JPH07335697A - フィルムキャリヤ用レーザ半田付け装置及びこの装置を用いたフィルムキャリヤの実装方法 - Google Patents

フィルムキャリヤ用レーザ半田付け装置及びこの装置を用いたフィルムキャリヤの実装方法

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JPH07335697A
JPH07335697A JP14860694A JP14860694A JPH07335697A JP H07335697 A JPH07335697 A JP H07335697A JP 14860694 A JP14860694 A JP 14860694A JP 14860694 A JP14860694 A JP 14860694A JP H07335697 A JPH07335697 A JP H07335697A
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Japan
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leads
film carrier
lead
pressing
pads
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JP14860694A
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Yoshimasa Saito
吉正 斎藤
Tetsuo Kobayashi
哲郎 小林
Koichi Chiba
宏一 千葉
Satoru Yamaguchi
哲 山口
Masahiro Daimon
正博 大門
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Nippon Steel Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L24/00Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
    • H01L24/74Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
    • H01L24/79Apparatus for Tape Automated Bonding [TAB]
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/363Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 TABフィルムキャリヤの実装において確実
且つ適正なリード接合を実現し得るようにする。 【構成】 フィルムキャリヤ11のフィルム基材12に
より固定・支持された複数のリード13と実装基板20
上のパッド21とをアライメントして、リード13に沿
ってレーザ光6aを照射することにより、リード13及
びパッド21を半田接合する.所定位置に固定した実装
基板20に対して位置設定されたフィルムキャリヤ11
上方にて上下動可能に構成されており、そのフィルムキ
ャリヤ11におけるリード15の端部付近を押圧し得る
ようにした押さえ治具2を備えている。押さえ治具2に
よってリード13をパッド21に圧接させる。押さえ治
具1は、特にリード13の端部付近に位置するフィルム
基材12を吸着し得る吸着機構5を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TAB(Tape Automat
ed Bonding)方式のフィルムキャリヤ、特にLCD(Liq
uid Crystal Display)用TABフィルムキャリヤの実装
に好適なレーザ半田付け装置及びこの装置を用いた実装
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のフィルムキャリヤに半導体チッ
プを搭載して成る半導体装置では、フィルム基材上にパ
ターン形成された複数(多数)のリードを有し、デバイ
スホールにてそのリードのインナーリード側に半導体チ
ップを接続・搭載すると共に、アウターリード側で所定
の実装基板に接続される。かかるTABフィルムキャリ
ヤを基板実装する際、加熱ツール、例えばパルスヒート
等のホットバー方式等が用いられ、従来このホットバー
方式が主流であった。ところが、ホットバー方式におい
ては、リードピッチが狭くなるのに伴い半田によるショ
ート等が発生し易くなり、その場合歩留まりを高めるこ
とが困難になる等の問題がある。
【0003】一方、レーザ光を用いてTABフィルムキ
ャリヤを基板実装する方法が開発されつつある。この場
合、レーザ光をリード幅と同等程度まで集光し、そのレ
ーザ光の照射により1ピンずつ半田のリフローが行われ
るため、このレーザ光を用いた実装方法によれば、半田
ショート等の問題が全くない。
【0004】ところで、例えば特に液晶テレビ等に使用
される液晶パネルの駆動用として導入されるLCD用T
ABフィルムキャリヤ等では、リード(アウターリー
ド)の先端部及び基部は、ポリイミドのフィルム基材に
より固定・支持される。つまりアウターリードの先端部
はこのポリイミドを介して相互に繋がっている。この場
合リードは、一般には特別な形状(例えばガルウィング
状)に成形されることなく、フラットのままで実装基板
のパッドに接合されて実装が行われるようになってい
る。そしてかかるLCD用TABフィルムキャリヤにお
いて、リードと実装基板のパッドとを接合する場合、そ
のリードに沿ってレーザ光を照射することにより接合す
ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
TABフィルムキャリヤの実装においては、リードを実
装基板のパッドに接合すべくレーザ光を照射する際に、
リードがその実装基板のパッド部にプリコートされてい
る半田と適正に接していない場合があった。つまりその
半田に対するリードの浮きや片当たり等が生じている
と、その半田のリフローによるリードの両側におけるフ
ィレット等が有効に形成されず、従って半田接合強度が
弱くならざるを得なかった。そして極端な場合には、所
謂オープン不良になる等の問題が生じていた。
【0006】本発明はかかる実情に鑑み、この種のTA
Bフィルムキャリヤの実装において確実且つ適正なリー
ド接合を実現し得るフィルムキャリヤ用レーザ半田付け
装置及びフィルムキャリヤの実装方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルムキャリ
ヤ用レーザ半田付け装置は、フィルムキャリヤのフィル
ム基材により固定・支持された複数のリードと実装基板
上のパッドとをアライメントして、前記リードに沿って
レーザ光を照射することにより、前記リード及び前記パ
ッドを半田接合するようになっているが、所定位置に固
定した前記実装基板に対して位置設定された前記フィル
ムキャリヤ上方にて上下動可能に構成されており、その
フィルムキャリヤにおける前記リードの端部付近を押圧
し得るようにした押さえ治具を備え、この押さえ治具に
よって前記リードを前記パッドに圧接させるようにした
ものである。この押さえ治具は、特に前記リードの端部
付近に位置する前記フィルム基材を吸着し得る吸着機構
を有している。
【0008】また本発明のフィルムキャリヤ用レーザ半
田付け装置においては、前記押さえ治具は、前記リード
の両端部にてそれぞれ一括で押圧し得るようにしたもの
である。この押さえ治具はまた、前記リードの各端部に
てそれらを個別に押圧し、又は個別且つ弾発的に押圧し
得るようにしたものである。更に、押さえ治具は、前記
リードの両端部を一括で押圧し得るようにしたものであ
る。
【0009】また本発明のフィルムキャリヤの実装方法
は、フィルム基材により固定・支持された複数のリード
を有するフィルムキャリヤの所定位置を吸着する工程
と、吸着された前記フィルムキャリヤの前記リードを実
装基板上のパッドに対してアライメントする工程と、ア
ライメントされた前記リードの端部を前記実装基板の前
記パッドに対して圧接させる工程と、前記リードに沿っ
てレーザ光を照射し、前記リード及び前記パッドを半田
接合する工程と、を備え、前記リードを前記パッドに対
して圧接させる際、前記リードの端部を一括で又は個別
に押圧するようにしたものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、レーザ光を用いてTABフィ
ルムキャリヤを基板実装する場合に、リードの両端部を
押さえ治具によって押圧・固定することにより、フィル
ムキャリヤの各リードの面積の大部分が均一に実装基板
上のパッドと接する。これによりレーザ光を照射する際
に、リードがその実装基板のパッドの半田と適正に接触
し、確実に半田付けを行うことができる。この押さえ治
具は、特にフィルム基材の所定位置を吸着する吸着機構
を有しており、フィルムキャリヤを吸着してそのまま所
望位置に移動させ、これにより迅速且つ的確にリード及
びパッドのアライメントを行うことができる。
【0011】また押さえ治具によりリードをパッドに圧
接させる際、リードの各端部又は両端を一括に或いは個
別に押圧し、いずれの場合においても複数のリードを均
一且つ適正にパッドに圧接させることができる。
【0012】
【実施例】以下、図1乃至図3に基づき、本発明による
フィルムキャリヤ用レーザ半田付け装置及びフィルムキ
ャリヤの実装方法の第一実施例を説明する。
【0013】図1は、本実施例における本発明装置の全
体構成を示している。なお、この実施例においては、例
えばLCD用TABフィルムキャリヤ10を実装基板2
0に実装するものとする。図において、1は基板固定台
であり、実装基板20がこの基板固定台1上の所定位置
に固定される。2は押さえ部材3及びこの押さえ部材3
を支持するアーム部材4を有する押さえ治具であり、こ
の例ではLCD用TABフィルムキャリヤ10の後述す
るリードの両端部に対応した2組の押さえ部材3及びア
ーム部材4により構成される押さえ治具2が配設され
る。
【0014】また図1において、5は押さえ部材3の適
所に接続された真空吸引管であり、この真空吸引管5は
図示されていない真空吸引装置により真空引きされるよ
うになっていると共に、真空吸引管5の先端は、押さえ
部材3の押さえ部3aの下端にて開口している。6は基
板固定台1の上方に配置されたレーザ発振器であり、こ
のレーザ発振器6は、下方に向けてレーザ光6aを照射
すると共に、基板固定台1と平行に例えばX−Y方向に
移動し得るように構成されている。
【0015】上記の場合、押さえ治具2は、基板固定台
1に対して所定位置(X−Y方向)に移動・設定される
ようになっている。そして、アーム部材4を介して押さ
え部材3が一定ストローク上下動し得るようになってい
る。その場合、押さえ部材3を下方に付勢する力量を適
宜調整することができる。この実施例においては、押さ
え部材3は、一体物に形成されており、複数のリードの
全体に対応し得る幅(図示例ではY方向)を有してい
る。また真空吸引管5を介して行われる真空吸引の強さ
及びタイミング等は、適宜調整可能に構成されている。
【0016】更にまた、本発明方法において、真空吸引
管5により押さえ部材3を介してLCD用TABフィル
ムキャリヤ10の所定位置を吸着し、その吸着されたL
CD用TABフィルムキャリヤ10のリード13を実装
基板20上のパッド21に対してアライメントし、アラ
イメントされたリード13の端部をパッド21に対して
圧接させ、この状態でリード13に沿ってレーザ光6a
を照射してリード13及びパッド21を半田接合するよ
うにしたものである。
【0017】ここで、LCD用TABフィルムキャリヤ
10において、そのフィルムキャリヤ11は、ポリイミ
ド等の材料により形成されたフィルム基材12及びこの
フィルム基材12上にパターン形成された複数のリード
13を有している。図2は、そのLCD用TABフィル
ムキャリヤ10の要部詳細構造を示しているが、各リー
ド13は、インナーリード14及びアウターリード15
により構成され、デバイスホール16内に突出するイン
ナーリード14にてバンプ17を介して半導体チップ1
8を接続・搭載するようになっている。半導体チップ1
8は、ポッティング樹脂19等によって封止されてい
る。リード13、特にアウターリード15の先端部15
a及び基部15bは、フィルム基材12により固定・支
持される。つまりアウターリード15の先端部15a
は、フィルム基材12の端部12aを介して相互に繋が
っている(図1参照)。
【0018】実装基板20において、図2に示されるよ
うに、アウターリード15に対応して複数のパッド21
が所定ピッチで配列されている。各パッド21はアウタ
ーリード15に沿って一定の長さと一定の幅とを有して
いる。また各パッド21には予め半田22がプリコート
されており、後述するようにアウターリード15及びパ
ッド21は、この半田22を介して相互に接合されるよ
うになっている。
【0019】次に、上記の構成で成るフィルムキャリヤ
用レーザ半田付け装置により、LCD用TABフィルム
キャリヤ10を実装基板20に実装する場合について説
明する。例えば、先ず実装基板20が、基板固定台1上
の所定位置に固定される。一方LCD用TABフィルム
キャリヤ10は、押さえ治具2において真空吸引管5を
介して真空吸引することによりその押さえ治具2に真空
吸着される。この場合、各押さえ治具2の押さえ部材3
は、その押さえ部3aの開口にてアウターリード15の
先端部15a及び基部15b付近のそれぞれフィルム基
材12を吸着する。この吸着によりLCD用TABフィ
ルムキャリヤ10は押さえ部材3によって確実に保持さ
れる。
【0020】LCD用TABフィルムキャリヤ10を吸
着した押さえ治具2は、図3に示されるように基板固定
台1上の実装基板20の位置まで移動される。そして、
基板固定台1と押さえ治具2の相対位置を調整すること
により、フィルム基材12により固定・支持されたアウ
ターリード15と実装基板20のパッド21とがアライ
メントされる。このアライメント完了後、各押さえ治具
2を下降させることにより、一方の押さえ部材3がアウ
ターリード15の先端部15aを、また他方の押さえ部
材3がアウターリード15の基部15bをそれぞれ押圧
し、これによりアウターリード15をパッド21に圧接
させる。
【0021】次に、レーザ発振器6を作動させてアウタ
ーリード15に沿ってレーザ光6aを照射することによ
り、半田22がリフローし、この結果リード13及びパ
ッド21が半田接合される。このようにレーザ光6aを
照射する際に、特にアウターリード15の両端部をそれ
ぞれ一括で押圧するため、各パッド21に対応するアウ
ターリード15の面積の大部分がそのパッド21と接触
する。従って、複数のアウターリード15とパッド21
との適正な接触を図り、両者の半田付けを確実に且つ均
一に行うことができる。
【0022】なお上記の場合、予め基板固定台1上の実
装基板20とLCD用TABフィルムキャリヤ10のア
ウターリード15とをアライメントしておき、この後、
押さえ治具2をフィルムキャリヤ11に向けて下降させ
ることにより、上記と同様に一方の押さえ部材3がアウ
ターリード15の先端部15aを、また他方の押さえ部
材3がアウターリード15の基部15bをそれぞれ押圧
し、これによりアウターリード15をパッド21に圧接
させるようにしてもよい。
【0023】次に、本発明によるフィルムキャリヤ用レ
ーザ半田付け装置の第二実施例を説明する。図4は、本
実施例における本発明装置の要部構成を示している。こ
の第二実施例においては、押さえ治具2は、アウターリ
ード15の両端部、即ちアウターリード15の先端部1
5a及び基部15bに対応してそれぞれ配置される一対
の押さえ部材30を有している。各押さえ部材30は、
それぞれのアウターリード15に対して整合配置される
ようにした複数の押さえ部30aを有している。なおこ
の場合、好適にはアウターリード15毎に押さえ部30
aが設けられるが、或いは複数のアウターリード15を
まとめてこれに対して1つの押さえ部30aを対応させ
るようにしてもよい。
【0024】この第二実施例では、各押さえ部材30が
アウターリード15の先端部15a及び基部15bをそ
れぞれ押圧し、これによりアウターリード15をパッド
21に圧接させる。ところで、実装基板20と押さえ治
具2の間の平行度が十分でない場合、各アウターリード
15に付与されるべき荷重が均一にならず、そのままで
はアウターリード15の浮きが発生する危険がある。第
二実施例によれば、このような場合においても、各アウ
ターリード15を好適には個別に押圧するため多数のア
ウターリード15間での荷重のバラツキをなくすことが
できる。従って複数のアウターリード15とパッド21
との適正な接触を図り、両者の半田付けを確実に且つ均
一に行うことができる。
【0025】図5は、本発明装置の第三実施例における
の要部構成を示している。この第三実施例では、押さえ
治具2は、アウターリード15の両端部に対応してそれ
ぞれ配置される一対の押さえ部材40を有している。各
押さえ部材40は、それぞれのアウターリード15に対
して整合配置されるようにした複数の押さえ部40aを
有している。更に、各押さえ部40aは、それらの軸方
向に一定ストローク上下動可能に装着された接触子40
bを有しており、この接触子40bは、押さえ部40a
内に内蔵されたスプリング(図示されていない)等の弾
機手段によって弾性接触するようになっている。
【0026】第三実施例では、各アウターリード15を
個別に押圧するため多数のアウターリード15間での荷
重のバラツキをなくすることができるのは勿論である
が、特に各押さえ部40aは、接触子40bを介してア
ウターリード15の端部にて弾発的に係合し、適正荷重
でしかも均一荷重でアウターリード15及びパッド21
の適正な接触を図ることができる。
【0027】更に、図6に示した本発明装置の第四実施
例において、押さえ治具2は、アウターリード15の両
端部を一括で押圧する押さえ部材50を有している。ま
た押さえ部材50,50間には開口51が形成されてい
るが、押さえ治具2は一体物として構成されている。こ
の第四実施例では、レーザ発振器6を作動させてアウタ
ーリード15に沿ってレーザ光6aを照射する際に、そ
のレーザ光6aの光路と干渉しないように開口51を確
保し、この場合においても複数のアウターリード15と
パッド21との半田付けを確実に且つ均一に行うことが
できる。
【0028】なお、上述の各実施例において、アウター
リード15の先端部15aにてフィルム基材12が設け
られていないTABフィルムキャリヤの場合、その先端
部15aを押さえ治具2により直接押圧し、この状態で
レーザ光6aを照射することができ、この場合において
も上記各実施例を同様な作用効果を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ーザ光を用いてこの種のTABフィルムキャリヤを基板
実装する場合に、押さえ治具によりそのフィルムキャリ
ヤのリードの大部分が実装基板上のパッドと接するよう
にし、レーザ光照射の際、リードがその実装基板のパッ
ド部の半田と適正に接触し、確実に半田付けを行うこと
ができる。そして特に、狭小ピッチのリードを有するT
ABフィルムキャリヤに対して有効に対応することがで
きる等の優れた利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィルムキャリヤ用レーザ半田付け装
置の第一実施例における全体構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るLCD用TABフィルムキャリヤ
の構成例を示す断面図である。
【図3】本発明の第一実施例における装置の要部構成を
示す斜視図である。
【図4】本発明の第二実施例における装置の要部構成を
示す斜視図である。
【図5】本発明の第三実施例における装置の要部構成を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第四実施例における装置の要部構成を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板固定台 2 押さえ治具 3 押さえ部材 3a 押さえ部 4 アーム部材 5 真空吸引管 6 レーザ発振器 6a レーザ光 10 LCD用TABフィルムキャリヤ 11 フィルムキャリヤ 12 フィルム基材 13 リード 14 インナーリード 15 アウターリード 15a 先端部 15b 基部 16 デバイスホール 18 半導体チップ 19 ポッティング樹脂 20 実装基板 30 押さえ部材 40 押さえ部材 50 押さえ部材
フロントページの続き (72)発明者 山口 哲 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵株 式会社エレクトロニクス研究所内 (72)発明者 大門 正博 相模原市淵野辺5−10−1 新日本製鐵株 式会社エレクトロニクス研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムキャリヤのフィルム基材により
    固定・支持された複数のリードと実装基板上のパッドと
    をアライメントして、前記リードに沿ってレーザ光を照
    射することにより、前記リード及び前記パッドを半田接
    合するようにしたフィルムキャリヤ用レーザ半田付け装
    置において、 所定位置に固定した前記実装基板に対して位置設定され
    た前記フィルムキャリヤ上方にて上下動可能に構成され
    ており、そのフィルムキャリヤにおける前記リードの端
    部付近を押圧し得るようにした押さえ治具を備え、この
    押さえ治具によって前記リードを前記パッドに圧接させ
    るようにしたことを特徴とするフィルムキャリヤ用レー
    ザ半田付け装置。
  2. 【請求項2】 前記押さえ治具は、前記リードの端部付
    近に位置する前記フィルム基材を吸着し得る吸着機構を
    有していることを特徴とする請求項1に記載のフィルム
    キャリヤ用レーザ半田付け装置。
  3. 【請求項3】 前記押さえ治具は、前記リードの各端部
    にてそれぞれ一括で押圧し得るようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のフィルムキャリヤ用レーザ半田付
    け装置。
  4. 【請求項4】 前記押さえ治具は、前記リードの各端部
    にてそれらを個別に押圧し得るようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のフィルムキャリヤ用レーザ半田付
    け装置。
  5. 【請求項5】 前記押さえ治具は、前記リードの各端部
    にてそれらを個別且つ弾発的に押圧し得るようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載のフィルムキャリヤ用レ
    ーザ半田付け装置。
  6. 【請求項6】 前記押さえ治具は、前記リードの両端部
    を一括で押圧し得るようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載のフィルムキャリヤ用レーザ半田付け装置。
  7. 【請求項7】 フィルム基材により固定・支持された複
    数のリードを有するフィルムキャリヤの所定位置を吸着
    する工程と、 吸着された前記フィルムキャリヤの前記リードを実装基
    板上のパッドに対してアライメントする工程と、 アライメントされた前記リードの端部を前記実装基板の
    前記パッドに対して圧接させる工程と、 前記リードに沿ってレーザ光を照射し、前記リード及び
    前記パッドを半田接合する工程と、を備え、 前記リードを前記パッドに対して圧接させる際、前記リ
    ードの端部を一括で又は個別に押圧するようにしたこと
    を特徴とするフィルムキャリヤの実装方法。
JP14860694A 1994-06-07 1994-06-07 フィルムキャリヤ用レーザ半田付け装置及びこの装置を用いたフィルムキャリヤの実装方法 Withdrawn JPH07335697A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09232367A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Nec Corp 半導体装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09232367A (ja) * 1996-02-21 1997-09-05 Nec Corp 半導体装置の製造方法

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