JPH07335061A - 自動開閉器の動作状態検出装置 - Google Patents
自動開閉器の動作状態検出装置Info
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- JPH07335061A JPH07335061A JP14706894A JP14706894A JPH07335061A JP H07335061 A JPH07335061 A JP H07335061A JP 14706894 A JP14706894 A JP 14706894A JP 14706894 A JP14706894 A JP 14706894A JP H07335061 A JPH07335061 A JP H07335061A
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- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 16
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims abstract description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 主接点の動作を取出す機構の構造を簡単にし
て組立てを容易にする。 【構成】 主接点を駆動する回転軸32にレバー31を
固定し、レバー31の上端にL形金具33を溶接する。
このとき、L形金具33の凸部を外方にしかつその陵線
を回転軸32と平行にすることによりドッグを形成す
る。また、回転軸32の上方の開閉器本体ケース34に
補強板35を溶接により固定し、補強板35に1対のス
イッチ取付板36,37をなべ小ねじ40により固定す
る。さらに、スイッチ取付板36,37に主接点の切お
よび入状態を検出するためのマイクロスイッチ38,3
9をなべ小ねじ41によりそれぞれ固定するとともに、
それぞれののヒンジレバー42,43がL形金具33に
より動作される位置に合わせる。
て組立てを容易にする。 【構成】 主接点を駆動する回転軸32にレバー31を
固定し、レバー31の上端にL形金具33を溶接する。
このとき、L形金具33の凸部を外方にしかつその陵線
を回転軸32と平行にすることによりドッグを形成す
る。また、回転軸32の上方の開閉器本体ケース34に
補強板35を溶接により固定し、補強板35に1対のス
イッチ取付板36,37をなべ小ねじ40により固定す
る。さらに、スイッチ取付板36,37に主接点の切お
よび入状態を検出するためのマイクロスイッチ38,3
9をなべ小ねじ41によりそれぞれ固定するとともに、
それぞれののヒンジレバー42,43がL形金具33に
より動作される位置に合わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柱上高圧自動開閉器の
ように遠方制御により入・切操作される自動開閉器にお
いて、その動作状態を電気信号として取り出す動作状態
検出装置に関する。
ように遠方制御により入・切操作される自動開閉器にお
いて、その動作状態を電気信号として取り出す動作状態
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動開閉器における動作状態検出
装置は、主接点が支持されている回転軸の回動位置をマ
イクロスイッチにより検出している。図5〜図8は、従
来の動作状態検出装置を示し、図5,図6は入状態を、
図7,図8は切状態を示す。図において、1はレバーで
あり、その一端が主接点(図示せず)を駆動する回転軸
2に固定されている。レバー1のほぼ中間位置に回転軸
2と平行にピン3が溶接により固定され、ピン3により
スライドレバー4が連結されている。スライドレバー4
の中間部から他端にかけて長孔5が形成され、さらにス
ライドレバー4の幅方向の両外側に回転軸2と平行にピ
ン7,8が溶接により固定されている。
装置は、主接点が支持されている回転軸の回動位置をマ
イクロスイッチにより検出している。図5〜図8は、従
来の動作状態検出装置を示し、図5,図6は入状態を、
図7,図8は切状態を示す。図において、1はレバーで
あり、その一端が主接点(図示せず)を駆動する回転軸
2に固定されている。レバー1のほぼ中間位置に回転軸
2と平行にピン3が溶接により固定され、ピン3により
スライドレバー4が連結されている。スライドレバー4
の中間部から他端にかけて長孔5が形成され、さらにス
ライドレバー4の幅方向の両外側に回転軸2と平行にピ
ン7,8が溶接により固定されている。
【0003】長孔5内には、回転軸2と平行なピン6が
嵌合されている。このピン6は取付板9に溶接により固
定され、取付板9は開閉器本体のケース11に溶接によ
り固定された補強板12,13に、なべ小ねじ14によ
り固定されている。さらに、取付板9の上部には、支持
板15がなべ小ねじ10により固定され、この支持板1
5に切状態を検出するためのマイクロスイッチ17がな
べ小ねじ19により固定されている。同じく、下部には
支持板16を介して入状態を検出するためのマイクロス
イッチ18がなべ小ねじ19により固定されている。な
お、ピン3,6の先端には、抜け止めのためにE形止め
輪21,22が係止されている。
嵌合されている。このピン6は取付板9に溶接により固
定され、取付板9は開閉器本体のケース11に溶接によ
り固定された補強板12,13に、なべ小ねじ14によ
り固定されている。さらに、取付板9の上部には、支持
板15がなべ小ねじ10により固定され、この支持板1
5に切状態を検出するためのマイクロスイッチ17がな
べ小ねじ19により固定されている。同じく、下部には
支持板16を介して入状態を検出するためのマイクロス
イッチ18がなべ小ねじ19により固定されている。な
お、ピン3,6の先端には、抜け止めのためにE形止め
輪21,22が係止されている。
【0004】次に動作について説明する。主接点が投入
されると、回転軸2が時計方向に回動することによりレ
バー1も回動し、レバー1に連動してスライドレバー4
が押し出されるが、長孔5にピン6が係合されているの
で、スライドレバー4の他端は直線に近い一定の軌跡を
描いて右下方向へ移動する。回転軸2が最終位置に到達
して、図5,図6のように入状態となると、スライドレ
バー4上のピン8がマイクロスイッチ18のヒンジレバ
ー24を押圧し、マイクロスイッチ18の出力が変化す
る。それにより、入状態になったことが電気信号として
取り出される。
されると、回転軸2が時計方向に回動することによりレ
バー1も回動し、レバー1に連動してスライドレバー4
が押し出されるが、長孔5にピン6が係合されているの
で、スライドレバー4の他端は直線に近い一定の軌跡を
描いて右下方向へ移動する。回転軸2が最終位置に到達
して、図5,図6のように入状態となると、スライドレ
バー4上のピン8がマイクロスイッチ18のヒンジレバ
ー24を押圧し、マイクロスイッチ18の出力が変化す
る。それにより、入状態になったことが電気信号として
取り出される。
【0005】次に、主接点が遮断される場合は、回転軸
2が反時計方向に回動することによりレバー1も反時計
方向に回動し、レバー1の回動に連動してスライドレバ
ー4が引き寄せられ、その他端は左上の方向に移動す
る。それにより、ヒンジレバー24からピン8が離間
し、マイクロスイッチ18が元の状態に復帰する。次い
で、回転軸2が最終位置に到達して、図7,図8のよう
な切状態となると、ピン7がマイクロスイッチ17のヒ
ンジレバー23を押圧し、マイクロスイッチ17の出力
が変化する。それにより、切状態になったことが電気信
号として取り出される。このようにして得られる2個の
マイクロスイッチ17,18の出力信号により、主接点
の動作状態が監視される。
2が反時計方向に回動することによりレバー1も反時計
方向に回動し、レバー1の回動に連動してスライドレバ
ー4が引き寄せられ、その他端は左上の方向に移動す
る。それにより、ヒンジレバー24からピン8が離間
し、マイクロスイッチ18が元の状態に復帰する。次い
で、回転軸2が最終位置に到達して、図7,図8のよう
な切状態となると、ピン7がマイクロスイッチ17のヒ
ンジレバー23を押圧し、マイクロスイッチ17の出力
が変化する。それにより、切状態になったことが電気信
号として取り出される。このようにして得られる2個の
マイクロスイッチ17,18の出力信号により、主接点
の動作状態が監視される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した回
転軸2の回動を取り出す機構は、取り付け面となる開閉
器本体のケース11が溶接により組み立てられているた
め、面自体に歪みを有することが多い。さらに、ケース
11に補強板12,13を溶接する際も歪みを生じる。
それにより、補強板12,13に支持される取付板9上
のピン6と回転軸2との平行度が得にくくなる。平行度
が不十分の場合は、ピン3とスライドレバー4、および
スライドレバー4とピン6との間にかじりが生じて回転
軸2の回動を阻害し、マイクロスイッチ17,18だけ
でなく、開閉器本体の動作不良の原因になることもあ
る。そこで、従来は、組み立て時に、E形止め輪21,
22の内側にスペーサ25,26を挟み込むことによ
り、平行度の調整を行っている。しかしながら、このよ
うな調整工程は、1台ごとにバラツキがあるため作業者
に経験と熟練が要求されて大変煩わしい作業となり、コ
ストもその分、高騰してしまうという問題があった。本
発明は上記問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは、経験と熟練を有しない作業者で
も簡単に組み立てることのできる自動開閉器の動作状態
検出装置を提供することにある。
転軸2の回動を取り出す機構は、取り付け面となる開閉
器本体のケース11が溶接により組み立てられているた
め、面自体に歪みを有することが多い。さらに、ケース
11に補強板12,13を溶接する際も歪みを生じる。
それにより、補強板12,13に支持される取付板9上
のピン6と回転軸2との平行度が得にくくなる。平行度
が不十分の場合は、ピン3とスライドレバー4、および
スライドレバー4とピン6との間にかじりが生じて回転
軸2の回動を阻害し、マイクロスイッチ17,18だけ
でなく、開閉器本体の動作不良の原因になることもあ
る。そこで、従来は、組み立て時に、E形止め輪21,
22の内側にスペーサ25,26を挟み込むことによ
り、平行度の調整を行っている。しかしながら、このよ
うな調整工程は、1台ごとにバラツキがあるため作業者
に経験と熟練が要求されて大変煩わしい作業となり、コ
ストもその分、高騰してしまうという問題があった。本
発明は上記問題点を解決するためになされたもので、そ
の目的とするところは、経験と熟練を有しない作業者で
も簡単に組み立てることのできる自動開閉器の動作状態
検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、開閉器本体ケースの近傍で主接点の回転
軸に固定されたレバーと、凸部を外方にしかつその陵線
を回転軸と平行にしてレバー先端に溶接されたL形金具
と、レバー先端の外方に位置する開閉器本体のケース面
上に溶接により取り付けられた補強板と、補強板にねじ
止めされた1対のスイッチ取付板と、主接点の入状態お
よび切状態のときのL形金具の位置に対応して両スイッ
チ取付板上に取り付けられた1対のマイクロスイッチと
を備えたことを特徴とする。
に、本発明は、開閉器本体ケースの近傍で主接点の回転
軸に固定されたレバーと、凸部を外方にしかつその陵線
を回転軸と平行にしてレバー先端に溶接されたL形金具
と、レバー先端の外方に位置する開閉器本体のケース面
上に溶接により取り付けられた補強板と、補強板にねじ
止めされた1対のスイッチ取付板と、主接点の入状態お
よび切状態のときのL形金具の位置に対応して両スイッ
チ取付板上に取り付けられた1対のマイクロスイッチと
を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明においては、開閉器本体のケース面上に
溶接により取り付けられた補強板にさらにねじ止めによ
り1対のスイッチ取付板が取り付けられる。このスイッ
チ取付板に、主接点の動作状態を検出するための1対の
マイクロスイッチが支持される。さらに、マイクロスイ
ッチのアクチュエータを作動させるためのL形金具が、
主接点の回転軸に固定されたレバーの先端に溶接により
固定される。それにより、開閉器の主接点が投入されて
入状態になると、回転軸が回動してレバー先端のL形金
具が一方のマイクロスイッチのアクチュエータを作動さ
せる。また、入状態から開閉器の主接点が遮断されて切
状態になると、回転軸が回動してレバー先端のL形金具
が一方のマイクロスイッチのアクチュエータから離れ、
他方のマイクロスイッチのアクチュエータを作動させ
る。その結果、開閉器本体のケース面に歪みがあった場
合およびケース面と補強板の溶接時に歪みが生じた場合
でも、レバー先端のL形金具がマイクロスイッチのアク
チュエータを動作させることには何ら支障がない。
溶接により取り付けられた補強板にさらにねじ止めによ
り1対のスイッチ取付板が取り付けられる。このスイッ
チ取付板に、主接点の動作状態を検出するための1対の
マイクロスイッチが支持される。さらに、マイクロスイ
ッチのアクチュエータを作動させるためのL形金具が、
主接点の回転軸に固定されたレバーの先端に溶接により
固定される。それにより、開閉器の主接点が投入されて
入状態になると、回転軸が回動してレバー先端のL形金
具が一方のマイクロスイッチのアクチュエータを作動さ
せる。また、入状態から開閉器の主接点が遮断されて切
状態になると、回転軸が回動してレバー先端のL形金具
が一方のマイクロスイッチのアクチュエータから離れ、
他方のマイクロスイッチのアクチュエータを作動させ
る。その結果、開閉器本体のケース面に歪みがあった場
合およびケース面と補強板の溶接時に歪みが生じた場合
でも、レバー先端のL形金具がマイクロスイッチのアク
チュエータを動作させることには何ら支障がない。
【0009】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明に係る実施例の入状態を示す説明図、
図2は図1の右側面図であり、また、図3は同じく実施
例の切状態を示す説明図、図4は図3の右側面図であ
る。図において、31はレバーであり、そのほぼ中心部
が主接点(図示せず)を駆動する回転軸32に固定され
ている。レバー31の上端にはL形金具33が凸部を外
方にしかつその陵線を回転軸32と平行にして溶接され
ている。
る。図1は本発明に係る実施例の入状態を示す説明図、
図2は図1の右側面図であり、また、図3は同じく実施
例の切状態を示す説明図、図4は図3の右側面図であ
る。図において、31はレバーであり、そのほぼ中心部
が主接点(図示せず)を駆動する回転軸32に固定され
ている。レバー31の上端にはL形金具33が凸部を外
方にしかつその陵線を回転軸32と平行にして溶接され
ている。
【0010】また、回転軸32の上方に位置する開閉器
本体ケース34面に補強板35が溶接により固定され、
補強板35には1対のスイッチ取付板36,37がなべ
小ねじ40により固定され、スイッチ取付板36には切
状態を検出するためのマイクロスイッチ38がなべ小ね
じ41により取り付けられている。同じく、スイッチ取
付板37に入状態を検出するためのマイクロスイッチ3
9がなべ小ねじ41により取り付けられている。なお、
レバー31の下端は、図示しないストッパーピンに当接
して入・切の動作範囲を規制する。
本体ケース34面に補強板35が溶接により固定され、
補強板35には1対のスイッチ取付板36,37がなべ
小ねじ40により固定され、スイッチ取付板36には切
状態を検出するためのマイクロスイッチ38がなべ小ね
じ41により取り付けられている。同じく、スイッチ取
付板37に入状態を検出するためのマイクロスイッチ3
9がなべ小ねじ41により取り付けられている。なお、
レバー31の下端は、図示しないストッパーピンに当接
して入・切の動作範囲を規制する。
【0011】次に、動作について説明する。遠方制御に
より主接点が投入されると、回転軸32が時計方向に回
動されることにより、レバー31先端のL形金具33が
右方向に移動する。回転軸32が最終位置に到達する
と、図1,図2のような入状態となり、L形金具33は
ドッグとして作用し、マイクロスイッチ39のアクチュ
エータであるヒンジレバー43を押圧することによりマ
イクロスイッチ39の出力が変化する。それにより、入
状態になったことが電気信号として取り出される。
より主接点が投入されると、回転軸32が時計方向に回
動されることにより、レバー31先端のL形金具33が
右方向に移動する。回転軸32が最終位置に到達する
と、図1,図2のような入状態となり、L形金具33は
ドッグとして作用し、マイクロスイッチ39のアクチュ
エータであるヒンジレバー43を押圧することによりマ
イクロスイッチ39の出力が変化する。それにより、入
状態になったことが電気信号として取り出される。
【0012】さらに、入状態から主接点が遮断される場
合は、回転軸32が反時計方向に回動されることによ
り、レバー31先端のL形金具33が左方向に移動し、
L形金具33がヒンジレバー43から離間してマイクロ
スイッチ39の出力が元の状態に戻る。さらに、回転軸
32が回動して最終位置に到達すると、図3,図4のよ
うに切状態となり、L形金具33がマイクロスイッチ3
8のヒンジレバー42を押圧し、マイクロスイッチ38
の出力が変化する。それにより、切状態になったことが
電気信号として取り出される。このようにして得られた
2個のマイクロスイッチ38,39の出力信号により、
主接点の動作状態が監視される。
合は、回転軸32が反時計方向に回動されることによ
り、レバー31先端のL形金具33が左方向に移動し、
L形金具33がヒンジレバー43から離間してマイクロ
スイッチ39の出力が元の状態に戻る。さらに、回転軸
32が回動して最終位置に到達すると、図3,図4のよ
うに切状態となり、L形金具33がマイクロスイッチ3
8のヒンジレバー42を押圧し、マイクロスイッチ38
の出力が変化する。それにより、切状態になったことが
電気信号として取り出される。このようにして得られた
2個のマイクロスイッチ38,39の出力信号により、
主接点の動作状態が監視される。
【0013】上述したように、この実施例は、主接点の
動作状態を回転軸32に固定したレバー31の回動位置
として取り出し、その先端のL形金具33の移動位置の
両端部に配設しておいたマイクロスイッチ38,39の
ヒンジレバー42,43に、L形金具33を当接させる
という簡単な機構により構成されている。そのため、マ
イクロスイッチ38,39を支持する開閉器本体ケース
34に歪みがあっても、あるいはケース34と補強板3
5の溶接時に歪みが生じても、レバー31の回動には何
ら影響を及ぼすことがない。
動作状態を回転軸32に固定したレバー31の回動位置
として取り出し、その先端のL形金具33の移動位置の
両端部に配設しておいたマイクロスイッチ38,39の
ヒンジレバー42,43に、L形金具33を当接させる
という簡単な機構により構成されている。そのため、マ
イクロスイッチ38,39を支持する開閉器本体ケース
34に歪みがあっても、あるいはケース34と補強板3
5の溶接時に歪みが生じても、レバー31の回動には何
ら影響を及ぼすことがない。
【0014】つまり、ドッグとして作用するL形金具3
3はレバー31を介して回転軸32により直に回動され
るため、余分な動作伝達用の機構部品がない。そのた
め、組み立て時に、各部に歪みがあっても、ヒンジレバ
ー42,43とL形金具33が当接可能なようにマイク
ロスイッチ38,39の取り付け位置を調整するだけで
すみ、従来のような面倒な調整が不要となる。また、従
来装置に比べて、この実施例では部品点数が少なくなり
コストダウンが可能になる。なお、実施例ではマイクロ
スイッチにアクチュエータがヒンジレバーであるものを
用いたが、リーフスプリング等の他のアクチュエータか
らなるマイクロスイッチを用いることも可能である。
3はレバー31を介して回転軸32により直に回動され
るため、余分な動作伝達用の機構部品がない。そのた
め、組み立て時に、各部に歪みがあっても、ヒンジレバ
ー42,43とL形金具33が当接可能なようにマイク
ロスイッチ38,39の取り付け位置を調整するだけで
すみ、従来のような面倒な調整が不要となる。また、従
来装置に比べて、この実施例では部品点数が少なくなり
コストダウンが可能になる。なお、実施例ではマイクロ
スイッチにアクチュエータがヒンジレバーであるものを
用いたが、リーフスプリング等の他のアクチュエータか
らなるマイクロスイッチを用いることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、主接
点の回転軸に固定されたレバーの先端に溶接されたL形
金具が、直接マイクロスイッチのアクチュエータを作動
させるため、開閉器本体のケース面に歪みがあっても、
あるいはケース面と補強板の溶接時に歪みが生じても、
レバー先端のL形金具の移動動作には何ら影響を及ぼす
ことがない。つまり、相互に精度が影響する機構部がな
いため組み立てが簡単になり、熟練や経験のない初心者
でも容易に組み立てられるようになる。また、機構部の
構成が簡単になった分、部品点数が少なくなりコストダ
ウンが可能になる。
点の回転軸に固定されたレバーの先端に溶接されたL形
金具が、直接マイクロスイッチのアクチュエータを作動
させるため、開閉器本体のケース面に歪みがあっても、
あるいはケース面と補強板の溶接時に歪みが生じても、
レバー先端のL形金具の移動動作には何ら影響を及ぼす
ことがない。つまり、相互に精度が影響する機構部がな
いため組み立てが簡単になり、熟練や経験のない初心者
でも容易に組み立てられるようになる。また、機構部の
構成が簡単になった分、部品点数が少なくなりコストダ
ウンが可能になる。
【図1】本発明に係る実施例の入状態を示す説明図であ
る。
る。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】本発明に係る実施例の切状態を示す説明図であ
る。
る。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】従来例の入状態を示す説明図である。
【図6】図5の右側面図である。
【図7】従来例の切状態を示す説明図である。
【図8】図7の右側面図である。
31 レバー 32 回転軸 33 L形金具 34 開閉器本体ケース 35 補強板 36,37 スイッチ取付板 38,39 マイクロスイッチ 40,41 なべ小ねじ 42,43 ヒンジレバー
Claims (1)
- 【請求項1】 開閉器本体ケースの近傍で主接点の回転
軸に固定されたレバーと、 凸部を外方にしかつその陵線を回転軸と平行にしてレバ
ー先端に溶接されたL形金具と、 レバー先端の外方に位置する開閉器本体のケース面上に
溶接により取り付けられた補強板と、 補強板にねじ止めされた1対のスイッチ取付板と、 主接点の入状態および切状態のときのL形金具の位置に
対応して両スイッチ取付板上に取り付けられた1対のマ
イクロスイッチと、 を備えたことを特徴とする自動開閉器の動作状態検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14706894A JPH07335061A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 自動開閉器の動作状態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14706894A JPH07335061A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 自動開閉器の動作状態検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07335061A true JPH07335061A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=15421760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14706894A Pending JPH07335061A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 自動開閉器の動作状態検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07335061A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009021246A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Ls Industrial Systems Co Ltd | 気中遮断器用投入作動可能表示装置及びこれを有する気中遮断器 |
JP2015227153A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-17 | アイシン精機株式会社 | シート駆動装置 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP14706894A patent/JPH07335061A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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