JPH07336275A - 有線ブロードバンド伝送路の給電方法及びその装置 - Google Patents

有線ブロードバンド伝送路の給電方法及びその装置

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JPH07336275A
JPH07336275A JP15044194A JP15044194A JPH07336275A JP H07336275 A JPH07336275 A JP H07336275A JP 15044194 A JP15044194 A JP 15044194A JP 15044194 A JP15044194 A JP 15044194A JP H07336275 A JPH07336275 A JP H07336275A
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Tatsuya Hirose
達也 広瀬
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AICHI ELECTRONICS
Aichi Electric Co Ltd
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AICHI ELECTRONICS
Aichi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】有線ブロードバンド伝送路の給電装置を小型化
且つ小重量化すること。 【構成】AC100VをAC60V に降圧するためのトランス11
の出力端子T1はリレー接点A に接続され、トランス11
の出力端子T1とT2間には、充電回路12を介してバッテ
リー13が配設されている。バッテリー13は過放電防
止回路14を介してリレー接点B に接続されている。リ
レー15は伝送路の出力端子OTを接点A と接点B とに切
り換えて接続する機能を有する。商用電源が供給されて
おり、リレーコイル10が励磁されている時は、リレー
15は接点A と伝送路の出力端子OTとを接続する状態で
あり、商用電源が停電時は、リレー15は接点B と伝送
路の出力端子OTとを接続する状態である。商用電源が停
電している場合には、バッテリー13から直接、直流電
力が伝送路に供給される。よって給電装置を小型化、小
重量化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブロードバンド伝送路
に挿入された中継増幅器への給電方法及びその給電装置
に関する。特に、商用電源の停電時における給電方法に
特徴を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロードバンド伝送路として、C
ATVシステムの同軸伝送路がある。このCATV伝送
路には高周波信号を増幅する中継増幅器が挿入されてお
り、この中継増幅器は、同軸ケーブルに高周波信号に重
畳された交流電力によって給電されている。同軸ケーブ
ルに交流電力を重畳するために、給電装置が同軸ケーブ
ルに接続されている。
【0003】この給電装置は商用電源から受電し、60
vの交流電圧に降圧して、その電力が伝送路に送出され
ている。又、この給電装置は、バッテリーを充電してお
り、商用電源の停電に備えられている。停電時には、バ
ッテリーの出力する直流電力をインバータを用いて交流
電力に変換し、この交流電力をトランスを用いて昇圧し
た後、昇圧後の交流電力を伝送路に送出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の給電
装置は、インバータ、インバータの出力を昇圧するため
の出力トランスが必要となり、さらに、停電時の給電の
際には、直流を交流に変換し、且つ、中継増幅では交流
を直流に変換することから、電力損失が大きくなり、バ
ッテリーの容量が大きくなる。この結果、給電装置が大
型化し且つ重量が大きくなるという問題がある。
【0005】このため、この給電装置を電力柱には共架
することができず、CATVシステム所有者は、この給
電装置を配設するために特別に自家用柱を設置すること
が必要であった。これらの事情により、自家用柱を建設
するための用地獲保の問題、都市美観等の問題があっ
た。
【0006】本発明は上記の課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、有線ブロードバンド伝送
路の給電装置を小型化且つ軽量化することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、給電
方法に関するもので、中継増幅器は、伝送路を介して送
電された交流電力を整流して、直流電源とし、正常給電
時には、給電点において、商用電源電力を所定の交流電
圧に降圧して伝送路に送電すると共に、商用電源電力に
よりバッテリーを充電し、商用電源の停電時には、バッ
テリーの出力する直流電力を伝送路に送出することを特
徴とする。
【0008】又、請求項2の発明は、上記の給電方法に
用いられる給電装置に関するもので、商用電源電力を入
力して所定の交流電圧に降圧するトランスと、商用電源
電力又はトランスの出力する交流電力によりバッテリー
を充電する充電回路と、充電回路により充電されるバッ
テリーと、トランスの出力端子又はバッテリーの出力端
子と伝送路への電力送出端子との間に挿入され、商用電
源電力が入力されている場合には、トランスの出力端子
と電力送出端子とを接続し、商用電源電力が入力されて
いない停電状態の場合には、バッテリーの出力端子と電
力送出端子とを接続するように切換動作するスイッチ手
段とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用】正常給電時 給電点において給電装置が伝送路に接続される。この給
電装置では、商用交流電源電力がトランスにより所定の
交流電圧に降圧され、この交流電圧が伝送路に給電され
る。給電装置のスイッチ手段は商用電源が入力されてい
ることを検出して、トランスの出力端子と伝送路の電力
送出端子とを接続する。又、この状態で、商用電源電力
又はトランスの出力する交流電力によりバッテリーが充
電されている。伝送路に挿入された中継増幅器は、この
交流電力を受電して、整流回路で直流電力に変換し、こ
の直流電力で動作する。
【0010】商用電源の停電時 給電装置の正常時に充電されているバッテリーから直流
電力が伝送路に送出される。給電装置のスイッチ手段が
商用電源の停電状態を検出した場合には、バッテリーの
出力端子と伝送路の電力送出端子とが接続される。これ
により、中継増幅器には直流電力が供給されることにな
る。この時、中継増幅器は交流を整流する整流器が設け
られているので、直流が供給されても、その電力を支障
なく使用することができる。
【0011】
【発明の効果】上記のように、給電装置は、停電時にバ
ッテリー電圧を交流電圧に変換するインバータと、その
インバータの出力を昇圧するトランスが不要である。
又、中継増幅器には、直接、バッテリーから直流電力が
供給されるので、交流に比べて力率が良く、電力損失も
少ないので、バッテリーの容量を小さくすることができ
る。この結果、給電装置を小型化且つ軽量化することが
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説
明する。図1はCATVの同軸ケーブルに接続される給
電装置100の構成を示している。この装置の出力端子
OTはパワースルーフィルタ(チョークコイル)を介して
同軸ケーブルに接続されている。トランス11の入力端
子INには商用電源の交流100 V が印加されており、その
商用電源で励磁されるリレーコイル10がトランス11
の入力端子間に配設されている。
【0013】トランス11はAC100VをAC60V に降圧する
ためのトランスである。トランス11の出力端子T1はリ
レー接点A に接続され、トランス11の出力端子T1とT2
間には、充電回路12が配設されている。その充電回路
12の出力は過放電防止回路14を介してリレー接点B
に接続されている。又、充電回路12の出力はバッテリ
ー13に接続されている。リレー15は伝送路の出力端
子OTを接点A と接点Bとに切り換えて接続する機能を有
する。商用電源が供給されており、リレーコイル10が
励磁されている時は、リレー15は接点A と伝送路の出
力端子OTとを接続する状態であり、商用電源が停電時
は、リレー15は接点B と伝送路の出力端子OTとを接続
する状態である。
【0014】一方、中継増幅器200は図2に示すよう
に構成されている。中継増幅器200の入力端子RIN は
パワーセパレートフィルタ(チョークコイル)を介して
同軸ケーブルに接続されている。この入力端子RIN には
全波整流ブリッジ20が接続され、その全波整流ブリッ
ジ20の出力端子間には平滑用のコンデンサ21が接続
されている。そして、このコンデンサ21の端子間電圧
がスイッチング電源回路22により所定の安定した直流
電圧(DC24V)に変換されて、その電圧が高周波増幅回路
23に印加される。
【0015】次に、本システム及び給電装置100の動
作について説明する。正常給電時 商用電源AC100Vが給電装置100の入力端子INに供給さ
れている時には、リレーコイル10は励磁されており、
リレー15は接点A と出力端子OTとが接続される。これ
により、トランス11でAC100Vを降圧したAC60V が伝送
路の出力端子OTに供給される。よって、中継増幅器20
0には伝送路での電圧降下を考慮して、AC40〜60V の電
圧が供給される。この範囲の交流電圧は全波整流ブリッ
ジ20で整流され、その整流された電圧はスイッチング
電源回路22に入力して、その回路22によって安定し
たDC24V に変換され、その直流電圧DC24V が高周波増幅
回路23に供給される。
【0016】一方、給電装置100のバッテリー13は
トランス11の出力により充電回路12を介して充電さ
れる。このバッテリー13の出力電圧はDC48V である。
【0017】商用電源の停電時 商用電源AC100Vが停電すると、リレーコイル10は非励
磁状態となり、リレー15は伝送路の電流送出端子OTと
接点B とを接続する状態となる。これにより、伝送路は
過放電防止回路14を介してバッテリー13からDC48V
の直流電力が供給される。よって、中継増幅器200に
は伝送路での電圧降下を考慮して、DC35〜48V の電圧が
供給される。この範囲の直流電圧は全波整流ブリッジ2
0を通過し、その直流電圧はコンデンサ21の両端の電
圧としてスイッチング電源回路22に入力して、その回
路22によって安定したDC24V に変換され、その直流電
圧DC24V が高周波増幅回路23に供給される。
【0018】尚、上記実施例において、バッテリー13
はトランス11を介さずに直接、商用電源から充電する
ようにしても良い。更に、停電の検出はリレーコイル1
0で行っているが、他の停電検出回路を用いて、2の回
路によりリレースイッチ15を制御するようにしても良
い。
【0019】本発明は、以上のように、正常給電時に
は、商用電源を電圧を降圧した交流電力を、商用電源の
停電時には、給電装置100のバッテリー13から直
接、直流電力を伝送路に送出するようにしている。従っ
て、停電時の給電の際に必要であった、バッテリーの直
流電圧を交流電圧に変換するためのインバータ、インバ
ータの出力を昇圧するトランスが不要となる。又、直流
給電であることから電力損失が少なく、バッテリーの容
量が小さくて済む。この結果、給電装置を小型化でき且
つ小重量化できる。
【0020】よって、本発明にかかる給電装置は、電力
会社の電力柱に共架することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的な実施例にかかる給電装置の構
成を示したブロック図。
【図2】その給電装置で供給されるCATVシステムの
中継増幅器の構成を示したブロック図。
【符号の説明】
100…給電装置 10…リレーコイル 11…トランス 13…バッテリ 15…リレー 20…全波整流ブリッジ 22…スイッチング電源回路 IN…入力端子 OT…電力送出端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線ブロードバンド伝送路に挿入された中
    継増幅器に給電する方法において、 前記中継増幅器は、前記伝送路を介して送電された交流
    電力を整流して、直流電源とし、 正常給電時には、給電点において、商用電源電力を所定
    の交流電圧に降圧して伝送路に送電すると共に、前記商
    用電源電力によりバッテリーを充電し、 商用電源の停電時には、前記バッテリーの出力する直流
    電力を前記伝送路に送出することを特徴とする有線ブロ
    ードバンド伝送路の給電方法。
  2. 【請求項2】有線ブロードバンド伝送路に挿入された中
    継増幅器に伝送路を介して給電する給電装置において、 商用電源電力を入力して所定の交流電圧に降圧するトラ
    ンスと、 前記商用電源電力又は前記トランスの出力する交流電力
    によりバッテリーを充電する充電回路と、 前記充電回路により充電されるバッテリーと、 前記トランスの出力端子又は前記バッテリーの出力端子
    と前記伝送路への電力送出端子との間に挿入され、前記
    商用電源電力が入力されている場合には、前記トランス
    の出力端子と前記電力送出端子とを接続し、前記商用電
    源電力が入力されていない停電状態の場合には、前記バ
    ッテリーの出力端子と前記電力送出端子とを接続するよ
    うに切換動作するスイッチ手段とから成る有線ブロード
    バンド伝送路の給電装置。
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