーム差分のフィル
タ特性は、図8のkに示す如き特性となっている。
【0015】従って、この特性にしたがい動き検出をす
るのであるが、最大値選択回路151フレーム差分出力
bと2フレーム差分出力kのどちらか大きい方を選択し
て動き検出信号として出力する。
【0016】その出力をビット変換回路8で、例えば、
コンポジットビデオ信号は、8ビットであるとすると、
動き検出信号も8ビットとなるが、動きに応じて8ビッ
トの切り替え制御では頻繁に切り替わるため2ビットに
変換した動き検出信号としている。
【0017】しかしながら、この回路構成では、動き検
出領域は確かに広くなり、先ほどの3.58MHzの高
域での変化jも検出できる、動画部分を静止画であると
判定しなくなるが、フィルタ特性bのためにはじめに説
明した字幕による色信号成分が、特性b内に入り静止画
にも係わらず動画と判定してしまうという問題点があっ
た。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の欠点
に鑑みなされたものであり、静止画と動画の誤判定を少
なくするとともに字幕などによる誤判定を防止した動き
検出回路及び動き検出回路を備えたテレビジョン受信機
を提案することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、色差信号で副
搬送波信号を変調して輝度信号に重畳された複合カラー
テレビジョン信号から映像の動きを検出する動き検出回
路において、複合カラーテレビジョン信号の1フレーム
間の差を検出する第1動き検出回路と、複合カラーテレ
ビジョン信号の2フレーム間の差を検出する第2動き検
出回路と、第1動き検出回路と第2動き検出回路との出
力を加算する加算回路と、第2動き検出回路の出力と加
算回路の出力とを選択する選択回路と、第2動き検出回
路の出力により選択回路を制御する判定回路とからなる
ことを特徴とする動き検出回路であり、また、その動き
検出回路を備えたテレビジョン受信機でもある。
【0020】
【作用】本発明は、上記した構成とすることで3.58
MHzのような高い周波数の動きがあるか否かにより広
い帯域の特性のフィルタと狭い帯域のフィルタの特性を
切り替えることにより正確な動き検出ができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の実施例を示し、1は2フレー
ム間差動き検出回路、2は1フレーム間差動き検出回
路、3、4はフレームメモリ、5は判定回路、6は加算
器、7は選択回路、8はビット変換回路である。
【0022】そして、2フレーム間差動き検出回路1
は、フレームメモリ3に入力される前のコンポジットビ
デオ信号を乗算する1/2乗算器21とフレームメモリ
4を介した2フレーム遅延したコンポジットビデオ信号
を乗算する−1/2乗算器22とそれぞれの乗算器2
1、22の出力を加算し、動き検出信号を得る加算器2
3とからなる。
【0023】一方、1フレーム間差動き検出回路2は、
フレームメモリ3に入力される前のコンポジットビデオ
信号を乗算する−1/4乗算器24とフレームメモリ3
を介した1フレーム遅延したコンポジットビデオ信号を
乗算する1/2乗算器25とフレームメモリ4を介した
2フレーム遅延したコンポジットビデオ信号を乗算する
−1/4乗算器26とそれぞれの乗算器24、25、2
6の出力を加算し、動き検出信号を得る加算器27とか
らなる。
【0024】次に、その動作を説明する。まず、2フレ
ーム間差動き検出回路1にコンポジットビデオ信号が入
力されると、乗算器21で乗算される。そして、フレー
ムメモリ3及びフレームメモリ4を介したコンポジット
ビデオ信号が乗算器22で乗算され、加算器23で乗算
器21と乗算器22との出力を加算する。そのフィルタ
特性は、図2のnに示す点線(7.5Hzを中心とした
11.25Hzから3.25Hzと、22.5Hzを中
心とした26.25Hzから18.75Hz)の帯域で
あり、その帯域の動きを検出する。
【0025】また、1フレーム間差動き検出回路2にコ
ンポジットビデオ信号が入力されると、乗算器24で乗
算され、その後、コンポジットビデオ信号は、フレーム
メモリ3を介して、乗算器25で乗算される。そして、
フレームメモリ3及びフレームメモリ4を介したコンポ
ジットビデオ信号が乗算器26で乗算され、加算器23
で乗算器24と乗算器25と乗算器26との出力を加算
する。そのフィルタ特性は、図2のmに示す実線(15
Hzを中心とした22.5Hzから7.5Hz)の帯域
であり、その帯域の動きを検出する。
【0026】そして、2フレーム間差動き検出回路1の
出力は、選択回路7へ出力すると共に加算器6へも入力
される。また、1フレーム間差動き検出回路2の出力も
加算器6に入力され、加算器6で加算され、選択回路7
へ入力される。
【0027】一方、判定回路5に2フレーム間差動き検
出回路1の出力が入力され、その入力により判定をす
る。その判定出力は、2フレーム間差動き検出回路1の
出力が、「0」すなわち静止画であるときは、選択回路
7を2フレーム間差動き検出回路1の出力を通過させ、
2フレーム間差動き検出回路1の出力が、「1」すなわ
ちち動画であるときは、選択回路7を加算器6の出力を
選択する。
【0028】そして、選択回路7の出力をビット変換回
路8で8ビットから2ビットに変換して動き検出信号と
して出力する。
【0029】従って、図2に示すように3.58MHz
の高域にある映像の変化j’などは、2フレーム間差動
き検出回路1で検出されるので、その場合は、動きあり
として2フレーム間差動き検出回路1の出力と1フレー
ム間差動き検出回路2の出力との加算出力で動き検出信
号が得られる。
【0030】また、図4に示すような字幕などによる色
信号成分がある場合、2フレーム間差動き検出回路1の
出力は、色信号成分を検出せず、動きなしとして、2フ
レーム間差動き検出回路1の出力を動き検出信号とす
る。
【0031】このため、静止画、動画の検出が従来より
正確に行え、誤動作も少なくなる。その結果、本発明の
動き検出によって、YC分離を行うとドット妨害やクロ
スカラー妨害を除去できる。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成すること
で、動画部分を静止画部分と判定する確率が極めて低く
なり、また、コマーシャルメッセージ等の字幕画面があ
る静止画部分を動画と判定することがないため、より正
確な動き検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例のフィルタ特性を示す図。
【図3】従来技術の動き検出のブロック図を示す図。
【図4】従来技術のフィルタ特性を示す図。
【図5】従来技術のフィルタ特性を示す図。
【図6】従来技術のフィルタ特性を示す図。
【図7】従来技術の動き検出のブロック図を示す図。
【図8】従来技術のフィルタ特性を示す図。
【符号の説明】
1 2フレーム間差動き検出回路 2 1フレーム間差動き検出回路 3 フレームメモリ 4 フレームメモリ 5 判定回路 6 加算器 7 選択回路 8 ビット変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 11/00 - 11/24 H04N 7/24 - 7/68 H04N 9/64 - 9/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色差信号で副搬送波信号を変調して輝度
    信号に重畳された複合カラーテレビジョン信号から映像
    の動きを検出する動き検出回路において、 上記複合カラーテレビジョン信号の1フレーム間の差を
    検出する第1動き検出回路と、 上記複合カラーテレビジョン信号の2フレーム間の差を
    検出する第2動き検出回路と、 上記第1動き検出回路と第2動き検出回路との出力を加
    算する加算回路と 上記第2動き検出回路の出力と上記加算回路の出力とを
    選択する選択回路と、 上記第2動き検出回路の出力により上記選択回路を制御
    する判定回路とからなることを特徴とする動き検出回
    路。
  2. 【請求項2】 色差信号で副搬送波信号を変調して輝度
    信号に重畳された複合カラーテレビジョン信号から映像
    の動きを検出する動き検出回路を備えるテレビジョン受
    信機において、 上記複合カラーテレビジョン信号の1フレーム間の差を
    検出する第1動き検出回路と、 上記複合カラーテレビジョン信号の2フレーム間の差を
    検出する第2動き検出回路と、 上記第1動き検出回路と第2動き検出回路との出力を加
    算する加算回路と上記第2動き検出回路の出力と上記加
    算回路の出力とを選択する選択回路と、 上記第2動き検出回路の出力により上記選択回路を制御
    する判定回路とからなる動き検出回路を備えてなるテレ
    ビジョン受信機。
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