JPH0733553Y2 - 電線端末防護キャップ - Google Patents

電線端末防護キャップ

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JPH0733553Y2
JPH0733553Y2 JP1988138333U JP13833388U JPH0733553Y2 JP H0733553 Y2 JPH0733553 Y2 JP H0733553Y2 JP 1988138333 U JP1988138333 U JP 1988138333U JP 13833388 U JP13833388 U JP 13833388U JP H0733553 Y2 JPH0733553 Y2 JP H0733553Y2
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JP
Japan
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electric wire
flat portion
cap
protection cap
terminal
Prior art date
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Application number
JP1988138333U
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English (en)
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JPH0260432U (ja
Inventor
吉計 中田
宇一 木田
Original Assignee
株式会社きんでん
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は配電線工事等において、切断した電線の端末に挿
嵌して被覆し、作業員等が感電する事故から防護し、次
の工事を行う場合に作業の容易な電線端末防護キャップ
に関するものである。
(従来の技術) 一般に配電線工事等において切断した電線の端末が露出
したままの状態で放置されていると、作業員等が接触し
て感電する危険性がある。
そこで従来、この種の端末防護に当たっては、一端を開
放した比較的小内径のテーパ孔を有するゴム製キャップ
を端末に挿嵌した上、開口部に貼着テープを巻き付け、
不測の脱落を防止している。
また、実公昭55−45714号、実開昭53−78478号の各公報
も開示されるが、実公昭55−45714号公報では作業員等
が感電する事故から防護できない。また、各公報はそれ
ぞれ一回きりの使用で、本案のような配電線工事等の繰
り返し使用には適用できない。
(考案が解決しようとする課題) 従来、電線端末防護に当たっての端末防護キャップは、
比較的細径の電線の場合において、その把持はテーパ孔
との線状接触なので、保持力が弱く、作業中に脱落し、
作業員等が感電するおそれがあるという問題点があっ
た。また、比較的大径の電線やC型コネクター等で接続
された突起状部がある場合には、端末に防護キャップが
挿嵌できないという欠点があった。
そして、電線端末部が短い場合は防護キャップの挿嵌が
出来難く、キャップを使用できない場合は絶縁貼着テー
プで防護するしか手段がなかった次第である。また、キ
ャップが使用できる場合にもキャップ自体に把持力がな
いから、脱落防止のためキャップの口部を端末に被冠し
た上、貼着テープ等で固定しなければならず、いずれの
場合も作業が頗る煩雑になる欠点があった。
それに、これらキャップを貼着テープ等で固定したり、
絶縁貼着テープで防護するものは、次の工事をなす場合
等には、貼着テープ等或いは絶縁貼着テープを一々剥離
する必要があり、高所の作業が頗る煩雑で非能率となる
欠点があった。
本案は、簡単に作製することができ、種々の径の電線に
適用でき、容易に電線端末に挿嵌できると共に、脱落の
おそれがなく、着脱の容易な電線端末防護キャップを提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案においては、一端を
閉塞し、他端を開口した電気絶縁性かつ弾性物質製筒体
の中間部を偏平状部とする。
そして、その偏平状部4の両端4a,4aを中心方向に押圧
せしめ、偏平状部4を紡錘形等に開口させるようになし
たものである。
(作用) 一端1を閉塞し、他端2を開口した比較的大径の電気絶
縁性かつ弾性物質製筒体3の中間部を偏平状部4とし、
偏平状部4の両端4a、4aを中心方向に押圧せしめると、
偏平状部4は約4Kgfの力で紡錘形等に開口するものであ
る。だから、比較的大径の電線やC型コネクター等で接
続された突起状部があっても容易に筒体3を電線端末に
挿嵌できる。
また、その押圧を解除すれば、偏平状部4における紡錘
形等の開口は元の偏平状に復帰するため、細径の電線切
断端末でも偏平状部4で面状に接触把持されるものであ
る。
(実施例) 以下に本案に係る電線端末防護キャップの実施の一例を
示した添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本案の電線端末防護キャップで電線端末防護時
の状態を示す要部斜視図で、第2図は偏平状部を横方向
より見た状態を示す筒体の側面図、第3図は偏平状部を
縦方向より見た状態を示す同平面図である。第4図は第
1図のA−A線断面図である。
第1図〜第3図に示す符号3は一端1を閉塞し、他端2
を開口した比較的大径の筒体で、エチレン・プロピレン
系合成ゴム(EPDM)にプレス加硫成型を施すことにより
成形したものである。そして、このエチレン・プロピレ
ン系合成ゴム製の筒体1の弾性はもとより電気絶縁性お
よび耐候性に富んだものである。
また、筒耐3の中間部に絶縁プレス加硫成型時にプレス
金型により、第2図に示すように上下両端4a,4aが筒体
3より僅かに突出し、第3図に示すように筒体3より凹
んだ偏平状部4を成形したものである。
さらに、筒体3は比較的大径の電線又はC型コネクター
等の接合部を挿嵌可能であるが、特に大径の電線の端末
又はC型コネクター等の接合部を防護するためには、筒
体3を特別に大径に作製することもできるものである。
これを使用するに当たっては、偏平状部4の両端4a,4a
を中心方向に押圧し、その偏平状部4を紡錘形等に開口
して、電線5の端末6に挿入し、手を離せば、筒体3の
紡錘形等に開口していた偏平状部4は本来の偏平状に復
帰する。すると、第4図に示すように電線5の端末6は
偏平状部4に面状に挟まれ、電線5の端末6を安定に把
持するものである。
また、端末線が短い場合には、筒体3の他端2における
開口部を、短い端末線のクランプカバーのキャップ部
(いずれも図示せず)まで挿入でき、中間部の偏平状部
4で電線5の端末6を確実に把持できる。
(考案の効果) 一端1を閉塞し、他端2を開口した電気絶縁性かつ弾性
物質製筒体3をエチレン・プロピレン系合成ゴムとし、
中間部の偏平状部4をプレス加硫成型することにより成
形したから、簡単に作製することができる。
また、偏平状部4の両端4a,4aを中心方向に押圧して偏
平状部4を紡錘形等に開口するのに要する力は約4Kgf
で、作業員がゴム手袋の上に皮手袋をはめた完全防護状
態にあっても、容易に着脱作業が行えるものである。
さらに、偏平状部4は紡錘形等に開口するから、種々の
径の電線に適用でき、比較的大径の電線やC型コネクタ
ー等で接続された突起状部があっても、容易に電線5の
端末6に挿嵌可能である。
また、電線5の端末線が短い場合に筒体3の他端2の開
口部を、短い端末線のクランンプカバーのキャップ部ま
で挿入できるから、各種電線端末を安全に保護できる。
それに、偏平状部4は電線5の端末6を面状に把持する
ため、比較的細径に電線でも保持力が大きくなり、作業
員が作業中に本案の電線端末防護装置に当接することが
あっても、容易に脱落することがない。
よって、貼着テープによる固定の必要がなく、貼着テー
プ或いは絶縁貼着テープの着脱作業が省略でき、着脱が
容易で、この種配電線工事が安全かつ高能率に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本案実施の一例を示したもので、第1図は本
案の電線端末防護キャップで電線端末防護時の要部斜視
図、第2図は筒体の偏平状部を横方向より見た筒体の側
面図、第3図は偏平状部を縦方向より見た同平面図であ
る。第4図は第1図のA−A線断面図である。 1…一端、2…他端、3…筒体、4…偏平状部、4a…
端、5…電線、6…端末。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端1を閉塞し、他端2を開口した電気絶
    縁性かつ弾性物質製筒体3の中間部を偏平状部4とし、
    その偏平状部4の両端4a,4aを中心方向に押圧せしめ、
    偏平状部4を紡錘形等に開口させるようになしたことを
    特徴とする電線端末防護キャップ。
JP1988138333U 1988-10-24 1988-10-24 電線端末防護キャップ Expired - Lifetime JPH0733553Y2 (ja)

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JP1988138333U JPH0733553Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 電線端末防護キャップ

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JP1988138333U JPH0733553Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 電線端末防護キャップ

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JPH0260432U JPH0260432U (ja) 1990-05-02
JPH0733553Y2 true JPH0733553Y2 (ja) 1995-07-31

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018092823A (ja) * 2016-12-05 2018-06-14 Asti株式会社 ワイヤーハーネス用防水キャップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5253036B2 (ja) * 2008-08-18 2013-07-31 Asti株式会社 ハーネス用防水キャップ
JP5737131B2 (ja) * 2011-10-18 2015-06-17 住友電装株式会社 ワイヤハーネス

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JPS5378478U (ja) * 1976-11-30 1978-06-29
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JPH0260432U (ja) 1990-05-02

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