JPH073348Y2 - マイクロ波測定治具 - Google Patents
マイクロ波測定治具Info
- Publication number
- JPH073348Y2 JPH073348Y2 JP7049289U JP7049289U JPH073348Y2 JP H073348 Y2 JPH073348 Y2 JP H073348Y2 JP 7049289 U JP7049289 U JP 7049289U JP 7049289 U JP7049289 U JP 7049289U JP H073348 Y2 JPH073348 Y2 JP H073348Y2
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- JP
- Japan
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- circuit component
- microwave circuit
- microwave
- microstrip line
- coaxial
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Description
本考案は、フィルタ、増幅器等のマイクロ波回路部品の
電気特性を測定するためのマイクロ波測定治具に関する
ものである。
電気特性を測定するためのマイクロ波測定治具に関する
ものである。
フィルタ、増幅器等のマイクロ波回路部品の電気特性を
測定する場合には、一端に同軸コネクタを接続したマイ
クロストリップラインを表面に有する一対の同軸・マイ
クロストリップライン変換ブロックと、取外し自在に表
面にマイクロ波回路部品を位置決めして取付け可能であ
って前記一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブ
ロック間に挾まれて該マイクロ波回路部品を前記マイク
ロストリップラインの開放他端の間に接続して当該マイ
クロ波回路部品の測定回路を形成するマイクロ波回路部
品位置決めブロックとを具備するマイクロ波測定治具が
使用されている。 従来のこの種のマイクロ波測定治具1′は、例えば第2
及び3図に示すように、同軸・マイクロストリップライ
ン変換ブロック10及び20にバカ孔14′及び24′がマイク
ロストリップライン12及び22を繋ぐ直線の両側に平行に
貫通して設けられ、また、マイクロ波回路部品位置決め
ブロック30に雌ネジ部32′が設けられていて、マイクロ
波回路部品位置決めブロック30にマイクロ波回路部品2
を位置決めしてマイクロ波回路部品2の測定回路が形成
されるように同軸・マイクロストリップライン変換ブロ
ック10,20とマイクロ波回路部品位置決めブロック30と
を接合した際にバカ孔14′、24′及び雌ネジ部32′が連
通し、従って、雌ネジ部32′に合った4本のネジ40′で
ネジ締めすることによりマイクロ波回路部品2がマイク
ロ波測定治具1′にセットされるようになっている。 従って、マイクロ波回路部品を交換する場合には、ドラ
イバーを使用し、4本のネジ40′を弛めてマイクロ波回
路部品位置決めブロック30からマイクロ波回路部品2を
取外し、マイクロ波回路部品位置決めブロック30にマイ
クロ波回路部品2を搭載して4本のネジ40′を締めてマ
イクロ波回路部品2をセットしてマイクロ波回路部品の
交換を行っている。
測定する場合には、一端に同軸コネクタを接続したマイ
クロストリップラインを表面に有する一対の同軸・マイ
クロストリップライン変換ブロックと、取外し自在に表
面にマイクロ波回路部品を位置決めして取付け可能であ
って前記一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブ
ロック間に挾まれて該マイクロ波回路部品を前記マイク
ロストリップラインの開放他端の間に接続して当該マイ
クロ波回路部品の測定回路を形成するマイクロ波回路部
品位置決めブロックとを具備するマイクロ波測定治具が
使用されている。 従来のこの種のマイクロ波測定治具1′は、例えば第2
及び3図に示すように、同軸・マイクロストリップライ
ン変換ブロック10及び20にバカ孔14′及び24′がマイク
ロストリップライン12及び22を繋ぐ直線の両側に平行に
貫通して設けられ、また、マイクロ波回路部品位置決め
ブロック30に雌ネジ部32′が設けられていて、マイクロ
波回路部品位置決めブロック30にマイクロ波回路部品2
を位置決めしてマイクロ波回路部品2の測定回路が形成
されるように同軸・マイクロストリップライン変換ブロ
ック10,20とマイクロ波回路部品位置決めブロック30と
を接合した際にバカ孔14′、24′及び雌ネジ部32′が連
通し、従って、雌ネジ部32′に合った4本のネジ40′で
ネジ締めすることによりマイクロ波回路部品2がマイク
ロ波測定治具1′にセットされるようになっている。 従って、マイクロ波回路部品を交換する場合には、ドラ
イバーを使用し、4本のネジ40′を弛めてマイクロ波回
路部品位置決めブロック30からマイクロ波回路部品2を
取外し、マイクロ波回路部品位置決めブロック30にマイ
クロ波回路部品2を搭載して4本のネジ40′を締めてマ
イクロ波回路部品2をセットしてマイクロ波回路部品の
交換を行っている。
このように第2及び3図に示す従来のマイクロ波測定治
具4は、ドライバーを使用して4本のネジを締めたり弛
めたりしなければならず、ドライバーがないとマイクロ
波回路部品が交換できない、4回もネジを締めたり弛め
たりするのでマイクロ波回路部品の交換に労力および時
間がかかる、という問題がある。 従って、本考案は、ドライバーを使用しなくても作業性
良くマイクロ波回路部品の交換が行え、しかもマイクロ
波回路部品を正しく位置決めしてセットすることができ
るマイクロ波測定治具を提供することを目的とする。
具4は、ドライバーを使用して4本のネジを締めたり弛
めたりしなければならず、ドライバーがないとマイクロ
波回路部品が交換できない、4回もネジを締めたり弛め
たりするのでマイクロ波回路部品の交換に労力および時
間がかかる、という問題がある。 従って、本考案は、ドライバーを使用しなくても作業性
良くマイクロ波回路部品の交換が行え、しかもマイクロ
波回路部品を正しく位置決めしてセットすることができ
るマイクロ波測定治具を提供することを目的とする。
本考案は、一端に同軸コネクタを接続したマイクロスト
リップラインを表面に有する一対の同軸・マイクロスト
リップライン変換ブロックと、取外し自在に表面にマイ
クロ波回路部品を位置決めして取付け可能であって前記
一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブロック間
に挾まれて該マイクロ波回路部品を前記マイクロストリ
ップラインの開放他端の間に接続して当該マイクロ波回
路部品の測定回路を形成するマイクロ波回路部品位置決
めブロックとを具備する上記第2及び3図に示すタイプ
のマイクロ波測定治具に対し、前記同軸・マイクロスト
リップライン変換ブロックのそれぞれと前記マイクロ波
回路部品位置決めブロックとを接合した際に前記マイク
ロ波回路部品の測定回路が形成されるように前記同軸・
マイクロストリップライン変換ブロックのそれぞれと前
記マイクロ波回路部品位置決めブロックの接合面に嵌合
する凹凸を設け、かつ、この凹凸を嵌合した際に前記マ
イクロストリップラインに平行に連通するように、前記
同軸・マイクロストリップライン変換ブロックの一方に
雌ネジ部を設けると共に、前記同軸・マイクロストリッ
プライン変換ブロックの他方及び前記マイクロ波回路部
品位置決めブロックにそれぞれバカ孔を設け、更に、該
雌ネジ部と螺合して前記一対の同軸・マイクロストリッ
プライン変換ブロックと前記マイクロ波回路部品位置決
めブロックとを接合固定するつまみ付ネジを設けること
により上記目的を達成したものである。
リップラインを表面に有する一対の同軸・マイクロスト
リップライン変換ブロックと、取外し自在に表面にマイ
クロ波回路部品を位置決めして取付け可能であって前記
一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブロック間
に挾まれて該マイクロ波回路部品を前記マイクロストリ
ップラインの開放他端の間に接続して当該マイクロ波回
路部品の測定回路を形成するマイクロ波回路部品位置決
めブロックとを具備する上記第2及び3図に示すタイプ
のマイクロ波測定治具に対し、前記同軸・マイクロスト
リップライン変換ブロックのそれぞれと前記マイクロ波
回路部品位置決めブロックとを接合した際に前記マイク
ロ波回路部品の測定回路が形成されるように前記同軸・
マイクロストリップライン変換ブロックのそれぞれと前
記マイクロ波回路部品位置決めブロックの接合面に嵌合
する凹凸を設け、かつ、この凹凸を嵌合した際に前記マ
イクロストリップラインに平行に連通するように、前記
同軸・マイクロストリップライン変換ブロックの一方に
雌ネジ部を設けると共に、前記同軸・マイクロストリッ
プライン変換ブロックの他方及び前記マイクロ波回路部
品位置決めブロックにそれぞれバカ孔を設け、更に、該
雌ネジ部と螺合して前記一対の同軸・マイクロストリッ
プライン変換ブロックと前記マイクロ波回路部品位置決
めブロックとを接合固定するつまみ付ネジを設けること
により上記目的を達成したものである。
上記構成のマイクロ波測定治具によれば、.マイクロ
波回路部品位置決めブロック表面のマイクロ波回路部品
の取付け取外し可能な位置決め位置、.一対の同軸・
マイクロストリップライン変換ブロック及びマイクロ波
回路部品位置決めブロックの互いに接合する面に設けら
れた嵌合する凹凸によってマイクロ波回路部品がマイク
ロ波測定治具に位置決めされる。 また、1)マイクロ波回路部品位置決めブロックの表面
の所定位置にマイクロ波回路部品を取付け、このマイク
ロ波回路部品を取付けたマイクロ波回路部品位置決めブ
ロックと一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブ
ロックとをそれぞれの嵌合する凹凸を合わせて接合し、
つまみ付ネジをバカ孔に通して雌ネジ部にネジ締めする
ことによりマイクロ波回路部品がマイクロ波測定治具に
セットされ、2)逆につまみ付ネジを弛めてマイクロ波
回路部品位置決めブロックから同軸・マイクロストリッ
プライン変換ブロックをそれぞれ離し、マイクロ波回路
部品位置決めブロックからマイクロ波回路部品を取外
す。この取付け取外し作業によりマイクロ波測定治具か
らマイクロ波回路部品が交換される。
波回路部品位置決めブロック表面のマイクロ波回路部品
の取付け取外し可能な位置決め位置、.一対の同軸・
マイクロストリップライン変換ブロック及びマイクロ波
回路部品位置決めブロックの互いに接合する面に設けら
れた嵌合する凹凸によってマイクロ波回路部品がマイク
ロ波測定治具に位置決めされる。 また、1)マイクロ波回路部品位置決めブロックの表面
の所定位置にマイクロ波回路部品を取付け、このマイク
ロ波回路部品を取付けたマイクロ波回路部品位置決めブ
ロックと一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブ
ロックとをそれぞれの嵌合する凹凸を合わせて接合し、
つまみ付ネジをバカ孔に通して雌ネジ部にネジ締めする
ことによりマイクロ波回路部品がマイクロ波測定治具に
セットされ、2)逆につまみ付ネジを弛めてマイクロ波
回路部品位置決めブロックから同軸・マイクロストリッ
プライン変換ブロックをそれぞれ離し、マイクロ波回路
部品位置決めブロックからマイクロ波回路部品を取外
す。この取付け取外し作業によりマイクロ波測定治具か
らマイクロ波回路部品が交換される。
以下に図面とともに実施例を示し、この考案を更に詳し
く説明する。 第1図は、本考案のマイクロ波測定治具の一例を示すも
ので、このマイクロ波測定治具1は、一端に同軸コネク
タ11をハンダ付け等により電気的に接続したマイクロス
トリップライン12を表面に有する同軸・マイクロストリ
ップライン変換ブロック10と、この同軸・マイクロスト
リップライン変換ブロック10と対称的に同軸コネクタ21
及びマイクロストリップライン22を有する同軸・マイク
ロストリップライン変換ブロック20と、マイクロ波回路
部品位置決めブロック30と含んで構成されている。 この内のマイクロ波回路部品位置決めブロック30は、そ
の表面が取付け取外しするマイクロ波回路部品2と同一
サイズとなっており、その表面にマイクロ波回路部品2
を載せるだけでマイクロ波回路部品2がこの上に簡単に
位置決めされるとともにマイクロ波回路部品2の接地が
なされるようになっている。 また、マイクロ波回路部品位置決めブロック30の同軸・
マイクロストリップライン変換ブロック10,20と接合さ
れる両面にそれぞれ2本のガイドピン31が垂直に突出し
て設けられ、同軸・マイクロストリップライン変換ブロ
ック10,20にはそれぞれこのガイドピン31に嵌合する穴1
3,23が設けられ、この穴13,23にガイドピン31を嵌めて
同軸・マイクロストリップライン変換ブロック10,20を
それぞれマイクロ波回路部品2を取付けたマイクロ波回
路部品位置決めブロック30と接合し、マイクロ波回路部
品2とマイクロストリップライン12,22の開放端とを図
示しない金リボンでボンディングすることによりマイク
ロ波回路部品2とマイクロストリップライン12,22とが
それぞれ電気的に接続され、マイクロ波回路部品2の測
定回路が形成されるようになっている。 更に、同軸・マイクロストリップライン変換ブロック20
の略中央には雌ネジ部24が、マイクロストリップライン
22と平行な方向に貫通する形で形設されており、同軸・
マイクロストリップライン変換ブロック10の略中央に
は、前記雌ネジ部24に螺合するネジが出入れ自在のバカ
孔14が、マイクロストリップライン12と平行な方向に貫
通する形で形設されている。また、マイクロ波回路部品
位置決めブロック30の略中央には、前記雌ネジ部24に螺
合するネジが出入れ自在のバカ孔32が、同軸・マイクロ
ストリップライン変換ブロック10,20と接合される両面
に貫通する形で形設されている。そして、穴13,23にガ
イドピン31を嵌めて同軸・マイクロストリップライン変
換ブロック10,20をそれぞれマイクロ波回路部品位置決
めブロック30と接合した際には、これらバカ孔14,32及
び雌ネジ部24は互いに連通した状態となる。 そしてマイクロ波測定治具1には、バカ孔14及び32を貫
通して雌ネジ部24と螺合する雄ネジ部を有するつまみ付
ネジ40が設けられており、バカ孔14の同軸コネクタ11側
からつまみ付ネジ40を差込んでバカ孔14及び32を通して
雌ネジ部24にネジ締めすることにより同軸・マイクロス
トリップライン変換ブロック10,20とマイクロ波回路部
品2を取付けたマイクロ波回路部品位置決めブロック30
とが接合固定され、マイクロ波回路部品2がマイクロ波
測定治具1にセットされる。逆に図示しない金リボンを
外し、つまみ付ネジ40を弛めてマイクロ波回路部品位置
決めブロック30から同軸・マイクロストリップライン変
換ブロック10,20をそれぞれ離し、マイクロ波回路部品
位置決めブロック30からマイクロ波回路部品2を取外
す。この取付け取外し作業によりマイクロ波測定治具か
らマイクロ波回路部品が交換される。 以上に本考案の一実施例を示したが、本考案のマイクロ
波測定治具は、第1図のマイクロ波測定治具のガイドピ
ン31を例えば同軸・マイクロストリップライン変換ブロ
ック10に設け、接合時に対面するマイクロ波回路部品位
置決めブロック30の面にこのガイドピン31に嵌合する穴
を設けたり、また、ガイドピンの本数及びこれに嵌合す
る穴数も2ではなく3以上であっても良く、更に例えば
板状突起とこれに嵌合する溝のようなガイドピン及びこ
れに嵌合する穴以外の嵌合する凹凸の組合わせであって
も良い。更に、雌ネジ部24は必ずしも貫通孔である必要
はなく、同軸・マイクロストリップライン変換ブロック
20の途中で穴が終るネジ穴であっても良く、実用新案登
録請求の範囲に記載された範囲内で種々の変形が可能で
ある。
く説明する。 第1図は、本考案のマイクロ波測定治具の一例を示すも
ので、このマイクロ波測定治具1は、一端に同軸コネク
タ11をハンダ付け等により電気的に接続したマイクロス
トリップライン12を表面に有する同軸・マイクロストリ
ップライン変換ブロック10と、この同軸・マイクロスト
リップライン変換ブロック10と対称的に同軸コネクタ21
及びマイクロストリップライン22を有する同軸・マイク
ロストリップライン変換ブロック20と、マイクロ波回路
部品位置決めブロック30と含んで構成されている。 この内のマイクロ波回路部品位置決めブロック30は、そ
の表面が取付け取外しするマイクロ波回路部品2と同一
サイズとなっており、その表面にマイクロ波回路部品2
を載せるだけでマイクロ波回路部品2がこの上に簡単に
位置決めされるとともにマイクロ波回路部品2の接地が
なされるようになっている。 また、マイクロ波回路部品位置決めブロック30の同軸・
マイクロストリップライン変換ブロック10,20と接合さ
れる両面にそれぞれ2本のガイドピン31が垂直に突出し
て設けられ、同軸・マイクロストリップライン変換ブロ
ック10,20にはそれぞれこのガイドピン31に嵌合する穴1
3,23が設けられ、この穴13,23にガイドピン31を嵌めて
同軸・マイクロストリップライン変換ブロック10,20を
それぞれマイクロ波回路部品2を取付けたマイクロ波回
路部品位置決めブロック30と接合し、マイクロ波回路部
品2とマイクロストリップライン12,22の開放端とを図
示しない金リボンでボンディングすることによりマイク
ロ波回路部品2とマイクロストリップライン12,22とが
それぞれ電気的に接続され、マイクロ波回路部品2の測
定回路が形成されるようになっている。 更に、同軸・マイクロストリップライン変換ブロック20
の略中央には雌ネジ部24が、マイクロストリップライン
22と平行な方向に貫通する形で形設されており、同軸・
マイクロストリップライン変換ブロック10の略中央に
は、前記雌ネジ部24に螺合するネジが出入れ自在のバカ
孔14が、マイクロストリップライン12と平行な方向に貫
通する形で形設されている。また、マイクロ波回路部品
位置決めブロック30の略中央には、前記雌ネジ部24に螺
合するネジが出入れ自在のバカ孔32が、同軸・マイクロ
ストリップライン変換ブロック10,20と接合される両面
に貫通する形で形設されている。そして、穴13,23にガ
イドピン31を嵌めて同軸・マイクロストリップライン変
換ブロック10,20をそれぞれマイクロ波回路部品位置決
めブロック30と接合した際には、これらバカ孔14,32及
び雌ネジ部24は互いに連通した状態となる。 そしてマイクロ波測定治具1には、バカ孔14及び32を貫
通して雌ネジ部24と螺合する雄ネジ部を有するつまみ付
ネジ40が設けられており、バカ孔14の同軸コネクタ11側
からつまみ付ネジ40を差込んでバカ孔14及び32を通して
雌ネジ部24にネジ締めすることにより同軸・マイクロス
トリップライン変換ブロック10,20とマイクロ波回路部
品2を取付けたマイクロ波回路部品位置決めブロック30
とが接合固定され、マイクロ波回路部品2がマイクロ波
測定治具1にセットされる。逆に図示しない金リボンを
外し、つまみ付ネジ40を弛めてマイクロ波回路部品位置
決めブロック30から同軸・マイクロストリップライン変
換ブロック10,20をそれぞれ離し、マイクロ波回路部品
位置決めブロック30からマイクロ波回路部品2を取外
す。この取付け取外し作業によりマイクロ波測定治具か
らマイクロ波回路部品が交換される。 以上に本考案の一実施例を示したが、本考案のマイクロ
波測定治具は、第1図のマイクロ波測定治具のガイドピ
ン31を例えば同軸・マイクロストリップライン変換ブロ
ック10に設け、接合時に対面するマイクロ波回路部品位
置決めブロック30の面にこのガイドピン31に嵌合する穴
を設けたり、また、ガイドピンの本数及びこれに嵌合す
る穴数も2ではなく3以上であっても良く、更に例えば
板状突起とこれに嵌合する溝のようなガイドピン及びこ
れに嵌合する穴以外の嵌合する凹凸の組合わせであって
も良い。更に、雌ネジ部24は必ずしも貫通孔である必要
はなく、同軸・マイクロストリップライン変換ブロック
20の途中で穴が終るネジ穴であっても良く、実用新案登
録請求の範囲に記載された範囲内で種々の変形が可能で
ある。
以上説明してきたように、本考案によれば、一対の同軸
・マイクロストリップライン変換ブロック及びマイクロ
波回路部品位置決めブロックの互いに接合する面に設け
られた凹凸を嵌合してつまみ付ネジをバカ孔に通して雌
ネジ部にネジ締めすることにより簡単にマイクロ波測定
治具が得られる。 また、本考案のマイクロ波測定治具によれば、つまみ付
ネジを弛めてマイクロ波回路部品位置決めブロック表面
の所定位置にマイクロ波回路部品を取付け、再びつまみ
付ネジを締めつけることにより同軸コネクタ、マイクロ
ストリップライン及び測定するマイクロ波回路部品が電
気的に接続される。この様に1本のつまみ付ネジを締め
つけたり弛めたりするだけで簡単にマイクロ波回路部品
がマイクロ波測定治具に取付けたり取外したりできるの
で、従来の4本のネジでネジ止するマイクロ波測定治具
に比較して作業性良く、正確なマイクロ波回路部品の電
気測定が行えるという効果を奏する。
・マイクロストリップライン変換ブロック及びマイクロ
波回路部品位置決めブロックの互いに接合する面に設け
られた凹凸を嵌合してつまみ付ネジをバカ孔に通して雌
ネジ部にネジ締めすることにより簡単にマイクロ波測定
治具が得られる。 また、本考案のマイクロ波測定治具によれば、つまみ付
ネジを弛めてマイクロ波回路部品位置決めブロック表面
の所定位置にマイクロ波回路部品を取付け、再びつまみ
付ネジを締めつけることにより同軸コネクタ、マイクロ
ストリップライン及び測定するマイクロ波回路部品が電
気的に接続される。この様に1本のつまみ付ネジを締め
つけたり弛めたりするだけで簡単にマイクロ波回路部品
がマイクロ波測定治具に取付けたり取外したりできるの
で、従来の4本のネジでネジ止するマイクロ波測定治具
に比較して作業性良く、正確なマイクロ波回路部品の電
気測定が行えるという効果を奏する。
第1図は、本考案のマイクロ波測定治具の一例を概略的
に示す分解斜視図、 第2図は、従来のマイクロ波測定治具の一例を概略的に
示す平面図、 第3図は、第2図のマイクロ波測定治具の側面図であ
る。 1,1′……マイクロ波測定治具、2……マイクロ波回路
部品、10,20……同軸・マイクロストリップライン変換
ブロック、11,21……同軸コネクタ、12,22……マイクロ
ストリップライン、30……マイクロ波回路部品位置決め
ブロック、31……ガイドピン、13,23……穴、14,32……
バカ孔、24……雌ネジ部、40……つまみ付ネジ、14′,2
4′……バカ孔、32′……雌ネジ部、40′……ネジ。
に示す分解斜視図、 第2図は、従来のマイクロ波測定治具の一例を概略的に
示す平面図、 第3図は、第2図のマイクロ波測定治具の側面図であ
る。 1,1′……マイクロ波測定治具、2……マイクロ波回路
部品、10,20……同軸・マイクロストリップライン変換
ブロック、11,21……同軸コネクタ、12,22……マイクロ
ストリップライン、30……マイクロ波回路部品位置決め
ブロック、31……ガイドピン、13,23……穴、14,32……
バカ孔、24……雌ネジ部、40……つまみ付ネジ、14′,2
4′……バカ孔、32′……雌ネジ部、40′……ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】一端に同軸コネクタを接続したマイクロス
トリップラインを表面に有する一対の同軸・マイクロス
トリップライン変換ブロックと、取外し自在に表面にマ
イクロ波回路部品を位置決めして取付け可能であって前
記一対の同軸・マイクロストリップライン変換ブロック
間に挾まれて該マイクロ波回路部品を前記マイクロスト
リップラインの開放他端と接続して当該マイクロ波回路
部品の測定回路を形成するマイクロ波回路部品位置決め
ブロックとを具備するマイクロ波測定治具において、 前記同軸・マイクロストリップライン変換ブロックのそ
れぞれと前記マイクロ波回路部品位置決めブロックとを
接合した際に前記マイクロ波回路部品の測定回路が形成
されるように前記同軸・マイクロストリップライン変換
ブロックのそれぞれと前記マイクロ波回路部品位置決め
ブロックの接合面に嵌合する凹凸を設け、かつ、この凹
凸を嵌合した際に前記マイクロストリップラインに平行
に連通するように、前記同軸・マイクロストリップライ
ン変換ブロックの一方に雌ネジ部を設けると共に、前記
同軸・マイクロストリップライン変換ブロックの他方及
び前記マイクロ波回路部品位置決めブロックにそれぞれ
バカ孔を設け、更に、該雌ネジ部と螺合して前記一対の
同軸・マイクロストリップライン変換ブロックと前記マ
イクロ波回路部品位置決めブロックとを接合固定するつ
まみ付ネジを設けたことを特徴とするマイクロ波測定治
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7049289U JPH073348Y2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | マイクロ波測定治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7049289U JPH073348Y2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | マイクロ波測定治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0310265U JPH0310265U (ja) | 1991-01-31 |
JPH073348Y2 true JPH073348Y2 (ja) | 1995-01-30 |
Family
ID=31606697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7049289U Expired - Fee Related JPH073348Y2 (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | マイクロ波測定治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073348Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP7049289U patent/JPH073348Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0310265U (ja) | 1991-01-31 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |