JPH07336065A - 開閉機構のストッパーステー構造 - Google Patents

開閉機構のストッパーステー構造

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JPH07336065A
JPH07336065A JP13017894A JP13017894A JPH07336065A JP H07336065 A JPH07336065 A JP H07336065A JP 13017894 A JP13017894 A JP 13017894A JP 13017894 A JP13017894 A JP 13017894A JP H07336065 A JPH07336065 A JP H07336065A
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Tetsuya Negishi
哲也 根岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一のストッパーステーと1個の支点部のみ
を用いて複数の開閉角度でカバーを停止させることがで
きる開閉機構のストッパーステー構造を得ること。 【構成】 支点部7を有するカバー1とこのカバー1に
よって開閉される本体とからなり、一端が本体に回動自
在に軸支され他端部側に長手方向に沿って溝穴5が設け
られ、この溝穴5に沿って支点部7が滑動できるように
したストッパーステー3を備えた開閉機構であって、ス
トッパーステー3の長手方向に沿って形成した溝穴5の
幅を段階的に狭めると共に、支点部7の径を溝穴5の幅
に合わせて可変可能に構成してカバー1の開閉角度を複
数段階に制御できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、開閉機構のストッパー
ステー構造に係り、さらに詳しくは、例えば情報機器の
ようなカバーを有する装置において、カバーの開閉時に
複数の角度でカバーを停止し保持することのできる開閉
機構のストッパーステー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、情報機器のような本体とカバー
とからなる開閉機構を備えた装置では、従来は、一端が
本体に回動可能に軸支され、他端に溝穴が設けられたス
テーを有し、このステーの溝穴を本体に開閉自在に軸支
されたカバーの側壁に設けた軸に摺動自在に嵌合したス
トッパー機構を備えており、カバーを開放したときは常
に開く方向に力が加わり、ある一定の角度でカバーを保
持するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
従来のストッパー機構では、カバーはある特定の開閉角
度でしか保持することができなかった。そのため、さら
に幾つかの開閉角度を有するようにするには、別のステ
ーを使用するか、又はカバーに複数の軸を取付けて開閉
角度によってステーの支点位置を変更しなければならな
かった。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、開閉機構のカバーの開閉操作におい
て、単一のストッパーステーのみを用いて複数の開閉角
度でカバーを停止し保持させることができる開閉機構の
ストッパーステー構造を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる開閉機構
のストッパーステー構造は、次のように構成したもので
ある。 (1) 側壁に支点部を有し本体に開閉可能に装着され
たカバーと、一端が本体に回動自在に軸支され他端部側
に設けた溝穴に支点部が滑動可能に嵌入されたストッパ
ーステーとを備えた開閉機構であって、ストッパーステ
ーの溝穴の幅を段階的に狭めると共に支点部の径を溝穴
の幅に合わせて可変可能に構成し、カバーの開閉角度を
複数段階に制御できるようにしたものである。
【0006】(2) 上記(1)のストッパーステー構
造において、支点部の大径の第1の滑動部に小径の第2
の滑動部を摺動自在に嵌入し、ストッパーステーの溝穴
の幅に合わせて支点部の滑動部を選択するようにしたも
のである。
【0007】(3) 上記(1)のストッパーステー構
造において、支点部を、一端に頭部を有するスタッド
と、スタッドの他端側に固定したスタッドより大径の固
定カラーと、スタッドの頭部と固定カラーとの間に摺動
可能に配設され弾性体によって固定カラー方向に付勢さ
れる移動カラーとによって構成し、支点部がストッパー
ステーの幅広の溝穴内を滑動するときは溝穴に固定カラ
ーが嵌入され、幅狭の溝穴内を滑動するときは溝穴にス
タッドが嵌入されるようにしたものである。
【0008】(4) 上記(1)のストッパーステー構
造において、支点部を、一端に頭部を有するスタッド
と、スタッドに沿って摺動する大径の移動カラーと、ス
タッドの頭部と移動カラーとの間に介挿され移動カラー
をスタッドの頭部と逆方向に付勢する弾性体とによって
構成し、支点部がストッパーステーの幅広の溝穴内を滑
動するときは溝穴に移動カラーが嵌入され、幅狭の溝穴
内を滑動するときは溝穴にスタッドが嵌入されるように
したものである。
【0009】
【作用】
(1) カバーが開放するにつれて支点部がストッパー
ステーの溝穴内を外側方向に向かって滑動し、溝穴の幅
が変化する段差部で支点部の径を変化させる。
【0010】(2) 開閉機構のカバーが開放するにつ
れて支点部がストッパーステーの溝穴内を外側方向に向
かって滑動し、溝穴の幅が変化する段差部で第2の滑動
部を第1の滑動部から引き出して支点部の径を変化さ
せ、ストッパーステーの幅広の第1の溝穴から幅狭の第
2の溝穴へと滑動させる。
【0011】(3) 開閉機構のカバーを開放するとき
は、まず支点部の固定カラーがストッパーステーの幅広
の第1の溝穴に沿って滑動し、支点部が段差部に達した
ときスットパーステーをスタッドの頭部側に引きよせる
と、支点部のスタッドがストッパーステーの幅狭の第2
の溝穴に嵌入し、以後これに沿って滑動する。
【0012】(4) 開閉機構のカバーを開放するとき
は、まず支点部の移動カラーがストッパーステーの幅広
の第1の溝穴に沿って滑動し、支点部が段差部に達した
とき移動カラーの把持部をスタッドの頭部側に引きよせ
ると、支点部のスタッドがストッパーステーの幅狭の第
2の溝穴に嵌入し、以後これに沿って滑動する。
【0013】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例の正面図、図2は図1の要
部拡大図、図3は図1の他の要部を拡大した側面図、図
4は図3の作用説明図である。1は情報機器等のカバー
で、軸2を介して本体(図示せず)に開閉自在に軸支さ
れ、これを開くときはガススプリング等によりカバー1
が自然に開くようになっている。
【0014】3は一端が本体に軸4によって回動自在に
軸支され、他端部側に長手方向に沿って開孔された溝穴
5を有するストッパーステーで、カバー1の開閉ストッ
パーとして使用される。そして、溝穴5は、第1の溝穴
5aと第2の溝穴5bとが連続した状態で形成され、第
2の溝穴5bは段差部6を介して第1の溝穴5aの外側
(軸4の位置する端部と反対側の端部側方向)に設けら
れており、第1の溝穴5aよりも狭い幅に形成されてい
る。なお、第1の溝穴5aの長手方向の両端部と第2の
溝穴5bの外端部とは、径が変化する支点部(後述)に
あわせて異なった径の半円形状に形成されている。
【0015】7はカバー1の側壁に設けられ、ストッパ
ーステー3の溝穴5の長手方向に沿って滑動する円柱状
の支点部で、第1の滑動部7a(半径r1 )とこれより
小径(半径r2 )の第2の滑動部7bとからなり、第1
の滑動部7aはストッパーステー3の第1の溝穴5a内
を、また第2の滑動部7bはストッパーステー3の第2
の溝穴5b内を摺動しうる径に形成されている。また、
第1の滑動部7aの端部にはタッチ部7cが設けられ、
第2の滑動部7bの一端はカバー1に固定され、他端は
第1の滑動部7a内に摺動自在に嵌入されており、軸の
太さをワンタッチで変えることができる。すなわち、支
点部7がストッパーステー5の第1の溝穴5a内を滑動
するときは図3に示す第1の滑動部7aによって、ま
た、第2の溝穴5b内を滑動するときは図4に示す第2
の滑動部7bによって行う。
【0016】上記のように構成した本実施例の作用を説
明する。図1に示すように、カバー1が閉じた状態Aか
ら開放途上の状態Bに移行するときは、支点部7の第1
の滑動部7a(図3)がストッパーステー3の第1の滑
動部5aに沿って溝穴5内をイ方向に移動し、段差部6
の位置で停止してBの状態となる。ここで、支点部7の
タッチ部7cをロ方向に引っ張ると、図4に示すように
第1の滑動部7aが第2の滑動部7bの表面に沿って外
側に摺動し、第2の滑動部7bが現れる。この第2の滑
動部7bは第2の溝穴5bを滑動できる太さに形成され
ているので、支点部7は第2の溝穴5bに沿ってさらに
イ方向に移動し、支点部7が第2の溝穴5bの外端部に
達したとき、カバー1はCの状態に示す位置に停止し、
保持される。
【0017】従って、本実施例によれば、カバーの開閉
操作において、ストッパーステーを2個を用いることな
く、またカバーに2個の支点部を設けてストッパーステ
ーの支点位置を変更することもなく、1個のストッパー
ステーと1個の支点部を設けるだけで、カバーを簡単な
操作で2段階の開閉角度に停止させ、保持することがで
きる。
【0018】実施例2 第1の実施例では、溝穴5として第1の溝穴5aと第2
の溝穴5bとを段差部6を介して連続して形成した場合
を示したが、本実施例では、第1の溝穴5aと第2の溝
穴5bに加えてさらに第3の溝穴、あるいはさらにそれ
以上の溝穴を段差部を介してストッパーステーに設けた
ものであり、これに対応して支点部7の第1の滑動部7
a、第2の滑動部7bに加えて第2の滑動部7bの内部
に摺動嵌入可能な第3の滑動部、あるいはさらにそれ以
上の滑動部を設けたものである。
【0019】従って、本実施例によれば、カバーの開閉
操作において、複数個のストッパーステーを用いること
なく、又カバーに複数個の支点部を設けてストッパース
テーの支点位置を変更することもなく、1個のストッパ
ーと1個の支点部を設けるだけで、カバーを所定の複数
の開閉角度で簡単に停止し、保持させることができる。
なお、ストッパーステーに複数の溝穴を段差部を介して
設けることは、以下の実施例においても同様なので、以
下においてその説明は省略する。
【0020】実施例3 図5は本発明の第3の実施例を示す側面図及びその正面
図で、支点部7とストッパーステー3との関係を示して
いる。なお、ストッパーステー3の構成は第1の実施例
で示した場合と同一なので、説明は省略する。9は一端
にバネ座となる頭部9aを有し、他端が固定部9bによ
ってカバー1に固定されたスタッドで、その径r2 はス
トッパーステー3の第2の溝穴5b内を滑動できる大き
さに形成されている。10はスタッド9の固定部9b側
にあってカバー1に接してスタッド9に固定された固定
カラーで、その径r1 はスタッド9の径r2 よりも大き
く、そしてストッパーステー3の第1の溝穴5a内を滑
動できる大きさに形成されている。
【0021】11はスタッド9の頭部9aと固定カラー
10との間においてスタッド9に摺動自在に嵌入された
移動カラーで、固定カラー10の径r1 よりも大きい径
に形成されている。12はスタッド9の頭部9aと移動
カラー部11との間に介挿されたバネの如き弾性体で、
移動カラー11を固定カラー10側に付勢している。
【0022】上記のように構成した本実施例の作用を説
明する。支点部7が第1の溝穴5a内を滑動していると
きは、図5に示すように、固定カラー10が第1の溝穴
5a内に嵌入され、これ沿って滑動する。このとき、バ
ネ12によりカバー1側に押し付けられた移動カラー1
1によってストッパーステー3もカバー1側に押し付け
られているので、固定カラー10は第1の溝穴5aから
外れることなく第1の溝5aに沿ってイ方向に滑動す
る。こうして、支点部7が第1の溝穴5aを滑動して段
差部6に至るとこの位置で支点部7は停止し、カバー1
も停止する(図1のB状態)。
【0023】この状態からさらにカバー1を開くとき
は、ストッパーステー3にカバー1と反対方向(矢印ハ
方向)の力を加える。こうすると、移動カラー11はス
トッパーステー3によってバネ12の付勢力に抗して矢
印ハ方向に移動し、図6に示すように、固定カラー10
が第1の溝穴5aから押出され、第1の溝穴5aが径の
細いスタッド9上に移動し、支点部7の太さが変わる。
この状態で、カバー1をさらに開くと、支点部7のスタ
ッド9が第2の溝穴5bに沿ってイ方向に滑動し、第2
の溝穴5bの端部位置に達したとき、この位置で支点部
7は停止し、同時にカバー1も停止する(図1のC状
態)。なお、カバー1を閉じるときは、先の手順と逆の
手順で操作すればよい。
【0024】従って、本実施例によれば、複数のストッ
パーステーや複数の支点部を設けることなく、1個のス
トッパーステーと1個の支点部を設けるだけで、カバー
を2段階の所定の角度で簡単に停止させることができ
る。そのうえ、支点部に弾性体を設けたので、開放時に
ストッパーステーをワンタッチで軽く移動させるだけ
で、また閉鎖時には弾性体の力によって自動的に、各溝
穴の間の変換を容易に行うことができる。
【0025】実施例4 図7は本発明の第4の実施例を示す側面図及びその正面
図で、支点部7とストッパーステー3との関係を示して
いる。なお、ストッパーステー3の構成は第1の実施例
で示した場合と同様なので、説明は省略する。9は一端
にバネ座となる頭部9aを有し、他端を固定部9bによ
ってカバー1に固定したスタッドで、その径r2 はスト
ッパーステー3の第2の溝穴5b内を滑動できる大きさ
に形成されている。
【0026】13はスタッド9の頭部9aと固定部9b
の停止板9cとの間において、スタッド9上を摺動自在
に取付けられた移動カラーで、円筒状の箱形をなし、そ
の径r1 はスタッド9の径r2 より大きく、ストッパー
ステー3の第1の溝穴5a内を滑動できる大きさに形成
されている。そして、その底部13aは停止板9cによ
ってカバー部3方向への移動が阻止されている。さら
に、その開口部側には把持部13bが設けられ、スタッ
ド9の頭部9aからの脱出が阻止されている。なお、こ
の把持部13aをスタッド9の長手方向に移動させるこ
とによって移動カラー13を摺動させることができる。
12はスタッド9の頭部9aと移動カラー13の底部1
3aとの間に介装されたバネの如き弾性体で、移動カラ
ー13をカバー1方向に付勢している。
【0027】上記のように構成した本実施例の作用を説
明する。支点部7が第1の溝穴5a内に嵌入されている
ときは、図7に示すように、移動カラー13が第1の溝
穴5aに沿って滑動する。このとき、バネ12の付勢力
によって移動カラー13はカバー1方向に押し付けられ
ているので、移動カラー13が第1の溝穴5aから外れ
ることはない。こうして、支点部7が第1の溝穴5a内
を滑動して段差部6に至ると、この位置で支点部7は停
止し、同時にカバー1は停止する(図1のB状態)。
【0028】この状態からさらにカバー1を開くとき
は、移動カラー13の把持部13aを指先によってスタ
ッド9の頭部9a方向(矢印ニ方向)に移動させる。こ
うすると、移動カラー13はバネ12の付勢力に抗して
矢印ハ方向に移動し、図8に示すように、スタッド9が
現われて支点部7の太さが変わる。そして、把持部13
aを頭部9aに接近させた状態でカバー1をさらに開く
と、支点部7のスタッド9が第2の溝穴5bに嵌合し、
ストッパーステー3をカバー1方向に押し付けた状態で
滑動し、支点部7が第2の溝穴5bの端部に達したと
き、この位置で支点部7は停止し、カバー1も停止する
(図1のC状態)。なお、カバー1を閉じるときは、先
の手順と逆の手順で操作すればよい。
【0029】従って、本実施例によれば、複数個のスト
ッパーステーや支点部を設けることなく、1個のストッ
パーステーと支点部を設けるだけで、カバーを2段階の
開閉角度で簡単に停止させ、その位置に保持することが
できる。そのうえ、支点部7に弾性体を設けたので、カ
バーの開放時には移動カラーの把持部を指先で移動させ
るだけで、また閉鎖時には弾性体の力によって自動的
に、各溝穴の間の変換を容易に行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。 (1) ストッパーステーの長手方向に沿って形成した
溝穴の幅を段階的に狭めると共に支点部の径を溝穴の幅
に併せて可変可能に構成してカバー部の開閉角度を複数
段階で制御できるようにしたので、単一のストッパース
テーと1個の支点部を設けるだけでカバーを所定の開閉
角度に複数回停止させることができ、その操作も簡単で
製造コストもほとんど変わらず、外観もまた簡素であ
る。
【0031】(2) 溝穴の幅の広狭を2段階以上に構
成したので、単一のストッパーステーと1個の支点部を
設けるだけでカバーを複数の開閉角度で停止させること
ができ、その操作も簡単で外観もまた簡素である。
【0032】(3) 溝穴の幅を本体から離れるに従っ
て段階的に狭くなるようにしたので、支点部が停止する
最外部の強度が増し、ストッパーステーが堅固になる。
【0033】(4) 支点部の大径の第1の滑動部の内
部に小径の第2の滑動部を摺動自在に嵌入し、ストッパ
ーステーの溝穴の幅に合わせて支点部の滑動部を選択す
るようにしたので、単一のストッパーステーと1個の支
点部を設けるだけでカバーを所定の開閉角度に停止させ
ることができ、また支点部における第1の滑動部と第2
の滑動部との間の変換も容易でその操作も簡単なうえ、
外観も簡素である。
【0034】(5) 支点部を、一端に頭部を有するス
タッドと、このスタッドの他端側に固定したスタッドよ
り大径の固定カラーと、スタッドの頭部と固定カラーと
の間に摺動可能に配設され弾性体によって固定カラー方
向に付勢される移動カラーとによって構成し、支点部が
ストッパーステーの幅広の溝穴内を滑動するときはこの
溝穴に固定カラーが嵌入され、幅狭の溝穴内を滑動する
ときはこの溝穴にスタッドが嵌入されるようにしたの
で、単一のストッパーステーと1個の支点部を設けるだ
けでカバーを所定の開閉角度に停止させることができ、
また弾性体を設けたので、開放時にはストッパーステー
をワンタッチによって軽く移動させるだけで、閉鎖時に
は弾性体の力によって自動的に、各溝穴に対する摺動部
の変換を容易に行うことができる。
【0035】(6) 支点部を、一端に頭部を有するス
タッドと、このスタッドに沿って摺動する大径の移動カ
ラーと、スタッドの頭部と移動カラーとの間に介装され
移動カラーをスタッドの頭部と逆方向に付勢する弾性体
とによって構成し、支点部がストッパーステーの幅広の
溝穴内を滑動するときはこの溝穴に移動カラーが嵌入さ
れ、幅狭の溝穴内を滑動するときはこの溝穴にスタッド
が嵌入されるようにしたので、単一のストッパーと1個
の支点部を設けるだけでカバーを所定の開閉角度に停止
させることができ、また弾性体を設けたので、開放時に
は移動カラーの把持部を指先で移動させるだけで、閉鎖
時には弾性体の力によって自動的に、各溝穴に対する滑
動部の変換を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の正面図である。
【図2】図1の要部を拡大した正面図である。
【図3】図1の他の要部を拡大した側面図である。
【図4】図3の作用説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の側面図及び正面図であ
る。
【図6】図5の作用説明図である。
【図7】本発明の第4の実施例の側面図及び正面図であ
る。
【図8】図7の作用説明図である。
【符号の説明】
1 カバー 3 ストッパーステー 5 溝穴 5a 第1の溝穴 5b 第2の溝穴 7 支点部 7a 第1の滑動部 7b 第2の滑動部 9 スタッド 9a スタッドの頭部 10 固定カラー 12 バネ 13 移動カラー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁に支点部を有し本体に開閉可能に装
    着されたカバーと、一端が前記本体に回動自在に軸支さ
    れ他端部側に設けた溝穴に前記支点部が滑動可能に嵌入
    されたストッパーステーとを備えた開閉機構において、 前記ストッパーステーの溝穴の幅を段階的に狭めると共
    に前記支点部の径を前記溝穴の幅に合わせて可変可能に
    構成し、前記カバーの開閉角度を複数段階に制御できる
    ようにしたことを特徴とする開閉機構のストッパーステ
    ー構造。
  2. 【請求項2】 溝穴の幅の広狭を2段階以上に構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の開閉機構のストッパー
    ステー構造。
  3. 【請求項3】 溝穴の幅を本体から離れるにしたがって
    段階的に狭くなるように構成したことを特徴とする請求
    項1又は2記載の開閉機構のストッパーステー構造。
  4. 【請求項4】 支点部の大径の第1の滑動部に小径の第
    2の滑動部を摺動自在に嵌入し、ストッパーステーの溝
    穴の幅に合わせて前記支点部の滑動部を選択するように
    したことを特徴とする請求項1記載の開閉機構のストッ
    パーステー構造。
  5. 【請求項5】 支点部を、一端に頭部を有するスタッド
    と、該スタッドの他端側に固定したスタッドより大径の
    固定カラーと、前記スタッドの頭部と固定カラーとの間
    に摺動可能に配設され弾性体によって前記固定カラー方
    向に付勢される移動カラーとによって構成し、前記支点
    部が前記ストッパーステーの幅広の溝穴内を滑動すると
    きは該溝穴に前記固定カラーが嵌入され、幅狭の溝穴内
    を滑動するときは該溝穴に前記スタッドが嵌入されるよ
    うにしたことことを特徴とする請求項1記載の開閉機構
    のストッパーステー構造。
  6. 【請求項6】 支点部を、一端に頭部を有するスタッド
    と、該スタッドに沿って摺動する大径の移動カラーと、
    前記スタッドの頭部と移動カラーとの間に介挿され該移
    動カラーを前記スタッドの頭部と逆方向に付勢する弾性
    体とによって構成し、前記支点部が前記ストッパーステ
    ーの幅広の溝穴内を滑動するときは該溝穴に前記移動カ
    ラーが嵌入され、幅狭の溝穴内を滑動するときは該溝穴
    に前記スタッドが嵌入されるようにしたことことを特徴
    とする請求項1記載の開閉機構のストッパーステー構
    造。
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Cited By (5)

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