JP2776954B2 - 動き検出回路 - Google Patents

動き検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、NTSC方式の複号テレビジョン信号をディ
ジタル処理で再生する装置において被写体の動き情報を
抽出する動き検出回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は例えば特開昭61−70888号公報に示された従
来の動き検出回路を示すブロック図であり、図におい
て、(1)はディジタル量のNTSC信号の入力端子、
(2)は入力端子(1)から入力されたNTSC信号が入力
されるフレームメモリ、(3)はフレームメモリ(2)
の出力が入力されるフレームメモリ、(4)は入力端子
(1)から入力されたNTSC信号からフレームメモリ
(2)の出力を減算する減算器、(5)は減算器(4)
の出力が入力される低域通過フィルタ、(6)は低域通
過フィルタ(5)の出力が入力される絶対値回路、
(7)は入力端子(1)から入力されたNTSC信号から、
フレームメモリ(3)の出力を減算する減算器、(8)
は減算器(7)の出力が入力される帯域通過フィルタ、
(9)は帯域通過フィルタ(8)の出力が入力される絶
対値回路、(10)は絶対値回路(6)の出力と絶対値回
路(9)の出力とを加算する加算器、(11)は加算器
(10)の加算信号が出力される出力端子である。
次に動作について説明する。
入力端子(1)に入力されたディジタル量のNTSC信号
は縦続接続された1フレーム容量のフレームメモリ
(2),(3)に入力され、1フレーム周期前の信号と
の差が減算器(4)で、また2フレーム周期前の信号と
の差が減算器(7)で算出される。減算器(4)で得ら
れたフレーム間差信号は低域通過フィルタ(5)に入力
され、水平周波数の低い輝度信号成分が抽出される。低
域通過フィルタ(5)の通過域を第4図(a)に示す。
他方、減算器(7)で算出された2フレーム間の差信
号は帯域通過フィルタ(8)に入力され、水平周波数の
高い輝度信号成分と色信号成分が抽出される。帯域通過
フィルタ(8)の通過域を第4図(b)に示す。
色信号の副搬送波の位相は、2フレーム周期で元に戻
るので、静止画像の場合、帯域通過フィルタ(8)の出
力は零となる。そして、色信号または輝度信号の高域成
分に何らかの変化があれば、零でないある値を持った信
号が絶対値回路(9)から得られ、色信号と輝度信号の
高域成分に対する動き情報として利用できる。
同様に、静止画像の場合、低域通過フィルタ(5)の
出力も零となる。そして、輝度信号の低域成分に何らか
の変化があれば、零でないある値を持った信号が絶対値
回路(6)から得られ、輝度信号の低域成分に対する動
き情報として利用できる。従って、絶対値回路(6)の
出力として得た動き情報と、絶対値回路(9)の出力と
して得た動き情報とを加算回路(10)で加えることによ
り、出力端子(11)にはNTSC信号に含まれている被写体
の動き情報が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の動き検出回路は以上のように構成されているの
で、色信号と輝度信号の高域成分に対するフレーム間の
動き情報が得られない。また、入力信号のフィールド間
の動き情報が得られない。さらに、輝度信号の低域成分
の動き情報と変調された色信号の動き情報が重複してい
るため、被写体の動き情報を正確に求めるのが困難であ
るといった問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、被写体のフィールド間およびフレーム間の
動き情報を正確に求めることのできる動き検出回路を得
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る動き検出回路は、入力信号を1フレー
ム期間遅延する第1のフレームメモリと、このフレーム
メモリの出力信号と上記入力信号から輝度信号の低域成
分の1フレーム間差分の絶対値を求める第1の絶対値手
段と、この絶対値手段の出力信号を予め設定した設定値
と比較する比較器と、上記第1のフレームメモリの出力
信号を1フレーム期間遅延する第2のフレームメモリ
と、このフレームメモリの出力信号と上記入力信号から
輝度信号の高域成分と色信号成分の2フレーム間差分の
絶対値を求める第2の絶対値手段と、この2フレーム間
差分の絶対値を1フレーム期間遅延する第3のフレーム
メモリと、このフレームメモリの入力信号と出力信号の
論理和をとる第1の論理和手段と、上記比較器で比較し
た結果、上記第1の絶対値手段の出力信号が上記設定値
よりも大きいと判定されたときは上記第1の絶対値手段
の出力信号を選択し、上記設定値よりも小さいと判定さ
れたときには上記第1の論理和手段の出力信号を選択す
るセレクタと、このセレクタの出力信号を1フィールド
期間遅延するフィールドメモリと、このフィールドメモ
リの出力信号を1水平期間遅延するラインメモリと、上
記セレクタの出力信号、上記フィールドメモリの出力信
号および上記ラインメモリの出力信号の論理和をとる第
2の論理和手段を備えたものである。
〔作用〕
上記のように構成された動き検出回路では、輝度信号
の低域成分の1フレーム間の差分信号を求め、あらかじ
め設定した値と比較し、大きければこの信号を、小さけ
れば輝度信号の高域成分の色信号の2フレーム間の差分
信号をフレーム間内挿した信号を選択し、この選択され
た信号をフイールド間内挿するように働く。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、(1)〜(9)従来例と同じである。
(12)は絶対値回路(9)の出力を入力とするフレーム
メモリ、(13)は絶対値回路(9)の出力と最大値回路
(12)の出力とを入力とする第1の論理和手段としての
最大値回路、(14)は絶対値回路(6)の出力を入力と
する比較器、(15)は絶対値回路(6)の出力と最大値
回路(13)の出力と比較器(14)の出力とを入力とする
セレクタ、(16)はセレクタ(15)の出力を入力とする
フィールドメモリ、(17)はフィールドメモリ(16)の
出力を入力とするラインメモリ、(18)はセレクタ(1
5)の出力とフィールドメモリ(16)の出力とラインメ
モリ(17)の出力とを入力とする第2の論理和手段とし
ての最大値回路、(11)は最大値回路(16)の出力端子
である。
次に動作について説明する。
絶対値回路(6),(9)までの動作は従来例と同じ
であるので説明は省略する。
絶対値回路(9)の出力は、フレームメモリ(12)に
入力される。最大値回路(13)はフレームメモリ(12)
の入力と出力のうちの最大値を選択して出力する。第2
図は簡単な例を説明するための信号波形図で、小物体が
水平方向に移動する場合の信号波形を示しており、#1
〜#4は、各フレーム番号を示すものとする。現フレー
ムを#4とすると、絶対値回路(9)の出力aは、第2
図(a)のようになる。
一方、フレームメモリ(12)の出力bは1フレーム前
の絶対値回路(9)の出力であるから、第2図(b)の
ようになる。したがって、最大値回路(13)の出力c
は、第2図(c)のようになり、現フレーム#4の1フ
レーム前の#3の動き情報を欠落なく補っている。
比較器(14)は絶対値回路(6)の出力とある設定値
との大小関係を判定し、セレクタ(15)は、絶対値回路
(6)の出力と最大値回路(13)の出力のどちらかを、
比較器(14)の出力で選択する。一般に被写体が動く場
合、輝度信号の低域成分にフレーム間の有意差が生じる
領域では、色信号にも有意差が生じる。したがって、絶
対値回路(6)で差分が検出される領域は、最大値回路
(13)の出力に重複している。また、絶対値回路(6)
の出力が輝度信号の低域成分のみから得られる差分デー
タであるのに対し、最大値回路(13)の出力は直交2相
変調された2種類の色信号から得られる差分データであ
るので、絶対値回路(6)の出力のほうが最大値回路
(13)の出力よりも被写体の動きの速さを良好にとらえ
ており、動き情報としては適当である。以上の理由か
ら、セレクタ(15)は、絶対値回路(6)の出力がある
設定値より大きい値の場合は絶対値回路(6)の出力
を、また、出力が零または零に近い非常に小さな値であ
る設定値より小さい場合には最大値回路(13)の出力を
選択する。このようにして、セレクタ(15)の出力には
入力信号の動き情報が得られる。しかし、このセレクタ
(15)の出力には、フレーム周波数以上の周波数で動く
物体の動き情報が欠落しており、この動き情報は、以下
のようにして得られる。
セレクタ(15)の出力はフィールドメモリ(16)に入
力され、このフィールドメモリ(16)の出力はラインメ
モリ(17)に入力される。そして、最大値回路(18)
は、セレクタ(15)の出力と、フィールドメモリ(16)
の出力と、ラインメモリ(17)の出力のうちの最大値を
選択して出力する。この作用を簡単な例を第2図で説明
する。#1〜#4は各フィールド番号を示すものとする
と、現フィールドを#4とした場合、セレクタ(15)の
出力は第2図(a)のようになる。入力信号は飛び越し
走査を行っているために、#1,#3に相当する情報はな
いので、第2図(b)の信号を得ることはできないが、
262H前の出力であるフィールドメモリ(16)の出力と、
263H前の出力であるラインメモリ(17)の出力の最大値
で第2図(b)に相当する信号を得ている。したがっ
て、最大値回路(18)の出力は、第2図(c)のように
なり、現フィールド#4の1フィールド前の#3の動き
情報を欠落なく補ったフィールド間の動き情報が得られ
る。
〔発明の効果〕
この発明における動き検出回路は、以上のように構成
されているので、次のような効果を奏する。輝度信号の
低域成分の1フレーム間の差分信号を求め、あらかじめ
設定した値と比較し、大きければこの信号を、小さけれ
ば輝度信号の高域成分と色信号の2フレーム間の差分信
号をフレーム間内挿した信号を選択するようにしたの
で、重複のない正確なフレーム間の動き情報を得ること
ができる。また、この選択された信号をフィールド間内
挿するように構成したので、フィールド間の動き情報を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による動き検出回路のブロ
ック回路図、第2図はこの実施例の動作を説明するため
の信号波形図、第3図は従来の動き検出回路のブロック
回路図、第4図は水平方向フィルタ(LPF.BPF)の周波
数特性図である。 (2),(3),(12)……フレームメモリ、(4),
(7)……減算器、(5)……低域通過フィルタ、
(6),(9)……絶対値回路、(8)……帯域通過フ
ィルタ、(13),(18)……最大値回路、(14)……比
較器、(15)……セレクタ、(16)……フィールドメモ
リ、(17)……ラインメモリである。 なお、各図中、同一符号は同一、または相当部分を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/78 H04N 7/01

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】NTSC方式の複合テレビジョン信号に含まれ
    ている被写体の動き情報をディジタル処理で抽出する動
    き検出回路であって、 入力信号を1フレーム期間遅延する第1のフレームメモ
    リと、 このフレームメモリの出力信号と上記入力信号から輝度
    信号の低域成分の1フレーム間差分の絶対値を求める第
    1の絶対値手段と、 この絶対値手段の出力信号を予め設定した設定値と比較
    する比較器と、 上記第1のフレームメモリの出力信号を1フレーム期間
    遅延する第2のフレームメモリと、 このフレームメモリの出力信号と上記入力信号から輝度
    信号の高域成分と色信号成分の2フレーム間差分の絶対
    値を求める第2の絶対値手段と、 この2フレーム間差分の絶対値を1フレーム期間遅延す
    る第3のフレームメモリと、 このフレームメモリの入力信号と出力信号の論埋和をと
    る第1の論理和手段と、上記比較器で比較した結果、上
    記第1の絶対値手段の出力信号が上記設定値よりも大き
    いと判定されたときは上記第1の絶対値手段の出力信号
    を選択し、上記設定値よりも小さいと判定されたときに
    は上記第1の論理和手段の出力信号を選択するセレクタ
    と、 このセレクタの出力信号を1フィールド期間遅延するフ
    ィールドメモリと、 このフィールドメモリの入力信号を1水平走査期間遅延
    するラインメモリと、 上記セレクタの出力信号、上記フィールドメモリの出力
    信号および上記ラインメモリの出力信号の論理和をとる
    第2の論理和手段と を備えた動き検出回路。
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