JPH09214587A - カバー開閉構造 - Google Patents

カバー開閉構造

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Publication number
JPH09214587A
JPH09214587A JP8035577A JP3557796A JPH09214587A JP H09214587 A JPH09214587 A JP H09214587A JP 8035577 A JP8035577 A JP 8035577A JP 3557796 A JP3557796 A JP 3557796A JP H09214587 A JPH09214587 A JP H09214587A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
slider
main body
slope
guide groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP8035577A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Koyama
俊彦 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP8035577A priority Critical patent/JPH09214587A/ja
Publication of JPH09214587A publication Critical patent/JPH09214587A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】折畳式携帯電話機等に採用されるカバー開閉構
造にあって、その部材点数を大幅に削減して小型軽量化
を可能にし、コスト低減を実現する。 【解決手段】本体15又はカバー19のいずれか一方
に、開閉方向に沿って上り斜面と下り斜面とを連ねた案
内溝23を形成し、他方に該案内溝に案内されて前記上
り斜面及び下り斜面を移行する摺動子30を形成し、該
摺動子が前記上り斜面、下り斜面を摺動中に斜面の傾斜
方向に応じた回動反力を受ける様にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等携帯
用電子機器に於けるカバー開閉構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機、或は電子手帳等操作用のキ
ーを有するものでは、誤操作或はキーの保護の為開閉式
のカバーを有しているものがある。例えば携帯電話機で
はダイヤルキーを覆うカバーが折畳自在となっていて、
通話時にカバーを本体に対して展開する型式のものがあ
る。
【0003】図6に於いて、特開平1−212051号
公報に記載された従来の折畳式携帯電話機を概略的に説
明する。
【0004】該折畳式携帯電話機は、ダイヤルキーや受
話器等を備えた本体1を有し、該本体1に対して送話器
等を備えたカバー2が閉じた折畳状態から、図中矢印で
示す展開方向へ支軸シャフト3を介して回動可能に軸支
されている。
【0005】前記支軸シャフト3の軸周りにコイル状の
バネ4が弾着され、該バネ4の一方と他方の端部5,6
は前記カバー2の基端に設けた連結用円弧溝7の左右の
係合段部8,9に係合されている。即ち、カバー2は本
体1に対してバネ4により通話可能な角度迄展開する方
向に付勢され、位置決め手段によって通話時の展開角度
位置に位置決めされる。位置決め手段は、円板状の位置
決め板10、該位置決め板10の円周に形成した係合用
凹部11、そして該係合用凹部11に嵌脱するカバー2
側に突設されたクリックピン12等から成っている。
【0006】又、通話時の展開角度位置に位置決めされ
たカバー2に対して、更にそれ以上展開させる方向へ力
を作用させると、バネ4の付勢方向が切替わり、カバー
2を本体1に対して閉じる折畳方向へ復帰付勢する様に
なっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
折畳式携帯電話機の場合、本体1に対してカバー2を折
畳状態及び展開状態に移行させて保持する為のカバー開
閉構造が、少なくとも支軸シャフト3、バネ4、位置決
め板10及びクリックピン12等から成り、位置決め手
段が非常に多数の部材で構成されている。その為、斯か
るカバー開閉構造を採用する折畳式携帯電話機等の機器
が大型化し且製造コストが高騰する不具合がある。
【0008】本発明は上記実情に鑑み、折畳式携帯電話
機等に採用されるカバー開閉構造に於いて、部品点数を
大幅に削減して小型軽量化を可能にし、コスト低減を図
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体に対して
カバーが開閉方向へ回動可能に軸支されたカバー開閉構
造に於いて、前記本体又は前記カバーのいずれか一方
に、開閉方向に沿って上り斜面と下り斜面とを連ねた案
内溝を形成し、他方に該案内溝に案内されて前記上り斜
面及び下り斜面を摺動する摺動子を形成し、該摺動子が
前記上り斜面、下り斜面を摺動中に斜面の傾斜方向に応
じた回転反力を受ける様にしたものであり、カバーを開
閉させる為の部材としては、本体又はカバーのいずれか
一方に設けた案内溝、他方に設けた摺動子のみであるの
で、構造が非常に簡潔であり、小型軽量化が可能であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に
よるカバー開閉構造の実施の形態を携帯電話機に適用し
たものについて説明する。
【0011】図1、図2及び図3に於いて、携帯電話機
はダイヤルキー16や受話器17等を備えた本体15を
有し、該本体15の下端部には凸部13が形成され、該
凸部13の左右両端面には左右一対の支軸ピン18,1
8が突設され、前記凸部13には送話器20が設けられ
ている。カバー19は下端部に前記凸部13に嵌合する
凹部14を有し、該凹部14に臨接する面の前記支軸シ
ャフト18,18に対応する位置に支軸孔21,21が
形成される。該支軸孔21,21に嵌合させた前記支軸
シャフト18,18を介してカバー19が本体15に対
して閉じた図1の折畳位置から、図2中の矢印で示す展
開方向へ回動可能に軸支されている。
【0012】図4及び図5に示す様に、前記凸部13の
両端面には前記支軸シャフト18,18を中心とする円
弧状の案内溝23が形成されている。
【0013】前記案内溝23は、図5でその底面形状を
模式的に展開した断面で示す様に、円弧一端側のa端か
ら円弧他端側のf端に至る間の変位ラインb,c,d及
びeの各間に、平坦面25を始発として上り斜面26、
該上り斜面26に連続し該上り斜面26よりもなだらか
な上り斜面27と、前記変位ラインdを頂点として前記
上り斜面27に連続する下り斜面28と、そして更に変
位ラインeで下り斜面28に連続する急勾配の上り斜面
29が連なって形成されている。円弧一端側のa端は垂
直壁24となっており、該垂直壁24と前記変位ライン
b迄の前記平坦面25の区間は前記カバー19側に設け
た次に説明する摺動子30の移動を制止するストッパ部
となっている。
【0014】前記本体15、前記カバー19の少なくと
も一方の材質には弾性を有する材料、例えば合成樹脂材
が使用され、図3に示す様に、前記本体15との回動支
軸部に設けた支軸孔21,21の各近傍に摺動子30,
30が内側に向かって突設されている。
【0015】前記摺動子30は前記本体15側に形成し
た案内溝23に嵌合して摺動する。即ち、前記カバー1
9の開閉回動に伴って摺動子30は前記案内溝23の平
坦面25、上り斜面26,27、下り斜面28、上り斜
面29を順に進行又は逆行して摺動可能であり、摺動中
の動作を円滑に且効果的とする為に、合成樹脂材の弾
性、及び潤滑作用が利用される。
【0016】以上の構成により、前記実施の形態では次
の様に作用する。
【0017】本体15に対してカバー19が閉じた折畳
状態では、該カバー19側の前記摺動子30は本体15
側の案内溝23の垂直壁24に当接し、前記平坦面25
に止まっている。
【0018】次に、図4に示す様に、通話時にカバー1
9を展開方向へ回動させると、カバー19側の摺動子3
0が本体15側の案内溝23の上り斜面26,27に移
行する。前記摺動子30が上り斜面26,27を摺動中
は、上り勾配、及び弾性力により摺動子30にカバー1
9を閉鎖する方向の反発力が働き、摺動子30を前記平
坦面25に押戻そうとする。つまり、カバー19を元通
りに閉じさせる回転力が働き、カバー19は本体15に
対して閉じた位置に保持される。
【0019】次に、摺動子30が上り斜面26,27を
越えるべく、更にカバー19に展開方向への開き力を加
えると、摺動子30は前記変位ラインdを越えて上り斜
面27から下り斜面28に移行する。該下り斜面28に
案内されて摺動子30が下ることにより、カバー19に
展開方向への回転力が働く。
【0020】前記摺動子30が前記変位ラインeに到達
した段階で、尚且カバー19に対して展開方向へ開く力
を加えて回動させると、前記摺動子30が前記上り斜面
29に移行し、再び摺動子30に対して上り勾配による
作用と自らの可撓性で閉方向の回転力が働く。つまり、
前記摺動子30を変位ラインeに押戻し、前記カバー1
9を該変位ラインeに止めて、カバー19を一定角度で
展開した状態に保持する。
【0021】通話を終了し、カバー19を再び閉じる場
合は、前記摺動子30が下り斜面28、上り斜面27,
26、平坦面25を順次逆行し、前記平坦面25、垂直
面24から成るストッパ部に保持される。
【0022】尚、前記実施の形態に於いては、本体15
側に案内溝23を形成し、カバー19側に摺動子30を
形成したが、逆に本体15側に摺動子を、カバー19側
に案内溝を形成してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、折畳式
携帯電話機の本体とカバーの如き開閉構造に好適に実施
することができ、カバーを開閉させる為の部材として
は、本体又はカバーのいずれか一方に設けた案内溝、他
方に設けた摺動子のみであるので、部材点数が大幅に削
減されて小型軽量化を可能にすると共に、コスト低減が
実現されるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態が適用された携帯電話機の
正面図である。
【図2】該携帯電話機のカバーを開いた状態を示す側面
図である。
【図3】該携帯電話機の本体とカバーの分解した状態を
示す底面図である。
【図4】該携帯電話機に於けるカバー開閉構造の要部を
示す側面図である。
【図5】該カバー開閉構造に於ける案内溝の展開断面を
示す模式図である。
【図6】従来のカバー開閉構造による携帯電話機を示す
部分側断面図である。
【符号の説明】
15 本体 18 支軸シャフト 19 カバー 23 案内溝 25 平坦面 26 上り斜面 27 上り斜面 28 下り斜面 29 上り斜面 30 摺動子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体に対してカバーが開閉方向へ回動可
    能に軸支されたカバー開閉構造に於いて、前記本体又は
    前記カバーのいずれか一方に、開閉方向に沿って上り斜
    面と下り斜面とを連ねた案内溝を形成し、他方に該案内
    溝に案内されて前記上り斜面及び下り斜面を摺動する摺
    動子を形成したことを特徴とするカバー開閉構造。
JP8035577A 1996-01-30 1996-01-30 カバー開閉構造 Pending JPH09214587A (ja)

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JP8035577A JPH09214587A (ja) 1996-01-30 1996-01-30 カバー開閉構造

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Cited By (3)

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